2014女祭り

『ただ今より、2014女祭りを開催致します!』
リングアナのコールに観客席が盛り上がると、真っ暗な会場内にスポットライトに照らされる花道。
その花道を通ってリングに進む多くの影、そう今夜のトーナメントに出場する選手達だった。
『選手入場っ!』
まずはスレンダー級に出る香理奈を先頭に、伊藤美咲、篠多麻理子、霧谷美玲、鈴本ちなみ、澤尻エリカ、黒樹メイサ、長澤まさみ、滝澤沙織、山元美月、笹木希、北側景子、末広涼子、真鍋かおり、掘北真希、宮澤セイラがジャージ姿でリングに上がると、観客席からの歓声を浴びている。
そしてスレンダー級に出るタレント達がリングを降りると、続けてグラビア級になると、杉元有美を先頭に佐野雛子、掛居美和子、児嶋陽菜、小嶋瑠璃子、犬塚詩織、山木彩、大嶋優子、椙原杏璃、磯山紗耶香、河村ゆきえ、大野ののか、背山麻理子、原幹絵、新居恵理那そして良樹りさがリングに上がると、歓声をがあがる会場内。
そして無差別級になると、先頭は米蔵涼子、左藤江梨子、熊多曜子、岩先名美、山先真実、川岸舞彩、市河由衣、大池栄子、田仲みな実、石河梨華、前多敦子、吉澤明歩、、荒垣結衣、加東綾子、猪上和香、藤原紀華とリングに上がると、観客席が盛り上がっていく。
そして全員がリングで観客席に向かって挨拶を終えると、早速リングアナのルール説明などが始まった。
『2014女祭りの試合ルールの説明を行います!・・・トーナメントについては、初となりますが無差別級、スレンダー級、グラビア級に別けて行います。試合についてはプロレスルールに準じますが、今回より女祭りは「華激ルール」を採用いたします。これは地下プロレスで過激な試合をとのコンセプトのもと、華あるタレント達が激しくから華激ルールと名付けました。素手による顔面パンチ、オープンフィンガーグローブを使っての顔面パンチと、顔への攻撃がグローブの有無に関係なく認められます。また倒れた相手の顔面などへの踏みつけなども認められます。勝敗はスリーカウント、ギブアップ、レフリーストップ、ドクターストップなどになります。凶器攻撃はレフリーに止められるまでは認められます。また場外ではカウントはありません。水着剥ぎについては反則負けになる事はありません。』
ルール説明に歓声が大きくなる会場内。
『では、第1試合第1回戦を行います!』
リングアナのコールにリングに上がるのは、スレンダー級の霧谷美玲と北河景子。
美玲は黒ビキニに黒いリングシューズ、オープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。景子は白い競泳水着に白いリングシューズ姿。初めての地下プロレス、それもトーナメントでのデビュー戦と言う事で緊張を隠せない景子。
『スレンダー級第1回戦第1試合・・・青コーナー〜・・・身長164p、上から78、57、83・・・25歳・・・霧谷美玲〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする美玲。スレンダーボディながらビキニの似合う美玲に視線が集まると、続けてコールは続けられていく。
『赤コーナー〜・・・身長160p、上から75、53、81・・・28歳・・・北河景子〜っ!』
コールを受けて一礼していく景子。しかし視線が落ち着かず、緊張感に動きがぎこちない様子。
そしてレフリーのルール説明が終わると、コーナーに別けられていく美玲と景子。
美玲は気合いが入っている様子。景子は落ち着かない中、女祭り最初の試合が始まった・・・。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーから飛び出す美玲。
景子は戸惑った表情でコーナーから歩み出ると、美玲が早くもジャブから距離を詰めた。
バシッ・・
「イタっ・・」
顔を殴られて堪らず声を漏らす景子。
続けて美玲が左右のパンチから、膝蹴りを放っていくと、景子のボディを膝が抉った。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
苦悶の表情を浮かべて動きを止める景子。
美玲は構わず顔面狙いのパンチを叩き込むと、景子は嫌がるようにロープ際に逃れた。
しかし美玲がパンチを叩き込んでいくと、景子も張り手を返すも次第にコーナーに追い込まれていく。
必死に張り手を放つも、美玲がガードしてから殴りつけていく。
バシッ、バシッ・・
手数が多くなっていく美玲。しかし一発の重さがないから、景子は殴られ続けていく。
涙目で耐えていく景子。殴り返そうとしても、打撃系の練習をしていないのか、拳も握りしめられない・・・。
容赦なく美玲が殴りつけていくと、鼻などに当たって鼻血を噴き出していく景子。
美人女優の流血に観客席が盛り上がると、呼吸を苦しくした景子も必死に張り手を返したり、蹴ったりする。
ビキニ姿の美玲は、構わず殴りつけていくと景子の白い水着に血が垂れて痛々しい展開になっていく。
コーナーを背に必死に叩き返す景子。その景子を容赦なく殴りつける美玲。
美玲もトーナメントで上位に行こうと必死になっているが、重さのないパンチだけに痛々しい展開が展開されていた。
更に美玲は首相撲の体勢に持ち込むと、膝蹴りをボディへ叩き込んだ。
ドスッ・・
「うぐっ・・」
膝蹴りを受けて苦しむ景子。
身体をくの字にして苦しんでいると、美玲は髪を掴んで顔面に膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキッ・・
鈍い音がリングに響くと、景子がグッタリとマットに崩れ落ちた。
両手で膝蹴りを受けた部分を押さえ込んで痛がる景子。
美玲は容赦なく、ノーガード状態の景子の顔面狙いのサッカーボールキックを叩き込むと、グッタリする景子にストンピングを連打したところで、レフリーが試合を止めるのであった。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、ここで美玲の勝利が決まった。
『勝者、霧谷美玲っ!』
まさに一方的な試合展開での勝利の美玲。
負けた景子はリングドクターに処置を受けているも、プロレスマッチと聞いていた様子で、喧嘩マッチは考えていなかったのか、呆然としているのであった。
美玲が景子に握手を求めるも、景子は睨み付けて応じなかった。
仕方なくタオルで汗を拭きながら美玲はリングを降りると、2回戦に駒を進めたのであった。



第2試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの小嶋瑠璃子。黒いスポーツビキニに黒いリングシューズ、そしてオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。早くも歓声を浴びていく瑠璃子。
その瑠璃子の対戦相手としてリングインするのは、人気グループアキバ48の山木彩。デビュー戦で大嶋優子に勝利しての女祭り参戦。今夜は白いビキニに白いリングシューズ姿でリングに上がると、プロレススタイルをアピールしていく彩。
『第2試合・・・グラビア級第1回戦第1試合・・・青コーナー〜・・・身長157p、上から81、57、85・・・21歳・・・小嶋瑠璃子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする瑠璃子。グラビアアイドルの敵とも言えるアキバのメンバーとの対戦だけに、気合いが入っている様子。
『赤コーナー〜・・・身長155p、上から86、57、86・・・21歳・・・山木〜彩〜っ!』
そしてコールを受けて一礼していく彩。売れっ子グラビアアイドルとの対戦に、気合いを入れていく彩。
気合いの入るリング上。レフリーは2人にルールの確認などをすると、コーナーに別けていく。
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時に素早く距離を詰めていくのは瑠璃子。
彩はコーナーからゆっくり出るも、瑠璃子が迫ってきたのでコーナーから回るようにリングを動いた。
まずは瑠璃子がローキックを放つと、彩が上手く避けていく。
彩が避けると、観客席からは歓声があがったが、瑠璃子の視線が鋭くなった。
今度は左右のジャブからミドルキックと前に出る瑠璃子。
バシィィィ・・・
ミドルキックを脇腹へ受けて苦悶の表情を浮かべる彩。
しかし負けずにミドルキックを返すと、観客席からは歓声があがっていく。
更にエルボースマッシュを叩き込むと、続けて水平チョップと攻めてから強引にヘッドロックに持ち込んだ。
グリッ・・
「くっ・・・」
ヘッドロックで締め上げられて苦しむ瑠璃子。
彩も重心を落として反撃させないようにして締めていくと、瑠璃子は身体を密着させていくも、投げる事も振る事も出来ずに苦しい展開。
攻める彩の額には、早くも汗が浮かび上がると、ビキニの布地も湿りだしていた。
そして走り込むようにブルドッキングヘッドロックを仕掛けると、歓声に包まれながら素早く瑠璃子のバックを取っていく。
俯せ状態の瑠璃子のバックを取って、何か仕掛けようとする彩。
ビキニに包まれたバストを瑠璃子の背中に押しつけながら、一気にキャメルクラッチを仕掛けた彩。
グイッ・・
「ううっ・・ううううっ・・」
彩が激しく揺さぶると、瑠璃子は両足をバタバタさせて痛がっている。
彩もギブアップ狙いで揺さぶるも、瑠璃子も必死に耐えていくリング上。
少しずつロープに逃れようとする瑠璃子。
スタミナの消耗が気になるも、必死に逃れようとする瑠璃子に、彩が技を解いて立ち上がると、腰などへストンピングを叩き込む。
バシッ、バシッ・・
堪らず転がるようにロープに逃れた瑠璃子。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが彩を止めていくと、瑠璃子は水着を直しながら立ち上がっていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める彩と瑠璃子。
距離が詰まると、彩が素早くタックルを仕掛けると、瑠璃子がパンチで応戦するも、彩が殴られながらも組み付いた。
そのままテイクダウンを奪いたい彩だったが、瑠璃子も踏ん張って倒れないと、逆に膝蹴りをボディに叩き込む。
ドスッ・・
「うっ・・」
膝蹴りを受けて力が抜けたのか、瑠璃子が押し返すと、一気に膝蹴りを叩き込んでいく。
ドスッ、ドスッ、ドスッ・・・
「うっ・・うううっ・・・」
彩の呻き声の様な悲鳴がリングに響くと、瑠璃子は顔面へ一気にパンチを叩き込む。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔へのパンチの連発に嫌がるように距離を置こうとする彩。
しかし瑠璃子が追いかけるように殴りつけると、必死にガードしていく。
ガードする彩に胴タックル気味に組み付いていく瑠璃子は、上手くテイクダウンを奪っていくと、藻掻く彩から馬乗りの体勢を奪うと、一気に顔面へパンチを落としていく。
バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面への容赦ないパンチの連打に藻掻き苦しむ彩。
地下プロレスの経験の差からも、彩は殴られて痛がっていると、瑠璃子は鼻などを狙ってハンマーパンチを落としていく。
ゴキッ・・
彩の身体がビクンとすると、鼻から出血していく。
涙目になって抵抗する彩に、瑠璃子はハンマーパンチを顔面へ落としていくと、彩の顔面が腫れだしていく。
必死にブリッジなどで逃れようとする彩。瑠璃子はその動きを利用すると、俯せ状態にしていくと、バックマウントから脇腹などへもパンチを入れていく。
バシッ、バシッ・・
脇腹を殴られて嫌がる彩。マットには鼻から流れ落ちる血が垂れていく。
更に側頭部へもパンチを入れると、藻掻く彩のビキニを掴んでいくと、一気に剥ぎ取ってトップレスにしていく瑠璃子。
俯せで痛がる彩は、トップレスにされたからバストを隠そうとすると、瑠璃子は剥ぎ取ったビキニを高々と挙げてアピールしていく。
アキバ勢に対して容赦しない瑠璃子。ビキニを掴んだまま立ち上がると、俯せの彩を挑発していく。
彩も試合が続くからとバストを両手で隠しながら立ち上がると、レフリーは試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、瑠璃子は意地悪くローキック、ミドルキックとサンドバック状態にしていくと、フラつきながらコーナーに追い込まれていく彩。
更に両手で隠す豊満なバストへパンチを放つ瑠璃子。
バシッ、バシッ・・
自らの手で押し潰すような彩。
観客席からの歓声に戸惑いながらも、彩がコーナーに引っかけてあるビキニブラジャーを取ろうとするも、瑠璃子はトップレスにしようと意地悪くパンチ、キックと攻め込んでいく。
『おっぱい、おっぱい・・・』
観客席からはトップレスを期待するコールがおきていくと、彩の表情が焦り出す。
そして強引とも言える動きでビキニに飛び込んで取ると、彩が急いでビキニを着けだした。
少しバストトップが露わなっても構わずビキニを着けていく彩に、瑠璃子はローキックで蹴りこんでいく。
バシィィィィ・・・
ビキニを着けても、鼻からの出血で痛々しい彩。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に瑠璃子が前に出ると、彩は鼻血を拭いながら距離を計っていく。
堪らずタックルで前に出る彩。しかし瑠璃子が顔面へパンチを入れながら避けていく。
バシッ、バシッ・・
顔を殴られて痛々しい彩。しかし執拗にタックルで打撃を封じようとすると、瑠璃子が顔面へパンチを入れては逃げていく。
ローキックのダメージでスピードが無くなり、彩の組み付くタイミングを見切っている瑠璃子。
バシッ、バシッ・・・
更にローキックを太股に叩き込むと、彩の太股が内出血を起こしてドス黒くなって痛々しい姿に。
動きが鈍くなると、逆に瑠璃子が前に出て彩の顔面を殴りつけていく。
バシッ、バシィィィ・・・
容赦ないパンチに血飛沫を飛ばして痛々しい彩。
張り手を返すも、パンチと蹴りに苦しい展開の彩。瑠璃子は強引に髪を掴んで下を向かせると、彩の豊満なバストへ膝蹴りを叩き込んだ。
グニュュュュ・・・
「痛いぃぃぃ・・・」
バストへの鋭い膝蹴りに悲鳴をあげて座り込む彩。
更に顔面へ膝蹴りを叩き込むと、彩がグッタリと倒れ込んだ。
しかしレフリーも試合を止めないからと、瑠璃子は容赦なく馬乗りの体勢になると、鼻血で顔面を真っ赤にする彩の顔面へハンマーパンチを何発も落としていく。
バキッ・・バシッ・・バシッ・・バキッ・・
音を立てて炸裂していく鉄錘攻撃に、彩の反応が少なくなっていく。
瑠璃子の手を掴もうとする抵抗も減ってくると、ここでレフリーが危険と判断して試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、レフリーは瑠璃子の手を挙げていく。
『勝者、小嶋瑠璃子っ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべる瑠璃子。
負けた彩はリングドクターの応急処置を受けるも、顔を少し腫らして痛々しい姿になっていた。
21歳同士の壮絶な試合であったが、彩はプロレススタイルで挑んだのが敗因だったのか・・・。
トップレスは免れた彩だったが、激しい出血などから痛い試合となってしまったのであった・・・。
「私たちグラビアアイドルは、地下プロレスのリングではアキバ48には負けません!」
瑠璃子はマイクアピールをすると、彩にアピールすると観客席にアピールしながら控え室に戻るのであった。



第3試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、若手グラビアアイドルの岩先名美。黒い競泳水着に手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。早くも歓声に包まれていく名美。
その名美の対戦相手としてリングに上がるのが、グラビアアイドルから女優に転身して、地下プロレスでも実績のある大池栄子。白いスポーツビキニに手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。早くも名美を睨み付けていくと、コーナーに進んでいくのであった。
歓声に包まれていくリング上。早くも若手と大物の試合に観客席も興奮を隠せない。
『第3試合・・・無差別級第1回戦第1試合・・・青コーナー〜・・・身長166p、上から91、59、87・・・34歳・・・大池栄子〜っ!』
コールを受けてガッツポーズで歓声に応える栄子。ベテランの余裕すら感じられる堂々とした振る舞い。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から83、58、85・・・18歳・・・岩先名美〜っ!』
コールを受けて一礼していく名美。地下プロレスの女祭り出場に、上位を狙ってアピールしていきたいところ。
流石に栄子としても、1回戦から若手の有望株とのカードに緊張している様子だが、ここで負ける訳にはいかない。
また名美としても、栄子相手なので勝っても負けてもと言う事で、仕掛けようと狙っていた・・・。
レフリーが栄子と名美にルールの確認をしていくと、コーナーに別けてから試合開始のゴングを要請した・・・。
『カァーン!』
そしてゴングと同時にコーナーから飛び出す名美と栄子。
いきなり仕掛けたのは名美で、果敢にハイキックを放つも栄子が避けた。
逆に栄子が喧嘩キックを放つと、続けて髪を掴んで振り回していく。
そして強引にヘッドロックに持ち込むと、名美がロープに振って返した。
ロープから戻ってきた栄子に、名美が打点の高いドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・・
栄子が倒れ込むと、名美は髪を掴んで起こしていく。
しかし栄子がお腹にパンチを入れて抵抗すると、続けてボディスラムでマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
倒れた名美にエルボードロップを狙う栄子。しかし名美が転がるように逃れた。
自爆して肘を痛めた栄子に、名美は立ち上がるとストンピングを叩き込むと、栄子が転がるようにリング下に逃れる。
場外になると、名美もリング下に降りていくも、逆に栄子はパイプ椅子を手にして、角の部分で名美のお腹に一撃を喰らわせた。
ドスッ・・
「うっ・・」
続けてパイプ椅子の座面で脳天に叩き付けると、フラつく名美の髪を掴んで鉄柱に叩き付けた。
ゴッキーン・・
「ああんっ・・・」
堪らず悲鳴をあげて倒れ込む名美。
栄子は倒れ込んだ名美にストンピングを叩き込むと、髪を掴んでリング上に戻していく。
リング上に戻ると、名美は素早く立ち上がってジャブ気味に栄子の顔面を殴りつけると、更に殴りかかるも栄子も殴り返した。
ゴキッ・・・
栄子のパンチにフラつく名美。
つかしローキックからタックルを仕掛けると、栄子も組み付くも倒された。
テイクダウンを奪われた栄子が体勢を入れ替えようとすると、名美は小刻みにパンチを叩き込むと、上手く俯せ状態にしていく。
栄子も名美の動きを見ながら様子を見ると、サイドポジジョンから栄子の脇腹へ膝蹴りを叩き込む名美。
ドスッ・・
「うっ・・」
思わず呻き声を漏らす栄子。
藻掻く栄子に、名美はバックマウントを奪ってから様子を見ていると、一気に左右の脇腹へパンチを連打する。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・
これには喉元を取られないように栄子は耐えていくも、次第に脇腹には痛々しい痣が浮かび上がっていく。
名美もチョークを狙いたい様子だが、栄子も簡単にはチョークを狙わせない。
少しずつロープに逃れようとする栄子。名美は一気にチョークスリーパーを狙うも栄子の手がロープに届く。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に名美が放すと、栄子は喉元を気にしながら立ち上がった。
名美も水着を直していくと、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める名美と栄子。
まずはローキックが放たれると、栄子の太股に炸裂した。
打撃を練習してきた名美。上手くヒットさせると、続けてローキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
栄子は蹴らせて様子を見ているのか、ガードを上げていく。
更に名美が蹴ろうとすると、栄子がタックル気味に組み付いた。
組み付かれるとバランスを崩してテイクダウンを奪われる名美。この辺は経験の差からも栄子が上手くコントロールしていくと、サイドポジション奪ってから、押さえ込んでいく。
バストを押しつけて押さえつけていく栄子。名美も抵抗を見せると、スタミナを奪うためか栄子も積極的に殴ったりはせず、体重を利用して押さえていた。
更に体勢を馬乗りを狙っていく栄子に、ブリッジ気味に返そうとする名美。
しかしスタミナを消耗するだけとなり、栄子が馬乗り状態になっていく。
名美が顔面をガードしようとすると、栄子はバストを殴りつけた。
グニュ・・
「あうっ・・」
バストへの衝撃に声を漏らす名美。
バストを殴ってガードを緩ませると、顔面へ何発もパンチを落としていく栄子。
バシッ、バキッ・・バシッ・・
顔を殴られて藻掻く名美。
下から殴り返すも、勢いは栄子が上回って苦しい展開になっていく。
必死に体勢を入れ替えようとするも、スタミナを消耗するだけで栄子も上手くコントロールしていくリング上。
しかし名美の身体が少しずつロープに近づいていくと、栄子も殴る勢いを増してKOを狙っていくも、名美がロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの言葉に栄子がゆっくりと立ち上がると、お腹にストンピングを叩き込んでから距離を置いた。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・・」
お腹を蹴られて苦しむ名美。顔も殴られたから腫れだしていた。
お腹を押さえて立ち上がる名美は、水着を直して呼吸を整えると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、前に出て行く栄子。
逆にお腹のダメージからガードを固めている名美。
栄子は走り込むと、そのお腹を狙って喧嘩キックを放つと、名美のお腹に炸裂した。
ドスッ・・
「おらあぁぁぁ・・・」
「ぐふっ・・うううっ・・」
気合いを入れて蹴りこむ栄子に、名美はお腹への衝撃に口から涎を垂れ流した。
両手でお腹を押さえて座り込んだ名美に、栄子はロープに走って勢いをつけて顔面へドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・・
これには豪快に倒れ込んでは大の字になった名美。栄子が観客席にアピールすると、ゆっくりとフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかし名美が返していくと、栄子は立ち上がって顔面へストンピングを落としてから、喉元へエルボードロップからフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし返していく名美。
返された栄子は、名美の顔面を踏みつけてアピールすると、レフリーが栄子を止めていく。
水着を直しながら距離を置いていく栄子に、名美は睨み付けながらも立ち上がった。
『ファイト!』
そしてレフリーが掛け声をかけると、距離を詰めていく栄子。
名美もガードを固めると、前に出る栄子。
バシッ・・
前に出る栄子にローキックを叩き込む名美に、栄子はガードを固めた。
更にミドルキック、ハイキックと打撃で流れを作ろうとする名美に、栄子は強引にラリアットを叩き込んだ。
バッシーン・・・
ラリアットを受けてフラつく名美に、一気にスタンディングでのチョークスリーパーを仕掛けた栄子。
しかし苦し紛れに名美がカンガルーキックを叩き込んで、栄子の股間を直撃すると技が解けてしまう・・・。
苦悶の表情の栄子に、名美は反転してハイキックを顔面に叩き込んだ。
バッシーン・・・
ハイキックを受けてダウンする栄子。
「さっきのお返しよ!」
名美は囁くと、ダウンする栄子のお腹を狙って、飛び上がってダブルニードロップを落とした。
ドスッ・・
「うっ・・オエェェェ・・・」
流石の栄子も名美の勢いあるダブルニードロップに口から胃液の様なものを噴き上げた。
動きの止まった栄子に、名美は続けてバストにもニードロップを落とした。
グニュ・・・
「ぎゃああぁぁぁぁぁ・・・」
流石に体重の乗ったニードロップをバストに受けて絶叫する栄子。
両手でバストを押さえて痛がっていると、名美はチャンスとばかりに髪を掴んで起こしていく。
そして一気にバックドロップでマットに叩き付けると、ヒクヒクする栄子の両足を抱え込んだ。
そしてステップオーバーすると、逆エビ固めで追い込んでいく。
グイッ・・
「んああぁぁぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげて痛がる栄子。
名美も腰を落としてギブアップ狙いで揺さぶりかけるも、汗だくになりながらも必死に耐えていく栄子。
『大池っ、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに耐える栄子。
「ノォォォォォ・・・ノォォォォォ・・・・」
耐える栄子は、必死にロープに逃れると、名美は残念そうな表情を浮かべた・・・。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に技を解いていく名美。
栄子は腰を押さえて苦悶の表情を浮かべていると、名美が髪を掴んで起こそうとした。
しかし栄子も負けずに名美の股間を殴りつけると、痛がる名美にDDTを仕掛けると、一気に馬乗りになって顔面へパンチを落としていく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
激しい栄子の顔面パンチに鼻血を噴き出した名美。
しかしロープも近くロープに逃れていく名美。
『ロープ・・ロープ・・』
レフリーが止めていくも、栄子が殴りつけるのを止めないと、名美の顔面が腫れ上がっていく。
『大池、反則負けにするぞ!』
レフリーが止めていくと、栄子が殴るのを止めて立ち上がった。
鼻血を噴き出した名美に、一端試合が中断されてリングドクターのチェックが入ると、名美は続行を申し出た。
名美の鼻のダメージ、顔のダメージも地下プロレスの基準からは大丈夫との判断がされると、試合は続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、一気に栄子が名美の髪を鷲掴みにして振り回していくと、コーナーポストに顔面を叩き付けていく。
バシィィィ・・・
フラつく名美に、一気に勝負を賭けようとトップロープに座らせていくと、栄子が観客席に向かってアピールしてからセカンドロープに登っていく。
大技の雪崩式ブレンバスターを狙う栄子。
しかし名美が藻掻くと、蹴り入れて栄子をセカンドロープ叩き落とした。
更にトップロープからフットスタンプをお腹に叩き込む名美。
ドスッ・・・
「ホゲェェェェェ・・・」
いきなりのフットスタンプ、それもトップロープからだから栄子は口から反吐を噴き上げた。
ヒクヒクしている栄子に、名美は馬乗りになってから顔面へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
「お返しだよ、顔痛いんだから!」
名美が激しく殴りつけていくと、栄子の反応があまりなく、鼻血を噴き出した。
レフリーも試合を止めるか迷っているも、優勝候補の1人でもある栄子のKO寸前に止められないでいる。
流石に観客席からも試合を止めろとばかりに声が飛んでいく。
『レフリー、止めろよ危ないよ!』
『大池が可哀想だよ、止めてやれよ!』
観客席からの声に戸惑うレフリー。
栄子は涙目で耐えるも、反撃もできずに殴られていく。
名美の手を掴もうとしても、名美の勢いにキャッチ出来ずに殴られていく。
『カンカンカンカン・・・』
ここでゴングが鳴らされて、レフリーが試合を止めていく。
『勝者、岩先名美っ!』
リングアナのコールに驚く名美。自らの勝利に驚きを隠せず笑みを浮かべると、レフリーに手を挙げられていくのであった。
対して栄子は顔面を血に染めて、まさかの1回戦敗退の事実に呆然とすると同時に、涙を浮かべてはリングを降りるのであった。



第4試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは瀧澤沙織。長身のスレンダーボディを白い競泳水着に包んで、手にはオープンフィンガーグローブ、白いリングシューズを着けてのリングイン。水着のキャンギャルも経験しているだけに、水着姿も様になっている沙織。
その沙織の対戦相手としてリングに上がるのは、元アキバ48の篠多麻理子。白いワンピースに白いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。慣れない打撃も認められたルールだけに、手の保護にグローブを着けていた。
『第4試合・・・スレンダー級第2試合・・・青コーナー〜・・・身長176p、上から80、58、84・・・33歳・・・瀧澤沙織〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールしていく沙織。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から87、57、85・・・28歳・・・篠多麻理子〜っ!』
コールを受けて一礼していく麻理子。流石にプロレスルールであっても、顔面パンチも認められている華激ルールには戸惑いを隠せないも、打撃対策などもしてきていると言う情報もあり、どんな試合を見せるのか・・・。
レフリーがルールを確認していくと、上から麻理子と言われる麻理子も、今夜は身長差ある相手に小さく見える。
対して沙織は地下プロレスデビュー戦では、沖菜恵を圧倒的な強さで倒しただけに、まだまだポテンシャルは未知数であって、今夜は新たな一面を見せるのか注目された。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが鳴らされると、いきなりコーナーから飛び出していく沙織。
ガードを上げて距離を詰めると、麻理子も素早くリング上を回るように距離を置こうとする。
しかしバスケットボール経験のある沙織だけに、素早い動きで麻理子を追い詰めていくと、早くもコーナーに追い込んでいく。
コーナーを背に焦りを感じている麻理子に、沙織は踏み込んでジャブを放った。
バシッ・・
麻理子のガードの上から炸裂したパンチ、しかし左右のパンチをガードの上から叩き込むと、パンチを試しているかの様な沙織。
沙織のパンチに焦りを感じつつも、コーナーから逃れようとする麻理子。
しかし沙織が逃がさずに、小刻みのジャブ気味のパンチで逃がさないと、コーナーに串刺しの膝蹴りを狙うも、麻理子がガードしていく。
上手くガードした麻理子。しかし手を出したいからとパンチを放つと、慣れないパンチが沙織のバストに炸裂した。
バシッ・・
胸を殴られて動きを止める沙織に、麻理子はタックル気味に抱きついて体勢を反転させると、沙織をコーナーに押し込んでいく。
体勢が入れ替わると、観客席からは歓声が起きていくと、麻理子が顔面狙いのパンチを放った。
バシッ、バシッ・・・
慣れない打撃を繰り出して必死な麻理子。
沙織も顔を殴られてフラつくも、様子を見ている感じもする素振りに、観客席も盛り上がっていく。
更に組み付いて投げようとする麻理子に、沙織が動いた。
踏ん張ると投げさせずに、逆にコーナーに押し込んでいくと、一気に顔面へパンチを叩き込む。
バシッ、バシッ・・バシッ・・
「うっ・・あうっ・・ぐふっ・・」
顔を続けて殴られて必死にガードする麻理子。
沙織は続けて空いているボディへパンチを入れると、身体をくの字にして苦悶の表情を浮かべている麻理子。
更に両腕をトップロープに乗せてノーガードにしてから、勢いのあるエルボースマッシュを叩き込む沙織。
ゴキィィィィ・・・
側頭部にエルボーを受けて座り込む様にダウンした麻理子。沙織は片手を挙げてアピールしてリング中央に進むと、レフリーにダウンのカウントを要求した。
『ワン・・・ツー・・・スリー・・・フォー・・・ファイヴ・・・シックス・・・』
レフリーのカウントが進むと、麻理子はフラつきながらも立ち上がると、レフリーにファイティングポーズをとっていく。
水着を直してからガードを上げる麻理子。沙織も余裕のある表情を浮かべて競泳水着を直している。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める沙織。
麻理子はガードを固めると、沙織がローキックを叩き込む。
バッシーン・・・
麻理子の太股に炸裂すると、フラつく麻理子。
更にローキックを叩き込む沙織。打撃を試すような攻めに、麻理子も意地を見せたところだが、沙織のプレッシャーに圧されているのか?
バシィィィ・・・
更に叩き込まれていくローキックに、太股に内出血を起こして痛々しい麻理子。
フラつく麻理子に、沙織が距離を詰めて顔面パンチを連打すると、麻理子の鼻から激しく出血していく。
鼻血が噴き出して痛がるように逃れる麻理子。
しかし沙織が逃がさないとばかりに、小刻みのジャブを顔面に叩き込むと、麻理子をコーナーに追い込んだ。
白いワンピース水着にも血が垂れていく痛々しい姿の麻理子。
必死にガードしながら、前蹴りの様な蹴りで抵抗を見せるも、沙織にダメージを与えられない。
逆にコーナーを背にしているからと、沙織がハイキックを放つと、麻理子の側頭部に炸裂した。
バシィィィィ・・・
フラつくもダウンは免れた麻理子。
更に顔面への容赦ないパンチが炸裂していくと、血飛沫をあげてフラつく麻理子。
沙織の容赦ないパンチ攻撃に、必死にガードしようとする麻理子。そのままコーナーに追い込まれていくと、ボディへ膝蹴りを受けていく。
ドスッ・・
「ぐ、グエッ・・・オエッ・・・」
お腹への膝蹴りに口をパクパクして苦しむ麻理子。堪らず身体をくの字にしてしまうと、沙織は盛り上がる観客席にアピールする様なアッパーを顔面に叩き込む。
バッシーン・・
「ふぐっ・・」
下を向いている顔面を殴られて、血飛沫が舞うリング上。
そのまま座り込む様にダウンする麻理子に、沙織は髪を鷲掴みにして起こしていくと、ノーガードの麻理子の顔面にパンチを入れると、両腕をトップロープに絡ませる様にコーナーに磔にすると、距離を置いてから顔面狙いのジャンピングニーパッドを叩き込んだ。
ゴキィィィィ・・・
鈍い音がリングに響くと、麻理子の身体がコーナーに崩れ落ちた。
失神寸前に追い込まれた麻理子。しかしレフリーも試合を止めないと、沙織は観客席にアピールしながら麻理子の身体をリング中央に引きずると、余裕の馬乗りの体勢に持ち込んだ。
麻理子も抵抗しているも、沙織が麻理子の顔面へハンマーパンチを叩き込むと、麻理子の身体がビクンと反応する。
バキッ・・
「んあっ・・」
顔面へハンマーパンチが叩き込まれると、麻理子の口から苦悶に満ちた声が漏れていく。
バキッ・・バシッ・・
「あうっ・・あああっ・・」
顔面へハンマーパンチが叩き込まれると、麻理子の顔面が血に染まっていく。
更には、顔が腫れだして残酷な展開になっていくも、地下プロレスだけに簡単には試合は止めてもらえない・・・。
沙織もレフリーに続けて良いのかと問いかけるような視線を向けるも、レフリーが続けさせるからと殴りつけていく。
バキッ・・バシッ・・
音を立てて炸裂していく顔面へのパンチに、麻理子の抵抗も少なくなると、ここでレフリーが試合を止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの音にレフリーが沙織の手を挙げていくと、沙織としても一方的に終わった試合に呼吸を整えながらも、血塗れになった麻理子を心配そうに見つめている。
『勝者、瀧澤沙織っ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべる沙織。
麻理子はリングドクターの応急処置を受けると、腫れた顔に冷却パックを付けられながらも、担架に乗せられてリングを降りるのであった。




第5試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアで人気の佐野雛子。白いビキニに白いリングシューズ、白いオープンフィンガーグローブを着けてリングインすると、観客席に向かって頭をさげていく。
歓声に包まれるリングに続けてリングインするのは、グラビアアイドルの掛居美和子。迫力なビックバストを揺らしながら、黒ビキニに黒いリングシューズ姿でのリングイン。今夜が初めての地下プロレスの美和子はゆっくりとリングインすると、雛子を睨み付けてからコーナーに進んでいった。
『第5試合・・・グラビア級第2試合・・・青コーナー〜・・・身長160p、上から84、51、87・・・20歳・・・佐野雛子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げて堂々とコールに応える雛子。地下プロレスも経験済みだけに、Fカップバストを揺らしながらも観客席に向かってアピールしていく。
『赤コーナー〜・・・身長164p、上から89、60、85・・・20歳・・・掛居美和子〜っ!』
コールを受けてHカップのバストを揺らしながら観客席にアピールする美和子。
歓声に包まれるリング上。早くも雛子と美和子が睨み合うリング中央。美和子は元ヤンキーとの噂もあり、地下プロレス参戦にあたっては反則攻撃などを聞いていたと言うので、激しい20歳グラビアアイドル同士の取っ組み合いが予想される試合。
レフリーがルールの確認をしていくと、お互いが手も合わさずにコーナーに別れた。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、早くもコーナーから飛び出して距離を詰めていく雛子と美和子。
まずは雛子がローキックを放つと、打撃の練習をしたのか左右のパンチを出していく。
美和子のHカップバストにパンチが炸裂すると、美和子がガードを固めて距離を置いた。
更に雛子はジャブ気味にパンチを放ちながら距離を詰めると、ローキック、ミドルキックと打撃て攻めていくも、慣れない打撃だけに上手くダメージを与えられない。
逆にデビュー戦の美和子は様子を見るように技を受けていくも、時折痛いとばかりに辛そうな表情を浮かべている。
更にエルボースマッシュをHカップバストに叩き込むと、雛子の肘が容赦なく抉った。
グニュ・・
「ああんっ・・」
バストを攻められて声を漏らす美和子。
しかし強引にヘッドロックに持ち込んでいく美和子に、雛子はロープに振ろうとするも、美和子が腰を落として耐えていく。
動きの止まる雛子に、美和子は拳を握りしめると、顔面へ拳を叩き付けた。
バキッ、バシッ・・
「んああぁぁ・・・痛いぃぃぃ・・・」
堪らず悲鳴をあげる雛子。
「まだまだよ、もっと痛めつけてあげるからね!」
美和子が叫ぶと、続けてブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けてから、一気にキャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
「あうっ・・」
両足をバタバタさせて痛がる雛子。
揺さぶりながらも、雛子の鼻の穴に指を掛けて痛めつけていく美和子。
グイッ・・
「ふがっ・・あがっ・・」
鼻の鼻に指を掛けられて苦しむ雛子。
一気に持ち上げる様にしてから放した美和子に、雛子は両手で顔面を押さえて痛がっている。
構わず立ち上がると、雛子の後頭部にストンピングを叩き込んでから、髪を鷲掴みにしてコーナーに連れ込んでから、コーナーポストに顔面を叩き付けた。
バッシーン・・・
「きゃあぁぁぁぁ・・・・」
堪らず悲鳴をあげる雛子。
更に膝蹴りを腰に叩き込んでコーナーに押し込むと、喧嘩キックから座り込む雛子にストンピングを叩き込んでいく。
バシッ、バシッ・・
「おら、おらっ・・・おらぁぁぁぁ・・・」
美和子はHカップのバストを揺らしながら蹴りこむと、雛子の顔面を踏みつけるようにしてから観客席にアピールしていく。
「んあぁぁぁ・・・ああぁぁぁ・・・」
顔を踏みつけられて苦しむ雛子。
更にサードロープに雛子の首を乗せる様にしてから、後頭部を踏みつけていく美和子。
グリッ・・
「ぐ、グェェェェ・・・」
苦悶の表情で苦しむ雛子に、美和子は容赦なく喉元を潰すように踏みつけた。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィ・・・フォォォォ・・・』
これにはレフリーが反則のカウントを数えると、美和子が離れてからガッツポーズでアピールした。
美和子には観客席から歓声とブーイングが入り交じるも、雛子には歓声が送られていくリング上。
ビキニを直しながら立ち上がる雛子は、喉元を気にしながらも構えた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める雛子と美和子。
距離が詰まると、ローキックを放つ雛子。
しかし美和子も太股にローキックを受けてから、バストを揺らしながらラリアットを狙った。
美和子のラリアットに雛子がタックルを仕掛けると、組み付いてから流れるようなスープレックスが炸裂した。
偶然の流れでも上手く投げてマットに叩き付けると、続けて組み付いていく雛子。
美和子が俯せ状態になっていると、雛子はバックを奪って組み付いている。
少しずつスリーパーを狙おうとするも、美和子がロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に放してから立ち上がる雛子。早くも汗が流れ落ちて、胸の谷間などに流れ込んでいる。
美和子も立ち上がると、ビキニを直しながら距離を置くと、レフリーが続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に雛子が走り込んでドロップキックを叩き込むと、美和子が豪快に倒れ込んだ。
続けて立ち上がる美和子のバストにドロップキックを叩き込むと、立ち上がった美和子にヘッドロックを仕掛けた雛子。
「お返しよ!」
ヘッドロックのまま、顔面へパンチを叩き込む雛子。美和子が痛がるも、構わず殴りつけていく。
堪らず藻掻き苦しむ美和子は、そのままロープ際まで押し込んで逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが離していくと、お互いが睨み合っていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める雛子と美和子。
シュ・・
いきなり雛子がハイキックを仕掛けるも空振りすると、美和子が髪を鷲掴みにしていく。
そして近くのロープ際に連れ込むと、顔面をトップロープに押しつけて擦りつけた。
ギュ・・ギュ・・ギュ・・
「きゃああぁぁぁぁぁ・・・熱いぃぃぃぃ・・・痛いぃぃぃぃぃ・・・」
トップロープに顔面を擦りつけられて絶叫する雛子。ゴムに覆われたワイヤーロープだけに、擦れると激痛が走る・・・。
そしてコーナーに連れ込むと、またもコーナーポストに顔面を叩き付けていく美和子。
バッシーン・・・
「ああんっ・・・」
コーナーに顔面を叩き付けられて倒れ込む雛子。堪らず転がるようにリング下に逃れようとすると、美和子も後を追った。
リング下に転落した雛子を捕まえていく美和子は、雛子の髪を掴んで起こしてから、鉄柵に振って叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて倒れ込む雛子。
続けて雛子の髪を掴んで起こしてから、ボディスラムの体勢から長机に雛子を叩き付けてから、近くのパイプ椅子を手にする美和子。
そして長机に仰向けの雛子のお腹に、パイプ椅子の角の部分を叩き付けた。
ドスッ・・
「グエッ・・・おえっ・・・」
お腹にパイプ椅子を叩き付けられて咳き込む雛子。
更に喉元にお腹にパイプ椅子の座面を叩き付けてから、アピールしながらリング上に戻っていく美和子。
そしてリング上に戻ると、コーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにして、何かを手にした様子の美和子。
対して、雛子は長机から降りると、ゆっくりとビキニを直しながらリングサイドを回りながら美和子を睨み付けた。
レフリーが美和子をローフ際から離すと、雛子がリング上に戻っていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく雛子と美和子。
オープンフィンガーグローブを着けた雛子がパンチを放つと、美和子が強引にヘッドロックに持ち込んだ。
藻掻く雛子に、美和子は手に何かを持って雛子の額に叩き付けた。
ゴキッ・・
「痛いぃぃぃぃ・・・・」
悲鳴をあげる雛子。
美和子の凶器攻撃に悲鳴をあげると、レフリーがチェックしていく。
レフリーのチェックに、美和子は胸の谷間に凶器を隠すと、何も持っていないとばかりにアピールした。
レフリーも胸の谷間はチェックせずに、試合を続けさせていく。
試合が再開されると、またも美和子が胸の谷間から凶器を取り出すと、雛子の額などに突き刺した。
グサッ・・グサッ・・・
「いやあぁぁぁぁ・・・・」
雛子の悲鳴が響き渡るリング上。流石に観客席からもブーイングが起きると、レフリーが美和子から凶器を奪い取った。
流血まではいかないも、少し血が滲んでいる様な雛子。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にフラつく雛子に、美和子が喧嘩キックを叩き込む。
バシッ・・
「ううっ・・」
お腹を蹴りこまれてフラつく雛子。
更に髪を掴んでコーナーに押し込むと、顔面を掻きむしっていく。
グリッ・・
「いやあぁぁぁぁぁぁ・・・」
またも雛子の悲鳴がリング上に響き渡ると、美和子が笑みを浮かべて両腕をトップロープに絡ませた。
そして拳を握りしめると、雛子の自慢のFカップバストを殴りつけていく。
グニュ・・グニャ・・
「ああぁぁぁぁ・・・痛いぃぃぃ・・・」
バストを殴りつけられて絶叫する雛子。
美和子の拳が叩き付けられると、ビキニに包まれたバストがひしゃげていく。
レフリーが美和子を止めて雛子をロープから解放すると、試合は続けられていくリング上。
バストを気にする雛子に、美和子が距離を置いて睨み付けていく。
雛子がコーナーから飛び出して距離を計ると、美和子が距離を詰めた。
これには雛子がハイキックで牽制すると、続けて左右のパンチで抵抗した。
バシッ、バシッ・・
上手く美和子の顔面にパンチが当たると、続けてヘッドロックに捉えていく。
ロープに振って抵抗する美和子に、雛子は強引にブルドッキングヘッドロックを仕掛けると、バストと顔面をマットに打ち付けて動きの止まる美和子。
雛子が立ち上がると、美和子の背中をストンピングで蹴りこむと、Hカップのバストがマットに押し込まれてひゃげていく。
ビキニから飛び出しそうな美和子のバスト。
更にヒップドロップからキャメルクラッチを極めていく雛子。
グイッ・・
「あうっ・・」
流石の美和子もキャメルクラッチで揺さぶられて苦悶の表情を浮かべて、またHカップバストが揺れているリング上。
更に両腕を足に掛けるようにしてから、スリーパーを仕掛ける雛子。
これには美和子が苦悶の表情を浮かべて苦しんでいる。
レフリーも美和子にギブアップするか確認するも、美和子はバストを揺らしながら耐えていく。
耐える美和子を技から解放すると、グッタリしたところへストンピングを叩き込んでから、髪を掴んで起こしていく雛子。
しかし美和子が股間へパンチを入れて抵抗すると、股間を押さえて痛がる雛子の顔面を掻きむしった。
グリッ・・
「いやあぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて痛がる雛子。
続けてお腹にパンチを入れると、バストを揺らしながらのラリアットを叩き込む美和子。
バッシーン・・・
ラリアットを受けて大の字状態になる雛子に、美和子は観客席に向かってアピールしてからバストを踏みつけていく。
グニュ・・
「あうっ・・」
観客席から歓声がおきると、飛び上がってギロチンドロップを叩きこんでいく。
そしてゆっくりフォールすると、レフリーがカウントを数えた。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし雛子が返していくと、座らせたままバストを押しつけるようなスリーパーで揺さぶる美和子。
雛子がロープに手を伸ばすと、美和子も揺さぶるも雛子の手がロープに届く。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に技を解く美和子。
雛子は水着を直しながらも距離を置こうとすると、素早く美和子が組み付こうとした。
『ファイト!』
レフリーも試合続行の指示を出すと、美和子がロープに振っていく。
バストを揺らしながらロープから戻る雛子に、美和子が飛び上がる様にフライングボディアタックを仕掛けた。
バッシーン・・・
Hカップを揺らしながらの豪快なボディアタック。
そのままフォールになりそうになるも、雛子がロープに逃れた。
レフリーが別けていくと、美和子はビキニを直しながらも睨み付けていく。
雛子がゆっくりと立ち上がると、ここで試合は続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める雛子と美和子。
お互いが呼吸を荒くしてスタミナ面でも苦しくなっている様子だが、雛子が踏み込んでローキックを放った。
バシッ・・
上手くない打撃でも、美和子の太股など内出血が起きていた。
更にタックルを仕掛けた雛子に、美和子がフロントヘッドロックに捉えていく。
締められても押し込もうとする雛子。
そのままコーナーに押し込んでいくと、美和子の脇腹へパンチを入れていく。
美和子も上から背中にエルボーを落としていくと、雛子の表情が苦痛に歪んだ。
しかし雛子がコーナーに押し込んでいくと、美和子が雛子のビキニに手を掛ける。
更に引っ張ると、雛子のブラが剥ぎ取られていった。初めてのトップレス経験に驚きを隠せない雛子。
バストが観客に見られないように組み付いていると、美和子が片手を突き上げるようにしてビキニをアピールする。
『いいぞぉぉぉ・・・雛子ちゃんのトップレス!』
観客席から歓声が飛ぶと、雛子も恥ずかしさを我慢しながらも込み上げる怒りを我慢すると、ビキニをアピールする美和子の股間へ膝蹴りを入れた。
ゴキッ・・
「ふぎっ・・」
流石に油断したのか、股間への膝蹴りに動きを止める美和子。
雛子は素早く逆さ押さえ込みを仕掛けると、美和子のバストもビキニから飛び出した。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィ・・・』
ここでスリーカウントが決まると、雛子の勝利が決まった。
『ただ今の試合、佐野雛子の勝利となりました!』
リングアナのコールに汗だくになりながらも雛子が片手でバストを押さえて隠すと、片手を挙げてアピールするのであった。
負けた美和子もビキニにバストを戻すと、スリーカウントを奪われた事を悔しがってマットを叩くも、ゆっくりとリングを降りるのであった。



第6試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、無差別級にエントリーした川岸舞彩。黒い競泳水着に手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。堂々としてコーナーに進んでいくと、コーナーを背に対戦相手を待った。
その舞彩の対戦相手としてリングに上がるのは、グラビアアイドルから女優と活動している猪上和香。黒いスポーツビキニにオープンフィンガーグローブを着けた和香。地下プロレスでは格闘技戦も経験しているだけに、今夜は勢いのある舞彩とどういう試合をするのか、観客席も期待する声が飛び交っていた。
『第6試合・・・無差別級第2試合・・・青コーナー〜・・・身長168p、上から84、57、84・・・27歳・・・川岸舞彩〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする舞彩。ベテラン和香に対してどんな試合を挑むのか。
『赤コーナー〜・・・身長166p、上から88、60、90・・・34歳・・・猪上和香〜っ!』
そしてコールを受けた和香が一礼すると、ワカパイと言われるバストが作り出す谷間に視線が集まっていた。
コールが終わると、レフリーがリング中央で舞彩と和香にルールの確認などをすると、舞彩は睨み付けるも和香は視線を外していく。
そしてレフリーが両者をコーナーに別けると、試合開始のゴングが打ち鳴らされていくリング上。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーを飛び出した舞彩。
和香はガードを固めてコーナーからゆっくり出ると、舞彩がローキックを放った。
バシッ・・・
顔色を変えずにローキックを受けていく和香。
更にミドルキックを放つ舞彩。
バシィィィ・・・
脇腹へ炸裂するも、和香は様子を見る感じにガードを崩さない。
更に舞彩が前へ出ると、和香がタックルを仕掛けた。
上手くテイクダウンを奪うと、転がした舞彩のサイドポジジョンを奪っていく和香。
観客席が盛り上がる中、舞彩が返そうとしても和香が上手く押さえ込んでいると、小刻みのパンチをボディに入れていく。
バシッ、バシッ・・・バシッ・・・
殴られて嫌がるように藻掻く舞彩。
和香はバストを押しつけるように体重を乗せていくと、舞彩は嫌がるようにもがくが、スタミナ消費を狙った和香の作戦にも見えるリング上。
早くも額から汗を流している舞彩。舞彩の動きが鈍ると、和香がパンチを入れていく。
バシッ・・バシッ・・
更に体勢を入れ替えて、一気にマウントポジジョンを狙っていく和香。
しかし舞彩もブリッジ気味に抵抗すると、和香のバランスを崩して逃れていくも、和香が殴りかかるとロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められて和香が距離を置くと、舞彩も呼吸を整えながら立ち上がった。
『ファイト!』
そして試合が続けられると、舞彩はガードを上げて距離を置いていく。
和香も舞彩がガードを上げたからと、距離を置いて睨み合っていく展開。
しばらくすると、和香が距離を詰めていくと、舞彩はフェイントとも言えるジャブを放つと、和香は手を出さない。
更にジャブで距離を詰めようとする舞彩に、和香が左右のパンチから膝蹴りと放つと、膝蹴りをキャッチした舞彩が強引に倒しに掛かった。
バランスを崩して和香が倒れ込むと、舞彩は馬乗り状態を狙うも和香が体勢を入れ替えて取っ組み合っていく。
転がるようにロープ際に近づくと、ここでレフリーが止めていくリング上。
『ブレーク・・・ブレーク・・・』
レフリーの掛け声に離れる和香と舞彩。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に試合が再開されると、和香がガードを固めて前に出ると、舞彩がガードの上からパンチを放つと、和香が素早くタックルを仕掛けた。
上手くテイクダウンを奪う和香。舞彩が倒れ込むと、上手くサイドポジジョンを奪っては押さえ込んでいく和香。
和香の動きを見ながら舞彩は下の体勢になっていくも、体重を乗せられて時折嫌な表情を浮かべている。
しかし和香が一気に馬乗りの体勢を狙うと、藻掻くも馬乗りになられて焦る舞彩。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
馬乗りになった和香が顔面へ容赦ないパンチを落としていくと、舞彩は藻掻くように耐えていく。
顔面へのパンチの連打に苦しい舞彩。下から返そうとしても、和香も上手く殴りつけてダメージを与えていくリング上。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
更にエルボーで顔面へ打撃を加えていく和香。
ゴキッ・・
容赦ない顔面攻撃に身体をビクンとさせて痛がる舞彩。
口の中を切ったのか、血を滲ませながらも耐えていく舞彩に、和香は容赦なく殴りつけると、レフリーも試合を止めるか迷っているが、舞彩の抵抗があるからと続けられていくリング上。
必死に体勢を入れ替えようと、ロープ近くへ逃れようとする舞彩に、和香は顔面へパンチを落としてはダメージを与えていく。
殴られては身体をビクンとさせながらも、ロープへ近づく舞彩。必死に動くと、ロープに足が届いてレフリーが止めていく・・・。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に和香が立ち上がると、舞彩は顔を気にしながらも立ち上がっていく。
水着を直しながらも和香を睨み付ける舞彩。
和香も仕留められなかったからと、水着を直しながら気合いを入れていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく和香。
逆に舞彩は距離を置こうとするも、いきなりタックルを仕掛けると和香が切っていく。
更に諦めずにタックルを仕掛ける舞彩に、和香は受け止める様にしてから膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・
「うっ・・」
呻き声の様な小声を漏らす舞彩。しかし組み付いていくと、上手く倒していくも、和香が下から両足で舞彩の身体を挟み込む。
舞彩はパンチを叩き込もうと必死になると、和香は殴られても何かを狙っていた。
そして下から三角締めを仕掛けた和香。
グイッ・・
まさかの三角締めに苦悶の表情を浮かべる舞彩。
しかし必死に腕を引き抜こうとすると、汗で滑って技が解けていく。
腕にダメージを負いながらも、ストンピングを叩き込む舞彩に、和香は転がるようにロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
焦りの表情を浮かべる舞彩。和香は汗を拭いながらも呼吸を整えていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく和香。
対して舞彩は警戒しながらガードを固めると、軽くジャブを放った。
舞彩のジャブに合わせて、和香も踏み込んで顔面パンチを叩き込む。
バキッ・・
カウンター気味のパンチが炸裂してフラつく舞彩。
更に和香がローキックからハイキックと打撃で攻め込むと、フラフラしていく舞彩。
しかし必死に踏ん張ってタックルを仕掛けると、和香に抱きつく形でロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが離していくと、舞彩は呼吸を荒くしながらも睨み付けていく。
和香も水着を直しながら距離を置いていくと、舞彩も水着を直しながら距離を置いた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に和香が前に出ると、舞彩はガードを固めてロープ際に立っているリング上。
軽くジャブを放つ舞彩に、和香はローキックを叩き込むと、舞彩も負けずにタックルを仕掛ける。
舞彩のタックルを受ける和香。
舞彩がテイクダウンを奪うも、上手く下から三角締めを仕掛けていく和香に、舞彩は焦りの表情を浮かべるも、汗で滑って舞彩が逃れると、上から顔面へパンチを落とそうとする。
これには和香が避けてから転がるようにロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが離すと、和香と舞彩が水着を直しながら立ち上がった。
お互い汗を流してスタミナも消耗している様子。しかしレフリーは試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める和香。
舞彩も和香が前に出るからと、ガードを固めていくと、和香が軽くジャブを放った。
更にローキックと打撃で前に出る和香に、舞彩がタックルを仕掛けようとするも、和香がカウンターを狙っている様子だからと、舞彩が飛び込めない。
逆にジャブからタックルを仕掛けた和香。上手く組み付いていくも、舞彩が踏ん張る様にして倒れないと、コーナーに押し込む形になっていく。
コーナーに押し込まれた舞彩は動きを止めると、和香は倒そうと揺さぶっていく。
しかし舞彩を倒せないと、スタミナを消耗して苦しそうな表情を浮かべる和香。
舞彩は和香の呼吸が荒くなったのを感じたのか、一気に体勢を入れ替えて和香をコーナーに押しつけると、顔面へパンチを放った。
バキッ・・
顔面へ炸裂するパンチに、和香がフラついた。しかし意地になって殴り返す。
バキッ・・
舞彩も顔を殴られながらも、必死に膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
和香のお腹を抉った舞彩の膝蹴り。和香が堪らず動きを止めると、更に髪を鷲掴みにして顔面へ膝蹴りを狙う舞彩。
これには焦るように組み付く和香。
組み付いて顔面への膝蹴りを逃れるも、フロントヘッドロックを極められて苦しい体勢になっていく。
舞彩が締め上げていくと、和香の表情が苦痛に歪んだ。
和香も脇腹などにパンチを叩き込んで逃れようとすると、舞彩が一気にDDTを仕掛けて和香をマットに叩き付ける。
マットに叩き付けられて動きが鈍る和香に、舞彩は立ち上がるとサッカーボールキックを叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
顔面へサッカーボールキックを受けて意識を飛ばしそうになる和香。
更に蹴りこもうとする舞彩の足へ飛びついて組み付くと、蹴りを防いでいく。
しかし舞彩は上から頭部を殴りつけていくと、和香は足に組み付いていくも痛々しい展開になっていく。
更に髪を掴んで顔面へパンチを連打する舞彩。
和香は倒そうと足に組み付くも、顔面へのダメージが痛々しい。
鼻血を噴き出していく和香。唇も切っていて可哀想な状態になるも、必死に倒そうとしていくと、舞彩がバランスを崩して倒れ込んだ。
グラウンド状態になったからと、必死にサイドポジジョンを狙っていく和香。
バストを押しつけるように動きを封じていくと、舞彩も呼吸を荒げながらも返すチャンスを狙っていく。
舞彩の身体にも和香の血が垂れていく中、和香は脇腹を殴って体勢を変えようとしていた。
藻掻く舞彩に、和香が一気にマウントポジションを奪うと、一気に顔面へパンチを落としていく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面へのパンチの連打に藻掻く舞彩。
和香の圧力に押されていると、下から水着に手を掛けた。
グイッ・・
「えっ・・」
和香のバストが露わになると、更にバストを引っ掻く舞彩。
「痛いぃぃぃ・・・何するのよ!」
和香が叫ぶも、一瞬力が抜けたからとブリッジ気味に返した舞彩。
逆にマウントポジジョンを奪うと、和香の顔面へハンマーパンチを落としていく。
バキッ・・バキッ・・
レフリーも一瞬の反則であったが試合を続けさせていくと、和香の顔面へ容赦なく打撃が加えられた。
顔面を血に染めて苦しい展開の和香に、更に両足を使ってガードできないように舞彩が腕をロックしていく。
完全にノーガードの和香の顔面へ、激しいパンチが連打されていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
容赦ないパンチの連打に、顔面を腫らしていく和香。そしてノーガードの為に意識も飛ばしていくと、舞彩は更に殴りつけようとするもレフリーが危険だからと止めていくのであった。
『カンカンカンカン・・・』
レフリーが試合を止めると、ここで舞彩の勝利が決まった。
『勝者、川岸舞彩っ!』
リングアナのコールに、舞彩はレフリーに手を挙げられていく。
グッタリする和香のバストを踏みつけながら手を挙げられていく舞彩。観客席からはブーイングも起きるも、今年の女祭りは舞彩も上位を狙っていくのか、ダメージを受けても気合いは充分と言う表情を浮かべている舞彩。
和香はリングドクターの応急処置がされていくと、担架に乗せられてリングをあとにするのであった。




第7試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、スレンダー級の優勝候補の1人の香理奈。早くも香理奈の登場に観客席が盛り上がっていく。
白い競泳水着に手にはオープンフィンガーグローブを着けてリングに上がると、歓声に包まれながら観客席に手を挙げてアピールする香理奈。
その香理奈と1回戦で試合をするのは、今夜が地下プロレスデビュー戦となる山元美月。白い競泳水着に手にはオープンフィンガーグローブと香理奈と同じリングコスチュームの美月。売れてきているだけに特別枠での参戦となったが、異様な雰囲気の地下プロレスの会場に緊張を隠せない美月。また大勢の前で水着を披露する事もないだけに、水着姿に恥ずかしそうな表情すら浮かべている。
そんな美月に対して、対戦相手の香理奈は苛つきを隠せない・・・。
「1回戦目がこの娘?・・・売れてるけど、今夜は可哀想な事になるかもね・・・いいのかしら?」
リングサイドの黒服に確認する様に囁く香理奈。
『地下プロレスだから、ボコボコにしても引っ剥がしてもOKだ、それは許可を受けている・・・』
その言葉に、香理奈は心の中で美月に地下プロレス参戦を後悔させてやろうと思っていたが、美月の自らの意志よりも売れてきたので無理矢理の参戦で、ましてデビュー戦が香理奈と言うことで、厳しい試合が予想されている・・・。
観客席が期待する中、リングアナがコールを始めた・・・。
『第7試合・・・スレンダー級第3試合・・・青コーナー〜・・・身長165p、上から80、57、88・・・30歳・・・香理奈〜っ!』
コールを受けて片手を挙げていく香理奈。美月とは視線を合わそうとしなかった・・・。
『赤コーナー〜・・・身長167p、上から77、59、85・・・23歳・・・山元美月〜っ!』
コールを受けて一礼していく美月。美しい水着姿に歓声が飛ぶと、香理奈はコーナーにパンチを入れてウォームアップしていく。
レフリーがリング中央で香理奈と美月にルールの説明を行うと、香理奈は臨戦態勢で睨み付けると、美月は緊張して下を向いて目を合わせない。
「デビュー戦から痛い思いをさせてあげるからね・・・」
香理奈が囁くと、美月に緊張が走った・・・。
そしてコーナーに別けられると、いよいよ試合開始のゴングが打ち鳴らされた・・・。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、いきなりコーナーから香理奈が飛び出すと、反対コーナーに突進していく。
美月が驚くようにガードを上げると、ガードの上からパンチを連打していく香理奈。
バシッ、バシッ、バシッ・・
パンチの連打から、一気にコーナーに押し込んでいく香理奈。
コーナーを背に嫌がるように蹴りを出す美月。
しかし経験の差から香理奈が踏み込んでお腹にパンチを入れた。
ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・」
ボディーへの強烈な一撃に身体をくの字にして苦しむ美月。
思わず両手でお腹を押さえると、ノーガードの顔面へパンチが炸裂した。
バシィィィ・・・
「あうっ・・・」
殴られてフラつく美月。堪らず殴り返すも、香理奈がジャブ気味に連打していく。
バシッ、バシッ・・・
ジャブの連打にガードを固めて動けない美月。
すると、香理奈が首に手を回してから、一気に強烈な膝蹴りをボディに叩き込んだ。
ドスッ・・・
「グエッ・・・オエッ・・・」
お腹への膝蹴りに膝を落として苦しむ美月。口から涎を垂れ流すようにしてパクパクして苦しんでいる。
早くも一方的な展開になっているリング上。苦しむ美月をリング下に転がすように落としていくと、香理奈は観客席に片手を挙げてアピールしてからリング下へ降りていく。
そして髪を鷲掴みにして美月を起こそうとすると、美月がお腹にパンチを入れて抵抗していくも、顔面へパンチを入れて動きを止めると、観客席に鉄柵を越えて入れていく香理奈。
水着姿の美月が飛び込んできたからと、観客席が盛り上がっては水着の上からバストやヒップを触りだしていく。
「いやぁぁぁぁ・・・やめてぇぇぇ・・・」
全身を触られて悲鳴をあげる美月に、香理奈は髪を掴んでリングサイドに連れ出すと、ヘッドロックで締め上げた。
グリッ・・
「い、痛い・・・」
締められて痛がる美月。
更に香理奈が走り込む様にしてブルドッキングヘッドロックで叩き付けると、動きの止まる美月の両足をロックすると、インディアンデスロックで痛めつけていく。
グイッ・・
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・」
悲鳴をあげる美月に、香理奈は上手く鎌固めに移行して痛めつけていく。
更に技を解いてから、場外でのキャメルクラッチを仕掛けていく。
グイッ・・・
「うぐぐっ・・ううっ・・」
上半身を反らされて苦しむ美月。
香理奈は揺さぶりかけると、更に顔面を掻きむしっていく。
「んああぁぁぁぁぁ・・・」
香理奈が放すと俯せ状態で両手で顔面を押さえて痛がる美月。両足をバタバタさせている。
ゆっくりと香理奈が立ち上がると、美月を置いてリング上に戻ってはアピールしていく。
『いいぞぉぉぉぉぉ・・・もっと痛めつけてやれ〜っ!』
観客達からは残酷な展開を期待する声が飛び交うと、香理奈が片手を挙げてアピールしていく。
一方、リング下では美月が水着を直しながらも立ち上がると、顔などを気にしながらリングに戻っていく。
レフリーが香理奈をロープ際から離して美月を戻すと、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、香理奈は距離を詰めるとローキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
「ああんっ・・」
太股への強烈なローキックに声を漏らす美月。
更に香理奈がローキックを太股に叩き込むと、美月がロープ際に下がりだした。
続けて太股を狙ってローキックを叩き込むと、嫌がるように痛がる美月。
既に美月の白い太股が内出血を起こしていると、更に蹴りこむ香理奈。
バシィィィィ・・・
ドス黒くなって痛々しい美月の太股。
ダメージから動きが鈍ると、そのまま顔面へのパンチを連打していく香理奈。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
「あうっ・・・あんっ・・・ああっ・・」
殴られて痛々しい声を発する美月。
香理奈は殴りながらコーナーに追い込んでいくと、美月も必死に殴り返していく。
バシッ・・
美月の抵抗に観客席が盛り上がると、香理奈は観客席を黙らせる様なパンチの連打で美月の動きを止めていく。
バシッ、バシッ・・・
顔を殴られてフラつく美月。更に香理奈が殴りつけていくと、鼻血を噴き出していく。
涙目になりながらも殴り返す美月。ローキック気味に蹴り返すも、香理奈が強烈なローキックを叩き込む。
バッシーン・・・
太股がドス黒くなって痛々しい美月。強烈なローキックに動きを止めると、香理奈がコーナーに押し込んでボディへ膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・
「グボッ・・・うえっ・・・」
ボディへの強烈な膝蹴りを受けて、美月の口から胃液の様な物が吐き出された。
苦悶の表情で口を押さえる美月に、香理奈が髪を掴んでコーナーポストに顔面を叩き付けると、両腕をトップロープに絡める様にしてから、軽くジャブ気味に顔面へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
「あうっ・・・ああっ・・・」
殴られて声を漏らす美月。
血飛沫が舞って、白い競泳水着も赤く染まっていくリング上。美月の美しいルックスも血化粧が覆っていく・・。
ここでレフリーが香理奈を止めて離していくと、美月をコーナーから放してチェックしていく。
『続行できるか、山元っ?』
レフリーの問いかけに涙を浮かべながら頭を上下して続行の意思表示をする美月。
『ファイト!』
そしてレフリーが試合を続けさせると、ガードを上げる美月に、香理奈が距離を詰めていく。
バシッ・・・
香理奈のローキックに、美月も意地でローキックを返した。
すると、香理奈が誘うように手招きして打撃を誘うと、美月が顔面狙いのパンチを放った。
バシッ・・
顔面にヒットしたパンチに、香理奈が一瞬フラつくも、お返しに殴り返す。
バシィィィ・・・
香理奈のパンチにフラついた美月。鼻血も激しく流れて残酷な展開になっていく。
更に殴りつける香理奈に、美月も必死にパンチを返すもダメージを与えられずに、逆にボコボコにされて可哀想な展開になっていく。
そして無理矢理下を向かせてから、香理奈が大技パイルドライバーの体勢に持ち込んだ。
逆さにされていく美月。その美月を脳天からマットへ容赦なく落としていく香理奈。
ドスッ・・
「ふぐうっ・・・」
変な声を漏らしてグッタリする美月を俯せにすると、バックマウントから競泳水着の肩紐を掴んで引っ張る香理奈。
「人気の娘でも、地下プロレスだったら脱がされるって事もあるのよ・・・ふふふ・・・」
しかし脱がさずに顎に手を掛けると、キャメルクラッチを極めていく香理奈。
両足をバタバタさせて痛がる美月。顎を押さえられてギブアップも口に出来ずに泣き出していく。
更に鼻の穴に指を掛けられて痛めつけられていく美月。
「あがっ・・はがっ・・・ああっ・・」
香理奈の意外なヒールファイトに盛り上がっていく観客席。
「そろそろ決めるわよ・・・」
香理奈が呟くと、両手を放して美月を俯せにすると、一気にバックマウントから脇腹から側頭部とパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
堪らず両手で顔を覆っていく美月。しかし香理奈の激しいパンチが襲いかかる。
美月はただ痛がるだけの展開になっていくと、香理奈は呆れ顔を浮かべて観客にアピールする。
俯せ状態の美月を、無理矢理仰向けにしていくと、香理奈は顔面へ容赦ないパンチを落としていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
抵抗も出来ずに殴られていく美月。端正な顔を血に染めて、身体をビクンビクンと殴られる度に反応させていく。
残酷な展開に観客席からは歓声が起きていく。
流石にこの展開では危険だからと、レフリーが試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされても、香理奈のパンチは止まらない。
レフリーが止めていくと、香理奈は立ち上がってから美月の顔面を踏みつけてから片手を挙げていく。
『勝者、香理奈っ!』
余裕の一方的な試合内容での勝利。しかし香理奈は地下プロレスで実績を作っての女祭り参戦で、美月の特別枠での参戦に苛ついていたのか、いつになく激しい内容での勝利だった。
負けた美月は明かな練習不足と、調整する日程も取れずに可哀想なデビュー戦となってしまったが、今後の参戦にも期待する声が上がっていた・・・。




第8試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの河村ゆきえ。白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席にアピールしながらコーナーに進んでいく。
そのゆきえの対戦相手としてリングに進むのは、アキバ48の児嶋陽菜。モデルなどからグラビアと幅広く活動する陽菜。今夜はトーナメント参戦で、まずはグラビアアイドルとの対戦だからと気合いが入った様子。黒いビキニに黒いリングシューズ姿でリングに上がると、観客席に向かって一礼してコーナーに進んだ。
『第8試合・・・グラヒア級第3試合・・・青コーナー〜・・・身長158p、上から87、59、87・・・Eカップの28歳・・・河村ゆきえ〜っ!』
コールを受けて恥ずかしそうに片手を挙げていくゆきえ。
『赤コーナー〜・・・身長164p、上から80、60、86・・・26歳・・・児嶋陽菜〜っ!』
コールを受けて一礼していく陽菜。対戦相手のゆきえと視線を合わさずにコーナーに進んでいく。
お互いがコーナーでビキニを直しながら試合開始を待つと、レフリーがリング中央でルールなどの確認を行っていく。
視線を合わさずにレフリーの言葉に耳を傾ける陽菜とゆきえ。
お互いが素手でのプロレススタイルでの試合。しかし顔面パンチも認められているだけに、アキバvsグラドルの熾烈な闘いが展開されるかと期待の高まる観客席。
そしてコーナーに陽菜とゆきえが別れると、試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時に飛び出していく陽菜とゆきえ。
距離を置いて睨み合うと、まずはガッチリと組み合って押し合っていくリング上。
珍しい展開に観客席からは歓声が起きると、まずは陽菜がロープ際へゆきえを押し込むと、喉元に水平チョップを叩き込んで離れていく。
バッシーン・・・
「ぐふっ・・」
喉元を気にするゆきえに、距離を置いた陽菜は観客席にアピールしていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めると、今度はゆきえがタックル気味に組み付くと、そのままロープ際に押し込んでいく。
陽菜も様子を見るように動きを止めると、ロープだからとレフリーが止めていくリング上。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れる陽菜とゆきえ。
ビキニを直しながら睨み付ける両者だが、レフリーは試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めると、いきなり陽菜がヘッドロックに捉えると、ゆきえがロープに振っていく。
ロープから返ってきた陽菜に、ゆきえのドロップキックが炸裂した。
バッシーン・・・
倒れ込んで素早く立ち上がる陽菜に、ゆきえのドロップキックが続けて炸裂した。
バッシーン・・・
更に首投げから首4の字と攻め込むゆきえ。
しかし陽菜がロープに足を伸ばすと、レフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
上手く逃れた陽菜。ゆきえも技を解くと、素早く立ち上がって構えていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めると、ゆきえが張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・・
「イタッ・・・な、何するのよ!」
張り手を受けた陽菜も怒り出すと、素早く張り手を返した。
バッシーン・・・
ゆきえの頬に強烈な張り手が炸裂するも、ゆきえはタックル気味に組み付いていくと、陽菜は首に腕を回しながら倒れ込んだ。
縺れていくと、陽菜は下から首を極めていく。
ゆきえも首を極められているからと、陽菜の脇腹へパンチを入れて抵抗すると、陽菜の力が抜けたところで馬乗りの体勢になっていく。
上から首に肘を押しつけて喉を押し潰していくゆきえ。
「ぐ・・グエッ・・・」
体重が乗ってくると、陽菜の表情が苦痛に歪んでいく。
ギロチンチョークを仕掛けていくゆきえに、陽菜は必死にロープに逃れようとするも、なかなかロープに届かない。
早くもゆきえがギブアップ狙いで押しつけるも、陽菜が藻掻いてロープに逃れた・・・。
『ロープ・・・ロープ・・・』
ロープに逃れた陽菜。ゆきえも立ち上がると、陽菜のお腹などへストンピングを叩き込んでから、距離を置いて睨み付けていく。
陽菜はお腹を気にしながらも立ち上がっていくと、ビキニを直しながら距離を置いていった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にゆきえが前に出ると、陽菜は構えていく。
ゆきえが一気にタックルを仕掛けようとすると、陽菜が避けて逃れると、バランスを崩したゆきえにローキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
「うっ・・」
陽菜のローキックに痛がるゆきえに、陽菜は続けてミドルキック、ローキックと打撃で蹴りこむと、嫌がるように距離を置こうとするゆきえ。
そのゆきえに距離を詰めて張り手を連打する陽菜。
バッシーン・・バッシーン・・
陽菜の張り手に堪らず張り手を返すゆきえ。しかし陽菜の勢いに圧されていくと、ロープ際に詰まっていく。
タックル気味に返そうとするゆきえに、陽菜がフロントスリーパーでキャッチすると極めていく。
グイッ・・
「ううっ・・うっ・・」
首を極められて苦しいゆきえ。
陽菜が更に極めていくと、苦し紛れに陽菜のボディへパンチを入れていくゆきえ。陽菜はそのままコーナーに押し込んでいくと、放してからエルボースマッシュを叩き込んでから、ヘッドロックを仕掛けた。
そしてリング中央へ走り込むようなブルドッキングヘッドロックを炸裂させて、グッタリしたゆきえの片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
しかしゆきえが返していくと、陽菜は続けて腕をキャッチして腕拉ぎ逆十字を狙うと、ゆきえが必死に腕を引いて逃れていく。
俯せ状態になったゆきえに、陽菜は絡みつくようにキャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
「あうっ・・」
上半身を反らされ、そして揺さぶられて痛めつけられていくゆきえ。
陽菜が顎に両手を掛けては揺さぶると、ゆきえは激しく両足をバタバタさせて痛がっている。
バストがビキニから飛び出しそうになるゆきえ。
陽菜は更に極めていくと、真上を見るような形で極められていくゆきえ。激痛に泣きそうな表情で耐えていく。
耐えるゆきえの顔面を掻きむしってから放していく陽菜。
グリッ・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて両手で顔面を押さえて痛がるゆきえ。
陽菜は立ち上がると、ヒップにストンピングを叩き込んでから髪を掴んで起こしていくと、またもヘッドロックを仕掛けた。
今度は走り込む様にコーナーに連れ込んでから脳天をコーナーに叩き付けると、グッタリするゆきえにストンピングの連発で痛めつけていく。
更に飛び上がる様にして背中に膝を落としたりする陽菜。激しい攻めに観客席も盛り上がると、ゆきえがグッタリする様にしてリング下に転がってエスケープしていく。
陽菜もリング下に降りていくと、ゆきえの髪を掴んで起こしてから、近くの鉄柵に振っていこうとすると、ゆきえも意地を見せて逆に陽菜を鉄柵に振っていく。
ガッシャーン・・・
豪快に鉄柵に叩き付けられていく陽菜。
続けて走り込むようにして顔面へ喧嘩キックを叩き込むと、続けて髪を鷲掴みにして鉄柱に叩き付けた。
ゴッキーン・・・
「んあぁぁぁぁ・・・」
陽菜が悲鳴をあげると、ゆきえは観客席に向かってアピールしてエプロンサイドに顔面を叩き付けていく。
しかし陽菜も負けずにエプロンサイドを押さえて抵抗すると、逆に膝蹴りからゆきえの顔面をエプロンサイドに叩き付けた。
バッシーン・・
フラつくゆきえのショーツを掴んでリング上に戻していくと、陽菜もリング上に戻っていく。
そして立ち上がると、フラついて立ち上がったゆきえにラリアットを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
グッタリと倒れ込むゆきえ。更に倒れたゆきえにお腹にフットスタンプを落とすと、バストに膝を乗せる様にしてフォールする。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・・』
しかしゆきえが返すと、陽菜は立ち上がってから、ゆきえの足を掴んでいく。
そして一気にステップオーバーすると、逆エビ固めを仕掛けた。
グイッ・・
「んあぁぁぁ・・・あああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
激痛に悲鳴をあげるゆきえ。
陽菜も腰を落として極めていくと、汗だくになりながらゆきえが必死にロープに手を伸ばしていく。
レフリーもギブアップの確認をするも、ゆきえはギブアップは拒んでロープに手を伸ばした。
必死にロープに逃れたゆきえ。レフリーが陽菜を止めていくと、陽菜が技を解いてから腰にストンピングを落として離れた。
ゆきえもビキニを直しながら立ち上がると、呼吸を整えながらもロープを掴んで陽菜を睨み付けていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に陽菜が距離を詰めると、ゆきえはロープに寄りかかるようにして睨み付けている。
そして陽菜が喧嘩キックを叩き込むと、ゆきえの髪を掴んで強引にヘッドロックに捉えるも、ゆきえがロープに振って返した。
ロープから戻る陽菜に、ゆきえのドロップキックが炸裂した。
バッシーン・・・
倒れ込む陽菜に、ゆきえが強引とも言える片足を抱え込んでのフォールを仕掛ける。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし陽菜が返すと、ゆきえは腕を狙っていくも、陽菜がロープに足を伸ばして逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、ゆきえはビキニを直しながら立ち上がると、陽菜のバストにストンピングを入れていく。
陽菜もバストを気にしながらも睨み付けると、レフリーがゆきえを離した。
ゆっくりとビキニを直しながら立ち上がる陽菜。ゆきえも睨み付けていくと、試合は続けられていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に陽菜が前に出ると、ゆきえが蹴りを入れていく。
負けずに蹴り返してから、陽菜が左右の張り手を叩き込むと、続けてヘッドロックに持ち込んだ。
更にブルドッキングヘッドロックでマットに豪快に叩き付けてから、俯せのゆきえの足を掴むと、一気に逆エビ固めを仕掛けた。
グイッ・・
「んあぁぁぁぁぁぁ・・・ああぁぁぁぁぁ・・・」
陽菜の逆エビ固めに悲鳴をあげて耐えるゆきえ。
「ほらほら、そろそろギブアップしなさいよ!」
陽菜も激しく揺さぶってはギブアップを迫るも、ゆきえも必死に耐えていく。
「ノォォォォォ・・・・」
レフリーもゆきえが耐えているからと続けさせると、陽菜が技を解いて素早くキャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
「あうっ・・」
顎に手を掛けられて揺さぶられて苦しむゆきえ。豊満なバストがビキニから飛び出しそうになるも、耐えるのに必死になっている。
陽菜も激しく揺さぶってはギブアップを狙うも、ゆきえも意地になって耐えていく。
汗だくになって攻め立てる陽菜。流石に疲れの色が表情からも分かるが、ゆきえもスタミナの消耗が激しくなってきていた。
耐えるゆきえに、陽菜はキャメルクラッチを解いてから、続けて両手首を掴んでからクロスアーム式キャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
「うううっ・・・」
自らの両腕に顔を極められる形になって苦悶の表情を浮かべるゆきえ。
陽菜も容赦なく身体を反らすようにして、ゆきえの身体を反らしていく。
反らされると更に首なども極められて苦しいゆきえ。両足をバタバタさせて痛がっていると、レフリーもギブアップの確認をしていく。
『河村っ、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに必死に耐えるゆきえ。
「どうなのよ、ギブアップでしょ?」
陽菜が激しく問いかけると、ゆきえの目から涙が流れ落ちていく。
『ギブアップ?・・・ギブアップ?』
レフリーが問いかけると、遂にゆきえの心が折れた・・・。
「ぎ・・・ぎ・・・ぶ・・・」
ゆきえのギブアップに、陽菜は激しく揺さぶっていく。
「聞こえないわよ、聞こえるようにギブアップって言ってよね!」
珍しく感情的になる陽菜。
「ぎ・・ギブ・・アップ・・・ギブアップ・・・」
ここでレフリーがギブアップを確認してゴングを要請した。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、陽菜が技を解いて立ち上がった。
そしてグッタリするゆきえの後頭部に足を乗せてアピールしていく陽菜。
『勝者、児嶋陽菜っ!』
アキバ勢からすると、グラビアアイドルとの対戦は激しくなってしまうのか、陽菜はゆきえの後頭部を踏みつけてアピールすると、1回戦の勝利を喜ぶのであった・・・。


第9試合

『選手入場っ!』
次の試合の選手がリングに姿を現していく会場内。
まずリングに上がったのはフリーになった女子アナの田仲みな実。フリーになった事で、存在をアピールする為に女祭りに出場する事になったみな実。今夜は白いスポーツビキニに白いリングシューズ姿のみな実。緊張した表情でコーナーに進んでいく。
そのみな実の対戦相手としてリングに上がったのは、優勝候補の1人の米蔵涼子。黒いワンピース水着に黒いリングシューズ姿で登場すると、早くも歓声を浴びている涼子。
1回戦がみな実との組み合わせに、少し不満そうな表情を浮かべながらのリングイン。しかし歓声に応える様に片手を挙げてコーナーに進んでいった。
緊張感の走るリング上。早速リングアナがコールを始めていく。
『第9試合・・・無差別級第3試合・・・青コーナー〜・・・身長153p、上から83、57、84・・・28歳・・・田仲みな実〜っ!』
コールを受けて一礼していくみな実。しかし対戦相手が涼子だけに緊張した表情を浮かべている。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・39歳・・・米蔵涼子〜っ!』
コールを受けて歓声を浴びながら片手を挙げていく涼子。
お互いプロレススタイルを選んだのか、手は素手のままであった。レフリーが涼子とみな実にルールの確認などを行っていくと、体格差もあり無差別級試合と言うには可哀想なマッチメーク。しかし地下プロレスだけに、そんな事は関係がなかった・・・。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、みな実がコーナーから突進して涼子にドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・・
みな実のドロップキックに倒れ込む涼子。
起き上がる涼子に、みな実が続けてドロップキックを叩き込むと、観客席が盛り上がっていく。
更にドロップキックから、ヘッドロックで締め上げていくみな実。
必死に締めていくと、涼子の表情に笑みが浮かんだ。
「ブリッコさんが、これが精一杯な訳?」
涼子の言葉に驚きを隠せないみな実。
「女祭りなんだから、少しは盛り上げないとね!」
涼子が続けて囁くと、みな実をバックドロップで返した。
バッシーン・・・
「んあっ・・」
バックドロップで反撃されてグッタリするみな実。
後頭部を両手で押さえて痛がっていると、涼子が立ち上がって観客席に向かってアピールしていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
痛がるみな実にストンピングを叩き込む涼子。更に髪を掴んで起こしていくと、ロープに振っていく。
ロープから勢いよく返ってきたみな実に、涼子はドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて倒れ込むみな実。
フラフラしながら立ち上がると、涼子が狙った様にラリアットを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
「ああんっ・・・」
堪らず倒れ込むみな実。大の字状態になっていると、涼子が生腹を踏みつけていく。
「ううっ・・・ぐふっ・・うううっ・・・」
涼子にお腹を踏みつけられて苦しむみな実。
「この娘を痛めつけてやってもいいかしら?」
観客席に向かってアピールする涼子。
その涼子のアピールに、観客席からは歓声が起きていく。
『いいぞぉぉぉぉ・・・ブリッコにはお仕置きが必要だろぉぉぉ・・・痛めつけてやれぇぇぇぇ・・・』
『やっちゃえ、やっちゃえ!・・・ボッコボコにしてやれ米蔵っ!』
観客席からはみな実のドミネーションマッチとも言える期待の声が大きいと、みな実は恐怖に怯えた。
観客の反応から、まずは涼子が踵でみな実のお腹にストンピングを叩き込む。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
鋭いストンピングを受けて、みな実は口から涎を垂れ流して苦しんでいる。
そのみな実の髪を掴んで無理矢理起こしていくと、今度はコーナーに連れ込んでから、コーナーポストに顔面を叩き付けた。
バッシーン・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・・」
更にコーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにしていく涼子。
その剥き出しの金具にみな実の顔面を叩き付けた。
ゴキッ・・
「いやああぁぁぁ・・・・」
みな実の悲鳴が響き渡るリング上。涼子が髪を掴んで観客席にみな実の悲鳴をあげる表情を見せつけると、そのまま場外に落としていく。
リング下に降りる涼子は、痛がっているみな実の髪を掴むと、近くの鉄柵に振って叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「きゃあああぁぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて鉄柵に叩き付けられるみな実。グッタリとしていると、涼子は近くからパイプ椅子を手にしていく。
パイプ椅子で襲おうとする涼子に、みな実が必死に逃れるも、涼子は続けてパイプ椅子を振り回した。
ガッシャーン・・・
しかしパイプ椅子は鉄柵に当たってみな実は逃れるも、涼子の攻めに怯えだしていた。
パイプ椅子を放した涼子は、そのままみな実の髪を鷲掴みにすると、無理矢理連れ回してエプロンサイドに顔面を何度も叩き付けていく。
バシッ、バシッ、バシィィィ・・・
「あうっ・・・ああっ・・・ああんっ・・・」
みな実が顔面を叩き付けられてフラフラしていると、涼子は髪を掴んで鉄柱に叩き付けていく。
ゴッキーン・・・
「いやあぁぁぁぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげるみな実。鉄柱に叩き付けられてフラフラしている。
「いい悲鳴をあげるじゃないの・・・ほらっ!」
更に涼子がフラフラしているみな実に鉄柱攻撃をすると、額から激突して悲鳴をあげるみな実。
ゴッキーン・・・
「ああぁぁぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげたみな実。しかし額は割れずに流血はしていないので、涼子は髪を掴んだままリング上に戻していく。
リング上に戻されたみな実はグッタリとしていると、涼子は鉄柱を両足で挟むようにしていくと、場外からみな実の両足首を掴むと、一気に引いていく。
ゴキッ・・
「ヒギィィィィ・・・・」
鉄柱を股間に激突させられて悲鳴をあげるみな実。
更に涼子が股間を鉄柱に叩き付けると、みな実が大きな悲鳴をあげていく。
ゴキィィィ・・・
「んあぁぁぁぁぁぁ・・・・やめてぇぇぇぇぇぇ・・・・」
涼子が放すと、みな実は両手で股間を押さえたまま動けないと、涼子がゆっくりとリング上に戻っていく。
グイッ・・
「あうっ・・」
みな実の髪を鷲掴みにして無理矢理起こしていく涼子。
そのままヘッドロックの体勢に持ち込むと、みな実の額に拳を叩き付けた。
ゴキッ・・
「ああぁぁぁぁぁ・・・・」
またも悲鳴をあげるみな実。
更にブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、バックマウントを奪ってから、みな実の脇腹へ容赦なく拳を叩き付けていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
「あうっ・・ぐふっ・・・ううっ・・オエッ・・・」
みな実の脇腹に容赦なく涼子の拳が叩き込まれていくと、白い柔肌には内出血が起きて、痛々しい姿になっていくみな実。
スポーツビキニだけに、素肌にダメージが見えて痛々しい姿に。更にはドス黒くなっている部分もあり可哀想な展開になっていく。
「い、痛い・・・」
呻き声のような声をあげるみな実。
動きを止めるみな実に、涼子は立ち上がるとヒップを突き上げるような体勢にしていく。上半身はグッタリしているみな実。
観客席に向かってアピールする涼子は、みな実のヒップへサッカーボールキックを叩き込んでいく。
バシィィィィ・・・
「ひぃぃぃぃ・・・」
ヒップに蹴りを受けて悲鳴をあげるみな実。
更には、股間へ爪先蹴りを狙っている素振りを見せていく涼子に、観客席からは歓声が起きていく。
『いいぞぉぉぉぉ・・・もっとやれぇぇぇぇ・・・』
観客席からの残酷な展開を期待する声に、涼子はロープに走って勢いをつけると、ヒップを突き上げた形のみな実の股間を蹴り上げた。
バシィィィ・・・
「ひぎぃぃぃぃ・・・」
股間への衝撃に悲鳴をあげるみな実。
グッタリして両手で股間を押さえていると、涼子は髪を掴んで起こしていく。
「うっ・・ううっ・・・」
苦しむみな実に、涼子はゆっくりとヘッドロックを仕掛けていくと、みな実はただ痛がるだけだった。
「い、痛いぃぃ・・・」
痛がるみな実の額に拳を押しつけて痛めつけていく涼子。
グリッ・・グリッ・・
「んあぁぁぁぁぁぁ・・・」
更にロープ際に連れ出すと、トップロープとセカンドロープを使って両腕を絡ませて、観客席側へみな実が向くようにしていく。
すると、涼子はエプロンサイドからアピールしてから、みな実のお腹にミドルキックを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
「あうっ・・・うううっ・・」
お腹に強烈な蹴りを受けてグッタリするみな実。口から涎を垂れ流している。
観客席が盛り上がると、涼子はみな実の鼻に指を掛けて、背後から揺さぶりかけていく。
グリッ・・
「あああああぁぁぁ・・・・」
またも悲鳴をあげるみな実。レフリーもロープからみな実を解放せずに、涼子が痛めつけていく。
「いやあああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
更にみな実が悲鳴をあげていると、レフリーが涼子を止めていく。
レフリーに止められて離れる涼子。みな実もレフリーにロープから解放されていくも、一方的な試合展開に苦しい状況に追い込まれていく。
ロープから解放されたみな実は、レフリーにチェックを受けると試合は続けられていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に涼子が前に出ると、みな実は少しずつロープ際に下がりだした。
更に涼子が前に出ると、みな実は少しずつコーナーに追い詰められるように下がっていく・・・。
そしてコーナーに詰まったみな実。涼子はプレッシャーを掛けながら前に出ると、いきなりコーナー串刺し状態に喧嘩キックを叩き込んだ。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
お腹に喧嘩キックを受けて座り込むみな実。
両手でお腹を押さえて苦しんでいると、涼子が髪を鷲掴みにしていく。
しかし、みな実が意地を見せて涼子の股間へアッパー気味のパンチを放った。
ゴキッ・・
「ううっ・・・ううっ・・・」
いきなり股間を殴られて苦しむ涼子。
更にみな実が立ち上がると股間を蹴り上げてから、強引に倒してフォールの体勢に持ち込んだ。
『ワン・・・ツー・・・スリィ・・・・』
カウントギリギリで返していく涼子。しかし表情は苦痛に歪んでいる。
フラつきながら立ち上がる涼子に、みな実は続けて逆さ押さえ込みを仕掛けた。
『ワン・・・ツー・・・』
これも涼子が返すと、みな実は悔しがってマットを叩いていく。
続けてフォールを狙って返されたみな実。涼子はみな実の反撃に腹を立てたのか、観客席に向かってアピールしていく。
「上等じゃないの・・・覚悟はいいのかしら・・・」
涼子が呟くも、みな実はアピールする涼子にドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
フラつく涼子に、続けてフライングボディアタックを仕掛けたみな実。
しかし軽量なみな実だけに、涼子にキャッチされてしまった。
そのままシュミット流バックブリーカーで脇腹を痛打するみな実。
バシィィィ・・・
「あうっ・・」
涼子が放すとグッタリとマットに倒れ込むと、涼子は髪を鷲掴みにしていく。
そして無理矢理起こしていくと、近くのコーナーポストに顔面を叩き付けると、続けてロープに顔面を押しつけて擦りつけていく。
ギュ・・ギュギュ・・・
「ああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
みな実の悲鳴がリングに響き渡る。
涼子は股間を蹴られてエキサイトしているから構わず擦りつけると、続けてトップロープとセカンドロープを使って場外方向へみな実の両腕を絡ませていくと、エプロンサイドに立って平手をアピールする涼子。
そして磔状態のみな実に、涼子が張り手を叩き込む。
バッシーン・・バッシーン・・
強烈な張り手の連打に涙目になっていくみな実。
「まだまだよ、容赦しないからね!」
更に涼子の張り手が叩き込まれていくと、みな実の頬が赤くなっていく。
『いいぞぉぉぉぉ、米蔵ぁぁぁぁぁ・・・ブリッコなんて痛めつけてやれぇぇぇぇ・・・』
観客席はみな実の痛めつけられる展開に歓声をあげていると、涼子はリング内に戻ると、みな実の背後に迫った。
そして、スポーツビキニの白いブラに手を掛けていく。
「い、いや・・・やめて・・・ひ、卑怯よ・・・水着に手を掛けるなんて!」
みな実が水着剥ぎに怯えだしていた。
観客席はみな実の水着が剥ぎ取られるのかと期待の声が。
『脱がせ、脱がせ、脱がせ・・・』
涼子は容赦なくブラに手を掛けて、ロープに両腕を絡めて抵抗できないみな実をトップレスにしていく。
グイッ・・
「いやあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
悲鳴をあげるみな実。しかしブラが剥ぎ取られてトップレスになると、小柄ながら見事なDカップはあるのかバストが露わになっていくリング上。
更に完全に上半身を裸にしようと、涼子がロープからみな実を放すと、抵抗するみな実を殴りつけてからブラを剥ぎ取った。
脱がせた水着を観客席に投げ込むと、観客達が水着に群がっていく中、リング上ではショーツとリングシューズだけになったみな実を強引にパイルドライバーの体勢に持ち込む涼子。
トップレスで逆さ吊り状態にされていくみな実。そして涼子が脳天から容赦なく落とした。
ドスッ・・
「あうっ・・」
パイルドライバーにグッタリと倒れ込むみな実。
トップレスにされてバストを隠したくても、パイルドライバーの破壊力にグッタリしている。
そのみな実のバストを踏みつけていく涼子。続けて飛び上がると、バストへニードロップを落とした。
グニュ・・
「んああぁぁぁぁぁ・・・」
バストへの強烈なニードロップに泣き叫ぶみな実。両手でバストを押さえてリング上を転がりながら悲鳴をあげている。
「そろそろ決めてあげるわよ・・・ブリッコさん・・・」
涼子が片手を挙げてアピールすると、グッタリするみな実の両足を抱え込んでいく。
そして、一気に逆エビ固めを仕掛けていく涼子。
身体をCの字にされて、激痛に絶叫していくみな実。
グイッ・・
「ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・痛いぃぃぃ・・・痛いぃぃぃぃぃぃ・・・」
泣きながらマットを叩いていくみな実。
「ギブ、ギブアップ・・・もうダメェェェェェ・・・・・」
早くもギブアップするみな実。必死にマットを叩いていくも、レフリーがギブアップを取らないから続けられていくリング上。
涼子が腰を落とすと、更に激痛に襲われていくみな実。
「レフリーぃぃぃぃ・・・ギブアップ、ギブアップぅぅぅぅ・・・・許してぇぇぇぇぇ・・・いやああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
レフリーが試合を止めようとすると、涼子が技を解いていく・・・。
「し、試合は・・終わり・・でしょう・・・」
みな実がギブアップで終わったと思っていると、試合終了のゴングが鳴らないリング上。
「何言ってるのよ、まだまだ試合は続くのよ・・・」
涼子がみな実に言い放つと、俯せのみな実のヒップへストンピングを入れてから、髪を鷲掴みにして起こしていく。
トップレスのみな実がフラついていると、容赦ないローキックが叩き込まれていく。
バッシーン・・・
「ああんっ・・」
太股へのローキックに悲鳴をあげるみな実。
更にローキックが叩き込まれると、みな実の太股は内出血でドス黒くなるのであった。
フラフラしてロープ際に追い込まれると、涼子が踏み込んでハイキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
側頭部に蹴りを受けてグッタリと崩れ落ちるみな実。
そのみな実のヒップを突き上げる形に俯せにすると、両足を少し開かせていく涼子。
観客席にアピールすると、ショーツに覆われた股間へ容赦ない爪先蹴りが叩き込まれた・・・。
グシュ・・
「ひぎぃぃぃぃ・・・・」
股間への強烈な蹴りに悲鳴をあげるみな実。
グッタリしているみな実に、レフリーも試合を止めようかと迷っていると、涼子が馬乗りになっていくと、容赦ない顔面へのパンチを連打した。
ゴキッ・・バキッ・・
「あうっ・・・ふぐっ・・・」
顔面へのパンチの連打に顔を腫らしていくみな実。
女子アナの顔が崩壊させられていく展開に歓声が起きていくと、みな実も鼻血を噴き出して殴られていく。
ここで危険と判断がされると、レフリーが試合を止めていくのであった。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの連打にも構わずみな実を痛めつけていく涼子。
流石に黒服などもリングに上がって止めていくと、みな実は失神状態で横たわっているリング上。
『勝者、米蔵涼子っ!』
リングアナのコールに片手を突き上げてアピールする涼子。
観客席も盛り上がる中、みな実のバストを踏みつけてアピールしてからリングを後にするのであった・・・。
実力差のあるカードだったが、涼子の徹底した残酷な攻め。しかし涼子が控え室に戻ると、テレビ関係者が姿を現した・・・。
『良くやってくれたよ、田仲を制裁できて良かった。あんな実力のないのを引き受けて、うちも困りものだったからな・・・』
その言葉に、涼子も返す。
「あまり気が乗らなかったけど、私もブリッコって好きじゃないし、面白かったわ・・・」
そう、この試合はみな実をドミネーションしてほしいと言う放送局関係者のリクエストに涼子が応えた形のものであった・・・。
涼子のヒールファイト、まさに職人とも言える域に達している様にも見えるが、ベテランだけにトーナメントの進み具合も気になるところであった・・・。




第10試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、女優としても活躍している笹木希。元ヤンキーと言われる希だが、地下プロレスのリングでの実績は低いだけに、トーナメントで存在感を残したいところ。白いワンピース水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、早くも歓声に応えていく。
その対戦相手としてリングに上がるのは、地下プロレスのキャリアは第2回大会からと長い真鍋かおり。鍛え上げられた腹筋を誇示するかの様な黒いスポーツビキニに、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。対戦相手の希と視線を合わさずにリングに上がると、コーナーに進んでいくのであった。
キックボクシングなどのトレーニングなども積んでいて、打撃に自信を持っていると言う情報もあるかおり。対して希はどんな対応策を出すのか注目が集まるリング上。
『第10試合、スレンダー級第4試合を行います!・・・・青コーナー〜・・・身長168p、上から80、58、82・・・26歳・・・笹木希〜っ!』
コールを受けて一礼していく希。今年はドラマで主演をしたりと活躍のあった年であったから、このトーナメントに出場となった希。しかし多忙だっただけに練習不足が指摘されているが、どういう試合を見せてくれるのか。
『赤コーナー〜・・・身長165p、上から84、55、85・・・Dカップ・・・34歳・・・真鍋かおり〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールするかおり。その腹筋に注目が集まるが、地下プロレスのキャリアも長いだけに、どんな試合になるのか、スレンダー級同士の激しい試合に期待の集まるリング上。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、コーナーを飛び出すかおりと希。
希が距離を計りながらもガードを上げると、かおりは飛び込むように前蹴りから放った。
避ける希。しかし勢いある蹴りに驚きを隠せない。
更に距離を詰めるかおりは、一気に左右のジャブを放つと希がガードする。
しかし顔に意識のいった希に、かおりがローキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
「イタッ・・」
堪らず声を漏らす希。
フラつく希に、かおりは続けてローキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
太股に綺麗に決まっていくローキック。キックボクシングトレーニングは伊達ではなかった様で、観客席にも衝撃音が響いていく。
希は太股を蹴られて、早くも内出血して痛々しい姿になるも、必死にガードを上げていく。
距離を置こうとするかおり。希も強烈なローキックに攻め込めずに苦しい展開になっていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にかおりが前に出ると、希が嫌がるように距離を置こうとしていく。
しかしかおりが前に出ると、左右のジャブからボディへとミドルキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
「はうっ・・うううっ・・」
強烈なミドルキックに動きを止める希。
その瞬間を逃さずに、かおりが顔面へハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
綺麗に炸裂した顔面へのハイキック。希の身体が糸の切れた吊り人形のように崩れ落ちた。
レフリーも試合開始間もないからと、試合を止める事をしないが、希としては意識を一瞬飛ばすほどの衝撃だった。
グッタリする希の髪を掴んで起こしていくかおり。
しかし希も組み付いて抵抗していくと、かおりが膝蹴りを叩き込む。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
膝蹴りをボディに受けて座り込むようにダウンする希。
苦しむ希は、一方的な試合の流れを変えようとして、目の前のかおりの股間を殴りつける、
ゴキッ・・
「うっ・・ううっ・・」
流石に股間を殴られて動きを止めるかおり。希の目つきが変わると、立ち上がるとヘッドロックに捉えていく。
そのまま走り込む様にブルドッキングヘッドロックでかおりを叩き付けると、続けてバックマウントから素手でパンチの連打をしていく希。
かおりはガードしながらロープに逃れようとすると、希のパンチの数が増していくも、ロープに手が届いて止められていくリング上。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、観客席からは溜息に似た声が漏れた。
希を応援する側からはKO勝利を期待したのか、希のラッシュに盛り上がるも、レフリーが別けて試合は続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にフラつきながらもかおりが構えると、希は水着を直しながら距離を置いた。
そして希が大振りの張り手を放っていく。
「おらあぁぁぁ・・・」
気勢をあげながら張り手を繰り出す希。
かおりがガードすると、逆にジャブ気味のパンチを顔面に連打した。
バシッ、バシッ・・・
しかし希も負けずに張り手を顔面に叩き込むと、続けてお腹に喧嘩キックを叩き込んだ。
ドスッ・・
「うっ・・」
鍛えられた腹筋に蹴りを受けてフラつくかおり。
続けてバストにもパンチを叩き込む希。
グニュ・・
「痛いっ・・」
バストへの打撃に堪らず悲鳴をあげるかおり。しかし怒ったのかローキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
「うっ・・」
今度は希が痛がると、かおりがハイキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
側頭部にハイキックを受けてフラつく希。するとかおりが組み付いてフロントスープレックスでマットに叩き付けた。
マットに叩き付けられて動きを止める希。
かおりがサイドポジジョンを奪っていくと、押さえつけてから脇腹へハンマーパンチを連打していく。
これにはスレンダーな希は肋骨に響く攻撃に苦しんでいく。
その苦しむ希に、かおりが一気に腕を狙って仕掛けると、腕拉ぎ逆十字固めが極まった。
グイッ・・
「ああっ・・」
堪らず声を漏らす希。
腕が伸ばされて関節が極まると、希が激痛に堪らずタップしていく。
「ぎ、ギブ・・・」
希のギブアップにレフリーが試合を止めていく。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、かおりが技を解いて立ち上がった。
『勝者、真鍋かおりっ!』
リングアナのコールに片手を挙げて笑顔を浮かべるかおり。
負けた希も腕を気にしながら立ち上がると、お互いの健闘を讃えて抱き合うのであった。




第11試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、美少女コンテストでグラビア部門で優勝した犬塚詩織。白い競泳水着に白いリングシューズ姿で、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。女祭りのトーナメントでは最年少出場の12歳。Oプロ勢から格闘技スタイルを学んでの参戦。地下プロレスは前大会で端爪愛を相手にデビューして勝利した詩織。今回は初の格闘技スタイルで闘うのか注目が集まっている。
その詩織の対戦相手としてリングに上がるのは、グラビアアイドルとしてベテランの域に達している磯山紗耶香。
黒いスポーツビキニに黒いリングシューズ姿でリングインすると、12歳だからと余裕の表情を浮かべるも、体格差はあるからと焦りも見せる紗耶香。
『第11試合・・・グラビア級第4試合・・・青コーナー〜・・・青コーナー〜・・・身長167p、上から84、64、92・・・12歳・・・犬塚詩織〜っ!』
コールを受けて一礼していく詩織。12歳ながら大きな身体には期待の声も掛かっていた。
『赤コーナー〜・・・身長155p、上から88、60、86・・・Fカップ31歳・・・磯山〜紗耶香〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールしていく紗耶香。
年齢差はあるも、体格差があるから紗耶香が有利とは限らないこの試合。果たしてどんな試合になるのか、観客席も期待する中で試合開始のゴングが鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーを飛び出していく詩織と紗耶香。
詩織がいきなりパンチを振り回していくと、紗耶香がガードして距離を置こうとするも、詩織が詰めていく。
距離が詰まるとローキックが放たれた。
バシィィィ・・・
形こそ悪くても、重そうなローキックを放つ詩織。紗耶香の太股を捉えていく。
バシィィィ・・・
更にローキックが入ると、紗耶香が嫌がるようにタックルで組み付いた。
しかし詩織がタックルを受け止めると、下を向く紗耶香の肩口にエルボーを落としていく。
ゴキッ・・
「イタッ・・」
堪らず紗耶香の声が漏れると、続けて下から膝蹴りを狙う詩織。
しかし紗耶香が足に組み付いて逃れると、縺れるようにロープに近づいた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めて両者を離すと、お互いが水着を直して睨み合う展開。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める詩織。
紗耶香は身長差もあるからと、タックルを仕掛けていくも、詩織がフロントスリーパーを狙う。
しかし紗耶香が押し込む様にコーナーに縺れると、詩織が上からエルボーを背中に落とした。
ドスッ・・ドスッ・・
エルボーを連発されて苦しい紗耶香。
組み付いている紗耶香に、詩織はまたも膝蹴りで蹴り上げると、紗耶香のバストに炸裂した。
グニュ・・・
「あうっ・・」
流石にバストに膝蹴りを受けて崩れ落ちる紗耶香。
詩織は倒し込んでから馬乗りになっていくと、容赦なく紗耶香の顔面へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面へのパンチの連打に藻掻く紗耶香。
ロープに足を伸ばして逃れると、レフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められて殴るのを止める詩織。
しかし試合の流れを掴んでいて、観客席からも盛り上がっていく。
『いいぞぉぉぉぉ・・・』
歓声に包まれていくリング上。
紗耶香の表情には焦りの色が浮かんでいると、試合は構わず続けられた。
『ファイト!』
試合が再開されると、紗耶香がガードを固めて距離を取ると、詩織はゆっくりと前に出ていく。
12歳にプレッシャーを感じているのか、紗耶香が距離を置こうとすると、詩織が走り込む様にしてローキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
「あうっ・・」
太股を蹴られて痛がる紗耶香。
更にパンチを連打して前に出る詩織に、紗耶香がタックルを合わせる。
しかし詩織もカウンターの膝蹴りを放つと、紗耶香の顔面に膝が炸裂した。
ゴキィィィ・・
鈍い音が響くリング上。必死に組み付こうとする紗耶香だが、顔面への衝撃に膝をついてしまった。
観客席が盛り上がる中、詩織は紗耶香を倒してから馬乗りになっていくと、容赦ない顔面へのパンチを落としていく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面パンチの連打に嫌がるように藻掻く紗耶香。
堪らず詩織の水着に手を掛けようとすると、観客席からブーイングが起きていく。
『情けないぞ、12歳の水着を脱がすのか!』
『もっと殴っちゃえ!』
観客席からの声に、詩織は水着を脱がされるかも知れないと言う恐怖に、紗耶香の顔面を容赦無く殴りつけていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面へパンチが炸裂すると、一発ずつは威力はなくても、数多くのパンチに紗耶香が鼻血を噴き出していく。
また、顔が腫れだしていく展開。詩織は夢中に殴りつけて構わず殴っていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
激しいパンチの連打に紗耶香は痛がるだけで、何も出来ないとレフリーも試合を止めるか迷っていた。
詩織も殴り続けて良いのかと、リングサイドに顔を向けていくも黒服などは殴れとばかりに手を出していく。
紗耶香が逃れようとブリッジ気味に返そうとしても、167pもある詩織を返せず、逆に殴られていく。
ここでレフリーも危険と判断したのか、試合を止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされて止められていく詩織。
『勝者、犬塚詩織っ!』
リングアナのコールに驚きの表情を浮かべる詩織。トーナメント初出場で1回戦突破に驚いている様子だが、観客席も詩織の勝利に歓声をあげていく。
顔面を血に染めた紗耶香が立ち上がると、詩織は先輩グラビアアイドルに頭を下げるのであった。
紗耶香も握手してから詩織の手を挙げてからリングを後にするも、リングドクターからチェックを受けながらの退場。
詩織は水着を汗で湿らせながらも、控え室に引き上げるのであった。
控え室ではスポーツドリンクを口にする詩織。事務所の中で格闘技戦の練習では、上都彩とのスパーリングなどでは、体格を利用して圧倒する場面もあり、このトーナメントである意味で面白い存在かも知れない・・・。



第12試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、元猛娘の石河梨華。82回大会では有刺鉄線デスマッチで大流血からギブアップ負けをした梨華。今夜は白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、手にオープンフィンガーグローブを着けていく。今年は初ロマンスの話も浮かんでいる梨華。年末のトーナメントで少しでも存在感を出したいところ。
その梨華の対戦相手としてリングに上がるのは、長身の左藤江梨子。見事なボディを黒いビキニに黒いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグロープを着けてのリングイン。早くも梨華を睨み付けていく。
観客席からは、既に梨華が秒殺されるのではと言う予想が流れる中、リングアナがコールを始めた。
『第12試合・・・無差別級第4試合・・・青コーナー〜・・・青コーナー〜・・・身長157p、上から83、59、84・・・29歳・・・石河梨華〜っ!』
コールを受けて一礼していく梨華。競泳水着姿が似合っているが、白だけに流血したら目立ちそうだ。
『赤コーナー〜・・・身長173p、上から88、58、88・・・Eカップ・・・・・・左藤江梨子〜っ!』
そしてコールを受けて片手を挙げてアピールする江梨子。既に気合い充分で、トーナメントに賭けている様子が見て取れた。
歓声に包まれていくリング上。そして試合開始のゴングが打ち鳴らされていく。
『カァーン!』
ゴングが鳴らされると、まずはコーナーから梨華と江梨子が飛び出すも距離を置いて構えていく。
体格差のある梨華と江梨子が向かい合うと、まずはプロレス的に組み合っての押し合いになっていくも、体格差もあり江梨子がロープ際に押していく。
背中にロープの感触を受けていく梨華。
『ロープ・・・』
レフリーがロープだからと離させると、江梨子は水着を直しながら睨み付けていく。
梨華も落ち着きながら距離を置いていくと、水着を直しながらも構えていく。
江梨子が前に出ると、梨華がリング内を回ってから、スライディングキックを放った。
バシッ・・
蹴っては転がるようにロープに逃げる梨華。
江梨子も深追いせずに蹴られた部分を気にするも、梨華は続けてローキック気味の蹴りを入れていく。
バシッ・・
梨華の蹴りに江梨子が蹴り返そうとすると、梨華が足にタックルを仕掛けた。
上手くタックルが決まってテイクダウンを奪うと、江梨子の表情にも焦りが出ていた。
倒れ込んだ江梨子の身体を押さえ込みながらサイドポジジョンを奪っていく梨華。
女祭りに向けて練習した成果を見せようとしているも、江梨子が組み付いていくと、梨華の動きが止まっていく。
動きが止まると、江梨子が長い足でロープに逃れた・・・。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが梨華を止めていくと、梨華は残念そうな表情を浮かべて立ち上がった。
江梨子も水着を直しながら立ち上がると、レフリーが両者を別けてから試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に前に出るのは江梨子。
ボクシングの様に構えてから左右のジャブを放つと、梨華がパンチを避けながらタックルを仕掛けた。
しかし江梨子が踏ん張って倒せないと、逆に脇腹へ小刻みのパンチを入れられていく梨華。
バシッ、バシッ・・
苦悶の表情を浮かべて必死にロープに押していこうとする梨華。
逆に江梨子が膝蹴りを狙うと、バランスを崩させて倒れ込ませた梨華。これには観客席から歓声が起きた。
『いいぞぉぉぉぉ・・・石河ぁぁぁぁ・・・』
歓声が響く中、梨華は倒した江梨子の腕を狙おうと横四方の体勢に持ち込むも、江梨子が少しずつロープに逃れていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
そして江梨子の足がロープに届くと、レフリーが梨華を止めていく。
レフリーの言葉に立ち上がる梨華。呼吸を整えながら水着を直していくと、江梨子も立ち上がっていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていくと、梨華が果敢にドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・
江梨子が倒れ込むと、起き上がる江梨子の顔面にドロップキックを続けて叩き込んでいく。
バッシーン・・
「痛っ・・」
江梨子の顔面に勢いのあるドロップキックが炸裂して、口の中を切った江梨子。口の中に広がる鉄の味に苛ついている。
立ち上がる江梨子に喧嘩キックから、首投げでマットに叩き付けてから、スリーパーを仕掛けた梨華。
体格差と実力差のある江梨子に、果敢に攻め込む姿に観客席が盛り上がっていく。
グイッ・・
「くっ・・」
江梨子が締め上げられながらも、ロープに逃れようと体勢を入れ替えようとするも、梨華も胴締めスリーパーに移行したいとばかりに狙っている。
逃げようとする江梨子に、揺さぶるようにして倒して胴締めスリーパーに移行した梨華。
グイッ・・
「うっ・・」
必死に締め上げていく梨華。流石の江梨子も苦悶の表情を浮かべると、レフリーがギブアップの確認をしていく。
『左藤っ、ギブアップ?・・・ギブ?』
レフリーの問いかけに耐えていく江梨子。
「ノォ・・ぉ・・・ノォォォ・・・」
梨華が必死に締め上げるも、江梨子がロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に江梨子を離していく梨華。
江梨子は喉元を押さえながらロープを掴んで起き上がると、梨華がステップキックを叩き込む。
バシッ、バシッ、バシッ・・
「うっ・・くっ・・」
蹴りこまれて堪らず転がるようにリング下に逃れる江梨子。観客席が盛り上がると、江梨子は更に苛ついていくのであった。
梨華も試合の流れを掴んでいるから、一気に攻め込みたいところ。しかし江梨子はまだまだ激しい攻めも出していないから、勝敗は見えてこない・・・。
梨華も江梨子に大きなダメージを与えていないからと、フォールなどで上手く勝てればと狙っている。
逆に江梨子は場外で鉄柵や鉄柱、パイプ椅子などが視界に入ると、梨華を流血KOしてやろうと思いついた・・・。
ゆっくりリングに戻る江梨子。レフリーが梨華をロープ際から離していく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めると、今度は江梨子が喧嘩キックを放った。
バシッ・・
「あうっ・・」
お腹を蹴られて痛がる梨華。
続けて髪を鷲掴みにすると、一気に近くのトップロープに擦りつけていく江梨子。
ギュ・・ギュギュ・・
「んああぁぁぁぁぁ・・・あ、熱いぃぃぃぃ・・・いやあぁぁぁぁぁ・・・」
ロープに顔面を擦りつけられて絶叫する梨華。
観客席からはブーイングが起きるも、江梨子は構わず擦りつけた。
そしてコーナー近くになって放していくと、梨華が両手で顔面を押さえて痛がっている。
更に髪を鷲掴みにすると、コーナーポストに顔面を何度も叩き付けてから、コーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにしていく江梨子。
続けて金具に額を叩き付けようとする江梨子だが、梨華が踏ん張ってカンガルーキックで反撃すると、逆に江梨子の顔面を金具に叩き付けた。
ゴキィィィ・・・
「んあぁぁぁぁ・・・」
思わず悲鳴をあげる江梨子。
金具に顔面を叩き付けられてフラついていると、梨華が一気に逆さ押さえ込みを仕掛けた。
『ワン・・・ツー・・・』
レフリーがカウントしていくと、江梨子が両足をバタバタさせてバランスを崩して逃れる。
しかしその表情には焦りの色も見えている。
続けて梨華が立ち上がると、ロープに走ってから立ち上がる江梨子の顔面にドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「ぐあっ・・・」
顔面への勢いあるドロップキックに倒れ込む江梨子。
梨華が素早く片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかし江梨子がギリギリ返していくと、梨華も悔しそうな表情を浮かべた。
返されたからと、梨華は首4の字固めを仕掛けると、江梨子は両足をバタバタさせて苦しんでいる。
必死にロープに逃れる江梨子。梨華に追い込まれている展開に観客席も盛り上がる。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが江梨子の足がロープに届いて止めていくと、梨華が技を解いて立ち上がった。
江梨子も首を気にしながら立ち上がると、梨華がヘッドロックに捉えていく。
しかし江梨子が身体を密着させると、一気にバックドロップで反撃した。
バッシーン・・・
「あんっ・・」
後頭部からマットに叩き付けられて動きを止めていく梨華。
首を振りながら江梨子が立ち上がると、梨華の顔面へストンピングを叩き込んでいく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
堪らず転がるようにロープに逃れる梨華。江梨子はサッカーボールキックを連打して場外に落としていくと、続けてリング下に降りていく。
リング下でフラついて立ち上がる梨華に、江梨子が走り込んで喧嘩キックを叩き込んだ。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・・」
堪らず座り込む梨華。蹴られたバストを押さえていると、江梨子が髪を掴んでリングサイドを連れ回していく。
そして、リングサイドの長机に顔面を叩き付けると、そのまま長机の上に梨華を乗せていく。
自らも長机に上がると、強引にパイルドライバーの体勢に持ち込んだ。
逆さにされて怯えた表情の梨華。
江梨子は観客に梨華の逆さの姿を見せびらかせる様にしてから、一気に飛び上がる様にジャンピングパイルドライバーを炸裂させた。
バキィィィィ・・・
音を立てて長机が真っ二つになると、壊れた机には梨華がグッタリとしている。
強烈な技に動きが止まる梨華。江梨子は立ち上がると観客席に向かってアピールすると、壊れた机から髪を鷲掴みにして引きずり出すと、続けてボディスラムで場外に叩き付けると、お腹を踏みつけていく。
グリッ・・
「うっ・・ぐふっ・・・」
苦悶の表情を浮かべる梨華。場外だからと構わず続けられていくと、江梨子がストンピングをお腹に叩き込んでから、無理矢理立たせて鉄柵に振って叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて鉄柵に叩き付けられる梨華。
グッタリとしていると、江梨子が髪を掴んで起こしていくと、梨華も江梨子のお腹にパンチを入れて抵抗した。
しかし江梨子が起こしていくと、顔面へパンチを入れていく。
バシッ・・
フラつく梨華も、負けずに殴り返すと、江梨子の頬にパンチが炸裂した。
驚きの表情を浮かべた江梨子に、梨華が続けてパンチを入れていく。意外な展開に観客席が盛り上がると、梨華が喧嘩キックから素早くリング上に戻っていく。
江梨子は殴られた頬などを触りながらも、観客席に驚いたとばかりにアピールしてリングに戻った。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく江梨子。
梨華もパイルドライバーのダメージからフラついたりしながらも、懸命にガードを上げて構えていく。
バシッ・・
ガードを上げている梨華の太股にローキックを叩き込む江梨子。
蹴られて嫌がる梨華に、江梨子は続けてローキックで太股を攻めていくと、梨華が少しずつロープ際に押され出していく。
江梨子はジャブ気味のパンチなどで押していくと、コーナーに梨華を追い詰めた。
逃げ場のない梨華。顔面をガードしながら前蹴りを出すも、逆に江梨子のローキックを太股に受けていく。
バシィィィ・・・
「痛いっ・・・」
堪らず声を漏らす梨華。太股へのローキックに、白い太股が内出血してドス黒くなって痛々しい梨華。
逃げ場を失ってタックルを仕掛ける梨華だが、江梨子が上手くキャッチして潰していく。
俯せ状態の様になって苦しい梨華。上からは江梨子が押さえつけて、体重を乗せられて苦しい展開。
しかしコーナーでロープに届いているからと、レフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に江梨子が立ち上がると、ビキニを直しながらも距離を置いた。
一方、梨華は苦しそうな表情を浮かべながら立ち上がると、水着を直しながら構えていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、江梨子が軽くジャブ気味にパンチを放っていくと、梨華が少しずつ下がりだした。
太股へのダメージで苦しい梨華。その梨華を少しずつ打撃でコーナーに追い込んでいく江梨子。
嫌がるように前蹴りで抵抗する梨華に、江梨子は軸足へローキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
インローとなって内側を蹴られて痛がる梨華。
更に強引にヘッドロックに持ち込むと、そのまま締め上げてからブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けた。
動きの止まる梨華の後頭部にギロチンドロップを叩き込むと、仰向けにしてからバストを踏みつけていく。
観客席からは歓声とブーイングが飛び交うと、江梨子は顔面を踏みつけてフォールを要求した。
「レフリー、カウントは?」
江梨子の言葉にレフリーがカウントを数える。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし梨華が返していくと、観客席が盛り上がった。
『いいぞぉぉぉぉ・・・石河ぁぁぁぁ・・・』
歓声を浴びるも苦しい展開が続いていく梨華を江梨子が髪を掴んで起こしていくと、コーナーに連れて行ってから剥き出しの金具に額を叩き付けていく江梨子。
ゴキッ・・
「きゃああぁぁぁぁぁ・・・」
額を金具に叩き付けられ絶叫する梨華。
フラフラしている梨華の表情を観客席にアピールしてから、江梨子は続けて金具に叩き付けていく。
ゴキィィィ・・・
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・」
梨華の痛々しい悲鳴が会場内に響き渡ると、額が割れて流血戦となっていく。
梨華の端正な顔に血の筋が流れ落ちると、白い競泳水着を少しずつ赤く染めていく・・・。
更にロープに傷口を擦りつけていく江梨子。
ギュ・・ギュ・・ギュ・・・
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・・あああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
梨華が絶叫すると、額から出血が酷くなっていく。
レフリーが反則のカウントを数え出すと、江梨子はロープから梨華を離していくと、今度は放してからフラフラする梨華の顔面にパンチを入れていく。
バシッ・・バシッ・・
殴られて血飛沫をあげてフラフラする梨華。
鼻血も流して可哀想な状態になっていく梨華に、江梨子はコーナーに連れ込んでからロープ最上段に乗せていく。
そして江梨子は観客席にアピールしてから、セカンドロープに上がって雪崩式ブレンバスターを仕掛けようとしていた。
しかし梨華が蹴りを放つと江梨子をマットに落としてから、観客席にアピールしてからトップロープからフットスタンプを叩き込んだ。
ドスッ・・
「うっ・・グボッ・・・」
突然の反撃でお腹にフットスタンプを受けて、江梨子が堪らず口から胃液の様なものを噴き上げた。
動きの止まる江梨子に、梨華が片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリィ・・・・』
カウントが入ったかと思った瞬間、ギリギリで返していく江梨子。お腹へのフトスタンプのダメージで苦悶の表情を浮かべている。
返しても立ち上がれない江梨子に、梨華はフォールが決まらず悔しそうな表情を浮かべた。
更に何かを仕掛けようと髪を掴んで起こそうとする梨華に、江梨子は苦し紛れの股間へのアッパーを叩き込む。
バシィィィ・・
「あうっ・・・」
股間への衝撃に動きの止まる梨華。
江梨子もフラつきながらも立ち上がると、エルボースマッシュからコーナーに連れ込んでの金具へ額を叩き付けた。
ゴキィィィ・・・
「痛いぃぃぃぃ・・・」
梨華が絶叫すると、江梨子は構わず叩き付けていく。
ゴキッ・・ゴキッ・・・
梨華の顔面が流血で真っ赤に染まると、白い競泳水着も血で染まって残酷な展開になっていくリング上。
あまりの出血に梨華もフラフラしていると、江梨子が距離を置くようにしてから、観客席にアピールして裏拳を放った。
しかし梨華が避けると、素早く逆さ押さえ込みを仕掛けた。
『ワン・・・ツー・・・』
しかしこれも江梨子が返すと、梨華は亀の形でグッタリする。
すると、江梨子が立ち上がってからヒップなどにサッカーボールキックを連打していく。
バシィィィ・・バシィィィ・・・バシィィィ・・・
何発も蹴られて動きの止まる梨華。
更に股間を蹴り上げていく江梨子。
「おらあぁぁぁぁ・・・」
「あひぃぃぃぃ・・・」
股間を蹴り上げられて両手で股間を押さえたまま動きを止める梨華。
その梨華を蹴って仰向けにする江梨子。
トップロープからのフットスタンプをお返ししてやるとばかりに、トップロープに上がっていく。
そして大流血で大の字になっている梨華のお腹に、容赦ないフットスタンプを落とした。
ドスッ・・
「ぐっ・・ホゲェェェェェ・・・・・・・」
激しく口から反吐を噴き上げた梨華。
自ら吐き出した反吐と血で顔を染めて、失神寸前状態の梨華。
江梨子は馬乗りになっていくと、顔面へパンチを何発も落としていくと、ここでレフリーが危険と判断して試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、江梨子が立ち上がってから梨華の顔面を踏みつけていく。
『勝者、左藤江梨子っ!』
リングアナのコールに観客席に向かってアピールする江梨子。
対して梨華はリングドクターが応急処置を施していくのであった・・・。予想に反して善戦した梨華。しかし大流血KOと言う可哀想な結果に終わってしまった・・・。



第13試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、地下プロレス参戦以来成績が上がらない黒樹メイサ。女豹をイメージした豹柄のワンピース水着、リングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。早くも歓声を浴びると鋭い視線で観客席にアピールしていく。
そのメイサの対戦相手としてリングに上がるのは、女優として着実に実績を作っている末広涼子。地下プロレスではキャリアも長く、ヒールからベビーフェイスと数多くのファイトスタイルを持つ涼子。白い競泳水着に白いリングシューズ、手は素手でのプロレススタイルでのリングイン。
歓声が飛び交う中、早くもリングアナがコールを始めていく。
『第13試合・・・スレンダー級第5試合・・・青コーナー〜・・・身長165p、上から80、60、85・・・26歳・・・黒樹メイサ〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールするメイサ。早くも戦闘モードに入ったのか、鋭い視線で涼子を睨み付けていく。
『赤コーナー〜・・・身長161p、上から81、59、85・・・34歳・・・末広涼子〜っ!』
コールを受けて一礼していく涼子。メイサとは視線を合わさずに落ち着いた印象の涼子。小刻みに身体を動かしてウォーミングアップしていくと、水着を直していく。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、いきなりコーナーから飛び出したのはメイサ。
ガードを上げて突っ込んでいくと、涼子が上手く避けていく。更に追いかけるメイサに、涼子はタックルを仕掛けた。
勢いあるメイサがショルダースルー状態で倒れ込むと、涼子は距離を置いていくリング上。
いきなりのメイサの勢いに観客が盛り上がると、涼子は冷静に対処していく。
メイサは立ち上がると、ガードを上げて涼子との距離を詰めていくと、涼子は上手く距離を保とうとしていくリング上。
その涼子へ突進する様に距離を詰めて、パンチを放つメイサ。
涼子はパンチをガードしながらも、組み付いてスープレックスを狙うもメイサが踏ん張っていくと、逆にヘッドロックに捉えていく。
更に顔面へパンチを連打するメイサ。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面を殴られて痛がる涼子は、ロープに振ろうとするもメイサが踏ん張ると、堪らず組み付いてバックドロップで返した。
バッシーン・・・
バックドロップを受けて動きの止まるメイサに、涼子が素早く腕を狙いにいくも、メイサがロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、涼子は水着を直しながら立ち上がった。
メイサも水着を直しながら立ち上がると、涼子との距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていくメイサ。
涼子もメイサの打撃スタイルに緊張感を高めるも、喧嘩キックで牽制していく。
しかしメイサがローキックを放つと、続けて左右のパンチで距離を詰めた。
膝蹴りを狙うメイサに、涼子は膝蹴りを受ける危険だからと組み付いてテイクダウンを奪っていく。
メイサも下から組み付いていくと、涼子は両足を広げて上から押さえ込んでいく展開。
更に涼子が上から素手でボディへパンチを入れていく。
ドスッ・・
「うっ・・」
流石に殴られて苦しむメイサ。ボディへの一撃はダメージを与えていく。
更にサイドポジジョンを奪う涼子。体重を乗せていくと、メイサは呼吸も苦しくなってスタミナを消耗していく展開。
早くもお互いが汗を流していく展開に、観客席は盛り上がっていく。
腕を狙う涼子に、メイサはブリッジ気味に抵抗しながらロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に涼子が放して立ち上がると、メイサも水着を直しながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にメイサが突進すると、いきなり左右の激しいパンチを連打する。
これにはガードしながらもタックルを仕掛ける涼子。
涼子のタックルに膝蹴りを合わせようとするも、涼子が上手くタックルでテイクダウンを奪うと、またもグラウンドの展開になっていくリング上。
足を狙っていく涼子に、ヒールキックで抵抗していくメイサ。
蹴られながらも足を極めようとする涼子に、メイサは激しくヒールキックを叩き込む。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
これには涼子の力が抜けると、メイサは転がるようにロープに逃れる。
涼子も水着を直しながら立ち上がると、メイサもロープを掴んで立ち上がった。
『ファイト』
レフリーの掛け声に距離を詰める涼子とメイサ。
牽制のハイキックを放つメイサ。
しかし届かずに空振りになるも、涼子は間合いを保っていく。
更に距離を詰めて左右のパンチを放つメイサに、涼子はガードしながら距離を置いていく。
メイサは更にパンチを放つと、涼子の顔面にヒットしていく。
バシッ・・
顔を殴られて痛がる涼子。
更にメイサがパンチを放つと、ロープ際に追い込まれていく涼子。
しかし張り手で反撃すると、一気に組み付いてスープレックス気味に投げを狙うも踏ん張られると、逆にエルボーを受けてロープ際にフラつく。
続けてお腹に喧嘩キックを放つメイサ。
ドスッ・・
「ぐふっ・・」
お腹を蹴られて身体をくの字にして苦しむ涼子に、アッパー気味のパンチを顔面に叩き込むメイサ。
バシッ・・
顔面へのアッパー気味のパンチに両手で顔面を押さえる涼子。
続けてボディへの膝蹴りを狙うも、必死に組み付く涼子。メイサがバランスを崩すとロープを掴んだ。
涼子がメイサに抱きつくようにしてロープに押し込むと、メイサは上から涼子の背中にエルボーを狙う。
メイサがエルボーを仕掛けると、涼子が揺さぶるように倒した。
上手くグラウンド状態になって上から抱きつく形の涼子。
メイサも抱きつかれて動きが取れないと、涼子が肘を喉元に押しつけていく。
ギロチンチョークを仕掛けていく涼子に、メイサは苦悶の表情で返そうとするも、涼子が上手く体重を乗せて逃がさない。
額から大量の汗を流しながら返そうと必死になるメイサに、涼子が一気に馬乗り状態になっていく。
『いいぞぉぉぉぉ・・・殴っちゃえ!』
観客席も盛り上がっていく中、涼子が上から拳を握りしめて顔面へパンチを落としていく。
バキッ・・バシッ・・バキッ・・
素手でのパンチにリング上には鈍い衝撃音が響く中、殴られて藻掻くメイサ。
数発顔面へパンチが落とされると、メイサの顔が早くも腫れだした。
涼子も拳へのダメージが心配されるも、必死に殴りつけていく。
バシッ、バシッ・・バキッ・・
下から抵抗するメイサ。顔面へのパンチの連打に苦しい展開に追い込まれていく。
涼子は更にハンマーパンチで鼻を狙っていくと、メイサの鼻を直撃すると激痛にメイサがビクンビクンと身体を反応させた。
ハンマーパンチに鼻血を噴き出すメイサ。
顔面が血に染まって痛々しい展開になっていくも、涼子を返せず苦しい展開が続いていく。
更に涼子がメイサの両腕を両足で挟むようにしてロックしていくと、ガードの出来ないメイサの顔面へハンマーパンチを何度を叩き込んでいく。
涙目になりながらも返そうと藻掻くメイサ。
しかしガードも出来ずに顔面を潰される様に殴られて、残酷な展開になっていくリング上。
涼子も地下プロレスだけに容赦しない攻めをしていくと、ここでレフリーが危険と判断をしてゴングを要請するのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの音に涼子が殴るのを止めて立ち上がる。
メイサは顔を血塗れにして、更には腫らして大の字になっている。
『勝者、末広涼子っ!』
リングアナのコールに片手を挙げられていく涼子。
珍しく激しい攻めに観客席からも歓声が起きる中、大の字状態のメイサを気遣ってからリングを降りるのであった。


第14試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの大野ののか。売れっ子グラビアアイドルだけに地下プロレス参戦が打診され、今後の活動の為にも参戦してきたののか。黒いビキニに黒いリングシューズ姿でリングインしていく。
そのののかの対戦相手としてリングに上がるのは、グラビアアイドルの椙原杏璃。Gカップ巨乳を武器にグラビアやバラエティ展開している杏璃。ののかと同じく黒いビキニにリングシューズ姿。ただ手にはオープンフィンガーグローブを着けている。
早くも歓声に包まれていくリング上。ののかは初めての地下プロレスの会場の雰囲気に緊張を隠せない。
『第14試合・・・グラビア級第5試合・・・青コーナー〜・・・身長169p、上から84、59、85・・・Eカップ・・・22歳・・・大野ののか〜っ!』
早くもコールが始まると、緊張しながら観客席に向かって頭を下げていくののか。
『赤コーナー〜・・・身長157p、上から89、56、80・・・Gカップ・・・32歳・・・椙原杏璃〜っ!』
コールを受けて一礼していく杏璃。その迫力ある胸の谷間に観客席の視線が集まっていた。
レフリーがののかと杏璃にルールの確認をしていくと、ののかは緊張しながらもレフリーの言葉を聞いている。
杏璃も激しいルールでのトーナメント、勝ち上がるために必死に何か考えている様子。
そしてリング上に試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時に杏璃がバストを激しく揺らしながら突進すると、ののかも咄嗟にガードを固めた。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
いきなり杏璃が激しいパンチの連打を叩き込むと、デビュー戦で動きの硬いののかが殴られていく。
「あうっ・・・」
体格差はあるものの、杏璃の激しい打撃にフラついていくののか。
更にミドルキックを叩き込む杏璃。
バシィィィ・・・
痛がるののかの太股にローキックを叩き込むと、ののかも距離を置こうと動いていく。
観客席が盛り上がると、杏璃は走り込む様にして喧嘩キックを叩き込むと、続けて殴りつけていく。
嫌がるようにガードを固めるののかは、押し込まれる様にコーナーに詰まりだした。
そのののかの顔面、バスト、お腹とパンチを連打していく杏璃。
一気に勝負をつけようと言うのか、いつもにない激しさで攻め込んでいく。
嫌がるののかを首相撲に持ち込むと、コーナー串刺しの膝蹴りをボディに叩き込む。
ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・・」
2発ボディへ膝蹴りを受けて、ののかは苦悶の表情を浮かべて座り込む様にダウンすると、続けて顔面へサッカーボールキックを叩き込む。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
顔面への衝撃にグッタリと倒れ込むののか。
両手で顔面を押さえて転がるようにリング下に逃れると、杏璃は片手を挙げて観客にアピールしていく。
『椙原〜っ、一気に倒しちゃえ!』
歓声に押されるように杏璃はビキニを直しながらののかを睨み付けると、ののかもリング下でビキニを直しながら杏璃を睨み付けた。
杏璃に対する声援に悔しそうにエプロンサイドを叩いてからリング上に戻るののか。
レフリーが杏璃を離していくと、試合が続けられていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にののかが前に出て張り手を叩き込むと、杏璃も負けずに殴り返していく。
リング中央で女の意地が激突する展開に歓声が大きくなると、ののかは素手で張り手、杏璃はグローブがあるので顔面へパンチを入れていく。
バッシーン・・・バシッ・・
激しい打ち合いになっていくと、お互いの頬が赤くなっていくが、構わず相手の頬を殴り張っていく2人。
更にののかは杏璃のGカップバストへ拳を握りしめて殴った。
グニュ・・
「痛いっ・・」
堪らず悲鳴をあげて動きが止まる杏璃。
ののかは首相撲の体勢に持ち込むと、バスト狙いの膝蹴りを仕掛けるも、杏璃が組み付いて逃れた。
逆にバックドロップを仕掛けた杏璃。
バッシーン・・・
後頭部からマットに叩き付けられてグッタリするののかに、杏璃はバストへストンピングを叩き込む。
グニュ・・グニュ・・
「あうっ・・ああんっ・・・」
ののかが悶えると、杏璃はEカップバストへニードロップを落とす。
グニュ・・
「いやああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
容赦ないバストへのニードロップに、ののかが絶叫した。
杏璃の全体重が膝に乗って、バストを抉る光景は残酷なシーンに見えるも、地下プロレスでは観客達は喜びの声をあげるのであった。
両手でビキニに包まれたバストを押さえて転がりながら痛がるののか。
杏璃は一気に馬乗りになっていくと、痛がるののかの顔面へ容赦ないパンチを連発していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
「あうっ・・ああっ・・痛いっ・・・」
顔面へのパンチの連打に悶えるののか。
杏璃も一気に勝利の為にエグイ顔面パンチを連発すると、レフリーも試合を止めるか迷いだした。
しかしののかも意地を見せて、下から杏璃のバストを鷲掴みにする。
グリッ・・
「な、何するのよ!」
杏璃が叫ぶと、ののかは更にビキニを剥ぎ取っていく。
「お、お返しよ!胸にニードロップなんて・・・」
ののかも言い返して剥ぎ取ると、杏璃のGカップが露わになっていく。
ののかとしても、杏璃がバストを恥ずかしがって隠すと思っていたが、地下プロレスでは全裸など当たり前で、更に杏璃もトップレスシーンは経験済みでそのままパンチを連打していく。
バシッ、バシッ・・・
ののかは顔を殴られて涙目になりながらも抵抗をするも、鼻血も噴き出して痛々しい展開になっていく。
「水着剥ぎなんて関係ないわよ!」
杏璃が更にハンマーパンチを叩き込むと、ののかの抵抗が少なくなってレフリーが止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、ここでレフリーが杏璃の手を挙げていく。
『勝者、椙原杏璃っ!』
トップレスになって片手でバストを隠して、片手を挙げて笑顔を浮かべる杏璃。
一方、ののかは顔面を両手で押さえて立ち上がれないと、リングドクターが応急処置をして担架が呼び込まれるのであった。



第15試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、女優の荒垣結衣。ゆっくりとリングインすると、早くも歓声を浴びて片手を挙げて笑顔でアピールしていく結衣。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でコーナーに寄りかかると、対戦相手のリングインを待っている。
その結衣と闘うのは、グラビアアイドルから女優などと活動の幅を拡げている山先真実。黒い競泳水着に黒いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に頭を下げてからコーナーに進んでいく。
『第15試合・・・無差別級第5試合・・・青コーナー〜・・・身長169p、上から82、63、88・・・26歳・・・荒垣結衣〜っ!』
早くもコールを受けて観客席にアピールする結衣。トーナメントで存在感を出したいところだが、対戦相手の真実も地下プロレスでは実力の持ち主、簡単には勝てる相手ではなかった・・・。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から84、59、87・・・29歳・・・山先真実〜っ!』
コールを受けてアピールする様に踵落としを披露する真実。反対コーナーの結衣は踵落としに驚きの表情を浮かべている。
そしてレフリーがルールの確認をしていくと、お互いのコーナーに別れる真実と結衣。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、まずはコーナーから出て距離を置いて睨み合う2人。
結衣が距離を詰めようとすると、真実が軽くローキックで牽制した。
空振りするローキック。しかし結衣が打撃を嫌がるように距離を置いていくと、真実が距離を詰めていく。
バシッ・・
まずは結衣がエルボースマッシュを放つと、続けてロープに振っていこうとするも、真実が逆にロープに振っていった。
勢いよくロープから戻る結衣に真実がドロップキックを叩き込むと、結衣が豪快に倒れ込んだ。
更に立ち上がる結衣に真実がミドルキックを叩き込むと、苦悶の表情を浮かべる結衣。
続けてミドルキックを叩き込む真実に、結衣が蹴り足を強引にキャッチして倒れ込むと、そのままアキレス腱固めを仕掛けた。
グイッ・・
「イタっ・・・」
真実が声を漏らすと、素早くロープに手を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に結衣が技を解いていくと、真実も水着を気にしながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める両者。
真実がローキックで前に出ると、結衣が避けて空振りする。
逆に結衣が前に出てローキックを叩き込むと、真実の太股に炸裂した。
バシッ・・
続けてエルボースマッシュからロープに真実を振って、自らも勢いをつけてドロップキックを叩き込んでいく。
倒れ込んだ真実の髪を掴んで起こしていくと、ヘッドロックに捉えるも真実がロープに振って返すと、お返しとばかりにドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・
勢いよく転がり込む結衣。真実がストンピングを叩き込むと、転がるようにロープに逃れた。
『ロープ・・・』
レフリーが真実を止めていくと、結衣は呼吸を整えながらゆっくりと立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に前に出る結衣。
その結衣に、真実が張り手を叩き込む。
バッシーン・・
「うっ・・」
張り手を受けて一瞬動きを止めた結衣。しかし激しい張り手を連打していく。
バッシーン・・バッシーン・・
「痛いじゃないの!」
珍しく感情的になって張り手を叩き込む結衣。真実がフラつくと、続けて蹴りを入れてからヘッドロックに持ち込む。
そのままブルドッキングヘッドロックを仕掛けてから、素早く片足を抱え込んでフォールする結衣。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし真実が返していくと、続けてスリーパーで締めていく結衣。
真実が苦悶の表情を浮かべながらもロープに逃れると、レフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めると結衣が技を解くと、真実が喉元を気にしながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に結衣が喧嘩キックを叩き込むと、続けてヘッドロックに持ち込んでいく。
すると、真実が身体を密着させてバックドロップを狙うと、バランスを崩させてフォールに持ち込む結衣。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし返していく真実。
返されたからと、結衣は髪を掴んで起こしていくと、真実が逆にお腹にパンチを入れて抵抗していく。
バシッ、バシッ・・
「うっ・・」
お腹を殴られて動きを止める結衣。
続けて真実がロープ際に押し込むと、飛び込むようにキチンシンクを叩き込む。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
強烈なキチンシンクに口から涎を垂れ流しながら苦しむ結衣。
フラフラしている結衣に、真実はバックを奪うといきなりジャーマンスープレックスホールドを仕掛けた。
バッシーン・・・
いきなりの大技に結衣は衝撃に意識を飛ばしそうになる・・・。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかしカウントギリギリで返した結衣。
これには観客席から歓声が起きると、真実は悔しそうな表情を浮かべた。
地下プロレスでも珍しい大技、流石は新体操経験と、恵まれた体格だけに真実の必殺技でもあった。
真実が放すとグッタリとしている結衣。
その結衣に、真実は必殺技とも言えるグラウンドでのチョークスリーパーを仕掛けると、続けて両足もフックしてアナコンダスリーパーを仕掛けた。
グイッ・・
これには結衣が必死に真実の腕に手を掛けて抵抗するも、観客席からは歓声が響き渡る。
『落とせっ、落とせっ、落とせっ・・・』
早くも結衣が失神させられる展開を期待する観客席。
結衣も意識を薄らぎ始めたころ、ロープが近いからと手を振り出すと、ロープに手が届いて止められていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが真実を離していくと、結衣は喉元を押さえて転がるようにリング下に逃れていく。
真実は水着を直してから、呼吸を整えるとリング下に降りてからグッタリする結衣の髪を掴んでいく。
そして近くの鉄柵に叩き付けると、グッタリした結衣の顔面へ容赦ない低空ドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
強烈な低空ドロップキックに口の中を切った結衣。
その結衣を無理矢理リング上に戻していくと、コーナーに押し込む様にして張り手を連打する真実。
バッシーン・・バッシーン・・バッシーン・・
激しい張り手の連打に血飛沫をあげる結衣。涙目になりながらも耐えていく結衣に、コーナー串刺しの膝蹴りを叩き込む真実。
ドスッ・・
「ぐ、グエェェェェ・・・」
これには堪らず口から胃液のようなものを吐き出す結衣。
座り込む様にダウンすると、両手でボディを押さえて苦しんでいる。
その結衣に、強引にパイルドライバーの体勢に持ち込むと、一気に脳天から落としていく真実。
『ワン・・・ツー・・・スリィ・・・』
フォールしていくも、結衣がギリギリで返していくと、これには観客席も驚きの声をあげていく。
しかし朦朧としている結衣。立ち上がれないと、真実は一気にアナコンダスリーパーを仕掛けた。
流石にこれには抵抗できない結衣。
レフリーもギブアップの確認をするも、耐えようとしても身体が持ちこたえられない・・・。
レフリーが結衣の手を握って意識の確認をしていくと、次第に結衣の手から力が抜けていく・・・。
完全に失神してしまった結衣。
『カンカンカンカン・・・』
ここでレフリーが試合を止めていくと、真実の勝利が決まるのであった。
『勝者、山先真実っ!』
勝利した真実は観客席に向かってアピールして、結衣はリングドクターに応急処置を受けて担架でリングを降りるのであった・・・。



第16試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、優勝候補とも言われる伊藤美咲。堂々とリングに上がると、早くも歓声を浴びていく。
スレンダーボディを白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインした美咲。その美咲の対戦相手としてリングに上がるのは、若手女優の掘北真希。美咲と同じく白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、歓声に包まれながらコーナーに進んでいく。
美咲としても、このトーナメントの初戦だからとアピールしたいと考えていたところへ、真希が対戦相手。どういう試合を見せるのか?
また、真希としてもキャリアの違う美咲相手に粘れるか、うまくいったら勝てるかもと言う期待をしつつ、試合開始のゴングを待っていた。
『第16試合・・・スレンダー級第6試合・・・青コーナー〜・・・身長171p、上から83、60、87・・・・37歳・・・・伊藤美咲〜っ!』
コールを受けて片手を挙げていく美咲。落ち着いた様子の美咲は、まず初戦であるこの試合で観客にアピールできる内容にしようと気合いを入れている。
『赤コーナー〜・・・身長、上から78、58、83・・・26歳・・・掘北真希〜っ!』
コールを受けて一礼していく真希。流石に身長差もある美咲が相手と言う事で、緊張感を隠せない様子。
レフリーが両者にルールの確認をすると、コーナーに別けて試合開始のゴングを要請した・・・。
『カァーン!』
試合開始のゴングと同時に、美咲が前に出た。
真希も警戒してガードを固めると、軽く左右の張り手を叩き込む。
バシッ・・バシッ・・
ガードの上からと言えども、真希の動きに緊張が走った。
更にローキックを叩き込む美咲に、真希はガードを固めたままロープ際に押し込まれると、美咲は早くも首相撲の体勢に持ち込んだ。
観客席が盛り上がる中、膝を引いて膝蹴りを狙う美咲。
しかし真希も膝蹴りを受けたら危ないと軸足に組み付いて逃れていく。
倒れないように美咲がトップロープを掴むと、レフリーが止めていくリング上。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れる美咲と真希。
『ファイト!』
レフリーが試合再開を促すと、美咲が積極的に前に出て行く。
美咲が前に出ると、真希はプレッシャーを受けながらガードを固めると、美咲がハイキックを放った。
バシッ・・
ガードの上からハイキックを受けても、真希がフラついた。
更にミドルキックを叩き込むと、真希の脇腹を抉ってガードが下がると、一気に顔面狙いの素手でのパンチを叩き込む美咲。
バキッ・・ゴキッ・・
「あうっ・・」
顔面パンチに痛がる真希。
堪らず両手で顔面を押さえてしまうと、美咲がローキックを太股に叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
「あんっ・・」
太股への強烈なローキックに悲鳴をあげる真希。
更に顔面へパンチを入れると、真希の唇が切れて血飛沫が舞っていくリング上。
バキィィィィ・・
売れている女優の顔面へ容赦ない打撃。唇が切れて流血と言うシーンに観客席も盛り上がる中、真希は出血したからと闘争本能が下がりだしているのか、ガードを固めて下がり出す。
前に出る美咲に、真希も必死にパンチを振り回していくと、美咲の頬に大振りのフックが当たると、フラつく美咲。
観客席が盛り上がると、美咲の表情が変わっていく・・・。
顔を殴られてキレたのか、いきなり真希の髪を鷲掴みにしてコーナーポストに何度も叩き付けていく美咲。
バシッ、バシッ、バシッ・・
「あんっ・・・ああんっ・・・ああああっ・・・」
コーナーポストに顔面を何度も叩き付けられて悲鳴をあげていく真希。
更にコーナーに押し込んでから、自らセカンドロープに上がると真希の髪を掴んで、片手で額を殴りつけていく。
ゴキッ、バキッ・・
これにはレフリーが止めていくと、真希がフラつきながら倒れ込むようにリング下に逃れていく。
すると、美咲もリング下に降りると観客席にアピールすると、真希の髪を掴んでリングサイドを連れ回した。
そして盛り上がる観客席に真希を投げ込むと、片手を挙げてアピールしていく美咲。
真希は観客席に投げ込まれると、多くの観客達が白い競泳水着を汗ばませて飛び込んできた真希の身体を触りだしていた。
「いやあぁぁぁぁ・・・・」
泣きそうな声で悲鳴をあげる真希。
しかし容赦ない観客達が水着と素肌の間に無理矢理手を入れて乳房を揉んだり、股間へも手を伸ばした。
その観客席の真希を捕まえてリング上に戻していく美咲。真希は水着を直そうと必死で、涙ぐんでいる。
リング上に戻された真希は、美咲がコーナーに押し込んでいくと、両腕をトップロープに絡まされていくと、サンドバック状態で顔面へ張り手、バストへハイキック、お腹にもキック、太股へローキックと痛めつけられていく。
バッシーン・・・バシッ、バシッ・・・バッシーン・・・
口の中を切って血飛沫をあげて、更に顔面への張り手で鼻血を噴き出して痛々しい真希。
白い競泳水着にも血が垂れて痛々しい展開になるも、美咲の攻めは容赦ない・・・。
流石にレフリーもコーナーに押し込まれての攻撃に、美咲を止めていく・・・。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが美咲を離していくと、コーナーから真希を放していくも、フラフラ状態の真希。
試合続行の意思確認をするも、朦朧としながらも続行を訴えた真希。
『ファイト!』
レフリーが試合続行の掛け声をすると、美咲が激しい張り手を叩き込んでいくと、血飛沫をあげる真希。
フラフラしている真希に、美咲は観客席に余裕を見せるように片手を挙げてアピールしていく。
しかし、真希がアピールする美咲に一気に逆さ押さえ込みを仕掛けた。
突然の真希の反撃に状況が飲み込めない美咲。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィィ・・・・』
まさかの真希の逆転勝利が決まったリング上。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、勝利した真希はグッタリとしていく。
負けた美咲は一方的に痛めつけていただけに、まさかの逆転負けに呆然としている。
『勝者、掘北真希っ!』
リングアナのコールに観客席が盛り上がっていく。
レフリーが片手を挙げようとしても、グッタリして立ち上がれない真希。
一方、負けた事に苛つきを隠せない美咲は、立ち上がると真希に蹴りを入れてからリングを降りるのであった。
まさかの優勝候補の1人の美咲の敗退。波乱とも言える結果に驚きを隠せない観客席。
3つのトーナメントの行われている女祭りのリングで、まさかの結果が起きたのであった・・・。
真希は担架に乗せられて運ばれていくも、ダメージが大きく応急処置を受けていくのであった・・・。




第17試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、元女子アナの背山麻理子。白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、早くも歓声を浴びてコーナーに進んでいく。
その麻理子の対戦相手としてリングに登場したのは、美人過ぎるお天気お姉さんこと荒井恵理那。聖なる力所属の恵理那は、グラビア展開して話題を作った事もあり、今夜は特別に地下プロレスデビュー、それもトーナメントに出場となった。白いビキニに白いリングシューズ姿で、対戦相手の麻理子と同じリングコスチューム。ただ麻理子と違うのは、バストの膨らみなどプロポーションだったが、初々しい白ビキニ姿に観客席が盛り上がっていく。
注目を奪われて麻理子がコーナーに寄りかかりながらも、面白くなさそうな表情を浮かべていると、恵理那は初めての地下プロレスの異様な雰囲気に戸惑いを隠せないでいた・・・。
『第17試合・・・グラビア級第6試合・・・青コーナー〜・・・身長164p、上から84、57、84・・・34歳・・・背山麻理子〜っ!』
コールを受けて頭を下げていく麻理子。34歳と言えども堂々としたビキニ姿に歓声が起きていく。
『赤コーナー〜・・・身長158p、上から82、57、86・・・24歳・・・荒井恵理那〜っ!』
麻理子より10歳若い恵理那の新鮮なビキニ姿に歓声が起きていくと、恵理那は少し恥ずかしそうに一礼していく。
事務所側から地下プロレスの練習を受けての参戦。麻理子は地下プロレスデビューしているだけに、どんな試合が展開されるのか・・・。
麻理子はリングサイドの黒服に問いかけた。
「お天気お姉さんって人気じゃない?・・・だからビキニが脱げちゃったりしたら話題になるかしら・・・ふふっ・・・」
その麻理子の言葉に、黒服も笑みを浮かべた・・・。
そして注目の試合の試合開始のゴングが鳴らされたのであった・・・。
『カァーン!』
ゴングが鳴らされると、まずはコーナーから飛び出していく恵理那と麻理子。
緊張した表情で距離を計る恵理那に、麻理子が踏み込んで張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・・
いきなりの張り手に驚きを隠せない恵理那。
しかし麻理子は髪を掴んで叫んだ。
グイッ・・
「激しく闘わないとお客さんが喜んでくれないわよ!」
麻理子が叫ぶと、早くもリング下に向かって恵理那を振っていく。
ビキニ姿でリング下に転がされる恵理那。
「いやあぁぁぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげていくと、麻理子もリング下に降りて捕まえていく。
恵理那が抵抗していくと、近くのエプロンサイドに顔面を叩き付けて動きを止めてから、ヘッドロックに捉えていく麻理子。
そのまま観客席にアピールすると、一気に恵理那を観客席に向かって振っていった。
「いやあぁぁぁぁぁ・・・」
またも響き渡る恵理那の悲鳴。そう、観客席に振られて倒れ込むと、突然のビキニ姿の恵理那の身体に無数の手が伸びていく。
真希に続いて恵理那の登場に興奮した観客達が触りだしていく。
嫌がる恵理那。
容赦ない地下プロレスの観客達はバストやお腹、背中、ヒップと構わず触りだしていく。
流石にビキニを剥ぎ取る観客はいないものの、恵理那は嫌がるように観客席から逃れた。
呼吸を荒げている恵理那に、麻理子が喧嘩キックを叩き込むとヘッドロックからリングサイドを連れ回していく。
苦悶の表情の恵理那を余裕で痛めつけていく麻理子は、このトーナメントで存在感を出して来年の仕事を掴もうとも思っている様子。
そしてリング上に恵理那を戻していく麻理子。
リング上に戻ると、倒れ込んでいる恵理那にストンピングを脇腹などに入れてから、髪を掴んで起こしていく。
そしてロープに振っていくと、戻ってきた恵理那のバストへ強烈なドロップキックを叩き込む麻理子。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
痛がる恵理那に、麻理子は続けて顔面へドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・・」
顔面へのドロップキックに悲鳴をあげて痛がる恵理那。
両手で顔面を押さえていると、麻理子は髪を掴んでマットに膝を突くような形に恵理那を起こそうとする。
すると、恵理那も目の前の麻理子のお腹にグーパンチで抵抗しようとすると、麻理子も髪を振り回すも恵理那も必死に抵抗していく。
バシッ・・
「うっ・・」
お腹を殴られて動きを止める麻理子。
更に恵理那がパンチで反撃すると、いきなり麻理子が股間を押さえだした。
「くっ・・・うううっ・・・」
そう、ローブローとでも言い出しそうなアピールをする麻理子。
「えっ、そ、そこは攻めてないですけど・・・」
慣れない恵理那が麻理子のアピールに戸惑うと、観客席からはブーイングが起きていく。
『いいぞぉぉぉぉ・・・・カワイイ顔して股間殴るなんて凄いぞぉぉぉぉ・・・』
観客席の盛り上がりに戸惑いを隠せない恵理那。
動きを止めると、逆に麻理子が笑みを少しは浮かべてから、強引にヘッドロックを仕掛けた。
そのままブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、グッタリした恵理那にキャメルクラッチを仕掛けていく。
更に鼻に指を掛けていくと、両足をバタバタさせて嫌がる恵理那。
「んああぁぁぁぁぁ・・・・」
痛がる恵理那に、麻理子は揺さぶってから放していくも、両手で顔面を押さえて痛がっている。
更に麻理子がトップロープを掴んで恵理那に蹴りを入れて仰向けにしていくと、飛び上がってお腹にニードロップを落としていく。
ドスッ・・
「グエッ・・・おえっ・・・」
お腹への鋭いニードロップに転がるようにリング下に逃れていく恵理那。
リング下に降りると、口を押さえているも、吐き気に襲われたのか気にしているも、涎だけが垂れ流れている。
「うっ・・・うううっ・・・」
リング下で四つん這い状態の恵理那に、麻理子がヒップにストンピングを叩き込んでいくと、続けて髪を鷲掴みにして起こしていくと、ヘッドロックで締め上げた。
苦悶の表情を浮かべる恵理那。麻理子は構わず場外でブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、動きの止まった恵理那の両腕を掴んで、サーフボードストレッチで攻めていく。
場外だからとギブアップの確認がされないも、恵理那が苦悶の表情を浮かべて痛がっていると、麻理子は揺さぶっていく。
そして技を解いてから、背中に数発ストンピングを叩き込むと、髪を掴んで起こしてから鉄柵に振っていく。
ガッシャーン・・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・・」
鉄柵に叩き付けられて悲鳴をあげる恵理那。
麻理子は観客席にアピールすると、グッタリする恵理那を起こしてから、リング上に戻していく。
リング上でグッタリとしている恵理那。
麻理子はリングに上がると、素早く恵理那の片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし恵理那が返していくと、今度は逆エビ固めを仕掛けていく麻理子。
グイッ・・
「ああああぁぁぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげる恵理那。
麻理子が腰を落とすと、恵理那は激痛に悲鳴をあげていく。
泣き出しそうな表情を浮かべてロープに手を伸ばす恵理那。
その表情に観客席からは歓声が起きていくと、麻理子は揺さぶって痛めつけていく。
レフリーもギブアップの確認をしていくも、恵理那が必死に耐えていくのであった。
『ギブアップ?』
「ノォォォォ・・・ノォォォォォ・・・」
必死に耐えていく恵理那。
「背骨が折れちゃうかもね!」
麻理子が揺さぶりながら意地悪く言い放つと、恵理那が耐えていく。
「ノォォォォォ・・・」
ビキニが脱げそうになっても必死にロープに逃れようとする恵理那。
そしてロープを掴むと、ビキニが少しズレて乳首が飛び出しそうになっている事に気が付くと、恥ずかしそうにビキニを直していく恵理那。
観客席からは恵理那の乳首は見えなかったからと、少し残念そうな溜息が出る観客席。
レフリーが止めているからと、恵理那が立ち上がっていく。
麻理子もビキニを直しながら距離を置いていくと、レフリーが試合を続けさせていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく麻理子と恵理那。
バシッ・・
いきなり恵理那がエルボースマッシュを仕掛けると、続けてヘッドロックに持ち込んでいく。
ヘッドロックを極められてロープに振っていく麻理子。
ロープから勢いよく戻ってきた恵理那は、逆にフライングラリアットを仕掛けると、麻理子の喉元に炸裂してダウンを奪った。
『ワン・・・ツー・・・』
恵理那がフォールの体勢に持ち込むも、麻理子が返していくリング上。
返されたからと、素早く両足を絡ませる様にヘッドシザースに移行する恵理那。
白ビキニ同士が絡み合う展開に歓声が起きていく中、恵理那も必死に攻めていく。
これには麻理子がロープに足を伸ばして逃れると、レフリーが恵理那を止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に放していく恵理那。
喉元を気にしながら立ち上がる麻理子に、恵理那は距離を置いてビキニを直していく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく恵理那と麻理子。
恵理那が走り込んでドロップキックを叩き込むと、続けて首投げでマットに麻理子を投げつけてから、スリーパーと上手い流れで攻め込んでいく。
しかし麻理子も冷静にロープに足を伸ばすと、恵理那が締め上げるもロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に放していく恵理那。
麻理子は立ち上がると蹴りを入れると、逆に首投げでマットに叩き付けてから、腕を狙っていくも恵理那がロープに逃れた。
『ロープ・・・』
恵理那が逃れると、麻理子が放してから立ち上がってストンピングを入れて距離を置いていく。
恵理那は蹴られて痛がりながらも立ち上がると、麻理子が張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・
「痛いっ・・・」
張り手を受けて動きの止まる恵理那に、麻理子は張り手を連打していくと、そのままコーナーに追い込んでいく。
堪らず顔をガードしようとする恵理那のボディへパンチを入れていく麻理子。
ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・・うううっ・・・痛いっ・・・」
お腹などへのパンチに苦しむ恵理那。
「お客さんは喜んでるわよ・・・ほらっ!」
ドスッ・・
「ぐっ・・うううっ・・・」
お腹へのパンチの連打に苦しい恵理那。
堪らず座り込むようにダウンする恵理那に、麻理子はロープを掴んでセカンドロープに上がると、恵理那の肩や背中などへ蹴りを入れていく。
更にグッタリする恵理那に、バストなどへフットスタンプを叩き込んで動きを止めていく麻理子。
コーナーで仰向けで苦しむ恵理那に、麻理子は笑みを浮かべた。
「そろそろ決めてあげるわよ・・・ふふっ・・」
そう囁くと、コーナーの恵理那を起こしてから、キチンシンクで動きを止めてフラフラさせてから、トップロープに登ってから一気にフライングボディアタックを仕掛ける麻理子。
バッシーン・・・
衝撃を受けて大の字になる恵理那に、麻理子はそのままフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリィィ・・・・』
しかし恵理那がギリギリ返していくと、麻理子が恵理那を俯せにしてから、両手首を掴んでからクロスさせる様にしてから、一気にブラッディーEXを炸裂させた。
苦悶の表情を浮かべて耐える恵理那。
両足をバタバタさせて痛がっている恵理那に、レフリーがギブアップの確認をしていく。
『荒井っ、ギブアップ?』
レフリーの問いかけ耐えていく恵理那。
「ノォォォォ・・・ノォォォォォ・・・」
耐える恵理那に、麻理子は上半身を反らして更に極めていく。
「ぎっ・・ギブ・・・ギブアップ・・・」
遂に恵理那の口からギブアップが漏れると、ここでレフリーが試合を止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
レフリーが試合を止めてゴングが打ち鳴らされていくリング上。
麻理子が技を解くと、恵理那がグッタリとしていく。
『勝者、背山麻理子っ!』
汗だくになりながらも、白いビキニ姿の麻理子が笑顔を浮かべて片手を挙げていくリング上。
負けた恵理那は、初めての地下プロレスで観客席まで入れられながらも、必死に頑張ったからと観客席からも歓声が送られていくのであった。



第18試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルから活動している熊多曜子。黒いビキニに黒リングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブ姿でリングに上がると、観客席に向かって頭を下げてからコーナーに進んでいった。結婚・出産と経験して、地下プロレスでも数々の試合を経験しているだけに、トーナメントでも成績を残したい曜子。
その曜子の対戦相手としてリングに上がるのは、グラビアアイドルから女優として活動している市河由衣。曜子との対戦は経験があるものの、最近の戦績からは不利は否めない。しかし白いビキニに白いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブ姿でリングに上がると、観客席にアピールしてコーナーに進んでいった。
曜子はボクシングトレーニング、体幹トレーニングなど自ら鍛えてのトーナメント参戦だけに、ビキニ姿も立派なボディに仕上げていた。
対して由衣はかつてのグラビアアイドル時代のボディに比べて肉付きも落ちていて、曜子に対してどういう試合を見せるのか、そこも注目されているリング上。
『第18試合・・・無差別級第6試合・・・青コーナー〜・・・身長166p、上から92、56、84・・・Jカップ・・・32歳・・・熊多曜子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする曜子。バストを揺らしながらコーナーで飛び跳ねると、観客に向かってアピールしていく。
『赤コーナー〜・・・身長158p、上から83、55、85・・・Dカップ・・・27歳・・・市河由衣〜っ!』
コールを受けて一礼していく由衣。歓声が大きくなる会場内で曜子と由衣の視線が交錯していく・・・。
ビキニ姿の曜子と由衣。今夜は激しい格闘技戦の様な試合が予想されるだけに、観客席も興奮していく。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、コーナーから飛び出した曜子と由衣がガードを上げて距離を詰めていく。
まずは曜子がローキックを放つと、由衣はガードを固めて様子を見ていく。
更に曜子がローキックから、踏み込んで左右のジャブを放つと、嫌がる様にガードを固める由衣に飛び込むように膝蹴りを放った。
これも由衣がガードしていくも、ロープ際に追い込まれた形になる由衣に、曜子が一気にボディへパンチを入れていく。
ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・ううっ・・」
身体をくの字にして苦しむ由衣。しかし組み付いていくと、曜子は無理矢理押し返していく。
更に膝蹴りを狙う曜子に、由衣が足に組み付いて倒そうとするも、曜子がフロントスリーパー気味に首に腕を巻き付けた。
倒せない由衣に、曜子が首を極めていこうとするも滑って極まらないと、顔面へパンチを叩き込む。
バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面へのパンチの連打に盛り上がる観客席。
由衣も殴られて嫌がるようにタックルを仕掛けると、上手く曜子からテイクダウンを奪った。
倒れ込むと素早くサイドポジションを奪っていく由衣。
曜子も下から組み付いて由衣の動きを見ていくと、由衣はサイドポジジョンから体重を乗せて押さえ込んでいく。
膝蹴りを狙おうとする由衣に、曜子が組み付いてからバランスを崩そうとすると、由衣が膝蹴りを止めて組み付いた。
流石に体重を乗せられていくと、曜子も早くも汗が素肌に浮かび上がっていくリング上。
由衣も馬乗り状態を狙いたいのに、曜子の反撃を警戒して動けない。
逆に曜子が下から由衣に組み付いていくと、由衣が離そうとしても上手くブリッジ気味にして体勢を入れ替えた。
しかしロープが近いからとロープに逃げる由衣。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められていくと、曜子と由衣はビキニを直しながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める由衣と曜子。
お互いパンチを放つと、顔面を抉るお互いの拳。
バキッ・・
しかし怯まずに殴り合うと、バストを揺らしながら押していく曜子。
由衣も殴りつけるも、体格差から押されていくと、タックル気味に組み付いた。
しかし曜子は倒されずに膝蹴りを叩き込むと、力の抜けた由衣をロープ際に押し込んだ。
ロープを背にする由衣に、曜子はボディからバストへとパンチを叩き込むと、由衣が嫌がるように組み付こうとする。
しかし下からアッパー気味に顔面にパンチを叩き込む曜子。
バキィィィ・・・
顔面へのアッパーは効いたのか、由衣の動きが鈍くなっていく。
更に顔面狙いのアッパーを放つ曜子。由衣も必死に殴り返すと、曜子のJカップバストに拳が炸裂した。
グニュ・・
「うっ・・」
流石にバストを殴られて苦しい曜子。
動きが止まると、由衣が組み付くようにして曜子をロープに押し込むと、逆にパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面へ一気にパンチを叩き込む由衣。
しかし曜子も膝蹴りで勢いを止めると、髪を鷲掴みにして下を向かせてニーリフトでバストを抉った。
グニュ・・
「あうっ・・」
バストへのニーリフトを受けて動きの止まる由衣。
グイッ・・
更にヘッドロックから、強引にブルドッキングヘッドロックで由衣を叩き付けていく曜子。
俯せでダウンしている由衣に、曜子は立ち上がると脇腹へサッカーボールキックを叩き込んでいく。
バシィィィィ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
身体を丸めて痛がる由衣に、曜子は痛めつけるようにニードロップを脇腹へ入れていく。
ドスッ・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・」
曜子の鋭いニードロップに悲鳴をあげる由衣。
更に馬乗りになっていくと、由衣の顔面へパンチを落としていく曜子。
バシッ、バシッ・・・バシッ・・・
嫌がるようにガードしようとする由衣。しかし曜子のパンチが容赦なく顔面を襲っていく。
バシッ・・バシッ・・
堪らずロープに逃れようと体勢を入れ替えようとすると、曜子がチョークスリーパーを仕掛けるも、由衣がロープに逃れた。
『ロープ・・・』
レフリーの掛け声に曜子が放すと、由衣は喉元を気にしながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの試合続行の指示に曜子が前に出ると、強烈なミドルキックを叩き込む。
バッシーン・・・
「うっ・・」
ミドルキックを受けて動きの止まる由衣に、曜子は一気に顔面へパンチを叩き込んでいく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
曜子の顔面パンチの連打に堪らずコーナーに押し込まれていく由衣。
タックルで流れを変えようとすると、曜子がカウンターの膝蹴りを顔面に叩き込む。
ゴキッ・・
鈍い音がするリング上。由衣も必死に曜子の太股に組み付いていくも、曜子はダウン寸前の由衣をコーナーに押し込むと、首相撲の体勢に持ち込んでから膝蹴りを連打していく。
ドスッ・・ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・ううっ・・・あうっ・・」
曜子の膝蹴りの連打に動きの止まる由衣。
その由衣の髪の毛を鷲掴みにして下を向かせる曜子は、顔面へ強烈な膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキィィィィ・・・
鈍い音が響くリング上。由衣は顔面へ膝を受けて崩れ落ちると、レフリーも試合を止めるか迷っている表情を浮かべた。
グッタリする由衣に、曜子は低空ドロップキックを叩き込んで場外に突き落としていくと、試合を続けようと気合いを入れていく。
リング下でグッタリする由衣。
曜子はリング下に降りていくと、観客席にアピールしてから由衣の髪の毛を鷲掴みにして無理矢理起こしていく。
フラフラしている由衣を、そのまま近くの鉄柱に叩き付けていく曜子。
ゴッキーン・・
「いやあぁぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげる由衣。
更に曜子は観客席にアピールすると、リングサイドのテーブルに由衣の顔面を叩き付けてから、ボディスラムでテーブルの上に叩き付けた。
テーブルが倒れ込んでグッタリする由衣に、曜子は近くのパイプ椅子を手にすると、由衣のお腹に角の部分を叩き付けていく。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
お腹にパイプ椅子の角を叩き付けられて苦しむ由衣。
更にフットスタンプで由衣のお腹を押し潰す曜子。
ドスッ・・
「ぐえっ・・・オエッ・・・」
曜子のフットスタンプに嘔吐感に襲われて苦しむ由衣。口からは胃液の様なものを垂れ流していると、曜子は髪を掴んで起こしていく。
そして下を向かせてから、場外での容赦ないパイルドライバーの体勢に持ち込んだ。
ビキニ姿の由衣が逆さにされて、曜子はゆっくりと脳天から由衣を落としていく。
ドスッ・・
「あうっ・・」
曜子が放すと、由衣は場外でグッタリとしていくと、曜子が観客席に向かって片手を突き上げてアピールしていく。
「容赦しないわよ、ガンガンいくからね!」
曜子のアピールに歓声が起きると、曜子はエプロンサイドに上がると、由衣のお腹にフットスタンプを落とした。
ドスッ・・
「グエッ・・・」
曜子の全体重をお腹に受けた由衣は、内臓を押し潰される様な感覚に口から反吐を噴き上げた。
グッタリする由衣のバストを踏みつけてアピールしていく曜子。
流石は地下プロレスの経験が多いだけに、アピールするポイントなども心得ているだけに、観客達の喜ぶような事をしてアピールしている。
グイッ・・
「あうっ・・」
その由衣を起こしていくと、反吐を垂れ流しながら苦悶の表情を浮かべる由衣に、容赦ない顔面パンチを叩き込む曜子。
バシッ・・バシッ・・
「うっ・・ぐふっ・・」
堪らず膝を落とす由衣。曜子は髪を掴んで片手をアピールすると、由衣が意地を見せていく。
バシッ・・
「うっ・・うううっ・・・」
由衣が曜子の股間を殴りつけると、油断していたのか曜子が股間を押さえて苦しみだした。
両手で股間を押さえる曜子に、由衣はJカップバストを殴り出す。
グニュ・・グニュ・・
「あうっ・・痛いっ・・あうっ・・」
バストへのパンチの連打に痛がる曜子。
更に由衣がハイキックを叩き込むと、近くの鉄柱に抱きつくように倒れ込む曜子。
由衣は近くのパイプ椅子を手にすると、苦しむ曜子の背中に座面で一撃を喰らわせた。
ガッシャーン・・・
「ああんっ・・」
痛がる曜子。
更に由衣が髪を掴んで額にパンチを連打していくと、曜子も股間を殴り返した。
バシッ・・
「うっ・・」
股間への一撃に動きが止まる由衣。
更に曜子がリング上に由衣を上げていくと、自らもリング上に戻っていくと、コーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにしていく。
そして由衣を起こしていくと、剥き出しの金具に額を叩き付けていく。
ゴキィィィ・・・
「きゃあああぁぁぁぁ・・・・」
悲鳴をあげて痛がる由衣。
曜子は観客席にアピールする様にしてから、由衣の額を金具に叩き付けると、そのままパイルドライバーの体勢に持ち込んだ。
逆さ吊り状態の由衣に、一気に脳天から落としていく曜子。
由衣が大の字でヒクヒクしていると、曜子が由衣のバストへニードロップを落とした。
グニュ・・
「ぎえっ・・・・・」
Dカップのバストを抉られて悲鳴をあげる由衣。
しかし曜子の攻めは続けられていくリング上。
曜子は笑みを浮かべると、由衣のお腹に飛び上がってフットスタンプを落とした。
ドスッ・・
「ホゲェェェェ・・・・」
踵からお腹に落ちるようにした曜子の残酷感あるフットスタンプに、由衣は激しく反吐を噴き上げた。
ヒクヒクする由衣をフィニッシュとばかりに俯せにしていく曜子。
そして、汗ばんだビキニを剥ぎ取ってトップレスにしていくと、剥ぎ取ったブラを観客席にアピールしてからキャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
上半身裸の由衣のトップレスキャメルクラッチ。曜子が反らしていくと、バストを揺らしながら由衣が真上を向かされる様に極められていく。
両足をバタバタさせて痛がっている由衣。
曜子は更に揺さぶって痛めつけていくと、由衣は口か涎を垂れ流して耐えていく。
『市河っ、ギブアップ?』
レフリーがギブアップか確認していくも、由衣は耐えようとするもあまりの激痛にギブアップをしようとする・・・。
しかし曜子に口を押さえられてギブアップできないと、涙目になって痛がっている。
「ふふふっ・・・ギブアップかしら?」
曜子が意地悪く囁くと、由衣は泣きながらギブアップをアピールする。
しかしレフリーが気が付かないと、更に痛めつけられていく由衣。
ここでリングサイドからレフリーに由衣の泣いている状態が伝えられると、ここで試合が止められていくのであった。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、曜子が技を解いて立ち上がった。
『勝者、熊多曜子っ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべた曜子。
由衣はグッタリとしていると、曜子は背中を踏みつけてガッツポーズでアピールするのであった・・・。



第19試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、女優として地位を復活しつつある澤尻エリカ。白いワンピース水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって一礼していくエリカ。
そのエリカの対戦相手としてリングに上がるのは、長沢まさみ。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、エリカと視線を合わせる事もなくコーナーに進んでいく。
『第19試合・・・スレンダー級第7試合・・・青コーナー〜・・・身長160p、上から83、58、86・・・28歳・・・澤尻エリカ〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールするエリカ。今夜はどんな試合を見せるのか?
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から84、57、83・・・27歳・・・長沢まさみ〜っ!』
そしてコールを受けて一礼していくまさみ。
その瞬間、反対コーナーのエリカが飛び出すと、一礼したまさみに殴りかかっていく。
まさみも殴り返してタックルを仕掛けると、エリカが膝蹴りから倒れ込む様にグラウンドも持ち込むと、ここで試合開始のゴングが鳴らされた。
『カァーン!』
いきなりのエリカの奇襲から始まった試合。グラウンド状態になると、エリカはまさみの顔面を掻きむしっていくと、まさみがロープに逃れた。
更に馬乗りになっていくエリカは、まさみのバストを水着の上からクロー攻撃をしていく。
「痛いっ・・・痛いぃぃぃぃぃ・・・・」
堪らずまさみが悲鳴をあげると、レフリーがエリカを止めていく。
『反則を取るぞ、澤尻っ!』
レフリーの指示にも構わずまさみを痛めつけるエリカ。
『ワン・・・ツー・・・スリィィィ・・・フォォォォ・・・・』
レフリーのカウントにエリカが立ち上がると、まさみは顔を気にしながらリング下に逃れた。
リング下で顔を気にしながら、水着を直すまさみは、リングサイドの黒服に問いかけた。
「仕掛けていいの?」
黒服は問題ないとばかりに返事をすると、まさみはリングサイドの有刺鉄線ボードを用意させていく。
「だったら、澤尻を血塗れにしてやるわよ・・・有刺鉄線ボード用意してよ・・・あるんでしょ?」
まさみの意外な言葉に黒服が用意を始めた。
リング上ではエリカがコーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにしていくと、まさみがリングに戻っていった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めるまさみとエリカ。
そしてエリカが強引にヘッドロックに持ち込むと、水着から凶器を手にしていく。
観客席からは歓声が起きる中、まさみの額に凶器を叩き付けた。
ゴキィィィ・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・」
まさみの悲鳴がリングに響き渡ると、まさみも踏ん張ってバックドロップでエリカを投げつけた。
バッシーン・・・
後頭部から叩き付けられてグッタリするエリカ。
まさみが立ち上がると、容赦ない顔面へのストンピングを叩き込んでいく。
バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面への強烈なストンピングにエリカが転がるようにリング下に逃れると、顔を気にしている様子のエリカ。
まさみも水着を直しながらアピールすると、リング下に降りてエリカに近づいた。
ゴキッ・・
「ふぎっ・・」
そのまさみの股間へグーパンチで殴りつけたエリカ。
動きの止まったまさみの髪を掴むと、そのまま近くの鉄柱にまさみを叩き付けていく。
ゴッキーン・・
「きゃああぁぁぁ・・・」
まさみが悲鳴をあげて鉄柱近くに倒れ込むと、エリカはパイプ椅子を手にまさみの背中などを叩きだした。
ガッシャーン・・ガッシャーン・・
「ああっ・・痛いぃぃぃ・・・」
痛がるまさみに、エリカの容赦ないパイプ椅子攻撃が加えられると、黒服の用意する有刺鉄線ボードが目に入った。
しかし有刺鉄線までは考えていなかったエリカは戸惑っていると、まさみも負けずにエリカの股間を殴りつける。
ゴキィィィ・・・
「ふぐうっ・・・うううっ・・・」
股間を押さえて座り込む様にダウンするエリカ。
まさみが立ち上がると、そのままパイルドライバーの体勢に持ち込んでいく。
場外で逆さになっていくエリカ。そのまま脳天から落とされるとグッタリとしていく。
まさみは有刺鉄線ボードの位置を確認すると、グッタリするエリカの髪を掴んで起こしていくと、ゆっくりと有刺鉄線ボードに連れ出そうとしていく。
しかしエリカも簡単には負けられないとばかりに、まさみのお腹にパンチを入れて抵抗すると、股間へパンチを入れていく。
ゴキィィィ・・・
「くっ・・・」
動きの鈍るまさみ。
しかしまさみは負けずに顔面へラリアットを叩き付けると、フラつくエリカの髪を鷲掴みにしていくと、有刺鉄線ボードに近づいていく。
そして叩き付けようとすると、エリカが踏ん張ってまさみに膝蹴りを入れると、逆に有刺鉄線ボードにまさみを叩き付けようとするも、まさみが踏ん張ると逆にボディスラムの体勢に持ち込んで、一気にエリカを有刺鉄線ボードに叩き付けた。
グサッ・・・
「きゃああぁぁぁぁぁ・・・・」
有刺鉄線ボードに叩き付けられて、全身に有刺鉄線が突き刺さって悲鳴をあげるエリカ。
まさみも投げつけたのに驚きを隠せない。
白いワンピース水着に赤い血が染み出ていくエリカ。
まさみが髪を掴んで起こしていくと、エリカの水着に有刺鉄線が引っかかっている。
有刺鉄線ボードから引き離すと、激痛でフラフラしているエリカにまさみはパワーボムの体勢に持ち込むと、踏ん張って豪快に持ち上げてから容赦なく有刺鉄線ボードに叩き付けた。
グサッ・・
「んああぁぁぁぁ・・・・痛いぃぃぃぃ・・・・」
流石のエリカも泣き声の様な悲鳴をあげて痛がっている。勢いよく有刺鉄線ボードに叩き付けられて、背中が切り裂かれて痛々しいエリカ。
まさみがリング上に戻ると、観客席に向かって片手を突き上げてアピールする。
エリカが有刺鉄線ボードから離れられないと、エリカのダメージからもここでレフリーが試合を止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると、まさみの勝利が決まっていくリング上。
『勝者、長沢まさみっ!』
リングアナのコールに片手を突き上げるまさみは、リング下に降りると黒服などに有刺鉄線を外してもらうエリカに、ストンピングを叩き込んで更にダメージを与えてから控え室に去るのであった。
逆に、中途半端なヒールスタイルをしたエリカは痛い試合になってしまったのであった・・・。



第20試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、アキバ48を卒業してソロで活動している大嶋優子。黒ビキニに黒いリングシューズ姿でリングインすると、早くも歓声を浴びている優子。
その優子と対戦するのは、グラビアアイドルの原幹絵。自慢のGカップバストを揺らしながら、黄色いビキニに白いリングシューズ姿でリングに上がると、大きな胸の谷間をアピールしながら観客席に頭を下げていく。
『第20試合・・・グラビア級第7試合・・・青コーナー〜・・・身長152p、上から82、55、81・・・Dカップ・・・26歳・・・大嶋優子〜っ!』
コールされて笑顔で片手を挙げてアピールする優子。体格差はあるものの、優子も地下プロレスでは厳しい試合を経験しているだけに、幹絵との試合はどうなるのか・・・。
『赤コーナー〜・・・身長163p、上から94、61、88・・・・Gカップ・・・27歳・・・原幹絵〜っ!』
コールを受けて一礼していく幹絵。その迫力バストに観客席の視線が集まる中、緊張した表情でコーナーに進んでいく。
グラビア対決と言うことで、緊張感が漂うリング上。
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされた・・・。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーから飛び出していく幹絵と優子。
まずは力比べをしようと言うのか、優子が片手を出して挑発していく。
体格差もあり幹絵も力比べに付き合おうとすると、優子が組み付いた。
グイッ・・
優子の表情が険しくなっていくと、幹絵も力を掛けていく。
体格差から押し出されていく優子。
ロープ際に押されていくと、幹絵が膝蹴りを叩き込んでからヘッドロックに持ち込んだ。
グイッ・・
ヘッドロックを極めていく幹絵。優子は締められて苦しい展開になっていくと、ロープに振ろうとするも振れずに、逆に締められていく。
幹絵が走り込むようにブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、俯せ状態で痛がる優子にストンピングを叩き込んでから、髪を掴んで起こしていくと、体格差からボディスラムでマットに叩き付ける幹絵。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
優子が仰向けで苦しむと、幹絵がロープに走って勢いをつけると、飛び上がってバストで押し潰すようなフライングバストプレスで優子を押し潰す。
グニュ・・
Gカップバストで押し潰して、そのままフォールしていく幹絵。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかし優子が返していくと、そのままマットに座らせた体勢からスリーパーで締め上げていく。
優子の背中にGカップバストを押しつけて締め上げる幹絵。
苦悶の表情を浮かべる優子が、少しずつロープに逃れていくも、幹絵も締め上げる。
『ロープ・・・ロープ・・・』
優子の足がロープに届くと、レフリーが幹絵を止めていく。
幹絵は技を解くと、優子が喉元を気にしながらロープを掴んで立ち上がった。
お互いがビキニを直しながら距離を置くと、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める優子。
幹絵がガードを上げると、優子が打点の高いドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・
「うっ・・」
ドロップキックを受けて倒れ込む幹絵。
しかし素早く立ち上がると、優子も続けてドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・
「くっ・・」
続けてのドロップキックにバストを揺らしながらも立ち上がると、優子は飛び込むようにしてスリーパーを仕掛ける。
しかし幹絵が体格差を利用してロープ際に逃れると、ここでレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められて放していく優子。
ビキニを直しながら距離を置いていくと、幹絵もビキニを気にしながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に幹絵が前に出ると、優子がタックルを仕掛けた。
小柄な優子の素早いタックルに幹絵が潰そうとするも、勢いに押されてテイクダウンを奪われていく。
優子は素早くサイドポジジョンを奪うと、押さえ込みながら関節技を仕掛けようとしていくも、幹絵も抵抗している。
一気にマウントポジジョンを奪った優子に、幹絵がブリッジ気味に返そうとすると、体格差からも上手くバランスを崩させた。
しかし反転して立ち上がろうとする幹絵に、優子がバックを奪ってチョークスリーパーを仕掛けた。
グイッ・・
優子のチョークスリーパーに苦悶の表情を浮かべる幹絵。
片手で優子の腕を、片手でロープに逃れようと必死になる幹絵。
グイッ・・
『ロープ・・・ロープ・・・』
幹絵がロープを握ると、レフリーが優子を止めていくリング上。
優子が立ち上がると、幹絵もビキニを気にしながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に優子が前に出ると、意外なローキック、ミドルキックと打撃で前に出て行く。
これには幹絵もガードしながらも、お返しとばかりにミドルキックを返していく。
バストを揺らしながらの迫力のミドルキック。
バシッ・・
脇腹を蹴られて動きの止まる優子に、幹絵は続けてハイキックを仕掛けた。
しかし優子がハイキックを受けたままドラゴンスクリュー気味にグラウンド展開に持ち込むと、そのままアキレス腱固めを仕掛けた。
「ああああぁぁぁ・・・」
幹絵が悲鳴をあげると、優子が極めようとするも完全に極まらずギブアップを奪えないリング上。
幹絵が焦るようにロープに逃れると、ここでレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に放していく優子。
幹絵は足にダメージを負ったのか、少し気にしながら立ち上がっていく。
『ファイト!』
レフリーの続行の指示に優子は幹絵の足にローキックを叩き込む。
バシィィィ・・
痛めたのか足が蹴られると、嫌がるように距離を置こうとする幹絵。
その幹絵の動きに、優子はローキックで攻め込むと、太股など赤くなって痛々しい幹絵の足。
幹絵の動きが鈍ると、優子が果敢に前に出て張り手を叩き込む。
バッシーン・・・
優子の張り手に、同じく張り手を返していく幹絵。
しかし優子の勢いが勝っているのか、左右のパンチをボディに叩き込む優子に、痛がる幹絵。
ドスッ、ドスッ・・
「うっ・・ううっ・・」
打撃を練習してきたのか、優子の鋭いパンチが抉ると苦しむ幹絵。
更に髪を掴んで下を向かせて、幹絵の顔面へ膝蹴りを狙う優子。
しかし幹絵がガードすると、バストを蹴り上げた。
グニュ・・
「んああぁぁぁぁ・・・」
Gカップを膝蹴りで抉られて悲鳴をあげて座り込む様にダウンする幹絵。
優子は幹絵の髪を鷲掴みにすると、座った状態の幹絵の顔面へ膝蹴りを叩き込む。
ゴキッ・・
「あうっ・・」
顔面への容赦ない膝蹴りに崩れ落ちる幹絵。
俯せ状態の幹絵に、優子は一気にキャメルクラッチを仕掛けていくと、上半身を反らされて苦しい幹絵。
Gカップバストが揺さぶられて痛々しい展開になると、優子も身体を反らして極めていく。
レフリーが幹絵にギブアップするか確認するも、幹絵も必死に耐えていく。
「ノォォォォ・・・」
幹絵の顔が腫れだしてくる。膝蹴りのダメージか痛々しい姿になるも、地下プロレスの試合は止まらない・・・。
優子はキャメルクラッチを解いてサイドポジジョンに移行すると、俯せの幹絵の脇腹などへ膝蹴りを叩き込んでいく。
ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・・」
呻き声の様な悲鳴を漏らす幹絵。
小柄な優子に痛めつけられて悔しい思いと、膝蹴りに苦しんでいる。
更に仰向けにしてから、マウントポジジョンを奪って優子が張り手を連打していくと、下から抵抗する幹絵も鼻血を噴き出して痛々しい姿になっていく。
堪らず逃れようとする幹絵が俯せになると、優子が一気にチョークスリーパーを仕掛けた。
グイッ・・
「うううっ・・・」
苦悶の表情を浮かべる幹絵。
優子は両足を絡ませてアナコンダスリーパーに移行すると、幹絵はロープにも逃れられず、ただ締められて苦悶の表情を浮かべている。
レフリーが幹絵にギブアップの確認をすると、幹絵が耐えていく。
「ノォォォ・・・ノ・・ォォ・・・」
小さな声で耐えていく幹絵。
しかし優子が極めていくと、幹絵の心が折れた・・・。
「ぎ・・ぎ・・・ぶ・・・」
しかしレフリーが気が付かないと、更に締め上げる優子。
「ぎ・・・ぶ・・・あ・・ぷ・・・ぎぶ・・・あ・・ぷ・・・・」
幹絵が必死にギブアップをアピールすると、ここでレフリーが確認して止めていく。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると、優子が技を解いて立ち上がった。
『勝者、大嶋優子っ』
リングアナのコールに笑みを浮かべる優子。
グッタリする幹絵を気遣っているが、トーナメント初戦を勝ち上がった事を喜んでいた。



第21試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、人気女子アナの加東綾子。白いスポーツビキニに白いリングシューズ姿でリングに上がると、歓声を浴びながらコーナーに進んでいく綾子。
その綾子の対戦相手としてリングに上がるのは、人気AV女優の吉澤明歩。白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、歓声を浴びて片手を挙げてアピールする明歩。
人気女子アナと人気AV女優の対戦に興奮する観客席。綾子もトーナメント参戦に忙しい中をトレーニングして、明歩もトレーニングしてきたとの情報から、激しい試合が予想されるこの試合。
『第21試合・・・無差別級第7試合・・・青コーナー〜・・・身長166p、上から87、57、82・・・29歳・・・Eカップ・・・加東綾子〜っ!』
コールを受けて一礼していく綾子。胸元の谷間に視線が集まりながら歓声を浴びている。
『赤コーナー〜・・・身長161p、上から86、58、86・・・30歳・・・Eカップ・・・吉澤明歩〜っ!』
コールを受けて一礼していく明歩。
レフリーがルールの確認をしてから、コーナーに別けていくと試合開始のゴングが打ち鳴らされていくリング上。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーから飛び出していく明歩と綾子。
睨み合いながら距離を詰めると、まずは組み合って力比べの体勢から始まっていく。
お互いが意地で押し合うと、次第に明歩がロープ際へ綾子を押し出していく。
『ロープ・・・』
レフリーが明歩に放すように指示すると、離れた瞬間に明歩が気合いの入った張り手わ叩き込んだ。
バッシーン・・・
張り手を受けて動きの止まる綾子。
頬を気にしながら距離を置いていくと、歓声に包まれて明歩が片手を挙げてアピールしていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に明歩が前に出ると、綾子に喧嘩キックを叩き込んでいく。
ドスッ・・
「うっ・・」
お腹を押さえて痛がる綾子に、明歩が強引にヘッドロックで締めていくと、綾子が苦しんでいくリング上。
しかし綾子が踏ん張ってロープに振っていくと、ロープから戻ってきた明歩にドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「ああんっ・・・」
堪らず明歩が転がるようにリングに倒れ込むと、綾子が立ち上がるとストンピングの連打で攻め立てる。
バシッ、バシッ、バシッ・・
堪らず明歩が転がるようにリング下に逃れると、綾子はスポーツビキニを直しながら呼吸を整えていく。
明歩もリング下でビキニを直しながら呼吸を整えていくと、リングサイドのペットボトルを手にして水を口にした。
ゆっくりとリングに戻る明歩。レフリーも綾子をロープから離していくと、試合が続けられていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく明歩と綾子。
バシッ・・
距離が詰まると明歩がローキックを叩き込むと、綾子がフラついた。
更にローキックが叩き込まれていくと、綾子も意地になってミドルキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
更に張り手を連打する綾子。真剣な表情での張り手に歓声が起きていくと、明歩がタックルを仕掛けた。
押し込む様にロープ際に縺れ込む明歩と綾子。
綾子は明歩の首に腕を巻き付けて対応しているも、ロープに押しつけられて動きが止まっていくリング上。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーがここで止めていくと、綾子も放していくと、明歩もビキニを気にしながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に明歩が喧嘩キックを狙うと、綾子が避けてからエルボースマッシュからロープに振っていくと、ショルダースルーで明歩をマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
倒れ込んだ明歩に、綾子がエルボードロップを喉元に落としてフォールの体勢に持ち込むと、レフリーがカウントを数えた。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし明歩が返していくと、綾子は馬乗り状態になっていく。
バッシーン・・・
馬乗り状態から明歩の頬に張り手を叩き込む綾子。
綾子の意外なファイトに観客席が盛り上がると、明歩も負けずに下から綾子のバストを握りしめた。
グニュ・・
「何するのよ!」
綾子がバストを握られた事に悲鳴をあげると、明歩が笑みを浮かべた。
「大きなオッパイがあるじゃないの・・・お互い負けられないわよ!」
そう言うと、バストを握りしめて倒し込むようにして返すと、立ち上がって蹴りを入れる明歩。
綾子もバストを気にしながら立ち上がると、明歩にタックルを仕掛けた。
勢いをつけて明歩をコーナーに押し込んでいく綾子。
明歩も上からエルボーを背中に落とすと、綾子も膝蹴りを叩き込むも大きなダメージを与えられない両者。
『ロープ・・・ロープ・・・』
動きが止まるとレフリーが離していくリング上。
レフリーの指示に離れると、お互い水着を直しながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める明歩。
またもローキックから前に出ると、柔道経験を活かしてトレーニングしたと言う明歩は、綾子の腕を取ろうとしていく。
腕を掴むと、そのまま綾子の足へローキックを叩き込んでいく明歩。
何発も音を立てて炸裂していくと、綾子の太股などが内出血を起こして変色していく。
痛々しい色になる綾子の足。しかし綾子も意地で頑張っていくと、飛び込むように明歩のボディへ膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・
「ぐっ・・」
膝蹴りを受けて座り込む様にダウンした明歩。
その明歩に綾子が素早くスリーパーを仕掛けると、明歩はロープに手を伸ばして逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に技を解いていく綾子。
明歩が立ち上がると、綾子はドロップキックを叩き込むと、フラつきながらリング下に転落した明歩。
リング下で辛そうな表情を浮かべながらも、呼吸を整えながらリング上の綾子を睨み付ける明歩。
綾子もリング上で水着を直しながら睨み付けていくと、レフリーはロープ際から綾子を離していく。
明歩がゆっくりリングに戻ると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にお返しの喧嘩キックを放つ綾子。
バシッ・・
「あうっ・・」
明歩が苦しむと、綾子は続けてヘッドロックに持ち込むと、そのままブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けていく。
更にキャメルクラッチを仕掛けると、明歩が両足をバタバタさせて苦しんでいる。
揺さぶって痛めつける綾子。
ショーツがお尻に食い込んでTバック状態になる明歩の姿に、観客席から歓声が起きていく。
そして綾子が技を解いていくと、仰向けにして片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・』
しかし明歩が意地になって返すと、綾子が髪を掴んで起こしていく。
その綾子のお腹にパンチを入れて反撃する明歩。更に動きが止まったところへ、股間へグーパンチを叩き込んだ。
ゴキッ・・
「ふぐっ・・うううっ・・」
股間への衝撃に苦悶の表情を浮かべる綾子。
明歩は観客席に向かって拳をアピールすると、綾子の豊満なバストへパンチを入れていく。
グニュ・・・
「痛いぃぃ・・・」
バストへのパンチ攻撃に悲鳴をあげる綾子。
更に明歩がバストへパンチを入れていくと、綾子が嫌がるようにコーナーに逃れていく。
スポーツビキニに包まれたバストへの衝撃に悲鳴を上げる綾子。
明歩はコーナーの綾子にキチンシンクで攻め込むと、綾子が堪らずコーナーに崩れ落ちた。
ロープを掴んでいる綾子に、明歩は髪を掴んで起こしていくと、綾子も意地になって明歩の股間を殴りつける。
ゴキッ・・
「うっ・・」
股間への衝撃に動きを止める明歩。流石に殴られる事は珍しく苦しい明歩。
綾子が立ち上がると、観客席に向かってアピールしていく。
「負けないわよ!」
綾子のアピールに歓声が起きると、一気に身体を絡めてコブラツイストを仕掛けた。
グイッ・・
「くっ・・うううっ・・」
激痛に耐えていく明歩。
綾子のコブラツイストに全身から汗を噴き出しながら耐えていく明歩。綾子もギブアップ狙いで締め上げるも、汗で滑って技が解けてしまった・・・。
技が解けると明歩がロープを掴んで逃れると、綾子が蹴りこもうとするもレフリーが止めていく。
『ロープ・・・』
レフリーの指示に綾子が距離を置くと、明歩は水着を直しながら構えていく。
『ファイト!』
レフリーの指示に試合は続けられていくリング上。
綾子がガードを上げて距離を詰めると、明歩はローキックからタックルを仕掛けた。
組み付きにきた明歩に組み付こうとする綾子。
しかし勢いから明歩がロープ際に押し込んでいくと、綾子も組み付いていくもレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れる綾子と明歩。
水着を直しながら呼吸を整えていると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの指示に試合は続くも、明歩も綾子も距離を置いて睨み合っていくリング上。
少しずつ距離が詰まると、明歩がローキックを放つと、綾子は嫌がるようにタックルを仕掛けた。
上手くタックルを決めた綾子が、そのまま明歩からテイクダウンを奪っていくと、素早くサイドポジションを奪おうとするも、明歩も簡単には奪わせない。
寝技では明歩が上手で、逆に綾子の身体を俯せにしてバックから押さえ込むと、そのままスリーパーを狙うも綾子がロープに手を伸ばした。
しかしロープに逃さずに髪を掴んで上を向かせると、そのまま強引に立たせていく明歩。
そのままロープ際に押し込んで膝蹴りを叩き込んでから、ヘッドロックで締め上げていく。
綾子が苦し紛れにバックドロップを狙うも投げられず、逆に明歩はブルドッキングヘッドロックを仕掛けた。
バッシーン・・・
豪快な大技に俯せ状態で痛がる綾子。
明歩はゆっくりと綾子の両手首を掴むと、そのままサーフボードストレッチに捉えていく。
明歩が揺さぶるように痛めつけると、綾子はスポーツビキニに包まれたバストが、その大きさをアピールするように揺さぶられていく。
苦悶の表情を浮かべる綾子に、明歩はギブアップ狙いで揺さぶっていくも耐えていく綾子。
耐える綾子に放す明歩は、そのまま背中にストンピングを叩き込むと、髪を掴んで起こしていく。
そして、お返しに卍固めを仕掛けるも、嫌がる綾子が藻掻いて倒れ込んでロープに逃れると、明歩も離れて水着を直していくリング上。
綾子が水着を直しながら立ち上がると、明歩が飛び込むようにしてローキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
強烈なローキックに綾子が嫌がるように距離を置いていくと、明歩は組み付いて投げようとするも、綾子が踏ん張っていく。
逆にヘッドロックに持ち込もうとする綾子に、明歩がバックドロップで投げていく。
バッシーン・・・
後頭部からマットに叩き付けられて動きの止まる綾子。
明歩は馬乗りになると、拳を握りしめて観客席に向かってアピールすると、綾子の顔面を殴りつけた。
ゴキッ・・
「きゃあぁぁぁぁ・・」
顔面パンチに悲鳴をあげる綾子。
両足をバタバタさせて痛がる綾子に、明歩は拳をアピールしながら顔面パンチを落としていく。
ゴキッ・・
「痛いぃぃぃ・・・」
悲鳴をあげる綾子。
明歩が立ち上がってアピールすると、歓声に包まれていくリング上。
綾子が顔を押さえながら立ち上がると、明歩は綾子のバストへパンチを入れていく。
グニュ・・
「あんっ・・」
バストを殴られてフラつく綾子。
更にお腹へパンチを連打する明歩に、藻掻くようにロープ際に追い込まれていく。
ドスッ、ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・・あうっ・・・」
苦悶の表情を浮かべて座り込むように両手でお腹を押さえて苦しむ綾子。
口の中は切っているのか、唇からは血が滲み出ている。
明歩は髪を鷲掴みにすると、拳を握りしめて額にパンチを連打していく。
ゴキッ、バキッ・・ゴキッ・・
「痛いっ・・いやあっ・・・ああっ・・」
殴られて悲鳴をあげる綾子。
堪らず目の前の明歩のお腹にパンチを入れるも、明歩が無理矢理起こしていくと、またも顔面へパンチを叩き込んだ。
バキィィィ・・・
血飛沫をあげてフラつく綾子。明歩のラフファイトに痛めつけられていく展開に、観客席が盛り上がっていく。
しかし綾子も意地を見せて明歩のバストを殴り返すと、続けて顔面パンチを叩き込む。
バキッ・・
「くっ・・」
顔を殴られてフラつく明歩。
しかしお互いが意地になって殴り合いになっていくと、お互いの顔を殴り合う展開になっていく。
綾子が押され出すと、流石に女子アナだけに仕事に差し支えるとばかりに顔を両手でガードしていく。
明歩は容赦せずにガードの上から殴ってから、お腹に膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・
「ぐえっ・・オエッ・・・」
強烈な膝蹴りに綾子が両手でお腹を押さえて座り込むと、口から胃液の様なものを吐き出していく。
明歩は観客席に向かってアピールすると、ロープに走って勢いをつけてから、綾子の後頭部へ強烈なドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
堪らず俯せになって動きを止める綾子。後頭部へのドロップキックに意識を朦朧とさせていると、明歩が髪を掴んで起こしていくと、一気に身体を絡めるようにして卍固めを仕掛けた。
グイッ・・
「んあああぁぁぁぁ・・・・ああぁぁぁぁぁ・・・」
綾子が悲鳴をあげると、明歩は極めていってギブアップ狙いで極めていく。
必死に耐える綾子。口から血を垂らしながら痛々しい姿の綾子に、観客席からは歓声が起きていく。
耐える綾子を卍固めから解放する明歩は、そのままロープに走ってからラリアットを叩き込んだ。
バッシーン・・・
倒れ込んだ綾子のにフォールしていく明歩。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし綾子が返していくと、歓声に包まれていくリング上。
返されたからと、明歩は座った状態から綾子のバストへエルボースマッシュを叩き込むと、続けてギロチンチョークを狙っていくも、綾子が下からバストを押し返す様に抵抗していく。
「えっ・・・」
綾子の手が滑ると、明歩のビキニを脱がしてしまってトップレス状態になる明歩。バストを露わにすると、綾子も驚きの表情を浮かべた。
「ちょっと、脱がすのも有りってこと?」
明歩もセクシー女優だけに動揺はしないものの、女子アナの綾子のスポーツビキニを剥ぎ取るのも有りとばかりにリングサイドに視線を送る。
黒服は問題ないとばかりに合図すると、馬乗り状態から綾子のバストを掴むバストクローを仕掛ける明歩。
グリッ・・
「い、痛いぃぃぃ・・・イタぁぁぁぁぁ・・・」
綾子が悲鳴をあげて痛がると、明歩は観客席にアピールして更にバストをクロー攻撃で痛めつけていく。
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・・」
綾子の泣きそうな叫び声に歓声が起きていく観客席。
そして俯せにしてから、綾子のスポーツビキニを掴むと、一気に脱がしていく明歩。
『いいぞぉぉぉぉ・・・吉澤ぁぁぁぁ・・・・』
綾子をトップレスにしていく明歩に、観客席からは歓声が起きていく。
「い、いやっ・・・やめて・・・」
綾子が俯せで必死にビキニを押さえようとすると、明歩が強引に剥ぎ取っていく。
「甘いのよ、地下プロレスなんだから覚悟しなさいよ、人気女子アナさん!」
遂に綾子のビキニが剥ぎ取られると、明歩は剥ぎ取ったビキニを高々と挙げてアピールしていく。
綾子は必死に身体をマットに押しつけるようにしてバストを隠そうとする。
「いやあぁぁぁぁ・・・」
泣きそうな悲鳴をあげる綾子。
『いいぞぉぉぉぉ・・・カトパンのオッパイ見せてくれぇぇぇぇ・・・』
歓声に押されるように、明歩はバストを隠そうとする綾子にキャメルクラッチを仕掛けると、容赦なく上半身が反らされてトップレスシーンが露わになっていく。
「うっ・・み、見ないで・・・・」
Eカップとも言われるバストが露わになって、明歩が揺さぶるとプルンプルンと揺さぶられて痛々しい綾子。
更にバストを背後から掴むようにして、揉むようにして痛めつける明歩。
グリッ・・
「あ、ああんっ・・・や、やめて・・・」
綾子が嫌がっていると、レフリーも凶器を使っていないからと止めないリング上。
「次はこうしてあげるわよ・・・ふふふっ・・・」
明歩はキャメルクラッチを解くと、ロメロスペシャルを仕掛けていく。
グイッ・・・
綾子が両手両足を極められて、高々と挙げられていくと、バストが揺さぶられて残酷感が増していく展開になっていく。
観客席からも綾子の見事な乳房が露わになって、観客席が盛り上がっていく会場内。
レフリーが綾子にギブアップの確認をするも、綾子は耐えていく。
「ノォォォォォ・・・ノォォォォォォ・・・・」
耐える綾子に明歩が技を解いていくと、強引にパワーボムを狙う明歩。
しかし下から綾子が三角締めを狙うと、明歩が腕を引き抜く様に逃れた。
転がるようにしてから立ち上がっていく綾子。
露わになるバストを片手で隠すようにするも、乳首は見えないも乳房の形は露わになっていく。
その綾子に、明歩が距離を置くようにしてから、バストを揺らしながらローキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
太股を蹴られて嫌がる綾子。
更に追い込む様にローキックを叩き込む明歩は、綾子をロープ際に追い込んでいく。
そして飛び込むように膝蹴りをボディへ叩き込むと、堪らず綾子が腕を降ろすと、またもバストが露わになっていく。
「人気女子アナのトップレスだったら、お客さんも嬉しいでしょうね・・・」
明歩が意地悪く綾子の両腕をトップロープとセカンドロープを使って絡ませていくと、ノーガードになった綾子のバストへハイキックを叩き込んだ。
グニュュュュ・・・
「ああんっ・・・」
蹴られると悲鳴をあげて痛がる綾子。
更に明歩がバストを狙ったパンチを連打すると、綾子のバストが上下左右と激しく動き回っていく。
白い乳房が内出血で痛々しい状態になっていくも、明歩も構わず殴りつけていく。
グニュ・・グニュ・・
「ああっ・・・い、痛いぃぃぃ・・・」
バストへの激しい攻めに悲鳴をあげて痛がる綾子。
グッタリとしていると、レフリーが明歩を離してからロープから解放していくも、綾子のバストが内出血で痛々しい。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、片手でバストを隠そうとする綾子。
しかし明歩は拳を握りしめると、ノーガードの顔面を殴りつけていく。
バキッ・・バキッ・・
「あうっ・・・ううっ・・・」
顔をほ殴られて苦しい状態に追い込まれていく綾子。
堪らずガードしようとすると、バストが露わになって歓声がおきる観客席。
『おおっ・・・カトパンのオッパイ、大丈夫かよ、痛そう・・・』
観客席の声に恥ずかしがる綾子。
しかし明歩は容赦せずに殴りつけていくと、堪らず座り込んでしまう綾子。
人気女子アナとして、顔を傷つけられる恐怖と、バストが露わにされる恥ずかしさから戦意を喪失してしまったのか・・・。
その綾子に容赦なくストンピング、サッカーボールキック、張り手と叩き込む明歩。
そして髪を鷲掴みにして振り回していく明歩。
「どうしたのよ、もっと痛めつけてほしいの!」
明歩の言葉に、綾子は弱々しく応えた。
「ギ、ギブ・・・アップします・・・」
綾子のギブアップに明歩が言い返した。
「聞こえないわよ!」
そう叫ぶと、綾子を仰向けに倒してからバストを踵で踏みつけていく明歩。
グニュ・・・
「ぎ、ギブアップ・・・ギブアップ・・・・」
バストを踏みつけられて泣きそうな声でギブアップする綾子。
流石にレフリーも綾子のギブアップには、試合を止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、レフリーが明歩を止めていく。
『勝者、吉澤明歩っ!』
リングアナのコールに片手を挙げてアピールする明歩。
しかしエキサイトしているのか、倒れている綾子の顔面に蹴りを入れてからリングを降りるのであった。



第22試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、今夜が地下プロレスデビューの宮澤セイラ。グループアイドルから有名水着キャンペーンガールとなって、今回は推薦枠でのトーナメント出場となったセイラ。ピンク色のビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって一礼してコーナーに進んでいく。
そのセイラの対戦相手としてリングに上がるのは、地下プロレスでは実績を上げている鈴本ちなみ。白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、一礼してからコーナーに進んでいった。ちなみもセイラと同じ水着キャンギャル出身だけに、先輩後輩での激戦となるこの試合。
セイラとは視線を合わそうとしないちなみ。セイラも緊張している様子で、地下プロレスの会場内の異様な雰囲気に呑まれている様子。
『第22試合・・・スレンダー級第8試合・・・青コーナー〜・・・身長168p、上から85、60、87・・・21歳・・・Cカップ・・・宮澤セイラ〜っ!』
コールを受けて片手を挙げていくセイラ。流石に地下プロレスデビューだけに、緊張は隠せない様子だが、練習の時間をどれくらい取れたのかも気になる部分であった。
『赤コーナー〜・・・身長167p、上から80、59、86・・・25歳・・・Eカップ鈴本ちなみ〜っ!』
コールを受けて一礼していくちなみ。流石に地下プロレスは経験済みだけに、余裕すら感じられる立ち振る舞い。
そしてレフリーがルールの確認をしていくと、ちなみとセイラはリング中央でレフリーの話を聞いてから、コーナーに別れていく。
セイラの緊張が高まる中、試合開始のゴングが打ち鳴らされていく・・・。
『カァーン!』
ゴングと同時に前に出たのはちなみ。
セイラが距離を置こうとするところへ、激しい張り手を叩き込んでいく。
バッシーン・・バッシーン・・
いきなりの張り手にフラつくセイラ。
しかし負けずに張り手を返すと、ちなみがタックルを仕掛けた。
上手くテイクダウンを奪ったちなみ。セイラも仰向けに倒されてどう対処して良いのかと戸惑いの表情を浮かべている。
ちなみは構わず脇腹などへパンチを入れてから、セイラの動きを見ていく。
脇腹を殴られて嫌がるように藻掻くセイラ。
素早くサイドポジジョンを奪っていくと、戸惑いを隠せないセイラに身体を密着させていくちなみ。
体重を乗せていくちなみに、ブリッジの様に返そうとするセイラ。
しかしブリッジの様に何度も返そうとして、スタミナを消耗していくのであった。
ちなみも狙っていたのか、組み付いたまま攻めないと、早くもセイラの全身から汗が噴き出していく。
スポットライトの光にオイルレスリングの選手の様に輝くセイラの素肌。
すると、ちなみが素早くマウントポジジョンを奪うと、一気に張り手を叩き込む。
バッシーン・・バッシーン・・
「痛いっ・・・」
堪らずセイラが悲鳴をあげると、ちなみは立ち上がって距離を置いていく。
これには頬を気にしながらも立ち上がるセイラ。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めるちなみ。
セイラはガードを上げていくも、呼吸を荒げて辛そうな表情を浮かべている。
スタミナを消耗したセイラに、ちなみはローキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
太股にローキックを受けて痛がるセイラ。
更にちなみはローキックを叩き込むと、セイラの太股が内出血を起こして変色していくのであった。
太股のダメージに動きの鈍るセイラに、ちなみは距離を詰めて拳を握りしめた。
ドスッ・・ドスッ・・
容赦ないパンチがセイラの脇腹に炸裂すると、身体をくの字にして苦しむセイラ。
「うっ・・ううっ・・」
苦悶の表情を浮かべたセイラに、ちなみは首相撲の体勢に持ち込むと、そのままバストに膝蹴りを叩き込む。
グニュ・・
「ああああぁぁぁぁ・・・」
バストへの衝撃に絶叫するセイラ。
ビキニに包まれた乳房が膝蹴りの衝撃で押し潰されると、その激痛に絶叫するセイラ。
観客席からは歓声が起きると、ちなみは続けて膝蹴りをバストに叩き込むと、セイラが座り込む様にダウンしていく。
両手でバストを押さえて痛がるセイラ。しかし地下プロレスは試合は止められないからと、ちなみは背中にサッカーボールキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
背中に蹴りを受けて痛がるセイラ。
バストへの膝蹴りで戦意喪失をしているのか、可哀想な展開になっていくも、ちなみも厳しい攻めをしていくリング上。
レフリーに続けていいの?って言う表情を浮かべるちなみ。
レフリーは続けさせると、バストを押さえるセイラの顔面へサッカーボールキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
顔面への衝撃にグッタリしながら顔を押さえるセイラ。
レフリーもセイラのダメージを気にするも、試合を止めないリング上。
ちなみはレフリーに問いかけるように視線を投げるも続行される試合。
早くも試合を終わらせようと、ちなみはサッカーボールキックを連打してロープ際にセイラを転がすと、トップロープを掴んで飛び上がるようにしてお腹にフットスタンプを落としていく。
ドスッ・・
「グエッ・・・」
フットスタンプを受けて口から胃液の様なものを吐き出すセイラ。
初めて受けたフットスタンプに苦しんでいると、ちなみは続けてフットスタンプを落としていく。
ドスッ・・
「オエェェェェ・・・」
踵からお腹に炸裂して、その衝撃に堪らずセイラが反吐を噴きだしてしまった。
自らの顔を反吐で汚したセイラに、ちなみはトドメとばかりに両足を抱え込んでいくと、一気に逆エビ固めを仕掛けた。
「ああああぁぁぁぁぁ・・・・」
リング上にセイラの悲痛な叫び声が響き渡ると、レフリーもギブアップの確認をしていく。
ちなみが腰を落として極めていくリング上。
「痛いぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・」
レフリーの問いかけに激痛をアピールするセイラ。ギブアップと言う言葉が出ずに、ただ痛いを叫びだしている。
マットを叩きながら泣き出すセイラ。
『宮澤っ、ギブアップ?』
レフリーの問いかけにセイラがマットを叩いて悲鳴をあげる。
「痛いぃぃぃぃぃ・・・・痛いぃぃぃぃぃ・・・・」
泣き叫ぶセイラに、ちなみも叫んだ。
「ギブアップしなさいよ、ギブアップしないと終わらないわよ!」
ちなみの叫び声に、泣きながらマットを叩いていくセイラ。
「ぎ、ギブ・・・ギブアップ・・・」
セイラのギブアップにレフリーが試合を止めていくリング上。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされて、ちなみは技を解いていくと、水着を直しながらセイラを気遣う。
『勝者、鈴本ちなみっ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべるちなみ。
そしてマットにグッタリするセイラに詰め寄ると、ちなみが問いかけた。
「貴方も大変だと思うけど、地下プロレスに出るのに練習はしたの?」
ちなみの問いかけに応えるセイラ。
「と、突然のオファーで練習もできなくて・・・こんな試合になってすいません・・・」
セイラの練習不足でのトーナメント参加に、ちなみは同情すると同時にセイラを起こしてから抱きしめていくリング上。
同じ水着キャンペーンガール出身として、激しい試合で痛めつけてしまったが、試合が終わればと言う気持ちなのだろう・・・。
観客席からはちなみとセイラに歓声が送られていくのであった・・・。



第23試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの良樹りさ。トップグラビアアイドルとして2014も君臨してきたりさ。しかし地下プロレスでは痛い目に遭う事が多くも、表の実績からトーナメント参加となったりさ。白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、歓声を浴びながらコーナーに進んでいく。
そのりさの対戦相手としてリングに上がるのは、人気グラビアアイドルとして女優として活躍する杉元有美。グラビア系と言う事で、りさと同じく白いビキニに白いリングシューズ姿でリングに上がると、早くも歓声を受けていく有美。
有美はリングサイドの黒服に、オープンフィンガーグローブを要求すると、リング上で手に着けてもらっている。
りさは有美がグローブを着けても、打撃系ではないので素手のプロレススタイルになるも、有美のグローブに緊張感が走った・・・。
『第23試合・・・グラビア級第8試合・・・青コーナー〜・・・身長162p、上から80、59、88・・・27歳・・・Cカップ・・・良樹りさ〜っ!』
コールを受けて一礼していくりさ。トーナメントだけに、初戦突破をしたいと思っているりさだが、相手が有美と言うのが苦しいところ。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・25歳・・・Cカップ・・・杉元有美〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする有美。このトーナメントに向けて打撃トレーニングを積んできたと言う有美は、今夜はりさをKOしたいと思っている様子・・・。
そしてリング中央でレフリーの説明を聞くりさと有美。お互いは視線を合わさずに、コーナーに別れると試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーから飛び出していくりさと有美。
りさは気合いを入れて走り込んでドロップキックを叩き込むも、有美が冷静に避けていく。
ドロップキックを自爆して立ち上がろうとするりさに、有美がハイキックを放つも避けていくりさ。
試合開始から歓声が起きる展開のリング上。
ハイキックを避けたりさは、そのまま避けた体勢からタックルを仕掛けて組み付いていくと、有美は受けたままロープ際に縺れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れるりさと有美。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていくりさと有美。
有美は蹴りを狙うと、またもりさが走り込んでドロップキックを放った。
バッシーン・・・
上手く有美を捉えていくりさのドロップキック。
続けて立ち上がる有美にドロップキックを叩き込んでいくと、組み付くようにして首投げでマットに叩き付けていく。
そしてスリーパーで締め上げていくと、有美は長い足をロープに伸ばしていく。
『ロープ・・・』
有美の足がロープに届くとレフリーが止めていくリング上。
りさが放すと、素早く立ち上がっていく有美。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めようとする有美に、りさがエルボースマッシュを放つと、有美も負けずにジャブ気味にパンチを連打した。
バシッ、バシッ・・
顔面へのパンチに嫌がるりさ。
更にローキックを叩き込んでから、首相撲に持ち込もうとする有美に、りさはロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められていく有美。りさも打撃で攻められると苦しいからと上手くロープに逃れた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めると有美とりさ。
ローキックを狙う有美に、りさが同時にタックルを仕掛けて蹴り足に組み付いていくと、上手くテイクダウンを奪っていく。
しかし足に組み付いて倒してから、その先が進まないと有美がヒールキックをりさの背中に叩き込む。
ドスッ・・
「うっ・・」
ヒールキックを受けて動きが鈍るりさ。
更に下から有美が三角締めを狙っていくと、堪らず立ち上がるようにして腕を抜くりさ。
有美がグラウンド状態だからと、りさは立ち上がると太股にローキックを叩き込む。
バシィィィ・・・
形は悪くてもダメージは与えていくりさの蹴り。
有美もガードしようと両足を使ってりさの打撃をガードしようとすると、りさも打撃が続かない。
蹴りが来ないからと、有美が素早く立ち上がっていくリング上。
有美かガードを固めて距離を詰めると、容赦なくローキックを叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
ローキックを受けて痛がるりさ。
距離を置こうとすると、有美が詰めてからローキックを叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
「痛いっ・・・」
太股にローキックを受けて悲鳴をあげるりさ。
更にローキックを叩き込んでから、一気に顔面へパンチを連打していく有美。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面へのパンチの連打に嫌がるように下がり出すりさ。コーナーに追い詰められた形になっていく。
更に顔面へのパンチを叩き込む有美。
そしてコーナー串刺しの前蹴りをお腹に叩き込むと、りさのお腹にめり込む有美の足。
ドスッ・・
「ぐっ・・ぐえっ・・・」
お腹への強烈な前蹴りにりさの口から胃液の様なものが溢れた。
堪らず両手でお腹を押さえて苦しんでいるりさに、有美はハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
ハイキックを顔面へ受けてコーナーに崩れ落ちたりさ。
そのりさの髪を掴んで起こしてから、両腕をトップロープに絡ませて磔状態にしていく有美。
観客席からはりさのサンドバックシーンが見られると思い歓声が飛んでいく。
『杉元ぉぉぉぉ・・・良樹をフルボッコにしてやれぇぇぇぇぇ・・・』
歓声に押される様に、有美がノーガードのりさの顔面へパンチを叩き込む。
バシィィ・・バシィィィ・・・
「ぐふっ・・ぶへっ・・」
容赦ないパンチの連打にりさの顔面が襲われていくと、鼻血が噴き出して痛々しくなるりさの顔面。
白いビキニにも血が垂れて痛々しい展開になるも、有美はレフリーが止めないから殴りつけていく。
口の中も切って血飛沫もあがり、サンドバック状態で殴られていく可哀想なりさ。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
ここでレフリーが有美を止めて、りさをコーナーから解放するも、りさは顔面を真っ赤に染めていた。
涙目になってレフリーに続行を訴えるりさ。
「ま、まだ・・・やります・・・止めないで・・・ください・・・」
しかしダメージからもグラビアアイドルの顔面が崩壊していくのは残酷な展開。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、ガードを上げて構えるりさ。
しかし有美はミドルキックを叩き込むと、身体をくの字にしたりさの太股にローキックを連打した。
バシッ・・バッシーン・・・
堪らず膝をつくりさに、有美は顔面へサッカーボールキックを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
血飛沫をあげて倒れ込むりさ。
仰向けにダウンすると、有美は馬乗り状態になっていく。
りさが藻掻こうとするも、抵抗の少ないりさの両腕を両足で押さえ込んでガードできないようにしていく有美。
観客席からも残酷な展開を期待する声が飛び出した。
『良樹の顔面を壊してやれよ!』
『やっちゃえ、やっちゃえ!』
有美も流石に戸惑いを見せるも、会場内の雰囲気に押されて殴りつけていく。
バキッ・・バシッ・・バキッ・・
「ぐふっ・・がはっ・・・ああっ・・」
ガードも出来ないりさは、顔面へ容赦ないパンチを連打されて意識を飛ばしそうになっていた。
更にハンマーパンチでりさの顔面を潰していく有美。
激しい鼻血が残酷さを増していくリング上。
バキッ・・バキッ・・バキッ・・
「あうっ・・ううっ・・んんんっ・・・」
有美の激しい顔面への鉄槌攻撃にりさが身体をビクンビクンさせて痛がっている。
既に顔面は真っ赤になって、顔が腫れだして可哀想なりさ。
泣きながらも耐えているりさに、有美も試合を止めてもらえるように激しい殴りつけていく。
『カンカンカンカン・・・』
ここであまりに一方的になったからと、レフリーがやっと試合を止めていくのであった。
『勝者、杉元有美っ!』
リングアナのコールに立ち上がる有美は、フルボッコKOとも言える内容に満足感はあるものの、対戦相手のグラビアアイドルのりさの顔を気にしていた。
「試合とは言え、ごめんなさいね・・・」
有美がりさを気遣うと、りさも返した。
「殴り合いは得意じゃないから負けちゃったけど・・・試合なんだから気にしないでね・・・また闘えたら・・・」
りさの言葉にリング上で抱き合う有美とりさ。
観客席からも歓声に包まれながら、2人でリングを降りるのであった・・・。



第24試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングに上がるのは、アキバ48のセンターなどを務め、卒業後は女優などとして活動している前多敦子。
白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングに上がると、観客席に向かって頭を下げていく。
その敦子の対戦相手としてリングに上がるのは、現地下プロレスヘビー級チャンピオンの藤原紀華。黒いスポーツビキニに黒いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。敦子を睨み付けてコーナーに進んでいった。
流石に紀華との試合に緊張感を隠せない敦子。しかし芸能界で活躍するには地下プロレスは避けては通れない道・・・。
『第24試合・・・無差別級第8試合・・・青コーナー〜・・・身長161p、上から76、60、83・・・23歳・・・前多敦子〜っ!』
コールを受けて一礼していく敦子。しかし反対コーナーの紀華の存在に、リングの上だからと怯えている様子。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から88、60、89・・・43歳・・・藤原紀華〜っ!』
そしてコールを受けて片手を挙げてアピールする紀華。今夜はトーナメントで優勝を狙っているだけに、初戦の敦子は簡単に潰しておきたいところの紀華。
コールが終わると、レフリーがリング中央で説明していく。敦子は緊張気味に下を向いていると、紀華が気合いの入った表情で睨み付けていく。そして視線を合わさずにコーナーに別けられていくと、ここで試合が開始された。
『カァーン!』
試合開始のゴングと同時に、紀華が反対コーナーに突進した。
コーナーでは敦子が驚きの表情を浮かべる中、紀華がコーナーから出た敦子にパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
いきなりのパンチの連打に嫌がるようにコーナーに下がってしまった敦子。
必死に顔面をガードしようとすると、紀華がお腹にミドルキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
「ぐえっ・・・オエッ・・・・」
お腹への強烈なミドルキックに嘔吐感に襲われた敦子。
少し呆れ顔を浮かべながらも、お腹へ容赦なくボディブローを叩き込む紀華。
バシッ、バシッ・・・
「うっ・・うううっ・・・」
敦子が呻き声のような声を漏らして苦しむと、早くも紀華がローキック気味に蹴りを放つと、敦子が必死にガードしようとするも、意識が下に向かった時に変則的なブラジリアンキックとなって顔面にヒットした。
バッシーン・・
堪らずコーナーに崩れ落ちた敦子。
これがトーナメントに合わせてトレーニングした紀華の必殺技ブラジリアンキック。敦子は両手で顔面を押さえてグッタリしていると、紀華は観客席に片手を挙げてアピールしていく。
そしてヒップなどへサッカーボールキックを叩き込んで敦子をリング下に落としていくと、自らも水着を直しながら降りていく。
リング上ではレフリーが止められてはいけないと思ったのか、紀華は場外で敦子の髪を鷲掴みにして起こしていくと、そのまま鉄柵に振って叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「きゃああぁぁぁぁ・・・」
敦子の悲鳴が響き渡ると、紀華は走り込んで顔面へ喧嘩キックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
「ひぃぃぃ・・・」
紀華の破壊力に怯えだしている敦子。顔面への蹴りに口の中を切ってしまった様子。
しかし一方的に負けたのでは、トーナメントに出た意味が無くなると、敦子が気合いを入れ直して抵抗すると、紀華は髪を掴んで起こしていく。
敦子は紀華にパンチを連打していくも、紀華のボディなどに拳が当たるも、紀華が膝蹴りを叩き込んでいく。
ドスッ・・
「ぐえっ・・・」
膝蹴りをバストに受けてグッタリしていく敦子。
グッタリする敦子の髪を鷲掴みにして起こそうとする紀華が、観客席に向かってアピールしていく。
「トーナメントなんだから、少しは闘って面白い相手と闘いたいじゃないのよ!・・・何なのよ!」
紀華のアピールに観客席が盛り上がっていく。
『藤原ぁぁぁ・・・、お仕置きしてやれよ、お仕置きっ!』
観客席からの声に紀華が片手を挙げて応じると、敦子を起こしてからヘッドロックに捉えていく。
「うっ・・うううっ・・」
ヘッドロックを極められて苦しむ敦子。
紀華はそのまま鉄柱に敦子の脳天から叩き付けて鉄柱攻撃をしていく。
ゴッキーン・・・
「いやああぁぁぁぁぁ・・・」
敦子の悲鳴が響き渡ると、更に紀華が髪を掴んで額から鉄柱に叩き付けていく。
ゴキィィィ・・・
「んああぁぁぁぁぁ・・・」
敦子が悲鳴をあげると、鉄柱に抱きつくようにダウンしていく。
紀華は構えると、敦子の背中にサッカーキックを叩き込む。
バッシーン・・
「あうっ・・」
痛がる敦子。
更に顔面をサッカーボールキックで蹴りこむ紀華。
バシィィィィ・・・
これには両手で顔面を押さえてグッタリする敦子。
更に痛めつけようと髪を掴んで起こしていく紀華。
しかし敦子も抵抗しようとパンチを放っていくと、敦子の拳が紀華の股間を捉えた。
ゴキッ・・
「ううっ・・くっ・・・」
股間への衝撃に、油断していたのか紀華が苦悶の表情を浮かべた。
敦子も必死に立ち上がると、エルボースマッシュを顔面に叩き付けてから、ヘッドロックを仕掛けた。
「いくわよぉぉぉぉぉ・・・」
敦子が観客席に向かってアピールすると、そのままブルドッキングヘッドロックで場外に紀華を叩き付けると、鉄柱攻撃を受けたお返しとばかりに紀華の髪を掴んで起こしてから、鉄柱に叩き付けた。
ゴッキーン・・
「あうっ・・」
額から鉄柱に叩き付けられてフラつく紀華。しかし紀華の怒りに火をつける結果となってしまった・・・。
フラつきながらも、紀華がローキックを叩き込むと、フラついた敦子の顔面へハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
場外がグッタリとダウンする敦子。
「いい根性してるじゃないの・・・覚悟しなさいよね・・・」
紀華が冷たく言い放つと、敦子の髪を掴んで起こしていくと、鉄柱へ額から叩き付けていく。
ゴキィィィィ・・・
「ひいぃぃぃぃ・・・」
敦子が悲鳴をあげると、遂に敦子の額が割れて流血戦となっていく。
額を割られてフラつく敦子に、紀華は続けて鉄柱攻撃をしていくと、敦子の流血が酷くなって顔面を血に染めていく。
白い競泳水着にも血が垂れ流れて、可哀想な展開になっていく・・・。
その敦子の髪を鷲掴みにしてリングサイドを連れ回しては、敦子を観客席にアピールしていく紀華。
そしてリング上に戻していくと、コーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにしていく。
その金具の部分に敦子の額を更に叩き付けると、敦子の絶叫する悲鳴が響き渡るリング上。
ゴキッ・・
「いやああぁぁぁぁぁ・・・・」
顔面を真っ赤にして悲鳴をあげる敦子。
白い競泳水着も赤く染まって残酷な展開になっていくと、紀華は観客席に向かってアピールする。
「ヒールって面白いわね!」
紀華のアピールに歓声が起きると、そのまま敦子の額の傷口をトップロープに押しつけると、擦りつけていく。
ギュ・・ギュ・・
「んあぁぁぁぁぁぁ・・・・」
敦子が悲鳴をあげていると、紀華はコーナーの金具に顔面を叩き付けていく。
グッタリする敦子の両腕をトップロープに絡ませてから、両足をセカンドロープに掛けていくと、紀華がアピールしながら股間を蹴り上げた。
バシィィィ・・
「ひぎぃぃぃぃ・・・」
股間への衝撃に悲鳴をあげる敦子。
大流血状態から、股間への衝撃に可哀想な敦子に、更に蹴りが股間を襲った。
バシィィィィ・・・・
「ぎゃあぁぁぁぁぁ・・・」
更なる衝撃に敦子が股間から液体を溢れ出す・・・。
あまりの衝撃に失禁して垂れ流してしまった敦子に、紀華がコーナーから引き離してからボディへ膝蹴りを叩き込むと、グッタリと倒れ込む敦子に馬乗りになってから、一気に顔面へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・
殴られる度に藻掻く敦子。もうガードも出来ずに顔を腫らしていく残酷な展開に、レフリーも危険と判断してゴングを要請するのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると殴るのを止める紀華。
『勝者、藤原紀華っ!』
リングアナのコールに立ち上がる紀華。
敦子は顔面を真っ赤に染めて、また白い競泳水着の股間からは異臭を放つ液体を垂れ流しての可哀想な結果になってしまった・・・。
紀華は、優勝候補の米蔵涼子が田仲みな実をドミ展開から勝利したと聞いて、自らもアピールの為に敦子を血の海に沈めたのかは解らないものの、地下プロレスの厳しさを敦子に教えた結果となったこの試合。
紀華は片手を挙げてアピールしてリングを降りると、敦子は担架が呼び込まれてリングドクターに応急処置を受けながらリングを降りるのであった。
こうして各トーナメントの第1試合が終わりを告げるのであった・・・。



第25試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングに上がるのは、スレンダー級の優勝候補の1人の香理奈。
黒い競泳水着に黒いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングインに、観客席が盛り上がっていく。
1回戦では山元美月を一方的に痛めつけての勝利は衝撃的だったが、2回戦目ではどんな闘いを見せるのか、観客達も期待が高まっていく。
その香理奈の対戦相手としてリングに上がるのは、1回戦で北河景子を一方的に倒した霧谷美玲。黒いビキニに黒いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。2回戦目の相手が香理奈だからと緊張感が高まっている様子。
『第25試合・・・スレンダー級第2回戦第1試合を行います!・・・青コーナー〜・・・身長165p、上から80、57、88・・・30歳・・・香理奈〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする香理奈。歓声に応えていくも、観客席からきビキニ姿の美玲に注目が集まっている事に苛ついていた。
『赤コーナー〜・・・身長164p、上から78、57、83・・・25歳・・・霧谷美玲〜っ!』
コールを受けて一礼していく美玲。ビキニだけに、細い身体に豊満なバストが作り出す谷間に注目が集まっていく。
コールが終わって、レフリーが香理奈と美玲にルールの確認をしていくと、お互いが視線を合わせないリング中央。
そしてコーナーに別けられると、試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
試合開始のゴングと共に、香理奈がコーナーを飛び出して距離を詰めた。
美玲もガードを固めていくと、香理奈が軽くジャブ気味にパンチを放つ。
しかし美玲も冷静にガードしていくと、軽くローキックを放った。
バシッ・・
ローキックを受けて蹴り返す香理奈。
バシィィ・・・
香理奈のローキックに表情を硬くした美玲。
しかし蹴り返していくと、そのまま左右のパンチを放っていく。
バシッ・・
上手く香理奈の顔面を捉えたパンチに、香理奈がガードを固める。
続けて美玲は飛び込むようにハイキックを放つと、香理奈の側頭部を襲った。
バシィィィ・・
いきなりのハイキックを受けてフラついた香理奈に、美玲はチャンスと見て首相撲に捉えて膝蹴りを連打していく。
ドスッ、ドスッ、ドスッ・・・
「うっ・・くっ・・」
流石に香理奈も膝蹴りの連打に苦悶する。
『いいぞぉぉぉぉ・・・霧谷ぃぃぃ・・・』
『香理奈をぶっ倒せ!』
観客席が盛り上がっていく中、美玲の膝蹴りが炸裂していくと、香理奈も意地になって組み付いた。
組み付くとロープ際に押し込んでいくと、美玲もトップロープに腕を回して倒れない様にしていく。
レフリーがここでロープだからと止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に香理奈が放していくと、美玲もビキニを直しながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく香理奈と美玲。
香理奈はガードを固めて距離を詰めていくと、小刻みなジャブを放っていく。
バシッ、バシッ・・
香理奈に顔面を殴られてフラつく美玲。
しかしパンチを嫌がりながらも、タックルで組み付いていくと、上手くテイクダウンを奪っていく。
グラウンド状態になっていくと、素早くサイドポジジョンを奪っていく美玲。
香理奈も美玲の動きを見るように受けていると、美玲は身体を押しつけて体重を乗せていこうとする。
軽量な美玲だけに、香理奈としてもスタミナ消耗が少なくて済んでいくリング上。
逆に下から香理奈が美玲の身体に手を回して組み付くと、美玲の表情に緊張が走った。
動きが止まっていくと、ここでレフリーが止めていく。
レフリーの指示で放して立ち上がる美玲と香理奈。
お互いが水着を直しながら距離を置くと、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に美玲が果敢に走り込んでジャンピングニーパッドを放つと、香理奈が避けていく。
逆にハイキックを放つ香理奈に、美玲がギリギリで避けてからタックルを仕掛けた。
組み付いたままコーナーに押し込んでいく美玲。
香理奈も背中にコーナーの感触を受けて、美玲の動きを見ていく。
美玲がコーナーに身体で押し込んで、時折脇腹などへパンチを叩き込んでいく。
バシッ、バシッ・・
美玲のパンチに苦痛の表情を浮かべる香理奈。
膝蹴りを出していく香理奈。しかし美玲もガードしてコーナーに串刺しの様な膝蹴りを叩き込む。
ドスッ・・ドスッ・・
「くっ・・」
美玲の攻めに悔しそうな表情を浮かべる香理奈。
更にフロントスリーパーに捉えていく美玲。
しかし香理奈も美玲の脇腹を狙ってパンチを放つと、美玲の腕のロックが緩んだ。
逆に香理奈が組み付くと、抱え上げる様にしてマットに叩き付けると、衝撃に美玲が苦しむ。
バッシーン・・
「あうっ・・」
マットに叩き付けられて動きの止まる美玲に、香理奈が馬乗り状態になっていくと、顔面へパンチを落とさずに、ビキニに包まれたバストにハンマーパンチを落としていく。
グニュ・・グニュ・・
「ああんっ・・・痛いぃぃぃ・・・いやあぁぁぁぁ・・」
バストを殴られて悲鳴をあげる美玲。
観客席も盛り上がると、香理奈はバストを殴り続けた。
ブリッジ気味に返そうとしても、香理奈が上手くバランスをとっていくと、美玲が俯せになっていく。
必死にバストをガードしようとする美玲に、香理奈は髪を掴んで上を向かせる様にしてから、側頭部へパンチを叩き込んでいく。
バシッ・・
「あうっ・・」
顔を殴られて痛がる美玲。
マットに顔をつけてガードしようとする美玲に、香理奈は左右から側頭部へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
両足をバタバタさせて痛がる美玲。
香理奈は髪を掴んでマットに顔面を何度が叩き付けると、一気にキャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
「うううっ・・・」
苦しむ美玲。香理奈が上半身を反らしていくと、美玲はビキニ姿で藻掻き苦しんでいるリング上。
「お客さんにも楽しんでもらわないと・・・」
香理奈が呟くと、美玲の鼻に指を掛けて豚鼻キャメルクラッチにしていくと、揺さぶって痛めつけていく。
「フガッ・・フガッ・・」
美玲の端正な顔が豚鼻にされて可哀想な展開になっていくも、観客席は盛り上がっていく。
そして香理奈が技を解いて立ち上がると、ヒップにストンピングを叩き込んでから挑発していく様に手招きしていく。
美玲は堪らず転がるようにリング下に逃れると、ビキニを直しながら呼吸を整えていく。
すると、香理奈もリング下に降りていくと、美玲に迫った。
美玲が構えていると、喧嘩キックを叩き込む香理奈。
ドスッ・・
「うぐっ・・」
喧嘩キックをお腹に受けて苦しむ美玲に、香理奈は髪を掴んで近くの鉄柱に叩き付けていくと、グッタリする美玲に近くのパイプ椅子を持ち込んでから、座面で背中に叩き付けた。
バッシーン・・・
「きゃあああぁぁぁ・・・」
パイプ椅子を叩き付けられて悲鳴をあげる美玲。細い身体だけに、パイプ椅子の一撃は大きなダメージとなっていく。
動きを止めた美玲に、香理奈は髪を掴んでリング上に戻していくと、近くのトップロープとセカンドロープを使って美玲の両腕を絡ませていく。
そして、観客にアピールするように美玲の顔面を殴りつけていく。
バシッ・・バシッ・・
更にミドルキックをお腹に叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
「グエッ・・・おえっ・・・」
お腹への衝撃に嘔吐感で苦しむ美玲。
更にバストへパンチを連打していく香理奈。
グニュ・・グニュ・・グニュ・・
「ああんっ・・む、胸はぁぁぁぁぁ・・・」
バストへの衝撃に悲鳴をあげる美玲。
「自慢の胸なんでしょ、勿体ぶらなくて見せてあげれば良いじゃないの?」
香理奈が言い放つと、ロープで絡まれて動けない美玲のビキニブラジャーを剥ぎ取っていく香理奈。
「い、いや・・・やめて・・・・やめてぇぇぇぇぇ・・・・」
泣き出しそうな声で嫌がる美玲。しかし香理奈は容赦なくビキニブラジャーを剥ぎ取った。
Eカップとも噂される美玲の綺麗な乳房が露わになると、観客席は大歓声が起きていく。
『霧谷のオッパイ最高っ!』
歓声に恥ずかしさに顔を赤らめる美玲。
香理奈は剥ぎ取ったビキニを美玲の首に巻き付けると、締め付けていくのであった。
ギュ・・
「ぐぇ・・・うぐぐ・・・」
苦悶の表情を浮かべる美玲。
流石に反則攻撃だけにレフリーが止めていくと、香理奈はビキニを観客席に向かって投げ込んだ。
観客席では投げ込まれた美玲のビキニに観客が殺到した。
リング上ではレフリーがロープから美玲を放していくと、試合は続けられた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に美玲がバストを隠そうとすると、香理奈は余裕の表情でローキックを叩き込む。
バシッ・・
痛がる美玲に、香理奈は太股を狙ってローキックを叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
「痛いっ・・・」
堪らず悲鳴をあげる美玲。
「何時まで胸を隠しておくつもりかしら・・・」
香理奈は意地悪く言い放つと、ミドルキック、ローキックと打撃で攻め込んでいく。
更に踏み込んでハイキックを顔面に叩き込むと、美玲が倒れ込んだ。
倒れた美玲に馬乗りになると、顔面へパンチを連打する香理奈。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
殴られて藻掻くように痛がる美玲。次第に美玲の鼻から鼻血が噴き出していく。
すると、香理奈がレフリーに止められてはと殴るのを止めると、美玲のボディへサッカーボールキックを叩き込んでいく。
そして美玲の髪を掴んでコーナーに連れ込んでいくと、コーナーポストに顔面を叩き付けてから、フラつく美玲の両腕をトップロープに絡ませて磔にしていく。
香理奈は距離を置いてから観客席に向かって片手を挙げてアピールすると、一気に顔面、バスト、お腹と殴りつけていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
容赦ないパンチの連打に美玲の顔面が血に染まっていく。
更に白い綺麗な乳房もパンチの打撃で内出血を起こして残酷な展開になっていく。
美玲が涙目になっていくと、レフリーが香理奈を止めてコーナーから放していく。
『ファイト!』
しかしフラつく美玲へ流れは回ってこない。
香理奈が打撃で前に出ると、続けて膝蹴りをボディに叩き込んで美玲をダウンさせた。
身体を丸めてお腹を押さえる美玲に、香理奈はトップロープを掴んで美玲の身体を踏みつけていく。
トップレスの美玲がコーナーに仰向けになっていくと、香理奈は顔面に両足を乗せて痛めつけていくと、美玲は両足をバタバタさせて痛がっている。
観客席が盛り上がる中、香理奈はロープを掴んだまま飛び上がると、顔面へフットスタンプを落とした。
バシッ・・
「んあああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
顔面へのフットスタンプに絶叫する美玲。両手で顔面を押さえて痛がっていると、香理奈は強引に美玲をコーナーに逆さ吊りにしていく。
美玲は両手で顔面を押さえたままでも、香理奈はトップロープに両足を掛けて逆さにしていく。
顔面、バスト、お腹と攻めてきたからと、香理奈は美玲の股間を痛めつけるとばかりにアピールしていく。
「や・・・やめ・・・て・・・」
既に戦意喪失しているのか、美玲は涙目で試合を止めてほしいと哀願していく。
両手をダラリとさせている美玲に、香理奈は助走を付けてバストへサッカーボールキックを叩き込んだ。
グニュュュュ・・・
「んああぁぁぁぁぁ・・・」
バストへ蹴りを受けて絶叫する美玲。
両手をダラリとさせてノーガードのバストへ強烈な蹴り。残酷な展開に観客席も盛り上がっていく。
更に顔面へのノーガードキックを叩き込む香理奈。
バシィィィ・・・
「きゃああぁぁぁ・・・」
美玲の美しい顔が破壊される様な残酷な蹴りに歓声が起きていく。
『霧谷のアソコにも一撃入れてやれよ、香理奈っ!』
更なる残酷な展開を期待する観客達が、香理奈を煽っていくのであった・・・。
そして、遂に香理奈がアピールする様に蹴りの仕草をすると、コーナーの逆さ吊りになった美玲の股間へ、踵落としを仕掛けた。
ゴキィィィ・・・
「ひぎぃぃぃぃぃぃ・・・・・・」
美玲の悲痛な叫び声がリングに響くと、あまりの残酷な股間への衝撃に失神してしまった。
失神した美玲に、香理奈は更に踵落としを叩き込むと、ここでレフリーが試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン!』
ゴングの音に歓声が起きると、香理奈が片手を挙げてアピールしていく。
『勝者、香理奈っ!』
リングアナのコールが終わると、香理奈がコーナーの美玲のお腹に爪先蹴りを入れたり、バストを蹴りこんでいく。
『カンカンカンカン・・・カンカンカンカン・・・』
美玲が可哀想だからとゴングが更に鳴らされていくと、香理奈は失神している美玲の顔面を踏みつけてからリングを後にするのであった。
美玲はリングドクターに応急処置を受けてから、担架に乗せられるとバストにはタオルがかけられて運ばれていくのであった・・・。



第26試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの佐野雛子。白いビキニに白いリングシューズでリングに上がると、観客席に向かって頭を下げていく雛子。
その雛子の対戦相手としてリングに上がるのは児嶋陽菜。黒いビキニに黒いリングシューズ姿でリングインすると、早くも歓声を浴びて片手をあげていく陽菜。
まさにグラビアアイドルとアキバ軍団の対決となるこの試合。観客席も盛り上がっていくと、リングアナがコールを始めていく。
『第26試合・・・・グラビア級第2回戦第1試合・・・・青コーナー〜・・・・身長160p、上から84、51、87・・・20歳・・・佐野雛子〜っ!』
コールを受けて一礼していく雛子。売れっ子グラビアアイドルだけに、歓声も大きい。
『赤コーナー〜・・・身長164p、上から80、60、86・・・26歳・・・児嶋陽菜〜っ!』
卒業も噂される陽菜が片手を挙げてアピールすると、観客席も激しい試合を期待して歓声が大きくなっていく。
レフリーがルールの確認をすると、コーナーに別けられてから試合が始まった。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、いきなり陽菜が突進して反対コーナーの雛子を捕まえていく。
突然のことに雛子の反応が遅れると、陽菜が拳を握りしめて殴りだした。
バキッ、バキッ・・・
素手のパンチは認められているものの、意外な陽菜の攻撃に観客席が盛り上がっていく。
雛子は顔面への素手でのパンチに恐怖したのか、ガードを固めていくも陽菜の勢いは止まらず殴りつけていくリング上。
更に膝蹴りを叩き込むと、雛子の自慢のバストを抉った。
グニュ・・・
「痛いっ・・・」
堪らず座り込む様にダウンする雛子。
陽菜は距離を置いてから、走り込む様にして低空ドロップキックを顔面に叩き込む。
バッシーン・・・
「あうっ・・・」
顔面ドロップキックにグッタリしていく雛子。
両手で顔面を押さえてリング下に逃れる雛子。しかし陽菜もリング下に追いかけていくと、髪を掴んで起こしていった。
雛子が抵抗するも、そのまま鉄柵に振って叩き付けていく。
ガッシャーン・・・
「いやあぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて鉄柵に叩き付けられていく雛子。
更に陽菜が場外でのパイルドライバーを仕掛けていくと、逆さにされていく雛子。
容赦なくパイルドライバーで脳天から場外のマットに落とされる雛子は、グッタリとしていく。
「地下プロレスじゃあラフファイトも出来ないとダメなのよ・・・」
陽菜が呟くと、グッタリした雛子のバストに踵でストンピングを叩き込んでいく。
グニュ・・グニュ・・
「ああ・・・ああんっ・・」
雛子がバストを攻められて悶えていると、陽菜が飛び上がってお腹にフットスタンプを落とす。
ドスッ・・
「ぐ、グエッ・・・」
いきなりのフットスタンプに雛子が口から胃液の様なものを吐き出した。
更に片手を挙げてアピールする陽菜は、雛子のビキニに手を掛けていく。
「覚悟しなさいよね・・・」
雛子に囁く陽菜。
そして一気にビキニを剥ぎ取るとトップレスにされる雛子。
「いやあぁぁぁぁ・・・」
見事なバストが露わになると歓声が上がっていく観客席。
『雛子ちゃんのオッパイ最高っ!』
歓声に押される様に、陽菜は剥ぎ取ったビキニを雛子の首に巻き付けて締め上げた。
グイッ・・・
「ううっ・・・うっ・・・」
リング下だからとレフリーも反則を取らないと、雛子は苦悶の表情を浮かべて陽菜の手を掴んでいく。
首を絞められて、バストが露わになっていることもお構いなしに、逃れようと必死な雛子。
そして陽菜が放していくと、ビキニを観客席に投げ込んだ。
「コホッ・・コホッ・・・けほ・・・」
首を絞められて咳き込んでいる雛子に、陽菜は距離を置いて後頭部へ容赦ないドロップキックを叩き込むと、そのまま髪を掴んでリング上に上げていく。
トップレスで白いショーツとリングシューズだけの雛子がグッタリしていると、バストへ容赦ないストンピングを叩き込む陽菜。
グニュ・・・グニュ・・・
更にはバストを踏みつけてアピールしていく陽菜。
これには観客席が興奮して盛り上がっていくと、雛子がロープに足を伸ばして逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に陽菜が離れると、雛子はバストを気にしながら立ち上がった。
流石にトップレスにされて恥ずかしそうな雛子。片手でバストを隠そうとすると、陽菜が喧嘩キックをお腹に叩き込んだ。
ドスッ・・
「うっ・・」
苦しむ雛子に、陽菜がヘッドロックからブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、俯せ状態の雛子のヒップを踏みつけた。
そしてバストを強調するように、キャメルクラッチを仕掛けていく。
グイッ・・
「うううっ・・・」
陽菜に揺さぶられて苦しむ雛子。
必死で耐えている雛子に、陽菜は技を解いてから両足をフックしてから、両手を掴んで一気に高々と上げていくロメロスペシャルを仕掛けた。
グイッ・・
「自慢の胸をお客さんに楽しんでもらえば良いんじゃないの?」
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・」
陽菜の意地悪な囁きに悲鳴をあげていく雛子。
バストをプルンプルンと揺さぶられながら、観客達の目を楽しませていくリング上。
レフリーが雛子にギブアップの確認をすると、必死で耐えていく雛子。
「ノォォォォォ・・・」
必死でノーを叫ぶ雛子。
涙目になって耐える雛子に、陽菜が技を解いていくと、雛子はマットにグッタリとしていく。
陽菜がガッツポーズでアピールすると、雛子の髪を掴んで起こそうとしていくと、雛子も意地を見せた。
ゴキィィィ・・・
「ふぐうっ・・うううっ・・」
そう、雛子が陽菜の股間をグーパンチで殴りつけたのだった。
油断していたのか、陽菜が股間を押さえて苦しんでいると、続けて顔面パンチを叩き込む雛子。
バキィィィ・・・
「くっ・・」
フラつく陽菜に、雛子が叫んだ。
「お返しよ!」
そう叫ぶと、陽菜のビキニを剥ぎ取っていく雛子。
トップレスにされた陽菜は、バストを隠そうとせずにフラついていると、雛子がヒップへミドルキックを叩き込む。
続けて蹴ろうとすると、陽菜がタックル気味に組み付いていくと、そのままコーナーに押し込んでいった。
何度かコーナーへ押しつけるようにしてから、雛子の両足をセカンドロープに上げていく陽菜。
両腕もトップロープに絡ませて、M字の様になっていく雛子。
「お返しをさせてもらうわね、覚悟しなさいよね・・・」
陽菜が叫ぶと、勢いをつけて雛子の股間へ爪先蹴りで蹴り上げた。
グシュ・・
「ひぎゃあああぁぁぁ・・・」
股間を爪先で蹴り上げられて絶叫する雛子。
更に陽菜が蹴りこむと、雛子が泣き叫んでいく。
グシュ・・
「いやあぁぁぁぁ・・・」
股間への衝撃に泣き叫ぶ雛子に、レフリーも陽菜を離してからコーナーから解放していくと、股間を押さえてグッタリと座り込む雛子。
『ファイト!』
しかしレフリーは構わず試合を続けさせていくと、陽菜はサッカーボールキックを叩き込むと、雛子が悲鳴をあげていく。
バシィィィィ・・・バシィィィィ・・・
顔面、バストと容赦ない陽菜の蹴りにコーナーにグッタリしていく雛子。
流石にグラビアアイドル相手には容赦ないアキバ勢の攻めに、観客席も驚く声と歓声が起きていく。
「終わらせるよ!」
陽菜がアピールすると、コーナーの雛子の両足を抱え込んでから、一気に反転しての逆エビ固めを仕掛けた。
グイッ・・
容赦ない逆エビ固めに雛子が悲鳴をあげていく。
「痛いぃぃぃぃぃ・・・」
その雛子に揺さぶってから腰を落としていく陽菜。
すると、雛子が耐えられなくなって絶叫する。
「ギブアップ・・・ギブアップぅぅぅぅぅ・・・」
泣きながらギブアップする雛子に、レフリーがゴングを要請した。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされても技を解かない陽菜。
「い、いやあぁぁぁぁ・・・許してぇぇぇぇぇ・・・いやあぁぁぁぁぁ・・・」
更にマットを叩いて泣き叫ぶ雛子。
レフリーが陽菜を止めていくと、ここで陽菜は技を解いていく。
『勝者、児嶋陽菜っ!』
リングアナのコールに片手を挙げていく陽菜。
グッタリする雛子の後頭部を踏みつけると、観客に向かって再度アピールしていく。
「グラビアアイドルだからって何なのよ、私たちだってグラビアくらいできるのよ・・・」
そう言い放つと、陽菜は控え室に引き上げるのであった・・・。
雛子は黒服達にタオルを渡されて、担架に乗せられてリングを降りるのであった・・・。



第27試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、1回戦を打撃技で市河由衣を圧倒した熊多曜子。黒いビキニに黒いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてリングインすると、早くも歓声を浴びてコーナーに進んでいく。
その曜子の対戦相手としてリングに上がるのは、1回戦で荒垣結衣をアナコンダスリーパーで締め落とした山先真実。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって頭を下げていく。
早くも盛り上がっていく観客席。そしてリングアナがコールを始めた・・・。
『第27試合・・・無差別級第2回戦第1試合・・・青コーナー〜・・・身長166p、上から92、56、84・・・Jカップ・・・32歳・・・熊多曜子〜っ!

コールを受けて片手を挙げてアピールする曜子。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から84、59、87・・・29歳・・・山先真実〜っ!』
そして真実がコールを受けると、一礼していく。
緊張感が走るリング上。レフリーがリング中央で曜子と真実にルール確認をしていくと、お互いが睨み合う様に視線を激突させていく。
睨み合うも、レフリーが別けてコーナーに戻していくと、気合いの入る両者の試合が始まろうとしていた。
『カァーン!』
試合開始のゴングにコーナーから飛び出していく曜子と真実。
真実は曜子が打撃で来ると感じてガードを上げていく。曜子はガードを上げるも、真実との距離を上手く計ろうとしていく。
緊張感あるリング上で、少しずつ距離が詰められていくと、まずは曜子がジャブ気味にパンチを放った。
しかし真実がガードしていくと、張り手を放った。
バッシーン・・
真実の張り手を頬に受けてフラついた曜子。しかしローキックを返した。
バシィィィ・・・
真実の太股に炸裂すると、真実がタックルを仕掛けていく。
曜子もバランスをとろうとしながらも、ロープ際に押し出されていくと、ここでレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
曜子も真実の力強さに驚きを隠せないも、レフリーの指示で距離が置かれていくと呼吸を整えていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に試合が続けられていくと、曜子がガードを上げていく。
その曜子に、真実がガードを上げながら距離を詰めると、タックルを仕掛けた。
タックルに合わせて真実の首に腕を回した曜子。
そのまま真実が押し込む形でロープ際に詰まると、またもレフリーが止めていくリング上。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れる曜子と真実。
真実もロープまで押し出していくから、スタミナを消耗して早くも素肌には汗が浮かんでいる。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めると、曜子がローキックを放っていく。
バシッ・・
曜子のローキックに距離を置こうとする真実。
しかし負けずにローキックを蹴り返すと、曜子がミドルキックを叩き込んだ。
バッシーン・・
更に左右のパンチを叩き込むと、真実がガードを固めるも脇腹へ左右のパンチを叩き込む曜子。
嫌がるように蹴りを出そうとする真実に、曜子がタックルを仕掛けてテイクダウンを奪った。
グラウンド状態になっていくと、曜子がバストを押しつけながらサイドポジジョンを奪っていく。
真実は曜子の動きを見ていると、小刻みに脇腹へハンマーパンチを入れてダメージを与えていく曜子。
嫌がるように藻掻く真実に、曜子はハンマーパンチを入れていくと、馬乗りを狙った。
しかしブリッジ気味に返していく真実。
曜子がバランスを崩すと一気に起き上がると、曜子も立ち上がった。
立ち上がると曜子がハイキックを放つも、真実が避けていく。
逆に左右の張り手を放つと、続けて組み付いてボディスラムでマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
流石の曜子もマットに投げつけられて苦悶の表情を浮かべると、Jカップバストにストンピングを叩き込んでいく真実。
グニュ・・グニュ・・
「あんっ・・・痛いっ・・・」
自慢のバストを蹴りこまれて藻掻く曜子。
更にエルボードロップをバストに落としていく真実。
グニュ・・
「んあぁぁぁぁぁ・・・」
バストへの衝撃に悲鳴をあげる曜子。
真実はそのままフォールの体勢に持ち込んでいくと、レフリーがカウントを数えた。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし曜子が返していくと、真実はマットに座らせた状態からスリーパーを仕掛けると、揺さぶっていく。
苦悶の表情を浮かべる曜子を、更に横にらして両足を身体に掛けようとする真実。
必殺アナコンダスリーパーを仕掛けようとすると、曜子は必死にロープに逃げていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが曜子の足がロープに届いたからと止めていくと、真実が放して立ち上がった。
曜子もビキニを直しながら立ち上がると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に曜子もガードを固めていくと、真実は距離を詰めながら張り手を放つ。
しかし曜子がカウンターのパンチを放つと、顔面に当たって真実の動きが鈍ると、続けて顔面パンチを連打する曜子。
バシッ、バシッ、バシッ・・
顔への打撃に嫌がるようにガードを上げて逃れる真実に、ローキックなどで攻め込んでいく曜子。
バシィィィ・・・バシィィィ・・・
嫌がるようにロープ際に逃れた真実。
しかしロープの反動を使ってタックルを仕掛けると、上手く曜子を倒していく。
体格差もあり、上からギロチンチョークを仕掛けていく真実。
曜子も苦悶の表情を浮かべながらも、ロープに近いからと逃れようと身体を動かしていく。
密着している体勢なので、曜子のビキニも微妙にズレて脱げそうになるも、曜子はロープに足を伸ばしていく。
ショーツがお尻の割れ目に食い込みながらもロープに逃れた曜子。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、真実が放していく。
曜子はビキニを直しながらロープを掴んで立ち上がると、呼吸を整えていくも汗が額から流れ出ていて、胸の谷間にも汗が流れてスタミナを消耗が激しいのではと観客席でも注目していく。
真実も白い競泳水着を汗に湿らしていて、スタミナの消耗が相当ではないかと言うリング上。
『ファイト!』
しかしレフリーは試合を続けさせていくと、曜子が距離を詰めていく。
真実はガードを上げながらも、タックルを仕掛けようとすると、曜子がカウンターの膝蹴りを叩き込む。
ゴキィィィ・・・
真実の顔面へカウンターの膝蹴りが炸裂すると、リング上に鈍い衝撃音が響く。
しかし真実は必死に組み付いていくと、そのまま曜子を抱えるようにしてから、マットに落としていく。
バッシーン・・・
背中から落とされて苦しい曜子。しかし真実も顔面への膝蹴りにダメージを受けている。
更に曜子の髪を鷲掴みにして、フラフラしながらも真実がバックを奪うと、ジャーマンスープレックスホールドを仕掛けようとした。
膝蹴りのダメージに必死に踏ん張っていく真実。
しかし曜子が股を開く真実に、カンガルーキックで反撃すると、股間を蹴り上げた。
「ふぐうっ・・・」
股間を蹴り上げられて苦悶の表情で動きを止める真実。
曜子は身体を反転させながら裏拳を真実の顔面に叩き込むと、ゆっくりとマットに沈んでいく真実。
仰向けの真実に、曜子はお返しとばかりに真実のバストへストンピングを叩き込むと、ヘッドシザースで締め上げていく。
グイッ・・
「うっ・・うううっ・・・」
流石の真実も両足で締め上げられて苦悶の表情を浮かべて耐えている。
両足を時折動かしては、逃れようとしている真実。
しかしスタミナの消耗も激しく苦しい状態に追い込まれていく。
苦しみながらもロープに逃れていく真実。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、曜子が技を解いて立ち上がった。
真実も喉元などを気にしながらも立ち上がると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に曜子が踏み込んでハイキックをバストに叩き込むと、フラついた真実の太股にローキックから、ハイキックを顔面へ叩き込む。
バシィィィ・・・
顔面へのハイキックにフラフラしながらロープに逃げる真実に、曜子がチョークスリーパーを仕掛けた。
しかしロープも近く真実の手がロープを掴むとレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められて放していく曜子。
真実も喉を絞められて危険な状態に追い込まれたが、必死にロープに逃れた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に曜子が距離を詰めると、真実は踵落としを放っていく。
これには驚く曜子。しかし避けてからタックルで組み付いた。
そのままコーナーに押し込んでいくと、一気に顔面狙いのパンチを連打していく曜子。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
真実も張り手を返すも、曜子のパンチの連打に鼻血を噴き出していく。
白い競泳水着にも鼻血が垂れて痛々しい真実。
しかし前蹴りなど距離を置こうと抵抗していく真実に、曜子はコーナーから離れていく。
手招きして挑発気味にコーナーから出そうとする曜子に、真実も鼻血を気にしながらも構えた。
コーナーから出た真実に、曜子がローキックを叩き込むと、表情を険しくしていく真実。
太股が内出血して痛々しくなっていくと、次第に動きも鈍くなっていく。
曜子がローキックを更に叩き込むと、真実も必死に踏み込んで張り手を返した。
バッシーン・・
曜子の頬に炸裂すると、口の中を切って鉄の味を感じる曜子。
しかし曜子は顔面へパンチを叩き込んでいくと、真実は嫌がるようにタックルを仕掛ける。
組み付く真実に、曜子がフロントヘッドロックに捉えると、そのまま倒れ込む様にDDTを炸裂させた。
倒されて苦しい真実に、曜子が素早くバックを奪っていく。
俯せ状態の真実にバストを押しつけながらバックを奪って、脇腹へパンチを入れる曜子。
嫌がるように藻掻く真実に、一気にチョークスリーパーを仕掛けると、極められながらも真実がロープに手を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが曜子を止めていくも、真実を締めていく。
「うっ・・うううっ・・・」
首を極められて苦しい真実。レフリーが止めていくから失神は免れるも、喉元を押さえて動きの止まる真実。
曜子は立ち上がるとビキニを直しながら呼吸を整えるも、汗で素肌が光り輝いて見えている。
レフリーが真実を立たせると、フラつきながらも水着を直していく真実。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にフラつく真実にローキックを連打する曜子。
バシィィィ・・・バシィィィ・・・
ローキックの連発に嫌がるようにロープ際に逃れる真実。
ロープに詰まった真実に、曜子がパンチで顔面、ボディと殴りつけていく。
嫌がるように膝蹴りを放つ真実。曜子もガードするも破壊力ある膝蹴りに動きが鈍る。
更に張り手で反撃に出る真実。
バッシーン・・バッシーン・・
左右の張り手を受けてフラつく曜子に、真実は動きを止めようとヘッドロックに捉える。
しかし曜子がバックドロップで反撃した。
バッシーン・・
後頭部からマットに落ちて動きの止まる真実。
素早く曜子が馬乗りになっていくと、容赦なく顔面へパンチを落としていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面へ容赦なく叩き込まれるパンチの連打に、真実の顔面が血に染まっていく。
逃れようと藻掻く真実。
曜子も試合を終わらせようと殴りつけていくと、真実が少しずつロープに近づこうと身体を動かした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
そして真実の足がロープに掛かると、レフリーが止めていくリング上。
顔面を何発も殴られてダメージの大きい真実。顔を腫らして痛々しいも、ロープに逃げたからと試合は続けられていく。
フラフラしながら立ち上がると、レフリーがリングドクターを呼び込んでチェックしていく。
曜子はコーナーに寄りかかって黒服からペットボトルを受け取って水を口にすると、反対コーナーではリングドクターが真実に問いかけると、真実は続行を訴えた。
「ま、まだやれます・・・やらせてください・・・」
真実の意志を尊重して、リングドクターがレフリーに合図すると、リングドクターがリング下に降りてから試合は続けられていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にコーナーから出る真実に、曜子が容赦なく顔面パンチを連打していく。
バシッ、バシッ・・
血飛沫を上げてフラつく真実。
しかしタックルで組み付こうとするも、曜子のカウンターの膝蹴りが待っていた。
ゴキィィィ・・・
顔面へ膝蹴りが炸裂すると、真実がマットにに膝をついてダウンすると、曜子はストンピングから仰向けにすると、飛び上がってお腹にニードロップを落とした。
ドスッ・・
「グエッ・・・」
流石の真実も鋭いニードロップをお腹に受けて、口から胃液の様なものを噴き上げた。
そして曜子が観客席に向かって片手を挙げてアピールすると、馬乗りになってビキニに包んだJカップバストを揺らしながら激しく顔面パンチを連打する。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面を殴られて身体をビクンビクンとさせていく真実。
流石にレフリーも危険と判断して試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると、曜子が殴るのを止めてから立ち上がった。
『勝者、熊多曜子っ!』
リングアナのコールにレフリーに片手を挙げられていく曜子。
真実はリングドクターの応急処置を受けてから、担架が呼び込まれるのであった。
実力者の真実に勝利した曜子。しかしスタミナの消耗も激しく苦しそうな表情を浮かべると、観客席に向かって頭を下げてから控え室に戻るのであった・・・。


第28試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、優勝候補になるかも知れないと言われている鈴本ちなみ。胸の谷間を見せている白いスポツービキニ水着に、気合いを入れてコーナーに進んでいく。
そのちなみの対戦相手してリングに上がるのは、この女祭りがデビューと言う瀧澤沙織。1回戦では篠多麻理子を容赦ない打撃で血塗れにしての勝利の沙織。黒い競泳水着に手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。ちなみは素手だからと、どういう試合になるのか。堂々とリングに上がると観客席にアピールしてからコーナーに進んでいった。
『第28試合・・・スレンダー級第2回戦第2試合・・・青コーナー〜・・・身長167p、上から80、59、86・・・25歳・・・Eカップ・・・鈴本ちなみ〜っ!』
コールを受けて一礼していくちなみ。経験の差はあるものの、身長差があるから試合をどう組み立てるか考えているちなみ。
『青コーナー〜・・・身長176p、上から80、58、84・・・33歳・・・Aカップ・・・瀧澤沙織〜っ!』
そして沙織がコールを受けると、片手を挙げてアピールしていく。身長が大きいからと、迫力ある沙織に歓声が起きていく。
レフリーがリング中央でルールの確認をしていくと、コーナーに別けてから試合が始められていく。
『カァーン!』
試合開始のゴングにコーナーから飛び出していくちなみと沙織。
ガードを上げて距離を詰めていく沙織に、ちなみも打撃を警戒してガードを上げていくと、早くも素早いタックルから沙織からテイクダウンを奪っていく。
歓声が鳴り響く中、ちなみがサイドポジジョンを奪おうとすると、沙織がブリッジ気味に返してロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、ちなみが立ち上がっていくと水着を直しながら呼吸を整えていく。
沙織も水着を直しながら立ち上がると、ちなみのタックルに警戒していた・・・。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めるちなみ。
沙織も警戒しながらガードを上げると、軽くジャブ気味にパンチを放った。
その瞬間、ちなみがタックルを仕掛けると、沙織が組み付こうとするも、ちなみが組み付いて倒していく。
グラウンド状態になると、ちなみはサイドポジジョンを奪って身体を浮かせると、膝蹴りを狙うも沙織が抵抗してロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが離していくと、ちなみは立ち上がりながら水着を直していく。
沙織も水着を直しながらも、距離を置いて呼吸を整えていくリング上。
『ファイト!』
レフリーが試合を続けさせていくと、ちなみがガードを上げて前に出て行く。
沙織もタックルを警戒していると、ちなみはタックルの仕草を見せるも、逆に沙織がローキックを放った。
バシッ・・
更にローキックを叩き込んでいく沙織。
ちなみもローキックを嫌がるように距離を置くと、沙織が前に出て左右のパンチを放っていく。
バシッ、バシッ・・
ガードするちなみの腕に打撃が炸裂すると、ちなみもローキックを返していく。
バシィィィ・・・
ローキックを受けると、大振りの左右のフック気味のパンチを振り回していく沙織。
ちなみがガードするも、側頭部などへパンチが決まってフラつくと、沙織が前に出た。
顔面狙いのパンチを連打していくと、ちなみの顔面を沙織の拳が捉え始めた。
バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面へのパンチに嫌がるようにガードを固めるちなみ。距離を置こうとすると、沙織もバスケットボールの経験からも素早く距離を詰めると、顔面狙いのパンチを連打する。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
堪らずロープ際に詰まるちなみ。
そのちなみのボディに、沙織が膝蹴りを放つと容赦なく膝蹴りが炸裂した。
ドスッ・・
「うぐっ・・」
流石のちなみも苦悶の表情を浮かべると、沙織が膝蹴りを更に仕掛けると、ちなみが組み付いた。
膝蹴りをガードしようと組み付くと、そのまま体勢を入れ替えて沙織をロープに押し込んでいく。
しかしレフリーがここで止めていくと、2人を別けていくのであった。
『ロープ・・・』
レフリーの指示に距離を置いていくちなみと沙織。
ちなみか顔を気にしている様子で、顔面パンチを連打されて気にしているのか。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、沙織が距離を詰めると、堪らずタックルで組み付くちなみ。
しかし沙織が踏ん張ると、パンチを狙うもちなみが足を掛けて倒していく。
上手くテイクダウンを奪ったちなみ。沙織が仰向けになっていると、サイドポジションで押さえ込んでいくちなみ。
更に腕を狙って仕掛けると、沙織が足を伸ばしてロープに逃れた。
『ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、ちなみがビキニを直しながら立ち上がっていく。
沙織も水着を直しながら立ち上がると、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく沙織に、ちなみは踏み込んでエルボースマッシュを放つと、バストにエルボーを受けて苦しむ沙織。
続けてヘッドロックに捉えていくちなみに、沙織がバックドロップで返そうとすると、ちなみは狙っていたのかロープに足を掛けてバランスを崩させて押し潰した。
ちなみの全体重をボディに受けてマットに倒れた沙織。苦悶の表情を浮かべていると、ちなみが俯せにしてキャメルクラッチを仕掛けていく。
グイッ・・・
「ぐっ・・ううっ・・」
ちなみに揺さぶられて苦しむ沙織。両足をバタバタさせていると、レフリーもギブアップの確認をしていく。
『ギブ?・・・ギブアップ?』
レフリーの問いかけに耐えていく沙織。
更にスリーパーに移行しようとするちなみに、沙織は藻掻くようにロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、ちなみが立ち上がっていく。
沙織も立ち上がると、水着を直しながら距離を置いた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に沙織は構えていくと、小刻みにジャブを放っては牽制していく。
ちなみも打撃を警戒して踏み込めないと、軽くローキックで返していく。
バシッ・・
ローキックを受けて、沙織が前に出るとちなみの顔面狙いのパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ・・
容赦なく顔面へパンチを受けたちなみは嫌がるようにガードを固めて下がると、沙織は続けてパンチを連打した。
バシッ、バシッ・・
ロープに詰まったちなみ。必死に顔をガードしようとすると、お腹にパンチが炸裂した。
ドスッ・・
「うっ・・」
身体をくの字にして苦しむちなみ。顔面のガードは下げないと、沙織が下からアッパー気味に殴りつけた。
バシッ・・・
顔面へのアッパーに堪らず膝を落とすちなみ。
下を向くちなみに、後頭部などへパンチを連打していく沙織。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
容赦ない残酷なパンチ攻撃にちなみが必死に沙織の足へ組み付いていくと、沙織は更に殴りつけていく。
ちなみも強引に倒しにいくと、沙織がバランスを崩して倒れ込んだ。
組み付いていくちなみに、沙織も抵抗を見せるも、ちなみが上手くサイドポジジョンを奪っていく。
押さえ込むちなみも、顔面パンチに顔を少し腫らしている。苦しそうな表情を時折浮かべながらも、沙織を押さえ込むちなみ。
しかし沙織も体勢を入れ替えようと動くと、ロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、ちなみが残念そうに立ち上がる。
沙織も水着を気にしながらも立ち上がると、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めると、沙織が顔面狙いのパンチを放つ。
しかしちなみが避けてタックルを仕掛けると、上手く押し込んでいくもコーナーに逃れられた。
コーナーに沙織を押し込んでから、ちなみが拳を握りしめてお腹を殴りつける。
ドスッ、ドスッ・・・
「くっ・・」
流石の沙織もボディへのパンチに苦しむと、ちなみは足を掛けてバランスを崩そうと仕掛ける。
しかし沙織が藻掻くと、一気に首相撲に持ち込んで膝蹴りをボディへ叩き込んでいく。
ドスッ、ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・」
ちなみが膝蹴りを受けると、苦悶の表情で座り込む様にダウンすると、上から殴りつけていく沙織。
堪らず転がるようにリング外に逃れていくちなみ。
沙織はリング上から睨み付けると、ちなみはリング下で水着を直しながらも、苦しそうな表情を浮かべて呼吸を整えていた。
ゆっくりとリング上に戻っていくちなみに、沙織はレフリーに距離を置かれて構えていく。
『ファイト!』
そして試合が続けられていくと、沙織が前に出て行く。
ちなみもガードを固めていると、大振りのパンチで前に出る沙織。
そのパンチをガードしてから、逆に張り手で抵抗していくちなみ。
続けてローキックからミドルキックと放つと、沙織にエルボースマッシュを叩き込んでいく。
更に首投げでマットに叩き付けると、首4の字で締め上げた。
苦しむ沙織。しかし長い足がロープに届くと、レフリーが止めていくリング上。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示にちなみが技を解くと、沙織もフラつきながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの指示に試合は続けられていくと、ちなみが距離を詰めていく。
沙織がガードを上げていくと、長い足からローキックを放った。
バシッ・・
ちなみの足に炸裂するローキック。
一瞬ちなみの表情が険しくなるも、必死にタックルを仕掛けた。
軸足にタックルを決められて倒れ込む沙織。ちなみは素早く組み付いていくと、沙織が嫌がるようにロープに逃れた。
『ロープ・・・』
レフリーの指示に立ち上がるちなみ。
沙織も呼吸を荒くしながらも立ち上がると、水着を直しながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に前に出る沙織。
ちなみもガードを固めていると、沙織がジャブから距離を詰めていく。
ちなみも張り手で抵抗すると、沙織が強引にヘッドロックに持ち込んだ。
しかしちなみがロープに振って返すと、ロープから戻ってきた沙織にドロップキックを放った。
バッシーン・・・
ドロップキックを受けて倒れ込む沙織に、ちなみは続けてドロップキックを顔面に叩き込んだ。
両手で顔面を押さえて動きを止める沙織に、ちなみがストンピングを叩き込んでいくと、沙織がロープに逃げていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーがちなみを止めていくと、沙織は顔を気にしながら立ち上がった。
ちなみも水着を直していくと、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に沙織がジャブからストレートとパンチで前に出ると、嫌がるちなみ。
前蹴りで牽制するも、身長差もあり沙織が上手くパンチを放つと、ちなみの顔面を捉えだしていく。
バシッ・・バシッ・・
パンチを受けてフラつくちなみ。
しかしタックルを仕掛けようと狙うも、沙織も動いては殴りつけていく。
バシッ、バシッ・・
鼻に当たったのか、鼻血を噴き出すちなみ。
白いスポーツビキニに血が垂れだして痛々しさを増していく。
しかしちなみはローキックなどで抵抗すると、タックルを仕掛けた。
ちなみのタックルに、沙織も何度も受けてタイミングを掴んだのか、カウンターの膝蹴りを放った。
ゴキッ・・
沙織の膝が顔面を捉えると、ちなみは沙織の足を抱えるように倒れ込んだ。
観客席が盛り上がると、沙織がちなみに馬乗りになっていくと、顔面へパンチを落としていく。
バシッ、バシッ・・バシッ・・
顔面パンチを受けていくちなみ。しかしロープが近く足を伸ばして逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが沙織を止めていくと、ちなみも顔を気にしながら立ち上がった。
沙織も水着を直しながら構えると、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
鼻血を流しながら痛々しいちなみ。
しかし沙織は顔面を敢えて狙ってパンチを放っていく。
バシッ、バシッ・・
顔面パンチを受けて血飛沫をあげてフラつくちなみ。
堪らずロープ際へ押されてしまうちなみに、沙織はパンチを連打して追い込んでいく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
苦悶の表情を浮かべて殴られていくちなみ。必死に抵抗するちなみに、沙織は首相撲から膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・」
膝蹴りを受けて呻き声の様な声を上げて座り込んでしまったちなみ。
更にちなみの髪を鷲掴みにして、顔面へ膝蹴りを叩き込む沙織。
ゴキィィィ・・・
鈍い音が響いたリング上。ちなみも意識を飛ばしそうになるも、沙織の足に抱きついた。
しかし沙織が振り解くと、トップロープを掴んで顔面へ踵でストンピングを叩き込んでいく。
ドスッ・・ドスッ・・
顔面への容赦ない踵でのストンピングに、ちなみは顔面を血に染めていく。また顔が腫れだして残酷な展開になっていく。
沙織は顔面狙いの踏みつけるストンピングで痛めつけていくと、ちなみの動きが鈍くなっていく。
しかし、沙織のストンピングにちなみが下から両足を使って絡めていくと、上手く沙織を倒していく。
バランスを崩して倒れ込んだ沙織に、ちなみは必死に踵固めを仕掛けた。
グイッ・・
「あっ・・んああぁぁぁぁぁ・・・・」
いきなりの反撃に悲鳴をあげる沙織。
同時にマットを叩いていく。
「ぎ、ギブアップ・・・・」
まさかの逆転勝ちのちなみ。沙織は足を押さえて痛がっていると、優勢に試合を続けていたのに、油断が生じたのか惜しい負けとなってしまった。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると、続けてリングアナが叫んだ。
『勝者、鈴本ちなみ!』
意地の逆転勝利を掴んだちなみ。しかし顔面への打撃に腫れていたりと、苦しい勝利となってしまった。
沙織と握手すると、ちなみはリングドクターにアイスパックを顔に付けられながら控え室に戻るのであった・・・。



第29試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルの椙原杏璃。黒いビキニ姿で自慢のバストを揺らしながらリングインすると、早くも歓声に包まれていく。手にはオープンフィンガーグローブを着けて、大野ののかを倒した様に打撃で勝負に出ようとアピールしている。
その杏璃の対戦相手としてリングに上がるのは、原幹絵を倒した大嶋優子。アキバ卒業後も順調に活動している優子が、トーナメント上位に食い込もうと気合いを入れている。リンコスは杏璃と同じく黒いビキニ。小柄ながらボリュームあるバストに歓声が大きくなっていく。
『第29試合・・・グラビア級第2回戦第2試合を行います・・・・・・青コーナー〜・・・身長157p、上から89、56、80・・・Gカップ・・・32歳・・・椙原杏璃〜っ!』
早くも杏璃がコールを受けると、笑みを浮かべて観客席にアピールしていく。
『赤コーナー〜・・・身長152p、上から82、55、81・・・Dカップ・・・26歳・・・大嶋優子〜っ!』
そして優子がコールを受けると、片手を突き上げてアピールした。
歓声に包まれていくリング上。そして早くもレフリーがルールの確認をしていくと、試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーから飛び出した杏璃。
優子もガードを固めると、左右のジャブから顔面狙いのパンチを連打していく杏璃。バストを激しく揺らしながらも殴りつけていくと、優子がガードするも数発受けながらも、タックルを仕掛けた。
上手くタックルでテイクダウンを奪っていく優子は、そのままサイドポジションを狙って動くと、杏璃がロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、優子がビキニを直しながら立ち上がる。
杏璃もビキニを直しながら立ち上がると、レフリーが試合を続けさせていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める杏璃に、優子はガードを上げていくと、杏璃がローキックを放った。
バシッ・・・
優子の太股にローキックを叩き込むと、様子を見るようにジャブを放つ。
優子も素手で殴り返すと、杏璃がミドルキックで蹴りこんだ。
バシィィィ・・・
脇腹を蹴られて苦しむ優子に、杏璃が距離を詰めて顔面へパンチを連打した。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔を殴られて嫌がるようにガードしながら距離を離そうとする優子。
しかし杏璃は逃がさないとばかりにパンチを連打すると、優子がタックルを仕掛けた。
優子のタックルを受けるも、倒されずら逆に押し潰す形になる杏璃。
俯せ状態の優子を上から潰して、バストを押しつけている体勢になっている。
優子も動きが止まると、杏璃はバストを押しつけながら体勢を入れ替えていくと、バックを奪ってチョークスリーパーを狙うも、優子が藻掻くようにしてロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、優子は喉元を気にしながらロープを掴んで立ち上がった。
杏璃もビキニを直しながら立ち上がると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に優子が走り込むと、流れを掴もうとドロップキックを放った。
バッシーン・・・
上手く杏璃のバストにドロップキックが炸裂すると、倒れ込んだ杏璃が立ち上がろうとすると、続けてドロップキックを叩き込む優子。
更に首投げでマットに叩き付けてから、素早く首4の字固めを極めていく。
これには杏璃が苦悶の表情を浮かべていると、優子も力を入れて極めていく。
『椙原、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに耐えていく杏璃。
すると優子が技を解いて立ち上がると、杏璃のバストにストンピングを叩き込んだ。
グニュ、グニュ・・・
「あうっ・・・ああんっ・・・」
流石に自慢のGカップを蹴りこまれて痛さに悲鳴をあげる杏璃。
更にバストへのニードロップを仕掛けると、容赦なく優子の膝がバストを押し潰した。
グニュ・・・
「んああぁぁぁぁぁ・・・・」
優子の体重の乗ったニードロップに、杏璃は絶叫する様に悲鳴をあげた。
バストへの連続攻撃に苦しい杏璃。ビキニだけに、蹴りこまれた部分などが内出血で痛々しく変色している。
更に髪を掴んで起こしていく優子に、杏璃も股間へパンチを入れて反撃した。
バシッ・・
「うっ・・」
股間への一撃に動きを止める優子に、杏璃はDDTを仕掛けた。
バッシーン・・・
マットに叩き付けられて動きを止める優子に、杏璃はバストを揺らしながらのギロチンドロップを叩き込んでから、俯せにしてキャメルクラッチを仕掛けていく。
グイッ・・
「うっ・・・くっ・・・」
苦悶の表情で耐えていく優子。
杏璃も揺さぶるようにして痛めつけていくと、レフリーが優子にギブアップか確認していく。
『大嶋っ、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに耐えていく優子。
「の、ノォォォォ・・・」
耐える優子に、杏璃は更に激しく揺さぶっていくと、優子は両足をバタバタさせて痛がっている。
しばらく痛めつけると、杏璃が技を解いて立ち上がると、優子の腰にヒップドロップを落とした。
ドスッ・・
「あうっ・・・」
苦悶の表情を浮かべる優子に、杏璃は更にキャメルクラッチで揺さぶりかけた。
これには杏璃の手を掴もうとして、優子が耐えるも必死に逃れようとしている。
両足をバタバタさせて痛がっている優子。
杏璃もギブアップ狙いで揺さぶると、優子が耐えるからと技を解いていく。
グッタリする優子を仰向けにして、杏璃は飛び上がる様にしてGカップのバストで押し潰す様なGカッププレスからフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・・』
しかし優子が返していくと、杏璃は髪を掴んで起こしていく。
そして踏ん張りながらボディスラムでマットに叩き付けると、ロープに走ってまたもGカップを利用したバストプレスを仕掛ける杏璃。
しかし優子が転がるように逃れると、マットにバストを痛打して痛がる杏璃。
優子が立ち上がると、立ち上がろうとする杏璃のバストへドロップキックを叩き込んでいく。
グニュ・・
「ああんっ・・・」
バストへの衝撃に悲鳴をあげて倒れ込む杏璃。
更に走り込んで顔面へのサッカーボールキックを叩き込んでいく優子。
バシィィィ・・・
顔面への衝撃に両手で顔面を押さえて動きの止まる杏璃。
仰向けになっているからと、優子は飛び上がってお腹にニードロップを落としていく。
ドスッ・・
「ぐふうっ・・・うううっ・・」
お腹へのニードロップに藻掻き苦しむ杏璃。
更に飛び上がってGカップバストへニードロップを落とした。
グニュ・・
「ああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
バストへの鋭いニードロップに絶叫する杏璃。
観客席からは歓声が起きていくと、優子は動きの止まった杏璃のバストへ踵でストンピングを叩き込むと、俯せにしてキャメルクラッチを仕掛けた。
上半身を反らされていくと、ビキニ姿だけに杏璃のGカップバストが強調される様なキャメルクラッチ。
苦悶の表情を浮かべる杏璃に、優子は揺さぶり痛めつけていく。
耐える杏璃に技を解くと、優子は立ち上がってからロープに箸って低空ドロップキックを顔面へ叩き込んだ。
バッシーン・・・
「いやあぁぁぁぁ・・・」
顔面への衝撃に絶叫しながら転がってリング下に逃れていく杏璃。
リング下で顔面を押さえて痛がっていると、優子もリング下に降りていくと、容赦なく杏璃の髪を鷲掴みにしてから近くの鉄柱に顔面から叩き付けた。
ゴッキーン・・・
「ああんっ・・・」
鉄柱攻撃を受けてグッタリしていく杏璃。
更にパイプ椅子を手にする優子は、場外戦で珍しくラフファイトを展開していく。
パイプ椅子を首に押しつけて痛めつけていく優子。
両足をバタバタさせて藻掻き苦しむ杏璃。
そしてパイプ椅子を手放してから、優子が杏璃を起こしてからエプロンサイドに顔面を叩き付けると、杏璃も意地になって殴り返した。
バシッ・・・
殴られてフラつく優子に、杏璃は続けて髪を鷲掴みにしてお返しとばかりに鉄柱攻撃を仕掛けた。
ゴッキーン・・・
「あうっ・・」
額から鉄柱に叩き付けられてフラフラする優子に、杏璃は顔面へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面パンチを連打してから、リング上に上げていく杏璃。
顔面へのパンチに動きが鈍っている優子に、杏璃はバストを揺らしながらストンピングを叩き込むと、髪を掴んで起こしてから、またも顔面へパンチを入れていく。
バシィィィ・・・
顔面パンチを受けて、優子が鼻血を噴き出していくリング上。
フラつく優子の顔面をパンチの連打で痛めつけていく杏璃。
激しいパンチの連打に優子が追い込まれていくと、杏璃は更にローキックを太股に叩き込んでいく。
しかし優子も意地を見せて、殴りつけてくる杏璃の顔面へカウンターパンチを叩き込むと、杏璃の顎を打ち抜いた。
カウンターパンチに膝を落とす杏璃。
すると、優子は鼻血を流しながら髪を鷲掴みにしてから、顔面へ膝蹴りを連打していく。
ゴキッ、バキッ・・・ゴキッ・・
リング上に鈍い音が響き渡ると、杏璃は顔面への膝蹴りに意識を朦朧とさせていく。
優子が放すと両手で顔面を押さえて俯せ状態でグッタリする杏璃。
「自慢のオッパイを潰すわよ・・・覚悟しなさいよね!」
優子が杏璃にアピールすると、動きの止まった杏璃のバストへ飛び上がってニードロップを落としていく。
グニュ・・
「んあああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
バストへの鋭いニードロップに絶叫する杏璃。
「まだまだよ・・・」
優子は更にバストへニードロップを落としていくと、杏璃のビキニに包まれたGカップバストは痣が浮かび上がって痛々しい。
グニュ・・
「きゃあああぁぁぁぁ・・・・」
執拗なバスト責めに泣き出しそうになる杏璃。
両手でバストを押さえていると、優子は喉元にニードロップを落としていく。
ドスッ・・・
完全に動きの止まった杏璃に、俯せにしてキャメルクラッチを仕掛けていくと、杏璃は苦悶の表情で耐えていく。
揺さぶって痛めつけていくと、杏璃は口から涎を流しながらも耐えているが、目には涙を浮かべている。
レフリーも杏璃にギブアップの確認をするも、杏璃が耐えていく・・・。
しかし優子の激しい揺さぶりに、遂に杏璃がギブアップしていく・・・。
「ぎ・・・ぎ・・・ぶ・・・・ギブ・・・」
杏璃のギブアップにレフリーがゴングを要請するのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの音に技を解いていく優子。
グッタリと俯せになる杏璃に、優子はビキニを剥ぎ取ってトップレスにしていくと、その剥ぎ取ったビキニを高々と挙げてアピールするのであった。
原幹絵に続けて椙原杏璃も倒した優子。まさにトーナメントのGカップハンターとも言える存在になっていた・・・。
『勝者、大嶋優子っ!』
リングアナのコールにビキニをアピールしていく優子。
杏璃は俯せのまま、トップレスにされたからとバストを隠していくも、優子を睨み付けていた。
「し、試合が終わったのに、何するのよ・・・ビキニを返してよ・・・」
杏璃のアピールに、優子が言い返した。
「私が勝ったんだから、良いでしょう?・・・その自慢の胸をお客さんに見せてあげれば・・・ふふっ・・」
流石に卒業したとはいえ、グラビアアイドルに対しては厳しい優子。
杏璃は無言のまま、黒服にタオルを渡されてバストを隠しながらリングを降りるのであった・・・。




第30試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは川岸舞彩。白いスポーツビキニに白いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。堂々とリングインすると、観客席に向かって片手を挙げてアピールしていく舞彩。
猪上和香戦でのダメージは気になるが、舞彩は気合いを入れてコーナーに進むと寄りかかって対戦相手を待っている。
その舞彩の前に現れたのは、現ヘビー級チャンピオンでもある藤原紀華。昨年の女祭りで対戦が実現するはずだったカードだったが、舞彩が霧谷美玲を痛めつけて反則を取られて、対戦は実現しなかったカードであるが、今年は遂に直接激突することとなった。
同じ水着キャンペーンモデル出身の紀華と舞彩。
紀華としても、体格と年齢からも舞彩は油断できない相手として警戒感を感じている。紀華は白い競泳水着に白いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けているから、2人の激しい闘いを期待して歓声に包まれていくリング上。
『第30試合・・・無差別級第2回戦第2試合を行います!・・・・・青コーナー〜・・・身長168p、上から84、57、84・・・27歳・・・川岸舞彩〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする舞彩。対戦相手の紀華とは視線を合わそうとしていない。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から88、60、89・・・43歳・・・藤原紀華〜っ!』
そして紀華がコールされると、両手を突き上げてアピールする紀華。43歳と言うもトレーニングで鍛えている肉体は見事で、競泳水着姿も似合っている。
レフリーによるルールの確認が終わると、コーナーに別けられていく紀華と舞彩。
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーから飛び出していく紀華と舞彩。
お互いがガードを上げて距離を計ると、なかなか近づかない両者。
観客席からも歓声が大きく、緊張感あるリング上では睨み合いが続いていく。
そして紀華が少し前に出ると、舞彩の表情に緊張が走るも、いきなりハイキックを牽制していく舞彩。
紀華が避けて空振りになると、軸足へローキックを放つ紀華。
バシィィィ・・・
蹴られてフラつく舞彩は、素早く左右のパンチを放つも、紀華がガードしてローキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
堪らずタックルを仕掛ける舞彩。
しかし勢いが足らずに紀華にカウンターの膝蹴りを叩き込まれると、フラつくように紀華に抱きついた。
更に膝蹴りを狙う紀華に、舞彩は組み付いたからとロープ際に押し込んでいく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
舞彩がロープを掴むとレフリーが止めていくリング上。
レフリーの指示て舞彩が離れると、紀華も水着を直しながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に紀華が前に出ると、舞彩はガードを上げて距離を置こうとしていく。
軽くローキックを放つ紀華。
その蹴りに合わせてタックルを仕掛けた舞彩。
上手く組み付いていくと、紀華も受け流す様にロープ際に逃れた。
舞彩は組み付いたままロープに紀華を押しつけていくと、動きが止まるとレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れる舞彩。紀華は水着を直してから距離を置いていくと、レフリーが続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に前に出る舞彩。
紀華がガードを上げながらも、小刻みのジャブで牽制していくと、ハイキックを放った。
バシッ・・・
舞彩がガードするも、ハイキックに驚きを隠せない。
更に紀華が踏み込んで左右のパンチを放つと、舞彩の顔面を捉え出す。
バシッ、バシッ・・・
殴られた舞彩も負けずに殴り返すと、紀華の頬に当たっていく。
バシッ・・・
殴られた紀華は組み付いて倒していくと、グラウンド状態に持ち込まれた舞彩は組み付こうとするも、紀華が素早くサイドポジジョンを奪っていく。
舞彩も紀華の動きを見ていると、紀華は小刻みに舞彩の脇腹などへハンマーパンチを入れていく。
脇腹などのへのハンマーパンチを嫌がる舞彩。
紀華もベテランだけに、巧さを見せながら攻め込んでいく。
下から組み付こうとする舞彩に、紀華は殴りつけながらも隙を突いて立ち上がった。
舞彩も立ち上がりたいが、紀華が太股にサッカーボールキックを叩き込んでいく。
バッシーン・・・
蹴りこまれて立ち上がれない舞彩。
経験の差が出ているリング上。紀華は更にサッカーボールキックで舞彩の太股を蹴りつけていく。
バッシーン・・・バッシーン・・・
次第に舞彩の太股が内出血を起こしてドス黒く変色していく。
舞彩も立ち上がりたいが、下手に立ち上がると顔面へ打撃を受けてKOの可能性もあり立ち上がれないリング上。
すると、紀華が踏み込んで顔面狙いの踵でのストンピングを狙った。
咄嗟に顔面へのストンピングは避けた舞彩。
しかし紀華がバストへ踵でストンピングを叩き込むと、舞彩が藻掻き苦しんだ。
ドスッ・・
「あうっ・・ううううっ・・・」
バストを押さえながら転がるようにロープへ逃れようとする舞彩。
紀華は容赦なくヒップなどへサッカーボールキックを叩き込むと、舞彩はグッタリとリング下に転がり落ちた。
紀華は観客席にアピールすると、リング下に降りて舞彩を起こしていくと、舞彩もお腹にパンチを入れて抵抗していく。
しかし紀華が膝蹴りをボディに叩き込むと、。舞彩の動きが止まっていくのであった。
その動きの止まった舞彩に、紀華は距離を置いてからローキックを狙うと舞彩が反応した。
しかし紀華の蹴りはローキックでなく顔面狙いのハイキック・・・そう、ブラジリアンキックを放ったのだった。
バシィィィィ・・・
顔面への強烈な蹴りにリング下で崩れ落ちる舞彩。
紀華は観客席にアピールしてから、リング下のマットを掴んでコンクリートの床を剥き出しにしていくと、舞彩をボディスラムでコンクリートの床に叩き付ける。
バッシーン・・・
「ああああああっ・・・」
堅い床に叩き付けられて悲鳴をあげる舞彩。
動きの止まった舞彩に、紀華が飛び上がってお腹にフットスタンプを落としていく。
ドスッ・・
「ぐえっ・・・オエッ・・・」
舞彩はお腹を押さえてグッタリしていると、馬乗りになって顔面へパンチを連打していく紀華。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面へのパンチの連打に鼻血を噴き出す舞彩。
紀華の容赦ないパンチの連打に、涙目になって手を掴もうとする舞彩。
しかし紀華が掴ませずに殴りつけていくと、顔面を血に染めて残酷な展開になっていく場外戦。
舞彩の抵抗が減ってくると、紀華はリング上で決着を着けようとばかりに立ち上がると、ゆっくりとリング上に戻っていく。
場外の舞彩も血を拭ってから、ゆっくりとリング上に戻ろうとしていると、白いスポーツビキニにも血が流れ落ちて痛々しい姿に。
リング上に戻った舞彩に、リングドクターからチェックが入るも試合は続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める紀華。
舞彩も鼻血を気にしている仕草をしていると、紀華がローキックを放った。
バシィィィ・・・
「イタッ・・」
堪らず声を漏らす舞彩。
更に紀華が蹴りを放とうとすると、逆に舞彩が距離を詰めた。
ブシュュュュュ・・・
「な、何なのよ!」
紀華が絶叫したが、舞彩は口に自らの血を貯め込んだのか、毒霧攻撃として紀華の顔面に吹きかけたのだった。
視界を一瞬奪われた紀華に、舞彩は顔面へ一気にパンチを叩き込んでいく。
更に首相撲に捉えてボディに膝蹴りを叩き込むと、紀華がフラついていくリング上。
観客席も盛り上がる中、紀華がガードしようとしても、舞彩が膝蹴りからエルボースマッシュと打撃で攻めていくと苦しい紀華。
しかし紀華も意地を見せると、調子に乗った舞彩の股間を蹴り上げた。
バシィィィ・・・
「ひぎぃぃぃぃ・・・」
股間を蹴り上げられて動きを止める舞彩。
更に紀華が顔面狙いのハイキックを放った。
バッシーン・・・
これには舞彩がマットに倒れ込むと、紀華は近くのコーナーポストのカバーを外して金具を剥き出しにしていく。
そして舞彩の髪を鷲掴みにしていくと、コーナーポストに顔面を叩き付けていく。
ゴキッ・・バキッ・・
「んあぁぁぁぁぁ・・・」
舞彩の悲痛な叫び声が響くリング上。
紀華が何度か叩き付けると、舞彩の額が割れて流血戦になっていく。
「お仕置きしないとダメみたいね・・・」
紀華が観客に向かってアピールすると、額を割られて顔面を真っ赤に染めた舞彩の髪を鷲掴みにすると、フェイスクラッシャーでマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
「きゃああぁぁぁぁぁ・・・・」
顔面からマットに叩き付けられて絶叫する舞彩。
「半端なヒールなんてダメなのよ、やるなら徹底的にやりなさいよ、ここは地下プロレスなのよ!」
紀華が絶叫すると、俯せ状態の舞彩の後頭部にニードロップを落としていく。
危険なニードロップに観客席も驚きを隠せない。
舞彩はグッタリとしていると、紀華はコーナーのタッチロープを外すと、俯せの舞彩に馬乗りになって首に巻き付けた。
グイッ・・・
「うっ・・うぐぐっ・・・うううっ・・・」
首を絞められて苦悶の表情でロープに手を伸ばす舞彩。
しかし反則なのでレフリーが止めていくと、紀華はロープを放した。
「そろそろ決めてあげるわよ・・・覚悟しなさい・・・」
紀華が囁くと、俯せの舞彩にチョークスリーパーを仕掛けた。
グイッ・・・
「んぐぐっ・・・」
締め付けてから仰向け状態にして、更に両足を絡ませてアナコンダスリーパーに移行した紀華。
舞彩は完全に動きを止められて、失神寸前に追い込まれていくと、堪らずギブアップを口にした・・・。
「ぎ・・ぎぶ・・」
しかしレフリーが気づかずに試合は続けられていくリング上。
「ぎ・・・・ぶ・・・・・あっ・・・ぷ・・・・ぎ・・・ぶ・・・」
舞彩はギブアップを口にしても認められず、紀華は締め続けていく。
レフリーは舞彩にチェックしても、小声だからと気付いていない。
次第に舞彩が虚ろな目になってから、紀華の腕に回された手がダラリと落ちていく・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ここでゴングが鳴らされると、紀華の勝利が決定するのであった。
『勝者、藤原紀華っ!』
リングアナのコールに紀華が技を解くと、グッタリとする舞彩の顔面を踏みつけて観客にアピールしていく。
流石の舞彩も紀華にはまだまだ追いつく事ができなかったこの試合。
紀華はガッツポーズを決めて、ゆっくりと控え室に戻るのであった。



第31試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、伊藤美咲から金星とも言える勝利を収めた掘北真希。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に頭を下げてコーナーに進んでいく。しかし予選のダメージで辛そうな表情を浮かべている真希。
その真希の対戦相手としてリングに上がるのは、地下プロレスでのキャリアが長い真鍋かおり。見事に鍛えた身体を黒いスポーツビキニに包んで、更に手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。真希も打撃スタイルのかおりに緊張感が漂う。また、かおりの割れた腹筋にも真希は驚いていた・・・。
『第31試合・・・スレンダー級第2回戦第3試合を行います!』
リングアナのコールに歓声が起きていくと、リングアナは続けてコールをしていくリング上。
『青コーナー〜・・・身長160p、上から78、58、83・・・26歳・・・掘北真希〜っ!』
コールを受けて真希が一礼していくと、観客席からは歓声が起きていく。
『赤コーナー〜・・・身長165p、上から84、55、85・・・Dカップ・・・34歳・・・真鍋かおり〜っ!』
そしてかおりがコールを受けると、歓声が起きていくと同時に、打撃でKOを期待する声なども聞こえている観客席。
軽くジャブを放ってはアピールするかおりに、真希は試合をどう組み立てるか考えるのであった。
そしてレフリーがリング中央でルールの確認をしていくと、2人はコーナーに別けられて試合が始まろうとしていた・・・。
『カァーン!』
ゴングと同時にかおりがコーナーから飛び出すと、真希は警戒しながらガードを上げた。
バシッ
距離が詰まると早くもかおりのローキックが叩き込まれていく。
嫌がるように距離を置く真希に、かおりが左右のジャブからパンチと顔を狙っていくと、流石に顔面狙いのパンチを嫌がって逃げるように距離を置こうとする真希。
しかしかおりが前に出るからと、真希は苦し紛れにタックルを仕掛けた。
これにはかおりがカウンターの膝蹴りを合わせると、真希のボディを膝が抉った。
ドスッ・・
「ううっ・・」
呻き声みたいな声を漏らした真希は、勢いでタックルを仕掛けていくと、かおりに組み付いていく。
押し出されるようにロープに詰まるかおり。
真希も打撃を受けないようにと組み付いていると、レフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れる真希とかおり。
真希としては距離ほを置くと打撃が飛んでくるとばかりに、水着を直しながら見つめていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に試合が続けられていくと、かおりが素早く距離を詰めていく。
真希は距離が詰まるとドロップキックを放つと、かおりがフラつく。
続けてドロップキックを叩き込むと、かおりが叩くように防ぐと、立ち上がろうとする真希の顔面へサッカーボールキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
顔面への強烈な蹴りを受けて転がるようにロープ際に逃れる真希。
更にかおりがサッカーボールキックを背中などへ叩き込むと、真希はロープを掴んでアピールしていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーがかおりを止めて真希を起こしていくと、苦しそうな表情を浮かべている真希。
かおりは余裕が感じられるステップで真希を待っていると、試合は続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めるかおりに、真希がエルボースマッシュを仕掛けると、続けて喧嘩キックから首投げと流れを掴んでいく真希。
更にグラウンド状態でヘッドシザースで締め上げると、真希も必死に極めていく。
かおりがロープに逃れようと足を伸ばしていくと、真希も少しでもダメージを与えようと極めていくが、かおりの足がサードロープに届いた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に真希が放すと、ゆっくりと立ち上がりながら水着を直していく。
かおりも水着を直しながら立ち上がると、呼吸を整えながら構えた。
『ファイト!』
レフリーが試合を続けさせていくと、真希が距離を置こうとするも、かおりが距離を詰めていく。
少しずつ真希をコーナーに追い込んでいくと、逃げ場を失った真希にジャブで牽制しながら距離を詰めるかおり。
必死に顔をガードする真希に、かおりのミドルキックが脇腹を抉った。
バシィィィ・・・
「ぐふっ・・・うううっ・・・」
ミドルキックを受けて苦しむ真希。
更にかおりが距離を詰めると、顔面狙いのパンチを連打した。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
コーナーを背に顔面を殴られていく真希。苦悶の表情を浮かべている真希に、観客席からは歓声が起きていく。
『真鍋っ、カワイイ掘北の顔を潰してやれよ!』
残酷な期待を込めた声援に、真希も殴られながらもタックルを仕掛けようとしていく。
すると、かおりがフロントネックロックに捉えて極めていくと、首を極められて苦しい真希。
かおりはギブアップ狙いをせずに、そのままコーナーに押し込んでから、技を解いてから膝蹴りをボディに叩き込む。
ドスッ、ドスッ・・
「うっ・・・ううううっ・・・」
膝蹴りを受けて呻き声の様な声を漏らす真希。
動きが止まると、かおりの顔面狙いのパンチが連打されていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面パンチの連打に、真希の鼻からは鼻血が噴き出した。
また唇も切って痛々しく血を滲ませている真希。
堪らず抱きついて逃れようとする真希に、かおりは組み合わずにコーナーに突き放すと、続けてボディへ膝蹴りを叩き込む。
ドスッ・・
「ううぅぅぅぅ・・・・」
苦悶の表情で身体をくの字にする真希。
かおりは容赦なく髪を鷲掴みにしてから、下を向く真希の顔面へ膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキッ・・
鈍い音がリングに響くと、真希は膝をつくようにダウンする。
しかし地下プロレスでは試合は止められないからと、かおりは更に顔面狙いの膝蹴りを叩き込むと、真希がグッタリとマットに崩れ落ちた。
両手で顔面を押さえて俯せ状態になって痛がる真希。
白い競泳水着にも血が飛んでいて痛々しい真希に、かおりは観客席に向かって両手を広げてアピールしていく。
『ファイト!』
しかしレフリーが試合を続けさせていくと、俯せ状態で痛がる真希の髪を掴んで起こしていくと、涙目状態の真希をコーナーに押し込んでいくかおり。
黒服に視線を送るかおりは、試合が止まる様子もないからと、コーナーに押し込んだ真希のお腹に膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・
「グボッ・・・ぐぅぅぅ・・・・」
お腹に膝蹴りを受けて胃液の様なものを垂れ流していく真希。
グッタリとしてフラフラと足元も安定しない真希に、かおりはローキックを叩き込む。
更に下を向いている真希に、顔面をハイキックで蹴り上げた。
バッシーン・・・
ハイキックを受けてグッタリとコーナーに崩れ落ちた真希。
しかしレフリーが試合を止めないからと、かおりは戸惑いながらも仰向きにしてから、馬乗り状態になっていく。
そして、容赦ない顔面へのパンチを連打していくのであった。
バキッ・・バシッ・・バシッ・・バキッ・・・
顔面への容赦ないパンチの連打に、真希は両足をバタバタさせて抵抗するも、その可愛らしい顔が潰されて血に染まって残酷な展開になっていくリング上。
更に両足で両腕を固定して抵抗できないようにして、真希の顔面へ更にパンチを落としていくかおり。
殴られる度にビクンビクンと身体を反応させる真希。
あまりに残酷な展開に、観客席からも可哀想だとばかりに声が飛んでいる。
『そろそろ決めてやれよ、真希ちゃん可哀想だよ!』
『掘北の女優人生が終わるぞぉぉぉぉ・・・止めてやれよ!』
真希の目からも涙が溢れ出ている。また顔が腫れだして残酷な展開に、レフリーも試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると、ここでかおりが殴るのを止めて立ち上がっていくリング上。
真希はグッタリとしていると、顔を腫らしたりと痛々しい姿になっている。
『勝者、真鍋かおりっ!』
リングアナのコールに片手を挙げていくかおり。
そして殴り倒した真希を気遣うと、リングドクターに応急処置を受けている真希に声を掛けてからリングを降りるのであった・・・。




第32試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアクイーンの杉元有美。白いビキニに白いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてのリングイン。堂々とリングに上がると、観客席に向かって頭を下げると、歓声を浴びながらコーナーに進んでいく。
その有美の対戦相手として勝ち上がって来たのは、グラビアアイドルからバラエティと人気の小嶋瑠璃子。グラビアアイドルとして水着が多いからと、今夜は有美と同じく白いビキニに白いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けている。トーナメントだけにスタミナ面も気になるも、瑠璃子はマラソンなどにも挑戦していて、スタミナ面では心配なさそうな感じに見えている。
『第32試合・・・グラビア級第2回戦第3試合・・・・青コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・25歳・・・Cカップ・・・杉元有美〜っ!』
コールを受けて一礼していく有美。落ち着いた表情で瑠璃子を見つめている。
『赤コーナー〜・・・身長157p、上から81、57、85・・・21歳・・・Eカップ・・・小嶋瑠璃子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする瑠璃子。体格差はあるものの、自信を持った表情でコーナーに寄りかかっていると、これから始まる激しい試合に向けて気合いを入れている様子・・・。
早くもレフリーがルールの確認をしていくと、有美と瑠璃子がコーナーに別けられてから試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、早くもコーナーから飛び出して距離を詰めていく両者。
まずは有美が軽くジャブを放つと、瑠璃子まローキックで返していく。
緊張感が漂うリング上。
更に瑠璃子がハイキックで牽制すると、有美は冷静にガードしていく。
逆にパンチを小刻みに放って距離を詰めると、膝蹴りを狙うも瑠璃子が組み付いていく。
縺れるようにロープに寄りかかる有美と瑠璃子。
『ロープ・・・ロープ・・・』
これにはレフリーが止めて2人を離していくと、お互いビキニを直しながらも距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰め有美と瑠璃子。
有美がガードを固めて距離を詰めてから、左右のパンチを放つと、瑠璃子が素早くタックルを仕掛けた。
上手くテイクダウンを奪っていくと、素早くバストを押しつけながらサイドポジジョンを奪っていく瑠璃子。
有美は瑠璃子の動きを見ていると、瑠璃子は脇腹へハンマーパンチを叩き込む。
バシッ、バシッ・・
ハンマーパンチに嫌そうな表情を浮かべる有美。
更に瑠璃子がハンマーパンチを打ち込むと、有美はブリッジ気味に抵抗を見せると、上手くロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に瑠璃子が立ち上がると、有美も脇腹を気にしながら立ち上がった。
お互いがビキニを直しながらも構えていくと、レフリーが試合を続けていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に瑠璃子が積極的に前に出ると、ジャブ気味のパンチからローキックと打撃を放っていく。
瑠璃子の打撃に、有美はガードしながらローキックを太股に叩き込んだ。
バシィィィ・・・
有美の強烈なローキックに嫌な表情を浮かべた瑠璃子。
更にパンチの連打にガードを固めるも、有美は膝蹴りまで放つと、瑠璃子はガードするのに必死になっていく。
上手く膝蹴りはガードしても、ガードした両腕にダメージを受けて苦しい展開。
堪らずタックルを仕掛けると、有美がフロントスリーパーでキャッチしていく。
組み付いたまま動きの止まる瑠璃子。
有美も締めていくも、完全に極められずに瑠璃子と同じく動きが止まっていく。
瑠璃子が藻掻くように押し込むと、ロープを背に有美が極めていくもロープだからとレフリーが止めていく。
『ロープ・・ロープ・・』
レフリーの指示に離れていく有美と瑠璃子。
両者の素肌には早くも汗が浮かび上がって、スポットライトの光に輝いて見えている。
『ファイト!』
レフリーが試合を続けさせていくと、瑠璃子は距離を置いて構えていくと、有美はガードを上げながらも前に出た。
バシッ・・
軽くローキックを叩き込んでから、左右のパンチを放つ有美。
瑠璃子は殴られながらも、逆に大振りのパンチを放つと、有美の側頭部を捉えていく。
体格差を埋めていく瑠璃子の大振りパンチに、有美はガードを固めると、瑠璃子が走り込んでジャンピングニーパッドを放つ。
バキィィィ・・
瑠璃子の膝を顔面に受けて倒れ込む有美。
一気に瑠璃子馬乗りになって殴りかかると、ロープが近いからと有美はロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に瑠璃子が立ち上がるも、上手い攻撃に観客席からは歓声が上がっていく。
有美も瑠璃子の動きに驚きを隠せないも、水着を直しながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に有美がガードを固めると、瑠璃子が距離を詰めてパンチを放っていく。
堪らず有美も膝蹴りを放つと、前に出た瑠璃子のボディを抉った。
ドスッ・・
「うっ・・」
有美の膝蹴りに動きが止まった瑠璃子。
有美が一気に顔面へパンチを叩き込むと、瑠璃子がフラつくように距離を置こうとすると、有美がハイキックを放った。
バシィィィィ・・・
容赦ない顔面ハイキックにダウンする瑠璃子。
続けて有美が馬乗りの体勢を狙って飛びかかると、仰向けの瑠璃子に馬乗りになっていく有美。
抵抗する瑠璃子の顔面へパンチを落としていくと、殴られる度に瑠璃子の身体がビクンビクンと反応した。
殴られても目は死んではいない瑠璃子。
有美は続けて鼻を狙ってパンチを落とすと、これには瑠璃子が両足をバタバタさせて痛がっていく。
続けて殴りつけていくと、瑠璃子の鼻から鼻血が噴き出していく。
抵抗している瑠璃子のスタミナも心配なるも、マラソンで鍛えているスタミナがあるとは言え、鼻血で呼吸も苦しくなるから苦しい状態に追い込まれていく瑠璃子。
抵抗すると、俯せの体勢になっていく瑠璃子に、有美はバックマウントから側頭部などへパンチを入れていく。
嫌がるようにガードする瑠璃子。マットには鼻から流れ落ちる血が垂れて痛々しい展開。
時折ロープまでの距離を見ている瑠璃子。
少しずつ逃げようとすると、有美はパンチを入れながら、チョークスリーパーも仕掛けようとして狙っている。
グイッ・・
『ロープ・・・ロープ・・・』
そして瑠璃子がロープに逃げると、レフリーが有美を止めていくリング上。
有美がビキニを直しながらも距離を取ると、瑠璃子はゆっくりと立ち上がっていく。鼻から流れる血が白いビキニを赤く染めていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、有美が前に出て鼻を狙ったパンチを放つと、瑠璃子は呼吸を荒げながらもガードしていく。
更に有美がパンチ、キックと打撃で前に出て行くと、瑠璃子はサンドバック状態になりながらロープ際に詰まっていく。
ドスッ、バシッ・・
「うっ・・うううっ・・」
お腹へのミドルキックに表情を歪ませる瑠璃子。
ボディが効いたからと、有美は続けてボディへパンチを連打すると、瑠璃子の身体がくの字に曲がった。
そこへアッパーを叩き込むと、口から血飛沫をあげる瑠璃子。
フラつく瑠璃子は、そのまま有美にタックルの様に抱きつくと、打撃から逃れようと密着した。
有美の素肌にも瑠璃子の鼻血など返り血が付いていくと、お互いの白いビキニは赤く染まっていく。
組み付く瑠璃子を強引にヘッドロックに捉えていく有美に、瑠璃子は必死にバックドロップを仕掛けた。
その瞬間、有美がバランスを崩させて瑠璃子を押し潰す形でマットに倒れ込む両者。
動きの止まった瑠璃子に、またも馬乗り状態を狙う有美。
しかし瑠璃子も藻掻いてロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示で有美が離れると、瑠璃子は転がるようにリング下に逃れていく。
黒服からタオルを受け取って顔を拭っていくと、リング上の有美を睨み付けていく瑠璃子。
有美も睨み付けていくと、レフリーは試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、有美はリング上で瑠璃子を挑発すると、瑠璃子もビキニを直しながら指を差して挑発した。
瑠璃子はリングサイドを歩きながら呼吸を整えると、挑発する有美の待つリングに上がっていく。
ロープ越しに何か仕掛けようとする有美に、レフリーも離そうとすると、瑠璃子がリングに上がった。
ロープ越しに睨み合うと、いきなり有美が悲鳴をあげた。
「きゃあぁぁぁぁ・・・」
そう、瑠璃子が口に血を溜めて有美の顔面に吹きかけたのだった。
まさに毒霧殺法と言うのか、意外な瑠璃子の攻めに両手で顔面を押さえる有美に、瑠璃子はロープを越えてからラリアットを仕掛けた。
バッシーン・・・
顔面を両手で覆う有美に、その両手の上からラリアットを叩き込んだ瑠璃子。
続けて髪を鷲掴みにしてコーナーポストに叩き付けてから、ヘッドロックからブルドッキングヘッドロックを仕掛けていく。
バッシーン・・・
マットに豪快に叩き付けると、動きの止まる有美にお返しとばかりにバックマウントを奪う瑠璃子。
有美がロープに逃げようとすると、瑠璃子は有美の髪を鷲掴みにして上を向かせると、顔面へパンチを入れていく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
これには有美も両足をバタバタさせて痛がっていくと、瑠璃子は構わずチョークスリーパーを仕掛けていく。
瑠璃子の腕が喉元を捉えると、苦悶の表情を浮かべる有美。
必死にロープに手を伸ばしていくと、なかなか届かず必死に逃げようとする。
グイッ・・
『ロープ・・・ロープ・・・』
しかし有美の手がロープに届くと、レフリーが止めていくリング上。
瑠璃子の必死な反撃も、ギリギリで仕留められなかった。
瑠璃子が放していくと、有美もビキニを直しながら立ち上がっていくと、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める有美と瑠璃子。
瑠璃子がハイキックを放つと、有美が避けてローキックを叩き込んでいく。
バシィィィ・・
フラつく瑠璃子に、有美が首相撲から膝蹴りを連打すると、ボディに膝を受けて苦しい瑠璃子。
瑠璃子も蹴り返すも、有美に下を向かされて顔面へ膝蹴りを叩き込まれた。
ゴキッ・・
鈍い音が響くと、瑠璃子がマットに崩れ落ちていく。
流石に顔面への膝蹴りは強烈で、瑠璃子がダウンすると有美は顔面狙いの踵のストンピングを叩き込んだ。
バキッ、バキッ・・
顔面へ数発踵のストンピングを叩き込まれて動きの止まる瑠璃子。
続けてお腹にもストンピングを入れていくと、有美は馬乗り状態になってから、顔面へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
容赦ないパンチの連打に顔面を血に染めていく瑠璃子。
有美の手を掴もうとするも、有美の勢いに押されて顔面にダメージを受けていく。
藻掻いて逃れようとする瑠璃子が俯せになると、バックマウントから殴りつけていく有美。
瑠璃子は両足をバタバタさせて顔をガードしようとすると、有美が髪を鷲掴みにして上を向かせると、一気にチョークスリーパーを仕掛けた。
グイッ・・
有美の腕を掴む瑠璃子。しかし有美が締め上げていくと、瑠璃子は口から血を垂れ流していく。
更に有美が締め上げていくと、瑠璃子の反応が少なくなっていく・・・。
「ぎ・・・・ぎ・・ぶ・・・・」
瑠璃子の口からギブアップの言葉が出るも、有美もレフリーも気が付かないと、更に締め上げられていく瑠璃子。
「・・・ぎ・・・・・・ぶ・・・・・」
瑠璃子は意識を失いかけてもギブアップをアピールするも、レフリーが気が付かないからと失神してしまった・・・。
グッタリとする瑠璃子を締め上げる有美。
『ストップ・・・ストップ・・・』
レフリーが瑠璃子の失神に試合を止めていくと、ここで有美の勝利が確定した。
『カンカンカンカン・・・』
有美が放すと、瑠璃子はマットにグッタリと意識を失って俯せになっている。
『勝者、杉元有美っ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべる有美。
水着を直してから意識を取り戻した瑠璃子に声を掛けると、リングを後にするのであった。




第33試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、女優として地位を確立している米蔵涼子。黒い競泳水着に黒いリングシューズ姿でリングに上がると、早くも歓声を浴びながらコーナーに進んでいく。
その涼子の対戦相手として勝ち上がってきたのは、このトーナメントでも若手の岩先名美。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に頭を下げてからコーナーに進んでいくのであった。
大池栄子に勝利した名美だったが、顔面パンチなどのダメージで顔を腫らしていて、そのダメージが気になるリング上。
早くもリングアナがコールを始めていくのであった。
『第33試合・・・無差別級第2回戦第3試合・・・青コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・39歳・・・米蔵涼子〜っ!』
コールを受けて笑みを浮かべながら片手を挙げていく涼子。名美の顔のダメージから、どう試合を組み立てるのか考えていた。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から83、58、85・・・18歳・・・岩先名美〜っ!』
そして名美がコールを受けてると、一礼していくもダメージも気になって水着を直したりと落ち着きがない様子。
流石に相手が米蔵涼子では名美の緊張感も仕方ないところ・・・。
レフリーが両者をリング中央でルールの説明などをすると、コーナーに別けていくリング上。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、コーナーから飛び出していく涼子と名美。
名美がガードを上げて距離を詰めていくと、涼子は距離を計りながら間合いを取っているリング上。
名美も涼子が相手だからと、簡単には飛び込めないでいるのか、若さで突っ込んでいかずに持ち味が活かされていない・・・。
距離が詰まると、まずは名美がローキックを放った。
バシィィ・・
涼子の足へ蹴りが炸裂すると、涼子は表情を変えずに構えていく。
更にミドルキックを放つ名美に、涼子は蹴りを受けては距離を置いていく。
観客席もリング上の緊張感に声を沈めていると、名美は打撃が有効なのかと前に出て行く。
そしてローキックを叩き込むと、遂に涼子が動いた。
蹴られた後に、踏み込んで顔面へパンチを叩き込んでいく。
ゴキィィィ・・・
鈍い衝撃音が響くリング上。顔面へのパンチに名美がフラつくと、涼子は一気に髪を鷲掴みにして下を向かせると、ボディへ膝蹴りを叩き込んでいく。
ドスッ、ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・」
名美の呻き声の様な声が漏れる中、涼子は一気に下を向かせてパイルドライバーを仕掛けた。
バシッ・・
「あうっ・・」
脳天からマットに落とされてグッタリしていく名美。
涼子は飛び上がるようにしてお腹にニードロップを落とすと、そのままフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
レフリーのカウントが数えられる中、名美が必死に返していく。
返されたからと、涼子は冷静に俯せに持ち込んでからキャメルクラッチを仕掛けると、名美の上半身が容赦なく反らされていくのであった。
苦悶の表情を浮かべて耐える名美に、涼子が揺さぶりながらギブアップを迫っていく。
「ほらほらっ、アンタが私に勝つなんて10年早いのよ、ギブアップしなさいよ!」
涼子の言葉に名美は耐えていく。
「ぎ、ギブは・・・しな・・・い・・・わ・・・」
レフリーもギブアップの確認をするも、名美が耐えていく。
しかし額からは大量の汗が流れ落ちて、名美のスタミナの消耗も相当なのではと思われているリング上。
耐える名美から技を解く涼子は、立ち上がるとストンピングを叩き込んでから距離を置いていく。
名美は立ち上がりながら水着を直していくと、距離を置く涼子を睨み付けた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に名美がガードを固めて前に出ると、涼子も挑発的に顔を前に出したりして応じた。
殴ってきなさいよとばかりな涼子の態度に、名美は踏み込んでパンチを放つと、涼子が避けて空振りしていく。
逆に鼻を狙った涼子のパンチが炸裂すると、名美の鼻から激しい出血が噴き出た。
白い競泳水着に鼻血が垂れ落ちて痛々しい展開になっていくリング上。
名美は意地になってパンチを放つと、涼子の顔面をパンチが捉えた。
ゴキッ・・
唇が切れたのか血を滲ませる涼子は、不気味な笑みを浮かべた。
次の瞬間、名美の顔面へパンチの連打をしていく涼子。
堪らず名美がタックルで組み付こうとすると、待ってましたとばかりに膝蹴りをカウンターで叩き込む。
ゴキィィィ・・・
鈍い音と共に名美がマットに崩れ落ちると、涼子はバックマウントを奪って髪を掴んでいく。
拳をアピールすると、名美の側頭部などを殴りつけていく涼子。
ゴキッ、バキッ・・
殴られる度に両足をバタバタさせて痛がる名美。
更にマットに顔面を押しつけたりと痛めつけていく涼子。
マットには鼻血がポタポタと垂れ落ちて残酷感が増していくリング上。
俯せの名美に、涼子は更に頭部に張り手を叩き込んで痛めつけていくと、嫌がるようにロープに逃れようとする名美。
少しずつロープが近づくと、何とかロープを握りしめた名美。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが涼子を止めていくと、ゆっくりと立ち上がる涼子。
名美は鼻血を気にしながらもロープを掴みながら立ち上がると、レフリーがリングドクターを呼び寄せた。
鼻からの出血が多いからと、試合を続けさせられるのかチェックするも、当然ながら続行が指示されるリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める涼子。
名美はダメージからか積極的に攻める姿勢を失っていると、涼子が軽めのジャブから距離を詰めた。
名美もガードするも、前蹴りで距離を置こうとすると、逆に涼子が股間へ蹴りを入れていく。
バシッ・・・
「あうっ・・」
股間への衝撃に動きを止める名美。
その名美にヘッドロックから顔面へパンチを入れていく涼子。
しかし名美も意地を見せてバックドロップで涼子を投げていく。
バッシーン・・・
名美のバックドロップにマットに大の字になる涼子。
ここはチャンスとばかりに馬乗りを狙って殴りかかる名美に、涼子が下から三角締めを仕掛けた。
上手く絡まりつく涼子の両足。そして腕が伸ばされていくと、名美が苦しい状態に追い込まれた。
しかしロープが近いからと名美がロープに逃げると、ここでレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に涼子が放していくと、名美は涼子の関節技などにも驚きを隠せない。
一方、涼子も名美のバックドロップなど殴りつけても向かってくる姿勢に驚いていた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に前に出る涼子。
名美はガードを固めていると、涼子が軽めのジャブから距離を詰めてタックルを仕掛けた。
上手く組み付いた涼子は、意外にも持ち上げるようにしてから、マットに豪快に名美を叩き付けた。
バッシーン・・・
マットに叩き付けられた名美は呼吸も苦しくなる程の衝撃に動きを止めると、その名美に涼子は馬乗りになっていく。
バキッ、バシッ・・バキッ・・
そして涼子の名美の顔面潰しとも言える顔面パンチの連打が始まると、藻掻く名美の顔面へ素手でのグーパンチが何発も叩き込まれていくリング上。
名美が藻掻いても涼子が上手く殴りつけて、次第に顔面を真っ赤に染めていく。
鼻血が飛び散って残酷な展開になると、観客席も盛り上がっていく。
名美も下から涼子の手を掴みたいところだが、勢いに押されて抵抗ができないと、涼子はハンマーパンチで鼻を狙っていく。
鼻血が激しい鼻を狙っての鉄槌攻撃は残酷そのもの。名美は両足をバタバタと痛がるように藻掻いていく。
レフリーも名美の状態から試合を止めるか迷っているも、歓声に押されて止める事ができない。
涼子は更に顔面を殴りつけていくと、名美は涙目になって抵抗していく。
次第に抵抗する名美の力が抜けていくと、一方的な涼子の顔面パンチの連打にレフリーも試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが連打されると、涼子は立ち上がって片手を挙げてアピールしていく。
『勝者、米蔵涼子っ!』
コールを受けると、涼子は名美のバストを踏みつけてアピールすると、そのままリングを降りていくのであった。
一方、負けた名美は大池栄子とのダメージが無ければ、違った試合展開になったのではと惜しむ声も散見されるのであった・・・。



第34試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、黒樹メイサをレフリーストップ勝ちで勝利した末広涼子。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって一礼してコーナーに進んでいく。
その涼子の対戦相手としてリングに上がったのが、澤尻エリカを有刺鉄線ボードで流血させて倒した以外なファイトを見せて観客を驚かせた長沢まさみ。涼子と同じく白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、そのスタイルの良さに観客席からは歓声が上がっていく。
『第34試合・・・スレンダー級第2回戦第4試合を行います・・・青コーナー〜・・・身長161p、上から81、59、85・・・34歳・・・末広涼子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールしていく涼子。地下プロレスではベテランだけに堂々としている。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から84、57、83・・・27歳・・・長沢まさみ〜っ!』
そしてコールを受けたまさみは、エリカを倒した勢いに乗って準決勝進出を決めたいところ。堂々とガッツポーズでアピールすると、コーナーにに寄りかかっていく。
レフリーが涼子とまさみをリング中央に呼び寄せてルールの確認をすると、2人をコーナーに別けてから試合開始のゴングが要請された。
『カァーン!』
試合開始のゴングと同時に、涼子がコーナーから飛び出して反対コーナーのまさみに鋭いドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「くぅっ・・・」
突然のドロップキックにコーナーに叩き付けられて倒れ込むまさみ。
続けて涼子が髪を掴んで起こしていくと、首投げでマットに叩き付けてから、スリーパーを狙うもまさみがパンチを出して抵抗して距離を置いていく。
立ち上がろうとするまさみに、涼子は水平チョップからキチンシンクと攻め込むと、ロープに振ってから自らも走り込んでフライングボディアタックを放った。
バッシーン・・・
上手く押し潰すようにして、フォールの体勢に持ち込んだ涼子。
『ワン・・・ツー・・・』
しかしレフリーのカウントが進んでもまさみが返していく。
更に腕を狙う涼子に、まさみがロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、涼子が水着を直しながら立ち上がった。
まさみも水着を直しながら立ち上がると、距離を置きながら睨み合った。
レフリーは両者に試合を続けさせていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく涼子とまさみ。
攻め続けて呼吸が乱れている涼子に、まさみはガードを固めて距離を詰めると、一気にタックルを仕掛けた。
涼子も反応するも、まさみが組み付くと上手くテイクダウンを奪っていくリング上。
倒された涼子が組み付いて対応していくと、まさみは素早くサイドポジジョンを奪っていく。
涼子はまさみの動きを見ていると、まさみは脇腹へハンマーパンチを叩き込みながらも、何かを狙っていた。
脇腹を殴られて苦悶の表情を浮かべる涼子。
涼子の抵抗が少なくなったからと、まさみが一気に馬乗り状態を狙っていくと、涼子も嫌がるように抵抗すると、ロープに手が届いてレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められて立ち上がるまさみ。
涼子も呼吸を乱しながらも立ち上がると、距離を置いてから構えていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に前に出たのはまさみ。ガードを固めた涼子に、飛び込むようにボディアタックを叩き込むと、片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし涼子が返していくと、まさみは素早く立ち上がってからストンピングを叩き込んでから、両足を抱え込んで逆エビ固めを仕掛けた。
グイッ・・
「うっ・・・んあぁぁぁぁぁぁ・・・・」
身体を反らされて激痛に喘ぐ涼子。
まさみも腰を落として痛めつけていくと、レフリーがギブアップの確認をしていく。
『末広、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに耐えていく涼子。
「ノォォォォ・・・ノォォォォォ・・・・」
耐えながらもロープに逃れようと必死な涼子。
そしてロープに逃げた涼子に、まさみは強引にロープから離すようにして引いて技を極めていく。
「ああああぁぁぁぁぁ・・・・」
これには涼子が悲痛な叫び声をあげて耐えていく。
更にロープに逃れようと必死に手を伸ばしていく涼子。ロープを掴むと必死にレフリーに訴えかけた。
「ロープ・・・ロープよ!」
涼子のアピールにまさみを止めていくレフリー。
『ロープ・・・ブレーク・・・』
レフリーの指示に技を解いていくまさみ。
技を解いて立ち上がると、グッタリする涼子の腰にストンピングを叩き込んでいくと、涼子は転がるようにリング下に逃れた。
すると、まさみもリング下に降りていくと、涼子の髪を掴んで起こしていく。
そしてエプロンサイドに顔面を数度叩き付けてから、近くの鉄柵に振って叩き付けた。
ガッシャーン・・・
「きゃあぁぁぁぁぁ・・・」
悲鳴をあげて鉄柵に叩き付けられていく涼子。
涼子がグッタリとしているからと、まさみは黒服に何かをアピールすると、黒服達が何かを用意していく。
そう、澤尻エリカ戦で有刺鉄線ボードを使ったからと、またも使おうと呼び込んだのであった。
黒服達はリング上に有刺鉄線ボードを2枚上げていくと、まさみは涼子を起こしてからリング上に上げていく。
仰向けの涼子のお腹にストンピングを叩き込んでから、髪を掴んで起こしていくとヘッドロックに捉えていく。
そして観客席に向かってアピールすると、ブルドッキングヘッドロックでマットに涼子を叩き付けると、俯せ状態の涼子の後頭部を踏みつけた。
「いくわよぉぉぉぉぉ・・・」
まさみがアピールすると、有刺鉄線ボードが使われる事に観客席からはブーイングも起きていく中、まさみが涼子を起こしていった。
しかし涼子も有刺鉄線ボードに驚いて、まさみに抵抗していくと、まさみは殴りつけた。
ゴキッ・・
まさみの拳が顔面を捉えると、フラつく涼子。
更に殴りつけようとすると、涼子がタックル気味に組み付いていくと、そのままロープ際に押し込んでいく。
黒服達はコーナーに有刺鉄線ボードを立て掛けていくと、まさかの有刺鉄線ボードの登場には観客席は盛り上がっていく。
ロープを背に押し込まれたまさみ。しかしレフリーがロープとばかりに離していく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に離れる涼子とまさみ。
水着を直しながら距離を置くも、スポットライトの光に輝く有刺鉄線に緊張は高まっていく・・・。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を置いていく両者。
まさみとしても勢いで涼子を有刺鉄線に叩き込んで、エリカと同じくKOしたいところだったが、粘られて自らも有刺鉄線に叩き付けられそうな展開に、簡単には飛び込めないでいた。
涼子も有刺鉄線ボードがリング上にあるからと緊張を隠せない。レフリーに有刺鉄線ボードを指さして下ろしてとばかりにアピールするも、歓声に押されて有刺鉄線ボードは置かれていた。
まさみも距離を詰めていくと、涼子がロープワークを使って勢いをつけていく。
そしてまさみにエルボースマッシュを仕掛けると、続けて蹴りから有刺鉄線ボードー振っていこうとする。
しかしまさみが逆に体勢を入れ替えて振ろうとすると、涼子は有刺鉄線ボードのコーナーではなく、ロープに振られていった。
ロープから勢いよく戻る涼子に、まさみがドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
豪快に倒れ込んだ涼子の髪を掴んで起こしていくと、ヘッドロックで動きを止めていくまさみ。
ゆっくりと有刺鉄線ボードのあるコーナーに近づくと、逆に涼子がコーナーに押し込もうとするも、まさみが踏ん張った。
しかし涼子がヘッドロックに捉えられながらも、まさみの股間へを殴りつけた。
バシッ・・
「うっ・・」
股間への衝撃に力が一瞬抜けたまさみ。
その瞬間、涼子が有刺鉄線ボードへまさみを押し込んだ。
グサッ・・
「いやあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
背中から有刺鉄線ボードに激突したまさみが絶叫していく。
容赦ない有刺鉄線の棘が背中に突き刺さって、白い競泳水着も赤い模様が浮かび上がっていく。
更に涼子はドロップキックでまさみの身体を有刺鉄線に押しつけると、更に傷つけられていくまさみ。
有刺鉄線の激痛に動きが止まるまさみに、涼子は髪を鷲掴みにして有刺鉄線ボードから引き離すと、強引にブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けた。
グッタリするまさみに、涼子は容赦なく腰などへストンピングを叩き込んでいくと、まさみは転がるようにリング下に逃れていく。
涼子もリング下に降りると、まさみの髪を鷲掴みにして起こそうとする。
しかしまさみが涼子の股間をアッパー気味に殴りつけると、股間への衝撃に動きを止める涼子。
ゴキッ・・・
「うっ・・・ううううっ・・・」
苦悶の表情を浮かべる涼子に、まさみが叫んだ。
「有刺鉄線痛かったわよ、次は味合わせてあげるわよ!」
観客にアピールするように叫ぶと、まさみは涼子の髪を掴んで近くの鉄柱へ額から叩き付けた。
ゴキィィィィ・・・
「あああああぁぁ・・・」
鉄柱攻撃に悲鳴をあげる涼子。
更に鉄柱に額を叩き付けてフラフラさせてから、涼子をリング上に戻していくまさみ。
そして倒れ込んでいる涼子のバストなどへストンピングを叩き込むと、顔面を踏みつけてアピールする。
涼子はロープに足を伸ばしていくと、レフリーがまさみを止めていくと、まさみは蹴りこんでから離れた。
顔面を押さえて痛がる涼子を起こそうとするレフリー。
『ファイト!』
涼子が立ち上がると試合が続けられていくリング上。
まさみが少しずつ距離を詰めていくと、涼子も呼吸を整えながらも間合いを計った。
まさみが距離を詰めて左右の張り手を放つと、涼子は合わせてタックルを仕掛けた。
組み付いてロープ際に押し込む涼子。
まさみも藻掻くように逃れようとすると、涼子が足を絡めてテイクダウンを奪っていく。
グラウンド状態になって、素早く涼子がサイドポジジョンを奪っていくと、脇腹へハンマーパンチを落としていく。
小刻みに打撃を入れては、まさみのスタミナを奪おうと言うのか、涼子は小さな攻めを続けた。
まさみも脇腹を殴られては、嫌がるように藻掻いていくと、涼子が一気に馬乗り状態になった。
一気に素手で顔面へパンチを叩き込む涼子。
嫌がるように藻掻くまさみ。
しかしまさみがロープに手を伸ばして逃れると、レフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、涼子が立ち上がって水着を直していくリング上。
まさみも立ち上がると、血に染まる水着を直しては距離を置いた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、まさみがガードを固めて距離を詰めていくと、一気に涼子の顔面狙いのパンチを連打する。
バキッ・・
涼子の顔に鈍い音を立てて炸裂したパンチ。
フラついた涼子に、まさみは一気に勝負をつけようと髪を鷲掴みにすると、有刺鉄線ボードのあるコーナーへ涼子を振っていこうとする。
しかし踏ん張って逆に涼子がまさみをコーナーに振っていくと、コーナーに立て掛けられた有刺鉄線ボードへまさみの身体が激突した。
グサグサッ・・・
「きゃああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
有刺鉄線を背中に受けて絶叫するまさみ。
水着に包まれた素肌を容赦なく有刺鉄線の棘が切り刻んだ。
血が流れ出すまさみ。その激痛に意識を飛ばしそうになるも、前の試合では澤尻エリカを有刺鉄線地獄に落としただけに、まさみはその激痛に耐えていく。
更に涼子が走り込む様に有刺鉄線ボードのまさみにドロップキックを叩き込むと、更にまさみの素肌を有刺鉄線が傷つけていく。
グサッ・・
「んああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
悲鳴をあげているまさみ。背中は水着も赤くなって残酷さが増していた。
水着が有刺鉄線に引っかかって離れられないまさみ。
更に涼子がドロップキックを叩き込むと、あまりの激痛に絶叫していくまさみ。
バッシーン・・・
「ああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
あまりの残酷シーンに、観客席は盛り上がる客と静まる客が出てきている。
まさみは激痛に虚ろな目をしていると、レフリーが危険と判断したのか試合を止めていく。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、ここで試合が終了するのであった。
『ただ今の試合、レフリーストップで末広涼子の勝利となりました!』
リングアナのコールに涼子はレフリーに片手を挙げられていくと、少しだけ笑顔を浮かべた。
そしてまさみは黒服などがリング上に上がっては、有刺鉄線ボードからに離していくのであった。
あまりに痛い結果となったまさみは、リングドクターの応急処置を受けて担架でリングを後にすると、涼子は観客席に向かって一礼してからリングを降りるのであった。



第35試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、Oプロのグラビア部門の犬塚詩織。12歳と言う年齢で地下プロレスデビューをして、このトーナメントでは磯山紗耶香を倒してのこの試合。若さで勝ち上がるのか、それとも地下プロレスの洗礼を受けるのか、注目が集まる1人。
白い競泳水着に白いリングシューズ姿の詩織はリングに上がると歓声に緊張した表情を浮かべながらも、コーナーに進んでいった。
その詩織の対戦相手としてリングに上がるのは、元女子アナの背山麻理子。
倍以上の年齢差の麻理子は、グラビア展開しているからと、黒いビキニに黒いリングシューズ姿でリングに上がると、コーナーの詩織を威嚇する様に睨み付けていく。
観客席が盛り上がっていくと、ここでリングアナがコールを始めていった。
『第35試合・・・グラビア級第2試合第4試合・・・青コーナー〜・・・青コーナー〜・・・身長167p、上から84、64、92・・・12歳・・・犬塚詩織〜っ!』
コールを受けて頭を下げていく詩織。12歳の詩織の水着姿にも注目が集まるが、どこまでトーナメントに食い込めるのか、その辺も注目されている詩織。
『赤コーナー〜・・・身長164p、上から84、57、84・・・34歳・・・背山麻理子〜っ!』
そしてコールを受けた麻理子は気合いを入れる様に片手を突き上げていくと、体格では詩織が勝っている様に見えるリング上で、反対コーナーの詩織を威嚇した。
歓声に包まれるリング上では、レフリーがリング中央でルールの確認などをしていくと、ここで試合開始の為にコーナーに別けられていく。
『カァーン!』
試合開始のゴングと同時に、コーナーから飛び出した詩織と麻理子。
距離を詰めていくと、まずは組み合って押し合う展開から始まっていくリング上。
年齢差はあるものの、詩織が体格が勝っているからと押し込むと、麻理子はロープ際に押し込まれた。
『ロープ・・・』
レフリーが早くもロープだからと詩織に指示すると、詩織が放していく。
バッシーン・・
しかし離れ際に麻理子が張り手を叩き込むと、詩織が頬を押さえた。
これには観客席からブーイングが飛び出すと、麻理子は構わずヘッドロックに捉えていく。
しかし詩織が麻理子をロープに振るように返していくと、ロープから戻った麻理子のボディへドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
勢いのあるドロップキックに倒れ込んだ麻理子。
続けて立ち上がろうとする麻理子の顔面へドロップキックを叩き込む詩織。
バッシーン・・・
両手で顔面を押さえて痛がる麻理子に、詩織が髪を掴んで起こしていくと、麻理子は詩織のお腹にパンチを入れていく。
ドスッ・・
「うっ・・」
お腹への打撃に苦悶の表情を浮かべた詩織に、麻理子は立ち上がると顔面を掻きむしった。
グリッ・・
「痛いぃぃぃぃ・・・」
堪らず悲鳴をあげる詩織。
観客席からはブーイングが起きていくと、麻理子は満足そうな表情を浮かべて髪を鷲掴みにすると、コーナーに連れ込んでコーナーポストに顔面を叩き付けた。
バッシィィィ・・・
「きゃああああぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげる詩織。
更に痛めつけようとすると、詩織も組み付いて逆に麻理子をコーナーに押し込んだ。
そしてエルボースマッシュを叩き込むと、続けて膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・・
「ぐうっ・・ううっ・・」
詩織の膝蹴りに苦悶の表情を浮かべる麻理子。詩織は続けてヘッドロックに捉えて締め上げた。
そして走り込むようにしてブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、素早く片足わ抱え込んでフォールする。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし麻理子が返していくと、そのままマットに座らせるようにしてスリーパーを仕掛けた詩織。
麻理子が苦悶の表情を浮かべながらも、必死にロープに逃れようとしていく。
レフリーもギブアップか確認をしていくも、麻理子も12歳の詩織からギブアップ負けはと必死に耐えていく。
早くも汗を噴き出すような麻理子。詩織も締めていくも、麻理子がロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが詩織を止めていくと、詩織が技を解いて立ち上がった。
麻理子も喉元を気にしながらも立ち上がると、詩織を睨み付けていく。
『ファイト!』
レフリーが試合続行を促すと、距離を置いて睨み合う両者。
少しずつ距離が詰まると、麻理子が踏み込んで張り手を叩き込む。
バッシーン・・・
張り手を受けてフラつく詩織。
更に張り手を叩き込む麻理子に、詩織は堪らずタックル気味に組み付いていくと、そのまま強引に横に倒した。
グラウンド状態になっていくと、詩織が上になろうと横四方の体勢から押さえ込んでいく。
麻理子も下から動いていくと、詩織が押さえ込む様にフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
レフリーがカウントを数えると、麻理子が必死に返していくリング上。
返した麻理子に、詩織は素早く立ち上がってからストンピングを叩き込むと、髪を掴んで起こしていく。
しかし起こされる麻理子が詩織の股間にパンチを入れると、詩織が苦悶の表情で動きを止めた。
ゴキッ・・
「あうっ・・・」
これには観客席からブーイングが起きていくと、麻理子は構わず張り手を叩き込む。
バッシーン・・
張り手を受けて口を切ったのか、詩織の唇に血が滲み出した。
更に拳を握りしめてお腹を殴りつけていく麻理子。
ドスッ・・ドスッ・・
「うっ・・うううっ・・・」
お腹を殴られて痛がるようにロープ際に逃れていく詩織に、麻理子が追い込む様に喧嘩キックを叩き込んでいく。
ドスッ・・
「ぐえっ・・」
詩織がお腹を押さえて座り込むと、麻理子は観客席にアピールする様に詩織の顔面へ蹴りを入れた。
バシィィィ・・・
顔面蹴りにグッタリしていく詩織。両手で顔面を押さえて痛がっていると、麻理子が髪を掴んで起こしていく。
そしてヘッドロックに捉えて締め上げていくと、詩織も意地を見せて組み付いてバックドロップで麻理子を投げた。
バッシーン・・・
バックドロップを受けて動きの止まる麻理子に、詩織は必死にパイルドライバーの体勢に持ち込むと、麻理子を脳天からマットに落とす。
ドスッ・・・
詩織が放すとグッタリと大の字になる麻理子。
更にコーナーに登ってから、麻理子のお腹にフットスタンプを叩き込んでいく詩織。
ドッシーン・・・
「グエッ・・・オエェェェ・・・」
12歳と言えども体格は立派な詩織のフットスタンプに、麻理子はお腹への圧力に反吐を噴き上げてしまった。
顔を自ら吐き出した吐瀉物で汚してしまった麻理子に、詩織は動揺しながらも両足を抱え込んでステップオーバーすると、一気に逆エビ固めを仕掛けた。
これにはフットスタンプのダメージもあって、麻理子が素早くマットを叩きながらギブアップしていく・・・。
「ぎ、ギブアップ・・・」
レフリーが麻理子のギブアップを確認すると、ここでゴングが打ち鳴らされるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
詩織は技を解くと、驚いた表情でレフリーに手を挙げられていく。
『勝者、犬塚詩織っ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべる詩織。まさかの勝利に準決勝まで進む12歳に歓声が送られていくのであった・・・。



第36試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングに上がるのは、セクシー女優としてトーナメント唯一の吉澤明歩。
白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって両手を振ってアピールしていく。
その明歩の対戦相手としてリングに上がるのは、左藤江梨子。長身のスレンダーなボディを黒いビキニに包んでリングに上がると、歓声を浴びながらコーナーに進んでいった。
『第36試合・・・無差別級第2回戦第4試合・・・青コーナー〜・・・身長161p、上から86、58、86・・・30歳・・・Eカップ・・・吉澤明歩〜っ!』
まずは明歩がコールを受けて歓声を受けていくと、コーナーで一礼していく明歩。セクシー女優として勝ち上れるのか、注目の集まるリング上。
『赤コーナー〜・・・身長172p、上から88、58、88・・・33歳・・・Eカップ・・・左藤江梨子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする江梨子。体格差からも、明歩を倒してベスト4に上がりたい江梨子。気合いが入る表情を浮かべている。
身長差もあり、どんな試合になるのかと思われるリング上。リング中央でレフリーにルールの確認を聞く明歩と江梨子。
明歩は何かを狙っている様な表情を浮かべていると、江梨子としても体格差を活かして闘おうと考えていた。
『カァーン!』
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされると、まずはコーナーから飛び出していく明歩と江梨子。
お互い素手でのプロレススタイル。距離が詰まると、江梨子がいきなりハイキックを放った。
これには明歩が避けて空振りとなると、続けてローキックを叩き込む江梨子。
バシィィィ・・
ローキックを太股に受けて嫌がる素振りをする明歩。
更に江梨子が左右の張り手を叩き込むと、明歩も負けずに張り手を叩き込む。
意地の激突するリング上に歓声が大きくなると、歓声に押されて江梨子が拳を握りしめて顔面パンチを狙っていく。
しかし明歩が殴りつけてきた江梨子の腕をキャッチすると、一本背負いでマットに江梨子を叩き付ける。
バッシーン・・・
いきなりの一本背負いに江梨子も反応が出来ないと、明歩は手を掴んだまま腕拉ぎ逆十字固めを極めていく。
流石に試合開始間もないからと江梨子が必死に逃れようとするも、肘の関節は悲鳴をあげている。
明歩も肘関節を破壊する勢いで極めていくと、江梨子は涙目になって耐えていく。
レフリーもギブアップの確認をするも、江梨子は意地で拒んでいく。
「ノォォォォ・・・ノォォォォォ・・・・」
涙声みたいな江梨子の声に、明歩も極めていく。
『カンカンカンカン・・・』
ここでレフリーが危険と判断してゴングを要請するのであった・・・。
ゴングの音に明歩が技を解くと、江梨子は極められていた肘を押さえてグッタリする。
『ただ今の試合、吉澤明歩の勝利となりました!』
いきなりの勝利に観客席が盛り上がると、明歩もガッツポーズでアピールするのであった。
柔道経験もある明歩だけに、身長差に咄嗟に考えた戦略か、上手く勝ち上がる事ができたのであった。
一方、江梨子は無念の敗退に納得できない様な表情を浮かべながらも、肘にアイスパックを当てながら控え室に引き上げるのであった。



第37試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールらリングインするのは、グラビアアイドルとして売れ出してきている山路まり。今夜は地下プロレスデビュー戦、豊満なボディを白いビキニに包んで、Fカップとも言われる巨乳を揺らしながらリングに上がると、早くも観客席から歓声を浴びて緊張感を増していた。
写真集の話などからも、地下プロレスのオファーが飛び込んでタレント同士プロレスだからと聞かされての参戦。しかし観客席の歓声、そして異様な雰囲気に戸惑いを隠せないでいた・・・。
そのまりの対戦相手としてリングに登場したのは、モデルとして女優としても活動している蒼野楓。空手を得意とする楓は、スレンダーボディを白いスポーツビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、今夜がデビュー戦として地下リングに上がる事に、動揺した様子も見せずにコーナーに進んでいった。
デビュー戦と言う事で、楓もルールなどの説明を受けていたが、流石に反対コーナーのまりの姿に、空手の打撃でフルボッコにしてKOなど許されるのかと迷っていた。
黒服に問いかける楓。
「可愛らしいグラビアアイドルと試合だなんて・・・私は打撃が得意だけど、殴ったり蹴ったりしても問題ないんですか?」
その楓の質問に対して、黒服は応えた。
『顔を殴っても蹴っても、事前のルール説明通りだ。痛めつけてアピールしても、簡単に倒してアピールしても問題はない・・・。』
その言葉に驚きを隠せない楓。
対して、まりは反対コーナーでスレンダー系の楓に緊張感を高めていた。しかし写真集の企画が出た時から、地下プロレスに参戦は決まっていたので、プロレスの練習をしてきたまりとしては、相手も同じなのかと思っていた。
『第37試合・・・特別試合を行います・・・青コーナー・・・身長158p、上から87、60、88・・・21歳・・・山路まり〜っ!』
コールを受けて笑顔で観客席にアピールするまり。観客席からも巨乳グラビアアイドルのデビュー戦に盛り上がっていく。
『赤コーナー〜・・・身長169p、上から82、59、86・・・23歳・・・蒼野〜楓〜っ!』
コールを受けて空手の上段回し蹴りをアピールする楓。その動きに観客席が盛り上がると、反対コーナーのまりに緊張が走った・・・。
そしてレフリーがリング中央でまりと楓にルールの確認をしていく・・・。
『目と鼻、耳などは反則。胸などへのパンチ・キックは認められている。顔面は特別ルールだから認められている。ダウンした相手の顔面、お腹なども同様に攻撃は認められている・・・』
説明を受けながら、まりはあまりに過激なルールに試合開始前から怯えだしていると、楓は顔を殴るのは可哀想とばかりに、短期にKO狙いを考えていた・・・。
しかし黒服からは、痛めつけてアピールした方が良いとばかりにアドバイスを受けると、戸惑う楓。
そしてコーナーに別けられていくと、戸惑いの表情を浮かべるまりと、黒服のアドバイスに戸惑う楓の耳に試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
試合開始のゴングの音に、驚く様にコーナーから飛び出した楓。
まりはゆっくりとコーナーから踏み出すと、プロレス的に距離を置こうとしていく。
楓が構えて距離を詰めていくと、まりは楓の構えなどの雰囲気に威圧感を受けて、少しずつロープ際に追い詰められていく。
そのまりに、楓が軽くローキックを叩き込んだ。
バシィィ・・・
「イタッ・・・」
太股にローキックを受けて堪らず声を漏らすまり。
しかし打撃が返せずに、まりは距離を置こうとすると、楓がミドルキックを放った。
バッシーン・・
「あうっ・・ううっ・・」
脇腹へ蹴りを受けて苦悶の表情を浮かべるまり。
更に楓が距離を詰めると、一気にお腹にパンチを連打した。
ドスッ、ドスッ、ドスッ・・・
「うっ・・うううっ・・・グエッ・・・」
お腹へのパンチの連打に口をパクパクさせて苦しむまり。堪らずロープ際に追い込まれていくと、早くも楓の一方的な試合になっていくリング上。
楓は余裕があるからと、まりのバストへパンチを入れていくと、ビキニに包まれたバストが上下左右に揺さぶられた。
グニュ・・
「ああんっ・・・」
バストへの衝撃に喘ぐまり。
柔らかいバストへの衝撃に、内出血してドス黒くなっていくまりのバスト。
楓も戸惑いながらも、バストへのパンチを入れていくと、続けて軽くハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
側頭部に蹴りを受けて、フラつきながら座り込むまり。
両手で蹴られた側頭部を押さえて痛がっていると、観客席からは歓声が上がっていく。
『もっと蹴っちゃえ!顔面、顔面、まりちゃんの顔も蹴らないと!』
『殴って蹴ってKO、KOっ!』
残酷な期待を込めた観客席からの声に、楓は戸惑っていた。
ロープを掴んで立ち上がるまりに、楓は踏み込んで顔面にハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
顔面へのハイキックに崩れ落ちる様にロープ際に倒れ込んだまり。
グッタリして両手で顔面を押さえているまり。
レフリーが楓を離してから、まりに続行の意志確認をしていく。
『山路、試合を続けられるか?』
レフリーの言葉に涙目で止めて欲しいとばかりに見つめるまり。
しかしレフリーが囁いた。
『半端な形で試合を終えると、水着剥ぎで全裸にされても良いのか?』
その言葉にまりは怯えだした。水着のグラビアは慣れていても、処女と言う事もあって、リング上でレイプもされるかもしれないとばかりに、まりは試合続行を訴えた・・・。
「や、やります・・」
まりの言葉に、まりを立たせてから試合を続けさせていくレフリー。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に楓が距離を詰めると、まりは怯えた様に顔をガードするも、楓の鋭いミドルキックが脇腹を襲った。
バッシーン・・
「ふぐっ・・」
脇腹への衝撃に苦悶の表情を浮かべるまり。
更に楓の拳がお腹に連打されていく。
ドスッ、ドスッ、ドスッ、ドスッ・・・
「ううっ・・グエッ・・オエッ・・・」
激しい連打に口をパクパクさせて苦しむまり。身体をくの字にしてダウン寸前になるまりに、楓は押し込むようにしてコーナーに追い込んだ。
ガードも出来ずに痛めつけられているまりに、楓は髪を掴んでから申し訳なさそうに顔面へ膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキッ・・
鈍い音が響くと、まりの身体がコーナーに崩れ落ちるのであった。
俯せ状態でグッタリするまりに、楓もレフリーに試合を止めてとばかりに視線を送る。
しかしレフリーがまりの状態をチェックするも、試合を止めないと楓が戸惑いだした。
『山路、続けるか?』
レフリーの問いかけに苦悶の表情でサードロープを掴んで立ち上がろうとするまり。
既に一方的な展開な為に、涙目になっている。
『ファイト!』
トップロープを掴んで立ち上がったまりに、レフリーが試合を続けさせると、楓は戸惑いながらもまりの自慢の巨乳にハイキックを叩き込む。
グニュ・・・
「あうっ・・」
バストへの強烈な衝撃に悲鳴をあげるまり。
両手でバストを押さえると、楓はトドメとばかりに顔面へハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
強烈なハイキックが顔面を襲って、まりはマットに崩れ落ちた。
流石にレフリーも試合を止めていくリング上。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、ここで楓の勝利が決まったのであった。
『勝者、蒼野楓っ!』
リングアナのコールに複雑な表情を浮かべてレフリーに手を挙げられていく楓。
グッタリとしたまりにリングドクターが応急処置をしていくと、楓も心配そうにまりを気遣うのであった。
スレンダー美女で打撃が凄まじいタレントの登場に、観客席からも歓声が大きくなるのであった・・・。



第38試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングに上がるのは、霧谷美玲を痛めつけてトップレス処刑した香理奈。地下プロレスの試合も経験を積んで強くなっていた香理奈としては、トーナメント優勝を狙っている。
その香理奈の対戦相手としてリングに上がるのは、キックボクシングトレーニングの成果が出たのか、トーナメントをここまで勝ち上がった真鍋かおり。かおりも地下プロレスは初期の頃から参戦していて、そろそろ優勝と言う栄冠も欲しいところ。しかしこの試合では香理奈との対戦に、緊張が走っていた。
事実上のスレンダー級の決勝戦とも言えるこの試合。準決勝戦の最初に相応しいカードに観客席も盛り上がっていく。
『第38試合・・・スレンダー級準決勝第1試合・・・青コーナー〜・・・身長165p、上から80、57、88・・・30歳・・・香理奈〜っ』
コールを受けていく香理奈。黒いスポーツビキニに手にはオープンフィンガーグローブを着けてコーナーで片手を挙げていく。
『赤コーナー〜・・・身長165p、上から84、55、85・・・Dカップ・・・34歳・・・真鍋かおり〜っ!』
そしてコールを受けたかおりは、白いスポーツビキニに手には同じくオープンフィンガーグローブを着けてアピールすると、緊張感が走っていくリング上。
観客達も驚いたのは、かおりの腹筋が割れていてトレーニングの成果が出ていることに驚きを隠せない・・・。反対コーナーの香理奈もかおりのボディに警戒を強めていた・・・。
レフリーがリング中央でルールの確認をしていくと、かおりも香理奈も黙って視線を合わせないリング中央。
そして別けられていくと、試合開始のゴングが打ち鳴らされるのであった・・・。
『カァーン!』
ゴングが打ち鳴らされると、コーナーから飛び出していく香理奈とかおり。
まずは軽く香理奈がジャブで牽制していくと、かおりは打撃に付き合わずにガードして様子を見ている。
更に香理奈がローキックを放つと、足を浮かせて受けていくかおり。香理奈の打撃を見ている様子。
逆にローキックを返すかおりに、香理奈も打撃力に驚きの表情を浮かべた。
そして距離を置いて睨み合う両者。
かおりもガードを上げて距離を詰めようとすると、香理奈も前に出た。
ジャブからミドルキックと放つと、かおりの脇腹を香理奈の打撃が抉った。
バシィィィ・・・
蹴りを受けてガードを固めるかおり。
香理奈も地下プロレスの経験から強くなっていて、かおりも油断できないとばかりにガードを固めている。
バシッ・・
更にローキックを放つ香理奈に、かおりも返した。
バッシーン・・・
強烈なローキックに香理奈の表情が歪むと、かおりがハイキックを放つ。
バシィィィ・・・
ローキックで意識下にいった香理奈の側頭部をハイキックが襲うと、フラついていく香理奈にかおりが一気に左右のパンチを連打した。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
しかし香理奈も殴り返すと、かおりが膝蹴りを放って距離を置いていく。
かおりのパンチの連打に顔を紅潮させる香理奈。
気合いを入れてガードを固めて、距離を詰めながらジャブを放って牽制する香理奈に、前蹴りで距離を置こうとするかおり。
前蹴りをお腹に受けながらも、踏み込んでパンチを放つ香理奈。
しかしカウンター気味にパンチを入れられてフラつくと、かおりが踏み込んでハイキックを放つ。
バシィィィ・・・
側頭部にハイキックを受けてフラつく香理奈に、かおりが一気に首相撲の体勢に持ち込んで膝蹴りをボディに叩き込む。
香理奈が膝なに組み付こうとすると、かおりがバランスを崩してグラウンド状態に持ち込んでいくと、香理奈は素早くサイドポジジョンをキープしていく。
かおりもグラウンド展開でも落ち着いて香理奈の動きを見ていくと、香理奈は脇腹へ小刻みのパンチを入れていく。
少しずつロープに逃げようと動くと、合わせて香理奈は脇腹などへパンチを入れてから、マウントポジジョンを奪おうとするも、かおりがロープに逃れた。
『ロープ・・』
レフリーの指示に香理奈が立ち上がると、かおりも水着を直しながら立ち上がる。
『ファイト!』
そして試合が続けられると、香理奈が積極的に前に出てパンチを放つと、かおりはジャブを放って牽制すると、タックルで組み付いていく。
香理奈が打撃と思っていたところへのタックルににグラウンド状態になると、かおりが素早く馬乗りの体勢に持ち込んでいく。
流石の香理奈もかおりの動きに驚くも、本能的に顔をガードしようとすると、かおりは脇腹へパンチを入れた。
バシッ・・
殴られて身体をビクンとさせていく香理奈。流石にスレンダーな2人だけに、ボディへの打撃は効いていく・・・。
更にボディへパンチを連打するかおりに、香理奈も下からパンチを放つも、苦悶の表情を浮かべている。
そしてかおりが顔面へパンチを連打していくと、香理奈はガードしようにも顔を殴られて苦しい展開になっていく。
更にハンマーパンチが炸裂すると、鼻血を噴き出した香理奈。
両足をバタバタさせて痛がっていると、かおりは容赦なく顔面へパンチを落としていく。
バシッ、バシッ、バシッ・・・
嫌がるように藻掻く香理奈は、俯せ状態になっていくもバックマウントからかおりのパンチを更に受けていく。
側頭部なども殴られて苦しい香理奈。マットには鼻から流れ出た血が落ちていく。
レフリーも香理奈の様子をチェックするも、香理奈の抵抗があるからと試合を止めないと、かおりが一気にキャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
「うぐっ・・・」
上半身を反らされて苦しい香理奈。
レフリーがギブアップか確認すると、必死で耐えていく。
耐える香理奈に、かおりが技を解いて立ち上がると、打撃で攻めようとしているのか、手招きしていく。
香理奈としては手招きされて屈辱感を感じながらも立ち上がると、鼻血は止まったものの、呼吸が荒くなりながら構えていく。
バシッ、バシッ・・・
更にかおりのジャブから左右のパンチが顔面を捉えると、香理奈は口の中が切れた感触にロープ際に下がりだしていく。
下がる香理奈に、かおりが踏み込んでミドルキックなどを叩き込むと、苦悶の表情を浮かべる香理奈。
ロープを背にする香理奈に、かおりのパンチが顔面へ叩き込まれていく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
嫌がるように前蹴りで距離を置きたい香理奈に、かおりはローキックで内腿を蹴りこんで痛めつけた。
バシィィィ・・・
「くっ・・・」
苦しそうな香理奈。
しかし、何かを狙っている様子にも見える香理奈は、かおりが距離を詰めていくと、いきなり口から血飛沫を吹き掛けた。
ブシュゥゥゥゥ
「んあっ、な、何よ!」
いきなりの目潰しとも言える血飛沫に、かおりの動きが鈍ると、そこへ香理奈が殴りかかった。
口の中の血を溜めていたのか、この辺の巧さは香理奈は流石だった・・・。
バシッ、バシッ、バシッ・・
一気に顔面へパンチを叩き込む香理奈は、かおりがガードを固めてもボディへもパンチを入れて、更に膝蹴りを入れていく。
ドスッ・・
「ぐふっ・・うううっ・・・」
ボディへの膝蹴りに動きの止まるかおり。
そこへ顔面狙いのアッパーを叩き込むと、下を向いていたかおりの顔面を捉えた。
バシィィィ・・・
これには膝をつくようにダウンするかおり。
しかし地下プロレスでは止められないので、香理奈は髪を掴んで顔面を殴りつけようとすると、かおりが必死に香理奈に組み付いていく。
後頭部などを殴りつける香理奈に、かおりが組み付いて強引にグラウンド状態に持ち込んでいくと、藻掻くように抵抗する香理奈。
暴れる香理奈に、かおりが上手く足をキャッチしてアキレス腱固めを仕掛けると、堪らずロープに逃れた香理奈。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に技を解いて立ち上がるかおり。
香理奈も水着を気にしながらも立ち上がると、距離を置いて試合は続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、距離を詰めていくかおり。
香理奈もガードを固めていくと、かおりのローキックが炸裂していく。
バシッ・・
蹴られてフラつく香理奈に、かおりはローキックを連打していく。
バシッ、バシッ・・・
ローキックを受けて痛がる香理奈。堪らずパンチを放つも、逆にカウンターのパンチを顔面に受けてしまった。
バッシィィィ・・・
顔面へのパンチに鼻血を噴き出した香理奈。
これには呼吸が苦しくなるからと、ガードを固めて鼻血が止まるのを待ちたいところだが、かおりもジャブを連打して顔面へパンチを入れていく。
血飛沫をあげて痛々しい香理奈。
かおりは容赦せずハイキックを放つと、側頭部に当たってロープに倒れ込む香理奈。
更にかおりが踵でストンピングを叩き込むと、藻掻き苦しむ様にロープに逃れていく香理奈は、そのままリング下に逃れていく。
観客席も盛り上がっていくと、リング下では香理奈が水着を直しながらも、呼吸を整えて黒服からペットボトルを受け取ると、口の中を漱いだり、顔を洗い流していく。
リング上ではかおりが待っていると、香理奈はゆっくりとリングサイドを回ると、リングに上がって戻っていった。
かおりをレフリーが離していくと、香理奈をリングに入れてから試合が再開されていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にガードを固めていく香理奈。
かおりはローキックから左右のパンチと打撃で出て行くと、嫌がる香理奈のお腹にミドルキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「ぐふっ・・うううっ・・」
お腹への蹴りに苦悶の表情を浮かべる香理奈。
更にかおりがハイキックを放つと、顔面に当たって崩れ落ちていく香理奈の身体。
そのダウンした香理奈に、かおりがストンピングを叩き込んでいくと、ここでレフリーがかおりを止めていく。
『香理奈っ、続けられるか?』
レフリーの問いかけにフラつきながらも立ち上がろうとする香理奈。
そして構えると、レフリーも試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にかおりが一気にパンチを叩き込むと、香理奈も苦し紛れに組み付こうとしてから、顔面へヘッドバッドを叩き込む。
ゴキッ・・
「んあぁぁぁぁ・・・・」
かおりが悲鳴をあげると、香理奈は顔面を掻きむしってから、髪を掴んで近くのコーナーポストに顔面を叩き付けていく。
バッシーン・・・バッシーン・・・
更にコーナーに押し込んでから、両腕をトップロープに絡ませる様にしてから、タッチロープを外してからかおりの首に巻き付けて締め付けていく香理奈。
しかしレフリーが反則だからと止めていく。
『反則だ、ワン・・ツー・・スリー・・フォー・・』
レフリーのカウントに放していく香理奈。
更に額を噛み付いていくと、かおりが絶叫していく。
ガブっ・・・ 
「痛いぃぃぃぃ・・・いやあぁぁぁぁぁぁ・・・・」
香理奈のヒールファイトに観客席も盛り上がっていくと、続けてセカンドロープに上がってから、片手でかおりの髪を鷲掴みにして、片手で額を殴りつける香理奈。
しかしかおりも香理奈の股間へパンチを入れると、怯んだ香理奈の髪を掴んでから、立ち上がってから顔面へ膝蹴りを入れていく。
ゴキッ・・
顔面への膝蹴りに崩れ落ちる香理奈の身体。
両手で顔面を押さえている香理奈に、かおりはヒップへサッカーボールキックを叩き込んでから、立ち上がるように煽ると、フラフラする香理奈の顔面へハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
顔面へのハイキックにまたも崩れ落ちるようにマットに倒れた香理奈。
グッタリする香理奈に、かおりは片手を挙げてアピールすると、一気にチョークスリーパーからアナコンダスリーパーに移行して締め上げていく。
流石の香理奈も苦悶の表情を浮かべていると、かおりは更に締め上げていく。
藻掻く香理奈だが、喉元も締め上げられて両足でガッチリと胴締めもされて逃れる事も出来ずに、遂に意識を飛ばしてしまうのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ここでレフリーが危険と判断して試合を止めると、かおりが技を解いて立ち上がった。
『勝者、真鍋かおりっ!』
事実上の決勝戦と見られていたこの試合、ついにかおりが勝ち上がって決勝に進んでいくのであった。



第39試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、準決勝戦までまさかの勝ち上がりの犬塚詩織。12歳でありながら167pの体格には、観客席からも期待がかかっている様子。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングに上がると、観客席に向かって頭を下げてからコーナーに向かった。
その詩織の対戦相手としてリングに現れたのは、元アキバ48の大嶋優子。女優としても活動している優子。グラビアなどの展開もあるからとグラビア級でのエントリー。そして準決勝では12歳の詩織との対戦に、体格差もあるからと緊張感を感じながらコーナーに進んでいった。
ピンク色のビキニに白いリングシューズ姿の優子。胸の谷間なども強調されていて、観客席の視線が集まっていく・・・。
そしてリングアナがコールを始めていくリング上。
『第39試合・・・グラビア級準決勝第1試合・・・青コーナー〜・・・身長167p、上から84、64、92・・・12歳・・・犬塚詩織〜っ!』
まずは詩織がコールされると、観客席に向かって一礼していく詩織。
『赤コーナー〜・・・身長152p、上から82、55、81・・・Dカップ・・・26歳・・・大嶋優子〜っ!』
そして優子がコールを受けると、片手を挙げてアピールする優子。小柄ながらDカップの作り出す谷間などに注目が集まっていく。
レフリーが詩織と優子をリング中央に呼んでルールの確認をしていくと、詩織も人気の優子との対戦に緊張している様子。
優子も余裕ぶるも体格差から焦りの色も浮かんでいるも、緊張感を隠してコーナーに進んでいった。
そしてレフリーが試合開始のゴングを要請すると、リング上にゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
試合開始のゴングと同時に、優子がコーナーを飛び出すと、反対コーナーから出た詩織に勢いのあるドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
しかし踏ん張って跳ね返した詩織。
優子は素早く立ち上がると、ドロップキックをその場から叩き込むも、詩織に跳ね返されてしまった。
更に立ち上がってエルボースマッシュを叩き込んでから、ヘッドロックに持ち込もうとする優子に、詩織が逆にヘッドロックを仕掛けた。
体格差から締められていくと、詩織が走り込む様にブルドッキングヘッドロックで優子をマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
「痛いっ・・」
堪らず痛いと口に出してしまう優子。
立ち上がろうとする優子の髪を掴んで起こしていく詩織。
優子もエルボーで抵抗すると、続けてロープに振って反撃していくと、ロープから戻ってきた詩織にフライングラリアットを叩き込む。
バッシーン・・・
フラつくように倒れ込む詩織に、優子は片足を抱え込んでフォールしていくと、詩織が返していく。
返されたからと、今度は両足を抱え込んで逆エビ固めを仕掛けるも、詩織も抵抗してステップオーバーできないと、優子は必死に仕掛けていく。
しかし詩織が藻掻くとバランスを崩して失敗する優子。体格差が大きいからこの辺は苦しいところ。
逆に詩織が立ち上がると、素早くラリアットを叩き込んだ。
バッシーン・・・
詩織のラリアットに大の字になる優子。
ゆっくりと詩織がギロチンドロップを叩き込むと、そのままヘッドシザースで締め上げていく。
これには優子が両足をバタバタさせて苦しむと、近くのロープに逃れようと少しずつ移動した。
『ロープ・・・ロープ・・・』
そして優子の足がロープに届くと、レフリーが詩織を止めていく。
技を解いて立ち上がる詩織。優子もビキニを直しながら立ち上がると、体格差からスタミナの消耗も激しく汗を流しながらも距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく詩織。
優子は体格差からも仕掛けられずにいると、詩織が組み付いてボディスラムでマットに叩き付けていく。
バッシーン・・・
「はうっ・・」
マットに激しく叩き付けられて苦しむ優子。
詩織は続けて優子を起こしてボディスラムでマットに叩き付けていく。
バッシーン・・・
2発目のボディスラムに動きの止まる優子。
詩織はチャンスとばかりに、苦しむ優子のお腹にフットスタンプを叩き込むと、フォールの体勢に持ち込んだ。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし優子も意地を見せて返していくと、詩織が素早く座らせた状態からスリーパーを仕掛けていく。
締め付けられて苦悶の表情を浮かべてロープに手を伸ばす優子。しかしロープまで距離があって逃げられない。
『大嶋っ、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに必死に耐えていく優子。
耐える優子を放してから、詩織は立ち上がるとまたもボディスラムでマットに叩き付けていく。
バッシーン・・・
苦しむ優子を起こしては、ボディスラムで投げつける詩織。
バッシーン・・・
体格差で圧倒されていく優子。流石にトーナメントだけに、ここで体格差のある相手は苦しいところ・・・。
大の字になっている優子に、詩織はまたもフットスタンプを叩き込むと、優子は両手でお腹を押さえ込んで藻掻き苦しんでいる。
その優子のビキニに包まれたバストへエルボードロップを落としてフォールしていく詩織。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・』
しかし優子が返していくと、詩織は立ち上がってからストンピングを叩き込むと、優子は苦し紛れに転がるようにロープに逃れた。
更に転がって場外に逃れていくと、グッタリと転落していく優子。
詩織はリング上で水着を直していくと、優子の様子をリング上から覗き込んでいく。
リング下では優子がビキニを気にしながらも、体格差に苦悶の表情を浮かべていた。
ゆっくりとリングサイドで呼吸を整えながらスタミナ回復を狙う優子。
詩織もリング上から優子の動きを見ていると、一気にリング下に降りて優子に迫っていく。
流石に体格差のある両者だけに、優子も逃げようとすると、詩織が腕を掴んでいく。
そのまま近くの鉄柵に振っていくと、優子の身体が激しく叩き付けられた。
ガッシャーン・・・
「んああぁぁぁ・・・・」
堪らず悲鳴をあげる優子。
詩織は走り込むようにして、グッタリした優子の顔面へ低空ドロップキックを叩き込むと、顔面への衝撃に優子は両手で押さえてグッタリしていく。
動きの止まった優子に観客席からは歓声が起きていくと、詩織が髪を掴んで起こしていくと、場外でもボディスラムで投げつけた。
バッシーン・・・
「うっ・・うううっ・・・」
苦悶の表情を浮かべて苦しむ優子。
更に詩織は場外でのギロチンドロップまで叩き込むと、そのまま髪を掴んでリング上に優子を戻していく。
リング上に戻されてグッタリしている優子に、詩織はストンピングを叩き込むと、大技パイルドライバーを仕掛けていく。
優子の身体が逆さにされていくと、詩織は脳天からマットに落としていく。
ドスッ・・
「あうっ・・」
詩織が放すと、優子がグッタリと大の字状態で天井を見つめる形のリング上。
トーナメントだけに、優子も体格で勝る相手に勝利を続けても、ここで若さと体格差に押されて苦戦をしている・・・。
観客席も盛り上がっていると、詩織は観客席からの声に押される様にして、ロープに走ってから勢いをつけてボディプレスで押し潰すと、そのまま片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリィ・・・』
しかし優子も意地を見せてギリギリで返していった。
『いいぞぉぉぉぉ、大嶋っ!』
これには観客席からも声援が飛ぶも、優子は立ち上がれずに汗だくになって動きが止まっている。
逆に詩織は立ち上がると、優子の両足を抱え込んでステップオーバーすると、逆エビ固めで追い込んでいく。
グイッ・・・
「あああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
流石に優子も絶叫していくと、激しくマットを叩いて痛がっている。
詩織も腰を落として痛めつけていくと、レフリーは優子にギブアップの確認をとっていく。
『大嶋っ、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに必死に耐えていく優子。
「ノォォォォォ・・・」
泣きそうな表情で耐えている優子。ロープに逃れたくても距離があって逃げられない・・・。
詩織もギブアップ狙いで揺さぶると、優子が更に悲鳴をあげていく。
「痛いぃぃぃぃ・・・んああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」
優子の悲鳴に観客席が盛り上がっていくと、優子はピンク色のビキニを汗で湿らせながら必死に耐えていく。
耐える優子を放してから、俯せでグッタリしているからと、詩織が跨ぐ形から、飛び上がってヒップドロップを腰に落とした。
「きゃああぁぁぁぁぁ・・・・」
優子が絶叫すると、そのままキャメルクラッチを仕掛けていく詩織。
グイッ・・
「うううっ・・・」
腰に続いてキャメルクラッチと拷問技が続くと、優子は両足をバタバタさせて耐えるも、目には涙が浮かんでいる。
口から涎を垂れ流しながらも耐えていく優子。
詩織が技を解くと、グッタリして苦しそうな優子に、観客席からも歓声が飛んだ。
グイッ・・・
詩織が髪を掴んで起こそうとすると、ここで優子も意地を見せてお腹にパンチを入れた。
バシッ・・
そして一気に逆さ押さえ込みを仕掛けると、体格差はあるものの上手くフォールの体勢に持ち込んだ。
『ワン・・・ツー・・・』
しかし詩織も両足をバタつかせて逃れると、逆転されそうになって焦りを色を浮かべている。
更にロープに走って勢いをつけてドロップキックを叩き込むと、続けてストンピングを叩き込む優子。
詩織が転がるようロープに逃れると、優子は激しくストンピングを叩き込むも、レフリーが離していく。
レフリーが離してから詩織が立ち上がると、試合は続けされていった・・・。
『ファイト!』
試合が続けられると、優子は辛そうな表情を浮かべていた。
対して詩織は国民的アイドルグループだった優子が相手なので、勝ちたいとばかりに気合いを入れている。
距離を詰めると、いきなり喧嘩キックを叩き込んでから、ヘッドロックに持ち込んだ。
体格差から優子が返せないと、詩織は勢いをつけて体重を乗せたブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けていく。
小柄な優子はマットに叩き付けられると、動きが止まって俯せになっていると、詩織が立ち上がってから観客席にアピールしていくと、両足をフックしてからロメロスペシャルを仕掛けた。
高々と挙げられていく優子の身体。ピンク色のビキニも汗ばんで、谷間などにも汗が流れ落ちていく。
必死に耐えていく優子。
『大嶋っ、ギブアップ?・・・ギブアップ?』
レフリーの問いかけに耐えていく優子。
「ノォォォォォ・・・・ノォォォォォ・・・・」
詩織もギブアップ狙いか仕掛けていくが、優子が粘るからと技を解いていく。
優子の粘りに観客席が盛り上がっていくと、詩織はグッタリしている優子に大技パイルドライバーを仕掛けていく。
逆さにされてグッタリする優子に、詩織は容赦ないパイルドライバーで脳天からマットに突き刺した。
ドスッ・・
「ふぐっ・・」
変な声を漏らした優子。
詩織が放すと、グッタリと大の字状態になっていくと、詩織は更にトドメとばかりに近くのトップロープに登っていく。
『もう充分だろ?大嶋をフォールしてやれよ!』
『トップロープから可哀想だよ!』
観客席からは優子に対する同情する声が漏れ出す中、詩織は観客席に向かって片手を挙げてアピールすると、優子のお腹にフットスタンプを落とした。
ドスッ・・
「ホゲェェェェェェ・・・・・」
これには優子が口から激しく反吐を噴き上げると、ピクピクと身体を痙攣させていく。
体格差もあり、また自らの身体の大きさを考えずに残酷な攻めをした詩織も、優子の状態に驚きを隠せない。
ここでレフリーが危険と判断して、試合を止めるゴングを要請するのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの連打に観客席からは詩織にブーイングを送る者まで出ているが、歓声にも包まれていく詩織。
『勝者、犬塚詩織っ!』
リングアナのコールに動揺しながらも、片手を挙げられていく詩織。
対して、リングドクターが優子の応急処置をしていくと、意識はシッカリしている優子。
流石に体格差で負けた感のある試合内容だっただけに、トーナメントでなくシングルで当たれば優子も面白い試合をしたかもと言う試合であった・・・。



第40試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアアイドルからタレントへとなった熊多曜子。遂に準決勝のリングに進んだ曜子は、堂々とした黒ビキニに黒いリングシューズ姿、手にはオープンフィンガーグローブを着けてリングに上がると、観客席に向かって一礼していく。
その曜子の対戦相手は、地下プロレスヘビー級チャンピオンの藤原紀華。白いスポーツビキニに白いリングシューズ、手にはオープンフィンガーグローブを着けてリングインすると、早くも歓声を浴びながらコーナーに進んでいく。
『第40試合・・・無差別級準決勝戦第1試合・・・青コーナー〜・・・身長166p、上から92、56、84・・・Jカップ・・・32歳・・・熊多曜子〜っ!』
コールを受けるとバストを揺らしながら片手を挙げてアピールする曜子。紀華との対戦で存在感をアピールしたいところ。また打撃を練習してた様子で、紀華相手にどこまで出せるのかも注目されている。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から88、60、89・・・43歳・・・藤原紀華〜っ!』
そして紀華がコールをされると、一礼していくとスポーツビキニの胸元からは見事な谷間が出来て、観客席からは溜息が漏れ出していた。
コールが終わると、レフリーがリング中央でルールの確認をしていくと、曜子と紀華は睨み合っていく。
レフリーが2人をコーナーに別けると、そこから試合が開始された。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーを飛び出していく両者。
距離が詰まると、まずは曜子が軽くジャブを放っていく。
更にローキックと蹴りこむと、紀華がガードしながら様子を見た。
曜子の打撃を確認するかの様な紀華。
更に曜子がジャブから左右のパンチと打撃で前に出ると、紀華はローキックを返した。
バシィィィ・・・
紀華のローキックが太股に炸裂すると、曜子に緊張が走った。
ガードを固める曜子に、紀華がお返しとばかりに左右のパンチを叩き込むと、曜子のガードの上からでも十分なプレッシャーを与えていく。
ガードが固まると、紀華が曜子のJカップバストへパンチを炸裂させていく。
グニュ・・
「あうっ・・・」
紀華のパンチに痛がる曜子。自慢のバストが殴られると苦しんでいく。
ガードず下がると、紀華は顔面狙いのパンチを放つと、曜子も避けながらも距離を置こうとした。
紀華が前に出ると、曜子は前蹴りで突進を止めようとすると、紀華も距離を置いて構えていく。
緊張感するリング上。少しずつ曜子が距離を詰めていくと、紀華がローキックを放った。
しかし曜子が避けて空振りする紀華に、曜子が前に出てパンチを放つ。
バシッ、バシッ・・
顔面へ連打が決まると、紀華がガードを固めていく。
その紀華に膝蹴りを放つ曜子。しかし膝蹴りは当たらないと、逆に紀華がアッパーを放つと、ガードしていく曜子。
更にボディへパンチを数発入れる紀華に、鍛えた腹筋とはいえ苦しい曜子。
ガードが空くと、紀華は逃さずに顔面へパンチを入れるも、曜子も避けようとして完全には当たらない。
堪らず蹴りを放つ曜子に、紀華はガードしてから距離を置いた。
緊張感あるリング上の攻防に観客席も盛り上がると、曜子はガードを固めて距離を詰めていく。
紀華は曜子へローキックを放つと、曜子もローキックを返した。
バシッ・・
曜子のローキックを受けて、パンチを放つ紀華。
しかし曜子もカウンター気味のパンチを返すと、紀華の顔面を捉えていく。
バシッ・・
顔面にパンチが炸裂して一瞬動きの止まった紀華。
しかし素早くガードを固めると、曜子もボディへパンチを叩き込む。
ドスッ・・
曜子のパンチをお腹に受けてフラつく紀華。
効いた感じに曜子は続けてお腹にパンチを連打すると、嫌がるように下がり出す紀華は、膝蹴りで距離を置こうとする。
しかし曜子も膝蹴りをガードすると、大振りのパンチを振り回して紀華の側頭部に炸裂させた。
バッシーン・・
側頭部へのパンチにフラついた紀華。流石にトーナメントだけにダメージが蓄積しているのか。
ガードを固めた紀華に、曜子はガードの上からパンチを連打すると、紀華も前蹴りで抵抗していく。
紀華の前蹴りに嫌がるように距離を置いていく曜子。
曜子が下がったからと、紀華が踏み込んでハイキックで牽制すると、曜子は避けるも打撃に警戒心をあげた。
更に紀華が踏み込んで左右のパンチを放つと、ガードしながらも下がる曜子。
紀華はミドルキックを放つと、曜子の脇腹を抉った。
バッシーン・・・
「くっ・・」
苦悶の表情を浮かべた曜子が下がると、背中にロープが当たる感触に焦りの色を出した。
背中がロープだからと、紀華はハイキックを放つも、曜子が前に出てタックル気味に組み付いた。
上手くグラウンド状態に持ち込んだ曜子。
素早くサイドポジジョンに持ち込もうとすると、紀華もロープが近いからとロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが曜子を止めていくと、曜子はビキニを直しながら立ち上がる。
紀華も水着を直しながら立ち上がると、レフリーが距離を置かせてから試合を続けさせていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に前に出る曜子と紀華。
曜子もJカップが作り出す谷間に汗を垂れ流しながら、緊張しながら構えていく。
紀華も曜子が打撃で来るからと、油断せずにガードを上げて距離を保つと、ゆっくりと前に出た。
シュ・・・
曜子が軽くジャブで牽制するも、紀華もジャブには反応せずにガードして距離を詰めていく。
曜子がローキックを放つと、紀華が前に出てタックルを仕掛けると、蹴り足に組み付いてテイクダウンを奪っていくリング上。
倒されながら組み付こうとする曜子に、紀華はそのまま馬乗りを狙おうとすると、曜子は藻掻くも俯せの体勢になってしまった。
バックマウントになった紀華は、頭部をガードする曜子に対して、脇腹へパンチを入れていく。
ドスッ、ドスッ・・
脇腹を殴られてビクンと身体を反応させる曜子。
頭部のガードを崩さないからと、紀華は更に脇腹、ガードの上から頭部へ拳を叩き込んでいく。
ドスッ、バシッ・・・ドスッ・・・
嫌がるようにロープに逃れようと動きだす曜子。
逃がさないとばかりに、紀華が曜子の髪を鷲掴みにして上を向かせようと振り回すと、堪らず曜子が上を向いた途端にチョークスリーパーを仕掛けるも、曜子が必死にロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、観客席からは曜子に歓声が上がった。
『いいぞぉぉぉ・・・熊多っ、頑張れっ!』
歓声に曜子はロープを掴んでから、喉元を気にしながら立ち上がると、紀華も立ち上がると水着を直していく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に一気に紀華がローキック、パンチと打撃で前に出ると、曜子は苦し紛れにタックルで組み付いていく。
曜子のタックルに組み付いてから押し潰した紀華。
俯せ状態でマットに押しつけられて、自慢のバストもひしゃげて苦しい曜子に、紀華は膝を浮かせてから頭部へ膝蹴りを狙っていく。
しかし曜子も膝蹴りを警戒するも、完全にガードできずに頭に手をやって逃れようとすると、紀華の膝蹴りが炸裂していく。
ゴキッ・・
膝蹴りを受けて嫌がるように藻掻く曜子。
紀華はダメージを与えようと膝蹴りを狙うと、曜子が四つん這いの状態に無理矢理なって紀華の身体を浮かせると、一気に立ち上がって逃れる。
紀華も立ち上がろうとすると、曜子が顔面狙いのサッカーボールキックを放つも、紀華が避けて蹴り足にタックル気味に組み付いていく。
これには曜子が紀華の顔面狙いのパンチを放ちながら倒れ込むと、紀華はサイドポジジョンを奪っていく。
身体を密着させて体重を乗せていく紀華。
曜子も紀華の動きを見ている様子。紀華は体重を乗せては、スタミナを消耗させようとしている様で、積極的に攻めていかない。
曜子も逃れたい状況だが、紀華のポジジョンが上手いからと、逃げられずにスタミナを消耗していく。
一気に腕を狙う紀華。
しかし曜子も紀華の動きに反応すると、腕を引き抜いて逃れると、素早く立ち上がった。
紀華も立ち上がると、素早くミドルキックを叩き込む。
バッシーン・・・
「うっ・・」
ミドルキックを受けて苦悶の表情を浮かべた曜子。
しかし負けずに蹴り返すと、紀華のボディを抉った。
バッシーン・・・
続けて左右のパンチを放つ曜子。紀華の顔面を拳が捉えると、フラついていく紀華。
更に曜子は続けてローキックを太股に叩き込むと、嫌がるような仕草を見せる紀華。
一気に曜子がバストを揺らしながら前に出ると、大振りながらパンチを叩き込む。
バッシーン・・バシィィィ・・・
数発顔面を捉えていく曜子の拳に、紀華がガードを固める様にロープ際に詰まっていく。
その紀華のお腹にミドルキックを放つ曜子は、続けてローキックを太股に叩き込んだ。
バッシーン・・
紀華の太股が内出血を起こしていくと、観客席からは歓声が上がった。
ジャブ気味にパンチで牽制する紀華。
しかし曜子も押しているからと、ガードしてから前蹴りで蹴りこむと、フラついた紀華の髪を鷲掴みにして顔面へ膝蹴りを狙った。
曜子の膝蹴りに蹴られる前に組み付いてガードする紀華。この辺はベテランだけに巧いところ。
組み付かれた曜子がフラつくと、紀華がバランスを崩させて倒していくと、グラウンド状態に持ち込んだ。
サイドポジジョンを奪いにいく紀華に、曜子は藻掻くようにロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが紀華を止めていくと、水着を直しながら立ち上がる紀華。
曜子もビキニを気にしながら立ち上がると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める紀華と曜子。
紀華が左右のパンチを放つと、曜子はタックルを仕掛けると、紀華の反応が遅れて組み付いた曜子。
そのまま勢いで倒していくと、素早くサイドポジションを奪っていく。
Jカップとも言われるバストを押しつけて、紀華の動きを封じようとする曜子。
紀華も曜子の動きを見ていると、曜子は脇腹へパンチを入れていく。
バシッ、バシッ・・
曜子のパンチに嫌がるように藻掻く紀華。
更に腕を狙おうとする曜子に、紀華は藻掻くようにロープに逃げようとするも、曜子が脇腹へハンマーパンチを連打した。
小刻みに紀華にダメージを与えていく曜子。しかし紀華もロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に曜子が立ち上がると、紀華も水着を直しながら立ち上がる。
お互い汗を流してスタミナも消耗していくも、試合は続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく紀華と曜子。
紀華がフェイントを掛けて前に出ると、曜子が引っかかると紀華の左右のパンチが顔面を襲う。
バシッ、バシッ・・
顔を殴られて動きが止まる曜子に、首相撲の体勢に持ち込んで膝蹴りを狙う紀華。
しかし曜子が組み付いて膝蹴りをガードすると、揺さぶる様にして倒しにかかった。
紀華も踏ん張ると、逆に倒していくと、素早く馬乗り状態に持ち込もうとするも、曜子が藻掻いて跳ね返すと、両者ともに素早く立ち上がった。
これには観客席からも歓声が上がると、紀華も曜子も呼吸を荒げながらもガードを固めた。
そこへ紀華のハイキックが放たれると、ガードの上からも圧力を与えていく。
続けてローキックが太股に炸裂すると、曜子の太股がドス黒く一部が変色していく。
曜子が距離を置こうとすると、紀華は太股を狙ってローキックを叩き込む。
バッシーン・・・
明らかに効いている表情を浮かべた曜子。
更にローキックを叩き込む紀華に、曜子も意地を見せてのローキックを返していく。
バシィィィ・・・
曜子のローキックに、一瞬フラついた紀華。
しかし踏み込んで左右のパンチを放つと、曜子も殴り返していく。
殴り返す曜子に、紀華は首相撲のに捉えると、曜子の身体を揺さぶりだしてから、強烈な膝蹴りを叩き込んでいく。
ドスッ・・
「ぐっ・・」
膝蹴りを受けて動きの止まる曜子。
ダウン寸前に見えるも、必死に組み付いていくと、紀華がロープ際に連れ込んでいく。
そして曜子をロープに押しつけると、お腹に膝蹴りを叩き込んだ。
ドスッ・・
「うげっ・・・うううっ・・」
鍛えているとは言え、強烈な衝撃に胃液の様なものを垂れ流す曜子。
身体をくの字にしていると、紀華が顔面へパンチを連打していく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
容赦ないパンチの連打に苦しい曜子。
必死にガードしていくと、苦し紛れにタックルを仕掛けると、紀華が組み付いた。
倒せなかった曜子に、逆に紀華が潰すように曜子をマットに倒すと、俯せ状態の曜子の上に覆い被さっていく紀華。
Jカップバストがマットに押しつけられてひしゃげている曜子。
苦悶の表情を浮かべる曜子に、紀華は体重を乗せてスタミナを消耗させていく展開になっていくと、時折パンチを叩き込む。
殴られて身体をビクンとさせて嫌がる曜子。
その曜子のバックマウントを取っていく紀華は、曜子の背後からバストや側頭部にパンチを入れていく。
殴られて嫌がるようにガードを固める曜子に、紀華は仰向けにしようとパンチを入れながらも狙っていくも、曜子も仰向けにされたら危険だからと耐えていく。
少しずつロープに逃れようとする曜子。しかし紀華も逃がさないとばかりにパンチを入れていく。
曜子の手がロープに届きそうになると、紀華も髪を鷲掴みにして上を向かせた。
必死にロープに逃れようと手を伸ばす曜子。紀華に髪を掴まれて苦しい状態の中、必死にロープを掴んだ。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが紀華を止めていくと、ここで紀華が立ち上がっていく。
水着を直しながらも、紀華自身もスタミナの消耗から苦しい展開だけに、曜子にロープに逃げられたのは痛い展開。
逆にロープに逃げた曜子も、スタミナを相当消耗して全身汗だらけになっていて、立ち上がったも呼吸が荒れている。
ビキニを直しながら呼吸を整えると、紀華も汗を拭いながら呼吸を落ち着かせていくリング上。
『ファイト!』
そのリング上にレフリーの掛け声が飛ぶと、構えて前に出る紀華。
曜子も紀華の打撃を警戒してガードを上げていると、紀華は軽くローキックを放つ。
バシッ・・
紀華のローキックに、バストを揺らしながらミドルキックで応戦した曜子。
その曜子に、紀華はローキックを叩き込んでは蹴りこんだ。
曜子の太股が内出血でドス黒くなっていて痛々しいが、紀華の蹴りに動きが鈍くなっていた。
苦悶の表情も浮かべる曜子に、紀華はローキックを叩き込む。
バシッ・・
更にローキックと思って意識を下に向ける曜子に、紀華は必殺ブラジリアンキックを放った。
バッシーン・・・
顔面への衝撃に倒れ込んだ曜子。
しかし転がるようにロープに逃れると、レフリーが曜子に続行の意志確認をしていく。
紀華は距離を置いて、蹴りが決まったのにと驚く中、曜子はフラフラになりながらも立ち上がって構えた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、紀華が容赦なく顔面へパンチを叩き込むと、曜子も返すもフラつきながらコーナーに追い詰められていく。
背中をコーナーに向けて、ガードすると紀華はお腹にパンチを叩き込んだ。
ドスッ・・
「うぐっ・・」
苦悶の表情を浮かべた曜子に、紀華は膝蹴りをボディに叩き込むと、曜子の口から胃液の様なものが吐き出された。
ドスッ・・
「グエッ・・・うえっ・・」
身体をくの字にしてダウンは免れた曜子。
しかし紀華が狙いを定めて顔面へハイキックを放つと、ダウンが予想されたが曜子は紀華の蹴り足をキャッチした。
必死にグラウンド状態に持ち込もうとする曜子。
バランスを崩して倒れ込んだ紀華に、曜子がアキレス腱固めを仕掛けると、紀華が激痛にロープに逃れる。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが曜子を止めていくと、まさかの反撃に観客席も盛り上がっていく。
紀華が立ち上がると、曜子もフラつきながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーが続行させていくと、紀華はガードを固めた。
曜子も打撃になると思いガードを固めると、踏み込んでジャブを放っていく。
紀華がガードしながら、曜子の動きを見ていると、カウンターのパンチを顔面に叩き込んだ。
バシッ・・
カウンターを受けてフラつく曜子。
その瞬間、紀華が髪を鷲掴みにして下を向かせるようにして、バストへ膝蹴りを叩き込む。
グニュ・・・グニュ・・・
容赦なくJカップバストへ膝蹴りが炸裂していくと、曜子は苦悶の表情を浮かべて膝をつく。
しかし紀華は髪を放さずに、顔面へ膝蹴りを叩き込むも、曜子が組み付くようにガードした。
その曜子を俯せ状態にしてバックマウントをとった紀華。
背後から激しいパンチの連打を後頭部や側頭部へ叩き込んでいくと、曜子は何も出来ずに両足をバタバタさせては、両手で必死に顔をガードしようとしている。
紀華の容赦ないパンチ攻撃に観客席も盛り上がっていくと、一方的な展開にレフリーも試合を止めるかと考え出す。
更に紀華が曜子を仰向け状態にしていくと、曜子のバストへもパンチを落としていく。
グニュ・・グニュ・・グニュ・・
Jカップバストも内出血で痣ができて痛々しい展開。
顔面へはハンマーパンチが叩き込まれると、曜子は鼻血を噴きだした。
紀華のパンチは続いていくと、曜子の両腕を足で挟んでガードできないようにすると、まさに公開処刑とも言える顔面へ打撃が続いていく。
バキッ、ゴキッ・・
口の中も切って、唇も血で染めている曜子。涙目になりながらも耐えている。
紀華もレフリーが止めないからと、顔面へのパンチを止めないと、観客席からは歓声が起きていく。
『紀華ぁぁぁ、熊多の顔面を崩壊させてやれよ!』
『もっと殴っちゃえ!』
残酷な期待を込めた歓声に、曜子は何も出来ずに殴られていく。
ここでレフリーが危険と判断してゴングを要請すると、一方的な展開になった試合が終わりを告げるのであった。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされて、紀華が立ち上がっていく。
足元には涙目になった曜子がグッタリしていると、リングドクターが応急処置をしていくのであった。
『勝者、藤原紀華っ!』
リングアナのコールに片手を挙げられていく紀華。
しかしその表情に笑顔はなく、疲れの色が浮かんでいる。
対して曜子は紀華に対して健闘したと言う事で、地下プロレスでの評価が上がるのであった・・・。



第41試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、鈴本ちなみ。白いビキニに白いリングシューズ姿のちなみだが、瀧澤沙織との試合のダメージで全身に痣なども浮かんでいて痛々しい姿でのリングイン。歓声を浴びるも、その表情は少し暗く見えている。
そのちなみとの対戦にリングに上がるのは、末広涼子。白い競泳水着に白いリングシューズ姿の涼子は、長沢まさみとの試合のダメージも見せないようにリングに上がると、観客席に一礼してコーナーに進んでいく。
歓声に包まれていくリング上で、ちなみと涼子は視線を合わせずにコーナーに寄りかかっていると、リングアナがコールを始めていく。
『第41試合スレンダー級準決勝第2試合・・・青コーナー〜・・・身長167p、上から80、59、86・・・25歳・・・Eカップ鈴本ちなみ〜っ!』
コールを受けて笑顔を浮かべて片手を挙げてアピールするちなみ。しかしトーナメントでのダメージで、身体は痛々しい・・・。
『赤コーナー〜・・・身長161p、上から81、59、85・・・34歳・・・末広涼子〜っ!』
そして涼子がコールを受けると、一礼していくもちなみの身体のダメージに、短期決戦に勝機を見出そうと考えている。
お互いが水着を直しながら歓声を受けていると、試合開始のゴングが打ち鳴らされていくリング上。
『カァーン!』
試合開始のゴングにコーナーから飛び出していくちなみと涼子。
まずはリング中央で睨み合っていくと、涼子が片手を伸ばして誘い込む。
ちなみはなかなか組み合わず、様子を見ているも、涼子の誘いに手を伸ばしていくと、いきなり涼子が喧嘩キックを叩き込んだ。
ドスッ・・
「うっ・・」
ビキニ姿だけに、生腹に蹴りを受けて苦しむちなみ。
素早くヘッドロックに捉えていく涼子は、そのまま締め上げていくと、ちなみが苦悶の表情を浮かべていく。
しかしちなみがロープに振って返していくと、ロープから戻ってきた涼子にドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・・
これには涼子が転がるようにリング下に逃れていくと、ちなみは立ち上がってビキニを直していく。
リング下では、涼子がペットボトルを手に水を口にすると、ゆっくりとリングサイドを歩きながらリング上のちなみを睨み付けていく。
レフリーはロープ際のちなみを離そうとするも、ちなみロープ際で何か仕掛けたいとばかりに前に出る。
ゆっくりと涼子がリング上に戻ろうとすると、ロープ越しに張り手を叩き込むちなみ。
バッシーン・・・
張り手にフラついた涼子。
続けてロープ越しに張り手を叩き込んでいくちなみに、涼子が顔面を掻きむしった。
グリッ・・
「んああぁぁぁ・・・」
顔面を掻きむしられて悲鳴をあげて痛がるちなみ。
その隙にリング内に戻ると、続けてお腹にパンチを入れていく涼子。
そしてフラついたちなみの髪を鷲掴みにすると、顔面をトップロープに押しつけて擦りつけていく。
ギュギュ・・ギュ・・・
「あああぁぁぁぁぁ・・・・」
摩擦熱で絶叫するちなみ。
更にコーナーポストに顔面を叩き付けては、フラついたところをバックドロップで投げ捨てる涼子。
バッシーン・・・
バックドロップに仰向けで動きの止まるちなみ。
涼子は立ち上がると、トップロープに上がってアピールしてから、ちなみのお腹にフットスタンプを落としていく。
ドスッ・・
「ぐ、グエッ・・・」
ちなみが苦悶の表情を浮かべて身体をくの字にして苦しんでいると、涼子が髪を掴んでから、強引にパイルドライバーの体勢に持ち込んでいく。
そして脳天からマットに叩き付けると、ちなみがグッタリしていく。
ゆっくりとフォールする涼子に、レフリーがカウントを数えた。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・・』
しかしちなみが返していくと、涼子は立ち上がってからちなみのEカップバストへストンピングを激しく叩き込むと、悶えるちなみをリング下に落としていく。
そしてリング下で苦しむちなみを、涼子は髪を掴んで起こしてからと、観客席に向かって振っていく。
ガッシャーン・・・
鉄柵に叩き付けながらも、観客席側に倒れ込んでいくちなみ。
目の前のビキニ姿の汗ばむスレンダー美女に、観客達は興奮を抑えきれず手を伸ばしていく。
「きゃああぁぁぁ・・・」
ちなみが絶叫する中、観客達がちなみを押さえつけては、バストを揉み出したりヒップを触って感触を楽しんでいる。
涼子は笑みを浮かべてリング上から、観客達に襲われているちなみを見ていた。
「い、いやあぁぁぁ・・・やめてぇぇぇぇ・・・」
必死に逃れようとするちなみ。
しかし観客の1人がショーツの中に指を入れていくと、秘部まで触られて絶叫していく。
抵抗しているちなみは、スタミナを消耗して可哀想な展開になっていくも、観客席からは歓声が起きている会場内。
「そろそろ決着をつけるわよ!」
涼子が叫ぶと、リング下に降りて観客席からちなみの髪を鷲掴みにしてリング上に戻していくと、ちなみは観客達の弄ばれて体力を消耗して抵抗できないでいた。
水着までは剥ぎ取られなかったちなみに、涼子は膝蹴りを叩き込んでダウンさせると、強引に逆エビ固めに持ち込んでいった。
腰を落として痛めつけていくと、ちなみが絶叫していく。
「痛いぃぃぃぃぃ・・・・いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
必死で耐えるちなみ。しかし全身からは汗が噴き出していて、もうギブアップ寸前と言う印象に、観客席からもギブアップコールまで飛び出している。
『ギブアップ・・ギブアップ・・・ギブアップ・・・』
観客席の声に、ちなみが涙を浮かべながらも耐えていると、涼子が揺さぶっていく。
「背骨が折れちゃうかもよ・・・」
その言葉にちなみはロープに逃げようと手を伸ばすと、ビキニから乳房が飛び出してしまった・・・。
『おおっ、ちなみちゃんのオッパイが飛び出してるぞ!』
観客席の声に追い込まれていくちなみ。
観客席での抵抗でスタミナも消耗しているちなみは、涼子の逆エビ地獄と観客からの言葉に、マットを叩いて涙を流していく・・・。
「あああぁぁぁぁぁ・・・・も、もうダメェェェェェ・・・・・・」
流石のちなみも、ロープに逃れる事が出来ずにマットを叩いてギブアップをアピールするも、ギブアップの言葉がないからレフリーが止めないリング上。
『鈴本っ、ギブアップ?』
レフリーが問いかけると、ちなみは絶叫した。
「ギブアップ、ギブアップ・・・もうダメェェェェ・・・・止めてぇぇぇぇ・・・」
泣きながらギブアップを哀願するちなみに、レフリーがゴングを要請するのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングの音に涼子が逆エビを解いていくと、グッタリするちなみ。
『勝者、末広涼子っ!』
リングアナのコールにガッツポーズで応える涼子。
流石はヒールファイトまで対応する涼子だけに、ちなみは完敗した形になったが、悔しそうな表情を浮かべてリングを降りていくのであった。
スレンダー級は、これで真鍋かおりと末広涼子の決勝が決まって、観客達も盛り上がっていた・・・。



第42試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、アキバ48の児嶋陽菜。ピンク色のビキニに白いリングシューズ姿で堂々のリングイン。
決勝を大嶋優子と闘おうと思っていた陽菜にとって、優子が12歳に敗退したからと、自らが決勝のリングで仇を取ろうと気合いの入ったリングイン。
その陽菜の相手としてリングに上がるのは、杉元有美。堂々とした白いビキニに白いリングシューズ姿で、手にはオープンフィンガーグローブを着けている。陽菜は素手だったが打撃勝負を狙っていない様子。陽菜はコーナーを背に有美を見つめていた。
『第42試合、グラビア級準決勝第2試合・・・青コーナー〜・・・身長164p、上から80、60、86・・・26歳・・・児嶋陽菜〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする陽菜。グラヒア受けする身体をビキニに包んで、観客席から視線を集めている。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・25歳・・・Cカップ・・・杉元有美〜っ!』
そして有美がコールを受けると、観客席からは歓声が起きて有美も一礼していくリング上。
地下プロレスの実績からも、有美が圧勝が予想されるも、トーナメントで勝ち上がってきた陽菜だけに、どういう試合展開になるのか・・・。
レフリーがルールの説明をしていくと、コーナーに別けられて試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
試合開始のゴングと共に、コーナーを勢いよく飛び出した陽菜と有美。
距離を置いて睨み合うと、有美かガードを上げて打撃スタイル、陽菜はプロレス的な構えで睨み合っていく。
バシッ・・
まずは有美がローキックを放つと、陽菜は嫌がるように距離を置いていく。
その陽菜に、有美は追い込むようにローキックを叩き込むと、嫌がる表情で離れようとする陽菜。
更にローキックを叩き込む有美に、陽菜は蹴られながらも前に出て張り手を叩き込む。
バッシーン・・・
張り手に対してパンチで返す有美に、強引にヘッドロックに持ち込んでいく陽菜。
有美がロープに振ろうとすると、踏ん張って耐えて締め上げると、そのままブルドッキングヘッドロックで叩き付けていく。
更に素早く俯せ状態の有美のバックを奪うと、背後から後頭部へエルボースマッシュを連打すると、嫌がるように有美がロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが陽菜を止めていくと、ゆっくりと立ち上がって距離を置く陽菜。
有美もビキニを直しながら立ち上がると、陽菜がレフリーの掛け声の前に喧嘩キックを叩き込んだ。
ドスッ・・
「あうっ・・」
蹴られて倒れ込む有美に、陽菜はストンピングを連打して痛めつけると、髪を掴んで起こしていく。
しかし有美がお腹にパンチを入れて抵抗すると、お返しにヘッドロックで返した。
有美のヘッドロックに、陽菜は身体を密着させてバックドロップを狙うも、有美も重心を下げて投げられないようにして締め上げた。
すると、ロープに振るようにして逃れる陽菜は、返ってきたところをドロップキックを叩き込む。
バッシーン・・・
ドロップキックを受けて倒れ込む有美。
素早く立ち上がると、陽菜が続けてのドロップキックを叩き込んでいく。
バッシーン・・・
バストにドロップキックを受けて咳き込む有美。
動きが鈍ると、陽菜が髪を掴んで起こしてから、首投げでマットに叩き付けてから、ヘッドシザースで締め上げていく。
苦悶の表情でロープに逃れようとする有美。
陽菜もスタミナを奪おうと左右に揺さぶりながら有美を痛めつけると、有美の足がロープに届いた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが陽菜を止めていくと、技を解いて有美を解放していく陽菜。
「コホッ・・コホッ・・」
咳き込みながらも立ち上がる有美。
陽菜もビキニを直しながら立ち上がると、レフリが続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、有美が軽くジャブ気味のパンチを放つと、陽菜はパンチを避けてタックルで組み付いた。
いきなりのタックルに対応できない有美が倒れ込んでグラウンド状態になっていくと、陽菜がサイドポジジョンを奪って組み付いていく。
ビキニ美女同士の取っ組み合いに歓声が上がる中、藻掻く有美に陽菜は組み付いてスタミナを奪おうとしていく。
体重を乗せていくと、スポットライトなどの影響からも汗だくになってオイルレスリングの様に素肌が光輝く有美と陽菜。
一気にバックを奪ってから、チョークスリーパーを仕掛けた陽菜。
これには有美が焦るようにロープに手を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、陽菜が技を解いて立ち上がると、有美のヒップへストンピングを落として離れた。
有美は転がるようにしてロープ際にエスケープすると、呼吸を整えながら立ち上がっていく。
そしてペットボトルを手に水分補給をすると、ガードを上げて距離を詰めていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に陽菜も警戒しながら距離を詰めていくと、有美がハイキックを放った。
しかし距離が合わずに空振りになると、陽菜は蹴りに警戒してガードを上げていく。
ガードが上がると、有美が踏み込んでローキックを叩き込むと、陽菜の太股がドス黒く変色していった・・・。
流石陽菜も太股の痛さに表情を険しくすると、有美はローキックを更に叩き込んでいく。
バッシーン・・・
「うっ・・・」
嫌がる陽菜に、有美は太股へのローキックを連打する。
バシィィィ・・・・バシィィィ・・・
ローキックを受けて必死に距離を置こうとする陽菜。
堪らずロープに逃げると、有美が踏み込んで顔面へハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
顔面へのハイキックにロープ際グッタリとダウンした陽菜。
更に殴りかかろうとする有美に、レフリーが止めていく。
納得のいかなそうな有美を離して、レフリーが陽菜をチェックしていくと、陽菜は続行の意志を表した。
フラつきながら立ち上がる陽菜。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、有美はチャンスとばかりにローキックを叩き込んでから、嫌がる陽菜の顔面へパンチを連打していくと、ロープ際に詰まって顔面に何発もパンチを受けて苦しい陽菜。
しかし意地を見せて首相撲の体勢に持ち込んで、ボディに膝蹴りを入れて抵抗する陽菜。
ドスッ・・
「うぐっ・・ううっ・・」
膝蹴りを受けて動きが止まった有美。更に陽菜が股間へアッパーを叩き込むと、股間を痛打して座り込む様にダウンする有美。
更に髪を鷲掴みにして顔面へ膝蹴りを狙う陽菜。
しかし股間の激痛に耐えながらも、有美も陽菜の股間を殴りつけた。
ゴキッ・・
「うっ・・」
流石に股間を殴られて苦しい陽菜。
有美は立ち上がると、お返しとばかりに陽菜の髪を掴むと、顔面へ膝蹴りを狙うも陽菜が必死に組み付いて押し込んだ。
有美は両足で陽菜の頭部を挟むと、小刻みに飛び跳ねてダメージを与えていくと、陽菜は逃れようとするも振り回されていく。
そして放してから立たせると、陽菜が必死に張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・・
張り手を受けて殴り返す有美。
バシィィィ・・・
殴られても張り手を返す陽菜。
お互いが意地になって張り手と殴っていくと、陽菜は口の中を切って血飛沫を飛ばし出している。
しかし有美も切れたのか、唇に血を滲ませながら殴りつけていくと、陽菜がタックルを仕掛けた。
上手く肩に乗せるように有美を抱え上げると、陽菜が水車落としを炸裂させた。
バッシーン・・・
これには有美はマットにグッタリしていくと、陽菜はフラつきながらも立ち上がると、有美の両足を抱え込んで逆エビ固めを仕掛けた。
グイッ・・・
「あうっ・・うううっ・・・」
全身に走る激痛に必死で耐えていく有美。
「ギブアップする?・・・どうなのよ!」
陽菜は揺さぶりながら有美にギブアップを迫るも、有美は必死にロープに逃れようと手を伸ばしていく。
少しずつロープに近づく有美の手。陽菜もギブアップ狙いで必死に極めていくも、有美の手がロープに届いていく・・・。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に陽菜が技を解くと、グッタリしていく有美。
その有美の背中にヒップドロップを落としてから、アピールしてリング中央へ戻っていく陽菜。
有美はビキニを気にしながら立ち上がると、ロープを掴みながら呼吸を整えていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、陽菜は距離を詰めると張り手を叩き込むと、有美が堪らずガードする。
ガードする有美に構わず勢いある張り手の連打を叩き込む陽菜。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
陽菜の勢いにコーナーに追い込まれていく有美。
堪らず蹴りを出して距離を置こうとするも、陽菜も必死になって蹴られても前に出て行く。
グイッ・・・
そして有美の髪を鷲掴みにすると、顔面狙いの膝蹴りを叩き込む陽菜。
ゴキッ・・
完全には決まらないも、顔面に膝を受けて座り込む様にダウンする有美。
更に髪を鷲掴みにして額にパンチを連打する陽菜。
バキッ、ゴキッ・・
激しいパンチ攻撃に組み付こうとする有美。
しかし陽菜が顔面へ更に膝を狙うと、有美が足に組み付いてガードするも、殴られたりで苦しい展開に追い込まれていく。
陽菜が有美をコーナーに押しつけながら、喧嘩キックを叩き込んでいくと、苦悶の表情を浮かべる有美。
グッタリしている有美に、陽菜は距離を置いてから低空ドロップキックを叩き込むと、コーナーでグッタリと倒れ込んだ有美。
更にトップロープを掴んで、コーナーでグッタリする有美を踏みつけていく陽菜。
これには有美もロープを掴んでアピールすると、レフリーが陽菜を止めていくリング上。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められながらも踏みつけていく陽菜。
しかしレフリーがが無理矢理コーナーから離していくと、有美はビキニを直しながら立ち上がるも、踏みつけられたダメージなどで苦しそうな表情を浮かべている。
陽菜は挑発的に手招きしていくと、有美は呼吸を整えながらも距離を計った。
『ファイト!』
レフリーが掛け声を放つと、陽菜から前に出て張り手を叩き込む。
バッシーン・・・
張り手を受けてフラついた有美に、続けてヘッドロックで締めていく陽菜。
続けてブルドッキングヘッドロックでマットに豪快に叩き付けると、素早くキャメルクラッチの体勢に持ち込んでいく。
グイッ・・
「あうっ・・」
上半身を反らされて苦しい有美。両足をバタバタさせて藻掻いている。
口から涎を垂れ流すようにして苦しむ有美。陽菜も揺さぶってはスタミナを奪ってダメージを加えていくリング上。
耐える有美に、陽菜は技を解いて立ち上がってから後頭部にストンピングを叩き込んでいくと、有美はグッタリする様に転がりながらリング下に逃れていく。
リング下でグッタリしている有美に、陽菜はリング上からガッツポーズで観客席にアピールすると、歓声を浴びながらリング下に降りていった。
リング下の有美の髪を鷲掴みにして起こそうとすると、有美もお腹にパンチを入れて抵抗すると、続けて陽菜の髪を鷲掴みにして鉄柱に叩き付けた。
ゴッキーン・・・
「んあぁぁぁぁ・・・」
堪らずフラフラする陽菜に、有美は後頭部へハイキックを叩き込む。
バシィィィィ・・・
「あうっ・・」
ハイキックを受けて鉄柱に額から当たってしまって倒れ込む陽菜。
有美もフラつきながらも陽菜の髪を掴んで起こしていくと、リング上に戻そうとしていく。
その陽菜の額が割れて流血していると、有美はエプロンサイドに顔面を叩き付けてからリング上に陽菜を戻すと、ゆっくりと自らもリングに戻った。
額から出血にショックを受ける陽菜。額の傷を気にしている陽菜に、有美はサッカーボールキックを叩き込んで倒すと、続けてバストなどへもストンピングを叩き込んでから、喉元にニードロップを落としていく。
有美の激しい攻めに藻掻く陽菜は、必死に転がるようにロープに逃げると、レフリーが有美を止めて離していく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが離していくと、陽菜はビキニを直しながら呼吸を整えながら、ゆっくりと立ち上がっていく。
その陽菜の傷の様子をチェックするレフリー。しかし試合は続けられていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に向かい合う陽菜と有美。
しかし陽菜はニードロップのダメージに苦しそうな表情を浮かべていると、有美は容赦なく顔面狙いのパンチを放っていく。
バシッ、バシッ・・・バシッ・・
顔面へのパンチの連打にフラつく陽菜。傷口も狙われて出血も酷くなると、目に地が入って視界も奪われて苦しい展開になっていくも、陽菜はパンチを放ってくる有美に、タックルを仕掛けて組み付こうとしていく。
有美も組み付かれないようにと、パンチを打っては距離を置いていくと、返り血を浴びながらも、打撃を放っていく。
陽菜の額から出血が酷くなっていくと、陽菜自身も視界を奪われて苦しい展開になっていく。
有美が前に出ると、陽菜は組み付こうとタックルを仕掛けると、ダメージからも勢いが無くなると、有美は狙った様に組み付くようにして顔面へ膝蹴りを合わせた。
ゴキィィィィ・・・
鈍い衝撃音がリング上に響くと、次の瞬間に陽菜が膝をついた。しかし必死に有美に組み付いていく陽菜。
その陽菜の髪を掴むと、有美は容赦ない顔面への膝蹴りを叩き込んでいく。
ゴキッ、バキッ・・
これには陽菜がグッタリと崩れ落ちると、バックマウントからパンチを連打していく有美。
流石にレフリーも危険と判断して試合を止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、有美は立ち上がって呼吸を整えていく。
『勝者、杉元有美っ!』
リングアナのコールに片手を挙げられていく有美。
陽菜は大流血状態でグッタリしていると、リングドクターが応急処置をしていくのであった・・・。
顔面への膝蹴りに、顔が少し腫れている様にも見える陽菜は、担架に乗せられてリングを降りるも、有美に対して善戦したので観客席からは歓声が送られていくのであった。



第43試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、観客達を驚かせた勝利を挙げた吉澤明歩。白いビキニに白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に向かって一礼して歓声を浴びていく。AV嬢としてトップクラスの活躍をしている明歩。地下プロレスでも女祭りでまさかの準決勝進出に、観客席も盛り上がっている。
その明歩の対戦相手としてリングに上がるのは、女優の米蔵涼子。堂々と黒い競泳水着に黒いリングシューズ姿でリングに上がると、観客席に向かって片手を挙げてアピールしていく。
流石に明歩も涼子の登場に緊張感を隠せないものの、左藤江梨子を関節技で下したのは進化が見えている。
対して、若手の岩先名美を倒しての準決勝進出の涼子も、ここは明歩から勝利して決勝戦にいきたいところ。ここで勝てば、決勝では藤原紀華とのトップ対決が待っている・・・。
『第43試合、無差別級準決勝第2試合・・・青コーナー〜・・・身長161p、上から86、58、86・・・30歳・・・Eカップ・・・吉澤明歩〜っ!』
コールを受けて一礼していく明歩。明歩のビキニ姿にも歓声が起きていく。
『赤コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・39歳・・・米蔵涼子〜っ!』
そして涼子がコールを受けると、観客席から期待の声が飛び交うと、涼子はガッツポーズで応えていく。
歓声が響く会場内。そしてリング上ではレフリーがリング中央で明歩と涼子にルールの確認をしていくと、お互いは視線を合わさずにレフリーの言葉を聞いている。
そしてコーナーに別けられると、試合開始のゴングが打ち鳴らされるのであった・・・。
『カァーン!』
ゴングと共にコーナーから飛び出していく涼子と明歩。
まずは距離を置いて睨み合っていると、涼子がガードを上げて距離を詰めていく。
前に出る涼子に、明歩は素手での顔面パンチが認められているだけに、打撃を警戒して距離を計っていくリング上。
涼子の打撃を警戒して、ガードを上げながら前に手を出しては、距離を計っている。
バシッ・・
まずは涼子が軽くローキックを叩き込むと、明歩は足を浮かせて威力を殺していく。
更に距離を詰めようとする涼子に、明歩が距離を置いていくリング上。
明歩も涼子に対しては実力差を感じていて、真正面からでは勝てないと感じている様子。
少しずつ涼子が距離を詰めていくと、明歩はロープ際に追い込まれていく形になるも、焦りの色を見えないでいた。
更に涼子が前に出ると、明歩はコーナーに追い詰められていく。
ここで涼子が軽くジャブ気味にパンチを放つと、明歩は届かないからとガードせず、涼子の動きを見ている。
更に涼子が前に出ると、明歩が素早くタックル気味に組み付いていく。
上手く涼子にタックルを仕掛けた明歩は、体勢を入れ替えて涼子をコーナーに押し込むと、足を絡めて倒しにかかるも、ロープを掴む涼子にレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に放していく明歩。
涼子も明歩のタックルに驚いた様子だが、足を絡めてきた事に、警戒感を露わにしている。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく明歩と涼子。
距離が詰まると、涼子がローキックを狙うも、またも明歩がタックルを仕掛けて組み付いた。
蹴られながらも組み付くと、上手くテイクダウンを奪っていく明歩。
上手くサイドポジジョンを奪っていく明歩に、涼子は明歩の動きを見るように受けている。
明歩は涼子の腕を狙っていくと、関節技で極めていこうとするも、涼子もロープに足を伸ばした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に明歩が立ち上がると、ビキニを気にしながら呼吸を整えていく。
涼子も水着を直しながら立ち上がると、明歩との距離を置いていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を計る涼子に、明歩はガードを上げて距離を詰めようとする。
明歩が前に出ると、涼子は打撃で離そうと狙うも、明歩も微妙な距離感を保っているリング上。
少しずつ明歩が出て行くと、涼子が下がりだしてロープ際に追い込まれると、前蹴りで牽制していく涼子。
前蹴りは避けて、逆にローキックを軽く合わせた明歩。
バシッ・・
その明歩の蹴りに、涼子はローキックを返してからミドルキックと蹴りを連打すると、明歩がタックルを仕掛けて組み付いた。
涼子に組み付いて倒そうとすると、そのまま上手くテイクダウンを奪っていく明歩。
素早くサイドポジジョンを狙って押さえ込んでいくと、体重をを乗せるようにして組み伏せていく。
涼子も明歩の動きを見ているも、上を取られて体重が乗るとスタミナを消耗していくのであった。
涼子が下から抱きつくようにしてから、体勢を入れ替えようと動くと、明歩も涼子の動きに合わせて押さえ込んでいく。
額から汗を流しながらも、涼子はロープに足を伸ばそうと動くと、明歩は少しずつロープに近づくからと、そのまま流れる様にロープに逃がした。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、明歩が立ち上がっていく。
涼子も水着を直しながら立ち上がるも、少し呼吸を荒くしているも、その視線は鋭いまま。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく両者。
打撃で前に行こうとするも、明歩の組技を嫌がるように前に出られない涼子。
明歩も打撃を警戒して前に踏み込まないと、緊張感あるリング上の状態に観客席が盛り上がっていく。
涼子が少しずつ距離を詰めると、明歩はガードを上げて打撃を警戒すると、軽く左右の掌底気味の張り手を放つ涼子。
その涼子の張り手に、明歩がローキックを合わせて蹴りこむと、そのまま踏み込んでタックルを仕掛けた。
これには涼子が反応して押し潰す形で押さえ込むと、明歩がマットに俯せの体勢になって、涼子が上から覆い被さった形になっていく。
マットに押し潰されて、ビキニに包まれたバストが変形する明歩。
涼子が体勢を入れ替えようと動くと、明歩も動いてロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが涼子を止めていくと、ここで立ち上がる涼子と明歩。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、涼子が前に出ると明歩がタックルを狙うと、涼子膝蹴りを狙っていく。
しかし明歩が膝蹴りをガードして組み付いていくと、上手く涼子を倒してテークダウンを奪った。
仰向け状態の涼子に、明歩が上から腕を固めようとしていく。
涼子もロープに逃げようとするも、ロープが遠く届かないと、明歩が腕を極めようとしていく。
嫌がるように藻掻く涼子に、一気に腕拉ぎ逆十字固めを狙う明歩。
涼子も必死に腕が伸びない様にクラッチすると、明歩が揺さぶりながら極めようとすると、涼子のクラッチが外れて伸びようとすると、強引に腕を引く涼子。
汗で滑ったのか明歩が放してしまうと、素早く立ち上がって構える涼子。
明歩もチャンスが潰れて悔しそうな表情を浮かべると、立ち上がってタックルを仕掛けた。
しかし涼子がカウンターの膝蹴りを放つと、明歩のボディを抉った。
ドスッ・・・
「うっ・・」
カウンターの膝蹴りに動きの止まる明歩。
苦悶の表情を浮かべていると、涼子は拳を握りしめてから顔面へパンチを放った。
バキッ・・
顔面パンチにフラつく明歩。
更にパンチが炸裂していくと、嫌がるように距離を置いていく明歩。
バシッ、バシッ・・・
完全に殴り合いを嫌がって逃げる明歩に、追い込む様に殴りつけていく涼子。
顔をガードしてコーナーへ追い込まれた明歩。そのビキニ姿の生腹へ、涼子がサイドキックを叩き込む。
ドスッ・・
「うげっ・・うううっ・・」
お腹への衝撃に涎を垂らして苦しむ明歩。
更に涼子が左右の張り手から、コーナー串刺しの膝蹴りを叩き込む。
ドスッ・・・
「ぐふうっ・・うっ・・ううっ・・」
堪らず座り込むようにダウンする明歩。両手で膝蹴りを受けた部分を押さえて動きが止まると、涼子が髪を鷲掴みにして観客席にアピールしていく。
そのアピールする涼子に、明歩が必死に足に絡みつくようにタックルを仕掛けると、バランスを崩しそうになる涼子。
しかし髪を掴んで振り回してから、顔面へ膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキィィィ・・・
鈍い音が響くリング上。明歩の顔面へ容赦ない膝蹴りが炸裂すると、グッタリと明歩が崩れ落ちた。
俯せ状態でダウンする明歩に、涼子は後頭部を踏みつけてアピールしてから、ストンピングを叩き込んでいく。
バシッ、バシッ、バシッ・・
顔面をマットに叩き付けられるような明歩が藻掻くと、髪を鷲掴みにして起こしていく涼子。
しかし明歩が起こされる途中で涼子の股間へパンチを叩き込むと、流石の涼子も動きが止まる・・・。
ゴキッ・・
「うっ・・・」
動きの止まった涼子の腕をキャッチして、明歩が一本背負いを仕掛けると、涼子の身体が宙に浮いてマットに叩き付けられた。
バッシーン・・
いきなりの一本背負いに動きが止まった涼子に、明歩は馬乗り状態になって張り手を連打していく。
バッシーン・・バッシーン・・バッシーン・・
マットに叩き付けられた衝撃で動きの止まった涼子は、ガードしようと藻掻くと、俯せ状態になってしまってバックマウント状態の明歩から背後から叩かれていく展開。
這うようにロープに逃れようとする涼子に、明歩が素早く喉元に腕を滑らせてチョークスリーパーを仕掛けると、涼子の喉元を締め上げた・・・。
苦悶の表情を浮かべて逃れようとする涼子。何とかロープに手が届くと、レフリーが明歩を止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めると、明歩が放していく。
涼子は喉元を気にするようにサードロープを際に倒れていると、明歩もエキサイトしてストンピングを叩き込む。
これにはレフリーが明歩を押しのけて距離を置かせていくと、涼子が水着を直しながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めようとする明歩と涼子。
明歩が先手を取ってローキックで牽制すると、涼子が嫌そうな表情を浮かべながら足を浮かせて対応していく。
更に明歩がローキック、ハイキックと意外な打撃で攻め込むと、涼子はガードしながらローキックを返した。
バッシーン・・
涼子のローキックが明歩の太股を襲うと、フラつく明歩。
更にローキックを叩き込むと、明歩の太股がドス黒く内出血していく。
辛そうな表情を浮かべる明歩。しかし涼子に組み付こうとタックルを仕掛けると、涼子がカウンターの膝蹴りを合わせていく。
ゴキッ・・
鈍い衝撃音が響くと、明歩が膝をついてダウンした・・・。
動きの止まった明歩に、涼子は片手で髪を鷲掴みにすると、片手を握りしめて顔面を殴りつけていく。
バキッ、ゴキッ、バシッ・・・
堪らずマットに崩れ落ちる明歩に、バックマウントの体勢に持ち込んだ涼子。
脇腹へパンチを入れると、痛がる明歩のビキニを鷲掴みにして剥ぎ取ってトップレスにしていくと、強引にキャメルクラッチを仕掛けた。
バストを晒しながら上半身を揺さぶられて苦しい明歩。
『吉澤、ギブアップ?』
レフリーもギブアップの確認をするも、耐える明歩。
両足をバタバタさせて痛がっている明歩に、涼子は揺さぶってギブアップを迫っていく。
耐える明歩。しかし涼子も容赦ない揺さぶりで追い込んでいくと、遂に明歩ははギブアップを口にした・・・。
「ギ、ギブアップ・・・」
明歩のギブアップにレフリーがゴングを要請するのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、涼子は技を解いて立ち上がった。
『勝者、米蔵涼子っ!』
リングアナのコールにレフリーに片手を挙げられていく涼子。
負けた明歩はトップレスのまま、ショーツだけの姿でリングを降りるのであった。
しかし引き上げる花道では、涼子に善戦した明歩に拍手と歓声が送られていくのであった。



第44試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングに上がるのは、今夜がデビュー戦のグラビアアイドルの柳木ゆり菜。白いビキニに白いリングシューズ姿でリングに上がると、緊張しながらも歓声に応えるように一礼していく。
そのゆり菜の対戦相手としてリングに上がるのは、何と柳木ゆり菜の実の姉でグラビアアイドルの柳木いろは。黒いビキニに黒いリングシューズ姿でリングに上がると、ゆり菜を睨み付けてからコーナーに進んでいった。
地下プロレス初、姉妹デビュー戦。それも姉妹対決と言うマッチメーク。
早くも観客席は興奮した観客達が歓声をあげていると、リング上ではゆり菜といろはがコーナーを背に試合開始を待っていた・・・。
グラビア展開していただけに、地下プロレスからのオファーも時間の問題とされていたゆり菜。姉とプロレス特訓をしていただけに、まさかのダブルデビュー戦。姉妹だから手を抜きたいところかも知れないが、ここは地下プロレス。そんな甘い事を言っていたら、2人とも生け贄にされてしまうかも知れないからと、気合いを入れるゆり菜といろは。
『第44試合・・・女祭り特別試合・・・姉妹ダブルデビューマッチを行います!・・・青コーナー〜・・・身長165p、上から84、60、86・・・Eカップ、20歳・・・柳木ゆり菜〜っ!』
コールを受けて一礼していくゆり菜。流石に反対コーナーの姉の姿に緊張を隠せない・・・。
『赤コーナー〜・・・身長165p、上から86、59、85・・・Eカップ、24歳・・・柳木いろは〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールするいろは。姉妹対決だけに、緊張しているのが表情からも理解できた・・・。
レフリーがリング中央でルールを確認していくと、お互いが視線を合わせずにレフリーの言葉を聞いていると、説明が終わったからと別れ際に姉のいろはが張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・・
いろはの張り手に緊張感が走るリング上。
しかしゆり菜は黙ってコーナーに戻ると、ここで試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーを飛び出していくゆり菜といろは。
距離を置いて睨み合う2人に、観客席からは大きな声援が飛んでいく。
『姉妹だろうが地下プロレスは厳しいんだぞ、痛めつけろ!』
『真っ裸にしてやれぇぇぇぇ・・・』
観客席からの声に緊張感が高まっていくと、ゆり菜が走り込む様にドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
ゆり菜のドロップキックにいろはが倒れ込むと、続け立ち上がるいろはの顔面にドロップキックが叩き込まれていくリング上。
顔面へのドロップキックに転がるようにロープに逃れるいろは。
これにはレ不利ーがゆり菜を止めていくと、観客席が盛り上がっていく。
いろはがビキニを直しながら立ち上がると、レフリーが試合を続けさせていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めるゆり菜といろは。
距離が詰まると、強引にいろはがヘッドロックに持ち込んでいくも、ゆり菜がロープに振って返していくと、勢いよく戻ってきたいろはがエルボースマッシュを叩き込んだ。
バキッ・・
「ああっ・・・」
堪らず悲鳴をあげてフラつくゆり菜に、いろはが続けてヘッドロックを仕掛けてから、ブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
豪快にマットに叩き付けてから、動きの止まったゆり菜にキャメルクラッチを仕掛けたいろは。
グイッ・・
顎に両手を掛けられて、上半身を反らされ揺さぶられて痛がるゆり菜。
Eカップバストがビキニに包まれて、そこから見える谷間に注目が集まる中、いろはは揺さぶっては痛めつけていく。
両足をバタバタさせて痛がるゆり菜。
レフリーもギブアップの確認をするも、ゆり菜は耐えていく。
「ノォォォォ・・・・」
痛々しい声でギブアップを拒むゆり菜。
更にスリーパーを仕掛けて痛めつけていくいろは。苦しむゆり菜に歓声があがっていく。
そしていろはが技を解いて立ち上がると、背中にストンピングを叩き込んでから髪を掴んで起こしていくと、ゆり菜がお腹にパンチを入れて反撃した。
苦悶の表情を浮かべながらも、ゆり菜がヘッドロックを仕掛けると、いろはがロープに振って返した。
バストを揺らしながらロープから戻ってきたゆり菜は、そのまま飛び上がる様にフライングボディアタックを仕掛けた。
『ワン・・・ツー・・・』
レフリーがカウントを数えるも、いろはが返した。
返されたからと、ゆり菜が座らせる様にしてスリーパーで締めると、いろはが苦悶の表情を浮かべてロープに逃れようとする。
揺さぶられながらもロープに逃れたいろは。
ゆり菜も揺さぶっていくも、いろはの手がロープに届いた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示にゆり菜が放すと、いろはが咳き込みながらロープを掴んで立ち上がった。
ゆり菜もビキニを直しながら立ち上がると、レフリーが試合を続けさせていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に気合いを入れるゆり菜といろは。
距離を詰めると、いろはが喧嘩キックをお腹に叩き込んでから、身体をくの字にしたゆり菜の髪を掴んで下を向かせると、首筋にエルボーを入れていく。
そのままコーナーに振っていくと、続けて走り込む様にドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・
「ぐふうっ・・」
お腹に串刺しドロップキックを受けてグッタリと倒れ込むゆり菜。両手でお腹を押さえて痛がっていると、いろははトップロープを掴んでヒップなどへストンピングを落としていく。
嫌がるようにロープを掴んでいくゆり菜。いろはの激しいストンピングに悲鳴をあげていると、レフリーがロープだからと止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められても蹴り込むいろは。しかしレフリーが押し戻すと、ゆり菜はビキニを気にしながら立ち上がった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、ゆり菜はお腹を攻められたからと、お返しとばかりに喧嘩キックを叩き込むと、続けてお腹にパンチを連打していく。
ドスッ、ドスッ・・
腹パンチの連打に苦悶の表情を浮かべるいろは。観客席からは歓声が上がると、ゆり菜はお腹へのパンチを連打してロープ際に追い込んでいった。
更に膝蹴りをお腹に叩き込むと、堪らずいろはが座り込む様にダウンした。
両手でお腹を押さえて痛がるいろはに、ゆり菜は反対側のロープに走り込んで勢いをつけると、容赦ない顔面へのドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
これにはロープの反動で押し返されて、マットにグッタリと倒れ込むいろは。
顔面への衝撃に動きの止まるいろはに、ゆり菜は両足首を掴んでロープから離すと、キャメルクラッチを仕掛けていく。
お返しとばかりに揺さぶるゆり菜。いろはも必死で耐えるも、早くもEカップバストの作り出す谷間には、汗が流れ落ちていた。
レフリーもギブアップの確認をするも、いろはが耐えるからとゆり菜が放すと、続けて両足をクロスさせて鎌固めを極めていく。
見事なブリッジで技を極めているゆり菜に歓声が起きると、いろはは必死に耐えていくリング上。
更に技を解いてから、ゆり菜がいろはの髪を掴んで大技パイルドライバーを狙うと、いろはが意地を見せてゆり菜の股間へ拳を叩き込んだ。
ゴキッ・・
「うっ・・」
股間への衝撃に動きの止まったゆり菜に、いろはは立ち上がってエルボーからロープに振っていく。
バストを揺らして戻ってきたゆり菜に、ジャンピングニーパッドを叩き込むいろは。
ゴキッ・・
顎に膝が当たってマットに崩れ落ちるゆり菜に、いろはギロチンドロップからフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
しかしゆり菜が返していくと、いろはは立ち上がってロープに走り込んだ。
そして立ち上がろうとするゆり菜のバストへ強烈なドロップキックを叩き込むと、グッタリしたゆり菜の片足を抱え込んでフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
しかしゆり菜は返していくと、悔しそうな表情を浮かべるいろは。
返されたからと、いろはが仰向けのゆり菜のバストへパンチを叩き込むと、髪を鷲掴みにして起こしてから、踏ん張ってボディスラムでマットに叩き付けた。
バッシーン・・・
マットに叩き付けられて動きの止まるゆり菜に、いろはがバストを狙ってエルボードロップを落とすと、そのままフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・』
しかしゆり菜が返すと、いろはが立ち上がって両足を抱え込んでから、一気に逆エビ固めを極めていく。
グイッ・・
「きゃああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
逆エビ固めの激痛に絶叫するゆり菜。
いろはも腰を落として極めていくと、ゆり菜は泣きそうな表情でロープに逃げようと必死に手にを伸ばしていく。
『ゆり菜、ギブアップ?』
レフリーの問いかけに必死に耐えるゆり菜。
「ノォォォォォ・・・・」
ロープに逃れようと手を伸ばしていくと、ビキニからEカップバストが溢れ出しそうになると、観客席からは歓声が起きていく。
『おおっ、ゆり菜のオッパイが飛び出しそうになってるぞ!』
観客席からの声に恥ずかしがるゆり菜。しかし激痛から逃れる為に必死になっている。
『ロープ・・・ロープ・・・』
そしてロープに手が届くと、レフリーが止めていくリング上。
しかしゆり菜のバストがビキニから飛び出していると、観客席からは歓声が上がった。
『いいぞぉぉぉぉ・・・』
歓声に恥ずかしそうにビキニを直して乳房を隠すゆり菜。いろはも驚くも、地下プロレスだからと容赦なくストンピングを叩き込むと、ゆり菜が転がるようにロープに逃れた。
ゆり菜が立ち上がると、いろはと睨み合う様に距離を置いていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に睨み合っていくと、ゆり菜がタックルを仕掛けようとすると、いろはが両手で押さえ込む様にゆり菜を押さえ込んだ。
俯せ状態されたゆり菜に、いろはがバックを奪っていくと、拳を握りしめて脇腹へパンチを入れていく。
バシッ、バシッ・・・
脇腹を殴られて悶えるゆり菜。
更に後頭部へエルボースマッシュを叩き込んでから、髪を鷲掴みにして上を向かせてから、チョークスリーパーを仕掛けたいろは。
これにはゆり菜は慌ててロープに逃れようと藻掻くと、苦悶の表情を浮かべながらもロープを掴んだゆり菜。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、いろはが技を解いて立ち上がった。
ビキニを直しながら距離を置いていくと、ゆり菜もビキニを直して立ち上がっていく。レフリーが距離を置かせると試合を続けさせていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めるゆり菜といろは。
距離が詰まると、いきなりゆり菜が気合いの入った張り手を叩き込むと、いろはも負けずに張り手を叩き込む。
バッシーン・・バッシーン・・
姉妹でのガチ張り手合戦に盛り上がる観客席。
ゆり菜といろはは激しい張り手合戦を繰り広げていくと、お互いの頬は赤くなっていく。
更には、口の中を切って唇には血を滲ませながら叩き合っていくと、血飛沫も舞いだしたリング上。
張り手を出しながらも、いろはが喧嘩キックを叩き込むと、ゆり菜のお腹に炸裂して動きが止まっていくと、いろはが組み付いた。
そして大技バックドロップでゆり菜をマットに叩き付けると、ゆり菜は後頭部からマットに叩き付けられてグッタリしていく。
いろはは観客席に片手を挙げてアピールすると、更に追い込む様にパイルドライバーを仕掛けていく。
逆さにされてグッタリするゆり菜に、容赦なく脳天からマットに落としていくいろは。
ドスッ・・・
脳天から叩き付けられて、グッタリとしていくゆり菜。
虚ろな視線でロープに逃げようとするゆり菜。しかし大技の連続に動けないでいると、いろはが髪を掴んで起こしてから、一気にコブラツイストを仕掛けた。
ビキニ姿の豊満ボディの2人が絡み合う展開に盛り上がっていく観客席。
いろはが極めていくと、ゆり菜が悲鳴をあげていく。
「痛いぃぃぃぃ・・いやあぁぁぁぁぁ・・・」
「ギブしなさいよ、楽になるわよ!」
レフリーもギブアップの確認をするも、ゆり菜が耐えていくリング上。
ゆり菜がギブアップしないからと、いろはは技を解いてから一気にチョークスリーパーを仕掛けると、崩れ落ちるゆり菜をグラウンドでアナコンダスリーパーに捉えていくいろは。
ガッチリと極まっていて、藻掻いても逃れられないゆり菜。
流石に逃げられないからと、ゆり菜はギブアップを口にした・・・。
「ぎ・・ぎ・・ぶ・・・あっ・・ぷ・・・」
いろはも締め上げていくと、レフリーがゆり菜のギブアップに気が付かない・・・。
更にゆり菜が苦しんでいると、ギブアップをアピールした・・・。
「ぎ・・・ぶ・・・あっ・・・ぷ・・・ぎ・ぶ・・・あっぷ・・・」
ここでレフリーも気が付いて試合を止めていく。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、いろはが技を解いて立ち上がった。
『勝者、柳木いろは!』
リングアナのコールに片手を挙げてアピールするいろは。
マットにはゆり菜が失神寸前の姿でグッタリしていると、ゆり菜を気遣って立たせると、フラフラしているゆり菜の片手を挙げて歓声を浴びていくのであった。
歓声を浴びながら、ゆり菜といろはは抱き合ってお互いのデビュー戦を讃えると、ゆっくりとリングを降りるのであった・・・。



第45試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、元シンクロで活躍してタレントに転向した青樹愛。白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、歓声を浴びながら笑顔で一礼していく。
その愛の対戦相手としてリングに上がるのは、地下プロレス最強とも言われるヒール、アフリカンコング。
豹柄のリングコスチュームに、手にはオープンフィンガーグローブ姿。観客席にアピールしながらリングに上がると、流石の愛もコングの圧力に緊張感を増していく。
地下プロレスでもコングの対戦相手探しは大変なもので、今回の愛は藤原紀華、米蔵涼子、香理奈に勝利して全勝中だからと、ある意味でコングに勝利してくれたらとの期待もあってのマッチメーク。愛としては断れずに試合を組まれて、どんな結果が待つのか・・・。
歓声に包まれるリング上で、リングアナのコールが始まっていく・・・。
『第45試合・・・女祭り特別試合を行います!・・・青コーナー〜・・・元シンクロ日本代表〜・・・身長173p、上から85、60、83・・・青樹愛〜っ!』
コールを受けて片手を挙げていく愛。表情には緊張感が感じられている・・・。
『赤コーナー〜・・・身長173p、105s・・・アフリカンコング〜っ!』
コールを受けて両手を広げてアピールするコング。対戦相手の愛にも挑発的に指を差していく。
「ゼンラデ、シッシンサセテヤル!」
コングのアピールに愛は冷静に対処して、挑発に乗らずに身体を動かしていく。
そしてレフリーがリング中央でルールの確認をすると、身長はお互い変わらないが、身体の大きさはやはりコングは大きかった。
レフリーは反則行為などを説明するも、水着剥ぎは反則に含まれていなかった・・・。
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされるのであった・・・。
『カァーン!』
試合開始のゴングと同時に、愛はコーナーを飛び出すとコングに勢いのあるドロップキックを叩き込んだ。
これにはフラつくコング。
続けてドロップキックを叩き込んでから、マットに転がった愛はリング下に逃れていく。
コングはリング下に降りた愛に怒り顔で挑発すると、愛はリングサイドから挑発していく。
コングが降りようとすると、愛は走り込んで距離を保つと、コングは苛ついていく。
観客席からも愛に対する歓声が起きていくと、コングは苛つくように観客席に叫んだ。
その隙に、愛はコングの背後からリングに上がると、走り込んでドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・
これにはバランスを崩すように倒れ込んだコング。
そのコングに、愛は容赦ないサッカーボールキックを叩き込んでいくと、ノーガードの顔面へも蹴りを入れていく。
バシィィィィ・・・
顔面への強烈な蹴りにコングが痛がると、更に髪を掴んで顔面へ膝蹴りを狙う愛。
コングが藻掻くと、愛は顔面狙いの膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキッ・・
鈍い衝撃音が響くリング上。
コングが堪らず四つん這いの状態になって痛がると、背後からチョークスリーパーを仕掛ける愛。
首に腕を滑り込ませて締め上げると、コングが藻掻くようにロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、愛が揺さぶるように締め上げていくと、レフリーも反則だと注意していく。
『青樹っ、反則だ!・・・ワン・・・ツー・・・スリー・・・フォー・・・』
レフリーのカウントに愛が放していくと、コングはロープを掴んで咳き込んでいく。
そのコングに、愛は背中に鋭い蹴りを入れて、更に顔面へもサッカーボールキックを叩き込んだ。
バシィィィィ・・・
堪らず転がるようにリング下に逃れるコング。
逃げるような素振りのコングに、観客席からは歓声が起きていく。
愛はリング上で水着を直しながら睨み付けていると、コングもリング下で怒りを抑えきれないのか、鉄柵などに蹴りを入れて暴れ出している。
そしてコングがリングに上がろうとすると、ロープ越しにハイキックを叩き込んでいく愛。
フラつくコングがロープを掴んでいくと、愛は走り出して反対側のロープからリング下に下りると、コングは更に怒りだしている。
「ニゲルナ!」
叫ぶコングに構わず愛はリング下で挑発的に指を差していくと、コングはリング上でイライラする様にして、レフリーにも詰め寄った。
しかしルールでリングアウトのカウントはないので、愛がリング下で挑発していても問題はないと、レフリーがコングに答えると、コングはレフリーを突き飛ばしていく。
「こっちに来なさいよ!」
愛がリング下から挑発すると、コングはトップロープを握って怒りを露わにしている。
コングは怒りながらリング下に降りると、愛は走りだして逃げるようにリング上に戻っていく。
今度はエプロンサイドを叩いて怒り出すコング。
リング上では愛が水着を直しながら睨み付けていると、コングがリング上も戻ろうと上がっていく。
そのコングに、ロープ越しに勢いをつけてドロップキックを叩き込む愛。
バッシーン・・・
これにはコングがバランスを崩して場外に転落すると、観客席から歓声があがった。
リング下で苛つくように鉄柵を蹴り飛ばすコングは、観客席に向かっても威嚇するようなポーズでアピールすると、リング上の愛に指を差していく。
ゆっくりとリング上に戻るコングに、愛も何か仕掛けようと距離を詰めると、レフリーが愛を離してコングをリング内に戻していく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にリング上で睨み合う愛とコング。
少しずつ距離を詰めるコングに、愛はリング内を回るように距離を保とうとすると、コングが突進していく。
堪らずタックル気味に組み付いていくも、愛をコーナーに押し込んでいくコング。
背中をコーナーに押しつけられて、愛も焦りの色が表情に浮かぶも、レフリーが止めていく。
『ブレーク・・・ブレーク・・・』
レフリーの指示にコングが離れると、愛も水着を気にしながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、距離を詰めていく愛とコング。
距離が詰まると、愛はローキックでコングを蹴りこむと、痛がるコングの顔面へハイキックを叩き込んだ。
バッシーン・・
ハイキックを受けてフラつくコング。
更に顔面狙いのハイキックが放たれると、嫌がるように距離を置こうとするコングに、愛はミドルキックを叩き込んでいく。
バッシーン・・・
打撃を嫌がるように逃げるコング。
更に左右の大振りの掌底気味の張り手を連打していく愛。
すると、コングが愛のお腹にパンチを入れてから、動きを止めてから素早い裏拳を放った。
バッシーン・・・
コングの素早い裏拳が愛の側頭部を襲うと、堪らず倒れ込む愛。
試合の流れを掴んでいただけに、観客席からも落胆の声が漏れる中、コングは不気味な笑みを浮かべて愛の髪を鷲掴みにしていく。
そしてコーナーに連れ込むと、コーナーポストカバーに顔面を叩き付けてから、コーナーに寄りかからせていくコング。
距離を置いてコーナーで圧殺しようと狙うコングが一気に走り込むと、愛がコーナーから飛び出して逃れると、コングがコーナーに激突して自爆した。
裏拳のダメージで辛そうに見える愛は、自爆したコングに喧嘩キックを連発すると、コングの髪を鷲掴みにしてコーナーポストに叩き付けていく。
歓声に包まれていくリング上。更に愛が膝蹴りを連打していくと、コングが座り込むようにダウンしていく。
コングののダウンに観客席が盛り上がると、愛は髪を掴んで額にパンチを叩き込んだ。
ゴキッ・・
額にパンチを連打する愛。自らの拳の痛みも我慢して殴っていくと、コングも負けてはいない。
目の前の愛の股間へアッパーを叩き込むと、股間への衝撃に動きの止まった愛に、顔面へジャブ気味のパンチを数発入れてから、裏拳でダウンを奪っていく。
豪快な裏拳に愛がグッタリとマットに倒れ込むと、コングはボディプレスで愛の身体を叩き潰していく。
バッシーン・・・
豪快なボディプレスに動きの止まる愛。
更に髪を掴んで起こしてから、ボディスラムでマットに叩き付けると、今度はギロチンドロップを落としていくコング。
バシィィィ・・
喉元に衝撃を受けて藻掻き苦しむ愛。両手で喉元を押さえて、転がるようにロープに逃げると、コングが逃がさないとばかりに髪の毛を鷲掴みにしていく。
そして無理矢理起こしていくと、ヘッドバッドからフラつく愛をコーナーに押し込むと、自らの身体とコーナーで押し潰すボディプレスで愛を圧殺した。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
苦しそうな表情を浮かべる愛に、コングは観客席に愛の表情を見せつけようとすると、愛がパンチを出して抵抗していく。
更に、コングにお返しの裏拳を放つと、コングの顔面を直撃した。
フラつくコングにロープに走って勢いをつける愛は、ジャンピングニーパッドを叩き込んだ。
ゴキィィィ・・・
顔面へ膝が直撃して倒れ込むコング。
そのコングにストンピングを連打していく愛は、更には飛び上がってフットスタンプも叩き込んでいく。
一気に勝負を仕掛けようと愛がコングの髪を鷲掴みにして起こそうとすると、コングは愛の股間を殴りつけた。
ゴキッ・・
「うっ・・」
股間への衝撃に動きの止まった愛に、コングはヘッドバッドからボディスラム、そして跨ぐようにしてから、お腹にヒップドロップを落としていく。
ドッシーン・・・
「ふぐうっ・・・」
腹筋に力を入れて耐えた愛。しかし苦悶の表情を浮かべて動きを止めていく。
コングはニヤニヤしながら苦悶の表情の愛のお腹に、飛び上がってのヒップドロップを叩き込む。
バッシーン・・・
「グボォ・・・ホゲェェェェェ・・・・」
豪快なヒップドロップに、愛は堪らず口から激しい反吐を噴き上げた。
流石に反吐まで吐き出した愛の動きが止まると、コングは顔面を踏みつけてアピールしてから、ペットボトルで愛の顔を洗い流すと、髪を鷲掴みにして無理矢理立たせてから、観客席にアピールしてから抱え上げていく。
そして、必殺技のプッシークラッシャーを愛に仕掛けた。
ゴキィィィィ・・・
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・」
股間へ容赦なく膝が叩き付けられると、その衝撃に愛は股間から異臭を放つ液体を溢れ出した。
コングが放すと、股間を両手で押さえて動きの止まった愛。
更に、競泳水着の肩紐を掴んで起こそうとするコング。流石に競泳水着の肩紐が伸びてバストが飛び出しそうになると、愛が嫌がるように水着を押さえるも、コングが起こしていった。
更に裏拳を叩き込むコング。
愛の顔面に容赦なく裏拳が叩き込まれると、鼻血を噴き出してマットに崩れ落ちていく・・・。
大の字になっている愛に、レフリーも試合を止めるか迷いを見せていると、コングはお腹に踵でストンピングを叩き込んでいく。
ドスッ、ドスッ・・・
「ぐふっ・・グボッ・・・」
お腹への蹴りに口をパクパクさせて苦しむ愛。
コングはロープに走って勢いをょつけると、飛び上がるようにして、フライングボディプレスで愛の身体を圧殺していく。
バッシーン・・・
ヒクヒクする様に身体を小刻みに動かす愛。
コングがストンピングを更に叩き込むと、必死に転がるようにロープに逃げようとする愛に、コングは髪を掴んで起こしていくと、意地を見せてタックル気味に組み付いていく愛。
その愛のヒップ辺りの水着を掴んでいくコングは、持ち上げようとするも水着が破れそうになっていく。
縺れるようにロープ際になると、レフリーがコングを止めていった。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示にコングが離れると、愛はリングサイドの黒服からペットボトルを受け取ると、口にした。
更に股間から溢れ出した液体を洗い流すように、ペットボトルの水をかけていく。
また、タオルを受け取ると鼻血を拭っていくと、血は止まっているからと、濡れた白い競泳水着で呼吸を整えていく愛。
『ファイト!』
レフリーが試合を続けさせていくと、ガードを上げて愛が距離を詰めると、コングは余裕すら感じられる表情を浮かべている。
バシッ、バシッ・・・
距離が詰まると、愛は必死にローキックを叩き込んでいく。
太股に蹴りを受けてコングがフラつくも、逆にジャブ気味のパンチを叩き込んでいくと、愛の鼻から激しく出血していく。
殴られる度に血飛沫をあげてフラつく愛。
白い競泳水着も赤く染まっていくと、愛もガードしようとしていた手が降りて、ノーガード状態で殴られていく。
意識を朦朧とさせているのか、動きの止まった愛をロープ際に押し込むと、コングはリンチとも言える様にして、愛の両腕をトップロープとセカンドロープに絡ませると、顔面を殴りつけていく。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
殴られては血飛沫を飛ばしていく愛。顔も少し腫れだして残酷な展開になっていくと、観客席からは歓声とブーイングが入れ混じっていく。
『ストップ・・・ストップ・・・』
レフリーはロープが絡まっているからと、コングを止めて愛をロープから解放すると、愛はフラフラしながらトップロープを掴んでいた。
『ファイト!』
試合が続けられると、フラつく愛に容赦ないパンチが連打されていく。
ガードも出来ずに殴られ続ける愛。
流石に殴られていく愛が危険だからと、ここでレフリーが試合を止めていくのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると、レフリーがコングを止めていくも、構わず殴りつけるコング。
これには黒服達もリングに上がってコングを止めていくと、グッタリする愛を離していくのであった。
しかしコングは納得しないのか、黒服の制止を聞かずにリングドクターの応急処置を受けている愛の水着を脱がしにかかるコング。
愛のトップレスに期待する歓声も混じる中、黒服などがコングを止めて水着剥ぎはされずに済んだ愛。
『勝者、アフリカンコングっ!』
リングアナのコールにガッツポーズのコング。
しかし愛に追い込まれたのは事実で、コングも焦りの色は隠せなかった・・・。
試合後、コングは今後の試合はリングアウトのカウントを決めろと要求するのであった・・・。



第46試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、スレンダー級決勝の末広涼子と真鍋かおり。
涼子は白い競泳水着に白いリングシューズ、かおりは黒いスポーツビキニに黒いリングシューズ姿でリングに上がると、早くも観客席に向かってアピールしている。
かおりは鍛えられた腹筋が見事で、その打撃技で涼子を倒すのか期待がされている。また涼子はキャリアからヒールからベビーフェイスと幅広いファイトスタイルを持っているからと、どの様な展開に持ち込むのか注目が集まっていた・・・。
『第46試合・・・スレンダー級決勝戦を行います!』
リングアナのコールに観客席が盛り上がると、続けてコールが行われていくリング上。
『青コーナー〜・・・身長161p、上から81、59、85・・・34歳・・・末広涼子〜っ!』
コールを受けて一礼していく涼子。長沢まさみ戦、鈴本ちなみ戦でのダメージなど気になるところだが、白い競泳水着が似合っていて歓声を浴びている。しかし太股などに痣が浮かんでいる姿は痛々しかった。
『赤コーナー〜・・・身長165p、上から84、55、85・・・Dカップ・・・34歳・・・真鍋かおり〜っ!』
そしてかおりがコールされると、片手を挙げてアピールしていく。かおりも香理奈を倒した事で優勝候補となったが、その試合のダメージが気になるところ。
リングアナのコールが終わると、レフリーがリング中央でルールの確認をしていくと、お互いが視線を合わせる事もなく身体を動かしていると、コーナーに別けられていく。
そして試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
試合開始のゴングが打ち鳴らされると、観客席が盛り上がっていく。
リング上ではかおりと涼子が距離を詰めていくと、プロレス的に涼子が間合いを計ると、かおりは打撃の構えで距離を詰めようとする。
緊張感が漂うリング上。
まずは涼子が片手を出して力比べを誘うも、かおりは受けずにローキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
いきなりローキックが涼子の太股を襲うと、痛がる涼子。
更にかおりのローキックが太股を襲うと、嫌がるように距離を置こうとする。
逃げるように距離を置こうとする涼子に、かおりが踏み込んで左右の張り手を叩き込むと、これには涼子も応戦して張り手を返した。
続けてタックルを仕掛ける涼子に、かおりがフロントスリーパーに捉えていくと、涼子が踏ん張ってロープ際へ押し込んでいく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが涼子を放させると、かおりも水着を直しながら距離を置いていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰める両者。
打撃を狙うかおりに、涼子は組み付こうと狙っている様子。
そして距離が詰まってかおりがローキックを狙うと、蹴り足にタックルを仕掛けた涼子。
上手く組み付いて倒れ込むと、素早くサイドポジジョンを奪っていく。
かおりも涼子の動きを見ていると、涼子は冷静に腕を狙いにいくも、かおりも腕を取らせない。
少しずつロープに逃れようと身体を動かすかおり。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが涼子を止めていくと、ゆっくりと立ち上がる涼子。
かおりも水着を直しながら立ち上がると、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にかおりがガードを上げて距離を詰めると、涼子も打撃を警戒してガードを上げていく。
バシッ・・
かおりのローキックが炸裂すると、嫌がるように下がる涼子。
更に左右の張り手が炸裂していくと、涼子も張り手を返すもかおりが強引に首相撲に持ち込んで振り回した。
そしてボディ狙いの膝蹴りを叩き込むかおり。
ドスッ、ドスッ・・・
涼子が膝蹴りを受けて苦悶の表情を浮かべると、更にエルボースマッシュを叩き込んだかおり。
これにはガードも下がって苦しい涼子。
その涼子にハイキックを叩き込んでいくかおり。
バッシーン・・・
顔面へのハイキックに一瞬意識を飛ばしそうになった涼子。
目が虚ろになった涼子に、かおりはミドルキックを叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
「うっ・・うううっ・・」
ボディを抉ったミドルキックに涼子はお腹を押さえるように座り込む様にダウンする。
その涼子に、かおりは容赦ない顔面へのサッカーボールキックを叩き込むと、グッタリと倒れ込んだ涼子。
堪らずロープに逃れようとする涼子に、かおりは片足を抱え込んで片逆エビ固めを仕掛けていく。
グイッ・・・
「あああぁぁぁぁぁ・・・・」
片逆エビ固めを極められて悲鳴をあげる涼子。
必死にロープに逃れようと藻掻くと、かおりも腰を落として極めていく。
全身に走る激痛に悲鳴をあげて痛がっている涼子。ロープに手が届きそうになって必死になっていると、ギブアップ寸前と言う表情を浮かべながらもロープを掴んだ。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの言葉にかおりが技を解くと、涼子は辛そうな表情でロープを掴んでいた。
かおりが立ち上がると、涼子はなかなか立ち上がれない。
レフリーも涼子に立ち上がるように促すと、かおりが挑発的に手招きした。
フラつきながら立ち上がる涼子。レフリーはそのまま試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にかおりが立ち上がった涼子のバストへハイキックを叩き込む。
バシッ・・
「あうっ・・」
バストへの衝撃に苦しむ涼子。
続けて太股へローキックを連打してから、身体をくの字にした涼子の顔面へハイキックを叩き込むかおり。
バッシーン・・・
顔面への強烈なハイキックにダウン寸前の涼子。
しかし踏ん張ってダウンを逃れると、かおりが続けてハイキックを放った。
顔面ハイキックでKOかと思われた瞬間、涼子がかおりの蹴り足をキャッチした。
そしてドラゴンスクリューで切り返すと、かおりがマットに転がっていく。
涼子もギリギリの中での切り返し。そのままかおりの足をキャッチしてアキレス腱固めを仕掛けると、必死にロープに逃れたかおり。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーの指示に技を解いていく涼子。
かおりも焦りの表情を浮かべるも、ゆっくりと立ち上がっていく。涼子も水着を直しながら立ち上がると、試合が続けられていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていくかおり。
対してガードを固めて打撃対策をしていく涼子。
かおりがローキックを放つと、足を浮かせてガードする涼子は、逆にミドルキックで反撃した。
涼子の意外な打撃にかおりがガードすると、素早く太股にローキックを叩き込んだ。
バシィィィ・・・
涼子の太股は内出血でドス黒くなっていくと、涼子の表情も時折辛そうになっていく。
動きの鈍る涼子に、かおりのローキックが続けて炸裂していくと、涼子が嫌がるようにロープに逃れた。
しかしかおりは逃がさないとばかりに、距離を詰めると左右の張り手から、ミドルキックを叩き込んでいく。
バシィィィ・・・
「ううっ・・」
ミドルキックを脇腹へ受けて座り込む様にダウンする涼子。
辛そうな表情で立ち上がろうとすると、かおりは背中にサッカーボールキックを叩き込んでいく。
バッシーン・・・
「あうっ・・」
背中を蹴られて痛がる涼子。
その涼子の髪を鷲掴みにして立たせると、膝蹴りを狙うかおり。
しかし涼子が組み付くと、かおりが突き放してローキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
「痛いっ・・」
堪らず悲鳴をあげる涼子。
動きが止まったからと、かおりがローキックを太股に叩き込んでいくと、涼子の太股が悲鳴をあげていく。
内出血で痛々しい涼子の太股に、容赦ないローキックが連打されると、涼子はフラフラしながらロープに逃げていく。
その涼子を追い込む様に、踏み込んで顔面へハイキックを叩き込むかおり。
バッシーン・・・
顔面へ綺麗に決まったハイキックに、涼子は崩れ落ちる様にダウンした。
グッタリする涼子に、普通のプロレスならレフリーが止めるかと言う状態だが、レフリーは試合を続けさせていく。
かおりもストンピングを狙うも、涼子の様子に戸惑いを隠せない・・・。
すると涼子は転がるようにリング下に逃れると、リング下でグッタリとして呼吸を整えていく。
しばらくすると、涼子は立ち上がって水着を直していくと、ゆっくりとリングサイドを歩き出した。
リング上ではかおりが睨み付けていくと、ゆっくりとリング上に戻る涼子。
レフリーもかおりをロープから離していくと、涼子がリング内に戻った。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にかおりが距離を詰めて打撃を狙うと、涼子は打撃を嫌がるように距離を置こうとしていく。
しかし太股はドス黒くなっていて、動きも鈍って痛々しい涼子。
バシッ・・・
しかし容赦なく涼子の太股にローキックを叩き込むかおり。
涼子は泣き出しそうな表情を浮かべると、観客席も盛り上がっていく。
バシッ・・・
「痛いぃぃぃぃぃ・・・」
またもローキックが炸裂すると、涼子が悲鳴をあげていく。
身体をくの字にして痛がる涼子に、かおりが顔面狙いのハイキックを放つと、涼子が蹴り足をキャッチしてドラゴンスクリューで切り返す。
グイッ・・・
「ああああっ・・・」
足を捻られて声を漏らすかおり。
グラウンド状態に持ち込まれたからと、立ち上がろうとするも涼子が組み付いた。
涼子がサイドポジジョンで組み付くと、かおりは涼子の動きを見ていく。
しかし涼子も足のダメージから、踏ん張りが効かずに苦しい展開。自らの体重を乗せてスタミナを消耗させるしかできずに、動きの止まるリング上。
涼子の動きに、かおりが下から組み付く形で動くと、ロープに足が届いてレフリーが止めていく。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、涼子は立ち上がるも足を引きずる様な仕草を見せている。
かおりは立ち上がると、顔面へハイキックを狙いたいも、2回もドラゴンスクリューを受けているからと、警戒感で蹴り込めない。
『ファイト!』
かおりが前に出ないと、涼子が出たいも足のダメージから前に出られない。
涼子の動きが無いからと、かおりが前に出ると、掌打を顔面に叩き込んでいく。
バキィィィ・・・バシィィィ・・・
容赦なく頬などを抉るかおりの掌打。
涼子の身体が崩れ落ちそうになるも、必死に耐えようとしていく。
その涼子の顔面へ容赦なく掌打を叩き込むかおり。
バシィィィ・・・バシィィィ・・・・
顔面狙いの掌打の連発に、涼子の口の中が切れて血飛沫が舞いだした。また鼻血も噴き出して痛々しい涼子。
白い水着にも血が流れ落ちると、残酷感が増していくリング上。
涼子も必死にダウンしないように踏ん張ると、張り手を返すもかおりの掌打にコーナーに追い込まれていく。
コーナーで顔への打撃を嫌がるようにガードを固める涼子。
すると、かおりはコーナー串刺しの膝蹴りをボディへ叩き込むと、涼子の内臓を容赦なく圧迫した・・・。
ドスッ・・・
「うっ・・ぐえっ・・・」
膝蹴りを受けて口から胃液を吐き出した涼子。
身体をくの字にしてマットに胃液を垂らしていくと、かおりが髪を鷲掴みにして顔面を膝蹴りで蹴りこむ。
ゴキッ・・
鈍い衝撃音が響くリング上。涼子は堪らずコーナーに崩れ落ちると、俯せ状態で動きが止まった・・・。
かおりがレフリーに試合を止めるのかと問いかけるように視線を送ると、レフリーは試合を止めずに続けさせた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にかおりも戸惑い、観客席からはブーイングが起きていく。
『勝負は決まっただろ?これ以上やったら涼子が壊れちゃうぞ!』
レフリーに対してブーイングが起きていくと、かおりは試合を終わらせようと涼子に馬乗りになると、拳を固めて顔面へパンチを連打していく。
朦朧として涼子も殴られるだけになると、ここでレフリーは試合を止めるのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが鳴らされると、かおりは立ち上がっていく。
涼子は意識を朦朧として仰向けになっていると、リングドクターが応急処置をしていくリング上。
『勝者、真鍋かおりっ!』
リングアナのコールに信じられないと言う表情を浮かべるかおり。
しかし決勝での涼子のダメージに心配そうにする中、観客席からは歓声を浴びていくのであった。
『スレンダー級優勝は、真鍋かおりに決まりました!』
リングアナのコールに地下プロレス参戦以来、初めての優勝を味わって笑顔を浮かべるかおり。
歓声を浴びて優勝を喜ぶと、リングドクターに処置を受けている涼子の手を握って、健闘を讃えるのであった。



第47試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングインするのは、グラビアクイーンの杉元有美。黒いビキニに手にはオープンフィンガーグローブを着けてリングに上がると、早くも歓声を浴びながらコーナーに進んでいく。
その有美と決勝のリングで闘うのは、まさかの決勝進出となった12歳、犬塚詩織。恵まれた体格と、Oプロのグラビア部門として期待されて、地下プロレスデビューに合わせてトレーニングを受けてきた詩織。決勝のリングに白い競泳水着と白いリングシューズで立っていると、対戦相手の有美とは視線を合わせず、緊張した様子で歓声を浴びている。
『第47試合・・・グラビア級決勝戦を行います!青コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・25歳・・・Cカップ・・・杉元有美〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールしていく有美。対戦相手の年齢に、少し緊張しているのか、しかし地下プロレスでは年齢も関係なく、ただ倒せば優勝がかかるだけに、気合いが入っていた。
『赤コーナー〜・・・身長167p、上から84、64、92・・・12歳・・・犬塚詩織〜っ!』
そして詩織がコールを受けると、観客席に向かって頭を下げていく。12歳の決勝進出に観客席の注目も集まっていくが、体格的に有美を倒したらと言うのも観客席にはある様子。果たしてどんな試合展開になるのか、グラビア級の決勝が始まろうとしていた。
レフリーがリング中央で有美と詩織にルールの確認をしていくと、有美がレフリーに12歳と言えども格闘技スタイルで打撃で痛めつけるのも有りかと聞くと、レフリーは問題なしと返していく。
対して詩織は打撃で出てくる相手の経験がないからと、有美の手のグローブに緊張感を隠せない。
そしてコーナーに別れると、試合開始のゴングが打ち鳴らされた。
『カァーン!』
ゴングと同時にコーナーを飛び出す有美と詩織。
ガードを上げて距離を詰めていく有美に、詩織は警戒して距離を置こうとするも、有美が距離を詰めていく。
打撃を嫌がって距離を置いて仕掛けたい詩織。しかし有美がローキックを叩き込んだ。
バシッ・・
軽く太股に炸裂したローキックに嫌がる詩織。
更に有美がローキックを叩き込むと、嫌がるようにドロップキックを放っていく。
しかし有美が避けて自爆させると、立ち上がる詩織のバストへサッカーボールキックを叩き込んだ。
グニュ・・・
詩織のバストに衝撃が走ると、苦悶の表情を浮かべる詩織。
更に蹴りこむ有美に、詩織が蹴り足をキャッチすると、倒そうとするも、有美が飛び上がる様にして軸足で蹴りを叩き込む。
バッシーン・・・
これには詩織がグッタリとマットに倒れ込むと、転がるようにリング下に逃れていく。
試合開始から有美の打撃に手も足も出ない状態の詩織は、経験不足からも焦りだしているのが表情からも感じられた。
リング上では有美が厳しい表情で詩織を睨み付けると、詩織はリング下で水着を直して呼吸を整えていく。
そして詩織がリングに戻ろうとすると、有美はロープ越しに威嚇する様に構えた。
これにはレフリーが有美をロープ際から離していくと、詩織をリングに招き入れていく。
『ファイト!』
そして試合が続けられていくと、詩織はガードを固めてタックルの様に前に出ると、有美は上手く避けていく。
動きが止まると、太股にローキックを叩き込む有美。
バシィィィ・・・
「痛いっ・・」
強烈なローキックに痛がる詩織。
太股には内出血で変色までして、痛々しい詩織だが、気合いを入れて立ち向かうと、気合いの乗った張り手を放った。
バッシーン・・・
有美の頬に炸裂すると、有美が笑みを浮かべてから激しいパンチの連打を顔面へ叩き込んでいく。
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ・・・
顔面パンチの連打に、嫌がるようにロープ際に追い込まれていく詩織。
容赦なくボディへ膝蹴りを叩き込む有美。
ドスッ・・
「うげっ・・・うううっ・・」
お腹への強烈な膝蹴りに詩織が座り込む様にダウンしていく。
お腹だったこともあって、口からは涎を垂れ流して痛々しい詩織。
有美は観客席に向かってアピールするかの様なガッツポーズを構えると、歓声に包まれていくリング上。
レフリーが詩織の様子を見ると、有美の一方的な攻撃に何も出来ないからと、戦意を失ってきている様にも見えるも、地下プロレスは残酷なだけに続行が言い渡された。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、有美は手招きする様に立つように挑発する。
詩織がフラつきながら立ち上がると、有美が踏み込んでハイキックを顔面に叩き込んだ。
バッシーン・・・
顔面へのハイキックにフラフラしていく詩織。
ダウンを免れただけ立派な詩織に、有美が距離を詰めてパンチを叩き込んでいくと、コーナーに追い込まれていく詩織。
ガードする手の上かに激しくパンチが叩き込まれていくと、必死にガードしようとする詩織。
しかし有美はガードが上がっているからと、ノーガードのお腹に膝蹴りを叩き込む。
ドスッ・・
「ぐふうっ・・・」
お腹への膝蹴りに身体をくの字にする様にして座り込む詩織。
泣き出しそうな表情で両手でお腹を押さえていると、有美は容赦なく顔面狙いのサッカーボールキックを叩き込む。
バッシーン・・・
顔面への衝撃にグッタリする詩織。
更に髪を鷲掴みにして無理矢理立たせると、詩織も抵抗して有美のお腹にパンチを入れていく。
ビキニだから生腹へのパンチが数発入るも、有美は一瞬顔を険しくするも、コーナーに寄りかからせる様にしてから、顔面へパンチを連打した。
顔面へのパンチの連打に詩織が鼻血を噴き出すと、白い水着へも垂れ流れていく。
涙目で殴られていく詩織。有美は容赦ない打撃で痛めつけていくと、コーナーから引き離すようにしてマットに叩き付けてから、馬乗り状態になっていく。
もう戦意喪失状態にみ見える詩織に、顔面狙いのパンチを連打していくと、両足をバタバタさせて痛がる詩織。
顔を血に染めながら、あまりの差に泣き出している。
泣き出した詩織に、有美はハンマーパンチで顔面を潰していくと、レフリーも試合を止めると迷いだしている。
観客席からは残酷な展開を喜ぶ声と、可哀想だと言う声が入り交じる中、レフリーは試合を止めていくのであった・・・。
『杉元ぉぉぉ、地下プロレスの怖さを教え込んでやれぇぇぇぇ・・・』
『詩織ちゃんが可哀想だよ、試合を止めろぉぉぉぉ・・・』
その間にも、リング上では有美が容赦ない顔面パンチを連打すると、詩織は泣きながら殴られていく。
更に有美のパンチが顔面を襲うと、詩織は顔面を鼻血と口の中を切っての流血で残酷感が増して、更に顔を腫らしていた。
流石に、レフリーもこの一方的な状態に試合終了のゴングを要請するのであった・・・。
『カンカンカンカン・・・』
試合終了のゴングが鳴らされると、有美は殴るのを止めて立ち上がった。
『勝者、杉元有美っ!』
リングアナのコールに片手を挙げられていく有美。
グラビア級の決勝は、あまりに激しい一方的な試合で幕を閉じたが、有美は優勝しても決勝戦が不甲斐ないとばかりに、不満そうな表情を浮かべながらも、マットに仰向けになってリングドクターに応急処置を受けている詩織を気遣うと、観客席にアピールしてからリングを降りるのであった。



第48試合

『選手入場っ!』
リングアナのコールにリングに上がるのは、女優として地位を確立してきている米蔵涼子。決勝のリングには、黒い競泳水着と黒いリングシューズ姿でリングインすると、早くも歓声を浴びていく。
トーナメントの予選でのダメージから、太股などに痣なども見えるも、落ち着いた様子でコーナーに進むと身体を動かしていく。
その涼子と決勝のリングで激突するのが、藤原紀華。堂々と花道を進んでいくと、涼子と対照的に白い競泳水着に白いリングシューズ姿でリングインすると、観客席に一礼してからコーナーに進んでいく紀華。紀華も予選でのダメージが心配されるが、熊多曜子戦は激しさもあってスタミナやダメージが気になるところ・・・。しかし紀華は落ち着いた様子でコーナーに寄りかかると、決勝に備えて精神を落ち着けるのであった。
『2014女祭り・・・本日のメインイベント、無差別級決勝戦を行います!』
リングアナのコールに観客席が盛り上がっていくと、続けてコールが続けられていく。
『青コーナー〜・・・身長168p、上から84、58、85・・・39歳・・・米蔵涼子〜っ!』
コールを受けて片手を挙げてアピールする涼子。遂に紀華との決勝に気合いを入れていた。
『赤コーナー〜・・・身長171p、上から88、60、89・・・43歳・・・藤原紀華〜っ!』
そして紀華がコールを受けると、観客席に向かって片手を挙げてアピールすると、涼子に向かって視線を投げつけた。
涼子は視線を合わせると、睨み合いになっていくリング上。
レフリーはルールの確認でリング中央に呼び込むと、紀華と涼子が睨み合いながらの中、レフリーが説明をしていくリング中央。
69回大会の2006美女トーナメント決勝以来の直接対決の紀華と涼子。
レフリーの説明が終わると、コーナーに別けられていくも、なかなか視線を離さない涼子と紀華。
レフリーが別けていくと、ここでコーナーに紀華と涼子が別れて、試合開始のゴングが打ち鳴らされていく。
『カァーン!』
試合開始のゴングが打ち鳴らされると、まずはコーナーから出て距離を置いて睨み合う紀華と涼子。
観客席も緊張感あるリング上の展開に集中すると、まずは紀華が軽くローキックを放った。
紀華のローキックを避けて空振りさせる涼子は、ガードを上げてお返しにローキックを放つと、紀華が合わせる様に軸足へローキックを叩き込む。
バシッ・・
ローキックを受けた涼子は、お返しとばかりに張り手を叩き込むと、紀華も負けずに張り手を叩き返して、張り手合戦になっていくリング上。
激しい張り手合戦に、お互いが口の中を切って唇を赤く染めていく・・・。
張り手が炸裂すると、血飛沫が舞う激しい闘いに観客席が盛り上がると、涼子が髪を鷲掴みにしていくと、紀華も負けずにお腹にパンチを入れて組み付いた。
ロープに涼子を振っていく紀華は、ロープから戻ってくる涼子に仕掛けようとするも、涼子がロープを掴んで戻らないからと睨み合うリング上。
『ファイト!』
試合開始から激しい展開のリング上。
紀華と涼子が睨み合って距離を詰めていくと、軽く涼子がジャブを放つと、紀華はミドルキックを放った。
ガードする涼子。
続けてミドルキックを放つ紀華に、涼子はタックル気味に組み付いていく。
組み付いて倒してテイクダウンを奪っていく涼子は、素早くサイドポジジョンを狙うも紀華がロープに足を伸ばして逃げた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが涼子を止めていくと、ゆっくりと立ち上がる涼子。
紀華も水着を直しながら立ち上がると、呼吸を整えながら涼子との距離を置いていくリング上。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に距離を詰めていく紀華と涼子。
涼子が打撃を警戒してガードしていくと、紀華がタックルを仕掛けていく。
紀華のタックルに合わせて組み付いて潰そうとした涼子だが、紀華のタックルが上手く決まって倒させてしまった。
仰向け状態の涼子に、紀華がサイドポジジョンで押さえ込んでいくと、涼子はロープに逃げようと移動しようとする。
紀華が小刻みに涼子の脇腹へパンチを入れていくと、涼子が嫌がるように藻掻いていく。
体重を乗せているだけに、涼子のスタミナが削られていくと、紀華は更に脇腹へパンチを入れては、スタミナを削ろうとしていく。
嫌がる涼子は、少しずつロープに近づいていくも、紀華がガードが甘くなったところを馬乗りを狙っていく展開。
そして紀華が一瞬の隙を突いてマウントポジジョンを奪うと、焦る涼子の顔面へ拳を固めて殴りつけていく。
バキッ、バシッ・・・
素手での顔面パンチも認められている試合形式だけに、容赦ない顔面パンチに痛がる涼子。
紀華も早くもKO狙いか、馬乗り状態から容赦ないパンチを連打すると、涼子は必死にガードしながらロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、観客席からは歓声が上がっていく。
紀華が立ち上がって水着を直すと、涼子も殴られた顔を気にしながら立ち上がった。
そして水着を直しながらも紀華を睨み付けると、レフリーが試合を続けさせていく。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、紀華がローキックで蹴りこむと、涼子が嫌がるように距離を置いていく。
更に追い込む様にローキックを叩き込んでから、ハイキックで牽制していく紀華。
フラつく涼子は、少しずつコーナーに下がりだしていくと、紀華はミドルキックなどで追い込んだ。
紀華はKOを狙いたいのか、顔面へのハイキックを放つと、涼子が待っていたかの様にタックルを仕掛けて倒していくと、素早く馬乗り状態を狙っていく。
藻掻く紀華に、涼子を馬乗り状態になっていくと、一言呟いた。
「お返しさせてもらうわよ・・・」
一言呟くと、ガードしようとする紀華の顔面へパンチを連打する涼子。
藻掻くように逃げようとする紀華の顔面に、容赦ないパンチが炸裂していく。
更にハンマーパンチで顔を潰そうとしていく涼子。ハンマーパンチが顔面へ炸裂すると、紀華の身体がビクンと痛さに反応した。
涼子の容赦ない顔面パンチの連打に、紀華は必死にロープに逃れると、呼吸を荒げながら立ち上がれない。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが涼子を止めていくと、涼子は立ち上がりながら水着を直していくと、呼吸を整えていく。
対して、紀華は顔のダメージも気になるも、フラつきながら立ち上がるとトップロープを掴んだまま、呼吸を整えていた。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、涼子は一気にトップロープを掴んでいる紀華のバストへハイキックを叩き込むと、痛がる紀華にロープに押し込むようなキチンシンクを叩き込むと、続けてヘッドロックに持ち込んだ。
紀華が苦しむと、そのまま強引にブルドッキングヘッドロックでマットに叩き付けると、一気にキャメルクラッチを仕掛けた。
グイッ・・
「あうっ・・」
上半身を反らされて苦悶の表情を浮かべる紀華。
涼子は揺さぶりながら痛めつけていくと、更に観客にアピールする様に鼻に指を掛けて揺さぶった。
「んあぁぁぁぁ・・・」
堪らず悲鳴をあげる紀華。紀華の豚鼻シーンに観客席は盛り上がると、涼子は笑みを浮かべてキャメルクラッチで揺さぶっていく。
両足をバタバタさせて痛がる紀華に、そのままスリーパーを仕掛けようとする涼子に、紀華は藻掻いて逃れていく。
グイッ・・
『ロープ・・・』
必死にロープに手を伸ばして逃れると、涼子が技を解いて立ち上がると、紀華にストンピングを叩き込んでから距離を置いた。
紀華は転がるようにリング下に逃れると、水着を直してからリングサイドのペットボトルの水を口にして呼吸を整えていくと、タオルで汗も拭っていくのであった・・・。
リング上では涼子もペットボトルの水を口にしていると、リングサイドの紀華を睨み付けていく。
ゆっくりと紀華がリングに戻ると、レフリーが涼子を離して紀華を招き入れた。
『ファイト!』
そして睨み合う2人にレフリーが叫ぶと、距離を詰めていく紀華と涼子。
今度は涼子が文津込んで水平チョップを喉元に叩き込むと、続けてエルボースマッシュからロープに振っていく。
ロープから戻ってきた紀華に、涼子は打点の高いドロップキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
これには紀華が倒れ込むと、立ち上がる紀華の顔面へドロップキックを叩き込む涼子。
フラついて立ち上がる紀華に、涼子は絡みつくようにコブラツイストを仕掛けると、紀華が悲鳴をあげた。
グイッ・・
「ギブアップする?」
「ノォォォォ・・・ノォォォォ・・・まだまだぁぁぁ・・・」
ギブアップを促す涼子に、耐える紀華。
紀華が耐えるからと、涼子はコブラツイストを解いてから、一気に卍固めに移行すると、ガッチリ決まって苦しい紀華。
「ああああっ・・・」
苦悶の表情で耐えようとする紀華。
レフリーもギブアップの確認をしていくと、紀華は耐えていく。
「ノォォォォ・・・ノォォォォ・・・・」
額から汗を流しながら耐えていく紀華。涼子もダメージを与えようと必死に極めていく。
そして涼子が技を解くと、膝をつくようにダウンする紀華。
その紀華の水着の紐の部分を掴んで起こしていく涼子は、続けてスタンディング状態のチョークスリーパーを仕掛けると、紀華は焦るようにロープに逃れた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーに止められていく涼子は、技を解いてから紀華の髪を鷲掴みにして近くのコーナーに連れ込むと、そのままコーナーポストに顔面を叩き付けた。
バッシーン・・・バッシーン・・・
顔面を叩き付けられてフラフラしている紀華を、涼子はトップロープに上げてから一気に大技を仕掛けようと観客席に向かってアピールしていく。
「いくよぉぉぉぉぉ・・・・」
涼子のアピールに歓声が起きると、セカンドロープに登って雪崩式の大技を狙う涼子。
しかし紀華も大技を受けたら返せなくなるとばかりに、トップロープから抵抗して涼子を突き落とそうとすると、バランスを崩した涼子をマットに落としていく。
返された形の涼子がマットに倒れ込むと、起き上がった瞬間に紀華がトップロープからミサイルキックを叩き込んだ。
バッシーン・・・
涼子の顔面へ炸裂したミサイルキック。転がるように倒れ込んだ涼子に、紀華が素早くフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・・』
決まったかと思われたが、涼子が必死に返してカウントが止まった。
紀華は立ち上がると、涼子のお腹などへストンピングを叩き込むと、髪を鷲掴みにして起こした。
そしてパイルドライバーを狙おうとすると、涼子は押し込む形でロープに逃れる。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが止めていくと、紀華と涼子が離れて距離を置いていく。
両者とも競泳水着は汗で湿っていて、大量の汗にスタミナ消耗も気になるリング上。しかし決勝戦だけに、お互いが負けられない瞬間でもあった。
『ファイト!』
レフリーの掛け声にお互いが警戒しながら距離を詰める涼子と紀華。
紀華がローキックを放つと、涼子が合わせてタックルで組み付いていく。
上手く涼子が組み付くと、そのまま抱え上げる様にしてから、マットに紀華を背中から叩き付けた。
バッシーン・・・
マットに叩き付けられた衝撃に動きの止まった紀華に、涼子が立ち上がると、髪を鷲掴みにして起こしてからボディへ膝蹴りを叩き込む。
ドスッ・・
「ぐふっ・・ううっ・・」
膝蹴りを受けて苦悶の表情を浮かべる紀華。
その瞬間、涼子が身体を絡め付けるようにコブラツイストを仕掛けた。
またもコブラツイストの激痛に悲鳴をあげる紀華。
「んああぁぁぁぁぁ・・・・」
涼子もギブアップ狙いで締め上げると、レフリーも確認をしていくリング上。
『藤原、ギブアップ?ギブアップ?』
レフリーの問いかけに必死に耐える紀華。
「ノォォォォ・・・ギブアップしないわ!」
紀華が耐えると、涼子は更に締め上げていく。
「ギブアップさせてあげるわよ!」
涼子が叫ぶと、更に攻め込んでいく。
耐えるも汗だくになって悲鳴をあげる紀華に、観客席も盛り上がっていく。
『米蔵っ、今夜は藤原を倒せよ!』
『負けるなぁぁぁぁ・・・』
歓声が響くリング上で、必死に耐えていく紀華。
耐えるからと涼子が技を解いていくと、動きの鈍る紀華の髪を掴んでから、ダブルアームスープレックスの体勢に持ち込む涼子。
そして、踏ん張って投げるのかと思いきや、前に顔面から叩き付ける荒技・フェイスバスターを炸裂させた。
バッシーン・・・
顔面からマットに叩き付けられて、涼子が離すと両手で顔面を押さえて痛がる紀華。
動きの止まった紀華に、涼子は立ち上がると顔面へストンピングを叩き込んでから、髪を掴んで起こしていく。
フラフラしている紀華に、涼子がバックドロップを仕掛けようとすると、紀華も必死に抵抗して踏ん張った。
そしてロープに焦るように逃れる紀華。
『ロープ・・・ロープ・・・』
ここで紀華がロープを掴んでいるからとレフリーが止めていくと、涼子は水着を直しながら距離を置いていく。
紀華も水着を直していくも、表情からもスタミナの消耗が相当ある様子で、苦しい展開を避けられない様子・・・。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に涼子が距離を詰めると、紀華の頬に張り手を叩き込んだ。
バッシーン・・・
フラついた紀華も張り手を返すと、涼子は一気に髪を鷲掴みにして近くのコーナーポストに顔面を叩き付けていく。
続けてコーナーに押し込んだまま、キチンシンクから強引なヘッドロックからのブルドッキングヘッドロックでリング中央で紀華を叩き付けていく。
グッタリとして動きを止める紀華。
涼子は観客にアピールしてからゆっくりとフォールしていく。
『ワン・・・ツー・・・スリ・・・・』
苦しそうな表情で返していく紀華。
しかしカウントがギリギリに近い状態で、追い込まれている様子。
返された涼子は立ち上がると、ギロチンドロップからヘッドシザースで締め上げていくと、紀華が両足をバタバタさせて藻掻いていく。
涼子はヘッドシザースを放すと、喉元を押さえて苦しむ紀華を俯せにすると、キャメルクラッチを仕掛けた。
上半身を反らされて苦しい紀華。
涼子が揺さぶると、苦悶の表情で耐えていくも、口からは涎を垂れ流して追い込まれていた。
レフリーがギブアップの確認をするも、ギブアップを拒否する紀華。
「ノォォ・・ぉぉぉ・・・」
耐える紀華に、涼子は技を解いて立ち上がると、髪を掴んで起こしていく。
しかし紀華も意地を見せて、涼子のお腹にパンチを叩き込むと、続けて強引なヘッドロックで反撃した。
汗だくで必死な紀華は締め上げると、涼子がバックドロップで返そうとすると、バランスを取りながら涼子を押し潰す紀華。
強引に片足を抱え込んでフォールする紀華。しかし涼子がカウントを入れられる前に返していく。
これには紀華は焦りを隠せないと、腕を狙っていくも涼子の足がロープに伸びた。
『ロープ・・・ロープ・・・』
レフリーが離していくと、涼子は水着を直していくと、紀華は苦しそうな表情を浮かべてゆっくりと立ち上がった。
スタミナ切れにも見える紀華。
これには涼子も見逃さずに、レフリーの掛け声を待っている。
『ファイト!』
レフリーの掛け声に、涼子が突進すると大振りの張り手を叩き込んでいく。
バッシーン・・バッシーン・・
容赦なく紀華の頬に叩き込まれる強烈な張り手。
紀華も打撃ならと拳を握って涼子のボディへパンチを叩き込むも、スタミナ不足から威力、数とも不足していた・・・。
涼子も紀華のスタミナ切れを感じて、殴られても逆に殴り返していくと、紀華の顔面へパンチが炸裂していく。
ゴキッ、バキッ・・・
ガードした紀華だが、顔を殴られて苦しい展開になっていく。
必死に顔をガードしようとする紀華に、涼子はバストへもパンチを入れていく。
グニュ・・グニュ・・
「あうっ・・ああんっ・・・」
バストへの衝撃に苦しむ紀華。ガードが下がってしまうと、そこへ涼子は顔面へパンチを入れていく。
バキッ・・ゴキッ・・
顔面パンチを数発受けて、紀華はフラフラしながらロープ際に追い込まれていく。
顔も腫れだしていて痛々しい紀華に、涼子は強引に髪を鷲掴みにして下を向かせると、顔面へ膝蹴りを叩き込んだ。
ゴキィィィ・・
鈍い衝撃音がリングに響くと、紀華はグッタリと膝を落として倒れ込んだ。
その紀華の両足を抱え込んで、ロープから離してから逆エビ固めを仕掛けた涼子。
膝蹴りの衝撃に意識を朦朧とさせていた紀華は、背骨が折れるのではと言う激痛に悲鳴をあげる。
グイッ・・
「んああぁぁぁぁ・・・・きゃああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
珍しい紀華の絶叫するシーンに観客席が盛り上がると、レフリーがギブアップの確認をしていく。
『藤原、ギブアップ?・・・ギブアップするか?』
レフリーの問いかけに必死に耐えようとする紀華。
「ノー・・・ノォォォォォォォ・・・・・」
涙を浮かべてギブアップを拒む紀華。
「無理しちゃって、背骨が折れちゃったらどうするのよ、ギブアップしなさいよ!」
涼子が腰を落として更に角度を極めていくと、紀華はマットを激しく叩き始めた。
「ほらほら、背骨が折れる寸前なんじゃないの、容赦しないわよ!」
「ぎ、ギブアップ・・・ギブアップ!」
紀華が叫ぶ様にギブアップを口にすると、涼子は意地悪く揺さぶりながら言い放つ。
「なに、聞こえないわよ、ギブアップって大きな声で言いなさいよ!」
涼子の言葉に、紀華が叫んだ。
「ギブアップ、ギブアップぅぅぅぅ・・・もう許してぇぇぇぇぇ・・・痛いぃぃぃぃぃぃぃ・・・」
紀華は泣きながらギブアップを口にすると、ここでレフリーが試合を止めていくのであった。
『カンカンカンカン・・・』
ゴングが打ち鳴らされると、涼子は技を解いてからガッツポーズを決めていく。
『勝者、米蔵涼子っ!』
リングアナのコールに笑顔を浮かべた涼子。
紀華は俯せ状態で立ち上がれないと、リングドクターが応急処置していく。
『米蔵っ、米蔵っ、米蔵っ・・・・』
観客席からは米蔵コールが続いていくと、リングアナが続けていく。
『無差別級優勝は、米蔵涼子となりました!』
リングアナのコールに観客席が盛り上がっていくと、涼子がマイクを要求していく。
「今夜は女祭りのトーナメントで優勝できました。次は、藤原さんの持つベルトに挑戦させてもらいたいと思います。私の腰に巻いた方が似合うと思いますので・・・・」
涼子のアピールに紀華がマイクで言い返す。
「こ、今夜は負けたわ・・・。タイトル戦は、お客さんが希望するなら受けるわよ、今度はワンマッチだから負けないわ・・・」
紀華の言葉に盛り上がっていく観客席。
こうして2014女祭りは終了したのであった。


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