第14回大会

第1試合

前回の大会から一週間が経っていたある日、また都内某所には数々のアイドルなどが呼ばれていた。
控え室は多くあったが、その中には最近CMをキャンセルするなど、フランスに渡ったりしてから言動が怪しくなり、情緒不安定になっていた末広涼子の姿があった。
「冗談じゃないわよ・・・あっちから映画に出てって言うから行けば、馬鹿にされて・・」涼子は近くのパイプ椅子を蹴っ飛ばして荒れていた。
ガチャ・・「失礼するよ・・。今日は第1試合に出てもらうけど、いいかな?」謎の男が涼子に問いかけると、「いいわよ、何試合目でもねっ!」と頬を膨らませて言い返していった。
「だったら、たまにはアイドルと言う事を忘れて、暴れてみるのもいいんじゃないか?」含み笑いで謎の男は涼子に呟く。
「いいわよ・・・だったらデスマッチでも何でもいいから、相手を滅茶苦茶にさせてもらうわ!」涼子は早くも白いスポーツビキニに着替えて立ち上がって言い放っていった。
「楽しみにしているよ・・・涼子。」謎の男は控え室から出ていくと、内心は上手く悪役を作れるかもしれないと喜んでいた。
そしてまたいつもの会場では、リングを囲んで観客達が歓声をあげていた。
「ただ今より第1試合を開始します!」リングアナのコールに、リングに向かって走ってくる二人の影。そう、一方は末広涼子だった。
そして後からリングに入っていったのは、以前に涼子を痛めつけた事のある優花がリングに入っていった。
「何よ!また私に虐めてもらいたいの?」優花が余裕で涼子に詰め寄ると、「近くに寄らないでよ・・・あなた口が臭うわよ!」涼子が優花に言い返すと、「なっ・・何ですって・・アンタ教育が必要ねっ!」優花が顔を真っ赤にして怒っていくと、涼子は構わず「コーナーに引っ込んでろよ・・・ゴングが鳴ったら可愛がってやるからさっ・・」とコーナーにふてぶてしく寄りかかっていった。
「ふんっ、後でほえ面かくなよ!」優花はコーナーに戻ってゴングを待つと、リングアナがコールを始めていった。
「ただ今より第1試合を行います!青コーナー、末広〜涼子〜!・・・赤コーナー、優花〜!」そのコールの後、突然涼子がマイクを奪い取ると、いきなり「おいっ、優花!今日はデスマッチルールで完全にお前の息の根を止めてやるぜ!」とアイドルとは思えない言葉を吐き出していった。
「上等だよ!あんたの可愛い顔は今日でお終いだよ!」と優花も納得して観客を煽っていった。
「いいぞ〜っ!優花〜今日は末広に教えてやれよ!デスマッチの怖さってものを!」観客は優花が有利と思い、声援を送っていった。
「カァーン!」そしてゴングが鳴ると、まずはリング中央で睨み合うが、涼子はいつもになく鋭い視線で優花を睨み付けていった。
そして先に手を出したのは優花だった。バッシーン!突然涼子の頬に張り手を叩き込むと、涼子はニヤニヤして優花に近づいていった。
「痛いなら痛いっていいなさいよ!」優花が更に張り手を入れていくが、涼子はそのまま立っていた。
必死に黒いビキニ姿で涼子に張り手を入れるが、涼子が突然パンチを優花の顔面に入れていくと、優花の顔面が早くも赤く染まっていった。
ガツッ・・「ぐうっ・・」優花が鼻血を流しながらフラつくと、「いくよ〜っ!」と涼子は観客にアピールすると、優花の顔面に更に追い打ちを掛けるようにエルボーを叩き込んでいった。
しかし優花も意地になって「調子にのってるんじゃね〜よ!」と涼子のお腹にパンチを入れるが、以外にも涼子は腹筋を鍛えていたので跳ね返された。
「何っ・・それっ?」涼子がそのパンチのお返しに、優花にタックルに行くと優花が潰していった・・・。
優花が「大した事ないわねぇ!」と涼子を押さえていくと、股間に風が当たるのに気が付いた。そう、涼子はタックルが目的ではなく、優花のパンティを下げるのが目的だったのだ。
「いいよ〜!優花ちゃんのアソコが丸見えだぁぁ・・!」観客の卑猥な言葉に、優花は急いで涼子を放してパンティを上げていった。
「あらあら、淫乱って事がバレちゃったかしら・・優花さん?」涼子は明らかに変わっていた。
その言動がそう物語っていたが、優花は信じられないと言う表情だった。
「ふんっ、金髪だからって調子にのってんなよ・・末広!」優花が走り込むと、パンチの連打で活路を見いだそうとするが、逆に涼子が以外なボクシングテクニックで顔面にパンチを入れていった。
「ほらほらっ・・あなたその胸が邪魔してるんじゃないの?」涼子は余裕で、顔面からバストなども殴りつけると、優花は堪らずロープ際に押されていった。
「ちっ・・何でよ・・こいつが・・」焦り出す優花。しかしその優花に次々と涼子の攻撃が出されていった。
「アンタはこっちの方がいいんでしょ!」と涼子が優花をリング下に落としていくと、ストンピングで優花を痛めつけていった。
「立ちなさいよ!」更に髪の毛を掴むと起こしていく涼子。そしてグッタリする優花のバストへヒザ蹴りを入れていくと、優花が悲鳴をあげていくと、更に顔面にもヒザ蹴りを鋭く入れていった。
ポタッ・・ポタッ・・「うううっ・・・」下を向く優花の顔から、血がポタポタと垂れていた。
「まだまだよ・・今までのお返しは!」その優花の顔面を、近くの鉄柱に叩き付けていく涼子。
その凄まじいラフファイトぶりは、まるで最近の撮影などのストレスを全て優花に叩き付けている様だった。
「うぎゃあぁぁぁ・・・ひいぃぃぃ・・」珍しく叫び声をあげて苦しむ優花。
既に額は割れていて顔面を血に染めていた。また、その血を浴びて涼子の白いビキニも赤くなりだしていた。
「ほらほらっ、もっと泣き叫ばなきゃ・・・」悲鳴をあげる優花を更に痛めつけていく涼子。既に優花は意識を朦朧とさせながら痛めつけられていた。
優花は「ううっ・・・うぎゃあぁぁぁ・・・」と悲鳴を続けてあげる程に痛めつけられると、この試合を知って優花のタッグパートナーの舞子が涼子の背後に迫っていった。
「このうっ!」突然涼子の脳天にパイプ椅子が叩き付けられると、涼子が倒れ込んでいった。
「優花!」舞子が優花を起こすと、優花は顔面を血に染めてフラフラして立ち上がった。
「勝ち負けよりコイツをやっちゃおうよ!」舞子が優花に言うと、涼子をリングに入れていった。
「二人がかりで痛めつけてやるよ!」舞子は呟くと、涼子にストンピングを叩き込んでいったが、弱いアイドル相手にしか試合をしていなかった舞子のストンピングでは、涼子に大きなダメージは与えられなかった。
「立つんだよ!」舞子が涼子の髪を掴んで起こすと、突然に舞子が悲鳴をあげてリングを転げ回った。
ブシュウゥゥゥゥゥ・・・・「うぎゃあぁぁぁぁぁ・・」舞子が悲鳴をあげていると、何と涼子は口から毒霧を吐き出して舞子の顔面に吹きかけていったのだった。
「二人でも弱いじゃないの・・もう少し楽しませてよ・・」涼子が藻掻き苦しむ舞子を起こすと、その自慢の100p・Jカップと言われる爆乳にヒザ蹴りを入れていった。
グニュ・・「ひいぃぃ・・・」自慢の爆乳を潰されて、悲鳴をあげていく舞子。
しかし涼子はそれで許す筈もなかった。
「リングに上がるなら水着になりなよ!」そう言うと、涼子が舞子を脱がしていった。
そして普通の白いブラとパンティだけにすると、更にリング下に舞子を落としていった。
「邪魔が居なくなったから・・・トドメといくか!」涼子は観客にアピールすると、リングに残された優花に地下プロレス仕込みの胴締めスリーパーを仕掛けていった。
「うぐぐっ・・・ううっ・・・許して・・・」優花が藻掻くが、「静かにしな!」と涼子は更に締め付けていった。
「ぐぐぐっ・・・ぎゅ・・ぎゅぶ・・・わっぷ!」必死で喉を潰されながらもギブアップをアピールするが、涼子は構わず締め上げていく。
ジョワ〜・・・遂に優花は落ちてしまったが、同時に股間からは大量の黄色い液体を流して観客に醜態をさらしてしまった。
女子プロレスの道場などでは失禁は新人がよくあるらしいが、ここではアイドルの失禁シーンはいつも衝撃的だった。
「カンカンカンカン!」ここでゴングがうち鳴らされるが、既に失神している優花を締め上げる涼子。
レフリーが危険と判断して「やめろ!」と涼子を制していくと、涼子は嫌々放していくが、「あっちはもっと凄い闘いだったよ!」と捨て台詞を吐いてリングを後にしていった。
ガッチャーン! 「あ〜あ、何よアレ!」控え室に帰った涼子は、暴れたり無いのか不機嫌だった。
そこへ次の試合の奥葉恵が入ってくると、涼子は「何の用?」と鋭い視線を投げていった。
「いや・・優花さんと試合って言うから・・・」と恵が様子を察して言うと、「アンタには関係ないでしょ・・」と涼子は言い放っていった。
「そ、そんな風に・・・言うことないでしょ・・」恵もムッとするが、涼子は壁を見つめていた。
その涼子に、恵は控え室を後にしていった。
ラフファイトが目立ってきた涼子の試合っぷり。果たしてこのまま悪役になっていくのか・・・?

第2試合

広と険悪な雰囲気になって気分の沈む奥葉恵。しかし恵には試合がすぐに控えていた。
白いスポーツタイプのビキニに身を包んで、恵はリングのある会場へと廊下を歩いていった。
最近関節技などが上手くなったりして、恵も自信を持ち始めていたが、まだ不安が残っているのか水着を確認しながらリングに向かっていった。
「いいぞ〜っ、今日もオッパイ見せてくれ〜!」「期待してるよ〜!メグちゃんの泣く所をっ!」会場に姿を現した恵に、観客は早くも歓声を上げていくと、恵はリングに上がっていった。
「今日の相手は誰だろう?」恵がコーナーで今日の対戦相手を待っていた。
その頃、もう一方の控え室ではあの、岡崎友美が参謀格の男と話していた。
「今日の相手は?」友美が問いかけると、「今日はアイドルとやってもらう・・・、しかし簡単に勝っても観客が納得しないから、今日は好きなように技の練習と思って相手を泣かしてやってくれ。凶器とかもいいし・・・と言うより、君の身体がここでは凶器かな?」参謀格の男は笑みを浮かべて控え室を去ると、友美は「・・・凶器は使いたくないけど、今日は思いっきりやってみよう・・・練習のつもりで・・・」と白い競泳水着に身を包んでリングに向かっていった。
そして友美がリングに入ると、恵は驚きの声をあげた・・・。
「うっ・・うそでしょ・・・あの岡崎友美・・さん・・」恵が驚きの表情を浮かべると、友美は「よろしくね。いつもテレビで見てたわよ、奥葉さん。可愛いわよねぇ、でも今日はお客さんに喜んでもらう為に、ちょっと痛い思いをしてもらうけど・・・」といつもの友ちゃんスマイルで恵に微笑みかけていった。
そんなリング上に、リングアナによってコールが始まっていった。
「ただ今より、第2試合を行います!青コーナー、奥葉〜恵〜!・・・赤コーナー、岡崎〜友美〜!」コールが終わると、二人ともコーナーにさがっていった。
「カァーン!」早くもゴングが鳴り響くと、恵がコーナーから飛び出していった。
そしてコーナーで恵を睨む友美に、恵は警戒しながら近づいていった。
「うりゃあぁぁぁ・・・」いつもになく気合いを入れて恵がドロップキックをコーナーの友美に放つと、お腹に当たるが鍛えられた腹筋に跳ね返されてマットに叩き付けられてしまった。
「なっ・・凄い・・腹筋!」恵が驚いて立ち上がると、今度は友美が「私もいくわよ!」とジャブ気味にパンチを出していくが、筋力はあるが打撃テクニックはないから恵も慣れているのか避けていった。
「あ、あんなの当たったらダウンしちゃうよ!」避けるが必死にパンチを避ける恵。
「これはどう?」友美が恵に言い放つと、今度はローキックを出していった。
スピードこそ無いが、重い蹴りに驚く恵だが、瞬間的にタックルを合わせて蹴り足に組みついていった。「やったあぁぁ・・・タックルが決まった・・」恵は喜んだが・・・。
グッ・・「えっ・・」タックルを上手く決めて倒せると思い全身で激突していった恵だったが、逆に友美に受け止められてしまった。
「ごめんね、恵ちゃん!・・・私の太股って58pもあるから、ちょっとじゃ大丈夫なの!」その友美の言葉に、恵は言葉を失った・・・「58p・・・わ、私のウエストと同じじゃない!」そう思った恵だったが、次の瞬間に友美の腕が恵の頭部を絞めていった。「うぐぐっ・・・」恵の頭に苦痛が加わるが、そう友美がフロントスリーパーを極めていった。
「あ、頭が・・・割れそう・・・」ショーマンシップに慣れていない友美だったので、それこそ失神させる勢いで締めつけていったが、歓声に気づくと放していった。
「これで決めてもねぇ・・」友美は恵を放すと、恵は頭を押さえてリングに転がっていった。
「岡崎〜っ!簡単に勝つんじゃないぞ〜っ!」観客は短時間で試合が終わるといけないと思い、友美に大声で叫んでいった。
「それなら、可哀相だけど恵ちゃんには私の新たな一面を出せるように犠牲になってもらおうかな?」と友美が倒れている恵にストンピングを叩き込むと、髪の毛を掴んで起こしていった。
「いやあぁぁぁ・・髪の毛はやめてぇぇ・・痛いでしょ・・」恵が絶叫していくと、観客は歓声をあげていった。
その髪の毛を掴まれて叫ぶ恵を見て友美は「本当に柔らかそうなお腹ねっ!餅つきみたいにしてみようかしら・・・」と恵にお腹にヒザ蹴りを入れていく友美。
グシュ・・「うげえぇぇ・」友美のヒザがお腹に食い込むと、恵はその可愛い顔を苦痛に歪めていった。
「次は打撃の練習台になって・・それっ!」友美は恵を放すと、一気にパンチを叩き込んでいくが、これは必死に恵が避けていった。
しかし恵も「打撃だったら・・」とパンチを叩き込んでから、ローキックと以外に上手いコンビネーションで友美に攻撃すると、ディフェンスの上手くない友美の顔面・足などに蹴りが決まっていった。
しかしか弱いアイドルの蹴りなどでは、あまりダメージは与えることが出来なかったが、友美は打撃については練習が必要と感じさせられた。
「それそれっ・・打撃だったら・・」更に恵が打撃で攻めると、友美もガードの練習と防御に徹していくが、恵のパンチや蹴りが顔面・バスト・お腹・足へと襲いかかっていった。
コーナーに詰まってガードする友美。その友美に必死になって打撃で攻めるが、次第に恵の手数が減ってきていた。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・このっ!・・はぁ・・」ガードに徹する友美に攻めていてばかりの恵であったが、スタミナ面では友美に敵うはずもなく、息を切らして肩で息をしている状態になっていった。
「あらあら、大丈夫、恵ちゃん?」打撃のキレが無くなってきた恵に対して、今度は私がとばかりに友美のパンチが炸裂していった。
ボゴッ・・ボシュ・・バシィ・・「ぶげえぇぇ・・ぶごぉぉ・・あがががっ・・」友美の豪腕から繰り出されるパンチが恵の顔面を捕らえるたびに、悲痛な悲鳴をあげていく恵。
避けようとしているのでダウンは免れてはいるが、コーナーに押し込まれてしまった。
「今度は蹴り技もいくわよ!」と友美は、恵が逃げれないようにコーナーの恵を挟んでロープを両手で掴むと、一気にヒザ蹴りを何発も叩き込んでいった。
「ぼげえぇぇ・・うげぇぇぇ・・」その鍛えられた太股は、スピードがないかわりに破壊力は十分あり、恵のバストやお腹を潰していくと、既に恵の口からは涎がリングに垂れていた。
「恵ちゃんのお腹って柔らかくて可愛いわね・・羨ましいわ!」友美が笑みを浮かべると、今度は恵をコーナーに磔にしていくと、白いビキニの間から見えている可愛いお腹に「いくよ〜っ!」と珍しく観客に友美が手を挙げると、そのままストマッククローで恵のお腹を握りつぶしていった。
「うぐうぅぅぅ・・・ダメェェェェ・・・ぐるじいぃぃ・・・」友美のクロー攻撃に泣き叫ぶ恵。
「本当に柔らかいのね・・・恵ちゃん!」更に友美は恵のお腹を握りつぶすと、恵は絶叫する様に泣き叫んでいた。
「いいぞぉぉ・・恵ちゃんの泣き顔最高〜っ!」「もっとやっちゃえぇぇぇ・・」観客からは更に残酷な展開を求める声が飛ぶと、友美も観客を喜ばさなくてはいけないと思い、コーナーの恵の髪の毛を捕まえるとヘアーホイップでマットに叩き付けていった。
「うううっ・・・もう・・ダメェェェ・・・」お腹を押さえながら這って苦しむ恵。
「ダメって・・それじゃあ、お客さんが困っちゃうわよ!」そう言うと、這っている恵の髪を掴んで無理矢理に起こしていった。
「次は、これはどうかしら・・・」と友美が呟いた次の瞬間、恵の身体は顎を支点にして浮かび上がっていった。そう、ネックハンキングツリーを仕掛けられていったのだった。
必死に友美の腕を掴んで技の苦痛から逃れようとする恵。しかし友美の力には無意味だった。
「それそれっ!」更に揺さぶって恵を追い込んでいく友美。しかし観客から「岡崎〜っ、簡単に決めるなよ!」と声がかかると、恵の身体をマットに落としていった。
「そうね・・、簡単に決めたらつまらないし・・・」そう言うと、友美は自らロープに走り込んでいった。
一方、恵は咳き込んでマットに倒れ込んでいたが、そこへ友美が助走をつけて飛び上がると、そのまま恵の喉元に豪快なギロチンドロップを叩き込んでいった。
「!!!」足を激しくバタバタさせて藻掻き苦しむ恵。それもその筈、恵の喉元には自分のウエストと同じ太さの太股が叩き付けられたのだから、恵としては地獄の苦しみだった。しかし恵の地獄はこれで終わらなかった。
「ふふふっ、恵ちゃんとウエストと同じ私の太股の威力、もう少し楽しませてあげるわね!」と藻掻き苦しむ恵の髪を掴んで、今度はヘッドシザースを極めていく友美。
「うぐっ・・ううっ・・・」更に激しく藻掻いていく恵。次第に恵の顔色が青白くなっていくと、恵の抵抗も無くなってきた。
「あらあら、もう落ちちゃうの?」その恵に、友美が困った表情を浮かべて恵を放すと、恵はグッタリしていった。
「今度はこれはどうかしら?」と座る恵の背後から、胴を太股で締め上げていくと、友美は両腕でマットを支えるようにして太股だけで恵の締め上げていった。
「うぷっ・・ううっ・・おえっ・・おえっ・・」すると恵は口を押さえていった。そう、友美の強烈な胴締めに激しい嘔吐感に襲われていたのだった。
「それっ・・どう私の太股の味は?」友美は観客に聞こえるように笑みを浮かべながら絞めていくと、恵は遂に口から胃液を吐きだしてしまった。
「おえええぇぇぇぇぇ・・・うえぇぇ・・・」可愛い口から豪快に胃液を吐きだしていく恵。
そして恵の吐き出した胃液が恵の白いビキニも汚していったが、更に友美の絞めている足にもかかっていった。
「うわっ・・汚いわねぇぇ・・」友美は自らの足に胃液の感触を認めると、絞めている足を更に絞めながら、今度は恵の上半身に絡みついていくと、スリーパーも同時に仕掛けていくアナコンダスリーパーを掛けていった。
「・・・・・・」悲鳴をあげたくても喉元を友美に潰されて悲鳴もあげられず、ジタバタも出来ずに苦しむ恵。
「ほらほらっ、苦しい?」友美はプロレス的に問いかけるが、恵の口からは何も発されなかった・・・と言うか、言えなかった。
しかし、言葉の代わりに恵のパンティが白色から黄色に変わると、恵は失禁してしまっていた。
「うわっ・・・今度はお漏らし?」友美が恵を放して立ち上がると、観客がまた声をあげていった。
「岡崎っ!可哀相だから濡れた水着を脱がしてやれよ!」しかしこの声には友美は戸惑っていた。
「だって・・リングで女の子を裸にしちゃあ・・・」その友美に、リングサイドから黒服の男が「迷うことはないぞ!脱がして観客を喜ばしてやれ!」と煽っていくと、友美は少し考えてから、口からは胃液と涎を流して、股間からは小便を流す恵の水着に手を掛けていった。
「・・・ううっ・・・や、やめ・・・て・・・」失神寸前の意識の中、水着が剥がされそうになると恵は微かな声で許しを求めるが、友美は一気にビキニを剥ぎ取ると、その小便まみれの恵のビキニを観客席に投げ込んでいった。
「恵ちゃんもアイドルとしてはいい身体してるわねっ!」今度はブラも剥ぎ取る友美。
そしてその全裸になった恵に、またもアナコンダスリーパーを仕掛けていく友美。
「うぐっ・・・うっ・・・・」手足を微かに動かす恵だったが、今度はスグに落ちてしまった。
「カンカンカンカン!」ここでゴングが鳴らされていくと、友美は恵を放すと手を挙げて観客の声援に応えていった。
「以外と早くゴングを鳴らしましたね。」リング下では参謀格の男が、謎の男に呟くと、「ふふふっ、恵はまだ商品価値が高い。まだ地下プロレス慣れしていない友美に壊されたら勿体ないからなぁ・・・」と笑みを浮かべていった。
そして友美はリングを去ったが、恵は暫く観客の視線にその身体を晒されてから、控え室に運ばれていった。
友美が残酷にも恵を失神させた頃、他の控え室では先程試合の終わっていた優花と舞子が治療を受けてから休んでいた。
ガチャ・・・「優花居る?」突然控え室に現れた末広涼子。
その姿に優花と舞子は驚きの声をあげていった。「なっ・・何よ。試合は終わったでしょ!」優花が声を荒げると、涼子はニヤニヤして優花に近づいていった。
「こっ・・こっちは二人よ・・」舞子も威勢のいい事を言い出すが、涼子は「二人いるから何なの?」と余裕の表情をすると、二人とも黙り込んだ。
「さっきの試合の傷はどうなの?」涼子の問いかけに、二人とも沈黙した。
それはそうである。今までこの地下プロレス界の悪役アイドルだった二人が、ベビーフェイスの代表的とも言える涼子に完全に叩き潰されたのだから、恥ずかしいのは当然だった。
しかし涼子の口から出た言葉は「ねぇ、相談なんだけど、あんた達さぁ・・私と組まない?」
「えっ・・組むって・・・」優花が驚きの声をあげると、「最近さぁ、訳の解らないアイドルとか、グラビアアイドルっているでしょ。そういうのを潰していくの・・・解る?」と優花に詰め寄っていった。
「だって、あんた可愛いアイドルしてたのに・・」舞子が驚くと、「ふん、この間フランスに渡って・・・あっちの地下プロレスにまで日本のトップアイドルとか言われてデスマッチとかさせられて・・・それで全裸なんて当たり前、泥レスからチェーンデスマッチとか色々させられて、死ぬ思いもしたわ。それで強くなって・・・私もあっちのレスラーを何人も病院送りにしてきたって訳。そして日本に帰ってきたら、弱いだけのアイドルがリングに上がっていると、泣くだけでうけてるでしょ・・・水着を剥がされて・・・。だからそいつらにも地獄を見せるの・・・だから一緒にアイドル潰しでもしない?」
この涼子の共闘の申し出に、少し考えると協力する事になっていった。
「そう、だったら次回の大会から、デスマッチでアイドルを潰していくよ!」涼子は声を荒げると、3人で手を組み合ってアイドル潰しを誓い合っていった。
新たな勢力が誕生した瞬間だったが、果たして最初の末広軍団の犠牲は誰に?


第3試合

美人アスリートが地下プロレスに参戦し始めて、遂にクリーンファイトを心懸けていた友美が、アイドルの恵を徹底した腹攻撃で胃液・小便を流させて失神させた試合が終わると、次もまたアスリートの登場となっていった。
観客が期待する中、リングに上がってきたのは何と、陸上を代表してきたのか金メダリストの高橋直子だった。
しかしこの直子の場合、好きで来た訳でないのは当然だが、他の陸上選手に売られた形でこのリングに立たされていたのだった。
不安そうな表情で状況が読み込めていない直子。
今までのアスリート達は水泳や、スケートだったが全身での競技の水泳は当然、全身が強力、スケートの友美は筋トレなど下手な女子プロ顔負けのトレーニングであったが、直子はマラソンだったので筋肉は格闘用ではないし、体重も無いのでプロレスは無理な身体だったが、最近の直子の活躍を良く思っていない者から騙されて地下プロレスに送り込まれてしまったのだった。
「ただ今より、第3試合を行います!青コーナー、高橋〜直子〜!」そのコールに怯えていく直子。
「なっ・・プロレスだなんて聞いてないのに・・・」そう、直子はただリングを使っての撮影かと思い、競泳水着を着てレスラーみたいにしていたが、この状況に泣きそうな表情をしていた。
「赤コーナー、アブドーラ・ザ・ブッチー!」そのコールと共に、今度はブッチーがリングに上がってきた。
「今日の獲物はお前か・・・でも痩せてるなぁ・・」ブッチーは早くも空手のポーズで威嚇していった。
「いやっ・・殺されちゃう・・・何で私がプロレスを・・・」コーナーでロープを掴む直子。
「カァーン!」しかしゴングが鳴らされていくと、直子はコーナーで怯えていたがブッチーは直子に近づいていった。
「おいっ!来ないなら俺様から行くぞっ!」そうブッチーが叫ぶと、コーナーの直子に早くもトラースキックをお腹に決めていった。
グシュ・・「ぶぎゃあぁぁぁ・・」激しい悲鳴をあげてコーナーに倒れていく直子。
「立てよ・・」今度はブッチーが直子の髪を掴んで起こすと、一気に額にヘッドバッドを叩き込むと、直子は足をくの字にしてダウンしていった。
「ううっ・・・ひっ・・酷い・・・」直子は涙を流していったが、ブッチーの攻めは終わらなかった。
「泣くのが早いだろ!」そう言うと、倒れた直子のバストに毒針エルボードロップを落としていくと、直子の小さなバストを抉るように潰していった。
「うぎゃあぁぁぁ・・・・・もうやめてぇぇぇ・・・」悲鳴をあげる直子は、いつものQちゃんスマイルなんて物の存在なんて微塵も感じさせられぬ程、泣き顔が似合う表情になっていた。
「やめるって・・まだ意識のあるうちは終わらないぜぇぇぇ・・・」そう言うと、ブッチーは倒れている直子を起こして、今度はロープに無理矢理に顔面を擦り付けていった。
「うぎゃあぁぁぁぁ・・・・」激しく叫ぶ直子。今までに味わったことのない痛みが直子を襲っていった。
「苦しいか・・おらっ!」ブッチーはそのまま直子の顔面を擦り付けてから、今度はロープに腕を絡ましていった。
そして地獄突きの体制になると、観客に十分アピールすると、一気に動けない直子に狙いを定めていった。
「いっ・・いやぁぁぁ・・やめてぇぇ・・・お願いぃぃぃ・・・」泣きながら必死に哀願する直子。
その光景にリングサイドからは、直子を陥れた者がニヤニヤして直子の泣き顔を見ていた。
そしてブッチーは、一気に直子のお腹に地獄突きを突き刺すと、次の瞬間に直子の口からは豪快に胃の中の物が吹き出していった。
大食漢で知られる直子が、食事を沢山摂ってきたのかリング上は直子の吐き出した物の臭いで満たされていった。
「くっ・・臭いなぁ・・教育が必要かもなぁ・・ええっ・・・」と今度は喉元に地獄突きを喰らわせていった。
「うげえぇぇぇぇ・・・」喉を潰されて、今度は涎を垂れ流す直子。
「ふふふっ、これじゃあ試合と呼べ無いなぁ・・・困った・・・」リングサイドで試合を見ていた謎の男は困っていた。
その間にも、ブッチーによる虐殺は行われていたが、直子のあまりに一方的に痛めつけられる光景に、観戦中の実力者から試合を止めるように指令が出ると、謎の男もスポンサーの言葉を尊重してレフリーに合図を送った。
「カンカンカンカン!」突然乱打されるゴングの嵐。
直子はグッタリと涎を垂らしてロープでグッタリするが、ブッチーは暴れ足り無いのか「何だぁぁぁぁ・・・・もっと痛めつけさせろぉぉぉ!」と観客に騒いでいった。
「代わりを誰か出すか・・・」謎の男が呟くと、黒服達が急いで控え室に走り込んでいった。
その間にも、リング上からは直子は意識を朦朧とさせながら降りていった。
そしてブッチーは暴れていると、そこへ代わりの相手がリングに上がらされていった。
「いいぞぉぉぉ・・・」その姿を見て、観客は歓声をあげていったが、その相手とは何と、桜場あつこだった。
このあつこは、最近は格闘技大会に出たくらいしか話題がなく、ここで活躍出来ればとリングに上がってきた。
そしてリングアナがコールした。「ただ今から、特別試合として桜場あつこ対ブッチーに変更していきます。」そのコールに、舌打ちをして残念がる直子を嵌めていった一派。
「せっかくだったのに・・・そんなに金って凄いのかしら・・」そうしてその声の主は会場を後にしたが、リングではあつことブッチーが向かい合っていた。
いきなりあつこがローキックを入れると、続いてパンチを何発も入れていくあつこ。
しかしブッチーはニヤニヤして受けていた。
「苦しいなら、苦しいっていいなさいよ!私はマラソン選手と違ってリングに上がった事があるの!」あつこが懸命に攻めるが、ブッチーは逆に地獄突きをあつこの喉に入れていった。
「うぎゃあぁぁぁぁ・・・」一発のブッチーの地獄突きでリングに転げて藻掻くあつこ。
「リングって言っても、女同士のプロレスと一緒にするなよ・・・ここは地下プロレスだぜっ!」とブッチーは、あつこの髪を掴むと額に噛み付いていった。
ガブッ・・「いやああぁぁぁ・・・・反則よぉぉぉ・・・」反則をアピールするあつこだったが、ブッチーが噛み付きながら「ぐふふっ・・これが地下プロレスだぜっ!」と更に噛み付いていった。
あつこの顔面が赤く染まっていくと、歓声があがる会場。
「いいぞぉぉぉ・・その思い上がったデカ乳を懲らしめてやれぇぇぇ!」歓声に後押しされる様に、ブッチーはあつこをリング下に落としていくと、自らもリング下に降りていった。
「なっ・・なめんなよ!」リング下に降りたあつこも、芸能界生き残りがかかっているので必死に近くのゴングを持ち出すと、それでブッチーの脳天に一撃を喰らわせていった。
「うぎゃあぁぁぁぁ・・・・」何と悲鳴をあげているのはあのブッチーだった。
あつこの渾身の一撃に脳天からは血を流して苦しんでいた。
「女子相手に流血までさせて!」あつこは怒りの鉄拳制裁とばかりに、ブッチーの頭を掴んで額にパンチを入れていった。
「ブッチー!だらしないぞ!」観客の声を聞いて怒り出すブッチー。
しかしあつこは怒濤の連打でブッチーを流血に追い込むと、そのままヒザ蹴りをブチ込んでいった。
しかしいくらあつこが格闘技を習っていたとは言え、タレントのヒザではブッチーの厚い肉を抉る事は出来なかった。
逆に、ブッチーがヒザをあつこのバストに叩き込むと、あつこのバストがひしゃげて凄まじい痛みを伴ってあつこを襲った。
「ぎゃあぁぁぁぁ・・・・」ブッチーの蹴り技に悲鳴をあげるあつこ。
更にブッチーは、「ぐふふっ、その柔らかいバストを拝ませてもらうぜっ!」とあつこの水着を剥ぎ取っていった。
上半身の水着を剥ぎ取られ、トップレスで苦しむあつこ。
「次はこれだぜっ!」とブッチーは、ズボンからフォークを取り出すと、観客の視線に露わになっているバストに突き刺していった。
「ぎゃあぁぁぁぁ・・やめてぇぇぇぇ・・・」会場に響き渡るあつこの悲鳴。
しかしブッチーは何度もあつこのバストを突き刺していくと、あつこのバストが血に染まっていった。
「むっ、胸が・・胸が壊れちゃう・・・」あつこの悲痛な叫びに、ブッチーは更に興奮してフォークを刺していく。
更にフラフラ状態のあつこをロープに押しつけると、今度は乳首にフォークを刺していった。
「ギブすれば許してやるぜぇぇぇ・・・」ブッチーが乳首にフォークを刺しながらあつこにギブアップを迫るが、あつこは凄まじい痛みの中、「ノー、絶対にギブなんかしないわっ!」とギブアップの問いかけに断っていった。
本当ならギブアップする筈だが、復帰を賭けていたあつこは泣きながらも耐えていた。
「ぐふふっ、それなら希望通りにお前の女としてのバストを潰してやるよ!」と、フォークを抜き取ると、今度は地獄突きを何度となく突き刺していった。
「ぐぼっ・・うぐうぅぅ・・ぶぎゃあぁぁぁ・・ひぎぃぃぃ・・」リングではあつこの悲痛な叫びが響いていった。
しかしギブアップだけは言わないあつこに、驚くブッチー。
「ふふふっ、だったら上等だぜっ!意地でもギブさせてやる!」そうブッチーが叫ぶと、耐えるあつこを地獄突きで倒すと、今度は水着を完全に剥ぎ取ると股間に狙いを定めていった。
「おいっ・・お前の大事な所に地獄突きを喰らわしてやる・・・ギブすれば許してやるぜぇぇぇ・・・」とあつこに迫るが、逆に「やっ・・やればいいでしょ・・・意地でもギブしないわ!」とあつこは言い返していった。
「よ〜し、だったら・・・」とブッチーの凶器と化した地獄突きがあつこの股間に突き刺さっていった。
ズブッ・・「うぎゃああぁぁぁぁぁ・・・・ガクッ・・」次の瞬間、あつこは断末魔の叫び声をあげて気を失っていった・・・。
ピクピクと身体を痙攣させているあつこ。遂にブッチーはギブアップを奪えなかった。
「カンカンカンカン!」またもゴングが鳴り響くと、ブッチーは「ふっ・・・今日は俺様の負けだぜっ・・・」とリングを後にしていった。
あつこは股間から血を流しながら、担架で控え室に運ばれていったが、正式な試合ではなかったがブッチーに負けを認めさせた最初の女性だった。


第4試合

そして第4試合になろうとしている会場内。そこへ突然二人の女性がリングに上がっていったが、その姿に観客達はどよめき立っていった。
何故なら、その二人とは音楽会を引っ張っていると言っても過言ではないと言われるぐらいの大物アーティストの歌田ヒカルと、倉本麻衣だった。
早くも両コーナーにもたれかかってゴングを待つ二人。視線は鋭く相手を凝視していた。
ヒカルはその豊満ボディを麻衣に自慢するかの様に黒いビキニで、麻衣は白い競泳タイプの水着だった。
そもそも、この二人は以前にパクリ論争で争っていた経緯があり、週刊誌などでは仲直りしたと言われていたが、実はヒカルはまだ根に持っていたのだったが、その話に某ルートでこのリングの話がされ、ヒカルは無理矢理的に麻衣をリングに上がるように仕向けていったのだった。
当然の事ながら、ヒカルは自信ありげな表情だったが、麻衣は突然の地下プロレスのリングに戸惑いを隠せなかった。
「ふふふっ、今日こそはアンタをボロボロにして、二度と人の真似なんか出来ない身体にしてあげるわ!」早くもヒカルが麻衣に言い放っていく。
「ふんっ。パクリなんかじゃないのに、こんな所に連れてきて・・・信じられない!」麻衣も言い返すが、ヒカルは更に続けていった。
「何とでも言いな。信じられないのはコッチだよ。・・・ゴングが楽しみだね・・・麻衣!」と舌を出してペロペロしているヒカル。
「こんな・・・プロレスなんて・・・やった事もないのに・・・」不安そうな麻衣。
しかしリングアナによるコールが始まっていった。
「ただ今より、第4試合を行います!青コーナー、倉本〜麻衣〜!・・赤コーナー、歌田ヒカル〜!」そのコールに、観客達は一斉に歓声をあげていった。
「カァーン!」早くもゴングが鳴らされると、一気にヒカルが麻衣に近づいていった。
「おらあぁぁぁ・・行くよ!」そうヒカルが叫ぶと、麻衣のお腹に喧嘩キックを入れていった。
ボシュ・・「うげえぇぇ・・」お腹に衝撃を受けて、お腹を押さえて座り込む麻衣。
グィ・・「立つんだよ・・・誰が座っていいって言ったよ!」お腹を押さえる麻衣のロングヘアーを掴むと、無理矢理に起こしていくヒカル。
そして麻衣のバストにヒザ蹴りを入れていった。
グシュ・・「ううううっ・・・」倒れそうになる麻衣。しかしヒカルは倒れるのを許さずに立たせると、ロープに麻衣の身体を押し当てていった。
「ふふふっ、非力だねぇぇ・・・麻衣ちゃん!・・・アメリカ流の地下プロレステクで痛めつけてやるよ!」と麻衣に張り手を入れていくヒカル。
パシッ・・パシッ・・「うっ・・イタっ・・」リング上に麻衣の悲痛な叫びが響くが、突然に麻衣が叫んでいった。
「地下プロレスかなんか知らないけど、何様のつもりよっ!・・・ペッ!」そう叫び声をあげると、麻衣はヒカルの顔に向かって唾を吐きかけた。
「なっ・・何するのよ・・・殺されたいの?」顔に唾をかけられて怒り出すヒカル。
しかし次の瞬間、怒っているヒカルの股間に麻衣のヒザが炸裂した。
ドガッ・・「うぅ・・ううっ・・」いきなり、女の弱点である股間への強烈なヒザ蹴りで座り込むヒカル。
流石に麻衣がいきなりこんな攻撃に出るとは予想が出来なかったらしい。
「さっきのお腹への蹴り、痛かったんだからね!」と麻衣は、髪の毛を掴むと、苦しむヒカルのお腹へ更にサッカーボールキックを何発も入れていった。
「な、なめんなよ!」しかしヒカルも、蹴り込む麻衣の蹴り足を掴むと、無理矢理に押し倒していった。
「このうっ・・喧嘩もした事ないだろ・・お前は!」ヒカルは体格で勝るから一気に麻衣の上になっていくと、馬乗りになっていった。
「冗談じゃないわよ!やれるならやりなさいよ!」麻衣が逆に下からヒカルに言い放つと、ヒカルは拳を固めて麻衣に見せびらかしていった。
「口はいいから、身体に教えてあげるねっ!麻〜衣ちゃん!」とヒカルの狂拳が麻衣の顔面に襲いかかっていった。
ガツッ・・ガツッ・・「ぐわっ・・ぎゃあ・・うわあぁ・・・」顔面にパンチを落とされて悲痛な叫びをあげる麻衣。
「そらそらそらっ!」次第にヒカルのパンチが早くなると、麻衣の口からは血が流れていった。
口の中に鉄の味を感じていく麻衣。更にヒカルが殴りつけていくと、麻衣の白い水着に血飛沫が飛び始めていた。
「そらっ・・これで終わりなの?」ヒカルは更に髪を掴んで麻衣の後頭部をマットに叩き付けると、首を絞め始めていった。
「ううっ・・うう・・ぐるじい・・・」麻衣は首を絞められて足をバタバタして藻掻くが、ヒカルの攻めは終わらなかった。
「苦しいか・・・パクリ娘!」ヒカルが笑いながら首を絞めると、麻衣は苦し紛れにヒザ蹴りをヒカルに叩き込むと、以外にもヒカルが放して立ち上がった。
「立てよ・・・」ヒカルが倒れている麻衣を手招きしていく。
「何でこんなこと・・」麻衣はフラフラして立ち上がると、ヒカルに向かっていった。
「ボクシングって、知ってる?」今度はヒカルがボクシングと言って麻衣にジャブ気味にパンチを放っていった。
「うげっ・・ううっ・・」しかし殴り合いに慣れているはずもない麻衣は、顔面にパンチを受けてフラフラしていた。
「まっ・・負けて・・たまるかぁ・・」しかし麻衣も必死にパンチを出していくと、少しはヒカルにも当たっていった。
「これならどうだっ!」しかしヒカルがスグに麻衣に蹴りを入れていくと、麻衣は悲鳴をあげてリング下に落ちてしまった。
「ふふふっ、アンタはストリートファイトの方がいいのかしら?」ヒカルも続いて麻衣の後を追いかけていくと、立ち上がる麻衣の前に立っていった。
「馬鹿にしないでよ!」ここで以外にも、麻衣が近くにあった一斗缶でヒカルに殴りかかっていった。
ボコッ・・「うわっ・・何するんだよ・・・このっ!」頭を殴られるが、麻衣に蹴りを返していくヒカル。
「冗談じゃないわよ・・・私だってやってやるわ!」逆に麻衣は、遂にキレたのか叫び声をあげると、ヒカルの髪の毛を掴んでいった。
「何をやるんだよ!」ヒカルは余裕で言い返すが、麻衣がそのままヒカルの顔面を鉄柱に叩き付けていった。
ゴッチーン!・・・「うぎゃあぁぁぁ・・」これには悲鳴をあげていくヒカル。
「パクリとか言うなら、アンタの汚い事を真似てやるわ!」麻衣が悲鳴をあげるヒカルの顔面を更に叩き付けると、そのまま鉄柵に叩き込んでいった。
ガッシャーン!「うげぇ・・」鉄柵に背中を叩き付けられて座り込むヒカル。
更に追い込むように麻衣が走り込んでヒカルの顔面にヒザを叩き込むと、ヒカルはグッタリと倒れ込んでしまった。
「どうしたのよ・・・威勢のいい事いってたクセに!」麻衣が逆に、ヒカルの髪を掴んで起こすと、リングに顔面を叩き込んでいった。
「何なのよ・・」麻衣の反撃に驚くヒカル。
「私だってアメリカで生活していた時期があったの・・・わかる、その意味?」麻衣がヒカルに言い放つと、ヒカルは驚いた。
「そうだ・・あいつもアメリカに・・・だったら地下プロレスも知っていたかも・・」ヒカルがそう考えていると、今まで大人しく痛めつけられていた麻衣がヒカルのビキニを剥ぎ取っていった。
ビリッ・・「なっ・・何するんだよ!」ヒカルが叫ぶと、「ビキニなんて着てたら、剥いでくださいって言っているのも同じよ!」と麻衣が言いながら、そのヒカルの露わになったバストにパンチを入れていった。
「うげっ・・」バストにパンチを入れられて、悲鳴をあげるヒカル。
「本当の残酷な闘いって言うのはこういう事よ!」麻衣は悲鳴をあげるヒカルの股間へ、狙ったように前蹴りを入れると、完全に股間に麻衣の蹴りが決まってヒカルは股間を押さえて倒れ込んでしまった。
「うぐぐぐっ・・何で・・こんな事に・・・」ヒカルは麻衣がプロレスなんて出来ないと、完全に痛めつけて終わると思ったのに、思惑通りにいかずに戸惑っていた。
「口の中を切ったら、しばらく辛い物を食べられないじゃない!」麻衣は更に、苦しむヒカルを完全に倒すと、馬乗りになって顔面にパンチを入れていった。
ボコッ・・バコッ・・「うげっ・・うわっ・・ひいっ・・」麻衣の以外な追い込みにヒカルが追い込まれると、顔面を血に染め始めていた。
その光景を見ていた音楽関係者から「このままでは、売り上げが・・」という声があがっていった。
そして謎の男に圧力をかけると、突然にリングにゴングが鳴らされていった。
「カンカンカンカン!」突然のゴングに驚く二人。
場外で麻衣は馬乗りで殴りつけていたが、黒服がスグに二人を離していった。
「何でよ・・・止めないで・・・何でよ・・・」麻衣は信じられないと言う顔をして文句を言うが、黒服は黙って麻衣を羽交い締めにして離していった。
「ううっ・・次はこうはいかないわ・・」ヒカルは胸を出したまま、麻衣を睨み付けるが黒服に同じく連れて行かれてしまった。
この裁定に観客はブーイングをあげていったが、二人とも控え室に戻されていった。
騒然とする会場から控え室に戻された麻衣とヒカル。
しかしヒカルは納得いかないようだった・・・・。
そして試合後、麻衣は控え室で口の中を気にしたりしていると、突然にドアが開かれた。
「アンタ、上等じゃない!あれで終わりと思ってるんじゃないわよ!」いきなりヒカルが乱入して麻衣に襲いかかっていった。
「何よ・・ふざけないでよ!」麻衣も組み付いていくと、二人とも取っ組み合いを始めていった。
「パクリのアンタを完全に潰してやるよ!」ヒカルが言い放つと、麻衣も「上等じゃない!やってやるわ!」とヒカルに殴りかかっていく。
そしてお互いが髪の毛を掴んでのキャットファイト的な闘いになってくると、近くのロッカーなどに物が飛んだりしていくと、その音を聞きつけた黒服達が入ってきた。
「やめろ!やめないか!」黒服達に引き離されていく二人。
「離せよ!あいつを潰すんだよ!」ヒカルが藻掻くが、屈強な黒服達に押さえられていった。
「いいわよ!歌田さん。次は金網でも、チェーンでも完全に決着が着けられる試合をしましょう・・・試合と言うより、死合をねっ!」と麻衣もヒカルに言い放つと、黒服がヒカルを別室に連れて行った。
こうして、パクリ論争の二人の抗争が更に激化していったのだった。



第5試合

歌田と倉本が控え室で乱闘をしていた時、会場は次のメインの試合の準備がされていった。
リングの周りに準備されていく有刺鉄線の塊。
そう、次の試合はメインに相応しくリングの周りには特製の有刺鉄線が、場外に逃げられないようにと有刺鉄線が設置されていった。
しかしこの有刺鉄線は、特製である為に鉄のトゲは小さく、流血と痛みは感じさせるが、大きく肌を切り裂かない様に工夫がされていた。
観客達はその光景に、これから始まる試合を心待ちにしていた。
そしてその頃、控え室では水着姿のアイドル達が黒服に呼ばれていた。
「これから始まる試合について説明をする。次の試合は、男対お前らの闘いだが、ただお前達の方が人数が多いと言う事と、勝てばドラマやグラビア、お前達の希望を確実に聞いてやろう。・・・どうだ・・・」黒服の言葉に戸惑うアイドル達。
そのアイドルとは、不倫疑惑で干されてしまった松口純、グラビアアイドルとして売れている戸向美奈子、音葉、仲島礼香や、太谷みつほなどであった。
その問い掛けに、お互いが戸惑いの表情を浮かべるが、美奈子と音葉はグラビアアイドルとして1、2を競うほどであったが、その思いを見透かしたように黒服が口を開いた。
「別に強制とは言わないが、ここにいるメンバーは大体が出番が無い者ばかりだ。まぁ、戸向と音葉はグラビアで売っても、そのうち忘れられてヘアヌードか何かで終わりだなぁ・・・」と二人に視線を移していくと、美奈子と音葉も不安に襲われていった。
「私はいくわよ!勝ち残ればいいんでしょ!」最初に出ると言いだしたのは、純だった。
純が出る事を言い出すと、次々と出ると言い出すアイドル達。
「ふふふっ、それなら話が早い。ルールはリングからは逃げることが出来ない仕掛けになっている。まぁ、それでも逃げたかったらいいが・・・。それと、ギブアップしたら失格だ。あと、少しはサービスとして60分逃げ切っても勝ちにしてやる・・・」黒服の言葉に、希望を少しは持とうとするアイドル達。
「それでは、リングに向かってもらおう・・・」黒服達にアイドル達は、地獄のリングに誘われていくと、観客達が歓声をあげていった。
「なっ、何よ・・これっ!」リングの周りに仕掛けられている有刺鉄線を見て、恐怖するアイドル達だったが、観客達を前にリングに上がっていった。
「ただ今より、本日のメインイベント〜!60分特別ルールデスマッチを行います!・・・」そしてアイドル達の名前が次々とコールされると、注目の対戦相手がリングに姿を現した。
「ぐふふふっ・・今日の獲物はこいつらか!」そこに姿を現したのは、何とアントレ・ザ・ジャイアントだった。
「うっ・・うそ!」思わず声を出す純。美奈子も音葉も驚いていたが、以外にもみつほが「逃げりゃいいんでしょ!逃げれゃ!」と気合いを入れていった。
礼香は震えながらコーナーに下がっていた。
アイドル達は、全員が一律白いビキニを着せられていた。皆バストは大きかったが、みつほだけは小振りだが、ビキニの間からは美しいバストが覗いていた。
「カァーン!」早速、ゴングがリングに鳴らされていった。
コーナーから一斉に走り出してアントレから距離を取っていくアイドル達。
「ぐふふっ・・・誰から犠牲にしていくかな・・今日は虐めていいって言われてるからなぁ・・いつもよりも・・・」笑みを浮かべてアントレはリングを歩き始めていた。
「くっ・・逃げ切ってやる!」みつほはアントレの背後に回り込むと、果敢にもジャブ気味に得意のボクシング攻撃でアントレに攻め込んでいった。
バシッ・・「んっ?蚊でも止まったかな?」アントレは背中を掻くと、みつほを睨み付けていった。
「甘いんだよ!」その隙に以前番組で一緒に出ていた純がドロップキックをアントレに叩き込んでいった。
バシッ!・・「うぐっ・・」以外にも純の勢いあるドロップキックがアントレのヒザに当たると、アントレはヒザを折り曲げて座り込んでしまった。
「こっ、これなら勝てるかも!」そのアントレの姿に、一気に美奈子や音葉、礼香もストンピングを叩き込んでいった。
「ぐふふっ・・それ位に元気がなくちゃつまらないぜ!」アントレは蹴られながらも笑っていると、遂に反撃に出ていった・・と言うより、虐殺を開始したと言った方がいい攻撃に出ていった。
「きゃああぁぁぁぁ・・・」突然リングに響く黄色い悲鳴に、観客が注目すると、ストンピング攻撃をしていた礼香の足が、アントレの大きな手に掴まれていた。
「離しなさいよ!」必死にアントレにストンピングを入れていくその他のアイドル。
しかしアントレが一気に立ち上がると、礼香を片足だけ持って逆さづりにしていった。
「何するのよ〜!」礼香が叫ぶと、アントレが「ふふふっ、お仕置きをするんだよ!」と逆さづりのままの礼香の身体を振り回していった。
「きゃあああぁぁぁぁ・・・・助けてぇぇぇぇ・・・」礼香が大きな悲鳴で叫ぶが、純達は助ける事が出来なかった。
「ほらほらっ、お前らに何が出来るって言うんだ!」アントレが更に礼香の身体を振り回していくと、早くも礼香は意識を朦朧としていった。
「喰らえっ!」アントレが叫ぶと、そのまま礼香の顔面をコーナーに叩き付けていった。
バキッ・・「うぎゃあぁぁぁ・・・」顔面から叩き付けられて、泣き叫ぶ礼香。
「だ、大丈夫?」倒れる礼香を気遣う音葉。
しかしその背後から、アントレの手が伸びてきていた。
「音葉ちゃん!」純が叫ぶと、驚く音葉の髪の毛を鷲掴みにしていくアントレ。
必死に純もみつほも蹴りを入れるが、アントレは笑いながら音葉を持ち上げていった。
そしてバックブリーカーで音葉の背骨を攻めていった。
グギッ・・ギギッ・・「うわあぁぁ・・・いやあぁぁぁ・・・」アントレに背中を極められて悲鳴をあげる音葉。
「ギブするかぁぁ・・・痛いだろぉぉぉ・・・」アントレがグリグリと音葉を攻めると、音葉はその豊満なバストを揺らしながら藻掻き苦しんでいた。
「ギッ・・ギ・・」遂に音葉がギブアップしようとすると、突然会場にアナウンスが流れた。
「この試合、ギブアップ負けの選手は、ヘアヌードかアダルトビデオに強制的に出演がさせられます!」と放送が入ると、音葉はギブアップしようとした言葉を我慢していった。
「ヘアヌードなら、今やっちゃえぇぇぇ・・脱がしてやれ〜!」観客の残酷を求める声が響くと、アントレは一気に音葉のビキニを剥ぎ取ってしまった。
「きゃあああぁぁぁ・・・やめてぇぇ・・・」力無く泣き叫ぶ音葉。
「何するのよ・・・変態!」純はそのアントレに必死に蹴りを入れていくが、アントレが「お前は後で楽しませてもらうぜっ!」とヒップアタックを喰らわすと、そのまま音葉をリング下に投げていった。
バシィ・・「いやあぁぁぁぁ・・・・」リング下の有刺鉄線の中に投げ込まれて泣き叫ぶ音葉。
「お前も邪魔だぜっ!」とみつほと美奈子にも蹴りを入れると、アントレはリング下の音葉に狙いを定めていった。
「ううっ・・ひっ・・酷い・・」音葉がフラフラして立ち上がろうとすると、アントレが一気に顔面にヒップアタックを喰らわすと、倒れた音葉の背中を踏みつけていった。
グリグリッ・・「おらおらっ、苦しいか・・・おらっ!」アントレが音葉の背中を踏みつけると、音葉はその自慢のバストを有刺鉄線に押し当てられて泣いていた。
「いやあぁぁぁ・・やめてぇぇ・・オッパイがぁぁ・・壊れちゃう・・・」しかしそんな音葉の言葉もアントレには無意味だった。
「ぐふふっ・・次は背中の番だなぁ・・」と蹴りを入れてトップレスの音葉を仰向けにすると、今度はその柔らかそうなお腹にストンピングを喰らわせていった。
ドプッ・・「うげっ・・うぷぷぷっ・・・」お腹に強烈な圧力を受けて、口の中に胃液が溢れてくる音葉だったが、アイドルと言う自覚からか必死に吐き出すのを耐えていた。
「しぶといぜっ!」アントレは耐える音葉に怒り始め、今度は一気にヒップドロップを喰らわすと、今度は豪快に音葉の口から血反吐が吹き出していった。
グシャアアァァァ・・・「ほげえぇぇぇ・・・・」柔肌に有刺鉄線を食い込まされて、更に口からは反吐を吹き出されて失神してしまった音葉。
「ひどい・・」リング上からは純達が驚いていると、礼香もフラフラして起きて驚きの表情を浮かべていた。
「ふふふっ、これで終わりじゃないぜっ!」アントレは、完全に失神してしまった音葉を逆さづりにすると、片手でパンティを剥ぎ取って股間の茂みを露わにしてから投げ捨てていった。
「アントレいいぞ〜っ!次も豪快に頼むぜ!」観客の歓声がおこると、アントレの攻めが加速していった。
リング下から上がっていくと、近くのフラフラしていた礼香が捕まってしまった。
しかし、音葉に対する攻めを見ていた他のアイドルは、礼香を助けずに逃げていった。
「たっ、助けて・・・」必死に叫ぶ礼香。
「ごっ・・ごめんね・・・礼香ちゃん!」美奈子も涙目で礼香が痛めつけられる場面を見つめていた。
バキッ・・ドカッ・・「ひいっ・・ああっ・・ううっ・・」礼香の悲痛な叫びがリングに響くが、それを恐怖の目で見る残りのアイドル達。
次は誰が犠牲に・・・。
誰の頭の中にもそんな考えが浮かんでくると、純も美奈子、そしてみつほもお互いの顔を見始めていた。
誰かを犠牲にすれば・・私は助かるかも?
誰もが礼香の痛めつけられている間に考えていたが、もちろん口に出す者は居なかった。
「ぼふぇえぇぇぇぇ・・・うえっ・・」遂に礼香も失神寸前にされていた。
「ぐふふっ、そろそろお前もトドメを刺してやる!」アントレはニヤニヤしているが、その光景を見て3人とも考え始めていた。
〜早くしなきゃ・・・次は私が犠牲になっちゃう!〜・・・
〜芸能界は潰し合いじゃない〜・・・
〜隣のコイツを押し出せば・・・
3人が考えているうちに、遂に礼香もビキニを剥ぎ取られて失神させられていった。
そしてアントレは、礼香も軽々と有刺鉄線地獄に投げ落としていった。
やばい・・・次の犠牲を決めなくちゃ・・・
誰の頭にもその様な考えが浮かんできた。
「ぐふふっ、次は誰にするかな・・・」アントレはそんな3人をコーナーに追い込んでいくと、突然二人が動き出した。
「ごめんなさい!」次の瞬間、純がアントレに向かって押し出されていった。
「なっ・・何するのよ・・・あなた達っ!」純が叫び声をあげるが、もう遅かった。
アントレは純を捕まえると、「ぐふふっ、お前が次の獲物だなっ!たっぷりとかわいがってやるぜっ!」と早くも抱き寄せる様にベアハッグで純の身体を潰していった。
「ぎゃあぁぁぁぁ・・・何で・・・二人とも・・・」純が美奈子とみつほを涙目で見つめるが、二人とも距離を置いていった。
「だって、誰かが犠牲にならなきゃ・・・全員が・・・やられちゃう・・」可愛い顔をして、結構酷い事をやってみせるみつほと美奈子。
「残り時間15分!」突然のコールにアントレが騒いでいった。
「遊びすぎたぜ!」そう言うと、アントレは純の身体を持ち上げていった。
「やっ・・やめて・・・お願い・・・」強気だった純が怯えた表情でアントレに呟くが、アントレはヒザを前に出してから、逆アトミックドロップで純の股間を強烈な勢いで潰していった。
グシャアァァァァ・・・「うぎゃあぁぁぁぁ・・・・」女の弱点のひとつの股間を潰されて絶叫する純。しかし失神はしていないので更にアントレの責めが続いていった。
「次はバストを潰してやるぜっ!」そういうと、一気に純のビキニを剥ぎ取ると、バストを握りつぶすようにしてバストハンキングツリーを極めていった。
アントレに握られてひしゃげる純のバスト。
「いやあぁぁぁぁ・・・胸がぁぁ・・・胸が潰れる!」純が悲痛な叫びをあげると、コーナーではみつほと美奈子が「もうちょいよ・・・美奈子ちゃん!」「はいっ!」と時間の過ぎるのを期待する二人。
「これならどうだっ!おらあぁぁぁ・・・」アントレは、失神しない純を一気に場外に投げつけると、またもアイドルを有刺鉄線地獄に突き落としていった。
「いやあぁぁぁぁ・・・・・ああっ・・」投げられた衝撃と、有刺鉄線が肌に食い込む痛みで意識が飛びそうになる純。
しかし次の瞬間・・・「ほげえぇぇぇぇぇ・・・・」純の口からは豪快に血反吐が吹き出していった。
そう、一気に勝負をつける為にアントレがリング上から純のお腹にフットスタンプを落としていったのだった。
「ふふふっ、調子にのりやがって・・・」ピクピクと有刺鉄線の上で身体を痙攣させて失神してしまった純。さすがに観客もそれには言葉を失った。
「ラスト10分!」更に時間を告げるコールが響くと、アントレはリングに戻っていった。
「やっ・・やばい!」みつほが驚くと、美奈子も「どうしよう・・」と戸惑っていた。
「たっぷりと、二人とも地獄に送り込んでやるぜっ!」アントレはそう言うと、一気に走り込んで美奈子とみつほを捕まえていった。
「ぐわあぁぁぁ・・」「いやああぁぁぁ・・・」頭部を大きな手に握られて悲鳴をあげるみつほと美奈子。
「このまま握りつぶしてやろうか・・・ぐふふっ・・」アントレは苦しむ二人の顔を楽しむかのように見つめていた。
「よ〜し、まずはお前からだっ!」そう言うと、次の瞬間に美奈子だけがコーナーに投げ飛ばされた。
「うげっ!」美奈子は背中をコーナーに叩き付けられると、グッタリとコーナー近くに倒れ込んでしまった。
「こっ・・殺される!」みつほはグッタリする美奈子を見て震え上がると、アントレはそのままコーナーに連れて行った。
そしてコーナーに磔にすると、一気に必殺・ヒッププッシュの体制になっていった。
男子レスラーからしても巨漢のアントレ。そのヒップがまさにか細い女の子の身体を潰そうとする光景に、観客は歓声をあげていった。
「いいぞ〜っ!アントレ〜、潰したら脱がしてやれよ!」「みつほちゃんのオッパイ見せろ〜!」
観客の期待する声に、アントレは一気にヒッププッシュを決めると、みつほの身体がアントレのヒップとコーナーによって潰されていった。
グシュ・・「いやあぁぁぁぁ・・・・」みつほの悲痛な叫びがリングに響くが、グッタリしても意識はあるみつほ。
そのみつほの髪の毛を掴むと、アントレはロープに磔にしていった。
「ううっ・・・や・・やめて・・・お願い・・・」みつほは涙目で哀願するが、アントレはみつほのビキニに手を伸ばしていった。
「いやあああぁぁぁぁ・・・・」みつほの悲鳴が響くと、次の瞬間にアントレはビキニを剥ぎ取って観客席に投げ込んでいった。
観客の視線に露わになるみつほの大きくはないが、美乳とも言えるバスト。
「残り5分!」そのコールに、アントレが焦りだして狂ったようにみつほのバストに張り手を叩き込んでいった。
バシッ・・ビシッ・・「うぎゃ・・ひいっ・・」張り手を入れられる度にひしゃげて潰されていくみつほのバスト。
次第にグッタリと下を向いていくみつほに、アントレは顔面にも強烈な張り手を入れていった。
「ぶへええぇぇぇ・・・」口から血飛沫をあげていくみつほ。
「うぎゃあああぁぁぁぁ・・・」更に殴られて、遂には気を失ってしまったみつほ。
「下も脱がせろ〜!」観客が更に叫び声をあげると、アントレが失神しているみつほのビキニの下にも手を掛けていった。
そして観客の期待する視線の中、一気に剥ぎ取るとみつほの大事な部分が露わにされていった。
完全に失神させられて、磔状態の全裸の美少女みつほ。
そして残りは美奈子ひとりとなっていった。
「いっ・・いやあぁぁぁ・・もうやめてよ・・・お願いぃぃぃ・・・」叫び声をあげてリングを逃げまどう美奈子。
「ふふふっ、後はお前だけブチ殺して終わりだぜ!」アントレが追いかけると、美奈子も必死に逃げまどった。
「捕まえたぜ!」そうアントレが呟くと、遂に美奈子はビキニの結び目を掴まれてしまった。
「やだあぁぁぁ・・やめてぇぇ・・・」しかし必死に逃げる美奈子は、ビキニの結び目が解けてバストが露わになっても逃げ出していった。
「んっ・・逃げやがって・・恥をかかした罪は重いぞ!」アントレはバストを揺らして逃げまどう美奈子を追いかけていったが、なかなか捕まえられなかった。
「カンカンカンカンっ!」ここでいきなり終了のゴングが鳴らされていった。
「かっ・・勝ったんだ・・・」ゴングを聞いて、美奈子は安心していった。
「ふふふっ、馬鹿めっ!」安心している美奈子に、いきなりアントレの豪快な蹴りが決まっていった。
ドコッ・・「うげえぇぇ・ぇ・・」お腹に蹴りを受けて倒れて苦しむ美奈子。
「こほっ・・こほっ・・ひっ・・卑怯よ・・試合は終わりでしょ・・・」美奈子は言い放つが、アントレは笑っていた。
「試合はなぁ・・しかし俺様の気が済まないんだよ!」迫るアントレ。
しかしリング下からはアントレに謎の男から指令が出て、アントレは美奈子から離れていった。
「かっ・・勝ったんだ・・・私達の勝ちだあぁぁぁ・・」美奈子はバストを揺らしながら、ガッツポーズをリング上で決めると、観客達は歓声をあげていった。
・・・・・・・そして試合後の控え室・・・。
「あと一人だったのに・・・」アントレが怒りにビールを飲みまくっていると、黒服の男が入ってきた。
その黒服に「おい・・次は可愛い娘をメチャクチャにさせてくれよ!今日の恥をかいた分はその時に利子をつけて返してやるぜっ!」と詰め寄ると、黒服は黙って控え室を去っていった。
一方、アイドル達は美奈子以外は全員が医務室で治療を受けていた。
しかし、以外にも有刺鉄線の傷は小さくて済んでいたが、アイドル達の生き残りをかけた闘いが表面化した始めての試合に、アイドル達にも更に周りを陥れなくてはと言う考えも出てきた様だった・・・。
果たして、アントレの次の獲物は・・・、そして次なるアイドル達の試練は・・・?

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