紋子と千津子が同じくして激闘を繰り広げていたが、その夜、どちらからと言うこともなく、対戦を申し込んでいた。
2人とも疲れが抜け切らないままではあったが、疲れを悟られまいとしていた。

紋子   良く逃げず、来たわね。

千津子     あなたの方こそ、これだけ引き分けが続いたら、負けるんじゃないか、怖いんじゃないの?

紋子   そんなこと言ってられるのも今のうちよ!

2人は、黒い競泳水着に着替え、対峙した。先に手を伸ばしたのは紋子で千津子がそこに手を合わせ、力くらべが始まった。2人とも思うように力が入らないが、不思議と拮抗していた。

千津子    いつものあなたじゃないわね!

紋子    お互い様でしょ!んんっ

先に、足の踏ん張りが効かなくなったのは、紋子だった。膝をついた紋子の背後に回り、首に腕を回しドラゴンスリーパーを掛け、締め上げる千津子。

千津子  どう?苦しいでしょ!ギブアップしたら!

紋子は、千津子の腕に手を掛け堪えていた。締められながらもゆっくりと立ち上がり、力任せに背負い投げのように投げ飛ばした。背中を強打した千津子は、中々立ち上がれず、紋子は咳こんでいたが、背を向ける千津子の首に両足を絡め、締め上げた。紋子の太ももの間で歪む千津子の顔。足をバタつかせ、脱出しようとするが、紋子はお尻を持ち上げるように更に締め上げる。

紋子      ギブアップしたら?落としちゃうわよ!

千津子は、身体を左右に振り自らうつ伏せ状態にすることで、紋子もうつ伏せになったところを足を抑え、強引に頭を引き抜いた。すかさず、足を絡め紋子の首に腕を回し、締め上げた。

千津子   これで終わりね!ギブアップなさい!

紋子は、首を横に振り、堪えていた。

千津子    諦めの悪い人。これでどう?

千津子は更に締め上げた。紋子の胸元から汗が流れ落ち、攻撃する千津子からも汗が流れ落ちた。紋子は、千津子の髪に手をかけ、力いっぱい引っ張った。

千津子    痛い!ちょっと何するのよ!

あまりの痛みに千津子の腕が緩んだ瞬間、脱出する紋子。

紋子      ハァハァ

紋子は、立ち上がる、千津子目がけて、思いっきり、ジャンプし身体をぶつけた。その勢いで、千津子が倒れ上から紋子が覆い被さり、横四方固めの体勢で千津子の太ももの間に手を滑りこませ、恥部を指でなぞり始めた。

千津子   あっんぁ

千津子は、腰を浮かせブリッジし返そうとするが、紋子が上手く腰を落としているため返せない。更に紋子の指が深く千津子の恥部をなぞる。次第に千津子の恥部が汗と愛液が混じり始めたのを紋子は確信した。その時、紋子の恥部に千津子の指があたり始めた。一瞬、紋子の腰が浮き上がったのに合わせ、千津子がブリッジから足を跳ね上げ、体勢を入れ替えた。千津子は、身体を90度回転させ、上四方固めに入り、紋子の舌技を警戒し、腕を伸ばし紋子のVゾーンから手を滑りこませ、刺激し始めた。

紋子   ハァハァ、ぁっ

紋子もブリッジで返そうとするが、千津子も腰を上手く落としていた。紋子の恥部が汗、愛液が混じり始めたのを千津子は確信した。ブリッジしていた紋子は、思いっきり足を蹴り上げ、その反動で、身体を滑らせ69の体勢にした。千津子、紋子ともにお互いのVゾーンから恥部へと舌を這わせた。お互いに知り尽くした、ポイントに舌を滑らせる。

紋子     んぁぁ・・んっ

千津子       ぁ・・、んん

2人の恥部は、唾液と愛液が混ざり、水着の上からと思えない、ピチャピチャと卑猥な音が聞こえて来た。次第にお互いが限界に近い状態になって来ていた。千津子は、麻奈美との対戦を思い出し、紋子のお尻の穴付近へと舌を滑らせた。紋子の身体に今までない快感が走り、舌の動きが止まった隙に、千津子は更に、舌で紋子の恥部を刺激した。張り詰めていた糸が切れたかのように、流れは千津子優位に変わった。

紋子   アッアッ、んぅぅん、ダメェ・・

そう言うと、紋子は身体をブルブルと震わせた。

千津子    どうやら、私の勝ちのようね!ハァハァ、これで対戦成績は五分になったわね。

そう言う千津子も重ねた紋子の身体から動くことも出来ないくらい疲弊していた。実は、紋子が絶叫した後、直ぐに千津子も力尽きていた。プライドの高い紋子は、何時迄も自分の身体から、動かない千津子を身体を横におろした。

紋子   私がわからないとでも?あなたも身体を震わせたわよね?同時にさ!

紋子は身体を何とか起こし、千津子の両足を持つと、マングリ返しの体勢にし、千津子の恥部に自分の恥部を合わせ、前後にスライドさせ始めた。

千津子   アッアッん、ちょっと、勝敗は決まったでしょ!

紋子    だから、言ったじゃない!アッアッ。

水着の上からも恥部から恥部へと糸が引いているのもわかった。千津子もやめようとしない紋子への怒りが千津子の疲れ切った身体を動かした。千津子が紋子の足をすくうように持ち上げると、尻餅を着く紋子。すかさず恥部を合わせ、スライドする千津子。

紋子   アッんん、アッアッ

千津子   あなたが、認めるまでやってあげる。アッアッ

2人はお互いの足を抱え、恥部を押し当てるようにスライドさせた。ピチャピチャ、肉打つ音が部屋に響いた。

紋子   もう我慢出来ないんでしょ!

千津子     あなたの方でしょ!

限界を超えた闘いは続いた。紋子が小刻みに身体を震わせると千津子も身体を震わせる闘いが続いた。お互いが体力の限界を超え、プライドだけで意識を保っている状態で頭の先から、つま先までプールから出た後のようにビッショリに汗まみれになり、気がつけばお互いの乳首が突起しているのが確認出来るぐらいになっていた。

紋子、千津子    アっアっもうダメェ

遂に、2人同時に絶叫すると身体を大きく震わせ意識を失った。2人が闘い始めて、5時間が過ぎていた。2人の対戦成績は、5勝5敗10分けとなった。

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