第1試合

「グラビアだけでなく、もっと活躍したいだろう・・・」そう言って、またも黒服にスカウトされていたのは、あの迫力ボディを持つキャンギャルの紗川理穂だった。
そのT172B94(Gカップ)W60H89の身体は、まさに地下プロレスでの新たな人気選手になるに違いない逸材だった。
「プ、プロレスですか・・・」地下プロレスの話をされて、戸惑う理穂。しかし厳しい芸能界で生き残り、そして勝ち残る為には仕方ないと説得に応じていったのだった。
そうして、第31回大会の第1試合のリングに上がっていく理穂。胸元の開いた白いワンピース水着での登場だった。
(こ、これが地下プロレス・・・。相手を思いっきり倒せば、自分を売ることになるって言ってたけど・・・)
理穂は対戦相手を待つと、そこに理穂のデビュー戦の為に用意された生け贄ともとれる相手が出てきた。
そう、理穂と同じく巨乳を売りにしている戸向美奈子だった。
T156B90W58H85の身体を黄色いビキニに身を包んで登場してきた美奈子。年齢は理穂より6歳下だった。
その美奈子の登場に、巨乳対決と言う感じな展開だったが、理穂が不機嫌そうな顔をしていた。
「何よ、今日は暴れていいって言うから練習してきたのに、この娘を壊しちゃうかもよ?」リングサイドの黒服に言い放つ理穂。
黒服達も理穂の強気の姿勢にシュートサインを出していった。
「後で知らないわよ、私だって芸能界に残りたいから・・・」理穂が決意したのか、美奈子を睨み付けていった。
「壊すだなんて・・・私だって地下プロレスでの経験は上ですよ!」逆に頬を膨らませて怒る美奈子。最近実力を付けてきていたが、誰の目から見ても美奈子の不利は否めなかった。
「まぁいいわ・・・ゴングが鳴ったら可愛がってあげるわ・・・」理穂がニヤリとすると、ゴングを待っていった。
「カァーン!」そしてゴングが鳴らされると、いきなれ美奈子が走り出すと、理穂のお腹へドロップキックを出していった。
「いくわよぉぉぉ・・・」絶叫しながら勢い良く蹴り出す美奈子。そのドロップキックに理穂が倒れると、早くも美奈子が理穂を起こすとロープに振っていった。
「いくよ〜っ!」観客に手を挙げてアピールしてから、ロープから返ってくる理穂にジャンピングニーパッドを叩き込む美奈子。
バキッ・・「ぐはっ・・・」そのニー攻撃に倒れて痛がる理穂。
更に、その倒れた理穂の自慢のGカップバストにエルボードロップを落としていく美奈子。
グニュ・・「ああんっ・・・」流石に女の弱点のバストへのエルボーは効いたのか、理穂が堪らずリング下に転がり落ちていった。
(くっ・・何よ、適当に終わらせようと思ったけど、今のは結構痛かったし、あの娘・・・虐めちゃおうかしら?)
リング下で何やら考えたような理穂。そしてリングに上がっていくと、果敢にも美奈子がエプロンサイドに上がってきた理穂の髪の毛を掴むと、ロープ越しにコーナーポストまで連れて行くと、顔面を叩き付けようとするが・・・。
「舐めるなぁぁ・・・」しかし理穂が絶叫すると、逆に美奈子の顔面にパンチを入れて、怯む美奈子の顔面をコーナーポストに何度を打ち付けていった。
ガスッ・・ガスッ・・「ああっ・・いやあっ・・痛いっ・・・」顔面を叩き付けられて悲鳴をあげていく美奈子。
理穂もロープを潜ると、今度は余裕を見せて美奈子に力比べを誘っていった。
「な、何よ・・・美奈子だって・・・」美奈子もその挑発には乗っていくが、ガッチリ手四つになったが、体格といい力といい、美奈子の方が不利のようで、次第に理穂に締め上げられていった。
グググッ・・・「イタッ・・痛いっ・・ああっ・・・」苦痛の表情を浮かべて耐える美奈子。しかし理穂も力を緩まさず、更に締め上げていった。
グググッ・・・「アタタタタタッ・・・ダメェェェ・・・指が折れちゃうよ!」早くも涙目になって悲鳴をあげていく美奈子。
「美奈子ちゃ〜ん、プロレスよりオッパイ見せて〜っ!」「紗川〜っ、早くそんな小娘ブッ倒せっ!」色々な声援が理穂に送られる中、掴みは取ったと理穂は笑みを浮かべた。
そして理穂がいきなり放すと、美奈子が手を痛がりながらロープの方へ逃げていった。
しかし、理穂がそれを許さなかった。
「なに逃げてるのよ!・・・ほらっ!」その声に合わせて、美奈子の顔面に喧嘩キックを入れていく理穂。
グシャ・・容赦なく決まっていく理穂の顔面蹴り。これには美奈子が顔面を押さえて倒れ込むと、悲鳴をあげていた。
「どうしたのよ、さっきまでの威勢は何処へいったのかしら?」更に倒れ込む美奈子の首に容赦なくギロチンドロップを落とす理穂。
グシャ・・「ぐへっ・・・ゴホッ・・ゴホッ・・ゴホッ・・」理穂の太い太股に圧迫されて、美奈子が両足をバタバタさせて苦しんでいった。
「まだなのよ・・苦しいのは・・・」更に美奈子を起こしていく理穂。
バッシーン・・バッシーン・・「いやあぁぁ・・・痛いっ・・あうっ・・・」悲鳴をあげる美奈子。そう、理穂の連続のボディスラムの前に悲鳴をあげるだけだった。
(何よ、こんな弱い娘と闘わなきゃいけないわけ、・・・まぁ、これで仕事とかお金が貰えるなら・・・)
攻める理穂も美奈子の弱さに驚いていたが、別に美奈子が弱いわけでなく、理穂が強いだけだった。たしかに今回のカードは美奈子にとっては可哀相な組み合わせだった。
「あああっ・・・イヤあぁぁぁ・・」またも美奈子の悲鳴が響くと、理穂が髪の毛を掴んで起こしていったのだった。
そして起こすと、スグにラリアットを喉元に叩き込んで美奈子を倒していく理穂。
バシィィ・・「ふぎぃぃぃぃ・・・ひいっ・・」喉を押さえて藻掻き苦しむ美奈子。
「立ちなさいよ・・・アンタをサンドバックにしてあげる・・・」無理矢理に美奈子を立たせる理穂。
美奈子もフラフラしながら構えていった。
「覚悟しなさいよ!・・・ほらほらっ・・・」その美奈子に容赦なくローキック気味に蹴りこむ理穂。
バシッ・・バシッ・・「ぐはっ・・・ああんっ・・・いやんっ・・」理穂の蹴りの前に為す術もなく悲鳴をあげて逃げまどう美奈子。
(こ、このまま負けるのはイヤ・・蹴られるのも痛いし・・・)
美奈子も蹴られながらも、何か反撃をと考えているようだった。
そう考える美奈子に、理穂が踏み込むと思いっきり顔面への蹴りを出していった。
「これで終わりよ、眠りなさい!」その理穂の叫び声が響くと、同時に美奈子の身体も理穂の蹴りに反応していった・・・。
ガシッ・・・「うりゃあぁぁぁぁ・・・」「なっ・・何よぉぉぉ・・・うぎゃ!」
そう、タイミング良く美奈子がドラゴンスクリューの要領で理穂の足を極めていった。
グキッ・・「うぎゃあぁぁ・・・足が痛いっ・・・」初めて受ける技に、受け身も取れずに足を痛めたのか悲鳴をあげる理穂。
「おっ、戸向もやるじゃん・・・」「紗川〜っ、負けるなよ!」
双方を応援する歓声に押されて、理穂も立とうとするが、美奈子が先に足を取ってストンピングを叩き込んでいった。
そして、一気に足を絡めていくと、足4の字固めを極めていく美奈子。
グイッ・・・「うぎゃああぁぁぁぁ・・・・足が痛いぃぃぃ・・・」激しくマットを叩いて痛がる理穂。関節技が得意でないようで、凄い痛がりようだった。
「ギブ、ギブアップ?・・・・ギブ?」苦しむ理穂にギブアップを促していく美奈子。
「ノ・・ノゥー・・・誰がアンタなんかに・・・」その問いかけに必死に耐える理穂。
バンバン・・・バンバン・・・「ほらぁぁ・・・ギブ?・・・ギブする?」更に上半身を起こしてからマットを叩いて理穂を追い込む美奈子。
「あああっ・・・ああっ・・・・あうっ・・・」堪らず顔面を押さえて苦しむ理穂。
その理穂の苦しみように、美奈子が放してから痛めつけたヒザを狙ってストンピングを叩き込むと、理穂が堪らずリング下に逃げていった。
「はぁ・・はぁ・・何よ・・・関節技なんて練習しなかったから・・・」思わず弱きな表情を浮かべる理穂。
「どうしたのよ!・・・試合はまだまだよ!」その弱気になった理穂を見て逆に強きになっていく美奈子。
そして足を引きずりながらリング下で美奈子を睨んでいく理穂。
美奈子もリング上から理穂の動きを見つめていた。
そして理穂がリングに戻ると、美奈子が意外な首投げでリングに投げていった。
バシィィィ・・「ぐはっ・・」思わず苦悶の表情を浮かべる理穂。
グイッ・・「おらあぁぁ・・・」可愛い顔を険しくして攻め込む美奈子が、更に理穂にスリーパーを仕掛けていった。
「うぐぐっ・・・くっ・・舐めるなっ・・」しかし理穂も意地になって、攻める美奈子の髪の毛を掴むと引っ張っていった。
「イタタタッ・・・ずるいわよ!」理穂に抗議するように叫ぶ美奈子。しかし美奈子が力を抜くと一気に外していく理穂。
「もう許さない・・・一気に畳みかけてあげるわ!」技から逃れた理穂が立ち上がると、目の前の美奈子を睨み付けて呟いていった。
「何よ・・・足だって痛いんでしょ・・・」美奈子も負けずに言い返すが、体格で勝る理穂が威圧するように近づいていった。
しかし、その理穂に果敢に美奈子がタックルを仕掛けると、理穂は一気にフロントチョークで締め上げていった。
グググッ・・・「あぐっ・・苦しい・・・ああっ・・」いきなり反撃されて苦しむ美奈子。「力なら負けないわよ!」いきなり締め上げたかと思ったら、一気にDDTで美奈子を倒していく理穂。更に、その倒れた美奈子の上に馬乗りになっていった。
「そう言えば、さっきの胸へのエルボー、あれ痛かったんだからねっ・・・」理穂がいきなり叫ぶと、美奈子のビキニに包まれているバストへ容赦なくパンチを落としていった。
グニュ・・グニュ・・「ぎゃあぁぁ・・んあぁぁ・・痛い・・・ああっ・・」殴られるたびにひしゃげて潰れる美奈子の90pの見事なバスト。理穂も女の急所と言う事で遠慮していたようだったが、エルボーの事で頭に来ているのか、凄い表情で殴りつけていた。
堪らず悲鳴をあげる美奈子。しかし、理穂の攻めはそれだけではなかった。
「立つのよ・・・おらっ!」美奈子を無理矢理に立たせると、今度はバストへ容赦ないヒザ蹴りを入れていった。
グニュ・・「ああんっ・・んあぁぁ・・いやあぁぁ・・」必死にガードしようとするが、理穂のヒザに悲鳴をあげていく美奈子。次第にビキニがズレ始めていた。
「何よ、だからそんな水着着てると駄目なのよ・・・」ビキニのズレる美奈子に呆れ顔で言い放つ理穂。
「そ、そんなぁ・・だって・・・」その言葉に戸惑いの表情を浮かべていく美奈子。
「だってじゃあないの・・・16歳のクセに大きなオッパイしてるわねっ!」いきなり美奈子のビキニを剥ぎ取っていく理穂。
「やめてぇぇぇ・・そんな酷い事はやめてください・・・」思わずビキニを剥ぎ取られてトップレスになると、恥ずかしさから美奈子がバストを両手で抱えて座り込んでいった。
「だって、このリングじゃあ何でも有りなんでしょ?」その美奈子に容赦なく髪を掴んで起こしていくと、バストを必死に隠す美奈子に強烈なフェイスクラッシャーを仕掛けていく理穂。
グシャアアアア・・・「うぎゃああぁぁぁ・・・・」バストを隠すのに必死な美奈子は、顔面を思いっきり叩き付けられて泣き叫ぶと、更に俯せ状態の美奈子の後頭部に理穂がストンピングを叩き込んでいった。
グシャ・・グシャ・・「ああっ・・んあぁぁぁ・・やだぁぁぁ・・ああっ・・」その残酷な攻めに泣き叫んでいく美奈子。
「そろそろトドメを刺してあげるわ・・・」その痛がる美奈子の髪を掴むと、一気にツームストンパイルドライバーの体制に持っていく理穂。
この体制だと美奈子の90pバストは観客の目には晒されていなかった。
グシュ・・「ぐへっ・・ああっ・・・」そして無情にも美奈子の脳天がマットに突き刺さると、グッタリと大の字になっていく美奈子の身体。
ブルン・・倒れ込む美奈子のバストが露わになると、その技の衝撃でプルプルと揺れていた。
今の技の衝撃に意識を朦朧とさせている美奈子。しかし、理穂はまだ攻めをやめなかった。
「よ〜し、この娘にトドメを刺すわよ〜っ!」いきなり観客にアピールする理穂。
そして美奈子の髪を掴むと、股にまずは美奈子の頭を挟んでいった。
そしてパイルドライバーかと思った瞬間、いきなり高々と美奈子を上げると、垂直に落としていくようなパワーボムを炸裂させていった。
バシィィィィ・・・「ふぎぃぃぃ・・・あうっ・・・」理穂の身長の高さと、そのパワーや角度などからの破壊力に、美奈子は一発で白目を剥いて失神してしまった。
「何よ、大した事ないわねぇ・・」美奈子の失神に気がついた理穂が立ち上がると、レフリーが美奈子の失神を確認していった。
「カンカンカンカン!」ここでゴングが鳴らされていくと、理穂の勝利が告げられた。
観客の声援に応えていく理穂。しかしリングには無惨にもトップレス状態で倒れている美奈子の姿があった。
その美奈子に、試合が終わったからと理穂がバスタオルを胸に掛けていった。
「私・・・酷い事をしちゃった!・・・でも試合だし・・この娘には悪い事しちゃったかな・・・」いくら試合とは言え、理穂は罪悪感を感じながらリングを後にした。
その光景を見ていた黒服達は、久しぶりの大型新人に拍手を送っていた。
ガチャ・・・控え室に戻ってきた理穂。そのまま水着を脱いでシャワーを浴びて着替えていた。
そして理穂の前に、黒服が入ってきた。
「な、何の用ですか?」驚く理穂。
「デビュー戦の勝利おめでとう・・・凄い試合だったよ。ただ、君は関節技が出来ないみたいだが、練習した方がいいなぁ・・・。あと、これはファイトマネーだ。」黒服は、驚く理穂に話しかけると、いきなり机の上に札束を投げていった。
「えっ・・・こんな大金・・・事務所には・・・」まだこの地下プロレスがタレント活動の一環と考えているのか、黒服に問いかける理穂。
「いや、事務所には別ルートで金が入る。君は心配はいらない・・・それは君個人のお金だ。何に使おうが知ったことじゃあない・・・」黒服がニヤリとすると、そのまま控え室を後にしていった。
「わ、私・・・」その大金に驚く理穂。果たして、次の試合は一体誰とやるのであろうか・・・。

第2試合

「ひ、久しぶりのリングじゃああぁぁ・・・」いきなり怪気炎をあげてリングに向かうのは、あの下仁田厚だった。
ミスタートーゴの活躍を聞いて、またこのリングに戻ってきたのだった。
しかし、トレーニング不足の感のある下仁田。普通の試合に出るのはキツイと感じたのか、特別試合が組まれていった。
そうとは知らず、下仁田の相手にと選ばれたのが、ボクシングで自信もある河村ひかるだった。
150pと小柄なクセに、83pのEカップと言う巨乳の持ち主でもあった。
「試合ですか?・・・今回は誰と・・・」黒服の誘いに戸惑うひかる。
「まぁ、あの下仁田厚だが、ボクシングをやっている君ならどうだろうと・・・」その言葉を聞いて、下仁田相手ならとひかるは競馬で金を必要としていたので、リングに上がる事を了解していった。
そして試合の当日、リングに上がる二人の姿があった。
「今日の獲物はお前かぁぁ・・・覚悟せいやぁぁぁ・・・」早くも威圧していく下仁田。
「何よ、私こそアンタの顔を潰してあげるわ!」しかし気の強いひかるも自信を持って言い返していった。
その睨み合う二人の居るリングに、アナウンスが流れた。
「ただ今より、特別試合のリングの準備をしますので、今暫くお待ちください。」その言葉に続いて、黒服達がリングに何か仕掛けをしていった。
そう、ロープには電流が流れるようにとワイヤーと、所々に黒い火薬の量を減らした爆薬が用意されていった。
「な、何よ・・・そんな事は聞いてないわ・・」その仕掛けに驚くひかる。
「何じゃあぁぁぁ・・・逃げるんかぁぁ・・・逃がさん!」下仁田がニヤニヤしていくと、いつの間にかリングの準備が終わっていった。
「ただ今より、第2試合〜、時間無制限〜電流爆破デスマッチを行います!・・・青コーナー、アイドルボクサー〜、河村〜ひかる〜っ!・・・赤コーナー、デスマッチの帝王〜っ!・・・下仁田〜厚〜っ!」そのコールに、ジーンズに白いタンクトップ姿の下仁田と、方や白いビキニ姿のひかるがコーナーでゴングを待った。
「ま、まずい・・・だったら殴って殴ってダウンさせるしかないわ・・・」ひかるはこの状況で内心は怯えていたが、殴り倒せばと思い覚悟を決めていった。
「カァーン!」遂にゴングが鳴らされていった。
コーナーを勢い良く飛び出すひかる。早くもアップライトの構えで下仁田に近づいていった。
「何じゃああぁ・・その構えはぁぁ・・・」余裕をもってひかるに近づく下仁田。ガードなどしていなかった。
「ふんっ・・だっら身体に分からせてあげる!」その下仁田に、いきなり顔面へストレートからフック、そしてボディブローと殴りかかるひかる。
ボシュ・・バシッ・・バキッ・・「ぐわっ・・おわっ・・何じゃああぁぁぁ・・」意外なひかるのパンチの威力にフラフラしていく下仁田。
「これでも喰らえっ!」早くも踏み込んで下仁田の顎を確実に貫いていくひかるのアッパーカット。
グシャ・・・「ぐふぇえぇぇぇぇ・・・・」変な悲鳴みたいな声と共に倒れ込む下仁田。
早くもダウンする下仁田に、ひかるも観客達も興奮していった。
「ま、負けるかぁぁぁ・・・」しかし下仁田が立ち上がると、今度はひかるに勢い良くラリアットを出していった。
「甘い・・・動きが鈍いわよっ!」しかし、ひかるが華麗なフットワークから避けると、逆にレバーを狙った強烈なボディを叩き込んでいった。
グシャ・・「グボッ・・・ぐはあっ・・・」その一撃にまたもリングにヒザを落とす下仁田。その光景に、観客達も驚いていた。
その下仁田に距離を置いて見ているひかる。
「どうしたのよ・・・これで終わり?」そのひかる言葉に、下仁田が言い返した。
「負けてたまるかぁぁ・・・」そして立ち上がる下仁田。
「ふん、だったら殴り倒してあげる・・・」その下仁田に、一気に近づくと殴りつけていくひかる。並のアイドルでは考えられないようなパンチを次々に繰り出して、確実に下仁田にダメージを与えていった。
しかし、今度はなかなか倒れない下仁田。ひかるも必死に殴りつけると、またも下仁田が倒れ込んでいった。
「どうなのよ、負けを認める?」その下仁田に強きに言い放つひかる。
「ま、負けを認めるだぁぁ・・・ふざけるなよぉぉ・・・」下仁田が倒れた状態から上目遣いで睨みながら言い返していった。
「ふざけてるのはそっちでしょ!」更にひかるも言い返す。
「そうかぁぁ・・・だったら分からしてやるぜぇぇぇ・・・・ファイヤー!」その言葉と共に、遂に下仁田必殺の火炎殺法が炸裂していった。
下仁田の前に立っているビキニ姿のひかるの顔面目掛けて、下仁田の口から火炎が吹き付けられていった。
ボワアァァァァ・・・「ぎゃああぁぁぁぁ・・・何よぉぉ・・・こんな事して恥ずかしくないのぉぉ・・・」この火炎攻撃に堪らず顔面を押さえてフラフラしていくひかる。
リングにはひかるの髪の毛などが燃えた臭いが立ちこめた。
「これはどうじゃあぁぁぁぁ・・・うりゃあ!」更に下仁田がフラフラするひかるにラリアットを叩き込むと、ひかるが堪らずロープに振られていった。
「うぎゃああぁぁ・・・・・ああっ!」ラリアットのダメージから痛がるが、ひかるはロープに激突する前に驚いた・・・。
バババババッ・・・バァーン!・・・激しい轟音がリングに響いていくと、そこには大量の煙に包まれたひかるの姿があった。
「あああっ・・・あっ・・」初めて味わう爆破マッチの怖さに、ひかるは堪らず倒れ込んでいった。
背中への激しい痛みに耐えるひかる。立ち上がろうとするが、先に下仁田が髪を鷲掴みにして立たせていった。
「どうじゃあ・・・これが爆破マッチじゃあぁぁ・・・」更に下仁田が余裕を持ってひかるを掴むと、そのままボディスラムから、倒れたひかるの自慢のバストへストンピングを叩き込んでいった。
グニュ・・「いやっ・・イタッ・・こ、このうっ!」バストを蹴り続けられても、ひかるは悲鳴どころか反撃の機会を伺っていた。
そして立ち上がると、今度はひかるが一気にパンチを繰り出していくと、下仁田がフラフラしていった。
「倒れやがれっ!」必死な表情のひかる。しかし、踏み込んできたひかるを逆にロープに叩き付けていく下仁田。
バババッ・・バーンッ!・・・またも大きな轟音と共に、ひかるが悲鳴をあげた。
「いやあぁぁぁぁ・・・・・あんっ・・・」その火薬の衝撃に、ひかるがグッタリと俯せになって倒れ込むと、下仁田が背中へストンピングを叩き込んでいった。
バシッ・・バシッ・・無惨にも下仁田のストンピングの衝撃で、マットと身体に押しつぶされて潰れるひかるの大きな胸。
更に、蹴られる度に身体をピクンピクンとさせる所が、悲壮感を表していた。
グイッ・・「立つんだよ・・・おらぁぁぁ・・・」更にひかるを立たせると、観客にひかるの苦悶の表情を見せていく下仁田。
「ああっ・・・じょ、冗談じゃ・・・ないわ・・・」しかしまだひかるの目は死んではいなかった。
「可愛い顔が苦しそうだなぁ・・・おらっ!」更に下仁田がひかるのお腹へパンチを出すと、以外と鍛えられているひかるの腹筋に驚いていた。
「ふふふっ・・・以外と鍛えてるじゃねぇ〜か!」その言葉に、ひかるも返していった。
「プロのクセに鍛えもしない人と一緒にしないでよ!」その言葉に下仁田の表情が険しくなると、次の瞬間にひかるの強烈なパンチが顔面に炸裂していった。
バキッ・・バシッ・・「ぐおっ・・うわっ・・・」身長差から顎などを捉えていくひかるのパンチ。下仁田がそのパンチ攻撃にフラフラしていった。
「今度はアンタの番だよ!」更に思いっきりタックルを仕掛けると、下仁田の身体がまるでロープに吸い寄せられるようにロープに触れていった。
ババババババッ・・・・バァーン!・・・「ぐわあぁぁ・・・ああっ・・・」激しい爆音と煙の中、グッタリと倒れ込む下仁田。
更に、その倒れた下仁田の上に座ると、ひかるが顔面といい殴りつけられる部分は殴っていった。
バシッ・・バキッ・・バシッ・・「おらおらっ、アイドルに負けて恥ずかしいでしょ!」凄いラッシュをかけていくひかる。
そしてグッタリする下仁田を起こすひかる。しかし、下仁田の表情が変わっていった。
「舐めるなよ・・・クソ女っ・・・」その言葉にひかるが驚くと、一気に下仁田がひかるの身体を抱え込むと、自爆のようにロープに押しつけていく下仁田。
バババババ・・バァーン!・・・またも轟音と煙に包まれていくリング上。
「あああっ・・・ああっ・・・」背中が少し変色する程のダメージを受けたひかるがグッタリとマットに倒れていると、下仁田はフラフラしながら立ち上がると、観客にアピールしていった。
「ふふふっ・・・今からコイツの処刑シーンでも楽しんでくれやぁぁぁ・・・」その言葉に観客達からはブーイングがおきると、下仁田は怒ったようにしてひかるの髪の毛を掴んでいった。
グイッ・・「あふっ・・」背中に受けた衝撃にグッタリするひかる。
「まずは・・・グラビアアイドルのストリップショーだぜぇぇ・・・」下仁田の叫び声に続いて、そのままひかるのビキニブラジャーを剥ぎ取る下仁田。
この暴挙に、ひかるの83pのEカップバストが露わになっていった。
「ああっ・・・何するのよ・・・変態っ!」まだ気丈にも言い返すひかる。
「変態で結構だぜぇぇ・・・おらっ・・」更にひかるをフルネルソンの状態にして、リングの周りの観客にひかるのバストを見せつけていく下仁田。向けられるたびにプルプルと揺れていくひかるの見事なバスト。
更に下仁田は、そのひかるの乳房の突起物に注目した・・・。
「ふふふっ・・・可愛い胸しやがって・・・ギブすれば許してやってもいいぜぇ・・」そう言いながら、ひかるの身体をロープに近づける下仁田。
「な、何よ・・・何するのよ!」近づくロープに恐怖するひかる。次第にバストからロープに近づいていった。
「ふふふっ・・・その爆薬が爆発したら、可愛い乳首が吹き飛ぶかもなっ?」その言葉に怯え出すひかる。
「や・・やめて・・・そんなの格闘技でも何でもないわ・・・ああっ・・・やめて・・」突然その乳首攻めを聞いて怯え出すひかる。
「今頃気がついても遅いんだよ!・・・後で後悔しろや!」その下仁田の言葉に続いて、ひかるの乳首がロープに付いた爆薬に触れていった。
バァーン!・・・「んあぁぁぁぁぁぁ・・・・」その女にとって残酷な攻めに、ひかるは声にならない声で悲鳴をあげた。
流石に乳首を吹き飛ばすだけの量の爆薬ではなかったが、ひかるにとってその衝撃と激痛は凄いものだった。
下仁田が放すとグッタリと胸を押さえて倒れ込むひかる。
「ふふふっ・・・タップリ痛めつけてやるぜ・・・」そのひかるの背中に容赦無くストンピングで押しつぶす下仁田。
バシッ・・バシッ・・「んあぁぁ・・いやあっ・・あんっ・・」為す術もなく悲鳴をあげて痛がるひかる。
「起きるんだよ・・・チビ女っ!」苦しむひかるを起こしていく下仁田。
しかし、ひかるも苦しみながらも以外な行動に出たのだった。
「ううっ・・・何よ・・この練習もしないクセにプロレスラーとか言いやがって!」いきなりひかるが絶叫すると、下仁田の顔面に裏拳を叩き込むひかる。
バキッ・・「ぐおうっ・・・うぐぐっ・・・」いきなりのひかるの裏拳に、鼻から大量に鼻血を流し出す下仁田。
更に、そのフラつく下仁田に意地になって左右のジャブからボクシング殺法で追い込むひかる。
しかし、意地になって反撃に出たひかるに、下仁田が残忍な面を覗かせていった。
「おらあぁぁぁぁ・・・・」いきなり体格の差を利用して、ラリアットでひかるを吹き飛ばす下仁田。
バシィィィ・・・「ふぎぃぃぃぃ・・・・」そのラリアットに豪快に倒されていく小柄なひかる。
「舐めたマネしやがって・・・覚悟しろっ!」その言葉にひかるが怯えるが、下仁田が倒れているひかるを、まるで子供におしっこをさせる体制にして、抱え上げていった。
観客達もその光景に何が起こるのかと注目する中、下仁田は抱え上げたひかるをロープの方へ連れて行った。
「なっ・・何するの・・・やめて・・・ああっ・・・」ひかるはこれから下仁田が何をしようとしているのか分かったのか騒ぎ始めた。
「ふふふっ・・・女にとって残酷な攻めで、鼻の仕返しをしてやるぜっ・・・おらあぁぁぁ・・・」いきなり下仁田が叫ぶと、抱え上げたひかるのビキニに覆われている股間の部分を、トップロープの爆薬のついた部分に当てていった。
バババァーン!・・・「んあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・あんっ・・・」女の弱点でもある秘部へ響く爆薬の衝撃。その衝撃にひかるが絶叫してグッタリしていった。
「まだまだ・・・甘いんだよ!」更に下仁田が爆薬に股間を押しつけると、今度は電流が容赦なくひかるの股間を襲っていった。
ビビビビビッ・・・・「うぎゃ、ぎゃ、ぎゃ、ぎゃ・・・・」股間への凄まじい電流地獄に、ひかるはヒクヒクしながら悲鳴をあげていった。
そして下仁田が放すと、ひかるはグッタリとリングに横たわっていった。
「堪らないぜぇぇ・・・」そのリングにグッタリするひかるの身体を見て、下仁田は堪らずビキニパンティまで剥ぎ取ると、無惨にもひかるは全裸状態にされていった。
「よ〜し、これで終わりじゃあぁぁぁぁ・・・」そして、下仁田が続けてひかるを抱え上げると、必殺の電撃パワーボム(ただのパワーボム)を出していった。
バシィィィィ・・・「ふぎぃぃぃぃ・・・んあっ・・」高々上げられ、そして後頭部からマットに叩き付けられたひかるは、無惨にもあまりの衝撃に失神してしまった。
まるでパワーボムの後のフォールの体制で押さえつけられているひかる。
下仁田の目の前には露わになったひかるの秘部が見えていた。
そのひかるの股間を見て、下仁田がいきなり興奮状態になると、そのひかるの股間に顔面を埋めていくのであった・・・。
「おおっ・・堪らないぜぇぇ・・おらおらっ・・・へへっ・・・」もうこうなると、下仁田の欲望のままの展開になっていこうとしていたが、失神したひかるの様子にレフリーがゴングを要請していった。
「カンカンカンカン!」そのゴングの音も気にせず、下仁田がひかるの秘部へ舌で攻めていくと、黒服達が下仁田を止めていった。
「なんじゃああぁぁぁぁ・・・止めるなぁぁぁ・・・」しかし、黒服達によって下仁田はリング下に連れて行かれるが、リング上には無惨にも全裸で失神させられたひかるの姿があった・・・。
意外な頑張りを見せたひかるだったが、初の電流爆破マッチには倒されてしまったのだった・・・。
そして、控え室に寝かされる枕元には、今回のファィトマネーの札束が置かれていくのであった。
「ふふふっ・・・小さいクセにこの身体・・・。それにボクシングまで囓ってやがる・・・これからも地下リングで男相手に頑張ってもらうか・・・」黒服達もニヤニヤひかるを見つめると、そのまま控え室を後にするのであった。

第3試合

「いい加減、舐めるのもやめろよ、コラッ!」そう、リング上で叫ぶのは、あの滝本秀明だった。
今まで、散々鈴本あみとタッグなどで藤原瞳、末長遥、市河由衣などにやられたりしていたが、遂に滝本が決着をつける為、代表をひとり出せと要求していった。
その要求に、瞳や遥、由衣は話し合ったが、ここは一番プロレスを経験したと言う事で、由衣が選ばれたのだった。
「私がやってやるよ!」果敢にも滝本に挑んでいく由衣。
「お前か?・・・覚悟しろ!」由衣の挑戦に言い返す滝本。
「何よ、アンタの彼女?・・・また虐めてあげようか?」由衣が意地悪く言い返すと、滝本も負けていなかった。
「また邪魔が入ると面倒だから、金網デスマッチで勝負だっ!・・・まぁ、お前に金網リングに入る度胸があればなぁ・・・」その滝本の挑発に、由衣が返した。
「やってやるよ!・・・何でも有りのデスマッチで完全決着だよ!」その言葉に、滝本がニヤリと笑みを浮かべていった。
そして、遂に滝本と由衣の金網デスマッチが用意されていった・・・。
ガシャーン!・・・またもリングの上から金網が降りてくると、早速金網デスマッチの準備がされていった。
迷彩色のズボンに身を包む滝本。一方、アイドルらしく可愛らしい白いワンピース水着で登場していく由衣。
そして両者が金網リングに入ると、黒服によって鍵が閉められていった・・・。
ガッシャーン!・・・「ビビッてるんじゃね〜よっ!・・・痛めつけてやるぜ!」早くも由衣を挑発する滝本。
「何よ、言ってればいいでしょ!・・・試合が始まれば分かるのよ!」由衣も負けずに言い返していった。
「ただ今より、第3試合〜時間無制限金網デスマッチを行います!・・・青コーナー、ドラマでもプロレスをしているアイドル〜っ!・・・市河〜由衣〜っ!・・・赤コーナー、プロレス好きアイドル〜っ!・・滝本〜秀明〜っ!」そのコールに、お互いが視線を反らさず聞き流していく二人。
金網に囲まれ、まさに完全決着するまで試合が終わらない状況で、15歳とは言え、ボリュームあるバストを誇る由衣は果敢にも睨み付けていた。
一方、秀明はアイドルと言う事で、今まで以外とクリーンなファイトをしていたが、今までの事から今日はと考えていたのだった。
「カァーン!」そんな両者の睨み合うリングにゴングが響いていった。
「来いよ!」「そっちこそ来なさいよ!」
まずはコーナーから出ない両者。緊張した試合が今幕を開いていった・・・。
そして暫く睨み合うと、少しずつリング中央に歩み出す二人。
「喰らえやぁ!」いきなり滝本が絶叫すると、由衣に襲いかかっていった。
しかし、由衣も以外に冷静に水面蹴りを出すと、滝本を倒していくのだった。
バシィィ・・・「うごっ・・何しやがるんだっ!」倒れて悔しがる滝本。
「ふんっ・・甘いのよっ!」由衣も素早く立ち上がると、構えて滝本の動きを伺っていった。
「ふんっ・・偶然だぜっ・・・」滝本も構えるが、由衣に先手を取られて動揺しているようだった。
(女相手にいきなり殴りつけるのも・・・まぁ、いいか!)
しかし滝本がダッシュして由衣の顔面目掛けて殴りかかると、今度は由衣がその滝本の腕を掴んで、以外にも一本背負いで返していった。
バシィィィ・・・「なっ・・なにぃぃぃぃ・・・」驚く滝本。
「これで終わりにしてあげるわ!」更に倒した滝本の腕を、腕拉ぎ逆十字固めに極めていく由衣。
グイッ・・「ぐわあぁぁぁ・・・なんだ・・このうっ!」両足をバタバタして逃げようとする滝本。
しかし、由衣も腰を浮かせて滝本の腕の関節を極めていった。
必死に逃げようとする滝本。しかし由衣も極めるが、少しすると放していった。
「うぐぐっ・・・・」腕を押さえて痛がる滝本。
「かかってこいよ・・・ほらっ!」逆に観客にアピールするように、そして滝本を馬鹿にするように手招きして挑発する由衣。
その挑発に滝本が距離を置いて見守ると、今度は素早く由衣が飛び込んで行って、滝本のヒザに低空ドロップキックで襲いかかっていった。
バキッ・・「ぐわあぁぁぁぁ・・・・」またも由衣に技を掛けられて痛がっていく滝本。
「そらそら・・・弱いわねぇぇ・・・」その滝本の足を取ると、一気に足4の字固めを極めていく由衣。
グイッ・・「ぐわああぁぁぁ・・・効かねぇ〜よ、こんな技っ!」強がる滝本。しかし由衣の細い足が滝本の足に食い込んでいった。
ググッ・・「ほらほらっ・・・ギブ?・・・いくよ!」その由衣の攻めに、滝本も反撃を考えていた・・・。
(魅せるプロレスも大事だけど・・・こんなガキにやられる方が屈辱だぜっ!)
そして次の瞬間、滝本が一気に軽量の由衣の身体を反転させていった。
ググッ・・グイッ・・「おらおらっ・・・ああっ・・いやあぁぁぁぁ・・・」攻めていた由衣の表情が一気に苦痛に歪むと、滝本が更に極めていった。
グググッ・・・「ほらほらっ、さっきの威勢はどこ行ったのかなぁ?」逆に意地悪く問いかける滝本。
「あああっ・・・んあぁぁぁぁ・・・いやあぁぁぁ・・・負けないぃぃぃ・・・」しかし必死にロープに手を伸ばすと、ブレークがなくとも逃げようと必死な由衣。
その由衣を見て、滝本が技を解くと、足4の字のダメージで由衣が座り込んで苦しんでいた。
「ふふふっ・・・所詮は女だなぁ・・・」先に立ち上がって由衣に迫る滝本。
「な、何よ・・・負けないわよ・・・」しかしコーナーに追い込まれるが、足が痛くフラつきながら立ち上がる由衣。
「喰らえっ!」いきなりコーナーの由衣にドロップキックでコーナーとの間に串刺しにしていく滝本。
グシャアァァァ・・「ふげえぇぇぇ・・・・ああっ・・・」流石にこれは効いたのか、グッタリと倒れ込む由衣。
更に、倒れた由衣の背中へストンピングで何度も踏み込む滝本。
バキッ・・バシッ・・「ふぐうっ・・ああっ・・・いやあっ・・・」滝本の攻めに悲鳴をあげていく由衣。
グイッ・・「立つんだよ・・・」そして滝本が由衣の髪の毛を掴むと、立ち上がらせていくと、そのままヘッドロックで絞めていく滝本。
グググッ・・「あああっ・・・」滝本の攻めに痛がる由衣。
しかし、由衣もドラマでプロレスを練習したりした効果か、いきなり油断する滝本にバックドロップで反撃していった。
バシィィィ・・・「なっ・・何ぃぃぃ・・・」後頭部を激しくマットに打ち付けられて、滝本が驚いて倒れていく。
しかし、技をかけた由衣もダメージがあるようで、なかなか立ち上がれなかった。
その由衣に、滝本が先に立ち上がると、今度はサッカーボールキックを由衣の83pながら、豊満なバストを蹴りこんでいった。
グニュ・・グニュ・・「んあぁぁ・・・やめてぇぇ・・ココは・・女の子の大事な所・・・」必死にバストを守ろうとする由衣。しかし滝本の蹴りに悲鳴をあげてリングを転がっていた。
「そういう事か・・・ふふっ・・」その由衣の痛がりように、滝本がニヤニヤしながら迫ると、起こしていった。
「今日は金網デスマッチ!・・・思いっきり利用させてもらうぜっ!」そういうと、滝本が由衣を起こすと、ロープと金網の間に入れていった。
「な、何するのよ・・・このっ!」しかしまだ言い返す元気の良い由衣。
「こういう事だっ・・・お前の自慢のバストを潰してやるぜっ!・・・覚悟しろっ!」そう叫ぶと、滝本が一気に由衣の水着に包まれたバストを金網に押しつけていった。
グイッ・・「いやああぁぁぁ・・・・ああああっ・・・・」由衣の悲鳴がリングに響いていく。
そして観客からは金網の間から、由衣の水着に包まれたバストが搾り出されるように見えていた。
「おらおらっ・・痛いか!」更に由衣のバストを金網に押しつけていく滝本。
更に、滝本が水着が邪魔とばかりに、いきなり由衣のワンピース水着の肩紐からズルッと脱がせて、お腹まで脱がせていった。
ブルンッ・・「いやあぁぁぁ・・・・何するのよぉぉ・・・」いきなりトップレスの水着剥ぎ攻撃を受けて、由衣は恥ずかしさから悲鳴をあげた。
「何だって・・・所詮はアイドルは見せ物なんだよ、勿体ぶるなって・・・いい胸してるじゃねぇ〜か!」更に露わになった由衣のバストを金網に擦り付けていく滝本。
「うぎゃああぁぁぁぁ・・・オッパイがぁ・・オッパイがぁぁ・・・」その残酷な攻めに悲鳴をあげていく由衣。
そして、滝本が由衣をリング中央に投げていくと、一気に馬乗り状態に持ち込んでいった。
「ふふふっ・・・覚悟しろよ!」滝本が拳を固めて言い放っていく。
「なっ・・何よ・・・」内心、滝本の拳に怯えながらも気丈にも言い返す由衣。
「こういう事さっ!」いきなり由衣のバストへ強烈なパンチを落としていく滝本。
グニュ・・グニュ・・「ぐわあぁぁ・・・あああっ・・・やめてぇぇぇ・・」これには大声で叫んでいく由衣。
「ほらほらっ・・いい弾力してるぜっ、お前のオッパイ!」更に由衣のバストの感触を楽しむかのように滝本が殴りつけると、由衣の抵抗も少なくなっていった。
「プロレスらしく・・・お前を痛めつけてやる!」いきなり、抵抗の少なくなった由衣の首に上から腕で押さえつけると、残酷なギロチンチョークで由衣の喉を押しつぶしていく滝本。
ググッ・・・「うぐぐっ・・・ぐる・・しい・・・ああっ・・・」やはり由衣の細い身体からは返せず、ただ両足をバタバタさせるように藻掻き苦しむと、次第に呼吸ね出来ずに由衣は苦悶の表情を浮かべていくのであった。
「簡単には落としはしないぜっ・・・おらっ・・」次第にグッタリする由衣に、滝本は簡単に決めてはつまらないと、一旦は放していくと、由衣は激しく咳き込んで苦しんでいた。
更に髪の毛を掴んで由衣を起こす滝本。由衣の表情は苦しそうだったが、まだ目が死んではいなかった。
「あ・・相変わらず・・・酷いこと・・・するのねぇ・・」いきなり言い返す由衣。
「あぁ?」しかし滝本も既に試合には勝てると舐めていると、いきなり由衣の反撃が始まった。
バキッ・・「んがぁぁぁぁぁ・・・・」いきなり股間を押さえて悶絶する滝本。
そう、由衣が男の弱点の急所にパンチを入れたのが、油断した滝本の股間を直撃したのだった。
「女の子の大事な所ばっかり狙うから、お返しよ!」更に股間を押さえる滝本に、由衣の渾身の力を入れたストンピングが決まっていった。
露わになったバストを気にせず、蹴る度に揺らしながら攻める由衣。
そして、足を固めると以外にも鎌固めで滝本を苦しめていく由衣。
グイッ・・ググッ・・「ぐわあっ・・くっ・・」由衣の攻めに痛がる滝本。
「ほらほらっ・・・どうなのよ!」逆に調子に乗って攻める由衣。
しかし、その由衣の耳に観客達からの歓声?が入っていった。
「由衣ちゃ〜ん、オッパイ丸見えだよ〜!」「滝本〜っ!・・・そいつの下も脱がしちまえ!」
その歓声に、由衣が顔を赤らめていった。流石はいくら強がっても、15歳の女の子だった。
「ふふふっ・・・図星かなっ?」いきなり恥ずかしがって力を緩めた由衣の一瞬を突いて、滝本が技から逃げ出すと、立ち上がっていった。
「あっ・・・」いきなり滝本に逃げられ、驚く由衣。しかし、滝本は今度は油断もせずに構えていった。
滝本の真剣な視線を見て、由衣にも緊張が更に走る。
しかし、いきなり由衣の足に滝本のローキックが炸裂していった。
バシィィィ・・・「んあぁぁぁ・・・・痛っ・・」思わずガードを下げる由衣。
バキッ・・・「もらった!」「ふぎいぃぃ・・」その由衣の顔面に、今度は滝本の素早い飛びヒザ蹴りが炸裂していった。
堪らず大の字状態になって倒れる由衣。しかし滝本が起こしていくと、顔面への衝撃で朦朧とする意識の中、由衣はフラフラしながら構えていった。
「何だぁぁ・・・その構えは!・・・喰らえっ!」更にトドメを刺そうと、滝本が勢いのある延髄蹴りを由衣の後頭部に決めていった。
バキィィィィ・・・「ぐわあぁぁぁぁ・・・んあぁぁ・・・あんっ・・・」この一撃は由衣には効いたらしく、由衣はグッタリと俯せでピクピクしていくと、滝本が背後から迫っていった。
「今日は金網リング。逃げ場はないし、制裁してやるぜっ・・・覚悟しろっ!」その言葉に続いて、滝本が遂に由衣の水着を下まで剥ぎ取っていった。
「ううっ・・・い、いやっ・・・」必死に股間へ手を伸ばして涙ぐむ由衣。
「いいぞぉぉぉ・・・滝本ぉぉぉ・・・」しかし観客からは大歓声が沸き起こっていった。
「ふふふっ・・・これでお前の恥ずかしい姿をお客さんに見てもらえよ!」全裸になった由衣に、今度は更に辱めようと、滝本がロメロスペシャルで高々とリング上で全裸処刑をしていった。
グググッ・・「いやあぁぁぁ・・・・やめてぇぇぇ・・・見ないでぇぇぇぇ・・・」手足は固定され、全身に走る激痛と、全裸状態の身体を見られて由衣が恥ずかしさから泣きながら悲鳴をあげていった。
その間にも、容赦なく観客達の視線が由衣の身体に集中していった。
プルプルと揺れている乳房。そしてまだあまり使われていないような由衣の秘裂までもが観客に見られていた。
そしてしばらく痛めつけると、滝本が放していった。
「うううっ・・・や、やだ・・・こんなのプロレスじゃあない・・・ひどい・・・」もう闘える状態では無くなってしまった由衣。
それもそのはず、15歳の女の子が全裸状態で金網リングの中に入れられ、そして多くの観客の視線に晒されるなんて耐えられるものではなかった。
更に、グッタリしている由衣の動きを封じようと、滝本が勢いのあるヒップドロップを由衣のお腹へ炸裂させると、由衣が悲鳴と共に口から胃液が噴き出していった。
「ブベエェェェェ・・・オゲッ・・・ぐるじい・・・ううっ・・・」口から胃液を垂らしながら苦しむ由衣。
しかし、滝本が観客にアピールすると、一気に担ぎ上げると、アルゼンチンバックブリーカーで由衣を揺さぶりかけていった。
グイッ・・グイッ・・グイッ・・「ああっ・・あんっ・・ああっ・・あふっ・・ああんっ・・んあぁぁぁ・・」滝本が揺さぶるたびに、由衣はバストを揺らしながら苦しさに喘いでいった。
「おらおらっ・・・ギブか?」その問いかけに、ギブアップしない由衣。
その由衣の姿勢に、関節より殴り倒すと考えた滝本が、由衣をマットに落としてぃった。
バシィィィ・・・「ぐわあぁぁ・・・あんっ・・・」またもリングに倒れ込む由衣。
その由衣を、滝本がロープに腕を絡めて固定していくと、今度は拳を固めてアピールしていった。
「何時までギブアップしないか、根性を試してやるぜっ!」その滝本の言葉に続いて、左手が由衣の髪を掴んでいった。
そして、右手が由衣の額に炸裂していったのだった。
バキッ・・「んあぁぁぁ・・・・・ああぁ・・・」額への痛みに、激しく悲鳴をあげる由衣。しかしギブと言う言葉は出てこなかった。
更に続けて滝本のパンチが由衣の額に炸裂していくと、次第に由衣の額の一部が赤くなってきた。
更に殴り続けると、由衣の泣き声と共に額が割れて流血していくのであった。
「んあぁぁぁぁ・・・・最低ぃぃ・・・女の子相手に恥ずかしくないの・・・」泣きながらも懸命に言い返す由衣。しかし次第に額から流れる血がお腹などへも垂れていった。
「恥ずかしいのはお前の格好だぜぇぇ・・・おらあぁぁぁ・・・」更に殴り続けると、由衣は次第に意識を朦朧とさせていった。
「しぶといガキだぜっ・・・」由衣のしぶとさに、滝本がコーナーポストの金具を出していくと、今度は由衣の髪を鷲掴みにして、コーナーポストの剥き出しの金具の部分に由衣の顔面を叩き付けていった。
バキッ・・ゴキッ・・今までの抗争からか、今日の滝本のファイトは鬼気迫るものがあったが、徹底的に由衣を痛めつける姿勢には観客も驚いていた。
そして金具への顔面叩き付け攻撃が続くと、由衣は凄い流血となって、意識も失っていった・・・。
「お、おい・・あれってやり過ぎじゃないか?」「由衣ちゃん死んじゃうよ!」
ついには血ダルマ状態の由衣の姿に、観客席が騒ぎ出していった。
その観客席の反応に、黒服達がレフリーに指示すると、ゴングが打ち鳴らされていった。
「カンカンカンカン!」そのゴングの音に、滝本が我に戻って放すと、由衣はグッタリとマットに倒れていった。
勝利のポーズをする滝本。更に由衣の傷口を踏み付けると、金網リングを後にしていった。
「ふん、二度と俺様に喧嘩なんて売ってくるんじゃね〜よ!・・・他のアイドル達もこれからは覚悟しろっ!」そうアピールすると、控え室に消えていく滝本。
一方、由衣は無惨にも全裸大流血状態で医務室に担架に乗せられて運ばれていくのであった。

第4試合

「簡単に終わったらつまらないからなぁ・・・」またも地下プロレスの話を聞いて、ニヤニヤする男。そう、北王光司だった。
今まで、地下リングで数々のアイドル達を血の海に沈めて、そして制裁してきた恐怖の悪役レスラーの1人だった。
困惑する北王。その北王を説得するため、今回は特別な試合方式が選ばれていった。
そう、ハンディキャップマッチではあるが、アイドル相手ではどちらのハンデがわからないものだった。
そして、今回北王の生け贄として選ばれたアイドル達が何人かいたが、周りには知らされないままであった。
そして北王は、第4試合のリングに立っていた。
「それでは〜、第4試合を行います!・・・この試合は特別試合となっておりますので、ノーロープ金網デスマッチ方式ですが、北王選手の相手はその都度、金網に入れられて行きますので、確認願います!」その言葉に続いて、北王のいるリングからロープが外され、そして金網が用意されていった。
ガッシャーン!・・・遂にリングの準備が揃うと、黒服達が誰かを無理矢理にリングに押し込んでいった。
「いや〜っ、放してよ!」そう、その声の主はアイドルの仲根霞だった。
88pのバストを白いビキニに身を包んで金網のリングに登場すると、観客達から残酷な期待を含んだ声援が飛んでいった。
しかし、そのリングにいきなりゴングが鳴り響いていった・・・。
「カァーン!」その音に、いきなり怯える霞のお腹へ北王の素早い蹴りが炸裂していった。
グシュ・・・「ぶげえっ・・・おげっ・・」堪らず座り込んで苦しむ霞。
「立つんだよ・・・あんまり時間を掛けられないからなぁ・・・」北王がニヤニヤすると、霞を起こすといきなりビキニを剥ぎ取っていった。
「いやあぁぁぁ・・・・」リングに響く霞の悲鳴。
しかし、北王の暴挙は止まらず、その霞を掴むと金網にバストを押しつけると、更に金網に擦り付けて痛めつけていった。
ガシャ・・必死に金網を掴んでバストへの圧力を和らげようとする霞。しかし北王の狂気に満ちた攻めの前には無力だった。
その間に、早くも次の生け贄とも言えるアイドルがリングに入れられていった。
「か、霞ちゃん!」そう叫んでいるのは、あの松口純だった。
芸能界での活動が少なくなっていたが、仕事と聞いてきたら地下リングだったので、驚いているようだったが、白いビキニに85pのバストを包んでの登場だった。
霞を痛めつける北王に、果敢にストンピングから攻め込む純。
バシッ・・バキッ・・「何するのよ!・・・やめなよ!」必死に北王を蹴りこむ純。
「何だお前はっ!」蹴りこむ純に言い返す北王。
「何よ、このっ・・このっ!」しかし必死に蹴りこむ純。
「ふんっ・・・だったら黙らせてやるぜっ!」いきなり霞の顔面を金網に叩き付けてグッタリとさせると、純の方へ向かっていく北王。
すると純も構えて距離を置いていくが、身長差から観客達も純の虐殺シーンが見れると期待した。
「わ、私だって・・・簡単には負けないわ!」ここで以外にも、近づく北王のヒザに果敢にも低空ドロップキックを放っていく純。
グキッ・・「ぐわあぁぁぁぁ・・・何しやがるんだ、チビ女っ!」純の蹴りに意外に痛がって座り込む北王。
「まだまだよ!」更に座り込む北王の背中へ懸命にミドルキックを叩き込む純。更には霞もフラフラするが、ビキニを胸に着けてから純と一緒にストンピングを叩き込んでいった。
しかし、流石は巨漢の北王だった。いきなり叫ぶと立ち上がって、霞と純の髪を掴むと、リング内を連れまわしていった。
「何よぉぉ・・・放せよっ!」「いやあぁぁ・・・ああっ・・」
純と霞の声が響いていくリング。しかし北王が二人の顔面を叩き付けるようにしていくと、グッタリ倒れ込む純と霞。
更に、倒れ込んだ純と霞の背中へストンピングで攻めていった。
グシャ・・グシッ・・「ああっ・・・んあぁぁぁ・・ぐぅぅぅ・・」あまりの衝撃に、霞は藻掻いていったが、以外にも純は歯を食いしばって耐えていた。
流石に、霞はグラビアなどで売れていたが、純は最近芸能界から離れていた事もあって、ここで頑張ればと懸命のようだった。
「何だ、お前は・・・」その純の態度に、北王が注目していった。
そして、耐える純をまずはコーナーに連れて行くと、隠し持っていた手錠で純を金網に固定していった。
「ふふふっ・・・まずは仲間のアイドルが泣き叫ぶ所でも見てろ!」その言葉に、純が叫んでいくと、霞がまずは捕まっていった。
「んあぁぁぁぁぁぁ・・・・」金網に押しつけられて痛がる霞。
しかし、その霞のお腹へ強烈な北王のヒザが突き刺さっていった。
グシュ・・「グボウッ・・・グペッ・・・オエッ・・」そのあまりに凄い衝撃に、霞は内蔵を圧迫された感じで口から激しく反吐をマットに吐き散らしていった。
そして北王が放すと、グッタリと倒れ込む霞。その霞のビキニを更に剥ぎ取る北王。
そしてビキニショーツだけになった霞のお腹へ、今度は北王の踵蹴りが何発も決まっていくと、霞の口から血が混じった反吐が噴き出していった。
「か、霞ちゃん!」その光景を見て驚く純。しかし北王の残酷な蹴りが霞を襲っていくと、次第に霞の反応が少なくなってきた。
蹴られる度に、身体をピクンピクンと動かしては、口から血反吐を吐き出す霞。
「やめてよ〜っ!・・・それ以上やったら死んじゃうよ!」純が泣きそうな表情で叫ぶと、北王がニヤニヤしながら霞を蹴り続けていった。
しかし、流石に北王もこれ以上はマズイと感じたのか、霞はそのままにして、金網に手錠で動きを封じていた純に標的を絞っていった。
ガチャ・・北王によって手錠が外されると、純が急いで霞の元に行くが、霞は既に失神状態だった。
仕方なく純が構えるが、今度は北王も構えていた。
次第に威圧しながらコーナーに純を追い込む北王。
グッ・・コーナーに背中が触れると、その感触に純が驚くが、その瞬間を逃さずに北王のストレートパンチが純の顔面を直撃していった。
バキッ・・「んあぁぁぁぁ・・・あんっ・・」堪らずコーナー付近に倒れ込む純。
ググッ・・「倒れるのが早いんじゃね〜か?」その純の顔面を踏み付けながら北王が言い放つ。
「ううっ・・・まだまだ・・・負けてないわ・・・」押しつけられる北王の足を両手で懸命に掴んで言い返す純。
その純の頑張りに、北王が立たせると、ノーガードで立っていた。
「な、何よぉぉぉ・・・」その余裕の北王に、必死にエルボースマッシュを打ち込んでいく純。
しかし、北王のお腹に決まっても、その脂肪分などに守られている身体にはダメージを与える事は出来なかった。
更に、パンチを打ち込むが、時折北王がニヤニヤしながら純を挑発していった。
「ハァ・・ハァ・・負けない・・・」内心は動揺していたが、純は息を上げながらも必死になっていた。
「その根性、何処まで持つかな?」逆に北王が純の髪を掴むと、残りの手で思いっきり張り手を顔面へ叩き込んでいった。
バシィィィィ・・・「ブベエェェェェェェ・・・・・」思いっきり顔面を変形させながら倒れ込む純。口の中を切ったのか、口から血を流していた。
しかし、純も立ち上がると、北王にタックルみたいに組み付いていった。
だが、北王がニヤニヤすると、余裕で純の身体を持ち上げると、今度はそのままボディリフトの状態に持ち込んでいった。
高々と上げられる純の身体。その高さに、純が怯えていた。
しかし北王は観客に純を見せつけるかのようにリングを回ると、そのまま純の顔面から金網に当たるように叩き付けていった。
ガッシャーン!・・・「ぐわあぁぁぁ・・・・あんっ・・・」顔面を叩き付けられて、純が金網近くに倒れ込む。
しかし、北王は続けて立たせると、顔面を何度も金網に叩き付けていくと、観客席からは、金網越しひしゃげていく純の顔が見ることが出来た。
「ほらっ・・ギブしろ〜っ!」藻掻く純にギブアップを迫る北王。
「ギブ・・・絶対に・・・しない・・・」頭が痛い純だが、必死に耐えていくが、北王が今度は金網に押しつけた純の背中の、ビキニの結び目を解いていくと、純の85pのバストを露わにしていった。
更に、そのバストを押しつけていくと、金網の間から純の乳房が搾り出されるように見えていた。
「ああああっ・・・いやあぁぁぁ・・・痛いぃぃぃ・・・」女の弱点のひとつ、胸を攻められて悲鳴をあげる純。
そして北王が金網に押しつけていた純を放すと、純がグッタリと倒れ込んだ。
「ふふふっ・・・どうだ・・・終わりだろ!」その純を見下すように北王がニヤニヤしていった。
グニュ・・・「ぐわぁぁぁぁ・・・」「まだまだよ!」いきなり北王が悲鳴をあげると、純がいきなり立ち上がって北王の股間へパンチを入れていった。
「ソコは痛いでしょ!・・・胸のお返しよ!」以外な反撃を見せた純。更に、フラつく北王の股間を狙って蹴りを出していった。
必死の反撃を見せる純。しかし、北王の残虐心を煽るような結果になっていった・・・。
(くっ・・このクソガキッ!・・・生け贄にしてやる・・・地下リングのなっ!)
股間の痛みに耐えながらも、北王が純を滅茶苦茶にしようと考えていた。
更に攻める純。しかし、北王がいきなり反撃に出た。
「舐めるなぁぁ・・・」その言葉と共に、純の顔面へ張り手を入れていく北王・・・。
しかし、これは純が上手くよけると、タックルのように組み付いていった。
だが、上手く組み付いたは良いが、純の身体では北王を倒せなかった。逆に、北王の怒りを更に大きくしていった。
組み付く純を上からお腹の辺りを持って純を持ち上げる北王。そしてそのまま、純を後頭部から叩き付けるようにマットに落としていった。
バキッ・・「ぐわあぁぁ・・・・ああんっ・・・」これには堪らず悲鳴をあげる純。後頭部から堅いマットに落とされて、受け身も取れなく意識を朦朧とさせていた。
その朦朧とする純を仰向けに寝かせると、余裕を持って北王が跨いでいった。
「ぐふふっ・・・覚悟しろ!」その言葉に続いて、純の柔らかいお腹へ北王の残酷なヒップドロップが炸裂していった。
グシュ・・「グボッ・・オエェェェェェェ・・・・」お腹への圧迫攻撃に、純は堪らず口から激しい反吐を撒き散らしていった。
更に北王がグッタリする純の身体を起こすが、ヒップドロップのダメージで純が立てないでいた。
「ぐぐっ・・・うぐぐっ・・・」苦悶の表情の純。
「どうだぁぁ・・・まだ生意気な事を言うのか?・・・おらっ?」その純の両肩に手をまわして、そのまま持ち上げながら問いかけた。
「ペッ・・・何よ、まだ負けてないわ・・・」しかし以外にも、ここで純が血の混じった唾を北王に吐きかけると、北王が更に怒り始めていった。
「そういう事か・・・だったら殺してやるぜっ・・・」まずは純を金網に叩き付けると、グッタリする純のお腹を蹴り上げた。
グシュ・・「グボウッ・・ウグググッ・・・」純のお腹へ北王の爪先が突き刺さると、口からまたも血の混じる涎を垂らしていく純。
更に、リング中央に純を寝かせていくと、そのままギロチンドロップを喉元に叩き込むと、純の身体がバウンドする程の衝撃だった。
ピクピクと身体を震わす純。しかし北王の攻めは続けられていった。
「立つんだよ!」容赦なく純を起こすと、ネックハンキングツリーで吊し上げていく北王。
「うううっ・・・苦しい・・・あああっ・・・」必死に逃げようとする純。しかし北王の攻めの前にはバストを露わにしたまま、藻掻き苦しむだけだった。
しばらくその展開になると、純が呼吸が出来ずに失神しそうになると、北王が力を緩めてリングに落としていった。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・苦しい・・・ああっ・・」リングに落とされて喉を押さえて苦しむ純。
「立てよ・・・」その純を起こしていく北王。
バキッ・・「いやあぁぁぁ・・・・」しかしいきなり純が絶叫すると、最後の力を出すかのように、北王の股間を狙ってヒザ蹴りを出していった。
「ぐおぉぉぉぉぉ・・・・て、てめぇぇぇ・・・」この意外な反撃には北王がまたも苦しむと、フラフラになりながらも純が立ち上がると、喧嘩キックを北王の顔面に決めていった。
バシッ・・バシッ・・「このっ・・このっ・・」全身汗だくで攻め込む純。
しかし、北王の視線が鋭くなっているのには気が付いてはいないようだった。
バキッ・・「ふぎゅうぅぅ・・・・」いきなり股間を押さえ込んで座り込む純。そう、北王も同じく純の股間へパンチを出していったのだった。
「いい感触だったぜ・・・恥骨直撃だなぁ・・・」その言葉に続いて、苦しむ純の髪を掴むと、今度は金網に思いっきり叩き付ける北王。
ガシャーン!・・・ガシャーン!・・・北王の怪力で思いっきり叩き付けられていく純。
叩き付けられるたびに、金網に押し潰されてひしゃげる純の表情。
「うぎゃああぁぁ・・・・いやあぁぁぁ・・・・ああああっ・・・・」無惨にも北王に痛めつけられる純は、叩き付けられるたびに悲鳴をあげていた。
そして、しばらくこの展開になると、純の額から血が流れ出ていた。
純の流血に気が付いた北王が放すと、純がグッタリしながらも、逃げようと手を伸ばしていた。
しかし、金網に囲まれたリングでは逃げられるはずもなく、北王の餌食は確実だった。
グイッ・・「ふふふっ・・・覚悟しろ・・・」今度は純の両足首を掴むと、逆さ吊りにしていく北王。
「あああっ・・・・いやっ・・・ああっ・・・」逆さ吊りに怯え始める純。
「おらあぁぁぁぁ・・・・」そして北王が叫ぶと、一気に逆さ吊りの純の顔面が金網に当たるように何度も叩き付けていった。
ガッチャーン!・・・ガッシャーン!・・・「ふぎゅうぅぅ・・・・あぐぅぅぅ・・・ごわあぁぁ・・・」変な悲鳴をあげながら純が藻掻いていた。
しかし、北王の残忍な攻めの前に、額の傷口を更に大きくしていくのだった。
次第に純の傷口から溢れ出す流血の量が増えると、金網に叩き付けられるたびにリングサイド近くの観客席にも純の血が飛び散っていった。
そして放すと、顔面を鮮血に染めた純の姿があった。
ピクピクしながらも、まだ意識のある純。意識があるとレフリーに判断されているので、試合は続行のままだった。
そのレフリーを押しのけて、北王が純のお腹へストンピングを入れていった。
グシュ・・グシュ・・「グボッ・・・ゴヘッ・・ウゲッ・・」またも身体をヒクヒクさせながら口から血反吐を噴き出していく純。
あまりの残酷な攻めに、純は意識を朦朧とさせているようだった。そして観客達もあまりに残酷な攻めに声を失うと、北王がニヤニヤしながらアピールしていった。
グググッ・・・「あっ・・あううっ・・・あっ・・・」呻き声みたいな声を発していく純。
そう、北王は意識も朦朧とさせている純をネックハンキングツリーで吊し上げていったのだった。
「ほらほらっ・・・何時までもつかなぁ・・・」北王がニヤニヤしながら純の苦しむ表情を楽しむかのように攻めていく。
「あっ・・ああっ・・・」次第に北王の手を握る純の握力が無くなってくると、ダラリと両手が下がっていった。
しかし攻めをやめない北王。次第に血に染まった純の純白だったビキニショーツから、異臭を放つ黄色い液体が溢れ出してきた。
その溢れ出した液体が、ビキニから溢れると純の太股を伝わって、そのまま吊し上げられている純の足元に水たまりを作っていくのであった。
「カンカンカンカン!」その純の失禁に、既に意識が無くなったと判断してゴングが鳴らされていった。
しかし、北王が満足する筈もなく、黒服達がリングに入って止めていくと、怒りだしていった。
「なんだよぉ!・・・急所を二度も殴りやがったんだ、コイツももっと痛めつけてやるぜ!」しかし黒服達が北王を放すと、純も失神状態で担架で急いで運ばれていった。
しかし北王がマイクアピールしていった。
「ふざけるなよ!・・・こんな女相手のプロレス?・・・今度俺様の相手になる奴は覚悟しとけっ!」そう言い放つと、マイクを投げつけて控え室に消えていったのだった。

第5試合

「またアイドル相手のプロレスですか?」そう不機嫌そうな表情を浮かべるのは、前回の地下プロレスデビューで、アイドルの河村亜紀を全裸失神に追い込んだ納見佳代だった。
現役女子プロレスラーの中でも、珍しく美形なルックスで、人気も高い佳代だったが、タッグパートナーが居なくなってから悩んでいるようだった。
164pに58sと、レスラーとしては細い方で、そこが人気でもあるが、今更格闘路線もと考えてはいたが、あるルートから地下リングに参戦となっていった。
その佳代に、黒服が答えていった。
「納見君。君は金網デスマッチは興味あるかな?」その言葉に、以前から雑誌などで金網デスマッチに興味を持っていた佳代が答えた。
「この前の、うちの堀多さんと、伊東さんの金網みたいな凄惨なやつですか?・・・流血するくらいはいいけど・・・髪切りデスマッチはイヤですね・・・」と爽やかに答えると、黒服がニヤリとしていった。
「だったら、今度はプロの君にとって、やり甲斐のある相手を用意しよう・・・」と参戦を決めていった。
そして、その佳代の金網デスマッチの舞台として用意されたのが、今回の第31回大会のメインでだった。
北王がアイドル松口純をトップレス状態で失禁に追い込んだ金網リング。そのリングに何も知らずに佳代が入ってきた。
白いワンピース水着で金網リングに入った佳代は、以外と落ち着いているようだった。
この試合はロープがちゃんと張られていて、佳代からすれば金網以外は普通のリングと変わらないようだった。ただ、白いマットには数多くの血の痕と、反吐や胃液だろうか、沢山のシミが残っていたのは目に付いていたようだった。
「それでは、本日のメインイベント〜!第5試合を行います!・・・青コーナー、現役美女プロレスラー、納見〜佳代〜っ!・・・」そのコールに歓声がおきると、佳代が手を挙げて歓声に応えていった。
しかし対戦相手が居ないので、佳代が周りを見渡していった。
「わ、私の相手は・・・誰なの?」その佳代の視界に、巨漢なレスラーらしき者が目に入っていった。
金網リングはスポットライトに照らされてはいるが、リングサイドは金網越しもあって分からなかったが、その巨漢がリングに入ってきた。
「えっ・・・」一瞬目を疑う佳代。そう、その相手とは極悪レスラーのアブドーラ・ザ・ブッチーだった。
「ぐふふっ・・・本物の女子レスラーが相手か・・・ふふふっ・・・」余裕の表情でリングインするブッチー。
「何よ・・・男の人・・・それも・・・本物のレスラー・・・」笑顔から一転、焦り出す佳代。
「赤コーナー、伝説の悪役レスラー、アブドーラ・ザ・ブッチー〜!」そのコールに、更に歓声が上がると、ブッチーがニヤニヤしながら佳代に言い放った。
「グフフッ・・・覚悟しろよ。アッチのリングじゃあ、観客の前で女子レスラーを何人も処刑してきたぜ・・・グフフッ・・・」その言葉の前に、佳代も言い返した。
「ふんっ・・アッチのリングって言っても、マネージャーとかインチキ女子レスラーでしょ?・・・一緒にしないで!」果敢にも言い返す佳代。その光景に歓声が更に上がっていった。
(ふん、もう時代遅れのレスラーよ・・・それに、スピードなら負けてないし・・・)
流石はプロレスラーの佳代。スピードなら負けないとガチンコでの試合を覚悟していたようだった。
「カァーン!」そしてゴングが鳴らされると、コーナーにブッチーがニヤニヤしながら佳代を見つめていた。
一方、佳代もジリジリと距離を詰めるようにすると、ブッチーを睨み付けていった。
「いくわよぉぉ・・・」いきなり佳代の叫び声がリングに響くと、ブッチーの胸板目掛けて佳代の綺麗なドロップキックが炸裂していった。
バシィィィ・・・「ぐわぁぁぁ・・・・」これには堪らずブッチーがコーナーに激突していくと、続けて佳代のドロップキックが炸裂していった。
バキッ・・「うおぉぉぉ・・・おおっ・・」更に決められたドロップキックに、ブッチーが座り込むと、そのブッチーに気勢をあげて佳代がコーナーのロープを掴みながらストンピングで追い込んでいった。
バキッ・・バシッ・・バシュ・・「おらっ・・おらおらっ・・・おらっ・・」必死に勝負を仕掛ける佳代。
「ああああっ・・・・おわあぁぁぁ・・・」一方、ブッチーはガードもせずに悲鳴をあげていた。
そのブッチーの様子に、佳代が安心したのか、いきなり立たせていくと、首投げからスリーパーと以外な試合展開にしていった。
ブッチーの喉に食い込もうとする佳代の細い腕。しかしブッチーの脂肪に阻まれて佳代の腕はなかなか極められなかった。
仕方なく、佳代が放すとまたも距離を置いていくと、ブッチーがフラフラして立ち上がっていった。
そしてまたもドロップキックを狙う佳代。しかし、今度はブッチーの表情に不気味な笑みが浮かんでいった。
バシィィィ・・・・「うりゃあぁぁぁぁ・・・・ああんっ・・・」そう、勢い良くドロップキックを打ち込んだが、58sの佳代の体重からでは、150sを越すブッチーを倒すことが出来なかった。まして、今回は踏ん張っていたのだった。
そのドロップキックを返されて、佳代が倒れ込むと、その佳代のバストにブッチーの必殺技の一つの、エルボードロップが勢い良く落ちてきた。
グシャ・・「グボッ・・・・いやあぁぁぁぁぁぁ・・・・・」一瞬間を置いて、佳代が激しくリングで転がりながら悲鳴をあげていた。
「グフフッ・・・何か感触が少なかったぜ・・・」余裕を持って立ち上がるブッチー。
しかし、佳代も必死に胸への痛みを我慢して立ち上がると、構えていった。
そして果敢にも真正面からエルボースマッシュをブッチーに打ち込む佳代。
グシュ・・・しかしブッチーの巨体には効いていないようだった。
グシュ・・「おらあぁぁ・・・」しかし逆に、動きの止まった佳代の喉元にブッチーの地獄突きが炸裂すると、佳代が喉を押さえてフラフラしていった。
しかし、倒れずにブッチーの前に仁王立ちすると、逆に気勢を上げていった。
「うああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・効いてないわよぉぉぉぉ・・・・」その佳代の叫びに、観客達も大歓声で応えていった。
「ふふふっ・・・痩せ我慢も何時まで持つかな?」続けて佳代へトラースキックを出していくブッチー。しかし、佳代も意地になってその蹴り足を掴んでいった。
「何よ、この蹴り?」その佳代の言葉に怒り出すブッチー。しかし次の瞬間にブッチーの身体がリングに倒れ込んでいった。そう、佳代がドラゴンスクリューを意地になって決めて倒したのだった。
「ぐわあぁぁぁ・・・・」流石に巨漢のブッチー。これは足へのダメージが大きそうだった。
「いくよ〜っ!」両手を頭の上で叩いてアピールしていく佳代。続けて倒れたブッチーのヒザを狙ってストンピングを落としていった。
バシッ・・バシッ・・「ぐおっ・・ぐわあぁ・・」以外にも痛がるブッチー。ヒザへの蹴りは流石に効いているようだった。
更に、調子に乗る佳代がブッチーの足を掴むと、一気に足4の字固めを極めていった。
グキッ・・「ぐおぉぉぉぉぉぉぉ・・・・」ブッチーが褐色の額に汗を流しながら苦しむと、佳代もグイグイと締め上げていった。
「どうよ!・・・ギブする?」早くもギブを迫る佳代。しかし、逆に佳代も焦っていた。
初めてのミックスファイト、それもあのブッチー相手だから仕方ないかもしれない。
そして、暫くブッチーのヒザを攻める佳代が、一気に勝負に出ようと技を解くと、近くのトップロープに登っていった。
「これで決めてあげる!」そう叫ぶと、グッタリするブッチーの身体に飛び込んでのフライングボディプレスを決めていった。
流石に58sと言っても、勢いがあるから効くと思われた瞬間・・・。
グシュ・・「グボッ・・ウエェェェェェ・・・・・オエッ・・・」逆にリングに転げ回って口から反吐を吐きまくる佳代。そう、ブッチーかせ下から佳代のお腹へ地獄突きを突き刺したのだった。
「ぐへへっ・・・この瞬間を待ってたんだぜっ・・・内蔵を抉る瞬間、これだけは堪らないぜっ!」その佳代を見ながら立ち上がるブッチー。
一方、佳代はロープを握って立ち上がろうとするが、お腹へのダメージからフラフラしていた。
「ううっ・・まだまだ・・・負けないわ・・・」内心は怯えていたが、強がって構える佳代。しかしダメージは大きかった。
「強がりやがって・・・いつまで持つかな?」ブッチーが正に佳代の心を見透かしたように言い放つと、近づいてから佳代の髪の毛を掴んでいった。
グイッ・・「ああんっ・・・」堪らず苦痛の声を漏らしながら、佳代はブッチーにリング内を連れまわされるが、意地になってブッチーに組み付いていった。
「くっ・・これならどうだぁぁぁ・・・」佳代が絶叫すると、一気に150sはあるブッチーの身体を抱えると、一気にバックドロップで投げていった。
バシィィィ・・・「ぐわぁぁぁぁ・・・」意外な反撃にブッチーが痛がると、佳代も女子プロレスではなかなか居ない巨漢レスラー相手だったので、ダメージを更に大きくしてしまっていた。
しかし、ここはチャンスと思い頑張って立ち上がると、フラつくブッチーの頭を掴んでいくと、右手を握りしめていく佳代。
「いくわよ!・・・おらっ・・おらっ・・おらっ・・!」普段のリングでは見せないような佳代の表情。その気勢と共に、ブッチーの額のギザギザの傷口にパンチを入れていく佳代。
バキッ・・バキッ・・バキッ・・容赦なく決まっていく佳代のパンチ。その度にブッチーが苦痛の表情を浮かべるが、佳代に反撃はしなかった。
「ほらほらっ・・どんどん行くわよ!」更にチョップを叩き込む佳代。その佳代の攻撃にブッチーが初めて悲鳴をあげていった。
「グエェェェェェ・・・・」変な悲鳴をあげるブッチー。それには佳代も驚くが、遂にブッチーの額の傷から血が流れ出していた。
「流血戦が得意なんでしょ!・・・おらっ!」そのブッチーの血が溢れ出した傷口を狙って殴りつけていく佳代。
次第に、ブッチーの顔面が鮮血に染まっていくと、佳代の表情にも余裕が出てきていた。
更に、ブッチーの得意な反則技でもある噛み付きを逆にしていく佳代。
ガブッ・・「ギエェェェェェェェ・・・・」またもブッチーの悲鳴が響くと、佳代が以外なラフファイトだが、噛み付き攻撃をしていった。
ブッチーの返り血で白い水着を赤く染めていく佳代。口の周りも赤く染めていった。
しかし、このまさかと思う展開も以外にあっさりと変わっていった・・・。
「ケェケェケェ・・・これだぜっ・・この血が出る展開だぜっ・・・」顔面を血に染めながらニヤニヤしていくブッチー。
そのブッチーの笑みに驚く佳代。しかし次の瞬間、いきなりブッチーが地獄突きを佳代の喉元に入れていった。
グサッ・・「ぐわあぁぁぁ・・・・あああっ・・・・」喉元を押さえてリングを転がり苦しむ佳代。
「クククッ・・・ここからがお前の地獄の始まりだぜっ!」その佳代に迫るブッチー。その佳代を起こすと、今度は額目掛けてヘッドバッドを叩き込むブッチー。
ゴキッ・・ゴキッ・・「いやあぁぁぁ・・・あうぅぅぅぅ・・・ぐわあぁぁぁ・・・」ヘッドバッドを叩き込まれるたびに、佳代の悲鳴と頭同士が激突する鈍い音が響いていった。
しばらくすると、佳代の額が割れて流血していった。しかし、女だからと容赦せず、ブッチーが立たせるとコーナーポストのカバーを外して、剥き出しの金具に何度も佳代の額を叩き付けていった。
バキッ・・バキッ・・「いやんっ・・あああっ・・やめてぇぇ・・」今度は佳代の弱々しい悲鳴が響くと、次第に佳代は自ら流している血で白い水着を赤くしていった。
「ほらほらっ・・ギブって言えば楽にしてやるぜっ・・・」そのブッチーの誘いの言葉に、佳代が応えた。
「ノ・・ノゥー・・・誰が・・アンタなん・・かに・・・」額を真っ赤にしながらも、佳代がギブアップは拒んでいた。
「強情な女だぜっ・・ジャパニーズガールは!」佳代の頑張りに、ブッチーも驚いたようだが、更に何処からか必殺のフォークを持ち出していった。
キラッ・・ブッチーの取り出した鈍い光を出しているフォークを見て、佳代が怯えていった。
「な、何よ・・・それって反則でしょ・・・レフリー、凶器・・凶器・・・」初めて目の当たりにするフォークの輝きに、佳代が逃げようとすると、ブッチーが髪を掴むと、一気に額に刺していった。
グサッ・・「うぎゃあああぁぁぁぁぁ・・・・イッタあああああぃ・・・・」凄まじい佳代の悲鳴がリングに響くと、額からは更に出血が酷くなっていった。
そしてブッチーが放すと、グッタリと額を押さえ込んで佳代が倒れ込んでいった。
その佳代を放っておいて、ブッチーは今度は一面のロープを外していった。
「グフフッ・・・おらっ、立つんだよ!」無理矢理に流血している佳代を立たせると、今度は思いっきり顔面から金網に叩き付けていった。
ガッシャーン!・・・「んあぁぁぁぁぁぁ・・・・・あんっ・・・」ブッチーの怪力に思いっきり叩き付けられて、金網からは佳代の血液がリングサイドの床に飛び散っていった。
そして金網を掴んでまだ抵抗しようとする佳代。しかし、その佳代の後頭部に蹴りを入れていくブッチー。
ガッチャーン!・・・「ふぎぃぃぃぃ・・・」今度は思いっきり金網に顔面を叩き付けられ、あまりの痛さに泣き出す佳代。もう佳代の顔面は血と涙と涎でグチャグチャになっていた。
グイッ・・「グフフッ・・立て・・・」無理矢理に起こされていく佳代。もう普通の女子プロレスのリングならレフリーストップか、ドクターストップがかかるレベルだった。
しかし、佳代もプロレスラーの意地なのか、いきなり気勢をあげてパンチ攻撃で反撃を試みた!
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・このうっ・・んあぁぁぁぁ・・」もう意地になって、流血して視界も奪われていた佳代が、ブッチーに滅茶苦茶に殴りつけていくと、ブッチーがパンチを受けていくが、もうフラフラな佳代のパンチはブッチーにダメージを与えられるものではなかった。
逆に、ブッチーが佳代をコーナーに連れて行くと、無理矢理に逆さにすると、コーナーに佳代を逆さ吊りにしていった。
コーナーポストを挟んで両方のトップロープに足を掛けられて、無防備な股間を晒していく佳代。
「フフフッ・・・これでお前が当分の間・・・気持ちいい事が出来ないようにしてやるか?」ブッチーが意地悪く、意識を朦朧とさせている佳代にフォークを見せつけていった。
「いっ・・イヤッ・・そ・・それだけは・・・それだけは・・・」流石に、女として大事な部分をフォークで狙われていると知って、佳代が急に怯え始めていった。
「フフフッ・・・覚悟しろ・・・」更に佳代の血に染まる白い水着に覆われている股間へフォークを当てていくブッチー。
「あっ・・あっ・・あっ・・・い・いや・・・お願い・・・」全身を震わせて怯える佳代。
たしかに、表の女子プロレスのリングでは、バストへの攻撃や、まして股間の秘部なんて凶器で攻められる事など絶対にないことだった。
更にブッチーが水着に覆われた秘裂目掛けて、フォークに力を入れていった。
グイッ・・「ひっ・・ひいぃぃぃぃ・・・・」これには恐怖のあまり、佳代が失禁してしまった。
ジョワ〜ッ・・・「グフフッ・・この女、小便漏らしやがって・・・・」佳代の失禁に笑い出すブッチー。
「や・・やめて・・・ください・・・お願い・・・ギブします・・・」レスラーとしてではなく、女の弱点を攻められるとあって、佳代が遂にギブアップを口にしていった。
「甘いぜっ・・・グフフッ・・。キエェェェェェ・・・・」グサッ・・・。
「ふぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」そう、いきなりフォークではなく、地獄突きを佳代の水着に覆われた秘裂目掛けて入れていくブッチー。そのあまりに地獄の苦しみに佳代は絶叫して悲鳴をあげていった。
もう意識も絶え絶えになってコーナーに逆さ吊りにされている佳代。
「フフフッ・・・そろそろトドメを刺してやる・・・」そのブッチーの言葉に続いて、佳代の無防備なお腹へブッチーの強烈な爪先蹴りが炸裂していった。
グサッ・・・「オエェェェェェェェ・・・・」勢い良くマットに吐き出されていく佳代の血反吐。そのあまりに残酷なお腹攻めに、佳代は白目を剥いて失神してしまった。
そしてズルリとリングに落ちていく佳代の身体。
ここで試合が終わるかと思ったが、ブッチーが佳代が女子プロレスラーだからと更に無意識の佳代のバストへエルボードロップを落としていくと、意識のない佳代の身体はピクピクとしていくだけだった。
「カンカンカンカン!」あまりに危険な状態と判断したのと、レフリーが佳代が失神を確認してゴングが鳴らされていくと、ブッチーは続けて佳代の顔面を噛み付いていった。
急いで黒服達がブッチーを止めに入ると、ブッチーが佳代への攻めを止めていった。
「ただ今の試合・・・ブッチー選手の勝ちとなりました!」そのコールに、ブッチーは久々の地下リングを楽しむかのようにリングを一周すると、悠々とリングを後にしていった。
一方、佳代は無意識で担架に乗せられて医務室に運ばれていくのであった。
医務室に運ばれた佳代は、急いで医師達によって水着を脱がされるが、全身に痣や金網での擦り傷が多く、また秘裂からも血が出ていた。
あまりに残酷な試合だったが、佳代の元にはこの代償として、ファイトマネー1000万円が渡されるのであった・・・。
そう、ここは日本の大物達が以外な趣味を楽しむ、アイドルプロレス。そのファイトマネーも凄いものだった・・・。
果たして、佳代がまたこのリングに登場するのは・・・?

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