バラエティ番組でMCを担当し、業界の大御所から可愛いがられる、加東綾子に対し、それを面白く思わない女優、北側景子であった。
景子は、綾子が週末になると都内某所の飲食店に通っていると情報を聞きつけ、番組終了後に後をつけた。
お店に着くと、営業している様子もなく、中を覗いた。
お店の中は薄暗く、数名の女性の声が聞こえて来る。恐る恐るお店に入ると目の前に綾子が立っていた。

綾子     北側さんもここのメンバーだったんですか?

景子     えっ?まっまぁ

綾子    今日は人数が少ないらしいので、良かったらお手合わせ願いますか?

景子     えっ?いっ言いわよ!

全く、状況を理解しないまま、ゲストルームに入ると、目の前にリングと、多くの水着が。綾子を見ると白と黒の背中のパックリあいた水着に着替えていた。景子も慌て、紫と黒の背中のパックリあいた水着に着替えた。

綾子     オンリーギブアップマッチでいいですか?

景子    えっ。?いいわよ!

そう言うと綾子は景子に襲いかかり手四つで力比べとなった。そこで初めて、景子は状況を理解した。

2人の力は拮抗していた。

綾子     景子さん以外と力あるんですね?

景子     ちょっとバカにしてるの?

景子は、そう言うと、綾子のお腹に膝蹴りを入れ、前かがみになった綾子の首に腕を回すと、締め上げた。

景子    綾子さん、少しは私を楽しませてよ!

景子は、そのままリングに綾子の頭を打ち付けた。頭を抑え痛がる綾子の髪を引っ張り立たせると、パワーボムを放った。リングに叩きつけられた綾子の足を抑え

景子     綾子さん、どう?ギブアップしたら?

綾子      ノーよ!まだやれるわ

景子       だったら、これはどう?

景子は、目の前の綾子の恥部に舌を這わせた。

綾子       ちょっ、ちょっと。アッ

綾子は、景子の腕を払い除け脱出した。対峙する2人。先に動いたのは綾子だった。綾子が景子にタックルし、抱え上げると、ベアーハッグをかけた。景子の細い身体が軋み海老のように反り返った。

景子       ぐぁぁ、いっ痛い

綾子        はぁはぁ、我慢しないでギブアップしたら?

景子        誰がギブアップなんか!

景子は、両腕を綾子の肩にかけ足をバタつかせた。暴れる景子を抑えきれず、綾子はベアーハッグを解いてしまった。腰をおさえ、距離をおく景子。綾子が距離を詰め、景子のバックにまわり、景子の首に腕を回し締め上げた。そのまま後ろに倒れこみスラッと伸びた足を景子の股が開くように絡ませ、更に締め上げた。

景子      くぅぅ

綾子       もうギブアップしたら?

いつの間にか2人の会話は、敬語は存在せず、お互いの職業を忘れ、女と女の闘いになっていった。景子は、肘を綾子の横腹に打ち付けた。数発放ったところで、綾子のスリーパーが緩み、景子は脱出した。肘打ちが効いた綾子は直ぐには立ち上がれず、その隙をついて、景子は、綾子の首に足を絡め締め上げた。


景子        苦しいでしょ?我慢してたら、あなたの首ら折っちゃうわよ!


綾子         んぁ、くぅぅ

足をバタつかせる綾子に対し、腰を浮かせ更に締め上げる景子。

景子        いい加減、ギブアップしたら?


声を出せずに首を左右に振る綾子。綾子は、足をバタ付かせ、反転し景子の足から抜け出した。2人とも決定力にかけ、1時間が経過した。2人の全身から流れる汗。綾子は、隙をついて景子の足の間に腕を絡めるようにローリングし、景子は勢いで後ろに倒され、マングリ返し状態に。綾子は、両足で景子の両腕を押さえ、お腹に両腕を回し、景子は身動きが取れない状態になった。無防備な景子の恥部に綾子は舌を這わせた。

綾子      んんっ、チュるる、ん

景子      アッ、んぁぁ、ちょっと何するのよ!

綾子      さっき、あなただってしたじゃない!

更に舌をねじ込むように這わせる綾子。

景子      ハァァン、アッ

景子は、逆に恥部を押し当てるように綾子の顔を太ももに挟み込み締め上げた。呼吸を奪われた綾子は、技を解いた瞬間、景子は体を反転させ69の態勢になり、綾子の恥部に舌を這わせた。綾子も負けじと景子の恥部に舌を這わせ、2人の我慢比べが始まった。

景子     んぁ、んっッ

綾子     んっんっ、アッ

お互いがリングの上を上になり、下になりと態勢を入れ替えながらの攻め合い。

景子       もう、我慢出来ないんじゃないの?

綾子       あなたもさっきから身震いしてるようだけど。

景子は、綾子の恥部に更に舌をつき当てた。

綾子      アッアッ、くぅぅ

綾子は、全身に走る快感を必死に堪えた。景子もまた、水着の上から恥部をまるで生き物のように這う綾子の舌に快感を感じながら、女優としての意地で耐えていた。お互いの恥部は、汗と愛液で洪水状態で、2人とも限界は近かった。

景子     んっんっ、もうギブアップしたらどうなの?

綾子     アッアッ、あなたこそ!

そんなやり取りをする2人が、ほぼ同時に全身を震わせた。綾子の上で脱力し、ぐったりとする景子。また綾子も立ち上がろうとするが立ち上がれず

景子     私の勝ちね!

綾子     何を言ってるの?私は、ギブアップしてないし。

景子     私は、まだ今すぐにでも出来るわよ!

強がる景子で有ったが動くことすら出来ず、

綾子       このケリは必ず付けさせてもらいますね!

景子       望むところよ!

2人の闘いは、ドローで終わった。

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