第1試合

遂に下仁田が参戦が決まったアイドルプロレス第3回大会。そして会場には、いつものリングとは違う、何と有刺鉄線が張り巡らされたリングが会場の真ん中に置いてあった。
そしてリングサイドでは、また謎の男と参謀の男たちが話している・・・。
「本当にいいんですか?下仁田と女の子を有刺鉄線デスマッチなんかで闘わせて・・・、引退していますが、彼女は芸能界に未練があってこの試合に必死の覚悟で出るそうですが・・・」心配そうな表情で謎の男に詰め寄る参謀格の男。
「ふふふっ、まあいいじゃないか。その娘も希望したのなら。負けてもここのファイトマネーだって大きいし、売れるように手を回してもイイ。・・・ただ、身体に傷が残らないように医療体制は整えてるな・・・?」謎の男の指示が飛ぶと、黒服の男たちはデスマッチに向けて用意していった。

「ただ今より、アイドルプロレス初の試み、時間無制限有刺鉄線デスマッチを行います!」観客は初の有刺鉄線デスマッチに興奮していた。
「青コーナー、元爆乳グラビアクイーン〜、蒼木裕子〜っ!・・・赤コーナー、デスマッチの帝王!下仁田〜厚〜!」リングアナのコールに、早くも下仁田は自慢の青のパンツに白いタンクトップ姿で裕子を睨み付けていく。
対して、芸能界復帰の為に悲壮な覚悟の裕子が、コーナーで白のビキニ姿でゴングを待っていた。しかし、裕子の足などは陸上で鍛えていただけあって、筋肉などが綺麗に見えていた・・・。
「カァーン!」遂にゴングが鳴ると、下仁田がリング中央に進んでいく。裕子も進むと、「お前の様な、胸しか能の無い奴にぃぃ、デスマッチが出来るかぁぁぁ・・・」と下仁田が早くも挑発する。
しかし裕子は「それなら、そりゃあぁぁぁ・・」と気勢をあげて走り出すと下仁田の顔面にジャンピングニーパッドを叩き込んでいった。
バシッ・・「うっ・・」下仁田がフラフラすると、更に裕子がドロップキックを出していった。
バシッ・・「や、やるじゃねぇか!」下仁田がニヤニヤして裕子を見ると、裕子も「まだまだよ!絶対にあなたに勝って芸能界に復帰するのよ!」と叫んで下仁田に組み付いていった。
「力で俺様に勝てるわけないだろう?」下仁田が余裕ぶるが、以外に力のある裕子。下仁田をロープ近くに押していくと、会場からは裕子に対する大声援が送られていった。
「このやろう〜!」裕子の気勢と共に、強烈なヒザ蹴りが下仁田の腹部に決まっていくと、下仁田の鍛えていない腹筋に裕子のヒザが食い込んで苦痛の表情を浮かべる下仁田。
「恨みはないけど、ごめんなさい!」優しい裕子が謝りながら下仁田の身体を有刺鉄線に押しつけると、早くも下仁田の背中に有刺鉄線が食い込んでいった。
ブスッ・・ズブ・・「ファ、ファイヤー!」訳の解らない悲鳴をあげる下仁田。そして下仁田の背中が紅く染まっていく。
下仁田の背中から出る血に驚く裕子。しかし慣れた下仁田は立ち上がると「邪道はこれくらいじゃ・・死なんのじゃあぁぁぁ・・・」と裕子目掛けてラリアットを仕掛けるが、咄嗟に裕子が避けると自爆して反対の有刺鉄線に激突していった。
「いいぞ〜っ、下仁田!裕子ちゃんにブチ殺されちまえ〜!」観客は完全に裕子ペースの試合に下仁田がやられる場面を期待して声援を送っていった。
有刺鉄線に縺れながら下仁田が「まだまだ、お前は甘いんじゃあぁぁぁ・・・」と裕子を睨み付けていく。
「だ、だって・・血が出てますよ。もういいんじゃないんですか?」裕子が下仁田に問いかけると、「お前はぁぁぁ・・、有刺鉄線デスマッチを知ってるんかぁぁぁぁ・・・」と裕子に近づいていく。
裕子も「いやあぁぁ・・・」と血だらけの下仁田に蹴りを入れていく。しかし下仁田が倒れずに受けると、更に裕子が顔面にエルボーを入れていく。
しかしフラフラして笑っている下仁田。まさに余裕の感じだ!
しかし試合の流れは裕子の方が優勢で、連発してパンチで攻めていく裕子。
下仁田がフラフラして耐えるが、裕子は構わずパンチ・キックで攻めていく。
そして助走を付けてラリアットを狙う裕子・・・しかし遂に下仁田の反撃が始まった!
走り込む裕子の顔面に反則である毒霧攻撃を仕掛けていった。
ブハアァァァ・・・・「きゃあぁぁぁ・・・」リングに響く裕子の悲鳴。
リングを顔面を押さえて苦しむ裕子を、下仁田が髪を鷲掴みにしていくと、「散々好き勝手にやってくれたなぁぁぁ・・・ええっ・・、今からお返しをしてやるぜぇぇぇぇ・・・」と裕子にヘッドバッドの連発で痛めつけていった。
ガシィィ・・バシィィィ・・「いやあぁぁ・・あああっ・・・」裕子がヘッドバッドを叩き込まれるたびに悲鳴をあげていくと、観客は下仁田にブーイングを送っていった。
「上等じゃあぁぁ・・・今からこの娘の残酷ショーの始まりじゃあぁぁぁ・・!」と下仁田が一気に裕子を有刺鉄線の待つコーナーに振っていった。
「きゃあああぁぁぁぁぁぁ・・・・」凄い絶叫する声と共に、裕子がコーナーに背中から突っ込んでいった。初めて経験する有刺鉄線の痛み。裕子の柔らかい肌に鉄の棘が食い込んで血が流れ出ていった。
更に下仁田が走り込んで裕子の身体をコーナーと自分の身体でサンドイッチにしていった。
堪らず倒れ込む裕子。背中からは血が流れ出していた。
その裕子の背中にストンピングを入れていく下仁田。
「最低だよ、お前!」「人でなし〜!」観客からは下仁田に対する罵声が飛んでいた。しかし構わない下仁田。完全にヒールであった。
そして裕子の髪を掴んで起こすが、逆に裕子が下仁田の股間に強烈なパンチを入れていった。
「・・・・・・」股間を押さえて苦しむ下仁田。その下仁田に構わずストンピングを入れていく裕子。
「汚い人ねっ!」裕子の怒りのストンピングが下仁田の全身を襲っていく。
下仁田も蹴られながらも起きあがっていくと、裕子に突然ラリアットを放っていった。
「ぎゃああぁぁぁぁ・・・」裕子がラリアットを受けてしまい、またもダウンすると下仁田が捕まえていく。
「お前はぁぁぁ・・・有刺鉄線デスマッチを舐めてるんじゃあぁぁぁ・・」下仁田の言葉と共に、何と裕子のビキニを剥ぎ取ると、自慢だった93pの爆乳が観客に晒されていった。
動きの取れない裕子。その裕子の胸を前に押し出して有刺鉄線に近づいていく下仁田。
近づく恐怖に裕子が悲鳴をあげるが下仁田は構わず近づけていく。
「やめてっ・・そこだけは!」裕子の悲鳴がリングに響く中、確実に有刺鉄線が裕子の胸に触れようとした。
「ぎゃあぁぁぁぁ・・・」裕子の絶叫する悲鳴と共に、遂に裕子の爆乳に有刺鉄線が食い込んでいった。
「痛いかぁぁぁ・・これがデスマッチじゃあぁぁぁ・・・」下仁田が更に裕子の身体を揺らして痛めつけていく。その度に裕子の胸からは食い込んだ場所から血が流れ出ていた。
「女の子には可哀相だ!」「下仁田〜っ、死んでしまえ〜!」観客の裕子に対する声援と、下仁田への罵声が会場に響いていくが、リングの上の残酷な展開に変わりはなかった。
「おらおらっ!」下仁田の残酷な胸への攻撃がエスカレートしていくと、裕子は泣きながら悲鳴をあげていた。
「ギブアップかぁぁぁ・・・」下仁田の問いに、芸能界復帰を目指す裕子は泣きながら首を横に振っていった。
「解ったあぁぁぁぁ・・・・いつまでその根性が続くかぁ・・見せてくれやあぁぁぁ・・・」下仁田が今度は、裕子の胸の突起物を有刺鉄線に差し込んでいった。
「ぎゃああぁぁぁぁ・・・お、おっぱいが壊れちゃう!」涙を流しながら悲鳴をあげている裕子。
この残酷な展開に観客は声援を送るだけだった・・・。

しかし・・・、突如リングサイドから罵声が上がった。
「下仁田〜!どんな条件でその娘をリングに上げたか知らないけど、そんな攻撃して恥ずかしくないの?」大きな声で下仁田に向かっていったのは、何と騒ぎを聞いた飯嶋直子だった。
「何じゃあぁぁ・・お前は?」下仁田が裕子をリングに倒すと直子を睨み付けていく。
「誰でもいいでしょ、それよりやめなさいよ!もう勝負は着いたわ!」直子が言い放つと、下仁田は「まだまだ虐め足りないんじゃあぁぁぁ・・」と倒れた裕子にキャメルクラッチで攻めていくと、裕子が堪らずギブアップせずに耐えるが、ギブアップも時間の問題だった。
しかし下仁田が許さずに、今度は裕子の首に有刺鉄線を巻き付けてキャメルクラッチを仕掛けていった。
「あぐぐぐぐ・・・」手を伸ばして苦しむ裕子。
「お前が闘うのかぁぁぁ・・・飯嶋ぁぁぁ・・」裕子を痛めつけながら直子を牽制する下仁田。
「やってやるわ!次のシリーズでアンタをブチ殺してやるわ!デスマッチでも何でもやってやるから放しなよ!」直子が遂に下仁田にデスマッチの果たし状的な発言をした。
すると下仁田が裕子を解放すると、直子にアピールしてリングを去っていった。
「ただ今の試合、飯嶋直子選手の乱入により、ノーコンテストとします!」リングアナのコールに会場は大混乱となっていった。
直子が裕子をリング下に運ぶと、裕子は安心からか気を失ってしまった。
大事な胸を有刺鉄線で傷つけられて担架で運ばれる裕子。
その姿を見て直子は下仁田とのデスマッチを完全に決意していった・・・。

第1試合から壮絶な試合となった第3回大会。果たして第2試合はどうなるものか?


第2試合

そして観客が盛り上がる中、リングに立っていたのは奥葉 恵と優花だった。
お互い、白のビキニ姿で立っていた。
恵としても、前回の飯嶋戦では完全に痛めつけられたから、何としても優花から勝ちを取りたかった。
「青コーナー、巨乳アイドル〜優花〜!・・・赤コーナー、美少女アイドル〜奥葉〜恵〜!」リングアナのコールが終わると、観客たちは声援を送っていった。
「カァーン!」観客の見守る中、リングにはゴングが響き渡った。
「来いよ・・・奥葉!」早くも挑発する優花。しかし冷静に恵は距離を置いていくと、優花を牽制していく。
「びびってるのか?チビ女!」優花が更に恵を挑発するが、恵は挑発に乗らない。
「ちっ・・おらぁぁぁ・・・」優花が遂に恵にパンチを放つが、恵が冷静に避けていく。更に優花が蹴りで攻め込むと、恵が一気にドラゴンスクリューで優花の足を持って倒していった。
「ぎゃああぁぁ・・・」優花が悲鳴をあげると、恵がそのまま足を持ってアキレス腱固めを極めていく。
「ギブ・・ギブアップ?優花さん!」恵が優花に問いかけるが、優花も何とかロープに逃げた。
「ブレーク!」レフリーが二人を離すと、優花は足を気にしていた。一方、恵は構えて早くも優花にプレッシャーを与えようとしていた。
「ふふふっ、優花さん何を驚いているんですか?・・・私だって練習してますから!」そういうと、素早い動きでボクシングの様に優花の顔面をジャブで襲っていった。
バシッ・・ビシッ・・・「あうっ・・いたっ・・」優花の顔に焦りの色が出ると、恵は「こういうのはどうですか?」と優花にローキックを打ち込んでいく。
「くっ・・くそうっ!」優花が苛立ちながらも反撃の機会を伺いたいが、以外な恵の動きに焦っていた。
「来ないのなら、メグから行きますよ!」恵が一気にタックルで組み付いていくと、優花も何とか耐えていくがロープに押されていった。
しかし、ロープに優花が押されると、遂に優花の本領が発揮されていった。
「相変わらず甘いわね!」ポツリと一言優花が呟くと、ロープを背にして恵にヒザ蹴りを出していった。その攻撃に恵が痛がりながらもヒザを掴んで縺れ合ってリング下に落ちていった。
リング下に落ちると、先に立ち上がったのは優花だった。恵が立ち上がろうとすると、一気にラリアットで倒していった。
バシッッッ!・・「ぶはっ・・・」恵が場外に倒れると、ストンピングで蹴り込む優花。
「きゃあ・・いたっ・・いたた・・」恵が悲鳴をあげるが、しかし何かを狙っているようだ。
「それっ・・立つんだよ!」優花が恵の髪を掴んで起こすと、そのまま鉄柱攻撃を狙っていった。しかし、恵が踏ん張って逆に優花を鉄柱に叩き付けていった。
ゴーン!・・・「ぎゃああぁぁ・・・」優花の悲鳴が響くと、堪らず優花は鉄柱近くに座り込んでしまった。
「いいぞ〜っ、末広の敵をとってやれ〜!」観客からの声援を受けて、恵が座り込んでいる優花の顔面に容赦無く蹴り込んでいく。
優花がフラフラして倒れると、恵は末広涼子と優花の試合を思い出して蹴りを連発していく。
そしてグッタリする優花をリングに入れると、一気にトップロープに上がっていった。
「いくぞ〜っ!」観客にアピールする恵。そして優花目掛けてボディプレスを仕掛けていった!
しかし・・・グシュ・・何と、優花が恵のお腹にヒザを立てていった。
「うっ、うげげえぇぇぇ・・・」トドメとばかりに全体重を乗せていった恵のお腹に優花のヒザが刺さり、逆に恵の口からは反吐が吐き出されていった。
「調子に乗りやがって・・このチビ!」優花が苦しむ恵を無理矢理立たせると、痛めたばかりのお腹にヒザ蹴りで攻めていった。
「うっ・・うぐうっ・・」お腹を狙われて一気に逆転してしまった恵と優花。
「よ〜し、今からこいつのストリップでも見せてやるか〜!」優花が恵の水着剥ぎを予告すると、観客からは歓声とブーイングが起きていた。
「どれどれ、あんたの胸でも見せてもらうか!」優花が恵のブラに手を掛けようとすると、何と恵が優花の股間に強烈なアッパーを喰らわした!
「う、う・・う〜ん!」悶絶して倒れる優花。恵もダメージが有るようでお腹を押さえてコーナーで優花に視線を送って休んでいった。
そして優花がフラフラして立ち上がると、後ろから走り込んでのラリアットを打ち込んだ!
マットに顔面から倒れ込む優花。更にその優花の背中に乗るとキャメルクラッチを極める恵。優花が足をバタバタして苦しんでも痛めつけていく。
「ギブ?優花、ギブアップ?」レフリーの問いに必死で堪える優花。優花としては楽勝と思っていたのに、以外な恵の攻撃にギブアップ寸前まで追い込まれていた。
「優花さん!いい加減にギブしたらどうです!」恵が優花にギブを促すが、優花は強がって「こ、こんな技でどうしてギブしなきゃいけないのよ!」と痛いのを強がって言い返していく。
優花がロープに逃げようとするが、恵も逃げれないように頑張っていく。
「解ったわ・・あんたを完全に痛めつけないと解らないようね!」恵が優花を放すと、グッタリと優花はマットに倒れた。恵は場外に降りていって凶器になる物を探していった。
優花がフラフラすると、何か控え室に通じる道の方に何か合図を送っていった。・・・一方、恵はパイプ椅子を持ち出していったが、突然に恵のパイプ椅子を掴む手が出てきた。
何と、下仁田の仲間の外人レスラーのテりー・ファックだった。
「ミーは、下仁田さんから優花さんの加勢を任されてました!」そう言うと、驚く恵の顔面を容赦なく得意のジャブで殴りつけていった。
バシッ・・バシッ・・「いやあぁぁ・・やめてよ・・・」恵の悲痛な叫び声が会場に響き渡ると、会場は大ブーイングの嵐になっていった。
「カモーン、優花!」テりーが優花に合図を送ると、恵の水着を一気に剥がしていった。観客の目に晒される恵の綺麗なバスト。
「へへへっ、以外と大きな胸だな!・・・もっと大きくしてやろう!」テリーがトップレスの恵の胸を目掛けてパンチを出していくと、フラフラして恵が倒れていく。更に馬乗り状態になると、恵の胸を荒く揉み始めていくテリー!
「ジャパニーズの胸もいいな!」テリーは笑みを浮かべて恵の胸を揉んでいく。必死で抵抗する恵だが、体格が違いすぎるので返せないでいる。
そこへ優花がリング下に降りてきた。
「散々に私の事を・・お返しは・・・」と優花が手にバイブを持って恵に迫っていく。
「やめてよっ、何するのよ!」恵の抵抗もむなしく、優花にパンティまで手を掛けられていく恵。
観客からの罵声も物ともせずに優花は恵の下まで剥ぎ取っていった。胸ばかりでなく、大事な所まで晒されていく恵。
「あんまり使ってないのかな、恵さん?」優花がニヤニヤして恵の秘部にバイブを当てて焦らしていく。
「こ、こんな事して恥ずかしくないの?」恵がテリーと優花に言うが、テリーは「元気があっていいねぇ・・えっ!」と恵の顔面を数発殴りつけた。
「ぎゃう!」恵が顔面を紅く染めると、抵抗しなくなってしまった。
「末広もこれで失神したっけなぁ?・・・濡れてないと痛いぞっ、メグミ!」優花の悪意に満ちた一言に、恵は全身を震わせるが、テリーに押さえつけられていてどうする事も出来なかった。
「いやっ、やめて・・やめてよ!」完全に恐怖する恵。
「優花、早く入れてやれよ!」テリーがトドメを優花に促すと、優花が手にしているバイブを観客に見えるように高々と上げていく。
「うりゃあぁぁぁ・・」優花のかけ声と共に、一気に恵の秘部に吸い込まれていくバイブ。
ズプッ・・・「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」恵の悲鳴が響き渡るが、恵は失神寸前だがまだ失神していなかった。
「優花、こいつまだ失神してないぞ!」テリーが更に何かを指示すると、優花が今度は「これなら、面白そうだな!」と500ミリリットルのペットボトルを持ち出した。
「恵ちゃん・・・あなたの大事な所も、壊して・・あ・げ・る!」と一気にペットボトルの底面から差し込んでいった。
「あぐっ・・うぐっ・・あうっ・・・」恵の悲鳴が響いていくが、なかなか割れ目に入っていかなかった。
「ちっ・・しぶといなぁ・・」優花が更にグリグリと入れていくと、遂に恵の股間の割れ目にペットボトルが差し込まれていった。
「ぎゃああぁぁぁ・・・」恵の断末魔の悲鳴が響き渡ると、白目を剥いて失神してしまった。
リング下のこの惨劇を観客は息を呑んで見守っていった。
失神した恵をテリーがロープに逆さ吊りにすると、観客にアピールしながら優花と引き上げていった。
「私も下仁田さんの弟子入りしたんだから、邪魔なアイドルはひとりづつ潰していくわ!」と優花の声が響いていた。
遂に姿を現した下仁田の仲間。更に完全に優花も下仁田の仲間を認めていった。遂にアイドルプロレスのリングに抗争の予感!!


第3試合

遂に、初の有刺鉄線デスマッチ、アイドル奥葉 恵の残酷な失神KOに続いて、観客たちの期待する中で遂に、メインイベントが始まろうとしていた。

何と、第3試合は前回の試合で、カリスマレースクイーンの鈴本史華を血の海に沈めた真鍋かおりと、前回は策略に陥れられて全裸でやられた末広涼子の試合となった。
早くもコーナーから視線を飛ばす両者。お互い現役大学生とあってライバル視しているようである。
早くもかおりが「何なのよ、あんたみたいな弱いのはお呼びじゃないの。解る、涼子さん!」と挑発していく。
対して涼子も「口だけは達者ね。ふふふっ、国立大か知らないけど、胸の偏差値だけじゃないの、大きいのは?」と言い返す。
「いいわ。ゴングが待ち遠しいわね!」かおりが早くも臨戦態勢になっていた。
「カァーン!」ゴングがリングに鳴り響くと、いきなり出ていったのはかおりだった。
「胸が小さいと水着選ぶのも大変ね!」かおりが涼子に挑発して牽制していく。さすがはスタイルに自信があるのか、黒のビキニ姿だ。
対して涼子は「胸の事しか言えない可哀相な人。ラジオもあんな深夜じゃ聞く人いないでしょ?」とワンピース水着で言い返すと、かおりが早くも蹴りを入れていく。
しかし涼子も避けて逆に得意のローキックでかおりの足を攻めていく。
バシッ・・「あうっ!」かおりが痛がると、涼子が更に蹴りを入れていく。
かおりが距離を取ろうとすると、涼子も離れていく。
「偶然よ。あなたの蹴りが当たるなんて!」強がりを言うかおり。
「偶然?自分の実力の無さがまだ解らないの、かおりさん!」涼子が言い返すと、一気にかおりの顔面目掛けてエルボーで攻めていった。
バッシィィ・・「ぐはっ!」かおりがフラフラするが、今までの自信から涼子にパンチで反撃していった。
バシッ・・!!「きゃあぁぁ・・・」涼子の悲鳴がリングに響くと、かおりもお返しにと打撃で攻めていく。
「あうっ・・ぎゃあ・・痛い・・!」かおりのパンチ・キックに涼子が悲鳴をあげてロープに詰まっていく。
「さっきまでの威勢はどうしたの、涼子さん?」かおりが笑みを浮かべると、涼子の髪を掴んで胸へヒザ蹴りを入れていった。
ドシュ・・バシュ・・「ぎゃ・・あうっ・・」涼子が苦しむが、かおりは構わずヒザを入れていく。
かおりが攻め続けると、涼子の抵抗が少なくなっていく・・。
「所詮はアイドルよね。弱いくせにメイン張って・・・お仕置きしてあげるわ!」かおりが更にボディスラムで涼子の身体をマットに叩き付けていく。
力に自信のあるかおりは更に、涼子をマットに叩き付けていくと、流石の涼子もダメージが応えてきたようだ。
「うううっ・・・」マットに倒れて苦しむ涼子。その涼子を許さずにかおりが「何寝てるのよ!」と髪を掴んで起こしていく。そして顔面にヒザ蹴りを入れていくと、涼子の悲鳴がリングに響いていく・・・。
「だらしないわね!もっと手応えのある相手がほしいわね!」更に涼子をコーナーに振っていくかおり。そしてコーナーに走っていってジャンピングニーパッドを狙うが・・・。
グシャアァァァ・・「ぐわっ・・」涼子が避けてかおりが自爆すると、ヒザを押さえて苦しんでいた。
「はぁ・・はぁ・・本当に力は強いから困るわね!」涼子がかおりに言うと、倒れているかおりの背中にストンピングを入れていく。
「ぐはっ・・イタッ・・」かおりが痛がるが、構わず涼子が蹴りなどを入れていくと、かおりが痛がりながらも立ち上がった。
「やってくれるじゃないの!」かおりが怒ってパンチで攻め返すと涼子が「あうっ・・うわっ・・」とロープ方向に逃げていく。
「そらそらっ・・早くギブアップしなよ!」かおりが攻め込むが、突然に涼子がかおりの手を掴むと飛び上がって飛び付き腕拉ぎ逆十字固めを極めていった。
突然の反撃に驚くかおり。そのかおりに涼子が「ふふふっ・・驚いたかおりさん?・・私は学生時代に高飛びとかもやってたの・・ふふふっ!」とかおりに言うと、更に腕を極めていった。
「ぎゃああぁぁぁ・・・痛い!」かおりが悲鳴をあげるが、涼子は極めていく。
「あなたこそギブアップしたら?」涼子の問いかけに必死に耐えるかおり。
しかし以外にエグく決まっている涼子の技。
「折っちゃうわよ・・・かおりさん!」更に腰を浮かしてかおりの関節を極めていく涼子。
「あぐっ・・ぐぐぐ・・・あああぁぁぁぁ・・・」かおりが遂に強きの姿勢を崩して悲鳴を上げ始めた。
「いいわね。自分が一番だなんて思わない事ね!」涼子が容赦なく極めていく。
既にかおりの関節は変な方向に曲がり始めていた。
観客もかおりの腕の異変に気が付いていった様で、「あれっ、真鍋の腕まずくない?」とか、「ヤバイよ!末広もやりすぎじゃないの?」とかおりを心配する声が聞こえ始めていた。
「どこまで耐えれるかしら・・折っちゃうわよ!」涼子の容赦ない関節攻撃に、かおりは涙目で耐えていくが、たしかに腕が危険な状態になっていた。
「真鍋・・ギブ・・ギブアップ?」レフリーがかおりに問いかけるが、かおりは耐えていく。しかし危険だ。
更に涼子が極めていくと突然にゴングが乱打された。
「カンカンカンカンッ!」・・・「ただ今の試合、8分12秒、末広選手のレフリーストップ勝ちです!」かおりの腕を見て、レフリーが試合を止めたのだった。
「まっ、待ってよね。私まだ闘えるわ!」かおりが抗議するが、涼子は「自分の負けを認めなさいよ。あれ以上やっても腕を壊すだけよ・・」と言う。
「ふん!・・・だったら今回は負けにしてあげるわ。でも、次は涼子さんを虐めてあげるわ!」腕を気にしながら引き上げるかおり。
「いいわよ。いつでも相手になるわ!」涼子もそのかおりに応えてリング上から引き上げるかおりを見送った・・・。

そして控え室では、かおりが涼子にあっさり逆転負けした事で悔し涙を流していた。
「うううっ・・・な、何で私が・・・」泣きまくるかおり。
しかし、そのかおりに何と飯嶋直子が声を掛けに来た。
「真鍋さん。初めまして・・・」直子の問いかけにかおりは驚いた。
「は、初めまして。・・・グスッ・・真鍋です。」突然の訪問に驚きの表情を隠せないかおり。
「そんなにおどろかなくていいのよ。・・・かおりさん、たしかにあなたは強いわ。でも、もっと技を研究しなきゃね。末広さんも強いし。彼女も昔は四国で色々と伝説作ってたみたいだし。」直子の話を聞き入るかおり。

それから数分の会話の後、直子が「良かったら、かおりさんも一緒に練習とかしてみない。折角いい素質持ってるのなら、それを生かさなきゃ!」直子の誘いに戸惑うかおり・・・。

inserted by FC2 system