「ドミネーションファイト『生贄』」

都内の某所。警察もマスコミも決して入り込めないアンダーグラウンドな世界・・・。
月に一度、このアングラな世界で行われるのは・・・そう、地下プロレス。
総合格闘技が人気の現代。女子格闘技も行われているが、まだ大きな市場には成長はしていない。
しかし、この裏の格闘技界では、地下プロレスと呼ばれているアンダーグラウンドな格闘技のリングでは、女の闘いこそが人気を呼んでいた・・・。

「せいっ・・・うりゃ・・・」

リングの上では、空手の道着姿で必死に突きや蹴りを出している美少女がいた。
空手の世界ではある程度の成績を残していたこの美少女。とある理由から地下リングに立つ事になったが、身長が154pと小柄ながらも、素早い動きから繰り出す技で数々の勝利をあげていた・・・。
だが、今夜は同じ体格の女子選手ではなかった・・・。

「ふふふっ・・・効かないわよ・・・・」

そう、対戦相手は180pはある女子レスラーで、アングルもないリングでの試合。当然ながら美少女に勝ち目はなかった・・・。
蹴りを受けてから、そのまま組み付くとスープレックスで投げつけていく女子レスラー。

バシィィィ・・・
「んあぁぁぁぁ・・・・うううっ・・・」

空手では投げられる事などなく、受け身も取れずに苦しむ美少女。
立ち上がろうとすると、今度はキチンシンクが美少女を襲う。

ボシュ・・・
「グエェェェェ・・・・」

お腹を押さえてダウンしていく美少女。口からは涎を垂れ流していた。

「吐かなかっただけでもお見事よ・・・お嬢ちゃん・・・」

女子レスラーは、その美少女のお腹に踵を叩き込むと、一瞬間を置くようにして、美少女の口から胃液などが噴き上がった。

グシュ・・・
「グボッ・・・ホゲエェェェェェェェェ・・・・」

あまりの衝撃に、美少女は身体をピクピクさせて失神してしまった・・・。
次の瞬間、会場からは大歓声がおきていくのであった・・・。

この会場の中には、政治家から一般人と色々な業種の者が集まっていたが、一つ言えたのは絶対に他言はしていけないと言うこと・・・。ネット世界と言う現代にも、このアングラな世界の事は一言もでないのも一つだった・・・。
通常の格闘技だったら、反吐を噴き出す・・・失神させる・・・そこまでの展開など見ることもできないものだが、この世界では普通の光景とも言える試合展開。だが入場料は10万円は当たり前で、観戦する事ができる人間は少なかった・・・。

更に・・・。

『脱がせぇぇぇぇ・・・』

観客席から失神した美少女を脱がせと言う声があがると、女子レスラーは容赦なく道着を脱がしていくと、ブラジャーとパンティを鷲掴みにして剥ぎ取っていくと、そのまま観客席に投げ込む。
その投げ込まれたブラとパンティに観客が殺到すると、小振りだが形のよい乳房などを露わにした美少女は、女子レスラーに逆さ吊りにされて見世物にされていくのであった・・・。

今夜は空手家の美少女と女子レスラーのカードだったが、次回は一体・・・。

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