2002年1月、20世紀最後のアイドルと言われた鈴本あみが
吉木から芸能界に復帰するとの報道が各芸能マスコミによってなされた。
一部では、2月にもシングルで復帰するとの報道が伝えられ、
復帰を待ち望んでいたあみのファンを喜ばせた。
しかしながら、あみは4月になっても表舞台に姿を現すことはなかった。
表向きにはかつてのレコード会社との裁判中のため、復帰できない
とされていたが、事実は違っていた。
一部の報道の通りあみはシングルで「復帰」していたのである。
但し、裏の舞台でだが・・・

各マスコミによる「あみ、吉木から復帰」の報道は吉木にとって
寝耳に水であった。確かに吉木はあみの獲得に乗り出そうとし、
旧事務所側との交渉を始めていたが、まだ獲得を決定したわけでも
なかったため、対応に困った。程なく旧事務所側が法外な移籍金の
要求をするにおよび、吉木はこの復帰報道が旧事務所側のリークで
あることを悟った。
金銭にシビアな吉木がそんな移籍金を払ってまで
斜陽のアイドルを獲得するはずはない。吉木は冷却期間を置いたあと、
獲得を断念する旨を発表することにした。そして2月初頭に鈴本の
弁護士を通じてそのことを伝えた。

吉木からの獲得断念の通知を受け、復帰できるものと思っていた
あみは酷く動揺した。
「犯罪を犯したタレントが易々と復帰できるのにどうして悪いことを
 してない私がこんな目に会うの・・」
まもなく迫った20歳の誕生日を前にあみは絶望的な気分に滅入っていた。
大室哲弥からの連絡があったのはそんな折だった。
「君のためにシングルを用意した。僕も吉木のタレントとして
 そしてかつてのプロデューサーとして責任があるので、このシングルを
 足がかりに何とか新しい移籍先を見つけるから・・」
大室の言葉に藁をもすがる思いのあみは、家族や弁護士に相談すること
もなく、誕生日の2月9日に大室の言う都内某所に足を運んだ・・

都内某所の地下にある一室では大室が待っていた。
「よく来たね、あみ・・まあ座って・・コーヒーがいい?
 それとも紅茶?」
「え、あ、じゃあコーヒーで・・」
あみは尋ねる。
「あの・・復帰できるんでしょうか・・あみは・・」
大室は口元に怪しい笑みを浮かべながら
「それは、今日の君の頑張り次第さ・・・」
といってあみに背を向け、
「じゃあ君の対戦相手を紹介するよ」と言った。
「は?何言ってるんですか、冗談はやめてくれません?」
とあみが言い終えるのを待つこともなく、大室はパチンと
指を鳴らした。そこに入ってきたのは・・
元猛娘の市居紗耶香であった。
「あなた、確か猛娘の・・」
「そう市居沙耶香。今日は君と復帰をかけてレスリングを
 してもらうのさ。この地下プロレスでね。」
大室はあみに微笑む。
「大室さん、私を騙したのね!シングルとか言ってたのに!」
「あみ、君は何か勘違いしてないかい?
 僕はこうやって君にシングルマッチを用意してやったじゃないか・・
 それも復帰のためのね・・」
「・・・私、帰ります。さよなら!」
そういってあみが帰ろうとすると、黙っていた市居が口を開いた。
「あら、あみちゃん、私に負けるのが怖くて逃げるんだ・・」
振り返り、キッと市居を睨みつけるあみ・・
「そんなんじゃない・・だいたいあんたはプロレスなんかで
 復帰が決められてなんとも思わないの!」
「アマちゃんなのね・・二十歳にもなって・・
 やっぱパパが居ないと何もできないんだ・・
 私は復帰にかけている情熱があみちゃんと違うの。
 まあいいけど・・あみちゃんが帰るんなら私は無条件に
 復帰できるわけだし♪」
年下の市居に馬鹿にされ、負けん気の強いあみは黙っていられなくなった。
「わかった。大室さん。この猛娘くずれを片付けたら
 本当に復帰させてくれるのね・・」
「ああ・・約束するよ・・復帰させてあげる・・」
こうして鈴本あみvs市居沙耶香の復帰デスマッチは決定した。
各々が用意されたスポーツビキニに着替え、会場に入ると
リングの周辺には芸能関係者らしき人物が陣取っていた。
「あみちゃん!勝ったらうちが拾ってあげてもいいよ」
そう声をかけたのはかつてのあみの所属事務所の関係者。
あみは何でこいつ等が・・といぶかしげに思いながらも
その冷やかしを無視してリングに上がった。
「時間無制限一本勝負。赤コーナー市居沙耶香〜、
 青コーナー鈴本あみ〜。なお、この勝者には4月の
 CDデビューの特典が与えられます」
「なお敗者には試合直後にAV出演の撮影が課されております」
「なんですって!!」あみは思わず叫び大室の方を見ると
大室はニヤニヤしてこう言った。
「大丈夫・・ビデオに名前は入れないしアイマスク
 つけてもらうから・・」
「じょ・冗談じゃないわ・・」あみが足早にリングを
降りようとしたとき、あみの後頭部に市居の蹴りが炸裂した。
不意打ちを食らって前のめりに倒れるあみ・・
尽かさず市居はあみをリング中央に引き戻し、うつ伏せの
あみの上に乗りかかった。後頭部にパンチを入れようとする。
あみは後頭部を両手で抑え、市居に叫ぶ。
「あんた、こんな条件の試合続けるつもりなの?」
「だから言ったじゃん。あみちゃんとは復帰にかける情熱が
 違うってね!それに私勝つから!」
市居は一気に決めてしまおうと立ち上がり、あみの後頭部を
ストンピングしようとする・・が、あみは立ち上がる一瞬のすき
をついて市居から離れ、立ち上がった。
あみは直ぐにでもリングを降りて逃げ出したかったが、
そのあみの心理を見透かすように観客席から声がかかった。
「鈴本〜逃げようと思っても出口は鍵がかかってるぞ〜」
あみはここへ来て唯一の活路が市居に勝つのみであることを悟った。
「あみちゃん、攻めて来ないならこっちから行くよ」
市居はそういって一気に間合いをつめ、あみの右わき腹に
ミドルキックを叩き込んだ。
「痛いっ・・」あみは右わき腹を押さえながら膝を付く。
「なんか張り合いのない相手ねえ・・」
市居はそう言ってあみの髪をつかみ、引っ張る。
そしてあみの首を抱えブレーンバスターに移ろうとした。
そのとき・・
「あうう・・・」
今度は市居が膝を付いた。あみが市居のみぞおちに
パンチを食らわしたのだった。
「よくも今まで痛めつけてくれたじゃんか」
あみはそう言うとしゃがみ込む市居に次々とローキックを
仕掛ける。そして
「これでも食らえ〜」
市居の前頭部にあみの爪先蹴りが入った。
「ぎゃあぁ・・」
吹っ飛ばされ仰向けに倒れこむ市居のもとへ尽かさず走りこみ
馬乗りになるあみ。
「あんたに恨みは無いけど・・偉そうなこと言ったあんたが悪いんだよ!」
そう言って市居の顔に張り手やパンチを見舞う。
「ほら〜さっさと参ったっていいなさいよ」
「誰が参ったなんか・・」
このままでは埒が明かないと思ったあみは一発張り手を見舞ったあと
市居を裏返し、チョークスリーパーに移行しようとした。
締め落としてしまえば試合は終了だと考えたからだ・・
しかし・・
このとき、あみは自分の体の異変にはっきりと気付き始めた。
試合が始まった辺りから多少体が火照っているような
気がしていたあみだが、
戦っているのだから当然だろうと思っていた・・
しかし、ここにきてその火照りが体を動かしていることに
よるものではないことに気付き始めたのだ・・
(な、何? ああ、熱い・・)
あみは市居にチョークスリーパーを決めるが、
スリーパーを施す腕に力が入らない・・
やがて、あみは観客に気付かれないようスリーパーを決めながら
市居の体に自分の胸と股間を擦り付け始めた・・
(あぁ・・いい・・)
「ちょ・ちょっと!何してるのよ!」
市居にそう言われ、あみははっと我に返った。
(あ・・早く落とさなきゃ・・)
しかし市居はあみの細腕をするっとすり抜けると一気に立ち上がった。
上になっていたあみは弾き飛ばされる。
「ちょっとぉ〜あみちゃ〜ん!今、私の体使って気持ちいいこと
 しようとしてたでしょ!」
そういって市居はニヤッと微笑んだ・・
「ん・何勘違いしてんのよ!この淫乱!」
あみは、後ろ手を付きながら必死で市居に反論する。
『なに〜あみちゃん試合中にオナニーですか〜』
『さすが活動休止中にのこのこ男と温泉いくだけあるね〜』
観客はつかさずあみをからかった。
「フフッ・・そろそろ効いてきたみたいだね・・」
観客席で大室はそう微笑んだ・・そう大室はあみのコーヒーに
秘薬を入れていたのであった・・
市居はあみに2,3発ストンピングを叩き込み、
あみが怯んだところを素早い動きで横四方の体勢で組み伏せた。
「あ・あん・・」
股間に手を回されあみの体の火照りはさらに高まる。
「ふふっ・・私があみちゃんを気持ちよくしてあげる」
そういって市居は巧みな指使いでビキニショーツの上から
あみの秘裂を弄り始めた。
「だ・駄目!プロレスでしょ、これは・・」
今更ながらプロレスを強調するあみ。
「あれ?プロレス嫌じゃなかった?それにこれも一種の攻撃だもんね」
市居はさらにあみの秘部を責める。女だからこそ知る
絶妙の責めにあみのアソコは徐々に濡れ始めた・・
「ん?乳首堅くなってきてるよ・・」
市居は開いた左手であみの乳首を責める。
「うん・・はあん・・やめ・・て・・」
理性から口では必死の抵抗をするが体は正直に反応していた。
「ううん・・ビキニの上からじゃ責めにくいなあ・・」
そういうと市居は何処からかスモールサイズのはさみを
取り出し、あみの小さな胸の谷間に持ってきた・・
「な・何するの!反則でしょ!やめて!」
チョキン・・
あみの抵抗も空しくビキニブラは胸の谷間でまっぷたつにされた。
市居はすかさず手をブラの下に滑り込ませ、
重点的にあみの乳首を責めだした。
勿論その間も下半身への責めは怠らない・・
「はあ・・はあっ・・ああん・・」
あみの体は、ほぼ快楽の海に溺れつつあった。
それでも、かつてトップアイドルシンガーだったという
自分のプライドが最後の抵抗を市居に施した。
ガツッ・・
必死で最後の力を振り絞り膝を市居の即頭部に入れたのだ。
「い、痛いわねえ・・折角気持ちよくしてあげてるのに・・」
そう言うと、市居は下半身を攻撃していた右手を離し、
あみの腹部に強烈なパンチを叩き込んだ・・
「ぐはっ・・うっぷ・・」
嘔吐感を必死に抑えるあみ・・
「もう許さない・・」
市居はそう言うと辛うじて乳首を隠していたあみのブラを
完全に取り去った・・
その瞬間、あみの小さいながらも形のよい胸が開陳された。
「ううっ・・ひどい・・」
あみは屈辱感から涙を流し始めた・・
「あら・・泣いてるの・・じゃあ慰めてあ・げ・る♪」
そういって市居は再び下半身と胸への責めを再開した。
「ほんのチョコっとなんだけど、責め方を変えてみた♪」
「ほんのチョコっとなんだけど、そこに気が付いてほしいゾ♪」
そう歌いながら市居はあみへの責めを続ける。
「はあっ・・はあっ・・いいっ・・」
ついにあみはその一言を漏らしてしまった。
すでにあみのビキニショーツはびしょびしょだった・・
「あみちゃん・・もうビキニショーツ使い物になんないから
 取っちゃおっか?」
そういうや否や市居はあみの体を覆う最後の砦に手をかけた・・
「お・お願い!それだけはやめて!」
あみは必死に両足を閉じて抵抗する。
しかし、市居はあみに馬乗りになってあみのおなかにパンチを叩き込むと、
力の抜けた両足からサッとビキニショーツを取り去った・・
それをリング外に投げ込む市居・・
「ああっ・・」
ついに鈴本あみは大勢の観客の見つめるリング上で
一糸纏わぬ恥ずかしい姿にされてしまった・・
「あみちゃん、アンダーヘア綺麗に処理してるんだね♪
 そういえばヘアヌードになるって噂が流れたけど
 もしかしてそのための準備は万端ってとこなのかな?」
市居はそうちゃかすとあみの全裸が観客に見えるよう
一旦、あみのそばを離れた・・
市居の責めに息も絶え絶えのあみだが、つかさず自分の
細腕で胸と大事な部分を隠す・・
「み・見ないで・・お願い・・」
もはや懇願する以外何もできないあみ・・
『鈴本〜潔くねーぞ!』
『どうせこのあとAV取るんだから今見せても同じだろ!』
『市居!みんなによく見えるようにしてくれ〜』
観客は期待を込めて市居を急かす。
「じゃああみちゃん、そろそろフィニッシュしましょうか」
そういうと市居はじりじりとあみに詰め寄る。
「い、いや・・来ないで・・」
女の子座りのまま、必死に後ろに下がろうとするあみ・・
負ければAV出演と言われているのだから、開き直って
戦えば良さそうなものだが、20歳の女の子が大勢の人間の
前で素っ裸で戦う程の開き直りはやはり無理というものである。
市居は一気に間を詰めると、三たび横四方の体勢に入った。
そして今度は直にあみの秘部を絶妙のタッチで責める。
程なくあみのクリトリスを探し当てこねくり回した。
「はあっ・・あああっ・・いくっ・・や・・」
秘薬の効果もあってあみは絶頂に上り詰める寸前まで来ていた。
「じゃあ、いきまっしょい!」
そういって市居が激しく両手を動かすとついに・・
「あ、いやー、だ、だめぇ、もうだめぇーっ・・・・」
ガクンッ・・
あみはついにガクン、ガクン、と体を震わせ、絶頂に達してしまった。
がっくりと首を垂れる。
とうとうあみは大勢の観客が見つめる中上り詰めてしまった・・
あみの股間からは大量の愛液が流れ出していた。
やがて、市居は気絶したあみを子供がおしっこをするような
状態で持ち上げた。そう、あみはいわゆるM字開脚状態で
観客に秘部を晒すことになってしまったのである。
「あみちゃん、せっかくだから、中までじっくり見せてサービスしようか?」
市居は気を失っているあみにそう言うと、その秘裂を両手で大きく広げた。
否応なく、皆の眼前にサーモンピンクの肉壁が余すところ無く開陳される。
市居はその状態のままリングを1周した。
そしてあみの足をロープに絡ませ、正面席の観客からよく見えるように
あみを逆さ釣りにした・・

程なくしてあみは目を覚ました・・ぼんやりと見える光景は
上下逆さまである・・やがて逆さの市居の微笑む顔が視界に
はっきりと写ってきた・・
「あ、あみちゃんオッハ〜!どう!大勢の人の前で
 いっちゃった感想は?」
少しずつ意識がはっきりするにつれ、あみは自分が全裸であることに
気付いた・・
「いやあ〜!」あみは胸と股間を隠そうともがくが
逆さ釣りのため叶わない。
「もう、ギブ、ギブします。だから許して・・お願い・・」
あみはもう後先考える余裕もなくギブアップ宣言をした。
市居はその言葉にちらっと大室の方を見るが、大室は
首を掻っ切るポーズをした・・
市居としてもこのまま終わりたかったが、
逆らって自分のCDデビューがオジャンになるわけにもいかない。
(あみちゃん、ごめんね・・あみちゃんの前のバックがこんなに強大じゃ
 なかったらよかったのにね・・)
と心の中で思いながらも意を決してこう言った。
「あみちゃん、今ギブしちゃったらAV出演だよ。
 それでもいいのかなあ?」
その言葉にあみは最悪の罰ゲームを思い返した。
「あ、あんた、同じ女でしょ・・離しなさいよ!」
そういって市居の顔につばを吐きかけた。
「あみちゃん、自分がどういう状況下わかってるの?」
つばを吐きかけられ、ついカッとなった市居は次の瞬間
あみの股間にハイキックを叩き込んでいた。
「ぎゃああぁ!」
あまりの激痛にあみは叫び声をあげて再び失神してしまった。
先程まで愛液で濡れていた股間からは黄色い液体が流れ出し
あみのスレンダーなボディを伝って流れ落ちていった。
「カンカンカン!」
ここでゴングが打ち鳴らされ鈴本vs市居のデスマッチは
ついに決着を見た。あみが担架で運ばれていく姿を
市居は悲しそうな目で見つめていた・・
思えばあみと市居は似た物どおしだったのかもしれない。
我が強く、野心にあふれるためソロシンガー
を志望した2人は同じ大室徹哉ボーカルオーディションに
応募し、双方デビュー後一度頂点に上り詰めたあと
同じように引退状態に追い込まれていたのだった。

後日、市居は約束どおりCD再デビューを果たすことができた。
しかし一度猛娘を離れた市居は、元の事務所から再出発するに
当たって水着写真集を出すことを義務付けられた。
シンガソングライターになるため娘を離れたはずの彼女としては
やりたくもない仕事のはずであったが、
以外にもこの仕事は彼女が自ら進言したことであった・・

あの試合後、簡単な治療を終えるとあみは再び
リングに連れて来られた。罰ゲームのAV撮影のために・・
全裸で泣きじゃくるあみをAV男優が襲おうとしたとき、
やはり泣きながらこの撮影の中止を訴えたのが
ほかならぬ市居だったのである。
市居は自分が水着写真集を出すかわりに
あみの罰ゲームを免除してやって欲しいと訴えたのだった。
猛娘や元あみの事務所のの背後にいる芸能プロ「バーリング」
にしてみれば表の世界で稼げるのだから悪い話であるはずが無い・・
大室は舌打ちをしたが、「バーリング」に逆らうわけにもいかない為
市居の訴えは認められ、あみはすんでのところで
AV出演を免除されることとなったのである。

市居がCD再デビューを果たした頃、鈴本あみは都内の
某スタジオでボイストレーニングを続けていた。
依然旧レコード会社との裁判は続き、
既に活動休止から一年以上経っていたが、
あみはいつか再びステージに立つ日を夢見て
黙々とトレーニングをこなすのであった。
ある日、あみがボイトレを終えて、家に戻ると
深口恭子ら友人からのメイルに加えて、市居からの
メイルが届いていた。内容は無事CDデビューを飾ることが
できたこととあの試合での謝罪、そしてあみへのエール
で締めくくられていた。
そのメールを読んだあと、あみはディスプレイに向かって呟いた。
「フン、あのときの借りはいつか返すから・・」
あみは目頭を拭った・・
「あみ〜夕食の用意手伝ってくれなーい」
1階にいるあみの母親から声がかかった。
「うん、今いく〜」
そういうと、あみは台所へ向かった。
「ほんのチョコっとなんだけど、髪形を変えてみた〜」
「あら、あみ今日は機嫌いいのね、なんかあったの?」
「え、そう、別になにもないよ・・」
「嘘、あ、わかった、恭子ちゃんからメイルが来たんでしょ」
「あ、ばれた?」

THE END


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