第74回大会(2008年女祭り)

第1試合

『2008年を締めくくる・・・女の意地の激突!来年売れていくのか、そして消えていくのか・・・、女達の意地の激突を見逃すな!』
リングアナが絶叫すると、リングの四方の仕掛けが爆発して盛り上げていく。
『2008年女祭り・・・全試合意地の激突の喧嘩マッチ!』
リングアナのコールに盛り上がる会場内・・・。そして早くも第1試合の選手がリングに姿を現した。
花道を進みリングインするのは、黄色いビキニ姿の石河梨華。観客達の視線を集めていると、対戦相手としてリングインするのは、デビュー戦では良いところが無かった大嶋優子。黒ビキニ姿で緊張した表情を浮かべている・・・。
ある意味で二つのグループの激突の様相のリング上だが、キャリアの差から梨華の有利は否めない・・・。
『第1試合っ・・・青コーナー〜身長152p、上から77、55、78・・・大嶋〜優子〜っ!』
早くもコールされると、片手を挙げてアピールする優子。
『赤コーナー〜・・・身長155p、上から83、58、85・・・石河〜梨華〜っ!』
コールを受けてガッツポーズでアピールする梨華。
お互いが素足に手にはオープンフィンガーグローブを着けると、優子には大嶋麻衣が、梨華には高端愛がセコンドに付いて口にマウスピースを入れていく。
レフリーが確認すると、開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時に梨華が飛び出すと、激しく左右のパンチを出していく。
優子は殴り合いを嫌がりタックル気味に組み付きたいところだが、梨華が簡単には組み付かせない。
距離があると梨華のパンチが顔を襲いかかる。
バシッ・・バシッ・・
ジャブ気味に2発顔に受けて嫌がる優子。
更に梨華が喧嘩キックから左右のストレートを打ち込むと、顎に受けてフラつく優子。
「ガードあげて、ガードっ!」
リングサイドから麻衣が優子に叫ぶと、優子はガードを上げて構えるが、梨華は距離を詰めていく。
ガードが上がっているからと、梨華は距離を詰めて膝蹴りをボディに叩き込むと、これには優子が堪らず座り込む様にダウンした。
ダウンしたからと梨華は髪を鷲掴みにして起こそうとするが、優子も意地になって梨華のお腹にパンチを入れていく。
殴られると、梨華は髪を掴んだままノーガードの顔面にパンチを連打。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
殴られて藻掻く優子。
「倒してっ、倒してっ!」
リングサイドの愛が叫ぶと、梨華は優子を倒していく。
馬乗り状態のマウントポジションになると、優子は焦りだした。
藻掻いて逃れようとする優子に、梨華が顔面に容赦ないパンチの連打を叩き込む。
バシッ・・バシッ・・
音を立てて顔面に落とされていく梨華の拳。
殴られては藻掻く優子。
更に梨華は殴っていくと、優子の目は涙目になっていく。
リングサイドの麻衣は叫ぶが、経験不足から的確なアドバイスが送ることができない・・・。
梨華の拳を掴もうとする優子。
しかし梨華はハンマーパンチを鼻を狙って振り下ろす。
バキッ・・バシッ・・
鼻から激しく鼻血が噴き出す優子。地下プロレス参戦2戦目での喧嘩マッチは残酷なマッチメーク。
抵抗が少なくなると、梨華は馬乗り状態から立ち上がった。
殴られたダメージから優子が立ち上がれないと、梨華は狙った様に優子の顔面をサッカーボールキックで蹴りつける。
バシィィィィ・・・
これには血飛沫をあげる優子。
鼻からの出血で顔半分を血塗れ状態にされるも、試合は止められないから痛めつけられていく・・・。
仰向け状態になっていると、梨華は脇腹にサッカーボールキックを叩き込んでは、俯せ状態に追い込んだ。
亀状態に自然に追い込まれた優子。流血と激痛から泣き出していると、梨華は狂ったようにサッカーボールキックを連打した。
バッシィィィィ・・・バシィィィィ・・・
一方的になる試合展開に、リングサイドの麻衣は試合を止めるように哀願する。
「し、試合を止めて・・・試合ぃぃぃぃ・・・」
涙目で試合を止める様に叫ぶ麻衣。優子は梨華に蹴り続けられると、ここでレフリーが試合を止めた。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが乱打されると、梨華が止められてコーナーに戻されると、勝利したと言う事で片手を挙げられるのであった。
一方、負けた優子はリングドクターが応急処置をする中、麻衣が付き添い担架に乗せられてリングを後にするのであった・・・。
第1試合から強烈なインパクトを観客に残した試合が行われ、第2試合にも注目が集まっていた・・・。



第2試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、安居美咲改め百瀬美咲。前大会でデビューしたものの、正式な試合はこの年末大会からと言う事で、白いスポーツビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、緊張した表情で観客席に向かって頭を下げた。
その美咲の対戦相手としてリングインするのは、物真似から人気の出てきた渡邉直美。増え続けるとも言われる迫力ある身体を黒いワンピース水着にみを包むと、黒いリングシューズ姿で美咲を睨み付けながらリングインすると、ガッツポーズでアピールした。
今夜がデビュー戦の直美は、緊張感より堂々とした態度でのリングインに、観客席からはある意味の期待感も生まれている・・・。
『青コーナー〜・・・身長151p、上から75、56、80・・・百瀬〜美咲〜っ!』
コールを受けて一礼する美咲。コールを受けてから、空手殺法で顔面攻撃が認められる様にと、オープンフィンガーグローブが着けられていく。
『赤コーナー〜・・・身長155p、上から100、86、102・・・体重87キログラム・・・渡邉〜直美〜っ!』
コールを受けて両手を拡げてアピールする直美。
あまりの体重差、体格差に観客席からは美少女美咲のボロボロにされるシーンを期待する声が出始めると、黒服は直美に特別な指示をしていく・・・。
一方、美咲は体格差のある対戦相手の登場に、どうやったら勝てるのか考えているが、勝てるパターンが思い浮かばなく混乱している様子・・・。
次第に不安な表情を浮かべるが、16歳の美少女が巨漢にボロボロにされるシーン・・・まさに地下プロレスの観客が求めるシチュエーション・・・。
『カァーン!』
そしてゴングが打ち鳴らされると、美咲が飛び出して反対コーナーの直美にジャンピングニーパッドを叩き込んだ。
バキッ・・
「うぐう・・」
上手く顔面を捉えた美咲の膝だったが、直美はダウンするが意識はシッカリしている様子。
美咲は続けてストンピングで追い詰めようとするが、直美が転がるようにリング下に逃れた。
リング上から直美を睨み付ける美咲。
直美は蹴られた部分を気にしながらもリングサイドを歩いていると、リングに戻っていく。
ロープを潜ろうとすると、美咲がミドルキックからローキックと打撃技で攻めだした。
バシッ・・バシッ・・
蹴られながらもリングに戻る直美。
距離が詰まると美咲が距離を置く。
距離が置かれると、ローキックで下から崩そうとする美咲だが、直美も脚へのダメージを気にして前に出る。
バシッ・・バシッ・・
左右のパンチを出して距離を置きたい美咲だが、直美もコーナーに少しずつ追い込んでいく・・・。
前蹴りで距離を置こうとする美咲。
しかし背中にコーナーが当たると、追い詰められた事に気がついた・・・。
直美の表情に笑みが浮かぶと、焦る美咲の顔面を狙った強烈な張り手が炸裂した。
バッシーン・・・
「ぶふうっ・・・」
口から涎の飛沫をあげてフラつく美咲。
更にガードを固める美咲に、ガードの上から張り手を叩き込む直美。
バシィィィ・・・バシィィィ・・・
ガードする白い腕が強烈な衝撃に変色する。
堪らず膝蹴りを出して逃れたい美咲。
しかし直美はトップロープを両手で掴んで逃げられない体勢にすると、そのままコーナーと自らの巨体でサンドウィッチプレスで押し潰す。
ドスッ・・
「ううっ・・うっ・・」
呻き声をあげて苦しむ美咲。
ガードが下がると、直美は髪を鷲掴みにしてからヘッドバッドを叩き込んだ。
ゴッキーン・・
「ああああああっ・・・」
悲鳴をあげる美咲。
コーナーに崩れ落ちる美咲を無理矢理に起こしていくと、コーナーに押し込む直美。
片手を挙げてアピールすると、美咲の顔面に張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・・
「ふぎっ・・」
変な悲鳴をあげて倒れ込む美咲。
俯せの体勢で苦しむ美咲に、直美は背中を踏みつけて痛めつけていくと、観客席に向かってアピールする。
更に後頭部を踏みつけて痛めつけていくと、美咲は必死にロープに手を伸ばした。
『ロープ・・・』
美咲の手がロープに届いたからとレフリーが離させる。
直美は距離を置くと、美咲はフラフラしながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にガードを上げる美咲。
しかし直美が勢いのあるボディアタックで飛びかかると、美咲の身体をリング下に転がり落とした。
リング下でグッタリする美咲。スポーツビキニ姿の美少女美咲の姿に、観客席からは大歓声が送られていく・・・。
直美もリング下に降りると、美咲の髪を掴んで起こそうとするが、美咲も意地になってお腹にパンチを叩き込んで抵抗した。
バシッ・・バシッ・・
直美の脂肪に覆われたボディへ美咲の拳が叩き付けられるが、ダメージが与えられない。
逆に直美が美咲の顔を見て笑みを浮かべると、髪を掴んだまま鉄柵に投げつけた。
ガッシャーン・・・
「きゃああぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて鉄柵に叩き付けられる美咲。
フラフラしながら立ち上がる美咲に、直美は至近距離からラリアットを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
「ああんっ・・」
ラリアットを叩き込まれて、鉄柵にまたも叩き付けられる美咲。
グッタリとしていると、直美はお腹を踏みつけては観客にアピールしていく。
グリグリ・・・
「うううっ・・・ぐぐうっ・・・」
お腹に体重を乗せられて、内蔵を踏みつぶされる様な感覚に口をパクパクして苦しむ美咲。
「いくぞぉぉぉぉぉ・・・」
直美がアピールすると、その足を浮かせて一気にストンピングの様にお腹を蹴りこむと、一瞬間を置くようにして美咲が咳き込んだ。
ドスッ・・
「んぐっ・・オエッ・・・」
堪らず口から反吐を噴き上げた美咲。
可愛らしい顔を自らの吐瀉物で汚し、更にお腹を蹴られた苦しみに藻掻き苦しむ美咲。
直美は近くの黒服らペットボトルを受け取ると、一口飲み込んでから美咲の顔に水を浴びせた。
ビチャビチャビチャ・・・
「うっ・・・うう・・・」
顔から吐瀉物を洗い流されていく美咲。
ペットボトルを投げ捨てる直美は、ゆっくりと美咲の髪を鷲掴みにして起こしていくと、リングサイドを連れ回していく。
苦悶の表情の美咲を観客に向かってアピールする様に連れ回すと、フラフラの美咲の身体を観客席から伸びる手が触りだした・・・。
嫌がるが抵抗もできない美咲・・・
「や・・やめて・・・」
更にフラフラの美咲の口に、直美はペットボトルを突っ込むと、無理矢理に水を飲ませていった。
ドクドクッ・・・
「ングッ・・・ングッ・・・」
苦悶の表情の美咲の髪を掴むと、直美は近くの鉄柱に連れ出してから鉄柱に叩き付けていく。
ゴッキーン・・・
「んああぁぁぁぁぁぁ・・・」
肩口から鉄柱に叩き付けられて悲鳴をあげる美咲。
続けて髪を掴んで、額も鉄柱に叩き付けていく直美。
ゴッキーン・・・
「いやああぁぁぁぁぁ・・・」
美咲の悲鳴が響き渡るリングサイド・・・
ゴキィィィ・・・
「ああああぁぁぁ・・」
更に鉄柱攻撃が続くと、美咲の額が割れて流血戦になっていく。
端正な顔に血が流れ落ちていくシーンに、観客席からは大歓声がおきた。
『いいぞぉぉぉぉ・・・』
『もっと痛めつけろ!』
観客席の反応に直美は笑みを浮かべると、更に鉄柱に叩き付けては痛めつけていく。
ゴキィィィ・・・
「きゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
美咲の悲鳴が響き渡るリングサイド。白いスポーツビキニも赤く染まりだし、直美自身も返り血で赤くなっていく・・・。
直美が美咲をリング上に戻していくと、美咲は両手で額を押さえながらダウンしていると、俯せ状態にしてからキャメルクラッチの体勢に持ち込んだ。
そして、顔を上向きにしてから額を噛み付く直美。
「やああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
額を噛み付かれて泣き叫ぶ美咲。
両足をバタバタと激しく動かしながら、必死に直美の噛み付き攻撃から逃れようとする美咲。
直美が放すと、美咲は両手で顔面を押さえながら藻掻き苦しむ・・・。
「そろそろ仕上げるぞぉぉぉ・・・」
直美は片手を挙げてアピールすると、美咲の脇腹に強烈なサッカーボールキックを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
そして体重差があるのも構わず、パイルドライバーの体勢に持ち込んでいく・・・。
観客席からも流石に美咲の細い身体が破壊されるのではと心配の声が漏れ出す・・・。
『だ、大丈夫か・・・』
『まずいんじゃないの・・・あれって・・・』
地下プロレスの観客達も驚く展開の中、直美は容赦ないパイルドライバーを炸裂させると、脳天が叩き付けられた瞬間、美咲が目を見開くようにしてからグッタリと大の字になった。
失神状態の美咲に、直美は跨いでから両手を拡げてからアピールするようにして、ヒップドロップをお腹に叩き込んでトドメを刺した。
ドシュ・・
「ホゲェェェェ・・・」
水で薄められた胃液を吐き出して失神する美咲。
身体を小刻みに震わすようにヒクヒクとしていると、直美はレフリーにフォールとアピール・・・。
『ワン・・・ツー・・・スリーィィィィ・・・・・』
レフリーは驚きながらもスリーカウントを数えると、ここでゴングが打ち鳴らされた。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの音に美咲のお腹を潰しながらも両手を突き上げてアピールする直美。
『勝者、渡邉直美っ!』
コールを受けると、直美はゆっくりと立ち上がってからリングを後にするが、敗れた美咲は失神したままリングドクターの応急処置を受けると、担架に乗せられてリングを後にするのであった。
地下プロレスに新たなヒールが誕生し、また小柄だが注目の美少女がデビューした試合が終わりを告げた・・・。




第3試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、紅白出場を逃したGカップシンガーの谷邑奈南。
その自慢のGカップを強調するような黒いスポーツビキニに黒いリングシューズ姿で早くも観客席を興奮させている。
その奈南の対戦相手としてリングに上がるのは、奈南とは対照的に紅白出場も決まっている濱崎あゆみ。
白いスポーツビキニに白いリングシューズとリングコスチュームも対照的だが、流石に露出を多くしても奈南のGカップにはバストのボリュームは敵わない。
『歌姫対決・・・青コーナー〜・・・身長162p、上から88、58、86・・・谷邑〜奈南〜っ!』
コールを受けると片手を突き上げてポーズをとる奈南。揺れるバストに観客達が視線を送っている・・・。
『赤コーナー〜・・・身長157p、上から80、53、82・・・濱崎〜あゆみ〜っ!』
そしてコールを受けて観客席に頭をさげるあゆみ。人気が落ちたなどと言われても大物のあゆみは、しっかりと地下プロレスのリングに参戦しているのは信じられないと言う表情を浮かべる観客もいるくらいで、まだまだ人気はあるようだ・・・。
早くも視線が交錯するリング上。奈南としてもあゆみにはリング上では勝利したいところ。一方、あゆみとしては体格的に劣るにしても、ここは勝利を飾りたいところ・・・。
『カァーン!』
お互いの意地の激突が期待される中、ゴングが打ち鳴らされるとコーナーから飛び出す奈南。
あゆみは距離を置いているが、奈南が踏み込んでは手を伸ばして組み付こうとする。
しかしあゆみも体格差を考えて組み合わないと、奈南は前に出てプレッシャーを与えていく。
音楽番組でないから実績など関係もなく、ただ勝つか負けるかの地下プロレスのリングでは、奈南は果敢にあゆみに襲いかかった。
タックル気味に組み付きにいく奈南に、あゆみはフロントスリーパーで締め上げる。
しかし体格差から奈南がロープ際まで押し込むと、あゆみのボディへパンチを叩き込む。
脇腹を殴られて苦悶の表情を浮かべるあゆみだが、レフリーにロープのアピールをすると、レフリーが奈南を離した。
距離が置かれるとあゆみは殴られた部分を気にしながら構えると、奈南が距離を詰めていくと、緊張感が走るリング上。
距離が詰まった瞬間、あゆみが飛び上がってドロップキックを放つと、奈南のバストに両足が命中した。
グニュ・・・
「あうっ・・」
Gカップを蹴られて声をあげる奈南。
更に立ち上がってエルボースマッシュを叩き込んでいくあゆみ。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
エルボーを受け手フラつく奈南。しかし打たれてばかりでなく反撃のエルボースマッシュ。
バシィィィィ・・・
奈南の強烈なエルボースマッシュにあゆみの動きが止まると、奈南が腕を掴んでロープに振った。
ロープに振られて走り出すあゆみ。
そしてロープから戻ると、逆にあゆみがフライングラリアットで反撃した。
バシィィィィ・・・
これには奈南がダウンすると、あゆみが片足を抱え込んでフォールする。
『ワン・・・ツー・・・』
レフリーがカウントを数えるも奈南が返すと、あゆみはスリーパーで締め上げてスタミナを奪いに出た。
スリーパーで締め上げられる奈南は、ゆっくりとロープに逃れようと目指すが、あゆみも簡単には逃したくないとばかりに締め上げた。
必死に逃れようとする奈南・・・そしてロープに足が届くとレフリーが離した。
『ブレーク・・・』
あゆみがスリーパーを解いて立ち上がると、奈南も構えて立ち上がって距離を置いていく。
距離があると、あゆみは軽いステップからジャブ気味にパンチを放って距離を詰めていくと、奈南は打撃にガードを固めて迎え撃つ。
バシッ・・バキッ・・
あゆみの拳がガードする腕にヒットすると、奈南は張り手を返す。
バッシーン・・・
側頭部に張り手を受けてフラつくあゆみだが、構わず左右のワンツーパンチを叩き込んだ。
バキッ・・
顎に拳を受けて痛い奈南。堪らず蹴りを出して距離を置くが、あゆみが前に出てボディなどパンチを打ち込んだ。
バシッ・・ドスッ・・
ボディへのパンチに奈南の動きが鈍ると、あゆみがヘッドロックで締め上げて何かを狙う。
しかし体格差から奈南が力ずくでロープに振ると、ショルダータックルでダウンを奪った。
倒れたあゆみに、奈南がエルボードロップを落とすがあゆみが間一髪転がるように逃れると、自爆した奈南は肘を押さえた。
苦しむ奈南に対して、あゆみは立ち上がると低空ドロップキックを顔面に叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
「痛いぃぃぃぃ・・・」
これには奈南が悲鳴をあげて藻掻き苦しむと、踏み込んでストンピングを数発叩き込んでから起こしてから、フロントスリーパーで締め上げた。
グイッ・・
巻き付けられた腕が締め上げると、奈南の表情も苦痛に歪む。
下を向かされるとスポーツビキニから見える大きな胸の谷間に観客の視線が集まるが、奈南は胸を揺らしながら逃れようとする。
そのまま体制を整えてからDDTを狙うあゆみ。奈南も踏ん張ると汗で滑ってあゆみが尻餅をつくと、奈南が喧嘩キックを顔面に叩き込む。
ドスッ・・
「ああんっ・・・」
顔面を蹴りこまれて悲鳴をあげるあゆみ。
両手で顔面を押さえて痛がっていると、奈南が髪を鷲掴みにして起こすと、至近距離のラリアットを喉元に叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
「喰らえぇぇぇぇ・・・」
「ぶふうっ・・」
涎の飛沫をあげながらダウンするあゆみ。
大の字になっていると、奈南はロープに走って勢いをつけると、容赦なく胸元にギロチンドロップを叩き込んだ。
バッシーン・・・
これは苦しいあゆみ。奈南がゆっくりと両手をあゆみのバストに乗せてフォールする。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・・』
しかしあゆみがギリギリ返すと、奈南は起こしてからヘッドロックで締め上げた。
逃れようとあゆみが藻掻くと、額にグーパンチを叩き込んで動きを止めていく。
バキッ・・バキッ・・
「んああぁぁ・・・」
額を殴られて悲鳴をあげるあゆみ。観客席もヒートアップすると、奈南はブルドッキングヘッドロックであゆみをマットに豪快に叩き付ける。
バシィィィィィ・・・
首へのダメージが心配されるが、そんな事は構わず奈南はグッタリと俯せになるあゆみにキャメルクラッチを極めていく。
グイッ・・
上半身を反らされて苦しいあゆみ。白いスポーツビキニからは、胸の膨らみも強調されるが、Gカップの持ち主の奈南との対戦では観客は奈南のバストに集中している様子・・・。
耐えるあゆみに対して、奈南は技を解いてから立ち上がっていくと、髪を鷲掴みにして起こしていく。
「いくよぉぉぉぉぉ・・・」
観客にアピールすると、下を向かせてパイルドライバーかパワーボムを狙おうとする奈南だが、あゆみも大技は受けたくないとばかりに押し出して縺れるようにロープ際にいくと、転がりながらリング下に奈南と共に転落した。
リング下でフラフラしながら起き上がるあゆみ。奈南も起き上がるとフラつきながらもラリアットを放つと、あゆみをダウンさせた。
リング下で大の字になっているあゆみ。奈南が起こそうとすると、あゆみも意地になってお腹にパンチを叩き込んで抵抗する。
バシッ・・バシッ・・
あゆみの抵抗に奈南は膝蹴りを顔面に叩き込むと、あゆみの抵抗が止まる・・・。
動きの止まったあゆみを起こすと、近くの鉄柱に叩き付けていく奈南。
ゴキィィィ・・・
「ああああああっ・・・」
肩口から鉄柱に叩き付けられて悲鳴をあげるあゆみ。
更に鉄柵に振っていく奈南。
ガッシャーン・・・
豪快に鉄柵に叩き付けられてダウンするあゆみ。
鉄柵の背後からは、観客があゆみの汗が浮かぶ素肌を触ろうと手が伸びていく。
そのあゆみを起こしてはリング上に戻していく奈南。
リング上に戻されたあゆみは苦悶の表情を浮かべているが、奈南の攻めは止まらない。
バシッ・・バシッ・・
まずはストンピングで痛めつけてから、俯せ状態のあゆみの腰を狙ったヒップドロップを叩き込む。
バシィィィィ・・・
「んあああぁぁぁ・・・」
腰に奈南のヒップドロップが炸裂すると、絶叫するあゆみ。
そのあゆみを仰向けにしてから、奈南がロープに走ってから飛び上がってGカップボディプレスを炸裂させてフォールした。
グニュ・・
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかしあゆみがギリギリ肩を浮かせて返すと、奈南は驚きの表情を、観客席からは大歓声が送られていくリング上。
奈南は返されたからと、あゆみにストンピングを叩き込んでいくが、手にも蹴りを入れては痛めつけていく。
「年末の紅白、マイク握れないようにしてあげようか!」
奈南が叫ぶと、右手にヒップドロップを叩き込んだ。
グシュ・・・
「ぎゃああぁぁぁぁぁ・・・」
右手を潰されて絶叫するあゆみ。右手を庇うようにリング内を転がりながら悲鳴をあげて痛がっている。
「きめるよぉぉぉ・・・」
片手を挙げてアピールする奈南は、痛がっているあゆみを起こしてからDDTでマットに叩き付けて動きを止めると、トップロープに登っていく。
ダウンしているあゆみのお腹に、奈南は強烈なフットスタンプを落とすと、内蔵を圧迫されたあゆみの口から胃液の様な吐瀉物が飛び散った・・・。
「レフリーぃぃぃ・・・フォール!」
奈南は苦しむあゆみの肩口を踏みつけると、レフリーにアピール。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィィ・・・』
余裕とも言える踏みつけ式フォールで勝利した奈南。
『ただ今の試合、谷邑奈南が踏みつけ式フォールで勝利しました!』
リングアナのコールに観客席が盛り上がるが、負けたあゆみはダメージから動けないと、リングドクターが応急処置をしていくが、直ぐに担架が要請されてリングから降ろされていくあゆみ。白いスポーツビキニのブラに吐き出した吐瀉物が付着して、試合の壮絶さを表しているが、手のダメージが気にされる会場内。
勝利した奈南はコーナーに登ってガッツポーズで観客席にアピールする中、試合は終了するのであった・・・。




第4試合

『選手入場っ・・・』
リングアナのコールにリングインするのは、事務所を解雇されて表の世界では活躍の場がない戸向美奈子。
白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、軽く片手を挙げてコーナーへ進んでは、コーナーに寄りかかって相手を待つ。
その美奈子の対戦相手としてリングインするのは、遂に女祭りで美奈子がリベンジできるかと言う飯嶋直子。
40歳の直子だったが、しっかりと黒いビキニに黒いリングシューズ姿でリングインすると、美奈子を睨み付けてコーナーに進んだ。
このタレント達が死闘を繰り広げる地下プロレスのオープニングマッチのカードだったこの2人の試合。そして数々の死闘を繰り広げたカードだったが、今夜も残酷な展開が期待された・・・。
『青コーナー〜身長156p、上から86、58、83・・・戸向美奈子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げる美奈子。
『赤コーナー〜身長166p、上から86、60、85・・・飯島直子〜っ!』
そして直子がコールを受けると、片手を挙げて観客席にアピールするが、旗揚げ戦の時に比べて年月が経っているのもあり、勢いは美奈子にあるようにも見える両者・・・。
『この試合は、凶器攻撃が認められています・・・また、勝敗はスリーカウント、ギブアップ決着ではなく、試合続行不可能になるまで続けられます・・・』
そのコールに会場内が盛り上がると、美奈子も直子もコーナーで身体を動かしてはゴングを待つ。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、まずは距離を置いて睨み合いが始まるリング上。
視線を反らさずに距離を置きリング上を円を描くように動く両者。
72回大会で美奈子も残虐ファイトにも対応が十分できる事が証明されていて、直子も同じく仲村霞をKOした事もあり、2人の対決は注目されている。
そして動きが止まると、少しずつ距離が詰まっていく直子と美奈子。
すると、いきなり美奈子が喧嘩キックを放った。
ドスッ・・
「このやろうっ!」
美奈子が叫びながら喧嘩キックを叩き込むと、直子も殴り返す。
バキッ・・
「上等だよ!」
直子の顔面へのパンチに一瞬動きが止まる美奈子。
しかしお返しとばかりに顔面へグーパンチを数発返す美奈子。
バキッ・・バシッ・・
直子も殴り返されたからと、髪を掴んでいくと、美奈子が膝蹴りを放つ。
ドスッ・・
「ぐっ・・・」
お腹に膝蹴りが炸裂して苦悶の表情を浮かべる直子。
更に美奈子は左右の激しい張り手を叩き込むと、逆に直子の髪を鷲掴みにして場外に落としていく。
リング下に落とされた直子は立ち上がると、美奈子がエプロンサイドからエルボースマッシュを狙うが直子が避けると、美奈子を捕まえて鉄柵に叩き付けようとするが、美奈子が踏ん張ってラリアットを叩き込む。
バシィィィィ・・・
「くっ・・」
意外なラリアットの反撃にフラつく直子。
美奈子のパンチ攻撃が飛び出すが、ここは直子も殴り返していく。
更にヘッドロックで締め上げて、美奈子を鉄柱攻撃で痛めつけようとする直子。
しかし美奈子も負けずにボディへパンチ攻撃で抵抗すると、逆に直子を鉄柱に振って叩き付けた。
ガスッ・・
「ちっ・・」
鉄柱に肩口から当たり痛がる直子は、意地になって美奈子に喧嘩キックを叩き込んだ。
ドスッ・・
「くうっ・・・ううっ・・」
美奈子のお腹に喧嘩キックが炸裂すると、美奈子はお腹を押さえて動きを止めた。
その美奈子へニーリフトから大技・パイルドライバーを狙う直子。
これには美奈子が両足をバタバタさせてバランスを崩させると、両者もつれて倒れ込んだ。
倒れ込むと、美奈子はバックを狙うと直子は逃れて立ち上がろうとしていく。
なかなか立ち上がれないと、直子の呼吸が荒くなっていた。
「ハァ・・ハァ・・」
直子の呼吸を感じた美奈子は、ここで馬乗りになると顔面に拳を振り下ろしていく。
バキッ・・バキッ・・
顔面へ叩き込まれる拳に藻掻く直子。
「スタミナ切れじゃないの!覚悟しな!」
美奈子が叫び声をあげると、狂ったように直子の顔面を殴りだした。
バキッ・・バキッ・・
殴られながらも、直子は美奈子のバランスを崩すと立ち上がるが、殴られてダメージを負っている様子。
美奈子も立ち上がると、距離を置いて睨み付けた。
今度は直子から前に出て殴り出すと、美奈子は殴られながらも抱きつくように組み付いた。
組み付かれては直子のパンチも十分な破壊力を出せないが、これも美奈子が直子のスタミナを消耗させようと狙った作戦だった。
直子が力ずくで美奈子を引き離すと、同時に喧嘩キックを叩き込んだ。
ドスッ・・
お腹を蹴られて苦しい美奈子。
続けて直子が髪を鷲掴みにすると、エプロンサイドに顔面を数回叩き付けてから、リング上に戻していく。
リング上に転がされるように戻された美奈子に、直子はストンピングを叩き込んでは痛めつけた。
「おらっ、おらっ・・・」
直子が蹴り続けると、美奈子の蹴られた部分が内出血する程の衝撃。流石はヤンキー上がりの直子の蹴り。
しかし今回の美奈子は負けてはいない・・・。
直子が無理矢理に起こそうとすると、逆に直子が悲鳴をあげた。
ゴキッ・・
「ふぎっ・・・」
「ふふふっ、今夜は復讐よ!」
そう、美奈子が直子の股間へグーパンチを叩き込んで動きを止めた。
股間を押さえる直子に、美奈子は髪を掴んで下を向かせてから顔面に膝蹴りを叩き込む。
バキィィィ・・・
これには崩れるようにダウンする直子。
俯せ状態の直子に、美奈子は観客にアピールするように両手を拡げると、ロープに走って勢いをつけて顔面にサッカーボールキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
「ふぐっ・・」
顔面を蹴りこまれて仰向け状態になる直子。
更に顔面を踏みつけ式のストンピングで痛めつけていくと、直子の鼻から激しく血が流れ出ていく。
直子も顔面攻撃から逃れようと立ち上がろうとするが、美奈子が狙った様に顎をジャンピングニーパッドで打ち抜いた。
ゴキィィィィ・・・
「ふぎぃぃぃぃ・・・」
顎に膝を叩き込まれて血飛沫を口から飛ばしながら大の字にダウンする直子。
目が虚ろになっているが、本能的に立ち上がろうとする直子に、美奈子は左右のパンチを叩き込む。
バキッ・・バキッ・・バシッ・・
サンドバックの様に殴られていく直子。激しい出血に胸元などを血に染めていくが、完全にスタミナ切れ状態に・・・。
直子も殴り返すが、美奈子は口を切って血を垂らすも不気味な笑みを浮かべた。
美奈子の笑みに恐怖心すらおぼえる直子。
逆に美奈子がコーナーに連れて行くと、コーナーポストカバーを外して顔面を叩き付けた。
バキッ・・
「んあぁぁぁぁぁ・・・」
直子の悲鳴が響き渡るリング上。
何度が剥き出しの金具に額が叩き付けられると、直子の額が割れていく。
更に仲根霞を血の海に沈めた五寸釘を手にする美奈子。
「ショータイムの始まりだよ!」
美奈子が叫ぶと、コーナーに寄りかからせた直子の額を五寸釘で突き刺しては痛めつけていく美奈子。
グサッ・・グサッ・・
「あああああぁぁぁぁ・・・」
これには絶叫する直子。
額から激しく出血しているが、蹴りを出しては抵抗をしていく直子。
すると、美奈子は距離をとって直子を睨み付けた。
コーナーから前に出る直子だが、額からの流血を気にしていると、美奈子が踏み込んで喧嘩キックからフラついたところを、直子の股間を前蹴りで蹴り上げた。
ゴキィィィィ・・・
「ぐああぁぁぁ・・・」
これには股間を押さえてダウンする直子。
美奈子は馬乗りになると、キャメルクラッチの様に髪を鷲掴みにして上半身を反らしてから、五寸釘を額に突き刺した。
グサッ・・
「ぎゃあぁぁぁぁぁ・・・・」
これには直子が悲鳴をあげると、構わず美奈子がビキニを剥ぎ取った。
トップレス状態にされた直子。見事なバストが露わになると観客からは歓声が起きるが、額から流れ落ちる血がバストも赤く染めた。
立ち上がる美奈子は剥ぎ取ったビキニを高々と挙げてはアピールすると、直子を起こしていく。
フラフラしている直子をロープへ押し込むと、今度は露わになったバストへ五寸釘を突き刺していく美奈子。
グサッ・・グサッ・・
「んああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
これには絶叫して藻掻く直子。
仲根霞との試合ではバストへの五寸釘攻撃で試合が止められたが、今回は完全決着と言う事で試合は止められずに、直子の乳房が傷つけられていく光景に観客席が盛り上がっていく。
完全にスタミナ切れになった状態に見える直子。更には五寸釘での攻撃によってダメージを大きくしている様子・・・。
意地になる直子は、ロープから前に出ると、激しい出血の中でパンチで美奈子に出していく。
『飯島っ、飯島っ、飯島っ・・・』
直子に対して観客席から歓声が送られる中、美奈子を殴って反撃を試みる直子。
しかし目に血が入ったりスタミナ切れで長くは続かず、逆に美奈子がバックを奪ってバックドロップで叩き付けた。
大の字になる直子。
美奈子はゆっくりとトップロープに登ると、狙いを定めてから直子のお腹にフットスタンプを叩き込んだ。
ドスッ・・
「グボッ・・・」
お腹へ美奈子の全体重が降り注いで直子が藻掻き苦しむが、失神はしていない・・・。
すると、美奈子はもう1回狙おうとトップロープに登ると、飛び上がるようにフットスタンプを叩き込んだ。
ドスッ・・・
「ホゲエェェェェェェェェ・・・」
これには直子は豪快にに血反吐を噴き上げると、身体を小刻みにピクピクと震わせる。
美奈子は直子の血塗れの顔面を踏みつけていくと、不気味な笑みを浮かべてからリングサイドに目を移す・・・。
グッタリする直子をそのままに、リングサイドからバイブを手にする美奈子。
しかしただのバイブでなく、数多くの鋲が打ち込まれた地下プロレス特製バイブ・・・。
まずは直子の股間を爪先蹴りで痛めつけてから、ショーツを剥ぎ取った。
全裸状態で倒れている直子を俯せにしていくと、ヒップを突き上げる格好にしていくと観客席からは大歓声とブーイングが入り交じる会場内。
「いくぞぉぉぉぉ・・・」
美奈子が異様なテンションの高さでバイブを高々と挙げると、露わになっている直子の秘裂に押し込む美奈子。
グニュ・・
「ふぎっ!」
想像を絶する激痛が襲いかかり、変な悲鳴をあげる直子。
更に美奈子がバイブをグイグイとねじ込むと、数多くの鋲に大事な部分を壊されていく直子。
「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
あまりの激痛に失神してしまうが、美奈子がバイブを押し込んでいくと流石にゴングが要請された・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、美奈子が止められていくがバイブは手放す事はしない・・・。
しかし黒服が数名で美奈子を放すと、リング上には俯せでバイブを股間に突っ込まれて失神する直子の姿が・・・。
『勝者っ、戸向美奈子っ!』
遂に飯島直子との因縁の対決にリベンジを果たした美奈子。
そして負けた直子はあまりに残酷な凶器攻撃による失神KO負け・・・。
美奈子は直子の股間を破壊したバイブを高々と挙げながらリングを去っていくが、直子はリングドクターによって応急処置をされながら担架で運ばれていくのであった。




第5試合

『選手入場っ・・・』
リングアナのコールにリングインするのは、第1試合でセコンドとして登場した大嶋麻衣。
黒いビキニに黒リングシューズ、今夜が地下プロレスでの初のシングルマッチ・・・。そしてデビュー戦では大嶋優子が負けた為に登場できなかった事もあり、今回が初めての試合・・・。
麻衣は優子の試合での残酷な展開に緊張感を隠せないが、コーナーに寄りかかっては異様な雰囲気の地下プロレスのリングを肌で感じていた。
そして麻衣の対戦相手としてリングに登場したのは、かつてはグラビアアイドルとしても活躍した左藤江梨子。鋭い視線を麻衣に浴びせながらリングインすると、堂々と片手を挙げてアピールしてコーナーに進んだ。
『第5試合っ・・・グラビア系お仕置きマッチ・・・』
リングアナのコールに戸惑いを隠せない麻衣。
『青コーナー〜・・・身長159p、上から89、58、84・・・大嶋〜麻衣〜っ!』
コールを受けて片手を挙げるが戸惑い感を隠せない麻衣。
『赤コーナー〜・・・身長173p、上から88、58、88・・・左藤〜江梨子〜っ!』
麻衣とは対照的に、堂々と片手を挙げていく江梨子。
試合開始のゴングの前に、江梨子がマイクを要求した。
「アンタ、ミニスカート着てさぁ、生足見られたからって痴漢だって、何様?」
その言葉に麻衣は黙っている・・・。
「・・・・・」
「なに?シカト・・・私は聞いているの!お客さん達も知りたいわよ!」
江梨子の言葉に返せない麻衣に、観客席から野次が飛んだ。
『ふざけるなぁ!ミニスカートで挑発して見れば痴漢だ!ふざけるな!』
『サトエリっ、お仕置きしてやれぇぇぇぇ・・・』
『お仕置きっ、お仕置きっ、お仕置きっ!』
会場内のお仕置きコールに江梨子が笑みを浮かべると、更に叫ぶ。
「ふふふっ、お客さんも貴方の無様な姿が見たいみたいね・・・覚悟しなさい・・・」
江梨子の言葉に麻衣が叫ぶ。
「冗談じゃないわよ・・・何でそんな古い話を言われなきゃいけないのよ!」
その麻衣の言葉に江梨子が観客席に向かって叫ぶ。
「全然反省ないみたいなんで、ボッコボコにしていいですか?」
その江梨子の言葉に観客席から大きな拍手が送られていくと、麻衣は足元を微かに震わせていた・・・。
『カァーン!』
突然ゴングが打ち鳴らされると、いきなり反対コーナーから江梨子が麻衣に襲いかかる。
しかし麻衣もコーナーから逃れると距離を置いた。
流石はバレー部に所属した経験からも、身体のバネはあるのか上手く最初の一撃を逃れた。
しかし地下プロレスでの経験豊富な江梨子は距離を詰めると、まずは左右の張り手から叩き込んだ。
バッシーン・・・
身長差のある江梨子の張り手にフラつく麻衣。
しかし麻衣も負けずに張り手を返す。
バッシーン・・・
張り手を受けて髪を鷲掴みにして振り回す江梨子。しかし麻衣も髪を掴み返すと、観客席が盛り上がった。
しかし体格差と力の差で麻衣が振り回されると、江梨子はリングに投げつけた。
倒れ込む麻衣が立ち上がろうとすると、江梨子が踏み込んでハイキックを放つが麻衣が避けた。
避けた麻衣は低空タックル気味に抱きつこうとするが、江梨子もタックルを許さない。
そして距離を置く展開になると、江梨子はゆっくりと距離を掴んでいく。
麻衣は距離を置くが、立ち上がりの展開でビキニが心配になったのか、ブラとショーツを直す仕草。
「甘いんだよ!」
江梨子が叫ぶ・・・バシィィィ・・
いきなり江梨子がノーガード状態の脇腹にミドルキックを叩き込むと、油断していた麻衣は苦悶の表情でロープに寄りかかる。
更にローキックで脚を攻め立てる江梨子。
バシィィィ・・バシィィィ・・
「あんっ・・・痛いっ・・」
堪らず痛いと叫ぶ麻衣。ロープを必死に掴んで倒れないようにするが、脚へのダメージが大きくなっていく・・・。
ロープを掴む麻衣は、脚へ意識が集中して顔面へのガードを忘れていると、江梨子がその隙を見逃さない。
バシィィィィ・・・
顔面へハイキックが叩き込まれると、麻衣は力なくロープ際に崩れ落ちた。
ロープ際に崩れ落ちた麻衣の顔面を踏みつけていく江梨子は、片手を挙げて観客にアピールすると、観客席が盛り上がっていく。
『いいぞぉぉぉぉ・・・』
『もっと痛めつけてやれぇぇぇぇ・・』
観客席からの声に江梨子はサッカーボールキックで麻衣をリング下に落としていくと、自らもリング下に降りていく。
グイっ・・
「立て立てっ!」
江梨子が麻衣を起こしていくと、近くの鉄柵に振っては叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「ああんっ・・」
鉄柵に叩き付けられてグッタリする麻衣。江梨子はゆっくりと近づくと、鉄柵に寄りかかってダウンする麻衣のバストへサッカーボールキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
「あうっ・・」
一瞬呼吸が止まるような感覚に苦悶の表情を浮かべる麻衣。
自慢のバストへの強烈な蹴りに動きが止まると、江梨子が起こしていく。
リング上に戻そうとする江梨子が、エプロンサイドに顔面を数回叩き付けてからリング上に麻衣を戻していくと、江梨子もリングに戻っていく。
俯せで顔面を押さえる麻衣に、江梨子はヒップを踏みつけてはアピールすると、観客席はもっと痛めつけろとばかりに盛り上がっていく。
麻衣が立ち上がろうとすると、江梨子のサッカーボールキックがヒップを襲った。
バッシーン・・・バッシーン・・・
「痛いぃぃぃ・・・」
またもリング上に響き渡る麻衣の悲痛な叫び声。しかし誰も止めようともせず、お仕置きだとばかりに痛めつけろと言う言葉が飛んでいる。
ロープを掴む麻衣は、江梨子のサッカーボールキックに顔を歪ます・・・。
一方的な展開になっていくとろ、江梨子は観客席に向かって両手を拡げてアピールしながら距離を置くと、手招きして麻衣を挑発していく。
しかし麻衣はサッカーボールキックの痛さにゆっくりと立ち上がると、手招きされても前に出ることが出来い・・・。
逆に江梨子が前に出ると、容赦ないミドルキックで脇腹に衝撃を与えると、続けて首相撲の体制からバストを狙った膝蹴りを叩き込んだ。
グニュ・・
これには麻衣が堪らずマットに崩れ落ちると、観客席からは大歓声が上がる。
胸を押さえて泣きそうな表情を浮かべる麻衣だが、江梨子は片手を挙げて観客にアピールすると、髪の毛を鷲掴みにして起こしていく。
無理矢理に起こされて苦しい麻衣。
『お仕置きっ、お仕置きっ、お仕置きっ!』
観客席からはお仕置きコールがおきると、江梨子は麻衣の背後から子供にオシッコをさせるかのように抱え上げていく。
ビキニショーツが食い込むようになっても抵抗できない麻衣。
江梨子は麻衣のオシッコポーズを四方の観客席に向けてアピールすると、観客席からは歓声がおきていく。
そして、観客へのアピールが終わったからと江梨子は勢いをつけて少し浮かすと、膝を出して麻衣の股間をアトミックドロップの様に打ち付けるプッシークラッシャーを炸裂させた。
グシャ・・・
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃ・・・・」
股間への強烈な衝撃に麻衣が絶叫しながら崩れ落ちると、股間を両手で押さえたまま動けない。
更に江梨子が立ち上がって麻衣の両足首を掴んで、無理矢理に股裂き状態にしてから股間へダイビングヘッドバッドで股間を痛めつけた。
ゴキッ・・
「ひぎゃあああぁぁぁぁぁ・・・」
悲痛な叫び声をあげる麻衣。
股間への連続攻撃に動くこともできない麻衣は、江梨子に髪を鷲掴みにされて頭を振り回されていく。
そしてコーナーポストに顔面を叩き付けられると、コーナーに崩れ落ちるが無理矢理にトップロープに足を掛けられて逆さ吊りにされていく麻衣。
両手をダラリとさせている麻衣に、江梨子は反対コーナーに進むと、観客席に向かってアピールして拍手を求めると、走り込んでコーナーに逆さ吊りにされた麻衣のお腹にドロップキックを叩き込んだ。
ドスッ・・
「うぐっ・・ゲエェェェ・・・」
お腹を勢いよくドロップキックで押し潰されて、口から涎を垂らす麻衣。
その麻衣をコーナーから解放すると、グッタリしているのも関係なくトップロープに登っていく江梨子。
「いくぞぉぉぉぉ・・・」
片手を挙げてアピールすると、コーナー近くにダウンしている麻衣のお腹にフットスタンプを叩き込んだ。
ドスッ・・
「ウゲェェェェェェ・・・・」
口から激しく反吐を噴き出す麻衣。身体を小刻みに痙攣させる様にして失神寸前状態・・・。しかしレフリーは試合を止めようとしない・・・。
反吐を吐き出したからと、江梨子はペットボトルを手に麻衣の顔面に水をかけていくと、そのままバストを踏みつけて両手を拡げてアピールした。
「ジ・エンド・・・レフリー、ゴング!」
レフリーは江梨子のアピールにゴングを要請した・・・。
『カンカンカンカン・・・』
『ただ今の試合、左藤江梨子のレフリーストップ勝ちとなりました!』
リングアナのコールに江梨子はガッツポーズでアピールしながら、バストから顔面と麻衣を踏みつけては勝利をアピールするのであった・・・。


第6試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、業界初の42歳でグラビアアイドルの桜居美春。
白いスポーツビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、四方の観客席に向かって頭を下げた。
初めての地下プロレスのリングに緊張感を見せているが、年齢詐称してRQなどをしていた時代に、RQ仲間などから地下プロレスの噂話は聞いていた様子で、今度は自分がリングに上がったのかと言う思いの美春。
その美春の対戦相手としてリングインするのは、元RQでもあるグラビアアイドルの折原美香。
黒いスポーツビキニに黒いリングシューズ姿の美香。華奢な身体ではあるが、腹筋は割れている美香のボディ。
地下プロレスはデビュー済みで、デビュー戦では反則勝ちはしているが、失神KO状態での勝利・・・。今回のマッチメークは美春の噛ませ犬としてのマッチメークに見えている・・・。
『青コーナー・・・身長154p、上から80、55、80・・・折原〜美香〜っ!』
コールを受けて一礼していく美香。
『赤コーナー・・・身長162p、上から88、56、84・・・桜居〜美春〜っ!』
コールを受けて片手を突き上げてアピールする美春。堂々としたアピール姿に観客席から歓声が起きた。
コーナーを背に視線を合わせていく美香と美春。
レフリーが合図すると、ここでゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時に勢いよくコーナーを飛び出したのは美春で、反対コーナーの美香がゆっくりとコーナーから離れるが、構わず飛び込んで喧嘩キックを放った。
ドスッ・・
「うぐうっ・・」
お腹を蹴られて苦悶の表情を浮かべる美香。更に髪を鷲掴みにしてリング下に落としていく美春。
「おらおらおら〜っ!」
42歳と言う年齢を感じさせないファイトに観客席からは拍手がおきる中、美春はリング下に転落させた美香を追ってリング下へ。
しかし美香もお腹を押さえながらも逃げる様にリング上に戻っていく。
美春もリング上に戻ろうとすると、美香がロープ越しに喧嘩キックを放っていく。
バシッ・・
蹴られた美春の動きが止まると、美香は髪を鷲掴みにしてエプロンサイドを歩かせるようにしてコーナーに近づけると、顔面をコーナーポストに叩き付けようと狙うが、逆に美香が髪を鷲掴みにされてコーナーポストに額を叩き付けられた。
バシィィィ・・
「いやあぁぁぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげる美香に、美春はロープを額を擦りつけて痛めつけていく。
ギュ・・ギュギュ・・
「んああぁぁぁぁぁぁぁ・・・ああぁぁぁぁぁぁ・・・」
ゴムとの摩擦で悲鳴をあげていく美香。デビュー戦ながら堂々としたヒールファイトで試合を盛り上げていく美春。
レフリーが美春を離していくと、美香は額を気にしながら距離を置いた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に美春が飛び出して勢いのあるドロップキックを放つと、美香はマットにダウンした。
更に立ち上がってからエルボードロップを喉元に落としていくと、美香は両手で喉元を押さえてマット上をのたうち回る。
美春はゆっくりと美香の両足首を掴むと、観客席を見渡してから反応を見るかの様にして、股裂き状態にしていく。
嫌がる美香の股間へ、強烈な膝爆弾を落とす美春。
ゴキッ・・
「あああああああああぁぁぁぁぁ・・・」
股間への膝攻撃に絶叫する美香。両手で股間を押さえて悶えまくる姿に、観客席は盛り上がった。
「早いけどトドメを刺すわよ!」
美春が叫ぶと、観客席が更に盛り上がった。
『いいぞぉぉぉぉ・・・やれやれ!』
抵抗できない美香を逆さに持ち上げてツームストンパイルドライバーの体制に持ち込むと、容赦なくマットに叩き付ける美春。
ドスッ・・
「ふぎっ・・」
変な声を漏らしてグッタリと大の字になっていく美香。
「ちょっと早いけど、決めるぞぉぉぉぉぉ・・・」
美春がアピールすると、ロープに走り込んで勢いをつけてジャンプすると、大の字状態の美香のお腹に鋭いニードロップを叩き込んだ。
ドスッ・・
「ウゲェェェェェ・・・」
堪らず口から反吐を噴き出す美香。
美春は顔面を踏みつけながらフォールを要求。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィィ・・・カンカンカンカン・・・』
余裕のスリーカウントにゴングが打ち鳴らされるリング上。
『勝者、桜居美春っ!』
余裕の勝利にガッツポーズの美春。
観客席は一方的な試合展開に驚かされると共に、今後の美春のファイトに注目するのであった・・・。




第7試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、地下リング2戦目の香理奈。久しぶりの地下プロレスリングに立つ香理奈は、格闘技番組などの経験を経て練習を積んでの登場・・・。女優業が好調なのも、この地下プロレスのリングに上がる条件があったとも言われている・・・。
白ビキニに白いリングシューズ姿の香理奈。リングサイドには格闘技番組で一緒の猪上和香、多丸麻紀がセコンドに付いていた。
その香理奈の対戦相手としてリングに登場したのは、最近大きな活躍も少なくなってきた伊藤美咲。
香理奈と同じく白ビキニに白リングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって一礼した。
レフリーが2人をリング中央に呼び込むと、2人の手にオープンフィンガーグローブを着けていく。そう、今夜のこの2人はスレンダー系総合格闘技マッチだった。
オープンフィンガーグローブを着けられていく2人。手に着けられると、コーナーに進んでいく2人は、口にマウスピースを入れていく。
『青コーナー〜・・・身長165p、上から80、58、88・・・香理奈〜っ!』
リングアナにコールされると一礼していく香理奈。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から83、57、87・・・伊藤〜美咲〜っ!』
美咲がコールされると観客席からは歓声が起きた。美咲の生ビキニ姿だけでも価値のあるこの一戦・・・。
『この試合は、スレンダー系美女格闘技マッチ・・・スリーカウントはなく、KO、レフリーストップ等により試合は決着するものとします・・・』
美咲は冷静にコーナーに膝蹴りを入れるなどウォーミングアップしていると、香理奈はリングサイドの和香や麻紀と話している。
レフリーが指示すると、ゴングが要求された・・・。
『カァーン!』
ゴングが鳴らされると、まずは距離を置いて様子を見る2人。
ゆっくりと距離が詰まると、まずは軽く香理奈がジャブ気味にパンチを放つと、美咲はガードして距離を置く。
今度は美咲が長い脚を使ったローキックを放つと、香理奈の脚を襲った。
バシィィィ・・・
ローキックを受けて動きの止まる香理奈。
更に美咲のローキックが放たれると、香理奈もパンチを放った。
バシィィィィ・・・
美咲のローキックを受けてフラつくが、美咲の顔面にジャブを当てる香理奈。
顔を殴られて嫌がる美咲に、香理奈は続けて前蹴りで牽制した。
前蹴りは避けるが、ガードを固めて距離を詰める美咲。
今度は香理奈がローキックを放つと、続けてミドルキックを叩き込む。
バシッ・・
脇腹にミドルキックを受けて苦悶の表情を浮かべる美咲。
しかし負けじとミドルキックを返すと、香理奈も苦しい表情を浮かべた。
更に美咲が左右のジャブから膝蹴りを狙うと、膝をガードする香理奈。
しかし膝ではなく美咲が顔面へフックの様なパンチを叩き込むと、フラつく香理奈。
その瞬間、観客席からは大歓声がおきた。
しかし香理奈がガードを固めて耐えると、美咲はローキックで脚を攻める。
バシィィィィ・・・
更に脚へのローキックを叩き込んでいく美咲。
バシィィィィ・・・
すると、香理奈もローキックを返していく。
バシィィィィ・・・
蹴り返されて痛がる美咲。
更に香理奈がハイキックを狙うが避けられて、逆にラリアット気味のフックを受けていく。
バッシーン・・・
これには香理奈がフラつくと、美咲が狙った様にハイキックを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
顔面へのハイキックに動きが止まる香理奈に、美咲が組み付いて膝蹴りをボディに叩き込む。
ドスッ・・ドスッ・・
「うぐっ・・んんっ・・」
これには香理奈が堪らず崩れ落ちるようにダウンすると、美咲はマウントポジションを狙っていく。
上手く馬乗りのマウントポジションを奪う美咲。
香理奈はボディへのダメージの回復を願うようにガードを固めるが、美咲は小刻みのパンチを当てていく。
バシッ・・バシッ・・
殴られると苦悶の表情を浮かべる香理奈。リングサイドからは和香や麻紀が叫ぶ。
ブリッジの様にして返そうとする香理奈に、美咲は上手くバランスをとっては顔面にパンチを落としていく。
バシッ・・バシッ・・
殴られて苦しい展開の香理奈。
堪らず抱きつくように美咲に組み付いて打撃を避ける香理奈。美咲は突き放そうと押し出すと、香理奈は狙った様にバランスを崩して逃れた。
香理奈が立ち上がると、美咲も立ち上がるが香理奈が先にパンチを放つ。
しかしガードしてローキックを返す美咲。蹴られると、香理奈もローキックを返した。
バシッ・・バシィィィ・・・
蹴られて嫌がる美咲に、香理奈は続けてローキックからミドルキックと打撃で前に出ると、美咲はガードを固めていく。
ガードを固める美咲に、香理奈は狙いを定めてローキックで脚を狙う。
バシィィィ・・・バシィィィィ・・・
蹴られては苦悶の表情を浮かべる美咲。
ロープ際に逃れる美咲に、香理奈は前に出ては顔面へパンチを叩き込んでいく。
バシッ・・バシッ・・
堪らず美咲が膝蹴りを出して距離を置こうとすると、香理奈がサイドキックをボディへ叩きこんだ。
ドスッ・・
「うぐっ・・」
お腹を蹴りこまれてマウスピースを口から飛び出しそうになる美咲。苦しそうな表情を浮かべて動きが止まると、香理奈が首相撲に捉えた。
一気に勝負に出ようと膝蹴りを放つ香理奈に、美咲は必死に蹴り足を抱え込んで倒した。
上になる美咲に、香理奈はサイドキックのダメージで動きの鈍いところでパンチを小刻みに叩き込む。
バシッ・・バシッ・・
顔を殴られて嫌がる美咲は、藻掻くように香理奈の顔面にパンチを叩き込む。
バシッ・・バシッ・・
香理奈が藻掻きながら小刻みのパンチを出していくと、美咲も顔面へパンチを入れていく展開。
すると、美咲がサイドポジションを奪うと、膝を浮かせてボディへの膝蹴りを狙う。
しかし香理奈も体制を入れ替えて返すと、逆に美咲からサイドポジションを奪う展開へ。
激しい動きに呼吸の乱れる美咲と香理奈。
横四方固めの様に動きを押さえる香理奈に、美咲は返すことも出来ずに荒く呼吸を続けていく。
香理奈は片手を握りしめていくと、美咲の顔面の上に浮かせた。
美咲も藻掻く中、香理奈はハンマーパンチを顔面に叩き込んだ。
バキッ・・バキッ・・
顔面へのハンマーパンチに藻掻き苦しむ美咲。鼻に炸裂すると、涙目になって耐えている。
返せずに、更にはガードする事も出来ずに痛がる美咲。
香理奈は効いているとばかりにハンマーパンチをコツコツと入れた。
バキッ・・バキッ・・
遂に鼻血が美咲から噴き出していく展開。他にも目の近くなども腫れだしている。
更に香理奈がマウントポジションを奪うと、美人女優の顔面が破壊されていく展開に、観客席からは歓声が起きていく。
香理奈の手を掴もうと抵抗する美咲。
しかし香理奈が顔面を容赦なく殴りつけていくと、美咲の顔面が血に染まる。
リングサイドの和香と麻紀が興奮した様子で叫ぶ。
『顔、顔、もっと顔殴って殴って!』
セコンドの声に香理奈が更にペースをあげて殴りつけていくと、美咲はガードも出来ずに殴られ続け、顔面を血に染めて意識を失いかける。
『カンカンカンカン・・・』
あまりの一方的な試合展開に、レフリーが試合を止めた・・・。
ゴングが乱打されると、香理奈はホッとした表情を浮かべて立ち上がると、セコンドの和香と麻紀に笑顔で勝利報告をする。
一方、負けた美咲は立ち上がる事が出来ずに、リングドクターが鼻血の処置と、腫れた顔をアイスパックで冷やすなど応急処置を受けるのであった。




第8試合

『選手入場っ!』
リングアナがコールすると、リングに姿を現したのは石居美帆。黄色いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、早くも観客席の視線を集めている。それもそのはずで、美帆は94pGカップバストがビキニから飛び出すのではと観客は期待するが、しっかりと補強されたビキニの為にバストが飛び出さないので、ある意味で残念がっている観客達。
美帆は初めての地下プロレスと言う事で緊張しているが、タレントとして売り出していくには登竜門だと事務所側から説得を受けての参戦。しかし美帆も少林寺拳法初段と言う肩書きがあり、タレント相手だったらある程度は勝算があると自信も滲ませている。
その美帆の対戦相手としてリングインするのは、美帆と同じく今夜がデビュー戦の八太亜矢子。美帆は早稲田大学に在籍中のタレントだが、亜矢子は東大卒という肩書きを持つタレント。胸元が少し開いた白いワンピース水着に、白いリングシューズ姿でリングインすると、対戦相手の美帆へ一瞬視線を送りコーナーに進んでいく。
『青コーナー〜・・・身長162p、上から94、60、94・・・石居〜美帆〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする美帆。早くも亜矢子に対して視線を向けた。
『赤コーナー〜・・・身長164p、上から83、60、90・・・八太〜亜矢子〜っ!』
そしてコールを受けて一礼していく亜矢子。
レフリーがルール面などを説明すると、美帆も亜矢子も視線を合わせずにゴングを待った。
『カァーン!』
そしてゴングが鳴らされると、いきなり亜矢子が走り込んでドロップキックを放つ。
バシィィィ・・・
勢いよく美帆のバストにドロップキックが炸裂すると、美帆は堪らず倒れ込む。
しかし素早く立ち上がると、亜矢子との距離を詰めた。
距離が詰まると、亜矢子が手を出そうとすると美帆がエルボースマッシュを放った。
バシッ・・
胸元に肘が炸裂すると、苦悶の表情を浮かべる亜矢子。
しかし負けずにエルボースマッシュを返していくと、ヘッドロックで締め上げていく。
ヘッドロックを受けるとロープに振って返していく美帆。
ロープから戻る亜矢子に技を狙うが、逆に亜矢子がショルダーアタックで返した。
亜矢子がロープに走って勢いをつけると、今度は美帆がドロップキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
ドロップキックを受けてダウンして苦悶の表情を浮かべる亜矢子。
その亜矢子の髪を鷲掴みにして起こしていく美帆。
グイッ・・
そしてヘッドロックで締め上げていくと、亜矢子は藻掻いて逃れようとするが、美帆は上手く絞めてはスタミナを奪っていく。
そして体制を入れ替えてボディへの膝蹴りを狙う美帆に、亜矢子は膝蹴り狙いの膝をキャッチしてバランスを崩すと、縺れ合ってグラウンド状態に入った。
横四方の体制をとった亜矢子。
美帆は藻掻くが亜矢子が逃がさないと、少しずつ身体を密着させていく・・・。
亜矢子の身体が美帆のGカップバストを押し潰す展開の中、亜矢子は腕を狙って絡ませた。
しかし美帆の足がロープに伸びると、レフリーが亜矢子を離していく。
『ロープっ・・・ロープ・・・』
レフリーの掛け声に亜矢子が立ち上がって距離を置くと、美帆はゆっくりと立ち上がる。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく2人。
亜矢子はタックル狙いか姿勢を低くすると、美帆は牽制のローキックを放つ。
バシッ・・・
軽くローキックが当たると、亜矢子に緊張が走った。
更にタックル狙いの亜矢子に、美帆は姿勢が低くなったからとハイキックを放った。
バシィィィィ・・・
美帆の放ったハイキックが顔面を直撃。亜矢子の動きが止まると、美帆が続けてミドルキックを叩き込む。
バシッ・・
「うっ・・」
脇腹を蹴られて涎を垂らして苦しむ亜矢子。
動きが止まったからと、美帆が首に腕を回すと、一気に大技DDTで亜矢子の脳天をマットに叩き付けると、そのままフォールした。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかし亜矢子が苦悶の表情を浮かべながらも肩を浮かすと、美帆は続けてヘッドシザースで締め上げて苦しめていく。
両足をバタバタさせて藻掻き苦しむ亜矢子。
レフリーも亜矢子の苦しむ様にギブアップの確認をするが、亜矢子はギブアップは拒んだ・・・
『ギブアップ?・・・ギブ?』
「ノォォォォ・・・ノォォォォ・・・」
必死に耐える亜矢子。しかし美帆のヘッドシザースはスタミナを奪っていく・・・。
既に亜矢子の白い水着には汗が浮かびだしている・・・。
少しずつロープに身体を逃していく亜矢子。美帆も逃がさないとばかりに締め上げるが、亜矢子はロープに逃れた。
『ロープっ・・・』
レフリーにロープと言われて美帆は技を解いていくと、亜矢子の髪を掴んで起こしていく。
起こされると胴タックルの様に組み付いていく亜矢子。
組み付くが、スタミナ切れか呼吸が荒く動きが止まっていくと、美帆は突き放そうとしていく。
すると、亜矢子が張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・・
頬を叩かれて、怒って張り手を返す美帆。
バッシーン・・・
美帆の張り手に涙を浮かべる亜矢子。意地で張り手を返すと、美帆の張り手も炸裂していく。
バッシーン・・・バッシーン・・・バッシーン・・・
次第に美帆の張り手の勢いが増して、亜矢子をロープ際に追い込んでいくと、亜矢子は堪らず顔をガードしていく・・・。
すると、美帆はローキックで足から攻めるが、亜矢子のガードは崩れない。
バシッ・・
更にローキックを放つが、亜矢子は必死に耐える。
バシィィィ・・・
亜矢子の動きが止まると、美帆はローキックを叩き込んでは痛めつけていく。
次第に亜矢子の脚が内出血を起こし痛々しい姿に・・・。
しかし美帆のローキックは容赦なく叩き込まれていく。
バシィィィ・・・バシィィィ・・・
遂に苦悶の表情を浮かべる亜矢子の膝がガクンと折れると片膝をついた形でダウンする。
しかしプロレスの試合だからダウンなどなく、美帆はトドメとばかりに顔面に蹴りを放った。
バシィィィィ・・・
顔面蹴りにグッタリと俯せにダウンする亜矢子。
蹴られた顔面を両手で押さえて苦しんでいると、観客席が盛り上がる声に後押しされるようにして、美帆が片手を挙げてアピールした。
髪を鷲掴みにして亜矢子を起こそうとすると、亜矢子は顔面蹴りのダメージで涙目に・・・。
起こされてフラフラする亜矢子に、美帆がローキックでバランスを崩すと、一気に顔面狙いのハイキックを放った。
バッシーン・・・
強烈なハイキックに亜矢子が倒れ込むと、美帆は俯せ状態の亜矢子の両足を掴むと、逆エビ固めを極めた。
グイッ・・
「痛いぃぃぃ・・・イタァァァァァァァァ・・・・」
必死にロープに手を伸ばす亜矢子。逆エビ固めの痛さに泣き出してしまった。
「痛いぃぃぃぃぃ・・・痛いぃぃぃぃぃぃ・・・いやあぁぁぁぁぁぁ・・・・」
亜矢子の泣き顔にリングサイドの観客達が歓声をあげている。
『いいぞっ、いけいけ・・・』
『もっと痛めつけろ!』
観客が興奮する中、遂に亜矢子はマットを激しく叩きながらギブアップを口にした・・・。
「ぎっ、ぎぶぎぶ・・ギブアップ・・・」
亜矢子のギブアップにレフリーがゴングを要請すると、ここでリングにゴングが鳴らされた・・・。
『カンカンカンカン・・・』
美帆が技を解いて立ち上がると、レフリーに手を挙げられていくのであった。
足元には涙を流す亜矢子・・・。
『勝者、石居美帆っ!』
リングアナのコールに、美帆は笑顔でデビュー戦勝利を喜ぶのであった。
一方、負けた亜矢子は黒服にタオルを渡されると、顔を隠すようにしてリングをあとにした・・・。


第9試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの仲島愛里。
白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、コーナーに進んでいく。
その愛里の対戦相手としてリングに上がるのは、グラビアアイドルの河村ゆきえ。愛里と対照的に黒ビキニに黒いリングシューズ姿でリングに入ると、愛里に視線を送ってからコーナーに進んでいく。
『女祭り、グラビアアイドル同士の激しいファイトクラブマッチを行います・・・勝敗はKO、ギブアップ、レフリーまたはドクターストップとします!』
リングアナのコールに緊張感の走るリング上。
両者の手にはオープンフィンガーグローブが着けられていくと、マウスピースが用意されていく。
『青コーナー〜・・・・・・身長157p、上から86、58、88・・・仲島〜愛里〜っ!』
コールを受けて頭を下げる愛里。初めての喧嘩マッチに緊張は隠せないが、相手がグラビア系で体格も似ている事から、気合いを入れている様子。
『赤コーナー〜・・・・・・身長158p、上から87、59、87・・・河村〜ゆきえ〜っ!』
コールを受けると、愛里を睨み付けながらも身体を動かしていくゆきえ。
レフリーがマウスピース、オープンフィンガーグローブのチェックをすると、コーナーに分けられてからゴングが要請された。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーを飛び出すゆきえと愛里。
オープンフィンガーグローブがあるからと、顔面パンチを警戒してガードを固めて距離が詰まると、まずは愛里がローキックを放った。
バシッ・・
軽くゆきえに蹴りが入ると、ゆきえも蹴り返す。
バシッ・・
蹴られると、距離が詰まったからといきなり愛里がパンチを放った。
バシッ・・
顔を殴られると、ゆきえも殴り返していく展開へ。
バシッ・・
すると、愛里がタックルの様に組み付いていくと、ゆきえは背中に小刻みなパンチを叩き込む。
ゆきえの抵抗に構わず倒してテイクダウンを奪う愛里。
ゆきえも抵抗すると、愛里は馬乗り状態になろうと狙うが、ゆきえの抵抗に立ち上がった。
愛里が立ち上がると、ゆきえも立ち上がろうとするが、愛里が蹴りを狙った。
その蹴り脚をキャッチして、逆にテイクダウンを奪うゆきえ。
素早くサイドポジションを奪っていくと、顔面へハンマーパンチを落としていく。
バキッ・・バキッ・・
顔面をハンマーパンチで攻められて苦しい愛里。
身体を動かしては逃れようとすると、ゆきえも馬乗り状態を狙っていく。
ゆきえの動きを見て、愛里が上手く逃れていくと、ここでお互いが立ち上がってスタンド状態になると、またも打撃戦になる雰囲気に。
シュ・・
今度はゆきえがジャブ気味にパンチを放つと、愛里も殴り返した。
バシッ・・
愛里のパンチが顔面に決まると、ゆきえの動きが一瞬止まった。
更に愛里がローキックからミドルキックと、フットサルの経験を活かした蹴り技で攻め込む。
ゆきえが蹴りを嫌がると、愛里は左右のパンチを放ちながら距離を詰めて、膝蹴りを狙う。
前に出る愛里に、ゆきえはバストへパンチを打ち込んでいく。
グニュ・・
胸へのパンチに動きの止まる愛里。
更にゆきえがバストへパンチを放つと、愛里もゆきえのバストへパンチを返していく。
バシッ・・グニュ・・グニュ・・
お互いグラビア系と言う事で、大事な商売道具とも言えるバストの殴り合いになると、観客席からは大歓声が送られていく。
殴り合いをしているが、愛里は組み付いて首相撲の体制に持ち込むと、ゆきえを引き込んでバストへ膝蹴りを叩き込んだ。
グニュ・・・
愛里の膝がバストを抉ると、苦悶の表情を浮かべるゆきえ。
更に愛里がゆきえの髪を鷲掴みにして下を向かせると、数発顔面へアッパー気味にパンチを叩き込む。
バシッ・・バシッ・・
バストへの膝蹴りのダメージから苦しいゆきえ。顔を殴られて痛がると、愛里に組み付こうとするが許されず、殴られていく。
堪らず股間へパンチを叩き込むゆきえ。
ゴキッ・・
「ふぐうっ・・」
股間へのアッパーが炸裂すると、恥骨へ衝撃が走って愛里の動きが止まった。
すると、ゆきえが一気に顔面へパンチを叩き込んでいく展開へ。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
ノーガードで殴られて苦しい愛里。
しかし愛里も意地になって殴り返すと、お互いが意地の張り合いで顔面を殴り合っていくリング上。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
決定打がない代わりに、数多く殴り合う展開は観客受けが良い結果になるが、愛里もゆきえも倒そうと必死に殴り合う。
ビキニに包まれた巨乳を揺らしながらの殴り合い。
頬などが腫れ始めているが、構わず殴り合う2人。
ゆきえと愛里の鼻からは出血が始まるが、鼻血を垂らしながらも殴り合いを続けていくと、次第に呼吸が苦しくスタミナが切れてくるゆきえ。
フットサルで鍛えている愛里は、ゆきえに比べてスタミナ面では優位に立てるが、慣れない殴り合いにスタミナの消耗が見られる・・。
しかし愛里がゆきえを突き放すと、一気にバストへミドルキックを放った。
グニュ・・
これには苦悶の表情を浮かべて動きが止まるゆきえ。
更に首相撲から膝蹴りをボディへ叩き込む愛里。
ドスッ・・
「うぐうっ・・」
強烈な膝蹴りに声を漏らしてダウンするゆきえ。
座り込む様にダウンしたゆきえに、愛里は背中にサッカーボールキックを叩き込む。
バッシーン・・・
背中を蹴られて苦しいゆきえ。
更に愛里が顔面へサッカーボールキックを叩き込むと、マウスピースを吐き出しながら大の字になるゆきえ。
レフリーがゆきえの様子をチェックするが、ゆきえは必死に立ち上がろうとするので試合は続けられていく。
四つん這いになって立ち上がろうとするゆきえ。
愛里は、KO狙いかゆきえの顔面にサッカーボールキックを放った。
バキィィィィ・・・
顔面を蹴られて崩れ落ちるゆきえ。
グッタリと俯せでダウンするが、立ち上がろうと手を伸ばす。
しかし愛里はバックマウントを奪うと、戸惑う表情を浮かべながらも、ゆきえを殴りつけていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
バックマウントからのパンチの連打に痛がるゆきえ。
堪らず顔面をガードするが、ガードの上から殴られて苦しい展開。
更に愛里が脇腹へパンチを叩き込むと、苦しいからとガードが開いてしまうゆきえ。
顔面へのガードが開くと、愛里の拳が顔面に叩き込まれていく。
バシッ・・バシッ・・
顔を殴られて藻掻き苦しむゆきえ。鼻血が激しく流れていくと、マットにポタポタと垂れていく・・・。
抵抗が少なくなると、愛里がサイドポジションを奪う形になってから、膝蹴りをボディに叩き込む。
ドスッ・・
「あああっ・・」
脇腹への膝蹴りに悲鳴をあげるゆきえ。
更に愛里が膝蹴りを叩き込むと、ゆきえの動きが止まっていく。
ドスッ・・
「んああぁぁ・・・」
俯せ状態で苦しむゆきえ。
口から血の混じった涎を垂れ流しているゆきえに、愛里はバックマウントを奪って更に顔面狙いのパンチの連打を叩き込んでいく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・バシッ・・バシッ・・
抵抗も出来ずにただ殴られ続けるゆきえ。
愛里も勝とうと必死に殴り続けていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
抵抗が無くなってきたからと、愛里が仰向けにゆきえの体勢を入れ替えると、馬乗り状態からノーガードの顔面へパンチを落としていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
一方的な展開になったからと、ここでレフリーがゴングを要請した・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、ここで勝利が決まった愛里はレフリーに止められていくのであった。
『勝者、仲島愛里っ!』
先輩グラドルに圧勝した愛里。信じられないと言う表情を浮かべながら立ち上がると、レフリーに片手を挙げられていくのであった。
一方、顔を腫らして無惨な負け方をしたゆきえは、黒ビキニ姿で担架に乗せられて控え室に戻るのであった・・・。



第10試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、小学生として初めて地下プロレスのリングに立った鷹田光莉。
白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、緊張しながら観客席に向かって頭を下げた。
そして対戦相手が登場するのを待つように、コーナーに寄りかかっていると、花道から対戦相手が姿を現した。
体格差の大きい渡邉直美が第2試合に続き登場すると、早くも観客席からはドミネーションマッチを期待して歓声があがった。
直美もヒール色をアピールするため、黒いワンピース水着に派手なメイクをして、平成のダンプ松本と言う格好でリングインすると、片手に握りしめられた竹刀をマットに叩き付けては威嚇していく。
光莉は直美の動きを注意深く見つめているが、体格差に動揺は隠せない・・・。
第2試合では百瀬美咲を血祭りにあげて、続けて同じ事務所の光莉まで血祭りにあげようとする直美。
『青コーナー〜・・・身長152p、上から68、52、72・・・鷹田光莉〜っ!・・・12歳!』
コールを受けてガッツポーズで直美にアピールする光莉。
『赤コーナー〜・・・身長155p、上から96、80、96・・・渡邉直美〜っ!』
コールを受けるとゴング前から光莉に向かっていく直美。
しかし光莉は受けることなく、ロープを潜りリング下にエスケープした。
リング下から直美の動きにレフリーに抗議する光莉。
しかしレフリーは直美に注意もなく、当然ながらゴングが鳴らされるのであった・・・。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、光莉はリング下からリング上に戻るタイミングを計っているが、直美は威嚇するように睨み付けていく。
隙を突いて光莉がリングに戻ると、距離を置いて睨み合った。
距離が詰まると、果敢に光莉がハイキックを放った。
バシィィィ・・
ハイキックが側頭部を捉えると、直美が一瞬フラつくがニヤリと笑みを浮かべた。
バシッ・・バシッ・・
更に左右の掌打を叩き込む光莉。
掌打にフラつく直美だが、まだ手を出さない・・・。
更に光莉がミドルキック、ローキックと脚を攻めていくと、逆に直美は髪を鷲掴みにするとヘッドバッドを叩き込んだ。
ゴッキーン・・・
「ああああああ・・・」
堪らず悲鳴をあげてマットに倒れ込む光莉。
更に髪を掴んで起こしていく直美に、光莉はタックルの様に組み付いて押し出そうとするが、体重差から動けないでいると、直美がロープまで押し出していく。
ロープに押しつけられて動く事が出来ない光莉。
直美は自らの体重を利用して、ロープを利用して光莉を押し潰してはダメージを与えていくが、光莉も逃れようと藻掻いて抵抗していくと、上手くロープ際から逃れると、素早く直美にミドルキックを放つ光莉。
バシィィィ・・・
ミドルキックを受ける直美は、一瞬苦痛に顔を歪ませるが、堂々と光莉との距離を詰めていく。
距離を詰められて、光莉はリング内を円を描くように逃れようとするが、直美も少しずつコーナーに追い詰めようとする。
次第にコーナーに追い詰められていく光莉・・・。
逃れようとするが、コーナーを背に逃れられず、遂に直美が目の前に迫ると、必死に左右のボディへのパンチで抵抗するが、直美はお腹を殴られると、逆に張り手を放つ。
バッシーン・・・
「ぶふっ・・」
張り手を受けて動きの止まる光莉。
直美が更に髪を鷲掴みにすると、光莉も膝蹴りで抵抗していく。
膝蹴りを受けると、痛かったからと直美もコーナーに押しつけて光莉のボディへ膝蹴りを叩き込むと、光莉は苦悶の表情でお腹を押さえて動きが止まってしまった・・・。
下を向く光莉に、直美は黒服に合図して一斗缶を受け取ると、脳天に叩き付ける。
ガンッ・・・
「んああぁぁぁ・・・」
光莉が悲鳴をあげると、直美はコーナーに寄りかからせてから脳天に一斗缶を叩き付けた。
ガンッ・・・
「痛いぃぃぃ・・・」
光莉が悲鳴をあげるも関係なく、直美は続けて一斗缶攻撃を続けると、一斗缶が変形していく。
変形した一斗缶をリングサイドに投げつけると、直美は竹刀をお腹に叩き付けた。
バッシーン・・・
「いやああぁぁぁ・・・」
お腹に竹刀攻撃を喰らって悲鳴をあげる光莉。
更に竹刀攻撃が続くと、光莉は竹刀を掴んで抵抗していく。直美は力ずくで竹刀を奪うと、脳天に一撃を喰らわせた。
バッシーン・・・
「ああんっ・・・」
脳天への一撃にフラフラする光莉。
続けてフラフラしているところへ、至近距離からラリアットを叩き込む直美。
バシッ・・
これには力なく倒れ込んでリング下に転がるように逃れる光莉。
ラリアットを受けた喉元を両手で押さえて苦しんでいると、直美もリング下に降りてきた。
「逃がすかぁぁぁぁぁ・・・」
直美が叫ぶと、嫌がる光莉を無理矢理起こすと、近くの鉄柵に振って叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「きゃああああぁぁぁ・・・」
容赦なく鉄柵に叩き付けられてグッタリとしていく光莉。
観客席では、12歳の小学生が痛めつけられるシーンに興奮する観客が盛り上がっている・・・。
『痛めつけろ!』
『もっと痛めつけてやれぇぇぇぇ・・・地下プロレスの厳しさを教え込んだれ!』
直美が起こそうとすると、光莉も必死にお腹にパンチを入れて抵抗していく。
しかし体重差は大きいからダメージもあまり与えることは出来ずに、逆に髪を鷲掴みにされて起こされると、ヘッドバッドでダウンさせられていく光莉。
更に髪を掴まれると、近くのエプロンサイドに顔面を叩き付けられてからリング上に戻されていく光莉。
リング上でグッタリとしていると、直美は無防備なお腹にストンピングを叩き込む。
ドスッ・・ドスッ・・
「うぐっ・・ふぐうっ・・・」
体重差の大きい直美のお腹へのストンピングに、光莉は悶え苦しんでいる。
ドスッ・・ドスッ・・・
「うぐうっ・・ぐふっ・・」
容赦ないお腹へのストンピング攻撃に、光莉は嘔吐感に耐えているが、あまりに惨い光景がリング上では展開されていく・・・。
更にお腹を跨ぐと、ヒップドロップを叩き込む直美。
ドスッ・・
「ごふっ・・・」
これには口から胃液の様な吐瀉物を噴き上げた光莉。
口をパクパクして苦しんでいると、直美は立ち上がって顔面を踏みつけて痛めつけていく。
ヒップドロップで大きなダメージを受けて抵抗の止まる光莉。
直美は片手をあげてアピールすると、光莉を起こしていく。
起こされてフラフラしている光莉に、直美はロープに走って勢いをつけると、豪快なラリアットを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
豪快にマットに叩き付けられるようにダウンする光莉。
大の字になって天井を見上げている光莉に、直美はゆっくりとエルボードロップを成長途中の胸へ落とすと、フォールした。
『ワン・・・ツー・・・』
カウントが進むと、直美はフォールを止めて光莉の肩を浮かせていく。
観客席を見回すようにしてアピールする直美。平成のダンプと言う感じの動きに歓声がおきるが、光莉はロープに足を伸ばしていく。
直美が立ち上がると、光莉も起こしてからヘッドバッドを叩き込むと、続けてヘッドロックで締め上げる。
藻掻く光莉を逃さずに、そのままロープに顔面を押しつけると、擦りつけては痛めつけていく直美。
ギュギュ・・ギュ・・
「んあああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
ゴムとの摩擦で激痛で絶叫する光莉。
更にロープに顔面を押しつけては擦って痛めつけてから、ボディスラムでマットに叩き付けると、ボディプレスで押し潰した。
動きの止まる光莉。呼吸を荒げて動くことが出来ないと、直美はゆっくりとコーナーポストカバーを外して金具を剥き出しにした。
「いくぞぉぉぉぉぉ・・・」
片手を挙げてアピールする直美。
グッタリとする光莉を起こしていくと、髪を鷲掴みにしてコーナーに連れて行く。
光莉は鈍い輝きを放つ金具に恐怖感を覚えるが、そんな事に関係なく直美が額を叩き付けた。
ゴキッ・・
「ぎゃああぁぁぁぁぁ・・・」
絶叫する光莉。額を金具に叩き付けられて、激痛に悲鳴をあげた。
ゴキッ・・
「いやああぁぁぁぁ・・・痛いぃぃぃぃぃ・・・」
更に金具に額を叩き付けられると、遂に額が割れて流血戦へ・・・。
光莉の額が割れると、白い競泳水着にも血が流れていく・・・。
更に直美が金具に叩き付けていくと、光莉の顔面が血に染まっていく展開に・・・。小学生を流血させる直美の残忍さに、平成のダンプ松本をめざす直美の攻めは伊達ではなかった・・・。
額を割られて動きの止まる光莉。
更にロープ際で、観客を向かせて動きを止めていく直美は、光莉の血に染まった顔を見せつけるように痛めつけた。
「いやああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
光莉の悲鳴が会場内に響き渡る中、直美はメリケンサックを取り出して額に打ち付けた。
ゴキッ・・バキッ・・
「やめてぇぇぇぇぇぇ・・・いやあぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
あまりの激痛に泣き出してしまった光莉。
血だるま状態の光莉をリング中央に連れ出すと、容赦なくパイルドライバーの体勢に持ち込む直美。
美咲戦と同様に観客席から声が漏れ出す中、パイルドライバーを炸裂されて大の字状態でヒクヒクとする光莉。
「いくぞぉぉぉぉ・・・」
直美が叫ぶと、アピールの為か光莉の水着の肩紐に手を掛けた。
水着剥ぎを狙うのかゆっくりと肩紐を脱がしていくと、流石に小学生の水着剥ぎは残酷だとレフリーが反則でゴングを要請した・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの音に怒りまくる直美は、レフリーに蹴りを入れていくと、光莉の全身をストンピングで蹴りこんでいく。
更に黒服たちが直美を押さえて離していくと、グッタリしている光莉を担架に乗せてリングから降ろしていくのであった。
『ただ今の試合、鷹田光莉の反則勝ちとします!』
地下プロレスでは珍しい水着剥ぎが反則になっての決着。しかし小学生の光莉では仕方ない判定であった・・・。




第11試合

『選手入場っ・・・』
リングアナのコールにリングインするのは、ヤンキーキャラとお馬鹿キャラの混在する樹下優樹菜。
黒いスポーツビキニ姿でリングインすると、早くも片手を挙げて観客席に向かってアピールしている。
その優樹菜の対戦相手としてリングインするのは、同じく元ヤンキーとも言われる岩左真悠子。同じ事務所所属タレント同士の対戦はタブー視されていたが、遂に今大会から解禁になり、キャラが被ると不仲が囁かれているこの2人には、リング上で決着をと組まれたカード。
真悠子は優樹菜と対照的に白いスポーツビキニ姿でのリングイン。
早くも睨み合いが始まるリング上。
観客席からは早くも殴り合いが期待されている中、リングアナがコールを始めた。
『青コーナー〜・・・身長169p、上から88、58、86・・・樹下〜優樹菜〜っ!』
コールを受けてガッツポーズでアピールする優樹菜。
『赤コーナー〜・・・身長155p、上から83、58、86・・・岩左〜真悠子〜っ!』
対して体格差が気になるが、コールに堂々と片手を挙げて優樹菜を睨み付ける真悠子。
コールが終わると、早くも2人はリング中央で睨み合いを始めた・・・。
「白黒ハッキリつけてやるからよ・・・先輩!」
優樹菜が挑発的な言葉を投げかけると、真悠子も負けていない。
「覚悟しろよ・・・その言葉の代償は高いって事を教えてやるよ・・・」
お互いが引かないリング上。リングアナがここでルールを説明した。
『この試合は、特別ルールの喧嘩マッチとして、オープンフィンガーグローブは双方が了解した為、なしの素手での顔面パンチ有りとさせていただきます・・・。またグラウンド状態での顔面へのパンチ、キック、踏みつけも全てが有効です。勝敗はKO、失神等の続行不能状態によるレフリー、またはドクターストップのみとさせていただきます・・・』
素手での喧嘩マッチに興奮する観客達。その壮絶な試合の幕が切って落とされようとしていた・・・。
お互いが視線を叩き付けていくリング上。レフリーはゴングを要請。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、いきなりコーナーから飛び出す真悠子。
踏み込んで殴りかかると、優樹菜も殴り返す。
ゴキッ・・バキッ・・
お互いの頬に拳が炸裂するが、構わず殴りまくる2人。
バキッ・・
優樹菜のフック気味のパンチにフラつく真悠子。
体格差があるので不利なのは否めないが果敢に殴りつけていくが、逆に優樹菜が組み付いた。
組み付いての膝蹴りを狙う優樹菜に、真悠子は組み付いて倒しに行く。
グラウンドになると、真悠子も優樹菜も馬乗り体勢を狙おうと藻掻き合うと、時折顔などにパンチを入れながら縺れ合う2人。
呼吸を乱しながら取っ組み合うと、レフリーが試合を止めて2人を立たせていく。
『ファイト!』
立ち上がってから続行になると、またも殴り合いが展開するリング上。
バキッ・・ゴキッ・・
意地の張り合いの殴り合いになっていくと、早くも真悠子は口の中を切っていた。
同じく優樹菜も口の中を切っては、唇に血を滲ませている・・・。
バキッ・・
優樹菜の長い手から繰り出されるパンチが真悠子の顔面を捉えていく。
真悠子も殴り返すが、頬などが腫れだしている。
殴り合いが不利になったと見たのか、真悠子がタックルを仕掛けた。
真悠子のタックルにフロントスリーパーの様に首に左腕を巻き付けると、右腕で鋭い肘打ちを背中に叩き込む優樹菜。
ドスッ・・ドスッ・・
背中にエルボー攻撃を受けて苦しい真悠子。
倒しにかかるが、優樹菜も踏ん張ってエルボー攻撃を入れていくと、真悠子の身体にダメージを与えていく。
必死に真悠子が倒しに行くが、優樹菜はフロントスリーパーで締め上げる。
締め上げられていると、真悠子が踏ん張って体格差も関係なく持ち上げて倒しに行くが、優樹菜の腕は首に巻かれたまま。
そのまま倒れると、真悠子が上になっているからと、脇腹にパンチを叩き込む。
バキッ・・ドスッ・・ドスッ・・
脇腹へのパンチに優樹菜の表情が苦痛に歪む。
首に巻き付けた腕が抜けると、真悠子が一気に馬乗り体勢から顔面へパンチを叩き込む。
バキッ・・バキッ・・
優樹菜の顔面に素手のパンチが何発も叩き込まれていくと、優樹菜の顔が腫れだした。
真悠子の手を掴もうとするが、真悠子も簡単には逃がさない。
更に真悠子は、優樹菜の鼻を狙ってパンチを叩き込むと、優樹菜も逃れようと必死になる。
ブリッジ気味に体勢を返すと、素早く立ち上がって構えていく優樹菜。
真悠子も構えて距離を取ると、またもスタンディング状態での展開へ。
軽くローキックを放つ真悠子。
蹴り技で牽制しようとするのか、続けてローキックを放つ真悠子。
しかし体格差があるとばかりに優樹菜が喧嘩キックを放つと、真悠子のボディに炸裂した。
ドスッ・・
「うぐっ・・」
お腹に蹴りを受けて動きが止まる真悠子に、優樹菜は顔面パンチを連打してコーナーまで押し込んでいく。
顔面パンチ連打にフラつく真悠子。コーナーを背にして逃れられないが、殴り返して抵抗する。
殴り返されると、優樹菜がコーナー串刺しの膝蹴りを叩き込んで動きを止めると、容赦ない顔面パンチを叩き込む。
バキッ・・バキッ・・バキッ・・
片手で真悠子の髪を鷲掴みにして、片手で顔面を殴りつけていく展開に観客席が盛り上がる。
鼻から激しく出血するも、殴り返していく真悠子。
白いスポーツビキニが赤く染まりだしているが、関係なく殴り返すが、呼吸が乱れて苦しそうな表情を浮かべている。
バキィィィ・・・
しかし真悠子のアッパー気味のパンチが優樹菜の顎を捉えると、優樹菜の足元がフラついた・・・。
口から血飛沫をあげてフラつく優樹菜。手が止まると、真悠子が組み付いて優樹菜をコーナーに押し込むと、お返しとばかりに喧嘩キックを叩き込んでから、顔を狙って殴りつけていく。
バキッ・・バキッ・・ゴキッ・・
優樹菜の鼻からも激しい出血。呼吸を荒げて殴り返す優樹菜。
お互い顔が腫れだしているが、構わず殴り合う・・・。
更には、お互いの髪を片手で鷲掴みにして、ノーガードで顔面を殴りだしていく・・・。
バキッ・・バキッ・・バキッ・・バキッ・・バキッ・・
足元に血飛沫が飛び散る凄惨な殴り合い・・・。地下プロレスでも過去ないような凄惨な試合に観客席も勝負の行方を見守った・・・。
次第に瞼などが腫れだして、その腫れた部分が切れていく・・・。
パンチの数が優樹菜が勝りだすと、優樹菜は傷口を狙ってパンチを叩き込んでいく・・・。
堪らず膝蹴りで距離を置きたい真悠子。
ボディに膝蹴りを受けて一瞬動きが止まる優樹菜に、真悠子が小刻みのエルボーから膝蹴りでバランスを崩していく・・・。
しかし、優樹菜が髪を鷲掴みにすると顔面に膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキィィィ・・
顔面への膝蹴りにマットに崩れ落ちる真悠子。
グッタリとダウンすると、優樹菜は躊躇せずにお腹にサッカーボールキックを叩き込んではトドメを刺していく。
ドスッ・・ドスッ・・
ガードする事も出来ずに、苦悶の表情で蹴られていく真悠子。
更に優樹菜が馬乗りから顔面へパンチを落としていくと、レフリーが危険と判断して試合を止めた・・・。
『カンカンカンカン・・・』
レフリーに止められるが、エキサイトして真悠子を殴りつけていく優樹菜。
リングサイドから黒服達もなだれ込んで止めていくと、ようやく試合が終わりを告げた・・・。
『ただ今の試合、樹下優樹菜のレフリーストップ勝ちとなりました!』
リングアナのコールに観客席が盛り上がる中、優樹菜は真悠子の顔面を踏みつけて観客にアピールした。
「チョリッス・・・喧嘩マッチ・・・正直しんどい・・・。でもキャラ被るとか、色々と言われたら潰さないとね・・・芸能界生き残れないし・・・」
優樹菜のマイクに対して、真悠子は何も言い返せない・・・ただ顔を踏みつけられている・・・。
リングドクターが真悠子の応急処置をしていく中、優樹菜は見下すように真悠子を睨み付けてからリングを後にした・・・。
そして負けた真悠子は、担架が用意される中、マイクを要求した・・・。
「こ、今夜は負けたけど・・・またやってやるよ・・・デスマッチでも何でも樹下ともう1回やってやる!」
マイクアピールすると、真悠子は処置を受けながら担架でリングをあとにするのであった。



第12試合

『選手入場っ・・』
リングアナのコールにリングインするのは、脇役女優として人気のある片丘明日香。地下プロレスでは大池栄子に逆転勝利を収めたりと、実力も見せている。今夜は白い競泳水着に白いリングシューズ姿でのリングイン。
その明日香の対戦相手としてリングインするのは、熊多曜子の事務所の後輩の池多夏希。170pの恵まれた体格で、黒ビキニに黒いリングシューズ姿でリングインした。
『青コーナー〜・・・身長155p、上から79、59、81・・・片丘〜明日香〜っ!』
早くもリングアナのコールが行われると、明日香は笑顔で片手を挙げてアピールする。
『赤コーナー〜・・・身長170p、上から90、59、87・・・池多〜夏希〜っ!』
そしてコールを受けて一礼していく夏希。地下プロレスはデビュー済みで、デビュー戦は釜田奈津美との試合での圧勝であり、小柄の明日香の姿で安心感を覚えている様子。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、まずは距離を置いていく夏希と明日香。
体格差があるから簡単には組み付けないと、明日香は低空タックルの様に仕掛けては、揺さぶりを掛けていく。
しかし夏希も体格差から重心を落とすと、逆にタックルを仕掛けようとする。
その夏希にいきなりローキックを放つ明日香。
バシッ・・
更に重心が落ちていると言う事で、ハイキックまで繰り出していく明日香。
バシィィィィ・・
意外な打撃戦に顔面ハイキックを受けてフラつく夏希。
続けて明日香が組み付くと、倒しに掛かるが体重差から簡単には倒れない。
逆に夏希がフロントスリーパーに持ち込もうとすると、明日香が押し込んでグラウンド状態に持ち込んだ。
上からの体勢の明日香。下になる夏希は明日香の動きを見る。
果敢に明日香が馬乗りになって張り手攻撃を仕掛けると、夏希は嫌がるように身体をエビ反りにしたり抵抗する。
すると、一瞬の隙を突いて腕拉ぎ逆十字固めを極めた明日香。
グイッ・・・
「ううっ・・・んああぁぁぁぁぁぁ・・・」
関節を極められて悲鳴をあげる夏希。しかしロープが足が伸びてレフリーが止めた。
『ロープっ・・・』
レフリーに離されて立ち上がる夏希と明日香。
今度は夏希が構えると、明日香も距離を置いていく。
前に出る夏希に、明日香がミドルキックを放つが、体格差から張り手を叩き込まれていく。
バッシーン・・・
張り手を受けてフラつく明日香。
逆に張り手を返していくと、お互いが張り手合戦になっていく。
体格差を気にせずに果敢に張り手を放つ明日香。
夏希も意地になって張り返すと、伸ばした腕をキャッチして明日香が一本背負いを炸裂させた。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
背中から叩き付けられた夏希。
続けて明日香が腕を掴んで腕拉ぎ逆十字固めを極めると、リング上に夏希の悲鳴が響き渡る。
「痛いぃぃぃぃぃ・・・ああああああああっ・・・」
必死に耐えてロープに逃れたい夏希。
明日香も肘関節を極めてギブアップを奪いたいところ・・・。
しかしロープに逃げられてしまいレフリーに離されてしまった・・・。
『ブレークっ・・・』
お互いがスタンド状態になると、夏希は前に出ずに様子を見る。
明日香も様子を伺うも、少しずつ前に出るとローキックで牽制していく。
バシッ・・
左右のローキックが決まっていくと、夏希も苛つきだすが前に出られない。
仕方なく左右の張り手で前に出ると、明日香が胴タックルを仕掛けた。
組み付きながら倒しに行くが、夏希も簡単には倒れない。
逆に、ボディへ膝蹴りを入れて抵抗する夏希。夏希の膝蹴りに苦悶の表情を浮かべる明日香。
明日香の動きが鈍ると、夏希は首相撲の体勢に持ち込んで膝蹴りを入れていく。
ドスッ・・ドスッ・・
「ううっ・・・あうっ・・」
夏希の重い膝蹴りにマットに崩れ落ちる明日香。苦悶の表情を浮かべていると、夏希が起こしていく。
そしてロープに振っていくと、キチンシンクでボディへダメージを与えていく。
ドスッ・・
「ふぐうっ・・・」
ボディに膝が決まると、お腹を押さえて座り込む様にダウンする明日香。
更に明日香を起こしてからボディスラムの体勢で持ち上げて、コーナーに連れて行って逆さ吊り状態にしていく夏希。
そして距離を置いてから、走り込んで低空ドロップキックを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
「オゲェ・・・オエッ・・・」
ボディへドロップキックを叩き込まれて胃液の様なものを吐き出す明日香。グッタリとコーナーから崩れ落ちると、転がるようにリング下に逃れていく。
リング下でお腹を押さえて苦しむ明日香。
夏希はゆっくりとリング下に降りていくと、明日香の髪を掴んで起こしていくと、ヘッドロックで締め上げていく。
ヘッドロックで痛めつけてから、ゆっくりとリング上に明日香を戻していく夏希。
苦しそうな表情で倒れている明日香に、夏希はストンピングを数発入れてから片手を挙げてアピールした。
「いくぞぉぉぉぉぉ・・・」
アピールしながら近くトップロープに登っていくと、一撃で仕留められるとばかりにニードロップを狙う夏希。
そして苦しそうな明日香に、ニードロップを放った・・・。
しかし明日香が転がるように避けると、夏希は自爆して悲鳴をあげた・・・。
ドスッ・・
「んああぁぁぁぁぁぁぁ・・・ひ、膝がぁぁぁぁぁ・・・」
膝を押さえて悲鳴をあげて痛がる夏希。
明日香は逆転とばかりにサッカーボールキックを叩き込むと、ヘッドシザースで首を締め上げていく。
グイッ・・・
「んぐぐっ・・・んんっ・・・」
締め上げられて苦しい夏希。両足をバタバタさせて苦しむが、明日香は容赦しない。
しばらく締め上げてから、明日香は技を解いてから立ち上がった。
そして夏希が立ち上がろうとすると、走り込んでシャイニングウィザードを顔面に炸裂させた。
ゴキッ・・
「んあっ・・」
グッタリと大の字になる夏希。
続けて明日香はロープに走ると、飛び上がって夏希の自慢の90pFカップバストへニードロップを落とした。
グニュ・・
「いやあああぁぁぁぁぁ・・・」
自慢のバストへの鋭いニードロップに絶叫する夏希。
痛がる夏希にトドメとばかりに、明日香は夏希を俯せにしてから、両手を掴んでクロスさせてから、極楽固めで反らせていく。
グイッ・・
自らの腕で締め上げられる形で、苦しい夏希。
レフリーもギブアップの確認をとるが、夏希も必死で耐えるが時間の問題か・・・。
明日香もギブアップ狙いでこん身の力を込めて揺さぶりかけると、夏希は激痛に耐えられなくなりギブアップを口にした・・・。
「ぎ・・ぎぃ・・ぶ・・・うっ・・・ぷっ・・・」
しかしレフリーは夏希のギブアップを確認出来ずに試合が続けられると、夏希は激しく両足をバタバタさせてギブアップを口にした。
「ぎぃぶ・・・ぎゅ・ぶ・・・うっ・・ぷ・・・」
涙目の夏希に、レフリーは遂にギブアップを確認してゴングを要請した。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが乱打されると、ここでレフリーは明日香を手を挙げて勝利をコールした。
『勝者、片丘明日香っ!』
コールを受けると、明日香は水着を直してから夏希に手を伸ばしてから、リングを降りていくのであった。




第13試合


『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは沖菜恵。
今夜は白ビキニに白リングシューズと言うリングコスチュームでのリングイン。早くも身体を動かしてウォーミングアップしていく。
しかし今夜の試合形式は、有刺鉄線ボードデスマッチ・・・。地下プロレス初の蛍光灯デスマッチも体験して、デスマッチクイーンの座に就くのではと思われるほど、ハードコアマッチをこなしていく恵。表の仕事がないために、地下プロレスで少しでも存在をアピールしようと言うのか・・・。
ニュートラルコーナーにはベニヤ版に有刺鉄線が付けられた有刺鉄線ボードが用意されていく。
そのリングに、恵の対戦相手としてリングインするのは、ヘビー級タイトルを失った米蔵涼子。黒い競泳水着に黒リングシューズで悪女をアピールしての涼子。メイクもヒールっぽくしての登場に、観客席が盛り上がっていく。
涼子の有刺鉄線デスマッチ参戦は意外性があるが、売れているだけに有刺鉄線で傷つけば、表の仕事にも影響が心配されるが、涼子は気合いを入れてのリングイン。
『青コーナー〜・・・身長156p、上から84、59、85・・・沖菜〜恵〜っ!』
コールを受けて一礼する恵。白ビキニ姿に注目が集まるが、有刺鉄線ボードデスマッチでは残酷感がアピールされる水着・・・。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・米蔵〜涼子〜っ!』
コールを受けて片手を突き上げて恵を睨み付ける涼子。早くも気合いの入る展開に観客席の期待は膨らんでいく。
『カァーン!』
観客の視線が集まる中、早くもゴングが打ち鳴らされて試合が始まると、まずは距離を置いて睨み合う展開へ。
コーナーの有刺鉄線ボードが気になる両者だが、恵も体格差もあり涼子とは簡単には組み付けない。
逆に涼子は有刺鉄線は気になるが、体格差や経験からも痛めつけてアピールしたいところ。
しかし果敢に攻め込んだのは恵で、喧嘩キックを放っていく。
ドスッ・・
「くっ・・・」
涼子のお腹を捉えた喧嘩キック。更にエルボースマッシュで胸元を抉ってから、ロープに振っていく恵。
しかし体格差からもロープから戻る涼子にショルダータックルを受けて倒されていく。
涼子が睨み付けると、恵は低空タックルの様に組み付いていくと、ロープ際に押していくが、涼子が冷静にロープアピールをして放していく。
離れ際に涼子が張り手を叩き込むと、恵も怒った表情を浮かべて張り手を返すと、続けてエルボーから喧嘩キックで攻め込む。
しかし涼子が膝蹴りで動きを止めると、恵の髪の毛を鷲掴みにしてリング下に落としていく。
リング下に転落した恵は、ビキニを気にしながら涼子を睨み付ける。
涼子は煽るように手拍子を打つと、観客席へアピールした。
リング上に戻る恵だが、ロープ際で涼子に髪を鷲掴みにされると、そのままコーナーに連れて行かれ顔面をコーナーポストに叩き付けられた。
バシッ・・
「あうっ・・」
フラつく恵をリング内に引きずり込むと、続けて張り手を叩き込んでからロープに振った。
ロープから戻る恵に、勢いのあるドロップキックを叩き込む涼子。
バシィィィィ・・・
「ぐはあっ・・」
バストに強烈なドロップキックを受けて悶える恵。
立ち上がろうとする恵の顔面に、容赦ない喧嘩キックを叩き込んで倒しては、ストンピングで痛めつけていく涼子。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
堪らずロープに転がるように逃れる恵。更にサッカーボールキックで攻め込む涼子だが、レフリーがロープだからと離した。
恵は蹴られたダメージを気にしながらも、ロープを掴んで起きていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に涼子が距離を詰めると、ローキックからミドルキックと打撃で攻めていく。
バシッ・・・バシィィィ・・・
蹴られた部分が内出血していく程の威力に、恵は必死にガードしようとするが、涼子の蹴りが容赦なく襲いかかる。
バシッ・・バシィィィィ・・・
恵が辛そうな表情を浮かべると、涼子がハイキックで顔面狙いにいくが、ここで恵が蹴り脚をキャッチした。
涼子がキャッチされた事に驚く中、恵が捻るようにドラゴンスクリューで切り返した。
「んあああぁぁぁぁぁ・・・」
これには悲鳴をあげて倒される涼子。
いきなりの反撃に脚にダメージを受けたのか、膝を気にしながら立ち上がろうとすると、恵は飛び込んでのヒップアタック。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
顔面に恵のヒップを受けて倒れ込む涼子。更に恵のストンピングの連発が涼子を襲う。
「いくぞぉぉぉぉぉ・・・・」
恵が叫ぶと、涼子の髪を掴んで起こしてからDDTで脳天からマットに叩き付けてから、喉元にエルボーを落としていく。
ドスッ・・
「ゴホッ・・ゴホッ・・・」
喉元を押さえて咳き込みながら苦しむ涼子。
その涼子のボディに飛び上がってのセントーンを炸裂させていく恵。体重を使ってダメージを与えていこうと積極的な攻めを見せていく。
お腹にセントーンを受けて苦悶の表情を浮かべる涼子。
すると、恵はコーナーから有刺鉄線ボードを取り出して涼子に乗せようとするが、これには涼子が転がるようにリング下に逃れた。
仕方なくロープに有刺鉄線ボードを置く恵。
涼子はお腹を気にしながらもリングに戻ると、恵との距離を置いて睨み付けていく。
恵が飛び込んでラリアットを狙うと、逆に喧嘩キックで反撃する涼子。
ドスッ・・
「うぐっ・・・」
お腹を蹴られて苦しい恵。動きが止まると、涼子がハイキックを叩き込んでダウンを奪った。
グッタリと倒れ込む恵に、後頭部にギロチンドロップを叩き込んで動きを止めてから、近くに置かれた有刺鉄線ボードをマットに置いていく涼子。
フラつきながら立ち上がる恵に、涼子は有刺鉄線ボードに叩き付けようとラリアットを放つが、恵もラリアット狙いの腕をキャッチして脇固めに切り返す恵。しかし長い脚でロープに逃れる涼子。
『ロープ・・・』
レフリーが離していくと、恵が涼子をコーナーの有刺鉄線ボードに振って叩き付けようとする。
しかし涼子が踏ん張って、逆に恵を振ろうとするが恵も踏ん張っていく。
バシィィィ・・・
しかし恵に至近距離のラリアットを叩き込むと、涼子が一気に有刺鉄線ボードに恵を振った。
ロープに振られるように有刺鉄線ボードに背中から叩き付けれた恵。
グサッ・・
「いやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
恵が激痛に絶叫するリング上に、観客席からは大歓声がおきていく。
白いビキニで素肌の露出が高いだけに、ダメージは大きく恵の素肌を容赦なく有刺鉄線の棘が切り刻んだ。
有刺鉄線のダメージでフラフラしながら前に進む恵。
背中が傷つけられて流血していると、涼子はエルボースマッシュで痛めつけていく。
バシッ・・
更に有刺鉄線ボードに押し込んでいくと、またも恵の背中は有刺鉄線の棘で傷つけられていく・・・。
グサッ・・グサッ・・
「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
悲鳴をあげる恵に、涼子は少し戸惑いを見せながらも喧嘩キックで更に押しつけると、髪を鷲掴みにして有刺鉄線ボードから引き離した。
激痛にフラフラしている恵に、涼子の容赦ないハイキックが襲いかかる。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
蹴られてフラフラする恵。
更に後頭部へのハイキックが炸裂すると、恵はグッタリと俯せにダウンする。
涼子は両手を高々と挙げて手拍子すると、観客席を煽っていく・・・。
すると、有刺鉄線ボードをダウンしている恵の背中に乗せていく涼子。
グサッ・・
「んああぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
背中から流血しながら悲鳴をあげる恵。
涼子は有刺鉄線ボードに体重を乗せるなどして、恵の背中を更に傷つけていく。
グッタリしている恵に、有刺鉄線ボードの上からストンピングで痛めつけていく涼子。
バシッ・・バシッ・・
「んああぁぁぁぁ・・・・ああああぁぁぁぁぁ・・・」
蹴られる度に背中が傷つけられて絶叫する恵。
涼子は有刺鉄線ボードを恵から離すと、髪を鷲掴みにして起こしていく。
起こされた恵は、激痛に耐えながらお腹にパンチを叩き込んでは反撃を試みる。
バシッ・・バシッ・・
お腹を殴られて動きが止まる涼子。更に恵が蹴りを入れてから有刺鉄線ボードに涼子を振ろうとするが、涼子が逆にラリアットを叩き込んだ。
バッシーン・・・
ラリアットに動きが止まった恵に、涼子は容赦ない後頭部へのハイキックを叩き込んだ。
バシィィィィ・・
「ああんっ・・」
悲鳴をあげて前のめりにダウンする恵。しかしダウンした先には、有刺鉄線ボードが・・・。
「いやああぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
倒れ込む恵のバストに、容赦なく有刺鉄線が襲いかかると、恵の悲痛な叫びがリングに響き渡る・・・。
ビキニに包まれた乳房が有刺鉄線の棘で傷つけられると、白いビキニに赤いシミが浮かび上がっていく・・・。
ショーツの方は、背中から流れ出る血でヒップの部分は赤く染まりだしているが、ブラはまだであった・・・。
その恵の背中にストンピングを入れては、更に傷口を大きくしようとする涼子。
バシッ・・バシッ・・
「いやああぁぁぁぁ・・・」
またも響き渡る恵の叫び声。
笑みを浮かべて涼子が起こしていくと、ボディへの膝蹴りから転がすようにリング下に落としていく。
リング下に落とされた恵は、激痛にグッタリとしていると、涼子はエプロンサイドからアピールすると、恵の無防備のお腹にフットスタンプを落とした。
ドスッ・・
「ふぐうっ・・・オエッ・・」
お腹を押し潰されて嘔吐感に襲われる恵。
グイッ・・
「ほらほらっ、もっと痛めつけてやるよ沖菜っ!」
涼子が恵を起こすと、近くの鉄柱に額から叩き付けた。
ゴッキーン・・
「んああぁぁぁぁぁ・・・」
恵が悲鳴をあげるが、涼子は更に額を鉄柱に叩き付けて痛めつけていくと、恵の額が割れて顔面も流血戦となってしまった。
堪らず鉄柱近くに座り込む様にダウンする恵。
涼子は髪を掴んで上を向かせると、傷口を狙ってエルボースタンプを叩き込む。
ゴキッ・・
「ぎゃああぁぁぁぁぁぁ・・・」
傷口へのエルボースタンプに絶叫する恵。
「いくぞぉぉぉぉぉ・・・」
涼子がアピールすると、恵のビキニを剥ぎ取ってトップレス状態に・・・。
剥ぎ取ったビキニを高々と挙げてアピールする涼子。恵はトップレスにされて、傷つけられた乳房が露わになっては、観客席を喜ばしている。
涼子はリングに恵を戻していくと、容赦なくパイルドライバーを仕掛けていく。
力なく逆さにされて、脳天からマットに落とされて大の字になる恵。身体をピクピクとさせていると、涼子が肩に手を当ててフォールした。
『ワン・・・ツー・・・スリィィ・・・・』
「んああぁぁ・・・」
誰もがスリーカウントは余裕と思った瞬間、恵が執念でフォールを返した。
返した恵に観客席からは大歓声がおきると、涼子は立ち上がって片手を突き上げてアピールすると、有刺鉄線ボードを恵の上に載せていく。
「いくぞぉぉぉぉ・・・」
涼子が叫ぶとロープに走って勢いをつけて、一気に飛び上がって有刺鉄線ボードに飛び乗るようなフットスタンプ。
グサッ・・
「ああああああああぁぁぁぁぁ・・・」
有刺鉄線ボードに押し潰されて絶叫する恵。
バストやお腹などを有刺鉄線が襲い血塗れ状態の恵に、涼子は髪を掴んで起こしていく。
ビキニショーツも既に白から赤く染まる恵・・・涼子に起こされるとリング下に落とされていった。
リング下でグッタリとしている恵に、涼子は容赦なくサッカーボールキックの連打から、起こしてから鉄柵に叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「ああんっ・・・ううっ・・・うっ・・・」
鉄柵に寄りかかるようにダウンしてグッタリしている恵。
有刺鉄線で素肌を切り刻まれて血塗れになっている恵には、流石にトップレス姿でも観客は手を伸ばさない・・・。
更に完全にノーガードの顔面にサッカーボールキックが炸裂すると、恵はグッタリと崩れ落ちた。
涼子は観客席を見回して反応を見ながら恵の両足を掴むと、場外で強烈な逆エビ固めを炸裂させた。
グイッ・・
「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
大流血状態で、更に背骨が折られるのではと言うくらいのエグイ逆エビ固めに絶叫する恵。
涼子も悲鳴をあげさせる為に、わざとグイグイと痛めつけていく。
「いやあぁぁぁぁぁぁ・・・ギブ・・ギブアップっ・・・」
必死にギブアップを口にする恵。しかしリング下ではギブアップが認められないのが地下プロレスの残酷さ・・・。
泣き叫ぶ恵を解放する涼子は、後頭部にストンピングを入れると、近くの観客席からパイプ椅子を持ち出すと、恵の背中などへ叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「いやああぁぁぁぁ・・・・」
またも響き渡る恵の悲鳴。
グッタリしている恵を見て、涼子はリング下などを見渡すと長いチェーンを手にした・・・。
そのチェーンを恵の首に巻き付けると、トップロープに掛けていく。
「いくぞぉぉぉぉ・・・」
涼子が叫ぶと観客席からは大歓声がおきる中、チェーンが引かれていく・・・。
グイッ・・
「うぐっ・・・ううっ・・・」
首をチェーンで締め上げられて苦悶の表情を浮かべる恵。必死にチェーンを掴むが、首は締め上げられていく。
苦しさから泣き出しているが、涼子のチェーンは容赦なく絞めていく・・・。
口から舌まで顔を出す状態の恵。
次第に危険な状態になっていくが、観客席が盛り上がっていく。
そして恵の股間から、異臭を放つ液体が溢れ出した・・・。
『お、沖菜が漏らしてるぞ・・・』
『おい、もう止めないと危ないんじゃないか・・・』
観客席から恵の失禁に試合を止めろと言う声が飛び出しだすと、レフリーはゴングを要請した・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされるが、涼子はチェーンを引っ張っていく。
恵の手はチェーンから離れてダラリと垂れている危険な状態だが、涼子の残酷な攻めは止まらない・・・。しかし黒服などが涼子を止めた。
チェーンが外されると、失神失禁状態で横たわる恵。全身血塗れで、ビキニショーツのみの姿で担架に乗せられると、応急処置を受けながら医務室に運ばれていくのであった。
涼子は構わず片手を挙げて観客達にアピールしながら控え室に戻って試合は終了した。
ガチャ・・・
「今夜は疲れたわね・・・有刺鉄線デスマッチ・・・根性いるわね・・・。沖菜も結構やるじゃないの・・・」
控え室に戻った涼子は、汗もそのままに冷えたビールを飲みながら呟いた・・・。
黒服よりヒールファイトについて誉められると、涼子も満更ではない様子で応える。
「ふん・・・私って悪女が似合うって言われるじゃない・・・地下プロレスならヒールも良いかなって・・・」
涼子の新たな一面が開花した一戦とも知れないと、黒服は涼子の控え室を後にした・・・。




第14試合

『選手入場っ・・・』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの夏河純。黒いビキニに黒いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって笑顔を振りまいた。
コーナーに寄りかかって対戦相手を待つ純。なかなか姿を現さない対戦相手を待つと、花道の奥から大きな体の対戦相手が現れた。
そう、地下プロレス初参戦のお笑いから山先静代だった。183pと言う身長で、ゆっくりとリング上の純を睨み付けながらリングインすると、あまりの体格差に観客席も驚きを隠せない。また純もあまりの対戦相手に驚いている・・・。
静代は水着の上からTシャツを着て、下はスパッツを着用しているが、静代に色気などを求める者はいなかった・・・。
『青コーナー〜・・・身長160p、上から85、59、85・・・夏河〜純〜っ!』
コールを受けて一礼する純だが、早くも静代の大きさに困った表情を浮かべている。
『赤コーナー〜・・・身長182p、上から103、82、102・・・山先〜静代〜っ!』
コールを受けても無表情の静代。しかしアイドル嫌いもあり、この地下プロレス参戦を楽しみにしていたと言う情報もあり、ゴングが待ち遠しい会場内。
静代は不気味な笑みほを浮かべては、レフリーに質問を投げた。
「このリングじゃあ、相手を痛めつけても注意されないの?・・・アイドル嫌いだから、メチャクチャにしてやりたいわね・・・水着も剥いでやろうかしら・・・」
静代の言葉に、レフリーは水着剥ぎも痛めつけるのもOKだと説明すると、静代がニヤリと笑みを浮かべてゴングを待った。
『カァーン!』
そしてゴングが鳴らされると、純は戸惑いながらも距離を置いて様子を見た。
しかし静代が積極的に前に出ていくと、プレッシャーを与えては距離を詰めた。
リング内を逃げ回る純だが、遂にコーナーに追い詰められてしまった・・・。
エルボースマッシュをボディに叩き込む純。
ドスッ・・
しかし静代に大したダメージも与えられない・・・。
ノーガードで純のエルボースマッシュを受ける静代。
ドスッ・・ドスッ・・
余裕の表情でエルボーを受ける静代は、ゆっくりと前に出てエルボーを必死に打ち込む純にプレッシャーをかけていく・・・。
ロープ際に詰められた純は、逃げ場がなくなりコーナーに逃れるが、今度こそ逃げ場がなくなり焦り出す。
静代は両手を拡げては威嚇してコーナーから純を逃がさない。
逃げられずに戸惑う純に、静代がヒッププッシュの体勢に持ち込むと、コーナーと巨体でヒッププッシュで純を押し潰す。
ドスッ・・
「ふげぇ・・・」
静代に押し潰されて変な悲鳴をあげてコーナーに寄りかかる純。
続けて静代のヒッププッシュが純の身体を押し潰す。
ドシュ・・・
「んああぁぁ・・・」
今度は悲鳴をあげてコーナーに崩れ落ちる純。
更にバストを踏みつけては体重を乗せて痛めつけていく静代。
グイッ・・
「ああああああっ・・・」
体重を乗せた攻撃に藻掻き苦しむ純。
レフリーが静代を止めて離していくと、純はフラフラしながら立ち上がっていく。
『ファイト!』
レフリーが掛け声を掛けると、静代は距離を詰めて拳を握りしめると、純のお腹にボディブローを叩き込む。
ドスッ・・
「グボッ・・・」
お腹を殴られて、両手で押さえてフラフラする純。
更に髪を鷲掴みにされると、静代に強烈なココナッツクラッシュを受けて大の字にダウンした。
両足首を掴んだ静代は、そのままリング中央に純を引っ張ると、ロープに走ってボディプレスを狙う静代。
しかし純が転がるように避けて自爆させた・・・。
ボディプレスを避けられて怒る静代。純は立ち上がるとリング内を逃げまどうが、狭いリング内では捉まるのは時間の問題。
静代が遂に純を捕まえると、藻掻くのも構わずに髪を鷲掴みにすると、コーナーに連れて行ってコーナーポストに顔面を叩き付けた。
バシィィィ・・バシィィィ・・・
「いやああぁぁぁぁ・・・」
純の悲鳴が響き渡るリング上。静代は笑みを浮かべながら純を痛めつけると、コーナーに押しつけてヒッププッシュで圧殺していく。
ドスッ・・
「ウゲェ・・・ううっ・・」
ヒッププッシュの圧力に崩れ落ちていく純。
崩れ落ちた純の顔面にヒップを押しつけて、そのままコーナーと身体を利用して顔面潰しをしていく静代。
堪らず純が両足をバタバタさせて藻掻き苦しむが、静代は苦しむ純を楽しむように痛めつけていく。
レフリーが離していくと、グッタリする純の髪を鷲掴みにして起こしていく静代。
今度は下を向かせてニーリフトでダウンを奪っていくと、膝蹴りを受けたバストを押さえて苦悶の表情の純にストンピングで痛めつけていく静代。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
「あんっ・・・ああんっ・・・ああっ・・・」
ストンピングを叩き込まれては、悶え苦しむ純。
グッタリとしている純に、静代は喉元にエルボードロップを落としてフォールの体勢へ・・・。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし静代は余裕でスリーカウントを奪えるはずなのに、敢えてフォールせずに純の肩を浮かせていく。
笑みを浮かべて立ち上がる静代は、ゆっくりと純のお腹の上を跨いだ。
ガッツポーズをしてから、静代の巨体が純を押し潰した。
ドシュ・・・
「ぐぎゃ!」
変な悲鳴をあげる純。静代はお腹にヒップドロップを落とした。
しかし純もヒップドロップを叩き込まれると思って力んでいたから吐瀉物は吐き出さなかったが、涎を垂れ流していると、静代はまたも跨いでいく。
「や・・・やめ・・・て・・・」
純が2発目のヒップドロップに恐怖する中、静代は構わずヒップドロップを叩き込む。
ドシュ・・・
「んぐっ・・ホゲェェェェェ・・・・・・・」
堪らず口から勢いよく吐瀉物を噴き上げた純。
身体を小刻みに震わせていると、静代は呆れ顔で立ち上がる。
「汚いわねぇ・・・」
すると、リングサイドから2リットルのペットボトルを手にして、純の顔面に水をかけては吐瀉物を洗い流していく。
ビチャビチャビチャ・・・
「うっ・・・ううっ・・・」
苦しそうな純の口に、そのペットボトルを突き立てては水を飲ませていく静代。
「んぐっ・・んぐっ・・んんっ・・・」
無理矢理に飲まされて苦しい純。
更に静代がお腹に踵でストンピングを叩き込むと、その圧力に純の口から飲まされた水が噴き出した。
ドスッ・・
「ふぐうっ・・・」
口をパクパクさせて苦しむ純。両手でお腹を押さえてくの字になって苦しむ純に、静代は髪を掴んで起こしていく。
起こされてもグッタリしている純に、静代はコーナーに連れて行き無理矢理に寄りかからせていくと、距離を置いて純にショルダーアタックで押し潰した。
ドシュ・・
「んああぁぁぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて崩れ落ちる純。
しかし静代の攻めは止まらず、純を起こすと抱え上げていく・・・。
まるで子供にオシッコでもさせるような格好で抱え上げると、リングを囲む四方の観客席に純の股間を見せつけるかのように回っていく静代。
そして、高々とあげてから股間を破壊するようにプッシークラッシャーを炸裂させた・・・。
グシュ・・・
「うぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
まるで断末魔の悲鳴のように絶叫する純。
恥骨が破壊されたのではと言う位のプッシークラッシャーに失神寸前に追い込まれると、静代が放すとマットにグッタリと倒れ込む純。
股間を押さえて苦しむ純の髪を鷲掴みにして、静代が不気味な笑みを浮かべる・・・。
グイッ・・・
「ああん・・・や・・やめ・・・て・・・」
無理矢理に起こされて嫌がる純。
しかし静代は、またもオシッコポーズの様に純の身体を抱え上げると、観客席に向かって股間を見せつけていく。
観客席からもプッシークラッシャーが連発される事への残酷シーンを期待して歓声がおきる中、静代が2発目のプッシークラッシャーを炸裂させた。
ゴキッ・・
「ふぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・」
股間を膝に叩き付けられ、全体重が自らの股間を押し潰し純はあまりの衝撃に純が泣き叫ぶ。
恥骨から全身に広がる衝撃に、四肢を脱力させリングにグッタリする純・・・。
俯せ状態で口から涎を垂れ流しながらヒクヒクとしていると、静代は片手を挙げてアピールする。
グイッ・・
構わず純を起こしていくと、そのままロープに両腕を絡めていく静代。
純は力なく項垂れては涎を垂らしていると、静代は水平チョップを喉元に叩き込んだ。
バッシーン・・・バッシーン・・・
「あうっ・・・ああんっ・・・」
喉元にチョップを受けて悲鳴をあげる純。喉元の素肌が内出血を起こすほどの静代のチョップ攻撃。
そして静代は、まってましたとばかりに片手を挙げると、グッタリしている純のビキニを剥ぎ取った。
「いっ・・いや・・・やめ・・て・・・」
両腕を絡まれて抵抗もできない純が哀願するが、静代はブラジャーを剥ぎ取ると高々と挙げていく。
純の85pのバストが露わになると、観客席からは大歓声がおきた。
更にペットボトルを持ち出しては、純の口ら無理矢理に突っ込んで水を流し込む・・・。
ゴク・・ゴク・・・
「んぐっ・・んんっ・・ぐふっ・・・」
水を飲ませると、静代はニヤリと笑みを浮かべてから、純の無防備のお腹へ拳を固めて叩き付けた。
ドスッ・・
「ふぐうっ・・・」
目を見開いて苦しむ純。
静代は趣味でもあるボクシングの練習とばかりに、純のお腹をサンドバック代わりに殴り出す。
ドスッ・・ドスッ・・ドスッ・・
「ふぐっ・・ぐふっ・・がはあっ・・・」
堪らず飲まされた水をマットに吐き出す純。
「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・や、やめて・・・くだ・・・さい・・・」
ロープに磔にされて逃れられずに、試合を止めてと哀願する純。
「覚悟しなよ・・・アイドルちゃん・・・ふふふっ・・・」
静代は純の言葉に興奮するように、拳を叩き込んでいく・・・。
ドスッ・・・ドスッ・・・
「げふっ・・・がはあっ・・・コホッ・・・コホッ・・・」
薄められた胃液まで吐き出しては、苦悶の表情で咳き込む純。
グッタリしている純に、静代は顔面に対して張り手を叩き込みだすと、激しい打撃音がリング上に響き渡る・・・。
バッシーン・・・バッシーン・・・
大きな手で張り手を受けると、ガードも出来ずに衝撃に失神寸前状態の純。
涎を垂らしてグッタリしている純に、更に張り手を叩き込む静代。
激しい鼻血が噴き出すと、意識を失ってしまった純・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ここで危険と判断されて、ゴングが打ち鳴らされた。
『ただ今の試合、反則で夏河純の勝利とします・・・』
リングアナのコールに静代は怒り狂うと、ロープから純を放してから、ボディスラムでまるで人形を叩き付けるかのようにマットに純を叩き付ける静代。
バッシーン・・・
失神状態で抵抗もできない純。
黒服が止めに入るが、静代は純の両足を抱え込んでジャイアントスイングで回してから投げ捨ててからリングを後にした。
完全に失神状態に追い込まれてトップレスで倒れている純は、リングドクターの処置を受けながら担架に乗せられてリングを後にするのであった。
大型ヒールの誕生に、観客達は次の生け贄を期待するのであった・・・。









第15試合

『選手入場っ・・・』
リングアナのコールにリングインするのは、最近の地下リングでの試合では負けが多い長沢まさみ。
ここは勝利したいところで、決意の白い競泳水着とリングシューズでのリングイン。。リングに上がると観客席に向かって頭を下げていく。
そのまさみの対戦相手としてリングに上がるのは、グラビアアイドルから女優へと変身している市河由衣。
白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に頭を下げてからコーナーに進んだ。
早くも視線が交錯するリング上。まさみとしては、地下プロレスでは常連の由衣を倒したいところ。
由衣としても、まさみに勝利すれば2008年を締めくくるのに良い一勝となる・・・。
お互いの想いが交錯する中、早くもリングアナのコールが始まった。
『青コーナー〜・・・身長158p、上から83、55、80・・・市河〜由衣〜っ!』
由衣はコールを受けると片手を挙げてアピールする。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から85、57、87・・・長沢〜まさみ〜っ!』
コールを受けてコーナーに寄りかかるまさみ。体格差では勝るものの、実績では由衣に負けているから、ここは勝ち星を獲る為に何か思いついた様子・・・。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、まずは距離を置いていく両者。
まさみが距離を詰めていくと、まずはローキックを放った。
しかし由衣も避けると、逆にドロップキックを放った。
バッシーン・・・
ドロップキックを受けてフラつくまさみに、由衣は続けてドロップキックを叩き込んでいく。
バッシーン・・・
ダウンするまさみに、由衣はロープに走って助走をつけた。
フラついて立ち上がるまさみに、ヒップアタックを炸裂させていく由衣。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
堪らず転がるようにリング下に逃れるまさみ。
由衣はリング下のまさみの動きを見つめながら、呼吸を整えては試合の流れを掴んでいく。
まさみはリング下で呼吸を整えつつも、ゆっくりと由衣の動きを見ながらリングに戻ると、距離を置いて睨み合う。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にまさみが距離を詰めると、由衣は素早くタックルを仕掛けた。
しかしまさみがフロントスリーパーでキャッチすると、そのまま踏ん張って首を極めていく。
グイッ・・
苦しい表情を浮かべる由衣。しかしロープまで押し出そうとするが、まさみも踏ん張って許さない。
堪らずボディにパンチを打ち込む由衣。まさみは締め上げてスタミナを奪っていくと、由衣の背中からは汗が噴き出していく・・・。
更に由衣のボディへ膝蹴りを叩き込むまさみ。
ドスッ・・・
「うぐっ・・」
まさみの膝蹴りに苦悶の表情を浮かべる由衣。ガードも出来ずに苦しい体勢。
ドスッ・・・
「はうっ・・」
更に膝蹴りが叩き込まれると、悲痛な叫び声をあげる由衣。
まさみが更に膝蹴りを狙うと、由衣は必死になって蹴り足に組み付こうとすると、まさみは首から腕を放していく。
膝蹴りのダメージで苦しい由衣に、まさみはローキックで足を攻めていく。
バシィィィ・・バシィィィ・・
ローキックを受けてフラつく由衣。
しかし逆にローキックを返すと、続けて距離を詰めて張り手を叩き込む。
バッシーン・・バッシーン・・
しかしまさみも負けていない。張り手には張り手で返すと、由衣の頬に何度も平手が叩き込まれた。
バッシーン・・バッシーン・・
まさみの気合いの入った張り手の連打にフラつく由衣。
フラついた所へ、まさみがハイキックを放つと由衣はキャッチして倒していく。
グラウンド状態になると、キャッチした足をヒールホールドで極めていくと、まさみの悲鳴がリングに響く。
「ああああああああっ・・・」
悲鳴をあげるがロープに逃れるまさみ。
『ロープっ・・・ロープっ・・・』
レフリーが由衣に放すように指示すると、由衣は技を解いて立ち上がった。
まさみが立ち上がると、由衣が果敢にミドルキックからローキックと打撃で攻めていく。
ガードするまさみに、お返しのハイキックを放つと、まさみはガード出来ずに側頭部に蹴りを受けてダウンした。
ダウンしたまさみの背中にサッカーボールキックを叩き込む由衣。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
苦悶の表情を浮かべるまさみ。
そしてまさみの髪を鷲掴みにして起こしていく由衣。ヘッドロックで極めていくと、そのまま走り出してブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
「ああんっ・・・」
「レフリーぃぃぃ、フォール!」
そして由衣がフォールの体勢に持ち込むが、レフリーがカウントを叩く前にまさみが返した。
返されると腕を狙う由衣だが、まさみもロープに足を伸ばして逃れた・・・。
お互いが立ち上がると、まさみが左右の張り手を放つ。
バシィィィ・・・
頬を叩かれてフラつきながらもタックルを仕掛ける由衣。
するとテイクダウンを許さずに踏ん張るまさみ。更に左右に揺さぶりかけて由衣を倒していくまさみ。
サイドポジションを奪うと、押さえつけてフォールする。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし由衣も簡単には負けるはずもなく返した。
更に上四方固めの体勢で押さえ込むまさみ。
体重を掛けられるだけで由衣はスタミナを奪われていくが、まさみの攻めの前に苦しい展開になっていく。
体重を掛けてスタミナを奪っていくと、まさみは立ち上がってストンピングを叩き込むと、由衣は苦悶の表情で転がるようにしてリング下に逃れた。
リング下に逃れた由衣は苦しそうにしていると、まさみはリングから降りて髪を掴んで起こしていく。
嫌がる由衣を鉄柵に振って叩き付けると、構わず鉄柵にグッタリと寄りかかる由衣のバストへサッカーボールキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
「はうっ・・」
まさみの重い蹴りにグッタリと倒れ込む由衣。
更に髪を掴んで起こすと、場外のマットに顔面を叩き付けるフェイスクラッシャーを炸裂させたまさみ。
バスッ・・・
「んああああぁぁぁぁぁぁ・・・」
両手で顔面を押さえて絶叫する由衣。場外でのフェイスクラッシャーに立ち上がることができないが、まさみはゆっくりと立ち上がると、由衣の髪を掴んで起こしていく。
今度はエプロンサイドに顔面を叩き付けてから、リング上に無理矢理戻していくまさみ。
リング上に戻されてグッタリとしている由衣に、まさみは容赦なく背中にサッカーボールキックを叩き込んでから、髪を掴んで起こしてからDDTで脳天からマットに叩き付ける。
ドスッ・・
「ああああああっ・・・・」
悲鳴をあげる由衣。
まさみにゆっくりとフォールしていくと、レフリーがカウントを数えた。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかし由衣がギリギリで返すと、まさみは信じられないと言う表情を浮かべて観客席など周りを見渡した。
まさみは立ち上がると、呼吸を荒くする由衣のバストへエルボードロップを落とすと、そのままフォールする。
『ワン・・・ツー・・・』
「んあっ!」
気合いで返した由衣。しかしバストを押さえると苦悶の表情を浮かべている。
まさみは立ち上がると、ダウン状態の由衣の顔面を踏みつけてから起こしていく。
フラフラしている由衣に、まさみはバックドロップでマットに叩き付けた。
バシィィィ・・・
「ああん・・・」
大の字状態で苦しい由衣。まさみはフォールに行かずに、跨ぐようにしてヒップドロップをボディに叩き込んでフォールした。
『ワン・・・ツー・・・スリィ・・・』
しかしこれも由衣がギリギリで返すと、観客席が盛り上がっていく。
白ビキニ姿で汗だくの由衣に、まさみは俯せにしてからキャメルクラッチを炸裂させていく。
グイッ・・・
「あうっ・・・」
顎に手を掛けられて引っ張られて藻掻き苦しむ由衣。
上半身が反らされて、ビキニに包まれたバストを揺らしながら苦しむ由衣。
『ギブアップ?・・・ギブアップ?』
レフリーの問いかけに耐えていく由衣。
「ノォォォ・・・ノォ・・・」
ギブアップを口にしない由衣に、まさみは技を解いてから両足を抱え込んでいく・・・。
そして今度は、反転して逆エビ固めで攻め込んでいく。
グイッ・・
「ああああああああああっ・・・」
リング上に響き渡る由衣の悲鳴。
まさみは腰を落としてギブアップ狙いをしていくが、由衣は泣きそうな悲鳴をあげるがギブアップを口にしない・・・。
「ギブアップ?・・・市河ギブするの?・・・背骨が折れるわよ!」
まさみが叫ぶが、由衣はギブアップしない・・・。
「ノォォォォォ・・・ノォォォォォォ・・・・あああああああああっ・・・」
ロープに必死に逃れようとする由衣。
まさみも腰をシッカリと落として痛めつけていくが、由衣は絶叫しながら耐えていく。
「あああああああああああああっ・・・・」
ロープに手が届かないが必死に逃れようとする由衣。
耐える由衣の技を解くまさみ。立ち上がると由衣の立ち上がるのを待っている・・・。
苦悶の表情を浮かべながら立ち上がる由衣に、まさみは強烈なミドルキックをお腹に叩き込むと、身体をくの字にする由衣の後頭部にハイキックを叩き込んではダウンを奪っていく。
俯せになって苦しむ由衣に、まさみはストンピングを叩き込んでから様子を見るが、由衣はロープに逃れてスタミナを回復させようと必死。
「ハァ・・ハァ・・ハァ・・」
フラつきながら立ち上がる由衣。レフリーはまさみを離して由衣の立ち上がるのを待ってから続行させる。
『ファイト!』
呼吸の乱れている由衣に、一気に左右の掌打を叩き込むまさみ。
バッシーン・・バッシーン・・
掌打の連打にフラつく由衣。
更にまさみが掌打で前に出ると、打撃に意識が向かったところを、由衣が決死の裏拳を放った。
バッシーン・・・
由衣の裏拳がまさみの側頭部に炸裂すると、流れが一気に変わりダウンするまさみ。
突然の反撃に倒れると、由衣が一気に首4の字で締め上げていく。
グイッ・・
「ぐぐっ・・ううっ・・・」
由衣の両脚に締め上げられて、苦悶の表情を浮かべて苦しむまさみ。
レフリーもまさみにギブアップの確認をするが、まさみがギブアップするはずもなく耐えていく。
体格差もあるのでロープに逃れたいが、ロープまで距離があって苦しい展開。
呼吸を整えながら締め上げる由衣は、一気に技を解いて立ち上がった。
まさみも素早く立ち上がろうとすると、由衣がハイキックを放った。
しかしまさみが避けると、由衣が続けて首相撲に捉えて膝蹴りを叩き込んでいく。
ドスッ・・ドスッ・・
2発ボディに膝蹴りが決まると、まさみの表情が苦しくなっていくが、由衣は卍固めを極めてギブアップ狙いにいった。
グイッ・・
「んあっ・・・くうっ・・・ううっ・・・」
耐えるまさみだが、流れ出る汗で滑らせて逃れようと必死に・・・。
由衣も卍固めで極めていくが、スタミナと汗で形が崩れかけると、技を一気に外してロープに走った。
フラつくまさみに、助走をつけて由衣がヒップアタックを叩き込むと、倒れるまさみに続けて攻めようとロープに走る。
勢いをつける由衣に、逆にまさみが前にでてラリアットを叩き込むと、そのまま倒れ込む様にフォールした。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィィ・・・』
ここで由衣は力尽きてカウントを許してしまうと、まさみの勝利が決まるのであった。
『勝者、長沢まさみ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべるまさみ。しかし由衣との激闘でスタミナを相当消費して呼吸も乱れている。
由衣は立ち上がれずに倒れ込んだままの中、まさみが立ち上がると片手を挙げて観客にアピールすると、由衣を起こして健闘を認め合うように抱き合って何か話してから、リングを後にするのであった。



第16試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、売れっ子AV女優の吉澤明歩。AV作品ではキャットファイト作品はないが、地下プロレス出場オファーに断る事も出来ずに地下プロレスデビューする事となった。
緊張した表情を浮かべている明歩。リングコスチュームは白いビキニに白いリングシューズ。肘と膝には白いサポーターが着けられている。
遂に地下プロレスのリングに立たされた明歩。ただ対戦相手は過激でない相手が選ばれる事に・・・。
明歩の待つリングに花道を歩いて登場したのは、モデルであり最近は女優としても活躍している笹木希。
スラリとしたスレンダーなボディをピンク色のビキニと白いリングシューズで包み込んでの地下プロレス登場に、観客席からは大歓声が起きていく。
リングサイドに進むと、明歩と視線を合わせてからリングインすると、笑顔で観客席の歓声に応える希。
格闘技番組にも司会として出演予定がされているが、美人モデルが格闘技と言う事で、今回は自らもリングに立つと言うオファーを受けての登場。
希も明歩もプロレスのトレーニングを軽くは受けていると言う事だが、美人二人のプロレスに期待を膨らませる観客達。
『青コーナー〜・・・身長161p、上から86、58、86・・・吉澤〜明歩〜っ!』
リングアナのコールに緊張しながらも一礼していく明歩。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から80、58、82・・・笹木〜希〜っ!』
コールを受けて一礼していく希。しかし初めての地下プロレスのリングで、落ち着きが気になるところ・・・。
リング中央でレフリーにルール説明を受ける希と明歩。
身長差では希。身体のボリュームでは明歩が上回るこの二人。
そしてレフリーがコーナーに離してゴングが鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時にリングを回り出す二人。
お互いの距離が詰まり出すと、睨み合うように距離が詰まる。
いきなり明歩が踏み込んで水平チョップを希の喉元に叩き込んだ。
バッシーン・・・
チョップ攻撃に一瞬動きの止まる希。
しかし希も水平チョップを返すと、明歩の表情も苦痛に歪む。
バッシーン・・・
「くうっ・・・」
更に希がヘッドロックを狙うと、明歩がロープに振っていく。
戻ってきたところへ、明歩が打点は低いがドロップキックを放った。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
これには希が倒れ込んでから起き上がると、明歩が続けてドロップキックを放った。
バシィィィィ
希の顔面にドロップキックが炸裂すると、希は両手で顔面を押さえて転がるように痛がる。
更に起こしてからヘッドロックで締め上げていくと、明歩は片手を挙げてアピールしてブルドッキングヘッドロックでマットに希を叩き付けた。
バシィィィィ・・・
「んああぁぁぁ・・・ああっ・・」
悲鳴をあげて藻掻く希。
苦しむ希を起こしてから、水平チョップを叩き込んでからスリーパーで締め上げていく明歩。
「いっ・・いやあっ!」
希が悲鳴をあげてロープに逃れると、レフリーが明歩に技を解くように指示した。
『ブレークっ・・・』
明歩が流れを掴んでの試合展開に、観客席も盛り上がりを見せていく。
更に水平チョップで希を攻め込む明歩。
喉元を打ち付けられて苦しい希だったが、ここで希の表情が変わった・・・。
「こんな茶番・・・やってらんね〜よ!」
突然叫び声をあげる希。
明歩が驚くと、希が走り込んで明歩のボディへ喧嘩キックを叩き込む。
ドスッ・・・
「うぐっ・・ううっ・・」
お腹への喧嘩キックに両手で押さえ込んでダウンする明歩。
更に髪を鷲掴みにして起こしてから、強烈な張り手を叩き込んでいく希。
バシィィィィ・・・
張り手を受けてフラフラする明歩に、希は髪を掴んでコーナーポストに額から叩き付けると、座り込む明歩の背中に蹴りを連発していく希。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
「ああんっ・・・痛いっ・・・ああんっ・・」
蹴りの連発に悲鳴をあげる明歩。
グイッ・・
「いやああぁぁぁ・・・」
希が髪を鷲掴みにして起こしていくと、明歩は絶叫する。
バキッ・・
「うぐっ・・」
立たせては顔面へ容赦ないグーパンチが炸裂。
更に左右のグーパンチが明歩の顔面を襲うと、口の中を切ったのか流血戦へ。
泣きそうな表情の明歩。希は構わず殴りつけていくと、胸元などへ血が垂れていく明歩。
レフリーがグーパンチでの顔面殴打は反則だと注意すると、希はリング上では反則なんだとばかりにリング下に明歩を落としていく。
リング下で明歩の髪を鷲掴みにすると、嫌がる明歩のボディへ膝蹴りを叩き込んで黙らせていく。
ドスッ・・
「んあっ・・・ううっ・・・」
苦悶の表情で崩れ落ちる明歩。
その明歩のビキニを剥ぎ取ると、観客席に投げ込む希。
更に馬乗り状態になると、明歩の顔面を殴りつけていく。
バキッ・・ゴキッ・・バキッ・・
「痛いぃぃぃ・・・いやあぁぁぁ・・・・やめてぇぇぇぇ・・・」
殴られ続けては、泣きながら許しを乞う明歩。しかし黙って殴り続ける希。
バキッ・・バキッ・・
トップレス姿で殴られ続ける明歩。鼻血も流れ出て、口からも流血して美人AV女優の顔面崩壊かと観客席からも注目が集まっていく。
逃れようとしても逃げられず、明歩は顔を殴られては泣き叫ぶ。
「ゆ、許して・・やめてぇぇぇ・・・お、お願い・・・」
バキッ・・バキッ・・
「うるせぇ〜!覚悟しろよ、こらっ!」
更に希は顔面へ拳を叩き込んでいく。
希の容赦ない攻めが続く中、リング外だから反則カウントが取られないが、あまりの試合展開にリングドクターがレフリーに試合を止めるように指示した・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされるが、希の拳は明歩に襲いかかる。
バキッ・・ゴキッ・・
レフリーや黒服が希を止めていくと、希は暴れ出した。
「ざけんなよ!・・・地下プロレスった何でも有りなんでしょ!」
叫ぶ希を放していくと、明歩は顔が腫れだしているので、リングドクターがアイスパックで冷やしたり応急処置を行っていく。
『ただ今の試合、無効試合とします・・・!』
リングアナのコールに希はふざけるなとばかりに暴れてから、花道を通り控え室に戻っていく。
両手を突き上げて引き上げる希に観客席からは歓声が・・・。
『いいぞぉぉぉぉ・・・美人狂犬レスラーぁぁぁぁ・・・』
引き上げる希は歓声に包まれての退場だが、新たな狂犬レスラーの誕生の瞬間でもあった・・・。
一方、明歩はトップレス姿で応急処置を受けていると、担架が用意されて担架に乗せられての退場に・・・。
今回、希が元ヤンキーで喧嘩上等と言う情報もなく、美人同士のプロレスマッチが予定されていたので、明歩もまさかのフルボッコ状態・・・。
次の地下リング登場はあるのか、ただ明歩の再登場は期待されている・・・。




第17試合

『選手入場っ・・・』
リングアナのコールにリングインするのは、今夜は2回目の登場の山先静代。
不気味な笑みを浮かべながらリングインする姿に、観客席からはドミネーションマッチの期待から歓声が起きていく。
静代の試合が好評だったからと、急遽他の試合の組み合わせのアイドル数名が新たな生け贄にされる事になるが、今夜二人目は釜田奈津美。
153pと小柄な体格の20歳のグラビアアイドル。地下プロレスは2回目の参戦だったが、花道を越えてリングを見つめると、巨体の静代の姿に怯える奈津美・・・。
しかし黒服からリングに上がるように促されると、嫌々ながらもリングに上がっていく・・・。
静代はニヤニヤしながら奈津美を見ていると、奈津美は視線を合わさないようにしてコーナーに寄りかかると、リングアナのコールが始まった。
『青コーナー〜・・・身長153p、上から82、59、85・・・釜田〜奈津美〜っ!』
コールを受けると、胸元が開いた白いワンピース水着にリングシューズ姿で観客席に一礼する奈津美。
『赤コーナー〜・・・身長182p、上から103、82、102・・・山先〜静代〜っ!』
そしてコールを受けてガッツポーズで観客にアピールする静代。
体格差のある二人の対戦・・・もう勝敗などは決まりきっている試合だが、観客達は違うものを求めている・・・。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、いきなり奈津美が飛び込んでドロップキックを放った。
バシィィィ・・・
体格差から綺麗に決まってもフラつきもしない静代。
奈津美は立ち上がると、続けてエルボースマッシュを叩き込む。
バシッ・・バシッ・・
しかし静代は余裕で受けていると、奈津美はロープに走った。
勢いをつけてジャンピングニーパッドを放つと、奈津美の膝に静代の表情が少し歪んだ。
続けてチョップから蹴りと果敢に攻め込む奈津美だが、静代は余裕で技を受けていると、少しは効いてきたのかロープに逃れた。
静代がロープに逃げたように見えて、観客席が奈津美に大歓声を送っていくと、奈津美は体格差も構わずミドルキックを放った。
バシィィィ・・・
更にドロップキックを放つと、ロープ際で動きが止まる静代。
奈津美が続けてエルボースマッシュで攻め込むと、静代が突然動き出した。
小柄な奈津美の身体をロープに押しつけると、逃れようとする奈津美の喉元にチョップを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「ぶふうっ・・・」
口から涎の飛沫をあげてロープに寄りかかる奈津美。静代の重いチョップに動きが止まる。
更に静代は奈津美の肩口を掴むと、そのままコーナーに押し込んでいった。
コーナーに追い込まれて焦り出す奈津美。目の前の静代はお笑いではなく、冷たい視線で見つめている・・・。
体格差から、デビュー戦の池多夏希戦とは違い、体格もパワーも格上なのは間違いない・・・。
その静代の大きな手が迫る・・・。
バッシーン・・・
「きゃああぁぁぁぁぁ・・・」
静代の張り手の衝撃に悲鳴をあげる奈津美。
更に静代がヒッププッシュの体勢になると、一気に奈津美の身体にヒッププッシュを叩き込んだ。
ドシュ・・・
「ぐわあっ・・・ああんっ・・・」
静代の巨体とコーナーに押し潰された奈津美は、グッタリとコーナーに寄りかかる様にダウンすると、静代は続けてヒッププッシュを叩き込む。
ドシュ・・・
「あああああああっ・・・」
圧殺されてコーナーに崩れ落ちる奈津美。
必死に立ち上がる奈津美に、静代は背中にハンマーパンチを叩き込んでから、ヘッドロックで締め上げていく。
グイッ・・
「ふふふっ・・・・」
笑みを浮かべる静代。
「くっ・・・ううっ・・・ああっ・・・」
頭を締め上げられて苦しむ奈津美。
静代はヘッドロックを外すと、体勢を入れ替えてニーリフトを叩き込んだ。
ドスッ・・
「いやああぁぁぁぁ・・・ああああああっ・・・」
ニーリフトを受けて悲鳴をあげながら倒れ込む奈津美。
俯せにダウンする奈津美を、髪を掴んで起こしていく静代。
そしてボディリフトで持ち上げていくと、ゆっくりと観客に持ち上げた奈津美を見せつける静代。
ゆっくりとコーナー近くに歩いていくと、奈津美を投げるように落とす静代。
ドスッ・・
「ふぐうっ・・・オエェェェェ・・・」
そう、静代は奈津美のお腹がコーナーの鉄柱に当たるように投げ落としたのだった。
お腹を打ち付けて反吐を吐き出した奈津美は、力なくリング内に転がるように落ちた。
両手でお腹を押さえて苦しむ奈津美。
その奈津美の髪を鷲掴みにして起こしていく静代。
グイッ・・
「い、いやっ・・いやああぁぁぁぁぁ・・・」
必死に抵抗する奈津美だが、そのままコーナーポストカバーに顔面を何度も叩き付けられては悲鳴をあげている。
グッタリしている奈津美に、今度はオシッコをさせるような格好で抱え上げていく静代。
そう、狙うはプッシークラッシャー・・・。
「や・・やめ・・・て・・・」
抱え上げられて哀願する奈津美。
しかし静代はニヤニヤしながら、抱え上げた奈津美の股間を自らの膝に落としていく豪快技、プッシークラッシャーを炸裂させた。
グシャ・・・
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・」
叩き付けられた瞬間、恥骨から全身に通り抜ける衝撃に絶叫する奈津美。
まさに恥骨が粉砕されたかの様な感覚に悲鳴をあげているが、全身に力が入らずに逃れる事が出来ない・・・。
静代は更に持ち上げると、続けてプッシークラッシャーを炸裂させた。
グシャ・・・
「ふぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・」
変な声で悲鳴をあげる奈津美。
続けて股間を打ち付けられて絶叫するが、あまりの衝撃に失神寸前に追い込まれている様子・・・。
奈津美を放す静代。グッタリとマットに倒れ込む奈津美の身体。
静代は笑みを浮かべると、俯せの体勢にしていく・・・。
そして奈津美のお腹の上を跨ぐと、観客席を見渡した。
観客達は残酷な光景を期待して歓声をあげると、静代がヒップドロップを落とした。
ドスッ・・・
「んあああぁぁぁ・・・・・・」
悲鳴をあげる奈津美。
内臓を圧迫されて嘔吐感に襲われるが、ヒップドロップ1発目は反吐は噴き出さずに済んでいた。
逃げ出せない奈津美に、静代はゆっくりと2発目のヒップドロップを狙う・・・。
そして、今度は両脚をあげるように勢いをつけてヒップドロップを叩き込むと、奈津美は口から胃液の様な吐瀉物を噴き上げた。
ドスッ・・
「ホゲエェェェェェ・・・・・・・」
自ら噴き上げた吐瀉物で顔面を汚した奈津美は、身体をヒクヒクと小刻みに痙攣されている。
静代はリングサイドからペットボトルを持ち出すと、奈津美の顔面に掛けていく。
ビチャビチャビチャ・・・
「うっ・・ううっ・・・」
吐瀉物が洗い流されていくと、静代が奈津美の口にペットボトルを突っ込んで水を飲ませていく。
そして水着を掴んで起こしていくが、奈津美はフラフラ状態・・・。
コーナーに押し込むと、両腕をロープに絡めて立たされる奈津美。
静代は奈津美の水着を両手で掴むと、一気に水着剥ぎにいった・・・。
肩紐から水着が脱がされて、グラビアアイドルがトップレスにされると小振りながら綺麗な乳房が露わになった。
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・」
水着剥ぎをされて絶叫する奈津美。
お腹辺りまで脱がされ抵抗もできない奈津美に、静代は張り手を叩き込む。
バッシーン・・・バッシーン・・・
ノーガードの頬に叩き込まれていく静代の平手打ち。
何度も叩かれていくと、奈津美は口の中を切って口から血飛沫をあげていく。
次第に涙目になって静代を睨むが、それが静代の残酷な心に火をつけた・・・。
バッシーン・・・バッシーン・・・バッシーン・・・
静代は無表情で張り手を叩き込んでいくと、奈津美の顔面は鼻血と口からの出血で真っ赤になっていく。
「ふぐうっ・・あうっ・・・んああぁぁぁ・・・あんっ・・・」
足元には飛び散る血飛沫が赤く染めていくが、静代は関係ないとばかりに叩いていく。
そして、ガッツポーズで観客にアピールする静代・・・。
コーナーではグッタリとするトップレスの奈津美・・・。
静代は、勢いをつけてコーナーの奈津美のお腹にボディブローを叩き込んだ・・・
ドスッ・・
「ウゲェェェェ・・・・」
内蔵を圧迫され口から吐瀉物を撒き散らす奈津美。
更にお腹にパンチを叩き込んでいく静代。
ドスッ・・ドスッ・・
「うぐうっ・・・ううっ・・・はうっ・・・」
水で薄められた胃液などを吐き散らすと、涎を垂らしながら虚ろな目つきになっていく奈津美。
その奈津美の髪を掴んでコーナーから引き離す静代。
そして、また衝撃の必殺技プッシークラッシャーを狙って抱え上げていく。
抵抗も出来ずに抱え上げられていく奈津美。
「や・・・やめ・・・て・・・」
身体を震わせながら哀願するが、静代は無慈悲に膝を突きだして叩き付ける。
グシャ・・・
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・」
またも炸裂したプッシークラッシャー。奈津美は絶叫していく。
恥骨が粉砕されたのかと観客席からは心配する声も聞こえるが、静代はお構いなしに起こしていくと、今度はトップロープに奈津美を跨がせた。
「あうっ・・・」
トップレス姿でトップロープに跨がされていく奈津美の姿に、観客席から歓声が送られていく。
その視線の中、静代はトップロープに奈津美の股間を擦りつけるように滑らせていく・・・。
ギュ・・ギュギュ・・
「んああぁぁぁぁぁぁ・・・いやあっ!」
水着だけに包まれた股間をロープに擦られて、ゴムで覆われているロープだけに、摩擦で刺激を受けて悲鳴をあげる奈津美。
「ムフフフフッ・・・」
奈津美の痛がる様子に笑みを浮かべる静代。
その奈津美をロープから放すと、髪を掴んで起こしていく静代。
「グラビアアイドルの公開処刑・・・フフフッ・・」
静代がニヤリと笑みを浮かべると、奈津美の顎に両手を掛けて一気に吊し上げていく。
ネックハンキングツリーで吊し上げられた奈津美は、苦しさから必死に静代の手首を掴もうとする。
また苦しさからギブアップしたくても、タップも出来ずにただ苦しむだけ・・・ギブアップの言葉も発する事が出来ない・・・。
レフリーもギブアップの確認をするが、奈津美は返事を口に出来ない・・・。
『釜田っ、ギブアップ?・・・ギブアップ?』
レフリーの問いかけに涙を流しながらギブアップを哀願する奈津美。
次第に口から涎も垂れ流していく奈津美。
そして静代の手首にかけた手も力なく下がっていくと、股間から異臭を放つ液体が流れ出た・・・。
白い水着の股間部分から、異臭を放つ液体が太股を伝ってマットに水たまりを作り出していく・・・。
ここでレフリーがゴングを要請した・・・。
『カンカンカンカン・・・』
静代が放すと、奈津美の身体は糸の切れた操り人形の様にマットに叩き付けられてグッタリする。
俯せ状態で失神している奈津美の後頭部を踏みつけて片手を突き上げる静代。
静代はまだ暴れ足りないからと、次の対戦相手をリング上で待つことになるが、奈津美は担架に乗せられて控え室に戻るのであった・・・。


第18試合

マット上の吐瀉物などが処理されると、リング上では釜田奈津美を痛めつけて物足りない静代が対戦相手を待っている。
そのリングに静代の対戦相手として向かうのは、高端愛。今夜、釜田奈津美と対戦カードが組まれていたが、急遽静代のカードが増やされた為、奈津美が対戦したから愛もリングに上げられていくのであった。
リング上で待つ静代の姿に驚きを隠せない愛。
黒ビキニに黒いリングシューズ姿でのリングインする愛。ゆっくりとコーナーに向かうと、圧倒的な体格差の静代との対戦に怯えだしている。
地下プロレスでは何度も痛めつけられているだけに、愛は今夜の自分自身の役回りを理解しているのか・・・。
『青コーナー〜・・・身長153p、上から78、55、80・・・高端〜愛〜っ!』
コールを受けて一礼していく愛。
そして静代は堂々とした表情でコーナーに寄りかかる。
『赤コーナー〜・・・身長182p、上から103、82、102・・・山先〜静代〜っ!』
コールされても表情で天井を見上げている静代・・・。
そしてゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時に愛が走り込んでドロップキックを放つと、ドロップキックを連発して攻め込んでいく。
バシッ・・バッシーン・・・
フラつく静代に、愛はロープに走って勢いをつけると、ジャンピングニーパッドで果敢に攻め込む。
バキッ・・
「くっ・・・」
静代がイヤそうな表情を浮かべると、身長差があるからと勢いだとばかりに愛はロープに走る。
そしてジャンピングニーパッドを叩き込むと、静代がロープ際まで下がった・・・。
しかし静代が張り手を放つと、愛は避けてローキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
更に静代が張り手を放つが、愛は避けてはミドルキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
顔を狙っている静代の張り手が続けて避けられて、静代は怒り出す・・・。
冷静に前に出てくる静代。愛は距離を置こうと場外に逃れて距離を置くと、静代もゆっくりとリング下に降りていく。
小柄な愛だが、スピードでは愛が上回るから、静代は愛を捕まえることができなかった。
リング上に愛が先に戻ると、リング上から静代の動きを見つめている。
その愛を睨み付けてリングに戻る静代。しかしロープ際で愛がドロップキックを放つと、バランスを崩してリング下に転落してしまった。
『いいぞぉぉぉぉ・・・高端ぃぃぃぃ・・・』
『アイドルの意地を見せてやれぇぇぇぇ・・・』
観客席からは愛に対して声援が送られていくが、静代はエプロンサイドを叩いて怒っている。
静代は黒服に何か話しかけると、手にオープンフィンガーグローブを着けてもらって、顔面パンチもOKにした。
ボクシングを趣味にしている静代。流石に体格からも顔面パンチは危険と封印されての地下プロレス参戦だったが、遂に解禁する事にした静代。
リングに戻る静代に、愛は必死にサッカーボールキックなどで攻め込むが、静代は転がるようにリングに戻った。
立ち上がる静代に、愛はドロップキックを放つがダメージを与えても決定打にはならない・・・。
逆に構えて愛との距離を詰めていく静代。
愛は静代のプレッシャーにリング内を逃げ回るが、次第にコーナーに追い込まれてしまった。
シュ・・
小刻みなジャブで牽制していく静代。
コーナーに背中が当たると、逃げ場がなくなり愛に焦りの表情が・・・。
バッシーン・・・
「んああぁぁぁぁ・・・」
遂に静代の拳が愛の側頭部に当たると、愛はコーナーに吹き飛ぶ。
コーナーに寄りかかる愛に、静代はボディを数発叩き込む。
ドスッ・・ドスッ・・
「うげっ・・・うぐっ・・」
ボディを打ち込まれて動きの鈍る愛。
しかし必死に張り手を返すと、膝蹴りで抵抗を見せていく。
ドスッ・・
愛が膝が決まると流石に嫌がる静代。
しかし髪を鷲掴みにしてコーナーポストに何度も叩き付けていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
「いやああぁぁぁ・・・・」
愛が絶叫するのみ構わず、静代はコーナーポストのカバーに愛の額を叩き付けていく、何度も何度も・・・。
グッタリしてトップロープを掴む愛に、静代はお返しとばかりに膝蹴りをバストに叩き込んだ。
ドスッ・・
「ううっ・・・」
強烈な膝蹴りにコーナーに崩れ落ちる愛。
愛が崩れ落ちると、静代はコーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにしていく・・・。
そして愛の髪を掴んで起こしていくと、オシッコポーズの様に抱え上げていく。
早くもアイドル破壊の定番になりつつあるプッシークラッシャーの体勢に持ち込んでいくと、観客席からは大歓声がおきていく。
『いいぞぉぉぉぉぉ・・・待ってました!』
『本日3人目の犠牲者・・・愛ちゃんの大事なトコロを壊してやれぇぇぇぇぇ・・・』
残酷な期待をする観客達の見守る中、静代が豪快にプッシークラッシャーを仕掛けた。
ゴキッ・・・
「うぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
静代の膝が無情にも水着だけに守られた愛の股間に叩き付けられると、その衝撃に愛は絶叫した。
恥骨が粉砕されたかのような悲鳴をあげる愛。
静代が放すと、愛は両手で股間を押さえて倒れ込む。
「い、痛い・・・痛い・・・」
痛がる愛を構わず起こしていく静代。
そして、今度はボディスラムでマットに叩き付けて動きを止めると、ロープに走り込んでからギロチンドロップを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
「ああんっ・・」
身体をバウンドさせるようにして苦しむ愛。
更に跨ぐと、静代は飛び上がってヒップドロップをお腹に炸裂させた。
ドスッ・・
「ぐっ・・・ホゲェェェェェェ・・・・」
堪らず反吐を噴き上げる愛。
「コホッ・・コホッ・・・」
静代が立ち上がると、吐瀉物で顔を汚した愛は咳き込んで苦しんでいる。
その愛の顔面にペットボトルの水で吐瀉物を流して綺麗にしていく静代。
そして髪を鷲掴みにして起こしていくと、トップロープとセカンドロープに愛の両腕を絡めてから、両脚も絡めて磔状態にしていく。
「や・・・やめ・・・て・・・」
愛が呟くが、静代は拳を握りしめるとサンドバックで練習するかのように、愛の顔面を殴り始めた。
バキィィィ・・・バシィィィィ・・・
「いやあっ・・・うぐっ・・・はあんっ・・・」
小刻みに愛の顔面を襲う静代の拳。
「レ・・レフリー・・・は、反・・・反則・・・・」
レフリーに必死にアピールする愛。しかしレフリーも会場内の雰囲気からも、簡単にはロープから解放させない・・・。
唇を切って流血する愛。
するとレフリーが静代を止めて、愛をロープから解放していく。
「レフリー・・・ズルイわよ・・・こんなのって・・・」
愛はレフリーに詰め寄るが、レフリーは気にもしていない様子で続行を指示した。
『ファイト!』
その声に静代が髪を掴んでいく。
「いやああぁぁぁぁ・・・・」
堪らず悲鳴をあげる愛。
静代はコーナーに連れて行くと、金具が剥き出しになった所へ、愛の額を叩き付けた。
ゴキッ・・
「ぎゃあああああぁぁぁぁぁ・・・・」
その瞬間、リング上には愛の泣き叫ぶ悲鳴が響き渡る。
更に静代が額を叩き付けていくと、愛の額が割れて流血戦になっていく。
額が割れると、静代は割れた額をトップロープに押しつけると、そのまま擦りつけていく。
ギュ・・ギュギュ・・
「んあああぁぁぁぁぁぁぁ・・・やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・」
傷口をロープに擦りつけられて、その激痛に絶叫する愛。
必死にロープを掴んで抵抗する愛。しかし静代の圧倒的な力の差の前には、傷口を擦りつけられて絶叫するのであった。
そしてリング下に愛を転がすように投げる静代。
リング下では額を割られてグッタリする愛。
静代がリング下に降りると、愛の髪を鷲掴みにした。そして鉄柵に振って叩き付けていく。
ガッシャーン・・・
「ああんっ・・・」
鉄柵に叩き付けられてグッタリする愛。
その愛の髪を掴んで起こすと、観客席へ向けて立たせていく静代。
「ううっ・・うっ・・・」
すると、片手を突き上げてアピールすると、一気に愛のビキニを剥ぎ取った。
「いやあぁぁぁぁぁぁ・・・」
絶叫する愛。しかし愛のバストが露わになると、観客席からは歓声が起きていく。
『いいぞぉぉぉぉ・・・・愛ちゃんのオッパイ最高っ!』
剥ぎ取ったビキニは観客席に投げ込むと、観客達がビキニに群がった。
「おらあぁぁぁぁ・・・」
静代が叫ぶと、愛を鉄柵を越えて観客席に投げ込んでいく。
力なく観客席に放り出された愛。その身体に観客席から無数の手が伸びると、トップレスになっているバストを揉んだり、股間などへ手が這っていく。
「いやあぁぁぁぁ・・・さ、触らないで!・・・・いやあぁぁぁぁぁ・・・・」
観客達に弄ばれて絶叫する愛。
その隙に、静代はリングサイドに長机を用意していくと、観客席の愛を捕まえていく。
そして鉄柱に額を叩き付けた。
ゴッキーン・・・
「ああんっ・・・」
額から更に激しく血が流れ出るのも関係なく、静代はフラフラの愛を抱え上げると、場外でプッシークラッシャーを仕掛けた。
ゴキッ・・
「うぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
またも股間を激しく打ち付けられて、絶叫する愛。
半失神状態の愛を長机の上に乗せていくと、静代は片手を挙げてアピールしながら長机の上に乗っていく。
ギシ・・ギシッ・・・
長机が変な音をあげているが、静代は半失神状態の愛を長机の上でパワーボムで叩き付ける。
バッシーン・・・
堅い長机に叩き付けられて、虚ろな目でグッタリする愛。長机は何とか持っているが、静代は愛を寝かせたままエプロンサイドに移った。
そして飛び跳ねるようにしてヒップドロップを放つと、長机が豪快に真っ二つになりながら、愛の身体を押し潰した。
グシャ・・
「ふぐうっ・・・」
折れた長机と一緒にグッタリとしている愛。
静代は愛の髪を鷲掴みにして起こしていくと、場外からセカンドロープとサードロープを使って愛の両脚を絡ませると、逆さ吊り状態にしていく。
両腕をダラリと下げて虚ろな表情を浮かべている愛。額は割られて流血しているから、場外のマットに血が垂れている・・・。
その愛のお腹に、静代はサンドバックとばかりに殴りつけていく。
ボシュ・・ドシュ・・バシッ・・
「ふぐっ・・あぐっ・・・あんっ・・」
殴られては苦悶の表情を浮かべる愛。口からは水で薄められた胃液の様なものを垂れ流している。
静代がロープから足を放すと、力無くリング下で横たわる愛。
静代は観客席からパイプ椅子を手にすると、グッタリしている愛の身体に叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「ああんっ・・・」
パイプ椅子を叩き付けられて、痛さから悲鳴をあげる愛。
更に叩き付ける静代。
ガッシャーン・・・
「いやああぁぁぁ・・・」
2発パイプ椅子で叩き付けてから、リング上に戻していく静代。
リング上でグッタリする愛に、静代はパワーボムの体勢に持ち込むと、容赦なく高々とあげてマットに叩き付けた。
バシィィィィィ・・・
後頭部を激しくマットに叩き付けられて、失神してしまった愛。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィィ・・・・』
余裕のスリーカウントがレフリーによってカウントされると、ここでゴングが打ち鳴らされた。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、静代は失神してグッタリしている愛の顔面を踏みつけてガッツポーズをとると、ゆっくりとリングを後にするのであった。
負けた愛は、激しい攻めの連続で失神まで追い込まれて、身体にダメージが心配される中、リングドクターの応急処置を受けて担架で控え室に戻るのであった・・・。



第19試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビア系で売り出している椙原杏璃。
白いビキニに白いリングシューズ姿に観客の視線が集まるが、Fカップバストのそれ以上のボリュームに視線は集まった。
その杏璃の対戦相手としてリングに上がるのは、同じ事務所の乙羽。
黒いビキニに黒リングシューズ姿でリングインすると、同じ事務所同士の試合と言う事で緊張感を隠せない。
『青コーナー〜・・・身長157p、上から89、59、80・・・椙原〜杏璃〜っ!』
コールを受けて一礼する杏璃。その大きな胸が作り上げる深い胸の谷間に観客席からの視線が集まった。
『赤コーナー〜・・・身長157p、上から89、59、85・・・乙羽〜っ!』
そしてコールを受けて頭を下げる乙羽。事務所の後輩とのシングル戦に戸惑いもある様に見える。
コールが終わると、お互いがリング中央で睨み合うと、いきなり杏璃が張り手を張った。
バッシーン・・・
無言で見つめる乙羽。
すると、負けずに杏璃の頬に張り手を返すと、ここでレフリーが割って入ってゴングを要請した。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーから飛び出す杏璃と乙羽。
ビキニに包まれたバストを揺らしながら距離を詰めると、いきなり乙羽が喧嘩キックを放った。
バシッ・・
更にエルボースマッシュから、ヘッドロックで動きを止めていく。
バシッ・・
杏璃もロープに振っていくと、戻ってくる乙羽にショルダーアタックで動きを止めた。
更に至近距離からローキックを叩き込むと、水平チョップをバストに叩き込む。
グニュ・・・
「ああんっ・・・」
堪らず乙羽が悲鳴をあげると、杏璃は続けてチョップを叩き込む。
バシッ・・グニュ・・
「んあっ・・・痛いっ・・・」
痛がる乙羽。
しかしお返しとばかりに水平チョップを杏璃のバストへ返していく。
バシッ・・バシッ・・・
「くっ・・・うっ・・・」
流石に大きなバストへの打撃に杏璃も苦悶の表情。
バスト叩き合戦になっていくが、いきなり乙羽がヘッドロックに捉えていく。
しかし杏璃がロープに振ると、戻ってきた乙羽に何かを狙うが、乙羽がボディアタックを仕掛けた。
バッシーン・・・
『ワン・・・ツー・・・』
ボディアタックからフォールにいくが、杏璃は冷静に返していく。
返されると乙羽は腕を狙っていくが、杏璃がロープに足を伸ばした。
『ブレークっ・・・』
レフリーの指示で乙羽が放すと、杏璃と共に立ち上がっていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく乙羽と杏璃。
杏璃が牽制のローキックを放つと、乙羽は冷静に距離を置こうとする。同じ事務所だけに、杏璃のカポエイラは知っているところ・・・。
逆にドロップキックを放つが、杏璃が叩き落とした。
立ち上がろうとする乙羽に、杏璃は強烈なサッカーボールキックを放つが、顔面狙いの蹴りを嫌がる乙羽がガードした。
バシィィィィ・・・
ガードの上から杏璃が続けて蹴りこむと、乙羽のガードする腕が内出血して変色し始める・・・。
痛いと言う表情を浮かべる乙羽。
ガードが下がると、杏璃の強烈な蹴りが顔面を襲った。
バッシーン・・・
「ああんっ・・・」
堪らずダウンする乙羽。
その乙羽の腰にヒップドロップを叩き込んで跨る杏璃。
「いくよぉぉぉぉぉ・・・」
ピースサインみたいに指を突き上げてアピールする杏璃は、そのまま乙羽の鼻の穴に指をかけて、鼻フック状態。
そこから反らして鼻フックでキャメルクラッチを極めていく。
グイッ・・
「ふぎっ・・ふぐうっ・・」
苦悶の表情で苦しむ乙羽。
杏璃が放すと、顔面を押さえて苦しむ乙羽。杏璃は立ち上がると、乙羽の背中にストンピングを入れてから距離を置いた。
腰を気にしながらも立ち上がる乙羽。
その乙羽に、ローキックから自慢のバストへ蹴りを入れる杏璃。
自らも大きなバストを揺さぶりながら蹴りを入れていくと、観客席からは視線が集中していく・・・。
更に水平チョップをバストに叩き込んでいくと、乙羽も意地になって水平チョップを返していく。
グニュ・・グニュ・・
「あんっ・・ああんっ・・」
自慢のバストへのチョップ攻撃にはお互い苦悶の表情を浮かべるが、意地の激突の展開に・・・。
乙羽がヘッドロックに持ち込むと、杏璃はバックドロップを狙うが上手くいかない。
逆に乙羽がブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、続けてフォールした。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし杏璃が返していく。
返されると立ち上がってからストンピングを叩き込んでから、髪を掴んで起こしていく。
すると、杏璃が意地になって乙羽の顔面にグーパンチを叩き込むと、乙羽がフラついた。
その瞬間、杏璃が踏み込んでハイキックを叩き込む。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
堪らずダウンする乙羽。
俯せ状態にダウンすると、杏璃は仰向けにしてフォールする。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかし乙羽が返すと、素早く両脚を掴んでは足四の字固めを仕掛ける杏璃。
グイッ・・
「あああああああああっ・・・」
足四の字固めが炸裂すると、乙羽の口から悲鳴が漏れる・・・。
杏璃もギブアップ狙いで極めていくと、乙羽はロープに手を伸ばして必死に逃れようとする。
レフリーもギブアップの確認をするが、乙羽も必死に耐えていく。
「痛いぃぃぃぃ・・・イタアァァァァァァァ・・・」
泣きそうな声で悲鳴をあげる乙羽。
ギブアップしないからと、杏璃も技を解くと立ち上がっていくと、乙羽の動きを見つめた。
杏璃を睨みながら足を気にする乙羽。ゆっくりと立ち上がろうとすると、杏璃が踏み込んでバストへサッカーボールキックを叩き込んだ。
グニュゥゥゥゥ・・・
「んあぁぁぁぁぁ・・・」
バストへの強烈な蹴りに悲鳴をあげる乙羽。
膝をつく乙羽に、杏璃は続けてバストへのサッカーボールキックを放った。
バシィィィィ・・・
「ああんっ・・・」
バストを押さえて崩れ落ちる乙羽。
杏璃は片手を挙げて観客にアピールすると、乙羽の両足を抱え込んだ。
そしてステップオーバーして逆エビ固めを炸裂させた・・・。
グイッ・・
「あああああああああああぁぁぁぁ・・・」
乙羽が全身に走る激痛に絶叫する。
杏璃はギブアップ狙いで腰を落とすと、乙羽の後頭部にヒップが当たるような角度まで極めていく。
泣きそうな声でロープに手を伸ばす乙羽。
レフリーもギブアップの確認をするが、必死で耐える乙羽。
少しずつロープに近づくが、まだ距離があり苦しい展開・・・。
ビキニからバストが飛び出しそうになるが、構わずロープに手を伸ばしていく乙羽。
ギブアップしないからと、杏璃は技を解いてから距離を置いた。
そして乙羽が立ち上がろうとすると、容赦ない顔面へのサッカーボールキックを叩き込んだ。
バシィィィィィ・・・
「あうっ・・・」
これには乙羽はグッタリと俯せ状態でKO状態に追い込まれるが、レフリーは試合を止めない。
杏璃は戸惑いながらも、KO状態の乙羽の髪を掴んで起こそうとするが、サッカーボールキックで意識を朦朧としてグッタリして中々起こせない。
やっと起こすと、体重を乗せてDDTを炸裂させた。
バッシーン・・・
マットに叩き付けられて完全にKO状態の乙羽。
虚ろな目で天井を見上げる乙羽に、杏璃は巨乳対決と言う事で、ロープに走って勢いをつけると、バストに勢いのあるエルボードロップを落としてフォールした。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィィ・・・・』
余裕のスリーカウント。ここで杏璃の勝利が決まった。
『ただ今の試合、椙原杏璃の勝利となりました!』
リングアナのコールに、事務所の先輩に完全勝利した杏璃はガッツポーズで観客席の応援に応えるのであった。




第20試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの山先真実。
新体操で鍛えた身体を白いビキニ、白いリングシューズでの登場。リングインすると観客席に一礼してコーナーに進んだ。
その対戦相手としてリングインするのは、グラビアアイドルとして人気の杉元有美。真実と同じく白いビキニに白いリングシューズ姿でのリングインで、観客席に一礼してからコーナーに進んだ。
お互いが睨み合う展開になるが、激しい試合が期待される雰囲気に観客席も盛り上がりを見せている。
『青コーナー〜・・・身長169p、上から84、59、87・・・山先〜真実〜っ!』
コールを受けて身体を動かしながら片手を挙げる真実。
『赤コーナー〜・・・身長167p、上から82、58、85・・・杉元〜有美〜っ!』
そしてコールを受けると、黙ったまま片手を突き上げていく有美。
女祭りだけあって、お互いの女として意地の激突がリング上で展開されるのかと、観客席からも歓声がおきていく。
『カァーン!』
ゴングが鳴らされると、まずは距離を置いていく真実と有美。
真実はガードを固めて距離を詰めようとすると、有美はローキックで牽制して距離を置く。
有美のローキックを見て、真実は踏み込んでローキックを放った。
バシッ・・
フットサルの試合で蹴りを、新体操では身体を鍛えているだけあってローキックにも伸びと威力がある真実の蹴り。
一瞬イヤな表情を浮かべる有美。しかし有美も負けずにローキックを返す。
バシッ・・
有美のローキックに、真実は距離を詰めて張り手を叩き込む。
バッシーン・・・
「うっ・・」
一瞬動きが止まる有美。
負けずに真実の頬に張り手を返すと、お互いが張り手を叩き合う展開になっていく。
バッシーン・・・バッシーン・・・
張り手合戦に観客席が盛り上がっていく中、真実も有美も口の中を切ったのか血飛沫をあげての頬のたたき合いになっていく。
嫌がるように有美が膝蹴りで距離を置こうとすると、真実も膝を返していく。
距離を置くと、お互いが口を気にしているが、構えたまま距離を詰めていく展開へ・・・・。
有美がローキックからミドルキックと蹴りを連発すると、真実は距離を詰めて張り手を叩き込む。
バシィィィ・・・
更に首相撲に持ち込むと、膝蹴りをボディに叩き込んでいく展開へ。
ドスッ・・
「うっ・・・」
膝蹴りに動きが止まる有美。
更に真実が首筋にエルボーを叩き込むと、首投げでマットに投げ飛ばした。
バッシーン・・・
マットに叩き付けられてダウンする有美を、真実は組み付くようにヘッドシザースで締めあげていく。
グイッ・・
「ううっ・・んぐぐっ・・・」
真実の鍛えられた脚が締め上げていく。
有美は両脚をバタバタとさせて藻掻き苦しむが、真実は簡単には逃がさない。
苦悶の表情の有美。レフリーもギブアップの確認をするが、必死に耐えていく。
ブリッジなどで抵抗するが、真実も表情を強張らせながら締め上げていく。
『ギブアップ?・・・杉元ギブ?』
レフリーが確認するが、有美は必死に耐えていく。
しかし締め上げられ続けると、ダメージが確実に身体に刻み込まれていく有美。
真実もギブアップ狙いか締め上げていくと、有美はロープに逃げようとするが、なかなか届かない。
仕方なく真実が技を解くと、有美は首を押さえながら立ち上がろうとする。
すると、狙った様に真実がバストへ強烈なサッカーボールキックを叩き込むと、動きの止まって有美の背中にも蹴りを叩き込む。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
四つん這い状態の有美。
髪を掴んで起こしていく真実は、ヘッドロックで締め上げていく。
バックドロップで返すことも出来ない有美は、そのまま締め上げられて苦しむが、ゆっくりとロープに逃れていくと、何とかロープに手を伸ばした。
『ブレークっ・・・』
レフリーがロープだからと二人を離すと、有美が張り手で前に出た。
バッシーン・・・バッシーン・・
続けて叩き込まれる張り手に一瞬怯む真実だが、膝蹴りで牽制して距離を置いてから、ローキックで攻め込む。
バシッ・・
「あうっ・・」
ローキックを嫌がる有美。
負けずとローキックを放つと避けられて、逆にローキックを叩き込まれる有美。
バシッ・・バシッ・・
ローキックの連発に脚が変色していく有美。ダメージも溜まってきているのか、動きが鈍くなっている。
動きが鈍くなったからと、真実が組み付いてフロントスリーパーを極めると、続けてDDTでマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
「ああんっ・・・ああっ・・」
脳天をマットに叩き付けられてグッタリする有美。
俯せになっていると、真実はゆっくりと後頭部にギロチンドロップを叩き込んで、仰向けにしてフォールした。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし有美が返すと、真実はマットに座らせたままスリーパーで締め上げると、グラウンドに移行してアナコンダスリーパーで締め上げていく。
グイッ・・
「んんっ・・んぐ・・・」
喉元を腕で締め上げられて、ウエストラインは太股で締め上げられて苦しい有美。
真実も失神に追い込むつもりか、揺さぶり掛けていく。
口から涎を垂らし始める有美。しかしレフリーのギブアップの確認には拒んでいるので、意識は保っている様子・・・。
虚ろな目で手を伸ばす有美。
『ギブアップ?・・・杉元っ、ギブアップ?』
レフリーがギブアップか確認するが、有美はギブアップせずに耐えていく。
すると、真実が技を解いてから立ち上がった。
有美はアナコンダスリーパーのダメージから立ち上がれないと、レフリーがダウンカウントを数え始めた。
『ワン・・・ツー・・・スリー・・・フォー・・・ファイブ・・・シックス・・・セブン・・・エイト・・・ナイン・・・』
フラフラしながら立ち上がる有美。レフリーにファイティングポーズをとって続行の意志を表すと、レフリーが続行を告げた。
『ファイト!』
フラフラしている有美に、真実はゆっくり近づくと、ローキックで下から攻めた。
バシィィィ・・・
更にローキックが炸裂する。
バシィィィ・・・
「くっ・・・」
苦悶の表情を浮かべる有美。
更にローキックで攻めていく真実。
バシィィィ・・・
ローキックがダメージを与えていき、有美がバランスを崩すと真実は狙っていた。
バシッ・・
真実はハイキックを叩き込んでいくと、有美は力なくマットに崩れ落ちた。
俯せ状態で倒れている有美に、真実は両腕をクロスさせる様にして、極楽固めで締め上げた。
グイッ・・
締め上げられて苦しい有美。泣きそうな表情で耐えていく。
真実はギブアップ狙いで揺さぶりかけるが、ギブアップしない有美を痛めつけていく。
レフリーのギブアップの確認にギブアップせずに耐えていく有美。
仕方なく真実が技を解いてから、立ち上がってストンピングを叩き込んでから起こしていく。
足元がフラフラしている有美に、真実はバックドロップでマットに叩き付ける。
バッシーン・・・
大の字状態になる有美の髪を鷲掴みにして起こすと、続けてバックドロップで投げつける真実。
バッシーン・・・
四肢を脱力して抵抗できない有美。
その有美に、真実は片手を挙げてアピールしてからマウントポジションを取ると、一気に顔面に張り手を叩き込む。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・バシッ・・
続けて叩き込まれていく強烈な真実の張り手。
ガードも出来ずに頬などに張り手を叩き込まれていく有美。
口の中が更に切れて口の周りが赤く染まっていく有美に、真実は容赦なく叩いていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
一方的になってきたところで、レフリーは試合を止めた・・・。
『ストップ・・ストップ・・』
レフリーに止められて真実が張り手を止めると、張り手の連発に涙目の有美はグッタリしていると、レフリーがダウンカウントを数えだした。
『ダウン・・・・・・ワン・・・ツー・・・スリー・・・フォー・・・ファイブ・・・シックス・・・セブン・・・』
ゆっくりと立ち上がろうとする有美。カウントは続く・・・。
『エイト・・・ナイン・・・・テ・・・』
ギリギリで有美が立ち上がると、レフリーが続行させた。
『ファイト!』
容赦なく距離を詰めてローキックを放つ真実。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
ローキックを受けてフラつく有美。
更に真実がローキックを放つと、有美は崩れ落ちるようにダウンする。
レフリーも有美の様子をチェックするが黙っていると、真実は髪を鷲掴みにして起こした。
そしてコーナーに押し込んでいくと、水平チョップを喉元に叩き込んでから、ヘッドロックの体勢に持ち込んだ。
そして前に走り込む様にしてブルドッキングヘッドロックを炸裂させると、ゆっくりとフォールした。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかしギリギリで有美が固め浮かせると、レフリーのカウントが止まり真実も驚く。
返されて驚いた真実だが、有美を起こしていくとスリーパーを狙うが有美が藻掻くようにロープに逃れた。
『ロープ・・・』
レフリーが離すと、有美はロープを掴みながら呼吸を整えていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に真実は距離を詰めると、いきなり有美が飛び込む真実にトラースキックを放った。
バシィィィ・・
「くっ・・・」
トラースキックを受けて動きの止まる真実。
しかし有美も攻められ続けたダメージでその後が続かない。
すると、真実がフラつきながらも組み付いていく。
踏ん張りながらスープレックス気味に投げに行くと、形が崩れるがグラウンド状態に持ち込んだ。
苦しそうな表情を浮かべる有美に、真実が上になっていく。
密着状態から、ゆっくりと喉元に腕を押し当ててギロチンチョークを仕掛けた真実。
「んぐっ・・・んんっ・・」
喉元をギロチンチョークで押し潰されて苦しむ有美。舌まで出し始めて相当苦しそう。
更に真実が体重を乗せて押し潰していくと、有美の手が激しく真実の身体を叩いた。
『カンカンカンカン・・・』
ここで有美のギブアップが確認されて真実の勝利が決まると、レフリーが真実の手を挙げていく。
『勝者、山先真実っ!』
レフリーに手を挙げられて笑顔を浮かべる真実は、手を下げると有美の様子を気遣った。



第21試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングに進むのは、グラビアアイドル熊多曜子。黒ビキニに黒リングシューズのストロングスタイルでの気合いの入ったリングコスチュームでリングインすると、自慢のFカップバストを揺らしながら観客席に向かって頭を下げた。
グラビアアイドルのワンナイトトーナメントでは黒船リアンディゾンを破って優勝するなど、実力を上げてきている曜子。
その曜子の対戦相手としてリングに上がるのは、キャンギャルやモデル、そして女優とステップアップを果たしてきた藤原紀華。胸の谷間が強調された白いワンピース水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、片手を挙げて観客にアピールしてコーナーに進んでいく。
曜子は紀華とは地下プロレス参戦して2戦目でシングル戦で当たっているが、当然ながらの完敗・・・更に乱入した山口誉子の有刺鉄線竹刀で流血させられてまでいた・・・。
しかしあれから時間は流れて、成長した曜子がベテラン紀華との試合をどう組み立てるのか・・・注目が集まるリング上ではリングアナのコールが始まった。
『青コーナー〜・・・身長164p、上から92、56、88・・・熊多〜曜子〜っ!』
まずは曜子がコールを受けると、曜子は片手を挙げて観客席にアピールした。反対コーナーでは紀華が曜子を睨み付けている。
そしてリングアナが紀華をコールした。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から88、60、89・・・藤原〜紀華〜っ!』
コールを受けると片手を挙げて曜子に近寄る紀華。
曜子もリング中央に進むと、早くもゴングが鳴る前から睨み合っては、火花を散らしていく二人。
レフリーがルールの説明をしていくが、紀華と曜子の視線は火花を散らしていくリング上。
そしてレフリーが二人をコーナーに戻すと、ここでゴングが要請された。
『カァーン!』
そしてゴングが鳴らされると、まずはコーナーから飛び出す曜子と紀華。
リング中央で距離を置いて睨み合いから始まると、お互いが手を出さずに円を描くように動いていく両者。
観客席もファーストコンタクトを見逃さないようにと、黙ったままリングの曜子と紀華を見守った。
紀華はガードを上げてアップライトで格闘技スタイルで構えていくと、曜子はガードを下げてプロレススタイルで距離を保っていく。
黒ビキニに包まれたバストを揺らしながら距離を保つ曜子。
対して紀華も見事な胸の谷間を見せつけながら距離を保つと、観客席では二人のバストにも視線を送っている。
曜子がドロップキックを狙おうとするが、紀華も距離を保って簡単には入らせない。
睨み合いが続くリング上。
紀華は牽制の意味で軽くローキックを放つと、曜子は距離を保っては避けた。
続けて紀華がローキックを放つと、曜子は避けてから素早くローキックを返した。
しかし紀華も脚を浮かせてガードすると、素早くミドルキックを放った。
バシッ・・
脇腹に蹴りを受けて苦しい曜子。
しかしドロップキックを放つと、紀華を真正面から捉えてダウンを奪った。
紀華が素早く立ち上がると、曜子も立ち上がってタックルを仕掛けるが、紀華もフロントスリーパー気味にキャッチする。
その紀華をロープ際に押し出していくと、レフリーがロープと二人を離した。
『ブレーク・・・』
距離を置いて呼吸を整える二人。
紀華が小刻みにジャブ気味に牽制して距離を詰めると、曜子はタックルを仕掛けようとする。
しかし組み合わず、紀華がローキックを放って曜子の動きを止めた。
バシッ・・
ローキックを受けてもタックルを仕掛けた曜子。
胴タックル気味に組み付かれていく紀華は、冷静にロープに逃れる様に下がっていくと、レフリーがロープとばかりに曜子を離した。
距離を置いた二人だが、いきなり曜子が飛び込んでドロップキックを放った。
バッシーン・・・
「くっ・・・」
紀華がダウンすると、曜子が素早く立ち上がって起き上がる紀華の顔面にドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「ああんっ・・・」
顔面へのドロップキックに動きの止まる紀華。
曜子は髪を掴んで起こすと、ヘッドロックで締めていく。
グイッ・・・
苦し紛れに紀華が曜子をロープに振ってヘッドロックから逃れると、曜子はロープに戻ってくるとジャンピングニーパッドを叩き込んだ。
バキィィィィ・・・
顎に膝を受けて大の字にダウンする紀華。
素早く曜子がフォールすると、レフリーにカウントを要求した。
「レフリー、フォール!」
『ワン・・・ツー・・・』
しかし紀華も負ける訳にはいかないとばかりに、曜子を返していく。
返されるとスリーパーでスタミナを奪おうと締め上げる曜子。
グイッ・・
「くっ・・・んんっ・・・」
曜子にスリーパーで攻め込まれて、苦悶の表情を浮かべている紀華。
水着の胸元から見える胸の谷間には、早くも汗が流れ落ちている紀華に、自慢のバストを背中に押しつけながら締めていく曜子。
『ギブアップ?・・・ギブアップ?』
レフリーがギブアップの確認をするが、紀華は手を振ってはギブアップを拒んでいく。
少しずつロープに逃れようと身体を動かしていく紀華。
曜子もスタミナを少しでも奪おうと締めていくが、紀華の長い脚がロープに届いた・・・。
『ブレーク・・・』
レフリーがロープだからと曜子に放すように指示すると、曜子はスリーパーを解いて立ち上がった。
マットに座る体勢で呼吸を整える紀華に、曜子は背中にサッカーボールキックを放った。
バッシーン・・・
「おらあぁぁぁ・・・」
「ああんっ・・・」
気勢をあげて蹴っていく曜子。
観客席が盛り上がっていくと、曜子は続けて紀華の背中にサッカーボールキックを叩き込んでいく。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
苦しそうな紀華。
更に紀華のバストへサッカーボールキックが炸裂した。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
堪らずバストを押さえてダウンする紀華。
苦悶の表情を浮かべて、バストを押さえて動きの止まる紀華に、曜子はヒップへもサッカーボールキックを叩き込むと、髪を掴んで起こしていく。
紀華もお腹にパンチを入れて抵抗するが、曜子は必死にDDTを炸裂させると、紀華が大の字にダウンする。
苦しそうな紀華に、曜子は脚を抱え込んでフォールしていくと、レフリーにカウントを要求した。
「レフリーカウント!」
曜子の要求に急いでカウントを数えるレフリー。
『ワン・・・ツー・・・ス・・・』
しかし紀華も負けずに返すが、表情には焦りと疲れの色が見え始めた。
曜子が立ち上がると、紀華は転がるようにロープに逃れてそのままリング下に転がり落ちていく。
リング上では曜子がビキニを直していると、リング下では紀華が呼吸を整えながら曜子の動きを見つめた。
しばらくして、リングサイドを紀華が歩き出すと、リング上では曜子が構えて牽制する。
紀華がサードロープに手を掛けると、襲いかかる様に牽制する曜子。
なかなかリングに戻れない紀華に、レフリーが曜子をロープから離していくと、リングに戻った紀華。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める紀華と曜子。
距離が詰まると、曜子がローキックを放った。
バシッ・・
「くっ・・」
蹴られて苦悶の表情を浮かべる紀華だが、距離を詰めると曜子の顔面に強烈な掌打を叩き込んだ。
バシッ・・
いきなり顔面へ掌打を受けてフラつく曜子。更に左右の掌打で流れを変えようとする紀華。
バシッ・・バシィィィ・・・
掌打の連打にフラつく曜子。紀華は続けて首相撲に持ち込むと、強烈な膝蹴りをボディに叩き込む。
ドスッ・・
「うっ・・・うううっ・・・」
膝蹴りを受けると悲鳴をあげて背中を丸めて苦しむ曜子。
流れを変えたと思った紀華は、続けて膝蹴りを叩き込むと、曜子は膝をついてダウンした。
その曜子の髪を掴んで起こしていく紀華は、観客席に向かって片手を挙げてアピールすると、一気に卍固めで曜子の身体を締め上げた。
グイッ・・・
「んあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげる曜子。紀華の身体が密着して、お互いが素肌に汗を浮かばせながらも必死になっている。
「ギブアップしなさいよ、熊多っ!」
紀華が叫ぶと、観客席からもギブアップコールが起きていく。
『ギブアップ・・・ギブアップ・・・ギブアップ・・・』
しかし膝蹴りでダメージの大きい曜子も、必死に耐えていく。
レフリーも曜子にギブアップの確認をするが、曜子はギブアップしない・・・。
「ノォォォォォ・・・ノォォォォォォ・・・・」
汗だくになりながら耐える曜子に、少しずつ汗で滑り出して技が崩れ出すと、紀華は技を外した。
四つん這いでグッタリと呼吸を荒くする曜子に、紀華は狙ったようにヒップにサッカーボールキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
蹴りを受けて曜子の表情が苦痛に歪む。堪らずロープに逃げる曜子。紀華は距離を置いていく。
ロープを掴んで立ち上がる曜子は、紀華との距離を見ながら構えた。
今度は紀華がミドルキックを放つと、曜子は苦悶の表情を浮かべながらもキャッチした。
そして押し込むようにグラウンドに持ち込んでいくと紀華が倒された。
曜子がマウントポジションを奪おうとするが、紀華も苦し紛れに蹴りを放つと、曜子の側頭部を捉えた。
バッシーン・・・
「あんっ・・」
蹴りを受けてフラつく曜子は、そのまま崩れるように紀華に抱きついていく。
紀華がブリッジから放そうとするが、曜子は腕を滑らせてギロチンチョークを狙う。
グリッ・・
「くっ・・・」
蹴りのダメージから返す事が出来ると思っていた紀華だったが、曜子が意地になって押さえ込む。
ギロチンチョークが極まると、紀華の表情が苦悶に歪む。
両足をバタバタさせながら逃れようと藻掻く紀華。
曜子は自慢のバストを押しつけながら体重を乗せていくと、紀華は苦しくなっていく・・・。
レフリーも紀華にギブアップの確認をするが、紀華は耐えてロープに逃れようと必死。
『ブレークっ・・・』
何とかロープに逃れた紀華。レフリーの掛け声に曜子が技を解くが、曜子も呼吸を乱しているが、紀華も苦しそうな表情を浮かべている。
『ファイト!』
お互いが立ち上がると、いきなり曜子が張り手を叩き込む。
バッシーン・・・
「負けるかぁぁぁぁ・・・」
気勢をあげた曜子の一撃にフラつく紀華。
しかし負けずに張り手を返した。
バッシーン・・・
「おらあぁぁぁぁ・・・」
紀華の張り手にフラつく曜子。しかし意地でダウンせずに踏ん張った。
バッシーン・・・バッシーン・・・
そして激しい張り手合戦になっていくと、お互いが意地になって相手の頬を思いっきり叩いていく。
女優とグラビアアイドルの激しい叩き合いに大歓声がおきると、リング上では口の中を切って血飛沫をあげながら叩き合い曜子と紀華。
白い水着に赤い点が飛び散る程の激しい張り手合戦・・・すると、紀華が掌打気味に顎に叩き込む。
バシィィィィ・・・
「あうっ・・・」
これは効いたのか、曜子の目が虚ろになってフラついていく。
紀華はチャンスとばかりに組み付いて膝蹴りをボディに叩き込むと、曜子は堪らずダウンした。
しかし紀華の足に組み付くと倒しに行くが、紀華も上からチョップやパンチで背中を叩いていく。
縺れ合うからとレフリーが試合を止めると、二人を離した。
『ブレーク・・・』
離されると、苦しそうな表情を浮かべる紀華と曜子。
距離を置くが、お互いが手を出さない展開になるが、曜子が何かを狙っている様子。
そして曜子がタックルを仕掛けるが、疲れからスピードがないから紀華がフロントスリーパー気味にキャッチにいく。
首を抱え込まれても押し込んで倒した曜子。
サイドポジションを奪うと、膝蹴りをボディに叩き込んで紀華の動きを止めていく。
ドスッ・・
「うぐうっ・・・ううっ・・」
膝蹴りをボディに叩き込まれて苦しい紀華。
更に曜子が馬乗り状態になっていくと、激しい張り手の連発を叩き込んでいく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
曜子の激しい張り手に紀華が嫌がるように藻掻くが、曜子は勝負を賭けるように叩き込む。
鼻血も噴き出して苦しい紀華。鼻で呼吸が出来なくなると、更にスタミナ面で危なくなっていく・・・。
そして曜子が叩くのを止めて髪を掴んで紀華を起こすと、片手を挙げてアピールした。
「いくぞぉぉぉぉぉ・・・・」
曜子のアピールに観客席が盛り上がると、膝蹴りを入れてからパイルドライバーを狙っていく。
しかし紀華も踏ん張っていくと、曜子は逆さの体勢に持ち込めない。
逆に投げていく紀華。
バッシーン・・・
背中からマットに叩き付けられて苦しい曜子。
紀華が立ち上がると、フラつきながら立ち上がる曜子の顔面にハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
ハイキックを受けて崩れ落ちるようにダウンする曜子。
俯せ状態でダウンした曜子に、紀華は両脚を掴んで逆エビ固めを仕掛けると、曜子は激痛に悲鳴をあげる。
グイッ・・
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・痛いぃぃぃぃぃぃ・・・・」
紀華が腰を落としていくと、曜子の身体がCの字に極められては激痛に全身を襲われていく。
必死にロープに逃れようと手を伸ばす曜子だが、ロープまで距離があり苦しい状態。
ビキニだからと、手を伸ばすと乳房が飛び出しそうになるが、曜子は構わずロープに手を伸ばした。
『おおおおっ・・・』
観客席から歓声がおきる中、曜子の乳房がビキニから飛び出した。
しかしロープには手が届かないと、悔しそうな表情を浮かべる曜子。
紀華は更に極めていくと、紀華のヒップが曜子の後頭部につくのではと言うエグイ角度になっていく・・・。
「いやああぁぁぁぁ・・・」
逆エビ固めのダメージに泣き出してしまう曜子。ロープまで逃れられずにタップした・・・。
曜子のギブアップにレフリーが試合を止めてゴングを要請・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの音に紀華が技を解くと、曜子は腰を押さえてグッタリしている。
『ただ今の試合、藤原紀華の勝利となりました!』
勝利した紀華は、試合には勝ったが座り込むと苦しそうな表情を浮かべているのが、この試合が接戦だったのを意味していた・・・。
また、負けた曜子は紀華を苦しめた事によりグラビアアイドルの中では評価を上げたとも言える試合だったが、2008年を締める試合として相応しい内容に観客席からも拍手が送られていくのであった・・・・。

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