第1試合

今回も波乱の予感の第6大会。既に第1試合が始まる前から控え室は荒れていた。
「ふざけんじゃないわよ!何で私たちが前座からなの!」極悪ファイトが得意の山口誉子のタッグパートナーの濱野裕子が怒りを露わにしていた。
「まぁまぁ・・裕子。・・・それで、私たちの相手って言うのは、当然それ相当の相手を用意してくれたんでしょうね?」と誉子もその参謀格の男に詰め寄る。
「はい。一応は地下での活動が得意の二人を用意しています。思う存分ファイトしてください。」と男は言った。
「解ったわ・・・。徹底的にデビュー戦を暴れさせてもらうわ・・・・」笑みを浮かべて裕子が呟いた・・・。

「ただ今より、本日の第1試合〜時間無制限一本勝負を行います!青コーナー〜松口〜純〜・・吉口〜里深〜・・・・赤コーナー〜濱野〜裕子〜・・山口〜誉子〜・・・・・なお、このタッグマッチは二人とも負けるまでやります。一人が戦闘不能になると、あとは変則マッチになる残酷なルールとなります!」リングアナのコールに会場は沸いていった。
「へぇ〜、あなた達だったの、地下での得意だって言うのは?」裕子が早くも挑発していく。
「まあ、地下プロレスじゃなくて、地下の薬パーティーでしょ?あなた達は?」誉子も挑発していく。
対して里深が「何とでも言えば・・・グラビア以外で使えない人達!」と逆に挑発していく。
純も「私たちを甘く見ないでよね!」と睨んでいく。早くもリング上は殺気立っていた。
「ふふふっ、上等じゃないの。それくらい元気が無くっちゃ・・・楽しめないしね・・・」と裕子が誉子に目で合図する。
「いいわっ、裕子から楽しんで!」誉子が裕子に言うと、裕子が出ていった。
対して、里深と純の方は里深が先に出る事にしたようだ。
さすがにリングコスチュームは全員グラビア系と言うことで、ビキニであった。
「カァーン!」ここでゴングが鳴ると、裕子と里深が睨み合っていった。
しかし、体格的には里深も負けていなかったが、突然に裕子が気勢と共に里深のお腹に蹴りを入れていった。
一瞬痛がるが、里深も負けずに張り手を出してから蹴りで攻めていった。
お互いまた離れて距離を取ると、今度は里深がロープに走ってから仁王立ちの裕子にラリアットを叩き込んだ。
バシィィ・・・しかし裕子が倒れないと、里深がもう一発ラリアットを入れた!
今度は裕子がフラフラして倒れると、里深が一気にストンピングで攻め込んでいった。流石に裕子も痛がると、里深が髪を掴んで早くもコーナーに連れて行って純にタッチした。
里深が裕子を捕まえていると、純がトップロープから裕子にエルボーを肩口に入れてから腕を取っていった。
腕を極められて苦しむ裕子。純が更に極めていくと裕子が悲鳴をあげ出した。
「ギブ?ギブアップ?濱野ギブ!」純がギブか聞くが、裕子が「誰がお前なんかにギブするか!」と言い返していく。
「それなら!」と腕を放すと一気に純が蹴りを裕子に入れていく。
以外に綺麗な蹴りを出す純。流石は格闘系のビデオに出演した経験からか?
暫く蹴り込んでから、純はまた里深にタッチしていった。以外と連携の上手いこの二人。
フラつく裕子にドロップキックで倒すと、スリーパーで絞め上げていく里深。
しかし裕子が「お遊びは終わりだよ!」と言うと、肘打ちを里深の脇腹に決めて脱出した。
痛がる里深。しかし裕子が勢いを付けると強烈なラリアットで里深を倒していった。
「ラリアットって言うのはこうやるのよ!」裕子が言い放つと、倒れている里深の顔面と胸にストンピングを落としていった。
そして里深の足を持って引きずっていくと、誉子とタッチしていった。
誉子がリングインすると早くも得意のお腹への攻撃で里深を苦しめていった。
「おらおらおらっ・・調子に乗りやがって!」誉子の強烈なストンピングが里深のお腹を痛めつけていった。
ボゴッ・・ボシュ・・バキッ・・「うっ・・あうっ・・いや〜っ!」里深の悲痛な叫び声がリングに響いていく。
「楽しみはこれからだぞ!」と誉子が里深を起こすと、顔面にエルボーを入れていった。しかし里深も負けずに「畜生〜!」と誉子の顔面に渾身の力を込めてエルボーを叩き込んでいった。
これには堪らず誉子が倒れると、里深が起こしてからボディスラムで叩き付けてからコーナーに連れて行ってタッチしていった。
純はリングに入ると誉子が近づくと得意の喧嘩殺法テクニックを披露して顔面・胸へとパンチを出していった。
バシッ・・バシッ・・誉子の顔面にパンチが決まっていくが、喧嘩テクにかけては誉子の方が上なので大してダメージは与えられなかった。
逆に誉子の喧嘩キックが純のお腹に音を立てて決まると純は悲鳴をあげてリングを転げ回った。
「もっと楽しませてよ・・・アンタ達!」誉子が純の髪の毛を鷲掴みにすると、早くもリング下に落としていった。
リング下に落とされた純を待っていたのは、誉子のタッグパートナーの裕子だった。裕子は純を捕まえると早速鉄柵に叩き付けていった。
ガッシャーン!・・・「あうううっ・・・」背中に激しい痛みを感じながら純が鉄柵に寄りかかっていると、今度は誉子が純の胸に強烈な蹴りを入れていった。
バシィィ・・・「ぐはっ・・!」一瞬息を詰まりながらも純が苦しんでいた。
「ふふふっ、ここのルールはリングアウトは無いんだよ!」と誉子が純をリング下を連れ廻していく。観客は近くに来ると歓声を上げていった。
「ふふふっ、場外のパイルドライバーって痛いんだよ!・・・松口?」と誉子が場外のマットを避けて固い床を出すと、そこで純にパイルドライバーの体制にしていった。
「ここに頭が直撃したら、痛いだろうなぁ〜?」誉子が脅すように純に言うと、強がる純の頭部を情け容赦無く落としていった。
ガッシーン!・・・「ぎゃああぁぁぁぁ・・・」一瞬意識が遠のきながらも、純の身体は場外にグッタリと倒れ込んだ。
その動けない純に裕子も襲いかかろうとすると、そこへ里深が助けに入っていった。
しかし裕子の力に里深も鉄柵に振られて倒れると、容赦無くストンピングの洗礼を受けていた。
誉子がエプロンサイドに上がると、倒れている純に「もっと苦しませてやるからなっ!」とグッタリする純のお腹にフットスタンプを叩き込んだ。
グシュ・・・純のお腹に食い込む誉子の両足。一瞬の間を置いて純の口からは反吐が吐き出された。「うえぇぇぇぇ・・・げえっ・・おえっ・・」口から反吐を吐きだして苦しむ純。
「おやおや、一杯食べてきたの?だめでしょ、試合前はたべちゃ!」と誉子が顔面を踏みつけていく。
一方、裕子は里深を痛めつけると、リングの中に入れていった。
それを見て誉子もグッタリする純をリングに入れると、対角線のコーナーでお互いがヘッドロックで締めつけていった。
そして目で合図すると一気に走り込んで純と里深の顔面を勢いよく激突させていった。
ゴッキーン!・・・「あうっ・・」「ああっ・・」誉子と裕子が放すと、里深と純はフラ〜っとヒザを付いてからマットに倒れ込んでしまった。
ここで誉子が裕子とタッチすると、裕子が倒れている里深を高々と持ち上げていった。そしてまたも倒れている純の上に落としていった。
グシャアァァァ・・・「ぎゃう!」純が変な悲鳴をあげて意識を失うと、裕子はまだ遊び足りないのか、純を相手コーナーに寝かしていった。
「ふふふっ、まずはお前から潰してやる!」裕子が悪意に満ちた言葉を里深に言い放つと、フラフラの里深を起こしていった。
そして髪を掴むと顔面にパンチを入れていった。しかし里深もここで負けずにパンチを打ち返していった。
「なにっ!」驚く裕子。しかし里深も必死にパンチを出していった。
しかし背後から誉子が里深をフルネルソンに捕らえて動きを止めていった。
「き、汚いわよ!二人掛かりなんて!」里深が抗議するが、誉子が「何いってるんだい、アンタ。だって、あんなの仲間はお寝んねの最中だろ!」と二人掛かりで痛めつけていった。
「裕子!お客さんにサービスしなきゃ!」と誉子が言うと、裕子も「そうだね!」と手を挙げてアピールしていくと、一気に里深のビキニの上を剥がしていった。
「きゃあぁぁぁぁ・・」絶叫して悲鳴をあげる里深。潔白のヌードなんて雑誌に取り上げられても、結局は見せていなかったが、ここでは完全にトップレス状態にされていた。
観客の目に晒される見事な里深の89p・Eカップバスト。その見事なバストを揺らして悲鳴をあげている里深。水着を剥がされて動揺している様だ。
「ふふふっ、いい胸してるわね!」と裕子が里深の胸にパンチを打ち込むと、その度にひしゃげて潰れていく里深のバスト。
更にバストだけに飽きたらず、裕子が里深のビキニの下にまで手を掛けていった。
「いやっ・・そこはお願い・・・許して!」里深が許しを乞うが、構わず剥ぎ取る裕子。
「いや〜っ!」里深の悲鳴が響くと同時に、里深のヘアも丸出しになってしまった。
「ふふふっ、私達に前座で闘わした主催者を恨めばいいさ!」と裕子が言い放つと、里深に蹴りを入れていった。誉子も里深を放すとリングに倒れ込むが、必死に股間を隠そうとする里深。
「何だよ・・・そんな元気があるの?」と誉子が必死に股間を隠そうとしている里深の股間に蹴りを入れていく。しかし里深も必死に手で隠している。
「ふふふっ、ご開帳と行くか!」誉子がアピールする様に言うと、里深を無理矢理にパイルドライバーの体制にしていった。
両脚を開いてしまって秘部を露わにされていく里深。誉子はそのまま落とさずに晒し者にしていった。
その間に純も意識を戻して立ち上がろうとしていた。それを確認した誉子が裕子に合図すると、一気にパイルドライバーを炸裂させた。しかしそのまま放さずに連続のパイルドライバーで里深を痛めつけていくと、段々に里深の抵抗が無くなって失神状態になってしまった。
「ふふふっ、暫く晒し者の刑だな!」と誉子がコーナーに失神している里深を逆さ吊りにして晒し者にしていった。
「さ〜てっと、次はコイツの番だな!」裕子がフラフラして立ち上がる純に視線を合わせていくと、誉子と一緒にコーナーに追い込んでいく。
泣きそうな表情でコーナーに追い込まれていく純。「や、やめてよ・・・何するの?」怯えながら二人に問いかけるが、二人とも無言で両手を捕まえてロープに振っていった。
そして帰ってくる純にダブルドロップキックで倒すと、裕子が起こしていった。
そして観客の期待する視線の中、遂に純のビキニに誉子が手を掛けていった。
「いやっ・・やめてよ・・お願い!」純が必死に誉子に言うが、無情にも誉子は一気に剥ぎ取っていった。
「きゃあああぁぁぁぁぁ・・・・」純の悲鳴と共に、純の85pのこれまた見事なバストが露わになった。意外な大きさに観客は驚きの声をあげるが、更に里深と同じく下にも手は伸びていった。
まず裕子が純をロメロスペシャルに決めて吊り上げると、誉子が無理矢理に純のビキニの下を剥ぎ取っていった。
「いや〜っ、もうやめて〜、こんなのやだ〜っ!」純の悲痛な叫びに観客は盛り上がっていく。
完全にストリップ状態にされた二人。里深は失神してコーナーで逆さ吊りにされているが、純はまだ抵抗している様に見えると、誉子が純をコーナーに磔にしていった。
そして怯える純を前に、「裕子。私さぁ、試してみたい事があるんだけど・・いい?」と場外から警棒タイプのスタンガンを持って来て裕子に聞いている。
「誉子。何考えてるの?」と裕子が大体の察しはついていたが聞くと、「コイツの大事な所にブチ込んでやったらどうなるかなって?」と言うと、それを聞いて純が狂ったように藻掻いていく。
「いや〜っ、絶対にいや〜っ・・・助けて〜!お願い助けて〜!」純が泣きまくりながら助けを求めるが、観客はその瞬間を楽しみに見ているし、里深は失神している為に無理だった。
「ふふふっ、観念なさい・・・淫乱グラビアアイドルの純ちゃん!」とそのスタンガンを誉子が純の秘部に当てていく。
「そう言えば、あなたは悪いことばっかりして事務所を首になったんでしょ?」とグリグリと入れていく。純の秘部にスタンガンが吸い込まれていくと、純の端正な顔が苦痛に歪んだ。
遂にスイッチを押すだけとなると、純は身体を震わせていた。
「や、やめて・・・お願い・・・それだけ・・・」純は震えながら許しを乞うが、誉子が「凄いだろうね。でも安心しな。威力は落としてあるから!」と一気に指に力を入れた。
その瞬間にスイッチが入り、純の股間に激しい電撃が走った!
身体の内部からの電撃に、純は断末魔の悲鳴の様な声をあげると、白目を剥いて失神してしまった。
「カンカンカンカン!」ここでレフリーがゴングを要請すると、会場にゴングが乱打された。
「ただ今の試合、完全ノックアウトの為、山口誉子・濱野裕子組の勝ちとなりました!」リングアナのコールに観客は大歓声をあげていった・・・。
残忍なこの二人がリングを去ると、そこには松口 純と吉口里深が無惨にもコーナーで失神したまま晒されていた・・・・。

一方控え室では・・・。
「誉子。ちょっとあれはやり過ぎだったんじゃないの?」と裕子が聞くと、「だって、あれは私たちに前座やらせるからよ。別に命に別状が無い範囲だからね!」と誉子が笑いながら返していく。
「そうね!」裕子も誉子と一緒に笑って疲れを癒していった・・・・・。

またもや残酷な反則が飛び出したこのリング。次なる試合は?


第2試合

第1試合からとんでもない凶器が飛び出したが、ここで新たな刺客がアイドルプロレスのマットに立とうとしていた。
そう、アイドル虎の穴で何人ものアイドルを地獄に送りつけたキャリー西野だった。
「第2試合。変則マッチ無制限一本勝負を行います!青コーナー、末〜たかこ〜・・常和〜貴子〜・・左藤〜珠緒〜・・・・赤コーナー、キャリー〜西野〜・・・」リングアナのコールと共に手を挙げてアピールするキャリー。
しかし観客はタレントチームに声援を送っていた。
青コーナーでは3人共お揃いの白いワンピース水着で誰から行くか話し合っていた。
対して、赤コーナーではセコンドのドンキング松木が「キャリー、ここでのデビューだから徹底的にアピール出来る試合にしろよ!」と激を飛ばすと、キャリーは「当たり前や!あの舐めた3人を泣かしてリングを降ろさせてやるわ!」とアイドル虎の穴に上がっていた時よりパワーアップした様な自信がみなぎっていた。
「カァーン!」ゴングと同時に出たのはキャリーで、青コーナーのたかこの髪を掴むといきなりリング内を引きずり回していった。
「きゃああぁぁぁぁ・・・」たかこの悲鳴に歓声が起こると、キャリーが拳を上げてアピールすると早くもたかこの顔面を殴りつけていった。
ガシッ・・ガシッ・・ガシッ・・「あうっ・・ひいっ・・ぎゃあ・・」たかこの悲痛な悲鳴が響くと、コーナーの貴子と珠緒がレフリーに抗議していく。
キャリーが「ちっ・・」と言ってたかこを放すと、顔を押さえて立ち上がるたかこ。しかしキャリーは許さずに顔を押さえるたかこに容赦の無いハイキックを顔面に炸裂させていった。
バシィィ・・・「いやあぁぁぁぁ・・・・」またも悲鳴をあげて倒れるたかこ。
最初から容赦の無いキャリーの攻めに観客は驚いていた。
またも起きあがろうとするたかこの顔面を、今度は下から蹴り上げていった。
大の字になって倒れるたかこ。既にグロッキー状態になっていた。
目が虚ろになって手を伸ばして起きようとするたかこ。コーナーでは珠緒がタッチを求めて叫んでいた。
しかしたかこが起きると、キャリーがベアハッグの状態から持ち上げて、落とす時に股間直撃のヒザ蹴りを出していった。
しかし当たりが浅かったのか、歯を食いしばってたかこがロープを掴んで立っているが、足元は震えていた。
フラフラしてタッチを求めに行くが、当然キャリーが許すはずもなく髪を掴んで観客に苦しむ顔をアピールしていった。
藻掻くようにしてタッチしようとするたかこ。しかしバックからのチョークスリーパーで絞め付けていった。
「うぐぐぐっ・・」喉元を潰されて苦しむたかこ。そして失神寸前の所を放すと、一気に馬乗り状態からキャメルクラッチを決めていった。
「おらおらおらっ・・次は誰の番だぁ!」早くもたかこを痛めつけながら、次の相手のアピールをしていくキャリー。
たかこも必死に逃げようとするが、キャリーが腕をヒザでフックしてから口を押さえられてギブアップも言えない状態で、言うなれば拷問状態にされていた。
「うぐぐっ・・・ぎゅぶ・・・ぎゅぶ・・あっ・・ぷっ・・」たかこが耐えられなくなってギブアップを言おうとするが、歴戦の悪党キャリーはレフリーにギブアップが聞こえないように口を押さえている。
「たかこ〜っ!ギブアップして!」コーナーからは珠緒と貴子がギブアップしてくれと叫んでいた。
しかしたかこは目から涙を流しながら失神してしまった。
キャリーは失神したたかこを放すと、何と水着に手を掛けていった。
「人でなし〜!」珠緒が叫ぶと、「次はお前か?」と一気にたかこの水着を下まで剥ぎ取っていった。そして全裸状態にしてたかこをリング下に蹴り落としていった。
そして青コーナーに対してキャリーが手招きをすると、今度は珠緒が出ていった。
「ほぉ〜っ、お前は確か、昔は雑誌でヌードで売ってたよなぁ・・・珠緒!」とキャリーが珠緒の痛い過去を付くと、珠緒が「か、関係無いでしょ!」と強烈なスピンキックを繰り出していった。
これにはキャリーも驚いたのか逃げると、珠緒が一気に連続の蹴り技で攻めていった。痛がりながらもキャリーが耐えると、調子に乗る珠緒の顔面にカウンターの掌打を入れると形勢は逆転してしまった。
バシィィ・・・「あがががっ・・・」慣れない顔面への強烈な打撃技。珠緒が流石は女の子だけあって顔面を押さえて苦しむと、「ふふふっ、所詮は女だな!」とキャリーがお返しにローキックで攻め込んでいった。
「ぎゃう!」悲鳴をあげて逃げる珠緒。更に攻め込むキャリー。しかし元アクション女優の珠緒が悲鳴をあげながらもキャリーにカウンターの蹴りを入れると、更に飛び上がって顔面に蹴りを入れて倒していった。
「うっ・・畜生!・・・このクソ女!」キャリーが顔面を押さえて起きあがると、珠緒はコーナーの貴子とタッチしていった。
貴子がリングインすると、キャリーが「おっ、そう言えばお前も売れない頃はテレビでも見事な胸を披露していたなぁ・・今日もファンサービスしてやれよ!」と早くも挑発していく。
「ふんっ、アンタだってこの前は事故を起こしたクセに!」と負けずに痛い所を突いていく貴子。
「な、なんだって〜!」この言葉に冷静さを失ったキャリーが飛びかかるが、貴子が低空のタックルを決めていった。
「な、何ぃぃぃ・・・」軽量の貴子にタックルで倒されて驚くキャリー。
「ふふふっ、女優なの私。今日はプロレスラーの役って所かな?」と笑いながら腕を取りにい貴子。しかしそんなに甘いわけが無く、キャリーが逆に抱きついていくと悲鳴を上げ始めた。
「きゃあぁぁぁ・・な、何するのよ!」貴子が嫌がると、キャリーは調子にのって貴子の胸に顔を埋めて感触を楽しんでいた。
「いいねぇ・・この感触!貴子。お前以外と胸があるなぁ!」と更に顔を密着させていく。
「ず、ずるいわよ!」貴子が叫ぶが、キャリーはその行為をやめようとしなかった。
「ふふふっ、これは反則じゃあ無いんだよ!」キャリーは上手くルールを使っていったが、貴子はそのキャリーから逃れられずに藻掻いていた。
これに堪りかねた珠緒が乱入すると、キャリーにストンピングを喰らわせて貴子を救出していった。
水着を直して立ち上がる貴子。しかし今度はキャリーが低空タックルで貴子を倒すと、上から馬乗り状態になっていった。
「ふふふっ・・・もう少しその胸を触らせてもらうぜっ!」と水着の上からバストクローを仕掛けていった。
「いやっ・・やめて・・反則でしょ!」貴子がキャリーに言うが、キャリーは「どこに胸にクロー攻撃しちゃいけないってあるんだ?ええっ!」と正当化して胸を揉みまくっていった。
ここで「キャリー、どうせやるなら邪魔な水着剥ぎ取っちゃえよ!」と貴子の胸に期待する観客からの声援が飛んだ。
「そうこなくっちゃなぁ・・貴子!」とキャリーが一気に肩紐から剥がしていった。
「やっ・・やめてよ・・ちょっと・・・」貴子も抵抗しようとするが、難なく胸が露わにされてしまった。
「いい胸してるなぁ・・・下はどうなってるんだ?」と言い放つキャリー。
「やめてよ・・この変態・・・」と口では強がるが、既に貴子の目は涙目になっていた。
「ふふふっ、強がったって目から何か出てるぞっ!・・・泣いてるのか?」と更に追い込むと、貴子は逃げようとして藻掻くが、混乱している様でただの藻掻くだけになっていた。
「それ、それ、それぇぇぇ・・・」とキャリーは涙目の貴子の胸を揉みまくると、遂に貴子は大声でリング上で泣き出してしまった。
「やめてよ・・お願い・・プロレスじゃあ無いでしょ・・・もうっやめてっ!
・・・」しかし貴子の泣き声もキャリーには関係無かった。
しかし珠緒が「いい加減にしなさいよ・・変態!」と後ろから蹴りを入れると、キャリーが貴子を放していった。
貴子は胸を押さえてリング下に逃げると、珠緒は必死にキャリーに蹴りを出して攻めていった。
そしてパンチを出すと、キャリーもパンチで対抗していくが、キャリーは珠緒の身体ではなく、水着を狙っていた。
「きゃああぁぁぁぁぁ・・・」珠緒の黄色い悲鳴が響くと、珠緒の水着が剥ぎ取られて、トップレス状態になってしまった。
「ふふふっ、お前もいい胸してるなぁ・・・」とキャリーがニヤニヤすると、「それっ!」と珠緒の胸にもバストクローを決めていった。
「はうっ・・ああっ・・」悲鳴をあげる珠緒。リング上では珠緒が攻められていたが、その同時期にリング下の貴子は胸を押さえて水着を直そうとしていたが、そこにキャリーの仲間が襲いかかった。そう、ボイラークレイジーだった。
当然、デビュー戦の貴子など難なく失神させられてしまってボイラーも貴子の胸を堪能していた。
そしてリング上ではボイラーが貴子に襲いかかったのを見て、キャリーも「そろそろお遊びも終わりだな!」と胸を揉むのをやめて、一気に脚を取ると逆エビ固めに極めていった。
「ぎゃあぁぁぁ・・・痛いっっっ・・痛いっっ・・・」珠緒が悲鳴をあげてマットを叩くが、キャリーは更に反り返して痛めつけていくと、遂に珠緒が「ギブ・・ギブアップ!・・・ギブアップ!」と泣きながらマットを叩いてギブアップした。
ここでレフリーが確認してゴングを要請すると、キャリーは最後にグイッと珠緒を攻めて放すと珠緒は腰を押さえてうずくまっていった。
そしてリング下からは既にボイラーの手によって全裸にされた貴子がリングに上げられた。キャリーも怯える珠緒の水着を全て剥ぎ取ると、キャリーは珠緒を、ボイラーは貴子を押さえつけて観客に見えるようにしていった。
「はっはっはっはっ・・これは俺達からの宣戦布告だ!お客さんたちにはこれが挨拶かわりのストリップショーだ!」とこのリングへの宣戦布告とも取れる一言を残して、貴子と珠緒を解放してリングを降りていった。
観客は貴子と珠緒の全裸シーンに盛り上がったが、ここでまたも以外な勢力がこのリングに登場してきた。
果たして、下仁田軍団との関係はどうなる物か?


第3試合

そして第3試合になっていった。「続きまして、第3試合を行います!この試合は打撃ルールでグローブを着用して、お互い殴る・蹴るで勝負してもらいます!ただ、ダウンが認められないので、相手が満足するまでかレフリーが危険と判断した時のみ試合は終了されます!・・・」第3試合の説明がリングアナによってされると、初めての試合形式にどんな選手が出てくるのか観客は注目した。
そしてリングに闘う二人の姿が出ると、出てきたのは何と濱崎あゆみだった。細い身体からは想像も出来ないが、以前は真面目なボクシングをやっていた以外な経歴を持っていた。
対して出てきたのは、アイドルの太谷みつほだった。こちらもボクシングの練習と、毎日腹筋200回をこなしていると言う打撃マニアだった。
そしてお互いが黒いスポーツタイプのビキニに身を包んでコーナーで待機していた。
始まる前に早速みつほが「ヒューヒュー言うのは私よ〜!」と観客に笑顔でアピールしていくと、あゆみが凄い眼光で睨み付けていった。
「あなたボクシングを馬鹿にしてるの?いいわ、あなたの身体に教え込んであげる!」とあゆみが一言言うと、みつほも「いいんですか?じゃあ私もあゆさんの顔をボコボコにしてあげます!」と笑顔で返していった。
そしてゴングが鳴った。「カァーン!」お互いがリング中央に出ていくと、初めに手を出したのはみつほだった。
シュッ・・シュッ・・軽いジャブを出していくみつほ。しかしあゆみも左右に身体を振って避けていく。
しかしみつほが一気にダッシュしてパンチの連打であゆみをロープまで追い込んでいくが、あゆみはしっかりとガードしてダメージを最小限にしていった。
そうとは知らずにみつほが必死にボディなどにパンチを入れていくが、あゆみはガードに徹していた。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・偉そうなこと言って・・はぁ・・何も・・出来ないじゃない?」みつほがあゆみに言うが、逆に「息が上がってるクセに、何言ってるの?」と初めてみつほのボディに強烈なボディブローを打ち込んだ!
ボコォォォ・・・「う・・・うげっ・・・」突然のお腹への衝撃にフラフラしていくみつほ。しかし普通のアイドルなら吐き出しているかも知れないが、腹筋を鍛えていただけあって耐えていた。
「痛かったのかしら・・・みつほさん?」とあゆみが笑みを浮かべると一気に顔面へジャブを入れてからまたボディへ攻撃していった。
「あゆはねぇ・・・歌も好きだけど人を殴るのも好きなのよ!」とあゆみは嬉しそうにみつほを殴りつけていった。
必死にガードしていくが、ダメージを受けてロープに詰まるみつほ。
「グローブより、こっちの方がいいかな?」とあゆみが首相撲にみつほを捕らえると、キックも認められているのでヒザ蹴りでボディにヒザを刺していった。
グシュ・・グシュ・・「うげぇ・・・ぎゃう・・・」みつほの悲痛な悲鳴がリングに響くと、遂にみつほの口からは赤くなったマウスピースと涎が顔を出してきていた。
ここで一気にあゆみが離れてから強烈なアッパーカットをみつほの顎に決めると、みつほの身体が浮かぶようにしてロープに当たっていった。
グシャアァァァァ・・・・「うべえぇぇぇぇ・・・・」口からマウスピースと血飛沫を出しながらロープダウン状態になるが、レフリーは何も言わないのであゆみがそのまま殴り続けていく。
「ぶへっ・・ごはっ・・うげっ・・」みつほの悲痛な声が響くが、レフリーは止めなかった。
次第に顔が腫れてくるみつほ。そのみつほに「ふふふっ、あゆはねぇ・・本当はボクシングもやりたかったんだけど・・・でも、女子ボクシングってあの頃は今みたいに人気無かったから・・・だから歌で勝負に出たの!」とあゆみが言うと、フラフラのみつほのボディに強烈なボディアッパーを入れていった・・・・。
ボシュゥゥゥ・・・「うげげげげげっ・・・」遂に堪らず口から胃液を吐きだしてしまって倒れ込むみつほ。
自分の吐き出した胃液の上に無惨に倒れて身体をピクピクと痙攣させていくと、ここでレフリーがみつほを見てゴングを要請した。
「カンカンカンカン!」ゴングが鳴るとあゆみの勝利が決まったが、まだ暴れたり無いのかあゆみが「もう終わりなんですか?つまらないなぁ・・・」とグローブを外していくと、「そうだ、あゆは総合でも練習してるんですよ!」とグッタリするみつほにチョークスリーパーを仕掛けて観客にアピールしていった。
スリーパーまで掛けられて失神してしまったみつほ。普通のアイドル相手のボクシングなら逆に勝てた筈が、ボクシング経験者のあゆみ相手は荷が重かったようだ。
しかし、ボクシングと聞いて会場の隅からリングを見ているアイドルが一人いた。そう、川田ひかるだった・・・・。
「大した事ないわねぇ・・・あれ位で調子に乗られても・・・」笑いながら会場をひかるは後にしていった・・・・。

ここに新たな新ルールが登場していった。


第4試合

またこのリングに鈴本あみが帰ってきた。前回のデビュー戦では山口誉子にボロボロに痛めつけられたが、やはり芸能界に残る為にこのリングに上がって復帰を狙おうとしているらしい・・・。
しかし今回の試合も大室哲哉の陰謀が待っているとはまだ知らなかった・・・。

「ただ今より第4試合、変則マッチを行います。青コーナー・・優花〜・・大澤舞子〜〜・・・赤コーナー・・鈴本〜あみ〜!・・・なお、この試合はハンデ戦と言うことで、鈴本あみには凶器の竹刀を使用してもらいます!」リングアナのコールに戸惑うあみ。
「そ、そんな・・・聞いてないわ・・・2対1だなんて・・・やだっ!」あみが泣きそうな表情で困惑する。
「ふふふっ、相変わらず甘い奴だぜ!」と舞子が言うと、優花は「この前は、散々飯嶋の奴にやられた分を、今日は返させてもらうわ!」とニヤリと笑っていった。
舞子と優花はお揃いの黒色のビキニで、あみはピンクのビキニでコーナーで待っていると、残酷な期待をする観客の視線の中、ゴングが鳴った。
「カァーン!」コーナーで立ちすくむあみに、容赦無くまずは舞子が髪を掴んで捕まえていった。
「痛い!」あみの悲痛な叫びに「おらおらおらっ!」と早くもリング下に落としていく舞子。無理矢理にリング下に落とされて倒れるあみ。
しかしまた捕まる前にあみは逃げ出した。
そして公認凶器の竹刀を持つが当然の事ながらラフファイトなんて経験も無いあみにしてみれば意味は無かった。
逃げてリングに戻ると、舞子も上がっていった。
ここであみも意を決して舞子の巨乳にドロップキックを叩き込むと、以外にも舞子が倒れた。すかさずあみがストンピングで舞子の胸を潰していくと、優花を警戒するが優花はコーナーで見ていた。
あみが安心して舞子を起こすと、今度はボディスラムで投げ飛ばした。これには観客は大声援であみを応援していった。
しかし舞子も当然の事ながら負けていない。あみにパンチで攻め込むと、ロープに振っていくが「この野郎!」と以外な気勢をあげてあみがジャンピングニーパッドで舞子の顔面に襲いかかった。
バシッ・・「ぐわっ・・!」以外な反撃を受けて痛がる舞子。しかし優花がコーナーからタッチを求めていった。
そして痛がりながらもタッチしていく舞子。その時に優花が「じっくり行きましょう!」と舞子に言うとニヤリと舞子もしていった。
あみが今度は優花に構えていくと、優花も手を伸ばして力比べを挑んでいった。以外なクリーンファイトにあみも応じて手を出して力比べ状態になると、優花も一進一退の力比べを展開していった。
暫くなかなかどちらも決まらないと、あみの背中などには汗が光ってみえる様になってきた。
「あみちゃんもなかなかやるわね・・・早くも汗出しちゃって!」と優花がニヤけると、あみは優花の狙いを理解した。そう、これはあみのスタミナを奪うための作戦だったのだ。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」息が上がるあみを、今度は優花が「かかったなぁ〜!」と蹴りを出してからボディスラムで投げつけて、コーナーの舞子にタッチしていった。
タッチして舞子が出てくると、優花があみの腕を上げると舞子が脇腹に爪先蹴りを入れて痛めつけていった。
悲鳴をあげるあみ。そして遂に舞子と優花の残虐な攻めが始まっていった・・・・。
まず痛がるあみをロープに振ると、一気に必殺のバストアタックで吹き飛ばして、倒れたあみにストンピングで攻め込んでいった。
そして優花をリングに招き入れると、優花がストンピングで攻め込んだ。
「あうっ・・いやっ・・卑怯よ・・やめて・・・」悲痛な叫びをあげるあみ。
観客は舞子と優花にブーイングを送るが、一部の観客はあみのやられるシーンに歓声をあげていた。
そして優花が顔面にストンピング攻撃をすると、ガラ空きのあみのお腹にヒップドロップで潰していった。
バスッ・・「うげっ・・!」あみが一瞬息を詰まらせて苦しむと、舞子はお腹にストンピングで攻めていく。
そして舞子があみを起こすと、ボディスラムの体制で抱え上げるとあみをロープに脚を絡ませて逆さ吊りにしていった。
「いやっ・・やめて・・・何するのよ・・」あみが怯えると、一気に優花が気勢をあげて走り込んで無防備のあみのお腹にまたヒザ蹴りを入れていった。
グシュ・・「うげぇぇぇ・・ゴホッ・・ゴホッ・・!」あみが咳き込むが、今度は舞子が「優花〜!もっと力入れなきゃ!」と同じヒザ蹴りを叩き込んだ!
「うげぇぇぇぇ・・・・うえっ・・」舞子の強烈な蹴りに、今度は堪らずあみが口から涎を流して苦しんだ。
そして優花があみをロープから放すと、あみは力無くマットに倒れ込んだ。
「まだまだ行くよ〜!」と舞子がトップロープに上がっていく。そこへ優花があみの身体を抱えてから落とすと、またもあみの柔らかいお腹に舞子の残酷なフットスタンプが炸裂した。
グシュ・・「ほげえぇぇぇぇ・・・」今度は豪快に口から反吐を吐きだしてしまったあみ。
もうあみは試合が出来る状態でないが、普通のプロレスであらばここでレフリーストップがかかるであろうが、ここではそれは無かった。
息も絶え絶えのあみがまた優花に捕まって起こされると、舞子が一気にあみのビキニを剥ぎ取って胸を露わにしていった。
「やっ・・やめて・・もうやめて・・・許してよ・・・お願い・・・」あみが許しを乞うが、優花は構わずにスリーパーで絞めていった。
藻掻いて苦しむあみ。そして放すとあみはグッタリして倒れている。しかし舞子と優花は許さずに痛めつけようとしていた。
舞子が大きなヒップを振り回すと、倒れているあみの顔面に座り始めた。まさにフェイスシッティングである。グイグイとあみの顔面を股間で潰していく舞子。これにはあみは藻掻いても逃げられなかった。
そして舞子が立ち上がると、あみはグッタリしていた。そのあみのバストを二人で踏みつぶしていくと、形の良い胸が無惨にもひしゃげて潰れていった。
観客の視線の中、痛めつけられていくあみ。
しかし、その時にリングサイドから声が上がった。
「優花さん!卑怯な事はやめなさいよ!」その声の主は、何と優花と同じ事務所の深口恭子だった。
「あなたがここに来ているって聞いて、覗いたら何やってんのよ!」恭子は親友のあみの痛めつけられているシーンに涙を流して怒っていた。
「うるさいわねぇ・・・デカ足女!」優花がライバル心を燃やしていた恭子の言葉に言い返すと、舞子も「だったらお前もこのリングにあがれるのか?」と挑発していった。
その言葉に観客は燃えたが、恭子はグッタリしてるあみをリング下に降ろしていった。
ここでゴングが鳴って試合は初の無効試合になるが、優花も舞子も恭子に参戦を呼びかけた。
しかし恭子は構わずグッタリするあみを連れて控え室に去っていった・・・。

控え室では、恭子があみを気遣っていたが、引退寸前まで追い込まれていたあみを思うと恭子は何も言えなかった。
同じく、こんな場面を見られてしまってあみも何も言えず時間は流れていった・・・・。

遂に同じ事務所の深口恭子も登場してきたが、参戦はあり得るのか?あみの次のリベンジは?以外な展開になってきたこのリング。次回、遂に飯嶋と下仁田が激突する!


第5試合

会場の真ん中のリングに、係によって次の試合の準備がされていた。そう、飯嶋直子と下仁田 厚の有刺鉄線電流爆破マッチのためだった。

そして準備が終了すると、有刺鉄線の他に爆薬が付けられた線を含んだロープに囲まれて飯嶋直子と下仁田厚が相対していた。
いつものスタイルの下仁田。直子は白いワンピース水着でリングに上がっていた。
「ただ今より第5試合を行います!青コーナー、飯嶋〜直子〜・・・赤コーナー、下仁田〜厚〜〜・・・なお、この試合はどちらかの選手が失神などで試合続行不能まで行われます!」リングアナのコールと共に、今回はゴングが鳴らされた。
「カァーン!」遂にアイドルプロレス初の有刺鉄線電流爆破マッチが始まった。
下仁田はコーナーで動かずに直子を睨み付けていくと、直子もコーナーから少し出て止まっていた。
早くも下仁田が「おいっ!・・おいっ!・・飯嶋ぁ!お前、最近テレビとかを賑わしてるじゃないか・・・今夜はこのリングで観客を沸かせてくれや!」と直子に挑発していく。
正直言って直子は最近の個人的な事でテンションが下がっていて、契約で無理矢理にリングに立っていたので、いつもの様に言い返していかなかった。
そんな直子を見抜いてか、下仁田が早くもラリアットを狙って直子に襲いかかった。
「えっ・・!」一瞬考え込んでいた直子に下仁田の残忍なラリアットが襲うと、直子の身体は早くも有刺鉄線と電流と爆破の待つロープに触れてしまった。
バババババババババッ・・・「ぎゃあああああああぁぁぁぁ・・」突然の有刺鉄線の痛さと、電流と火薬の威力に火花などに包まれて直子が悲鳴をあげた。
そしてバッタリとロープ近くに俯せで苦しむ直子。
「そりゃそりゃそりゃ・・・」下仁田のストンピングが更に直子の有刺鉄線で痛めつけられた背中に浴びせられていった。
ガスッ・・ボスッ・・ガッ・・・うずくまって苦しむ直子。最初のダメージが大きかったのか苦しそうだ。
更に髪を持って立たせる下仁田。しかし直子が「この野郎!」と絶叫すると下仁田の股間に一撃を食らわせていった。
「うぐぐぐぐ・・・・ううっ・・・」下仁田の動きが止まってしまった。流石は急所を攻められて苦しむ下仁田。
ここから反撃とばかりに直子がその下仁田に続けて顔面に喧嘩キックを叩き込むと、倒れる下仁田の両脚を持って電気アンマ攻撃で大事な部分を潰していった。
「うおぉぉぉぉぉ・・・・何なんじゃあぁぁぁぁ・・・」下仁田が強がっているが顔は苦痛に歪んでいた。
「ほらほらほらっ・・・大事な所が潰れちゃうよ!」直子が容赦無く下仁田の股間を潰していくと、下仁田は苦痛に顔を歪ましていた。
そして直子が技を解いて立ち上がると、股間を押さえる下仁田にまたも蹴りで攻め込んでいった。
蹴りに苦しむ下仁田。しかし下仁田も得意の試合形式なので意地になって直子の蹴り足を掴んで倒していった。
「きゃあ!」直子が悲鳴をあげて倒れると、下仁田が逆に立ち上がっていった。
そして起きようとする直子にストンピングを叩き込むと、悲鳴をあげる直子の脚を掴んでいった。そして必死で逃げようとする直子の両脚をパックリと股裂き状態にしていった。
「さっきはよくも、大事な所を!」と下仁田が言うと、その薄い水着以外無防備な直子の股間に下仁田の爪先が襲いかかった。
グリグリグリ・・・「あうっ・・・はあっ・・・」直子の吐息が漏れる中、構わず直子の敏感な部分を爪先でこねくり回していった。
「ふふふっ、感じてるのか・・変態女めっ!」と下仁田の攻撃が更にエスカレートしていった。
「それなら、今度はその邪魔な物を脱がせてやるか!」と下仁田が強引に直子の白い水着の上半身部分を剥ぎ取ってしまった。
ビリッ・・・「な、何するのよっ!」直子が強がるが、反撃出来ない直子の見事なバストが露わになった。
「今日はぁぁぁ・・有刺鉄線に囲まれていてはぁぁぁ、お前は逃げられない!」と目を輝かせる下仁田。
更に仰向け状態の直子に下仁田が馬乗りになっていくと、今度はその見事なバストを鷲掴みにするバストクロー攻撃を仕掛けていった。
モミモミモミっ・・・「いやっ・・何するのよ・・やっ・・・」直子の悲痛な声に、逆に観客は盛り上がっていった。
下仁田に揉みまくられる直子のバスト。その度にひしゃげ潰れていく。
次第に下仁田に乗られているのでスタミナが奪われていく直子。うっすらと汗が流れると、下仁田が次の攻撃に出ていった。
「胸の次はここじゃああぁぁぁぁ・・・」と下仁田は直子を俯せにすると、容赦なく今度は水着を下まで完全に剥ぎ取ってしまった。
「アンタの希望の試合形式なのに、卑怯者!」直子が目に涙を浮かべながら言い放つが、下仁田は構わずに「なんじゃああぁぁぁ・・・いつもと違ってやる気の無い飯嶋ぁぁぁぁ・・・・」と直子の心理的な事を見抜いて言い放つ。その言葉に更に直子は涙ぐむが耐えようとしていた。
しかしその直子の露わになった秘部に対して、下仁田の指を使った攻撃が始まっていった。
グニュグニュ・・・「はうっ・・・ああっ・・・」下仁田の攻撃?に少し感じ始める直子。次第に下仁田の粗い指使いにも股間を濡らし始める直子。
「最高じゃああぁぁぁ・・・」下仁田がニヤニヤすると、腰に手を回して後ろから抱えていった。
そして観客が期待する視線の中、遂に下仁田の暴走が始まった。そのまま自分の股間の凶器を準備すると、逃げれない直子の股間目掛けて差し込んでいった。
ズブッ・・・「はうっ・・・あああっっ・・・」思わず声をあげる直子。下仁田も「そりゃそりゃそりゃ・・・」と腰を激しく突き動かして直子を攻め立てていった。
「はあっ・・あうん・・ああっ・・」次第に感じ始めてしまった直子。最近のストレスからかリングだと言う事を忘れてしまっているようだ。
「ふふふっ、思った通りだぜ!」下仁田は自分の思惑通りに試合が進んで笑みを浮かべた。
更に直子を攻め立てると、腰砕け状態の直子から凶器を抜いて離した。
直子はそのままマットに倒れてしまった。しかしレフリーはまだ試合を止めなかった。
「ふふふっ、楽しませてもらったから、今度はお前に二度と反抗しない様にお仕置きじゃああぁぁぁぁ・・・」とフラフラの直子を起こすと、そのまま全裸の直子を抱えてからロープ際に連れて行った。
「ああっ・・・な、何するのよ・・・」直子が下仁田に問いかけると、「だからぁぁ・・お仕置きじゃあぁぁぁ・・」と下仁田は言うと、そのまま直子の身体を有刺鉄線と電流・火薬の待つロープに押しつけていった。
バババババババババッ・・・「ぎゃああぁぁぁぁぁ・・・・」またも悲痛な叫びをあげて苦しむ直子。意識も絶え絶えになって倒れ込んでしまった。
「苦しいかぁぁ・・・快楽の後は苦痛を与えてやるぜぇぇぇ・・・」とフラフラ状態の直子の髪を掴んでからボディスラムの体制で、投げるまでは股間を指で刺激しながら、そしてマットに豪快に投げつけたり、バックドロップでも股間への刺激を忘れずにしてから投げつけるなど、下仁田のエロ技が連発して炸裂していった。
その度に弱いアイドルみたいに悲鳴をあげて苦しむ直子。
遂には失神寸前で大の字に倒れる直子を前に、下仁田は拳を固めてアピールしていった。
そして「お前がぁぁぁ・・二度と反抗しないようにしてやるぅぅぅ・・・」と下仁田が叫ぶと、何とその固めた拳を直子の大事な所にネジ込んでいった。
「ううううっっ・・・・あうううううっっっ・・」失神寸前の直子の顔が苦痛に歪んでいった。しかし下仁田は許さずに拳を完全に直子の股間にブチ込んだ。そしてグリグリとこねくり回すと、あまりの苦しさに直子は白目を剥いて失神してしまった。
あまりの衝撃シーンに観客は言葉を失ったが、レフリーが急いでゴングを要請していった・・・・。
「カンカンカンカンッ!」会場に響くゴング。あまりの衝撃シーンに観客は驚くが、下仁田は直子のバストを足で踏みつけながら「俺の勝ちじゃあぁぁぁ・・・、解ったかぁ・・・・」とアピールすると、失神している直子を置いて引き上げてしまった。

またもリベンジに失敗してしまった直子。しかし、今日はテンションが上がっていなかったのと、個人的な問題があって試合に集中出来なかったのであろうう。次のリベンジはどんな試合になるのか?

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