「只今より、再起をかけたかつての巨乳タレント達によります、ワンナイトサバイバルトーナメントを行います!」
そのアナウンスに、会場から一斉に歓声が上がる。
「今回のトーナメントは、2ブロック各6名、計12名の選手によって行われます。なおあらかじめ対戦カードは決まっており、会場の皆様には試合時に知らされる事になっております。そして、1回戦3試合の内、1試合の勝利者はそのままシードとなりブロックの決勝へと進む事が出来ます!」
アナウンスを聞いた観客達の間では、一体どんなカードが組まれているのかと早くも話題になり始めていた。
「それではトーナメント開始前に、エキシビジョンマッチといたしまして、皆様には特別試合をご覧頂きます!選手入場!」
そのコールと共に、吹き上げられるドライアイスの中から出てきたのは、かつて元祖巨乳グラビアタレントとして人気を博した加藤礼子であった。まさかの礼子の登場と、相変わらずその見事なボディに観客達も興奮していく。
そして、礼子の対戦相手として反対側から出てきたのは、こちらは元祖レースクイーン出身タレントとして人気を博した岡元夏生であった。バラエティ等ではすっかりイロモノキャラと化した彼女だが、年齢には不釣合いのそのナイスバディに観客からも驚きの声が上がっていた。2人がリングに上がると、リングアナよりコールがなされていく。
「ワンナイトトーナメントオープニングスペシャルマッチ、赤コーナー、身長161p、上から86、60、84、元祖巨乳タレント、加藤〜礼子〜っ!」
そのコールと共に、黒のビキニに包んだそのボディをアピールする様に両手を挙げていく礼子。年齢を経たとは言え、そのバストの迫力は変わらず、ビキニから飛び出しそうなその様子に、観客達は興奮していた。
「青コーナー、身長165cm、上から85、59、87、元祖レースクイーン、岡元〜夏生〜っ!」
コールと共にアピールしていく夏生。そのボディをかつて所属していたレースクイーンチームのハイレグで包んでいたが、礼子と違い歓声は今一つで、逆に何でお前なんだといった感じのブーイングもちらほら聞こえていた。
「何よ全く!こっちはガチンコで身を削ってんだから、少しは応援しなさいよ!」 
ブーイングを送る観客に言い返す夏生。しかしかつてはこの地下リングでもおなじみのキャリー西野と表のリングで死闘を繰り広げた事もあるだけに、少し有利かと思われた。
「カァーン!」
ゴングが打ち鳴らされると、まずはリング中央で相手の出方を見る礼子と夏生。その巨乳を揺らしながら牽制する礼子の首を夏生が捉えると、そのままリングに押し倒していく。続けて足を取ろうとするが、礼子は足をバタつかせて必死に抵抗していくと、夏生も再び距離を置いていった。
「礼子さん!勝負はガチンコなのよ!オッパイの大きさだけじゃ決まらないわよ!」
そう言って礼子を挑発する夏生。その言葉に怒りを感じたのか、礼子が夏生に掴みかかっていく。
「何よ!あなたみたいなイロモノオバサンになんて負けないわよ!」
しかし夏生はその礼子の掴みかかってきた礼子の力を利用して、逆に礼子を持ち上げていった。
「見なさい!これが元祖レースクイーンの力よ!おりゃぁぁぁっ!」
「んあぁぁぁぁっ…」
持ち上げた礼子を勢い良くマットに叩き付ける夏生。倒れこんだ礼子に馬乗りになると、そのまま平手打ちを叩き込んでいった。
「うおぉぉぉぉっ…」
バシッ…バシッ…バシッ…
礼子の頬が次第に赤みを増していくと、夏生は続けてビキニに包まれた礼子の巨乳をバストクローで鷲掴みにしていった。
「きゃぁぁぁぁっ…何するのよ!」
「おおっ…デカいわねぇ!しかも柔らかいし…でもこっちの方がもっと柔らかそうだけどっ!」
「いやぁぁぁぁっ…」
そういって礼子の腹の肉をも鷲掴みにする夏生。その姿に観客からもブーイングが起こる。
「何よ!肉が有り過ぎるこの子が悪いのよ!それならブーイングじゃなくて応援する様にさせてやるわよ!」
すると夏生は、ビキニに包まれた礼子のバストの中心を指で刺激し始めた。
「ああっ…いやっ…やめてっ…ああんっ…」
「ほらっ!このオッパイを使って皆にサービスいくわよ〜っ!」
夏生が更に礼子のビキニブラの上からバストの突起をつまんで刺激していくと、礼子の乳首がくっきりとビキニの上に浮かび始めた。
「ああんっ…いいっ…いいっ…」
「おおっ!感じてるわねっ…こういう攻めはお好きかしら礼子さん!?」
言葉でさらに礼子を攻める夏生。これには観客も夏生を応援していく。
「おおっ…やるじゃん岡元の奴!」
「どうせならもっとサービスしてくれ〜っ!!」
「いやっ…見ないでぇぇぇぇっ!!」
観客からの声を受けつつ、ニヤリとする夏生は礼子を立たせると、礼子の頭を足で挟みこみ、尻に手を回すと、そのビキニショーツをハイレグ状態にする様に引っ張っていった。
「痛いぃぃぃぃ…」
「ほらっ…際どい角度よっ!どうせ体を売りにするならこの位はサービスしなさいよ!」
思わず悲鳴を上げる礼子の姿にニヤリとする夏生は、続けて礼子の両足を開脚状態にする様にして持ち、そのまま礼子の体を持ち上げた。
「よーし!決めるわよ〜っ!」
そう言うと、夏生は礼子をパイルドライバーで叩きつけようとするが、礼子も必死に叩きつけられまいと抵抗していく。しかし、夏生の執拗な揺さぶりについに頭から叩きつけられてしまった。
バシィィィィン…
「ぐふっ…」
脳天への強烈な衝撃に起き上がる事の出来ない礼子。先程の攻めで浮かび上がった乳首をピンピンに立たせた状態の礼子の姿に観客からはぢ歓声が起きる。そしてその礼子にのしかかると、夏生はキャメルクラッチで礼子の体をCの字にエグイ角度で反らしていった。
「ぐうぅぅぅぅ…うぐっ…」
「ほらほらっ…乳がデカいだけで体を張った事が無いから弱いのよ!まだまだ行くわよっ!」
更にエグイ角度で攻め、更には礼子を豚鼻状態にしていく夏生。かつてはキャリーにこの技を掛けられて屈辱を味わったが、今日はその鬱憤を晴らす様に礼子を肉体的にも精神的にも攻めていた。抵抗できない礼子は勃起した乳首と共に不細工な顔まで晒すという二重の屈辱に襲われていた。
「ふがっ…ふがが…」
「ほらっ…見事な豚鼻よっ!どうせならブヒっていいなさい!」
夏生のキツい攻めに必死で耐える礼子。そんな姿に観客からも礼子コールが起きる。
「しぶといわねっ…だったら究極の攻めでいくわよっ!」
そう言うと、夏生は技を解いてぐったりする礼子を仰向けにすると、礼子の顔に座り込んだ。
「よーし!これで決めるわ!これは利くわよっ!」
夏生はそういって自らの股間を礼子の顔面に押し付けていく。しっかりと押し付けた事を確認すると、何と礼子の顔面にその股間を擦り付け始めた。
「ほらほらっ…これであなたを窒息させてあげるわっ!」
予想だにしない攻撃に観客達も唖然とするが、夏生のえげつない攻撃にブーイングも再び起き始めた。
「夏生〜っ!そんな汚い股間押し付けるんじゃねぇよ〜っ!」
「股間押し付けて何する気だよっ!」
様々な声が飛び交う中、夏生は何を考えているのか、股間とヒップをシッカリと礼子の顔面に密着させていく。
「覚悟しなさい…これは強烈よ〜っ!」
そう言うと、夏生はヒップをもがく礼子の顔面に押し付けたまま力み始めた。
「ふんっっっ…」
すると力む夏生の、礼子の顔面に押し当てられたヒップから情けない音が聞こえてきた。
(プスゥゥゥゥゥ…)
「んぐぐっっっ…臭いぃぃぃぃっ!!」
その瞬間、礼子のもがきが一段と大きくなった。そう、夏生の言った強烈な一撃とは自らのガスであった。前代未聞の攻撃に、会場も一瞬唖然となる。
「どう?臭い!?ガチンコ勝負は何でもアリなのよ!オマケにもう一発もっとキツいの決めてあげるわ…ふんっ!!」
(ブベベベベェェェェ…)
今度はさっきと異なり大きな音を立てて礼子の顔面に夏生のガスが見舞われていく。ヒップを密着させられ、呼吸手段を封じられた中での強烈なガス2発に、礼子は堪らず悶絶していった。
「決まったわね!私の勝ちよ!」
夏生は勝利を確信したのか、礼子から離れると、観客に向けて勝利をアピールしていく。しかしやはり(?)観客からは大ブーイングが起きていった。
「岡元〜っ!何考えてんだっ!」
「人前で汚くねえのかよ〜っ!恥を知れっ!」
ブーイングを浴びる中、しかし夏生も言い返していく。
「うるさいわよ!こっちは勝つ為に身を削ってんだから、勝てば文句無いでしょ!」
しかし、その夏生の背後から、悶絶した筈の礼子がフラフラになりながらも立ち上がり、夏生の隙をついてそのバックを取っていった。
「あ…アンタ…平気なの?」
「ハァ…ハァ…大分臭いものを吸わされたお陰で頭クラクラするけどね…臭いガスのお礼をさせてもらうわよ!」
「なっ…こらっ…ちょっと…放せっ…」
必死に礼子を振りほどこうとする夏生だが、礼子はしっかりと夏生の腰をロックしていた。
「行くぞぉぉぉぉっ…」
そう言うと礼子は一気に夏生を後方へと投げつけていった。
「うおぉぉぉぉっ…」
成す術無く投げつけられる夏生は、そのまま後頭部からジャーマンスープレックスで叩きつけられていった。思いもよらぬ礼子の一撃に夏生は起き上がれない。しかし礼子も夏生に浴びせられたガスが相当強烈だったのか、意識朦朧としてフラついていた。
「くっ…やるわねっ…」
大きなダメージを受けながらもどうにか立ち上がってきた夏生を、玲子は捉えてマットに押し倒していく。そしてここぞとばかりにキャメルクラッチを仕掛けていった。
「うぐっ…うぐぐぐっ…」
「ほらほらっ…さっきまでのお返しはきっちりとしてあげるわよ!」
そう言って夏生のバストに手を回すと、礼子はそのバストを揉み回して行った。
「あらっ…夏生さんも勃ってきてるわよ…この位で感じるなんて、人の事言えないわねっ!」
「ああんっ…ああんっ…」
先程自分がやられたのと同じ様に乳首攻めつつ、更にエグイ角度で反らしていく礼子。その礼子の姿に観客からは礼子コールが起こる。ギブの意思確認をするレフリーに必死で拒む夏生だが、礼子はさらに角度をエグぐして攻め立てた。
「ギブ?ギブアップ?」
「ううっ…ノォっ…ノォォォォォっ…ああんっ…」
意地悪く聞く礼子に、夏生は頑なに拒み続けるが、礼子は更に夏生を豚鼻状態にして精神的にも揺さぶりを掛ける。
「ああんっ…ああんっ…」
悶える夏生の姿に、観客からはブーイングが起きていく。
「夏生〜っ!感じてんじゃねぇよ!」
「お前の喘ぎ声なんて聞きたくねぇよっ!」
そのブーイングはやがて会場全体から起こりはじめ、精神的にも肉体的にも追い込まれた夏生の口から遂にギブの言葉が出た。
「ギ…ギブ…ギブアップ…」
耐え続けていた夏生だが、礼子の攻めと観客全体からのブーイングに遂にギブアップしていった。
「カンカンカンカン…」
ゴングと共に礼子は技を解くと、夏生はグッタリとして倒れこんだ。しかし礼子は何と倒れた夏生の顔面に今度は自分のヒップを押し付けていった。
「な…ちょっと…あんた…」
「そうよ…あなたにもこの屈辱を味わってもらわないと気がすまないからね!今度はこっちからいくわよ!」
そう言うと、礼子も夏生の顔面に座り込んだまま力んでいく。
「や…やめて…勘弁して…」
(ブヘ〜っ!)
(ふぐぐぅぅぅぅっ…臭いぃぃぃぃっ!!)
先の夏生にも負けない強烈な音がしたかと思うと、その強烈な臭いをモロに嗅がされた夏生は堪らず悶絶していく。
(こ…この子、乳がデカいだけじゃないわね…強烈っ…)
マットに大の字状態の夏生を尻目に、礼子は観客に勝利のアピールをしていく。礼子の意外な行動に唖然としていた観客も、礼子に声援を送っていった。
「礼子〜っ!ちゃんとビキニ洗わないと臭いぞ〜っ!」
その声に一瞬顔を赤らめる礼子だが、観客の声援に答えて手をあげて応えていった。そんな礼子にフラフラになりながらも立ち上がった夏生が食ってかかる。
「ちょっとアンタ!臭すぎるわよ!私だってここまで強烈じゃないわよ!危うく意識飛びかけたわよ!」
「何よ!勝負はガチンコなんでしょ!?それにあなたは2発もしたくせに…そっちの方がよっぽど臭かったわよ!もう一発分のお礼もしてあげるわ!喰らいなさいっ!」
バキッ…
「痛ったぁぁぁぁっ!」
礼子の見舞った前蹴りが夏生の股間を捉えると、夏生は悲鳴を上げてマットの上をのた打ち回る。そして夏生が抑える股間から異臭を放つ液体が流れていった。
「おわーっ!!」
「うわっ…汚いぃぃぃぃっ…」
「ちょっと…汚いって何よ!アンタの蹴りでアソコがゆるくなっちゃったのよ!」
「ホント汚い人っ!さっきの攻めで感じてたところを見ると、余程男の人を求めているみたいだけど、これでまた結婚から遠のいたんじゃないかしら?」
「なっ、何ですってーーーーっ!!」
既にプロゴルファーの妻としての礼子の一言は、夏生に大きなダメージを与えた。
「カンカンカンカン…勝者っ、試合、口先、それからバスト、全ての点で加藤礼子っ!なお、失禁した岡元夏生選手には罰としてマットを掃除して頂いてから退場していただきます!」
「な…何ですってーーーーっ!全ての点でってどういう事よ全てって!説明しなさいよ!」
その夏生の姿に会場からも爆笑が起きる。そして夏生に黒服から掃除用具が渡される。
「次の試合が迫っているから早くしろ!それから…お前、臭うぞ。それに…その勃っているものを何とかしろ!」
「なっ…何よ!折角のサービスなのよっ!少しはありがたく思いなさいよ!」
すると、観客からまたも夏生にブーイングが飛んだ。
「見苦しいんだよっ!誰もお前にサービスなんて求めてねぇぞっ!」
「何ですってーっ!元ハイレグの女王と言われた私のサービスを求めてないとはどういうことよーっ!!」
その姿に呆れた黒服は、礼子に指示した。
「見苦しい奴だな…さあ加藤、あんな奴相手にしないで早くリングから降りろ。」
「そうですね…じゃあ臭い夏生さん、早くしてね〜」
「ちょ…ちょっと待ちなさいよーーーーっ!置いていくなぁーーーーっ!!」
その姿にまたも起きる観客の大爆笑。
「何よっ!ちょっとあんた達っ!ガチンコすぎるわよーーーーっ!」
体を張ったにも関わらず、結局敗北した夏生をマットに残し、波乱(?)のオープニングマッチは幕を閉じたのだった…。
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