「いいぞっ、もっと痛めつけてやれっ!」
「負けるなよ、ほらほら・・・いけぇぇぇ・・・」
この熱気に包まれた都内某所の地下室では、金網に囲まれたオクタゴンのと呼ばれる八角形のリングで、水着に身を包む女たちが死闘を繰り広げていた。
「このうっ・・・」
「何よ・・・」
そう、その死闘を繰り広げているのは、あの加原朋美と末広涼子だった。
お互いがスキャンダルや自殺騒動で芸能界を引退させられるかと言う所だったが、こんな所で格闘をしているなんて、一体誰が想像出来たであろうか?
そう、ここはアイドルファイト倶楽部。
売れなくなってきたり、更なる芸能界でのブレイクをしたい願望のあるタレントたちが、まさに身体を張ってリングに上がる過酷な地下イベント。
そして、その女たちの死闘をニヤニヤしながら見つめているのが、あの音楽プロデューサーの大室哲哉であった。
「ふふふっ・・・金と名誉に群がるタレント崩れを闘わすのは面白いなぁ・・・」
そう、かつては交際されていたとされる、あの加原が死にもの狂いで闘う姿を見てニヤリとしていた。
そして、遂に勝敗が決したが、負けたのは末広涼子であった。
息を荒げる涼子に、朋美はニヤリとすると水着を剥ぎ取っていった。
そして、芸能関係者の見ているリングの中、大室の前で朋美は涼子の股間へ爪先蹴りを入れると、ガッツポーズでリングを後にした。
『ただ今の試合、加原朋美の勝利となりました!・・・なお、勝ちました加原朋美は新曲発表と、CMの仕事が約束されます!』
そのコールに関係者たちが驚いていると、涼子は悔しそうに股間を押さえてリングを後にしていった・・・。
「結構楽しんでもらってるなぁ・・・。最初の試合だからどうなると思ったが・・・。」
大室がニヤリとしながら関係者に呟く。
「次回は何試合かしたいですね。・・・でも、凄いですね。女の喧嘩って・・・」
大室と関係者が話していると、この第1回目の興行と言うか、イベントは終わっていった。

それから数週間後、次にイベントをする時の試合をするタレントを求めていた大室の元に、ある連絡が入った。
そう、次の金網リングに入る相手だがまた大室関係であった。
ガチャ・・・
「久しぶりだなぁ・・・あみ。」
そう、大室が今回リングに上げようとしているのは、あの鈴本あみであった。
「ひ、お久しぶりです・・・。」
不安そうな表情で大室の前に座るあみ。
「まぁ、率直に言えばリングの上でプロレスと言うか、相手を倒して仕事を取るみたいなものだが、お前の場合は芸能界を干された訳だから、復帰の足かがりと思ってもらえばいいなっ・・・」
その言葉に、あみは決意したように言い出した。
「分かりました。リングでプロレスでも何でもします。・・・また、ステージに立てるのなら・・・・」
あみも元は売れっ子アイドル。かつての栄光を取り戻すために必死の覚悟のようであった。
だが、あみがリングに上がる事を決意しても、その相手が問題であった。
そしてふと大室が芸能雑誌に目を通していると、グラビアで水着姿で笑顔を振りまくアイドルたちに視線を移していった・・・。
「そう言えば、最近はあの娘も出てないなっ・・・」
そう、大室がチェックしたのはイエロージャブの河村亜紀であった。
86センチの大きな胸と、愛くるしい顔で売れっ子グラビアアイドルに躍り出ていた彼女であったが、最近では乙羽や戸向美奈子、そして同じ事務所の大池栄子などの活躍にグラビアに出る機会も殆ど無くなったと言っても過言ではなく、売れたければヌードかと言われていた。
そう、その亜紀を次の試合のあみの対戦相手と大室は考えていたのであった。
早速連絡していく大室。そしてある日、都内某所で話し合いの場が作られていった。
ガチャ・・・
「し、失礼します・・・。」
緊張した面もちで部屋に入る亜紀。その亜紀の目の前にソファーに座っているのは、あの大物プロデューサーでもある大室哲哉の姿があった。
「まぁ座って。突然だけどさぁ・・・。君っ、プロレスとかって出来るかな?」
その言葉に、亜紀は遂に自分もリングに上がる時が来たと覚悟した。
それもそのはず、最近ではイエロージャブのタレントがバラエティ番組で他の事務所のアイドルとプロレスをしたりして、視聴者からも次は河村亜紀をと言う声が高まっていたからであった。
「プロレスですか・・・。お仕事ならリングにでも上がります。痛いのは怖いけど・・・」
決意したような視線を大室に投げつけながら亜紀が答えると、大室は内心は話が早いと切り出した。
「そうか、君がそう言うなら話は早い。・・・実は、君も最近じゃあグラビアにも出なくなって僕も寂しいと思ってたんだ・・・」
「えっ・・大室さんが私のグラビアなんて見てくれてたんですか?」
内心、亜紀は大室が自分のグラビアを見てくれて、気に掛けてくれていた事に喜んでいるようだった。
「君みたいにカワイイ娘が出なくなって寂しいけど・・・。実は、このプロレスって言うのは、タレント同士で仕事を取り合う為の物なんだよ。それと、マスコミには絶対にバレない仕組みだから、ケガさえしなけりゃ大丈夫だけど・・・どうかな?」
その大室の言葉に驚くが、タレント同士なら私でもと思ったのか、亜紀はリングに上がる事を決意すると、その日は帰っていった。
それから、亜紀もあみもプロレスなどの練習をしていたが、亜紀は仕事もあったが、逆にあみは時間は幾らでもある状態だったので、練習量に差が出るのは仕方がないことだった。

そしてイベントの日、遂にあみと亜紀は都内某所の地下施設で決戦の時を待っていた。
「だ、誰が相手なんだろう・・・」
白いビキニに身を包んで、亜紀は控え室で不安そうにしてペットボトルの水を口に入れていた。
そして白いレスリングシューズの紐を結んでいくと、亜紀はその時を待っていた。
「絶対に勝って芸能界に復帰するわ・・・」
逆に、控え室でスポーツビキニに身を包んで、早くもシャドーボクシングみたいに素早い身のこなしで汗をうっすらと素肌に浮かばせていくあみ。
そして時間となっていった・・・。
『本日もこの特別なアイドルファイト倶楽部を開催します!』
スピーカーからは実況の声が流れる中、金網のオクタゴンの代わりに、今回は普通のプロレスのリングであったが、その周りには多数の芸能関係者や、各界の大物たちがグラスを傾けながらリングに注目していた。
その興奮していく観客の間から、遂にあみと亜紀がリングに向かって歩き出してきた。
当然の事だが、観客たちは前回の末広涼子や加原朋美の事もあったから、驚きは大きくなかったが、お互いが大人しそうな2人の登場には驚いているようであった。
しかし、それ以上にあみと亜紀も驚いていた。
「か、河村・・・亜紀・・ちゃん・・・」
「えっ・・・す、鈴本あみさん・・・」
お互いが驚いていたが、コーナーで相手を見て内心は倒してやると考えているようであった。
そんなお互いの思いを掻き立てるように、リングアナがコールを開始していった。
『それでは、本日の特別試合を行います!青コーナー、鈴本〜あみ〜っ!』
そのコールにあみが手を挙げてアピールしていった。
『赤コーナー、河村〜亜紀〜っ!』
そして亜紀もそのEカップと言われるバストを揺らしながらアピールすると、観客たちも歓声をあげていった。
(な、何よ・・・胸が大きいからって・・・)
亜紀に対して送られる歓声に、内心はあみは頭に来ているようであった。
『なお、この試合に勝った場合、お互いに希望に添うような仕事などの権利が与えられます!』
そのコールに、あみも亜紀も目の前の相手は、もう同じタレントではなく、自分が売り出すための踏み台と思うようになっていた。
『また、この試合のルールは、目・鼻・耳以外は攻撃可能で、凶器から噛み付き・引っ掻きなど何でも有りの特別ルールです。また、決着はギブアップか試合続行不可能と判断された場合によります!』
そのルールの説明の後に、あみと亜紀はリング中央で睨み合っていった。
「負けないわよ・・・。」
亜紀が先に言い放つ。
「私だって・・・。胸だけのアイドルと違うのよ・・・」
「そう、音符も読めないって言うのは誰だっけ?」
バシィィィィ・・・
流石にあみにとってキツイ一言だったが、その一言にキレたのか、いきなり亜紀の頬を思いっきり叩いていった。
「イッ・・イッタ〜・・・何するのよぉぉぉ・・」
バシィィィィ・・・
しかし亜紀もすぐに張り手を返していくと、そこでゴングが鳴らされていった。
「何よ、胸しか自慢出来ないの!」
いきなりあみが絶叫しながら飛び出すと、勢いよく亜紀のビキニに包まれたバストへ飛びヒザ蹴りを叩き込んでいった。
いきなりの飛びヒザ蹴りに、亜紀はその柔らかいバストを押しつぶされながら、痛さに悲鳴をあげて倒れていった。
「何するのよ、小さいからって僻んでるの!」
更に馬乗り状態になったあみが、その亜紀の一言にキレたのか、亜紀の髪を掴むとリングに押しつけていった。
「もう一度言ってみなさいよ!」
すると、あみが何と亜紀の頬を殴りつけていった。
バキッ・・・
「ぐふっ・・・ううっ・・痛いじゃないの・・・」
さすがに頬を殴られて、その痛みに涙目になって言い返す亜紀。
「何よ、泣いてるの?・・・もっと痛い思いさせてあげようか!」
更に殴りつけていくあみ。そのあみのパンチの嵐に必死に防ごうとしながら痛がる亜紀。
しかし、偶然にも藻掻いてヒザを動かしていた亜紀が、あみの股間へヒザをヒットさせたのだった。
バキィィ・・・
「イタぁぁ・・・あああっ・・・」
いきなり股間へのヒザ蹴りに、偶然とは言えあみは股間を押さえて倒れ込んだ。
しかし亜紀も殴られた痛みに顔を押さえていると、あみも倒れ込んでいるから試合が止まったような感じになっていた。
しかし、今度は亜紀が起きあがると、怒った表情で倒れているあみを蹴りこんでいった。
バシッ・・バシッ・・バシッ・・
「もう許さないっ!・・・覚悟しなさいよねっ!」
倒れているあみの全身をストンピングで蹴り続ける亜紀。
「ぐふっ・・何よ、そんな蹴り効かないわよ!」
蹴られながらも強がるあみ。
「だったらこうしてあげるわよ・・・」
その強がるあみの髪の毛を鷲掴みにすると、亜紀が起こしていった。
しかし、ここであみが以外な行動に出たのだった。
ガリガリッ・・・
「きゃああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
いきなりリングに響き渡る亜紀の悲鳴。そう、あみがいきなり亜紀の顔面を掻きむしっていったのだった。
普通のプロレスならば反則であるが、このリング上では有効であった。
更に顔面を押さえる亜紀の股間へ、一気にあみが爪先蹴りを喰らわしていった。
グシュ・・・
「ふぎぃぃぃ・・・・」
これには絶叫しながら倒れ込む亜紀。たしかにあみのレスリングシューズの先端が亜紀のビキニショーツに包まれた敏感な部分を捉えていたから、亜紀は地獄の痛さに悲鳴をあげた。
「ふん、芸能界に復帰できるなら何だってやってやるわよ!」
更にあみが倒れている亜紀の全身をお返しとばかりにストンピングで蹴りこむと、更にお腹へ蹴りを入れていった。
グシュ・・・バシィィ・・
「ぐぶうっ・・・ぐへぇぇぇ・・・オエッ・・・」
その亜紀の柔らかいお腹へ蹴りが決まると、さすがは陸上競技をしていただけあってあみの蹴りは威力があったのか、亜紀は嘔吐感に苦しんでいた。
(ふん、こんな女っ・・・ただ胸が大きいだけなのに・・・)
苦しむ亜紀を見つめるあみ。しかし更なる残酷な攻めを考えついたようであった。
無理矢理に亜紀を起こしていくと、亜紀は苦しさからお腹を押さえていた。
「ううっ・・・なっ・・何するのよ・・・あふっ・・・」
涙目になりながらも言い返す亜紀。
「素直に痛めつけられればいいのよ・・・デカパイ女っ!」
その亜紀をトップロープとセカンドロープに腕を絡ませて動けなくしていくあみ。
「やめてよ・・・それだけは・・・水着は卑怯よっ・・・」
そう、いきなり怯え出す亜紀。それもそのはず、あみが亜紀のビキニを剥ぎ取ろうと手を掛けたのだった。
「ふふふっ・・・その身体で売り出せば・・・ヘアヌードって手もあるわよ・・・」
薄ら笑いを浮かべながらあみが言い放つ。
逆に、トップレスにされる事に怯え出す亜紀だったが、構わずあみがビキニを剥ぎ取っていった。
「きゃああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
「お嬢様ぶってるんじゃないわよ、巨乳で売り出してるなら勿体ぶらない事ねっ!」
あみの水着剥ぎによって、亜紀の白い乳房が露わになると、さすがの芸能関係者からも溜息が漏れていた。
更に、その恥ずかしさから身体を動かす亜紀のプルプルと揺れている乳房に、あみが殴りつけていった。
グニュ・・グニュ・・
「いやあぁぁぁ・・・やめてぇぇぇ・・・ぎゃあぁぁぁぁぁ・・・・」
自慢の胸を攻められて、大きな悲鳴をあげている亜紀。
「はははっ・・・いいパンチングボールだねぇ・・・河村ぁぁ・・」
あみの目つきが次第に狂気を帯びてきているようであった。
更に殴られていくと、亜紀の白い乳房が次第に内出血していったのか紫色に所々なっていった。
「ああっ・・・わ、私の・・・オッパイ・・・」
次第に亜紀は涙目で譫言のように呟いていた。
バキッ・・
「おらっ・・・今度はこうしてあげるわね!」
そう、バスト攻めから今度は顎へアッパーを入れると、亜紀は頭を上にするように殴られて、そのままグッタリ下を向いていった。
ポトッ・・ポトッ・・・
亜紀が下を向くと、口の中を切ったのかマットに血を垂れ流していた。
「うぶっ・・・ううっ・・・も、もう・・・ダメっ・・」
亜紀はもうギブアップしようと考えていた。しかしあみが反対ロープに走り出すと、そのまま勢い良く亜紀のお腹へキチンシンクを炸裂させていった。
グシュ・・
「グボベェェェェ・・・・」
これには堪らず口から勢い良く反吐をマットに吐き出していく亜紀。
ビチャビチャ・・・
「汚いわねぇ・・・」
あみが馬鹿にしたような視線を投げつけながら亜紀に近づくと、今度はコーナーに逆さ吊りにしていった。
「や・・やめて・・・もう・・・ギブアップです・・・お願い・・・」
涙目でギブアップと哀願していく亜紀。しかしノーレフリーの試合の為に誰もギブアップとは分からず、ましてあみはビキニショーツに手を掛けていった。
「誰がギブアップだって?・・・まだなんだよ・・・」
無理矢理に亜紀のビキニショーツを引き裂いて脱がせると、そこには亜紀の全裸逆さ吊りが晒されていた。
「や・・やめて・・・お願い・・・」
恥ずかしさからか、亜紀が泣きながらあみに試合を止めてくれるように頼み込むが、あみの暴走は止まらなかった。
「ふふふっ・・・以外と使ってないみたいね・・・貴方のア・ソ・コ!」
ニヤリとしながら亜紀を言葉でも責めていくあみ。
「ひっ・・酷い・・・よくそんな事・・・言えるわね・・・」
涙目で言い返す亜紀。
「何よソレ?・・・自分の置かれた立場が解ってるのかしら・・・」
そう言うと、あみは逆さ吊りになっている亜紀の顔面を踏み付けると、更に重力に逆らえずに変形する亜紀の乳房に蹴りを入れた。
グシュ・・・
「うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
更に、ビキニも剥ぎ取られて露わになっている亜紀の股間に、あみの強烈なエルボースタンプが炸裂すると、肘が亜紀の秘部を直撃した形になって、亜紀は激痛に絶叫していった。
「いい泣きっぷりねっ・・・私のストレス解消にはいいかもね・・・」
ニヤリとするあみは、もう股間への一撃で意識を朦朧とさせている亜紀をコーナーから降ろすと、無理矢理に起こしてから抱え上げた。
以外に力のあるあみだったが、そのまま亜紀を抱え上げて、一気に膝を突きだしての股間直撃のアトミックドロップを炸裂させていった。
グキッ・・
「ひぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
またもリングに響き渡る亜紀の悲鳴。しかし、そんな事も構わずにあみの股間責めが続いていくと、亜紀はあまりの衝撃に気を失ってしまった。
その様子にあみが気が付いて放すと、亜紀は俯せになってグッタリしていった。
しかし、あみは更に股間へ爪先蹴りを入れていくと、亜紀は身体を痙攣するようにピクピクすると、股間からは黄色い液体を垂れ流していた。
「カンカンカンカン・・・」
その様子に、急いでゴングが鳴らされていくと、試合はあみの勝利で終わりを告げていった。
「大した事ないわねぇ・・・河村さん?」
更にあみが顔面を踏み付けながら叫ぶと、リングサイドで観戦している大室が何か呟いていた。
「ちょっと調子に乗りすぎてるみたいだから・・・次回はお仕置きだなっ・・・」
更にあみが調子に乗ろうとすると、黒服たちがリングから降ろしていった。
一方、亜紀も担架に乗せられて控え室に消えていくのであった。
『ただ今の試合、河村亜紀の試合続行不可能により、鈴本あみの勝ちとなりました!』
そして、会場内にアナウンスが流されていった・・・。

その頃、他の控え室では次の試合に出るタレントが準備していた。
「遂にあの女を・・・ボコボコにしてあげれるのね!」
そう、そう言ってニヤリとしているのは、あの沖菜恵であった。
そしてそのボコボコに出来ると標的にされたのは、以前この沖菜恵が淫乱だの何だのと言い放った芳野紗香の事であった。
そして恵は特別試合と言う事で、黒いビキニに着替えると、控え室を後にした。
一方、芳野紗香も今回の特別試合とも言えるのに出るのには訳があった。
毒舌で恵にダメージを負わせた事などにより芸能界を干されていたが、あの大室サイドから因縁のあるとも言える恵とリングで喧嘩をすればグラビアなどへ出れるようにしてくれると言った話に乗ってきた訳だった。
その紗香も緊張した表情で白いビキニに着替えると、控え室を後にしていった。
早くもコーナーで堂々と紗香を待つ恵。
小柄だが以外に豊満なバストなどに関係者たちが改めて写真集などの企画をと考え出していた。
その恵の視界に、あの因縁の芳野紗香の姿が入っていった。
その瞬間に険しくなっていく恵の視線。
しかし、その恵を挑発するように紗香がリングに上がるなり、マイクを持って叫びだした。
「沖菜先輩、いつかは迷惑かけてすいませんでした・・・なんちゃって!」
「・・・・・・・」
「本当の事を言ったのに怒られて、私は全然納得してないの!・・・今日はタップリと楽しみましょうね・・・先輩っ!」
早くも挑発する紗香。その言葉に沈黙していた関係者たちからなる観客が叫びだした。
『沖菜っ、遠慮はいらないからそのクソガキをブチ殺してやれ!』
『芳野の方こそ全裸にして晒し者にしてやれ!』
『貧乳のクセにひがんでんじゃないぞ〜っ!芳野っ!』
早くも会場内は紗香へのブーイングが溢れまくっていた。
しかし紗香の口は止まらなかった。
「こんなビキニでプロレス?・・・全裸にしてあげますよ・・・その自慢の身体を晒してみれば・・・」
その紗香に遂に恵が口を開いた。
「言いたいことはそれだけ?・・・ゴングが鳴れば分かる事ね・・・」
その恵の一言に紗香がいきなり喧嘩キックを恵に炸裂させるが、黒服たちがリングに入って止めていった。
「ふん、ここのルールも分からないの?・・・タレント失格ねっ・・・」
更に恵がニヤリとしてコーナーでゴングを待つ。
逆に反対コーナーで黒服に押さえられている紗香は、興奮したように叫んでいた。
「早くゴングを鳴らせよ!」
早くも興奮状態の紗香だったが、リングアナがコールを開始していった。
『本日の時間無制限一本勝負、青コーナー、T152B78W54H80〜、芳野〜紗香〜っ!』
そのコールに、紗香はガッツポーズで観客にアピールするが、誰も応援する声は飛ばなかった。むしろ逆にブーイングが飛ぶ始末だった。
『赤コーナー、T155B84W59H85〜、沖菜〜恵〜っ!』
逆にそのコールに笑顔で観客に愛想振りまく恵。
その恵には応援のコールが多く送られていった。
「カァーン!」
そして早くもゴングが鳴ると、お互いが睨み合いながらコーナーから歩き出した。
「覚悟はいいの、淫乱女っ!」
早くもリング中央で睨み合った瞬間に、恵に言い放つ紗香。
「あんたこそ覚悟はいいの?骨の一本二本は覚悟しなさいよね・・・」
鋭い視線で紗香を睨み付けていく恵。
「何ですって・・・アンタこそ・・・」
まずは紗香が恵の髪を鷲掴みにして振り回すと、恵も紗香の髪を掴んでいった。
バシィィィ・・・
しかし、恵がいきなり空いている手で張り手を入れると、フラつく紗香も負けずに張り手を返していった。
バシィィィ・・・バシィィィィ・・・
いきなり始まった女同士の壮絶な意地を賭けた張り手合戦。意地と意地が激突する展開に、恵も紗香も口の中が切れても一歩も引かずに相手の頬に自らの手のひらを叩き付けた。
だが、いきなり紗香がヒザ蹴りを出すと、恵のお腹に炸裂した。
グシュ・・・
「ぐふっ・・・ううっ・・・何するの・・・よっ!」
しかし苦悶の表情になる恵も、意地になって紗香の顎を殴りつけると、紗香が倒れ込んでいった。
「ぐへぇぇぇぇ・・・あああっ・・・ちっ、畜生っ!」
しかし倒れても抵抗しようとする紗香。
「その減らず口をたたき直してあげるわ!」
その倒れている紗香の太股にローキックを打ち込む恵。
バシィィィ・・・
「ぎゃう!」
さすがに恵の蹴りに悲鳴をあげる紗香。しかし上手く足をあげて恵の攻撃を防いでいた。
バシィィィ・・・バシィィィ・・・
次第に恵の蹴りが続けて入っていくと、紗香の白い足に内出血のような紫色っぽい痕が浮かびだしていた。
「どう、これで自分の弱さに気がついたかしら?・・・まぁ、もう遅いけどね・・・」
恵がニヤリとするが、紗香も負けていなかった。
「どうだかねっ・・・おらっ!」
いきなり恵の顔面を狙ってバランスよく蹴りを出していく紗香。しかし恵が避けるがバランスを崩していった。
「もらった!」
以外だったが、紗香が恵の足に足絡みから倒していくと、そのまま俯せ状態にして両足を交差させてデスロックを極めていった。
グイッ・・・
「ぎゃっ・・・くうぅぅぅ・・・」
以外な紗香の攻めに必死に耐える恵。
「どうなのよ、痛いなら素直に言えばいいでしょ!・・・淫乱女っ!」
上手く足を極めた紗香が更に極めていくと、恵の両足から全身にかけて激痛が走っていった。
「誰が淫乱女ですって・・・こんな技、利いてないのよ!」
痛いのに意地で言い返す恵。
「だったら面白い事をしてあげるわ・・・それっ!」
いきなり恵の両足を自らの足で固定すると、上半身を恵の身体に密着させて股間へ手を伸ばしていく紗香。
グニュ・・・
「くっ・・・何するのよ、この変態女っ!」
自らの股間へ当てられていく紗香の指の感触に、恵が言い返していく。
「ふふふっ・・・こういう事が大好きなんでしょ・・・好き者の沖菜さん!」
更にビキニショーツと太股の間に指を入れていく紗香。
クニュ・・・
「あふっ・・・何するのよぉぉ・・・」
紗香の指先が恵の敏感な部分へ近づくと、恵が身体を悶えさせた。
「ふふっ、公開オナニーショーでもしてみる?・・・雑誌にスクープされてた写真みたいに男相手のプロレスの方が良かったんじゃないの?」
意地悪く恵を口で責めていく紗香。
更に紗香が恵のビキニショーツを脱がせようとすると、恵も必死になって抵抗していった。
そして、抵抗してジタバタしているうちに、恵の手が紗香の髪を掴んでいった。
「イタタタタッ・・・何するんだよ、この淫乱っ!」
さすがに髪を掴まれて痛がる紗香。
「何が淫乱だって?・・・この貧乳っ!」
いきなり紗香の心に刺さるような事を言い返す恵。
「なっ・・何ですって・・・」
貧乳という言葉に反応を見せていく紗香。その隙に恵がロープに手を伸ばすと、そのままロープに掴まってジタバタして紗香の技から逃げ出していった。
そして立ち上がると、紗香も構えて睨み合っていった。
「どうしたのよ・・・貧乳って言われて怒ってるの?・・・だって本当の事を言ったのに・・・」
恵がニヤリと不気味な笑みを浮かべながら紗香に言い放つ。
「くっ・・・」
さすがの紗香もこの一言には言い返せないでいると、恵がいきなり走り込んでいった。
「これでも喰らえっ!」
グシュ・・
「ぐふっ・・・うげげっ・・・」
そう、突然に走り込むと恵が紗香のお腹へキチンシンクを炸裂させた。
その威力に腹筋も鍛えていない紗香は内蔵を押しつぶされるような感覚に藻掻き苦しんでいった。
「大した事ないんじゃないの?・・・覚悟しなさいよ!」
苦しみながら倒れる紗香の顔面へ徹底してストンピングで蹴りこむ恵。
「ぐふっ・・・がはっ・・・うううっ・・・」
これには必死に顔を押さえながら藻掻く紗香。
「どうしたのよ・・・今日はアンタの苦しむ顔を楽しみに来たんだから!」
更に四つん這い状態になった紗香のお腹を爪先で蹴り上げる残忍な恵。
グシュ・・・
「ぐぶうっ・・・オエッ・・ウエッ・・・」
まるで恵の爪先が胃袋を押しつぶした形になると、紗香は激しく口から反吐をリングに吐き散らしていった。
「汚いわねぇ・・・ほらっ・・立つのよ!」
グッタリしている紗香の髪を掴むと、今度は恵がコーナーに連れて行った。
逆に紗香は恵にされるがままであったが、グッタリとコーナーに寄りかかるようにされると、口からは胃液のような物を垂れ流していた。
「どう?・・・わかったかしら・・・力の差を・・・」
恵が勝ち誇ったように紗香の前に仁王立ちになるが、紗香の目はまだ死んではいなかった。
バキッ・・
「余裕ぶってんじゃないわよぉぉぉ・・・」
いきなりグッタリしていた紗香が、仁王立ちになっていた恵の股間へ前蹴りを入れると、油断からか恵の股間に決まっていった。
次の瞬間、さすがの恵も股間を押さえて倒れ込むと、紗香がフラフラしながらも恵の後頭部へストンピングを叩き込んでいった。
バシッ・・バシッ・・・
「ほらほらっ・・・どうなのよ、調子に乗ってさぁ・・この雌豚っ!」
いきなり元気を取り戻して恵を攻め込む紗香。
「くっ・・汚い真似して・・・許さない・・・」
蹴られながらも反撃の機会を伺っているような恵。
「あら、そんな生意気な事を言って・・・さっきのお腹への蹴りは苦しかったんだから!」
グシュ・・
「ぐふうっ・・・・うううっ・・・」
今度は恵のお腹へ紗香の蹴りが決まると、反吐こそ吐き出さなかったものの、恵はお腹を押さえて転がりまくっていった。
「いい様よっ・・・今度はその邪魔な布きれを取ってあげるわ!」
更に倒れている恵のビキニブラジャーの結び目を解くと、一気にビキニ剥ぎをしていく紗香。
「何するのよぉぉぉ・・・やめなさいよぉぉぉぉ・・・」
さすがにビキニを剥ぎ取られると思って叫ぶ恵。しかし時は既に遅く恵のバストを包んでいたビキニが脱がされていった・・・。
84pの見事な恵のバストが露わになると、観客たちから溜息が漏れていった。
「何よ、そのオッパイで何人の男を騙したのかしらね・・・」
ニヤニヤしながら紗香が言い放つ。
「ゆ・・許せない・・・」
恵がブラ剥ぎに怒ったのか、目つきが鋭くなると、目の前の紗香にいきなり反撃をしていった。
バキッ・・・
「ふぎぃぃぃぃ・・・」
そう、いきなり立ち上がり様に恵が紗香の股間へグーパンチを入れていった。
その衝撃に紗香は油断していた事もあって、股間から突き抜ける衝撃が脳天に突き抜ける感覚に、フラフラっとマットに崩れていく紗香。
「覚悟しなさいよねっ・・・このペチャパイっ!」
そう言うと、恵もお返しとばかりに紗香の白いビキニブラジャーを剥ぎ取っていった。
すると、今度は紗香の小振りなバストが露わになっていった。
「ひ・・ひどい・・・」
さすがに気にしている事を言われ、紗香の目に涙が浮かんできた。
しかし口なら負けていない紗香は、またも口撃していった。
「何よ、この雌豚!・・・淫乱だから男の人に揉みまくってもらって大きくしたんでしょ!」
その紗香の言葉に恵が怒り出した。
「何ですって・・・うるさいわよ!」
恵がいきなり紗香を起こすと、そのバストへグーパンチを炸裂させていった。
グシュ・・グシュ・・
「ああんっ・・・ぐはっ・・・痛いっ!」
思わず悲鳴をあげる紗香。たしかに、小振りの乳房に恵のパンチの衝撃がそのまま肋骨に伝わっているようであった。
しかし意地で恵の豊満なバストへパンチを返す紗香。
グニュ・・・
「うぐっ・・生意気なんだよぉぉぉ・・・」
さすがにバストを殴られて一瞬怯む恵だったが、絶叫すると紗香の顔面にグーパンチを入れていった。
バキィィィィ・・・・
「がはあぁぁぁぁ・・・・あんっ・・・」
さすがに体力勝負だったら紗香は不利で、殴られて倒れてしまった。
更に、恵が一気に勝負を付けようとしてか、紗香の髪を掴んで起こすと、いきなり大技・DDTで紗香の脳天をマットに叩き付けていった。
グシャアァァァ・・・
「んあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
意識を一瞬無くしたような紗香。初めて受けるプロレスの大技に紗香は虫の息だった。
「いい気味よ・・・そろそろトドメを刺してあげるわ・・・貧乳ちゃん!」
恵の目がサディスティックな目つきへと変わっていくと、そのグロッキー状態の紗香をリング中央に引きずっていった。
「そう言えば淫乱淫乱とか言ってくれたわね・・・」
ゆっくりと紗香の両足を股先のように開いていく恵。更に、そのまま片足を股間へ押しつけると、紗香の敏感な部分をビキニショーツの布地の上から刺激していった。
グググッ・・・
「ううんっ・・・何するのよ・・・変態っ・・・やめてよっ・・」
恵の電気アンマとも言える攻撃に、紗香が身悶えて抵抗するが、それも逃げるまでには至らなかった。
「ふふふっ、変態はどっちかしらねぇ・・・」
今度は一気に紗香の両足を自らの両腕で抱え込むと、反転しての逆エビ固めを極めていった。
グイッ・・・
「ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・痛いぃぃぃぃ・・・・」
これには全身を貫く激痛に絶叫していく紗香。
「痛いのは当たり前でしょ・・・ほらっ!」
更に逆片エビ固めに移行して、空いた手で紗香のビキニショーツを上から弄り出す恵。
クニュ・・
「あふっ・・・何するのよ・・・」
これには顔を赤らめて言い返す紗香。
「こういう事よっ・・・関係者ばかりだけど、リング上で恥ずかしい所でも見てもらうわ!」
そう叫ぶと、恵が一気に指を紗香の股間へ這わせて愛撫していった。
クニュクニュ・・・
「ああんっ・・・やめてよぉぉ・・・何よぉぉぉ・・・ああんっ・・・」
強気だった紗香が弱気な言葉を吐くが、さすがに敏感な部分を恵に責められては堪らないようであった。
「何よ、嫌がってる割りには濡れてきたわよ・・・敏感なのねっ・・ふふふっ・・・」
そう言って、観客に見えるように自らの指に絡みつく透明の液体を見せつける恵。
「やだ、こんなのヤダよ・・・もうダメェ・・ギブ・・・ギブアップするぅぅぅ・・」
さすがに恥ずかしさからか、紗香が突然にギブアップ宣言をすると、マットを叩き始めた。
「いいわよ・・・アンタみたいな娘の見たって誰も面白くないからねっ・・・」
そう言うと、恵が紗香を放していった。
「ふん、口ほどにもないわねっ・・・ふふふっ・・・」
恵は自らが勝利したと勝ち誇るようにガッツポーズを取っていった。
その隙に、紗香はリング下に転がるように逃げると、いきなりその口をまた開いていった。
「ふん、今日は負けておいてあげるわ!・・・だけどねぇ、そんな技で私に勝ったと思ったら間違いなんだよ、淫乱っ!」
突然リング上の恵に言い放つと、そのまま控え室に戻っていく紗香。
しかし、恵もそこまで言われて黙っているはずもなく、急いで紗香の後を追っていった。
「待ちなさいよ、上等じゃないの!」
そして勝利した恵もリングから消えると、その誰も居ないリング上にアナウンスが流れていった。
『ただ今の試合、芳野紗香のギブアップによって沖菜恵の勝利とします!・・・なお、沖菜恵はCMに出れる権利を、そして芳野紗香はグラビアと写真集出版の権利が得られました!』
そのアナウンスに観客たちも驚きであった。
しかし、恵と紗香の因縁は更に深まったみたいであった。

因縁の対決が終わり、関係者たちが注目するリング上。その頃、控え室では・・・。
「何かと思ったら、今度はプロレスからお誘いねぇ・・・。まぁ、今日は売れっ子巨乳アイドルとプロレスならいいかもね・・・」
そう言って白いビキニに着替えているのは、あの巨乳ばかり集めたBBガールズでも人気の高い、あの濱野裕子であった。
95pと言う大きなバストをビキニに包み込むと、出番を待っていた。
そして、今夜この裕子と闘わされるのは、あの売れっ子巨乳アイドルの戸向美奈子だった。
17歳になる前から、90pと言う大きな胸を武器にグラビア界で破竹の勢いで売り出してきた美奈子だったが、その活躍が大室の目に止まってプロレスのリングに上げられてしまったのだった。
「どうしよう・・・プロレスは見るのは好きだけど・・・」
美奈子も白いビキニに着替えると、不安げな表情で出番を待つが、以前番組で女子プロレスに挑戦するアイドルたちを見て、自分は出ないでいいから大丈夫と思っていた美奈子が、今度は自分がプロレスをする番、それも裏で行われる非合法ショーとも言えるもので、不安になるのも仕方はなかった。
しかし、そんな美奈子の肩を叩くある男の影が・・・。
その男を見て美奈子は安心するのであった・・・。
そして、遂に裕子と美奈子がリングに向かって動き出すと、芸能界関係者が見守る中、2人は自慢の胸を揺らしながらリングに上がっていった。
「誰かと思ったら、最近胸ばかり強調して売り出してる戸向さんね・・・」
内心、自分が最近グラビアから呼ばれない事に腹を立てていた裕子は、16歳にして90pのバストを武器に活躍する美奈子の姿に、嫉妬心からか今日は虐めてやろうと決意した。
まして、美奈子は裕子の呼びかけにも黙って睨み付けている始末。ますます裕子は虐めてやろうと考えていた。
しかし美奈子はコーナーで足元を震わせながらも睨み付けていた。
『それでは、本日のメインイベントを行います!』
そのリングアナのコールに緊張が走るリング上。
『青コーナー、巨乳グラビアアイドル〜、戸向〜美奈子〜っ!』
そのコールに不安げの表情になりながらも手を振ってアピールする美奈子。
『赤コーナー、グラビア復帰はなるか〜、濱野〜裕子〜っ!』
その裕子の心情を逆撫でするようなコールに、裕子は不機嫌そうな表情になって美奈子を睨んでいった。
当然の事ながら、プロレスと言っても喧嘩みたいなもので、この場合は裕子の怒りは美奈子に当てられる事は当然の成り行きだった。
『なお、この試合のレフリーの到着が遅れているので、先に試合を開始します!』
そのコールに裕子がニヤリとするが、逆に美奈子に不安が走った。
(えっ・・・レフリーのあの人が居なくっちゃ・・私・・・やられる・・・)
そう、美奈子はそのレフリーとして来る人間を知っているようで、まるで味方に思っているようだった。
カァーン!!
しかし無情にもゴングが打ち鳴らされると、裕子は獲物を前にした猛獣のようにニヤニヤしながら美奈子に迫った。
「覚悟しなさいよ・・・お遊びプロレスじゃあないからね・・・」
両手を組んでニヤリとする裕子。
「何よ、私だって簡単にはやられないわよ!」
年齢で10以上離れているだけあって、美奈子も体力ならと考えたのか距離を取って構えていた。
しかし、裕子は体力的にも美奈子を凌ぐものであった・・・。
「あらあら・・・いくわよ!」
呆れ顔で裕子が美奈子に近づくと、逆に美奈子が殴りつけたり、蹴ったりして抵抗していった。
バシッ・・バキッ・・・
胸を揺らしながら必死に裕子を攻める美奈子。
「何してるのよ・・・ねぇ?」
だが余裕で美奈子の攻めを受けている裕子。
「何よ、貴方こそ痛いなら痛いって言えばいいでしょ!」
逆に必死になって裕子を攻めて、汗を流し出す美奈子。
「痛いですって?・・・痛いって言うのはこういう事っ!」
バキッ・・
「んあぁぁぁぁぁ・・・・・あああっ・・・・」
いきなり裕子がダッシュすると、美奈子のお腹へニーアタックを炸裂させた。その次の瞬間、美奈子は涙目になってお腹を押さえて倒れ込んでいった。
「どうしたのよ、痛いってどうなの?」
その美奈子を嫌味っぽく髪を掴んで問いただす裕子。
「くっ・・うわあぁぁぁぁ・・・・」
今度は狂ったように美奈子が裕子に殴りかかるが、裕子は余裕でニヤリとすると、今度はロープに美奈子の顔面を擦り付けていった。
ギュ・・ギュ・・
「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・顔が焼けちゃうぅぅぅ・・・」
ロープに顔面を擦られて、その摩擦熱に絶叫していく美奈子。もう目からは涙が溢れ出していた。
その頃、そのリンチとも言える展開を見つめる数人の男がいた・・・。
「濱田さん、もういいんじゃないですか?・・・可哀相ですよ・・・」
「おっ・・お・・俺・・・あの女と闘いてぇよ!・・・オッパイでかいし!」
レフリーの格好をした男に2人の男が言い出した。
「まぁ・・美奈子には悪いが、もう少し虐められて観客を味方にしてからだな・・・後で仇は取ってやるからなっ・・・美奈子っ!」
そうしている間にも、リング上では裕子が美奈子を痛めつけていた。
今度はロープに磔状態にされていく美奈子。そのビキニに包まれた90pのバストが目立っていた。
「たしかに大きいわね・・・」
「なっ・・何するの・・・」
腕を絡められて動けない美奈子に、裕子が迫っていく。
グシュ・・バシィィィ・・・
「ぐふうっ・・・ひぎぃぃぃ・・・痛いぃぃぃ・・・」
そう、裕子がいきなり美奈子のバストを殴りつけると、その痛さに美奈子が悲鳴をあげていった。
「この邪魔なものも取ってあげるわね・・・最初の元気の良さは何処に行ったかしらねぇ?」
更に美奈子のビキニを剥ぎ取っていく裕子。
「きゃあああぁぁぁ・・・・許して・・・イヤっ・・・・」
涙目で哀願する美奈子。17歳にして見事なバストだが、いくら関係者が観客とは言え、露わにされるバストに恥ずかしがっていた。
「許してだって?・・・美奈子ちゃんの泣き顔が皆さん見たいんだって!」
「もうお願い・・やめて・・・」
しかし、裕子はニヤリとすると勢いを付けて美奈子の柔らかいお腹へキチンシンクを叩き込んでいった。
グシュ・・・
「グブッ・・・オエェェェェェ・・・・・」
これには堪らず、内蔵を押しつぶされた感覚に美奈子は堪らず口から胃液をマットに垂らすと、更にロープから腕が外れて自らが吐き出した胃液の上に倒れ込んだ。
「ふふふっ・・・泣き顔も可愛いわね・・・・おらっ・・おらっ・・」
バシッ・・バシッ・・・
「ひぎゃあぁぁ・・・ああんっ・・・ぐふうっ・・・んああぁぁぁぁ・・・」
更にストンピングで蹴りまくる裕子。次第に美奈子はヒップを突き出す形で尻をあげると、上半身はグッタリとマットに押しつけたまま泣きまくっていた。
『や、やりすぎじゃないのか?』
『いくら何でも、戸向が可哀相だなぁ・・・』
このリング上での光景に、関係者たちも美奈子が可哀相だと言う声が上がり始めた。
しかし、裕子はこの美奈子を痛めつける事に楽しむかのように、突き上げられたヒップを覆う純白のビキニショーツを剥ぎ取っていった。
グイッ・・・
「いやあああああぁぁぁ・・・・・」
恥ずかしさから絶叫して泣き叫ぶ美奈子。だが、裕子は秘部へニーを叩き込むと、ガッツポーズで観客にアピールしていった。
しかし、裕子が自信ありげにガッツポーズをするが、観客たちの反応は冷ややかであった。
「そろそろやなっ!」
その時に、リングにレフリーの格好をした男が入ってきた。
『遅れてスンマセン!・・・何か凄い光景になってるから、これ以上は試合続行は無理でしょ?』
そう、そう遅れたとリングインしてきたレフリーは、あのジェントルマン濱田こと、お笑いの「下町」を松木と組んでいる濱田であった。
「何よ、濱田さんがいるの?」
さすがに濱田の登場に裕子も驚くが、更に驚く発表がされた。
「ここで、もう試合が続行出来る状態じゃあないので、特別試合に移行したいと思います!」
レフリーと称する濱田が、いきなり合図をすると、リングサイドから2人の男がリングインしてきた。
「俺が相手やっ!」
「へへへっ・・・か・・覚悟・・・し、しろよ・・・」
そう、その2人とは濱田の子分の西野幸司と、山崎方正だった。
「何よ、何で男の人を2人も相手にしなくちゃいけないのよ!」
さすがに怒り出す裕子。
しかし、観客たちは既に美奈子の痛めつけられるシーンを見ていたから、裕子に対してブーイングを送っていった。
『ブー・・ブー・・・』
『お前も痛めつけられろ!・・・西野、山崎、滅茶苦茶に痛めつけてやれ!』
観客たちは既に残酷な期待を込めて歓声をあげていくと、ここでいきなりゴングが鳴らされていった。
「カァーン!」
ゴングと同時に西野と山崎が裕子に迫る。そしてその隙に濱田が美奈子をリング下に降ろすと、バスタオルをかけていた。
「へへへっ・・・覚悟しなっ!」
まずは西野が迫ると、裕子も反撃に出た。
バシッ・・・
「冗談じゃないわよ!」
勢い良く西野にミドルキックを叩き込む裕子。一瞬怯む西野に一気に組み付いて、コーナーに押し込んでいった。
裕子に押し込まれた西野が何やらニヤニヤしていた。
「ふふふっ、この胸の感触は堪らないなぁ!」
その一言に裕子が驚くと、背後から山崎が迫ってきた。
「お、俺様も・・わ、忘れるんじゃね〜よ!」
いきなり裕子のビキニブラジャーの背中のホックを外すと、いきなり95pの裕子のバストが露わになっていった。
「きゃあああぁぁぁ・・・・何するのよぉぉぉ・・・」
さすがにバストを両手で隠そうとする裕子。
「おいおい・・・さっきは酷い事してたクセに!」
しかし西野がそれを許さずに、裕子を抱え上げてボディスラムでマットに叩き付けていった。
バシィィィィ・・・
「いやああぁぁぁぁ・・・痛いっ・・・」
ボディスラムで背中を叩き付けられ、裕子の悲鳴がリングに響くと、観客たちも拍手を送っていった。
グシュ・・
「グボヘッ・・・」
だが、次の瞬間には山崎の鋭いエルボードロップが裕子のバストを抉ると、裕子は両足をジタバタさせて藻掻き苦しんでいた。
グイッ・・
「立つんだよ・・・おらっ!」
山崎が続けて調子に乗って髪を掴んで起こしていくと、裕子も意地になって股間へパンチを入れていった。
「ううっ・・・う〜・・・・」
これには山崎も悶絶して倒れ込むと、裕子がストンピングを叩き込んでいった。
しかし、裕子は山崎を蹴ることに夢中だったが、近くのコーナーポストには西野が上がっていた。
「喰らえゃああぁぁぁ・・・・」
いきなり裕子の背中に叩き付けられる西野のエルボーに、裕子は息を詰まらせながら倒れ込んでいった。
すると、今度は倒れた裕子を俯せにすると、西野が一気にキャメルクラッチを極めていった。
グイグイ・・・
「うううっ・・・苦しい・・・・」
上半身を反らされていき、裕子は全身に激しい激痛を受けて苦悶の表情を浮かべていた。
「苦しいか・・・おらっ?・・・・へへへっ・・・」
その苦しむ裕子の顔を真上に向かせるほど反らせると、西野がいきなり唇にキスをしていった。
「ううっ・・ぷっ・・・な、何・・・するの・・・」
苦しみながらも言い返す裕子。
「へへへっ・・・いい感触だったぜっ・・・お前の唇っ!」
西野がニヤニヤすると、今度は技を解いていった。
グッタリする裕子。しかし、西野が許すはずもなく今度はロメロスペシャルを極めていった。
グイッ・・・
「いやああぁぁぁぁ・・・・痛いぃぃ・・・・こんなの試合じゃないわぁぁぁぁ・・・」
首を激しく振って悲鳴をあげる裕子。
「ギブ・・・ギブアップするからやめてぇぇぇぇ・・・・」
続けてギブアップを宣言して叫んでいく裕子。しかしレフリーは試合を止めるどころか、裕子のバストを揉み出していった。
「ああっ?ギブアップなんて聞けねぇんだよ!・・・ここに凶器でも隠してるんじゃないかぁ?」
そう、西野たちのグルでもある濱田が裕子の胸の感触を楽しむと、裕子が悲鳴をあげていった。
しかし観客たちも美奈子への残酷な仕打ちを見ていたから、裕子に同情する観客も居なかった。
「へへへっ・・・は、濱田さん・・・ここも触っていいっすか?」
今度は山崎まで起きあがってくると、濱田に一言聞いてから、裕子の股間へ手を伸ばしていった。
グニュ・・・
「いやんっ・・何すると・・・やめてよ、ちょっと!」
赤面しながらも叫ぶ裕子。そう、山崎がビキニショーツの上から指を這わしていったのであった。
「おおっ・・・やらんかい、やらんかい!」
濱田が更に山崎を煽るように叫ぶと、山崎が調子に乗って裕子のビキニショーツと太股の間から指を入れて弄りだしていった。
クニュ・・・
「はうっ・・・こ、こんなの・・・プロレスじゃあ・・・ないわ・・・ああっ・・・」
山崎の指での攻撃に、敏感に身体をクネクネさせていく裕子。
「コラッ、俺様にも楽しませてくれよ!」
そう、山崎が裕子の股間を弄っていると、西野も技を解いて裕子をマットに寝かせていった。
グイッ・・・
「きゃあああぁぁぁぁぁ・・・・」
そして裕子の悲鳴が響くと、西野が勢い良く裕子をロープに振ると、返ってきた裕子に向かって勢いよく向かっていった。
これには裕子も下を向くと、西野が飛び上がるとローリングクラッチホールドを決めていった。
「ああっ・・・いやっ・・・」
逆さ状態になって開脚した状態で動けなくなった裕子。しかし・・・。
「へへへっ・・・女の匂いだぜぇぇぇ・・・ぐへへへっ・・・」
そう、いきなり目の前に開脚状態の裕子の股間へ、ビキニショーツの上から西野が顔面を押しつけていった。
更に山崎が気を使ってビキニショーツを降ろしていくと、遂に裕子の秘裂が露わになっていった。
「ぐふふっ・・これぞ必殺・ローリングクンニホールドだぜっ!」
今度は直接裕子の秘部を舐め回して愛撫していく西野。
「いやっ・・ああっ・・・やめてよ・・・ああんっ・・・んんっ・・・」
嫌がっていても、秘部への容赦ない攻撃に裕子は喘ぎ始めていた。
だが、まだ抵抗する裕子に西野が怒ったのか、股間への攻撃をやめると、一気に抱え上げると、高々と裕子をあげてのパワーボムを仕掛けていった。
バシィィィィィ・・・
「ひいぃぃぃぃぃぃぃ・・・・」
これには脳震盪を起こしたのか、裕子がグッタリとしてしまった。
そして、今度は山崎が仰向けになって意識を朦朧とさせている裕子の腰に手を回すと、自らもヒザを付いて一気に股間の凶器を裕子の秘裂に挿入していった。
クニュ・・
「んっ・・んんっ・・・」
これには身体を反応させていく裕子。
「へへへっ・・・おらおらっ・・おらっ・・・」
更に腰を動かして裕子の観客の目の前で犯し始める山崎。
西野も負けじと裕子のバストを揉んでいくと、次第に裕子の乳首が堅くなってきていた。
「山崎ぃぃ・・・中には出すなよ!」
濱田が激を飛ばすと、山崎はマズイと言う表情をすると、急いで凶器を抜き取ると、裕子のお腹の上に白い液体を飛ばしていくのであった。
「へへへっ・・・山崎っ、お前早いなぁ・・・」
その山崎に、濱田と西野がニヤニヤしていくと、今度は西野が裕子の秘部へ凶器を差し込んでいった。
クニュ・・クニュ・・
「ううっ・・・ああっ・・あんっ・・あんあんあん・・・ああんっ・・・」
今度は西野の激しい腰の使い方に、裕子も意識を戻すと喘ぎだしていた。
こうして、裕子は無惨にも西野と山崎に公開レイプとも言える残酷な仕打ちを受けると、観客たちに歓声を送られていくのであった。
そして、西野が満足するまで行為が続けられると、リング上には朦朧として倒れている裕子と、その裕子のバストを踏み付けて観客にアピールする西野と山崎、それに2人の手を挙げている濱田の姿があった・・・。
こうして、アイドルファイト倶楽部は以外な展開で終わりを告げていった。

inserted by FC2 system