第四試合
 
「第四試合、選手入場っ!!」
Aブロックも遂に第四試合。先にシード権を獲得して決勝進出を決めた坂木夕子の相手となるもう一方の決勝進出者を決める準決勝が始まろうとしていた。
まず第一試合で寺嶋なつに屈辱的な攻撃を喰らいながらも、それを上回る屈辱を与えて破った黒多美礼がその迫力ボディを誇示する様に入場する。続いて反対側からは第二試合で望月紗耶を全裸にして倒した吉口里深がガッツポーズしながら入場する。そしてリングインした両者は早くもコーナーから鋭い視線を飛ばしていた。
「第四試合、Aブロック準決勝、赤コーナー、T157B95W58H81、黒多〜美礼〜っ!!」
コールと共に手を上げてアピールしていく美礼。第一試合と同じく、名前通りの黒いビキニで迫力の巨乳を包んでいた。
「青コーナー、T163B86W58H88 、吉口〜里深〜っ!!」
美礼とは対照的に白いビキニ姿の里深。威嚇するかの様なガッツポーズでアピールしていく。
「待ってたよ…これからそのデカ乳をパンチングボールにしてやるから、覚悟しとけよ!」
そう言って美礼に近寄ると、そのバストを鷲掴みにする里深。その手を払い除けて、美礼が言い返す。
「触るんじゃないわよ!地下でクスリ遊びして干された様な奴になんか負けないわよ!」
「何だとデカ乳っ…もう一遍言ってみろっ!!」
美礼の言葉にキレた里深が掴みかかっていくと、それを制止したのは意外な人物であった。
「やめなっ!まだ試合は始まっていないんだから!」
里深を制止した人物、それは何と二人と同じくかつてグラビアアイドルとして人気を博した山口まりやであった。
「え…何でアンタが!?」
訳が分からぬ美礼がまりやに尋ねると、まりやは笑みを浮かべながら言った。
「どうも〜。聞いたんだけどさ、今日のトーナメントって昔のグラビア系が出場するトーナメントだって言うじゃない?まあ私は色々あって試合には参加出来ないんだけど、一応ファンサービスの為にレフリーとして参加して欲しいって言われたんでさ、そんな訳で、この試合は私がレフリーさせてもらいまーす!」
そう言って挨拶するまりや。意外な登場に観客も沸きあがる。
「特別レフリー、山口〜まりや〜っ!!」
そのコールと共に、何と着ていたTシャツを脱いでいくと、黒いビキニブラジャー姿になるまりや。かつての売りだった巨乳は少し小さくなった印象があるものの、それでも未だ見事な形をしていた。意外な展開に観客が沸きあがる。
「ちょっと…何でレフリーのアンタが水着になる必要があるのよ!」
観客の注目を浴びるまりやに不満を持ったのか、美礼が突っかかると、まりやが言い返す。
「そう怒らないでよ〜昔は一緒にビジュアルクイーンやった仲じゃない!ファンサービスよサービス!」
笑みを浮かべて言うまりやに不満そうな美礼に、今度は里深が言っていく。
「あまり余計な事に気を取られてんじゃないよ!アンタの相手は私なんだからよ!レフリーにはちゃんと試合を裁いてくれれば文句は無いだろっ!」
「流石里深〜。ずっと番組一緒にやってただけ理解あるわ〜。」
まりやを庇う里深。その里深とまりやが不敵な笑みを浮かべてアイコンタクトを取っていた事には誰も気付かなかった。
「ほらほらっ…試合前にボディチェックするから2人共ちょっとの間大人しくしててね〜」
そう言うと、まりやは美礼のバストをビキニブラの上から揉んでいく。
「きゃっ…ちょっと…何するのよ!」
「ボディチェックって言ってるじゃない!凶器とか隠し持ってないかどうか確かめる為よ!あ、でもそのデカ乳が既に凶器になるか?あっ…ちょっと中も拝見…」
「なっ…」
文句を言おうとする美礼に構わず、まりやはブラをずらしてその中をも見ていく。
「…うん、まだ勃ってはないね。試合前からピンピンじゃ困るし〜でも名前と違ってピンクなのね〜。」
「なっ…ちょっと…何でそんな事を…!!」
思わず赤面する美礼。同時に会場からは興奮の声が上がる。そしてまりやは更に美礼のビキニショーツにも手を当て、更には中の局部まで見ていく。
「きゃっ!ちょっとそんなトコ…!」
「うん…やっぱ女だから凶器は無いわね。それにしても随分と伸び放題なのね〜ちゃんとお手入れしてないから水着から少しはみ出してるわよ。」
「えっ…嘘っ…!!」
慌てて股間を覆い隠す美礼。その姿に観客も里深も、確かめた当人のまりやも大笑いしていく。本当は別に言う程の事ではなかったのだが。そしてまりやはゴングの要請をしようとするが、美礼が里深のボディチェックをしない事に抗議していく。
「あ、里深は別に良いや。長い付き合いだから大体の事は知ってるし、考えてみればこのトーナメント反則はある程度OKだったから。」
「なっ…そんなのって…」
愕然とする美礼の姿を見て、里深は内心でほくそ笑んでいた。
「じゃ、すいませんお待たせしました〜ゴングお願いしま〜す!」
そのまりやの要請にゴングが打ち鳴らされていく。
「カァーンっ!」
遂に試合が開始されていく。しかし試合開始前に色々と勝手な事をされて調子が狂っていた美礼はゴングへの反応が遅れてしまい、飛び出してきた里深に髪を掴まれてしまった。
(しまった…)
「ほらほらっ…試合は始まってるんだよ!」
そう言うと、美礼の頭を鷲掴みにしてフェイスクラッシャーで叩き付けていく里深。
バシィィィン…
「んあぁぁぁぁっ…」
いきなりの大技に顔面に強烈な衝撃を受け、のた打ち回る美礼。その美礼の足を取ろうと里深が掴もうとするが、美礼も取られまいと必死に抵抗していく。
「くっ…大人しくしろよっ!」
「誰がっ…ボディががら空きよっ!」
そう言うと、美礼は下から里深のボディに前蹴りを放つ。その蹴りは里深の鳩尾を捉え、堪らず里深がダウンしていった。うずくまる里深に美礼は蹴りやエルボーを放って攻めていく。
「ほらほらっ…さっきのお返しよっ!」
「ふん…甘いんだよ!おらっ…!!」
「きゃあっ!」
里深が下から美礼の腰をロックすると、そのまま一気に持ち上げて水車投げの要領で脳天から落としていった。
バシィィィィン…
「んあっ…」
苦悶の表情を浮かべる美礼だが、里深が手で挑発していくと、立ち上がって里深目掛けてミドルキックを放つ。しかし里深は美礼の蹴り足をキャッチしていった。
「えっ…!?」
「ふん…ヘボい蹴りねっ!」
足を取られてバランスを崩した美礼のもう片方の足を払う里深。美礼が倒れこんだ時、その股間に里深の膝が突き刺さった。
「ぎゃあっ…!!」
「ほらほらっ!タップリと可愛がってやるよっ!」
倒れた美礼のバストにストンピングを叩き込むと、更にはその顔面を踏みつけていくアピールしていく里深。会場からは里深コールが起こっていった。
「うっ…くそっ…」
両足を里深の腕に取られ、更には顔面まで踏みつけられている状態ではなす術無く、ただ腕をバタバタさせるしかない美礼。そんな屈辱の状況の中で、里深は更に屈辱を与える行為に出た。
「ふふっ…折角だからアンタにもファンサービスさせてあげるわ…」
そう言うと、里深は抵抗できない美礼の股間をビキニの上から指でなぞって刺激し始めた。
「あっ…やっ…ちょっと…ああっ…」
「ふふっ…何よ…望月よりも感じるのが早いわねっ!」
「やめて…ちょっと…反則でしょ…」
早くも喘ぎ始める美礼は、レフリーのまりやに大して反則だとアピールしていく。
「反則?ノーノー!これ位ならファンサービスって事でOKっ!」
「なっ…何でよ!こんな攻め許される訳ないでしょっ!」
その美礼の一言に、まりやは表情を変えてビンタを叩き込んでいった。
バシッ…
「きゃっ…」
「つべこべ言うんじゃないわよ!レフリーの言う事は絶対よっ!」
「ちょっと…レフリーが手を出すなんて…」
まりやの行動が信じられない美礼。しかし次の瞬間自分の顔を踏みつけていた足が離れると、美礼はその身を思いっきり振り回され始めた。
「きゃぁぁぁぁっ…」
「レフリーにばっか気を取られてんじゃねぇよ!アンタの相手は私なんだからよ!」
里深は持てる力で美礼をジャイアントスイングで振り回す。その勢いにビキニから飛び出しそうになる美礼のバストに観客達は興奮していく。そしてレフリーのまりやと共に観客が回転数をカウントし始める。
「…5…6…7…8…」
成す術も無くバストを揺らしたまま振り回される美礼。
「…9…10…11…12…」
12回転のところでマットに投げ捨てられる美礼。バストが飛び出しかけているにも関わらず起き上がる事が出来ない。
「おらっ…まだお寝んねは早いんだよ!」
その美礼を里深は無理矢理立たせると、一気にバックドロップで投げつけていった。
バシィィィィン…
「ぐふっ…」
受身が取れないまま叩きつけられる美礼。しかし里深は容赦無くまたも美礼を立たせると、今度は美礼の腰をロックしてジャーマンスープレックスで美礼をマットに叩き付けた。
「あうっ…」
まるで四肢を脱力させた様な格好でマットに横たわり起き上がれない美礼。容赦無い攻撃の勢いにビキニから飛び出している美礼の巨乳に観客の興奮が一段と高まる中、技を仕掛けた里深も体力を消耗したのかコーナーにもたれ掛かっていた。
「ほら来いよ乳デカっ!てめぇ重いんだよ!乳だけじゃなくて腹の方もボリュームが有り過ぎるんだよ!」
その里深の言葉に会場から大爆笑が起こる。屈辱の言葉に美礼も立ち上がるとフラ付きながらも果敢に向かっていく。しかし里深は美礼の頭を捉えて足で挟みこむと、美礼の足を掴んでパイルドライバーの体制にしていく。美礼も何とか叩き付けられない様に抵抗するが、里深はものともせずに飛び上がって美礼をマットに串刺しにした。
バシィィィィン…
「ぐふっ…」
小さく悲鳴を上げてマットに大の字になる美礼。そのまま起き上がれない美礼に対して観客からはブーイングが起きていく。里深の攻勢の前に美礼は成す術が無く、体力を奪われるだけであった。しかしそんな美礼をまりやが無理矢理立たせて行った。
「ほらほらっ…駄目でしょ!早く起きなさいよ!」
しかし無理に立たされた美礼の視点は定まらずフラ付いていた。そんな美礼の姿にまりやはギブの意思確認をしていく。里深との力の差を感じ始めていた美礼は思わずそれに頷いていくが…
バシッ…
「きゃっ…何するのよ…!」
またしてもまりやが美礼にビンタを見舞っていく。そして美礼の腕を掴んでコーナーにももたれる里深の方に振っていった。
「ふん…どうせギブするならもっとお客さんを楽しませてからギブしなこの乳デカっ!ほらっ!」
「きゃぁぁぁぁっ…」
そのまりやの行動が信じられない美礼だが、考えを巡らす暇も無く、コーナーから飛び出してきた里深のラリアットが炸裂し、またもマットに大の字になった。そして美礼を足蹴にしてうつ伏せ状態にすると、里深は座り込んでキャメルクラッチを極めていった。
ググッ…グイッ…
「あぐっ…あががっ…」
苦痛に歪む美礼の表情を見て残忍な笑みを浮かべる里深は、更にエグい角度で美礼を揺さぶっていく。その姿にまりやが美礼の意思確認をしていく。
「ギブッ…ギブアップ?」
しかし顎をシッカリとロックされている為に美礼は言葉を発する事が出来ず、必死に首を横に振ってギブを拒んでいった。
「ちょっと!ギブかどうかって聞いてんだからちゃんと答えなさいよ乳デカっ!」
そう言ってまりやは身動きの取れない美礼の鼻に指を突っ込むと豚鼻状態にして晒し者にしていく。途端に起こる会場からの爆笑に美礼は顔を見られまいと必死に顔を覆って行くが、里深とまりやはそれを許さず手を押さえてブタ顔状態の美礼の姿を観客に晒していった。
「あはははは〜酷い顔〜。でも結構似合ってるよ〜とってもお似合い!」
ブタ顔の美礼に対し、まりやは嘲笑いながら精神的ダメージを与えていく。そして共に嘲笑っていた里深は技を解くと、今度は美礼の喉元に手を回し、チョークスリーパーで締め上げていった。
グイッ…
「あぐっ・・・あぶうっ…」
抵抗できないまま喉を潰される美礼の目が次第に虚ろになり、その口からは涎が垂れていく。もはや里深の勝利は決まったかの様に見えたが、ここでまりやが里深を引き離していく。
「駄目よ里深!まだまだこの乳デカを苛めてやらないと…」
「ふふっ…まりやも意外と冷酷なのね…」
里深が技を解くと、美礼はぐったりとマットにうつ伏せに倒れた。コーナーに寄りかかって余裕の里深を尻目に、美礼の髪を掴んでまりやは再び無理やりに立たせていった。
「立てよ乳デカっ!もっと無様な姿を晒してやりなさいよ!」
「ううっ…アンタ…何の恨みでこんな事するの…」
朦朧とする中で美礼が呟くと、まりやが冷たく言い放った。
「何でって…簡単よ!私は昔からアンタがウザかったの!そのデカ乳しか能の無いクセに、私よりもグラビアで人気があったアンタや蒼木がねっ!ビジュアルクイーンの時だって、アンタや蒼木が居なけりゃ私はもっと目立てたのよ!それにアンタ、随分となつを可愛がってくれたじゃない?なつとは昔同じ事務所だったし、同じ番組だってやってたの!なつの分までアンタを痛めつけてやるわ!里深と一緒にねっ!」
「くっ…言わせておけばぁぁぁぁっ…!!」
やりたい放題のまりやに対して遂にキレたのか、美礼は絶叫しながらその膝をまりやの股間に叩き込んだ。
「ぎゃぁぁぁぁっ!!痛いぃぃぃぃっ!!」
堪らずまりやが悲鳴を上げて倒れこんでいく。突然の美礼の反撃に会場が沸く中、堪らず里深がコーナーから飛び出すが、美礼が後ろ回し蹴りを放つと、その蹴り足が里深の股間をも捉え、里深もまた悶絶して倒れこむ。そして美礼は再びまりやの方を向くと、まりやの顔面に数発鉄拳を叩き込み、身に着けていたそのジーンズに手を掛けて一気にずり下ろすと、まりやが下に身につけていた黒のビキニショーツが露になり、まりやは美礼と同じ黒のビキニ姿になった。
「ふん…どうせビキニ着るなら色が被らない様にしてよねっ!」
バキッ…
「ぎゃあぁぁぁぁっ…」
再度股間に蹴りを見舞われ、まりやは白目を剥いた。そのまりやの顔面を一度踏みつけると、美礼は本来の相手である悶絶したままの里深に馬乗りになった。
「ふん…やっとアンタの相手が出来るわね…タップリとお礼をしてあげるわ!」
バシッ…バシッ…
「きゃっ…痛いっ…」
平手打ちの連打で里深を攻め立てる美礼。反撃出来ず叩かれるだけの里深を尻目に、会場からは美礼コールが湧き上がっていった。
「ふふっ…いいわねっ…折角だからお客さんに少しアピールでもしようかしら?」
一気に試合の主導権を握った美礼は里深から離れると、その両足を取って里深をマングリ返しの状態にしていく。
「ううっ…いやっ…見るなよっ…」
これには流石に里深も恥ずかしくなったのか、顔を赤らめて叫んでいく。しかし美礼は更に爪先で里深の股間に刺激を与え始めた。
「ああっ…やめ…いやっ…ああっ…」
里深が次第に喘ぎだすと、観客からの美礼コールは更に増していく。自分の股間が次第に濡れ始めた事に気付いた里深は言い様のない恥ずかしさに襲われていた。
「ふん…それじゃ最後にアンタにも屈辱を与えてあげるわっ!」
そう言うと、美礼は里深をマングリ返し状態にしたまま、その上からフェイスシッティングを狙っていった。
「ぎゃあぁぁぁぁっ!痛いっ…痛いぃぃぃぃっ…!!」
体を折り曲げられた上から圧し掛かられ、激痛に里深が悲鳴を上げる。しかし襲ってくるのは激痛だけでなかった。美礼の股間が里深の顔に密着する。
「うぐっ…ぶぶっ…」
「ふふっ…私の股間に埋もれて失神しなさい!」
まるで女王様の様な言葉を吐く美礼。しかし突然美礼が悲鳴を上げて倒れこんだ。
「ぎゃぁぁぁぁっ…!!」
堪らず股間を押さえてのた打ち回る美礼。その傍らでは里深が咳き込んで苦しんでいた。
「げほっ…げほっ…ったく…汚いもの押し付けやがって…」
「ううっ…大事なところに噛み付くなんて…」
そう、里深は破れかぶれになって美礼の股間に思いっきり噛み付いたのであった。そして美礼のビキニショーツには里深が噛み付いた痕がしっかりとついていた。
そして倒れこんだ美礼の髪を掴むと、里深はその額の間に思いっきり噛み付いていった。
ガブッ…
「ぎゃぁぁぁぁっ…痛い…痛いぃぃぃぃ…!!」
またも悲鳴を上げる美礼。そして噛み付かれる美礼の額からは流血が始まっていった。次第に美礼の悲鳴が泣き叫ぶ声に変わっていく。そして里深が美礼を解放すると、美礼は額から血を垂らしながらマットに倒れこんだ。
「ったく…まだ臭いが残ってる…アンタまさか密かにスカしたんじゃないでしょうね?それとも元からこんな臭いの!?」
その里深の言葉に会場からは大爆笑が起こり、美礼は堪らず股間を押さえていく。
「ふん…あんたもなつの事言えないんじゃない?折角だからアンタのアソコを確かめてやるよ!」
そう言うと、里深は美礼のビキニショーツに手を掛けると、その隙間から紗耶戦の時以上の刺激を与え始めた。
グチュ…グチュ…
「ああっ…いやっ…いいっ…ああっ…ああんっ…」
堪らず美礼が喘ぎ始める。やはりこういう攻めでは里深の方が一段上手であった。
「ふふっ…感じやすいわねっ…どうせならそのデカ乳の感触も確かめてやるよ!」
里深は片手で顔を赤らめる美礼のバストをも揉みまわしていく。そして下の方は更に奥深くまで指を突っ込み、その動きを早めていく。次第に美礼の股間が液で溢れ始めている事に里深は気付いていた。
「みんな〜こいつ溢れてるよ!この変態どうしよっか〜!?」
里深がそう叫んでいくと、観客からは色々な声が飛び交った。
「吉口〜っ!黒多を素っ裸にしてやれ〜っ!!」
「黒多のヘアヌードが見たいぞ〜っ!!」
「ア○コも見せてくれ〜っ!」
「どうせならもっとイカしてやれ〜っ!」
その言葉に、しかし美礼は里深の攻めで大分気持ちが昂ぶっていたのか、自分の意に反して喘いでいた。そんな状態を表す様に、美礼のバストの突起がビキニブラの上からくっきりと映し出されていた。
「ハァ…ハァ…いいっ…もっと…」
「ちょっと…この変態求めて来てるわよ!…いいわよ、だったら皆の前でイカせてやるわよっ!」
そう言うと、里深は残忍な笑みを浮かべて美礼のバストと秘部を刺激していく。
「ああっ…ああんっ…ああっ…いいっ…」
そして里深が指を抜くと、美礼の股間からは勢い良く液が溢れ始め、美礼のビキニショーツを変色させ、それに治まらずショーツの隙間から美礼の太股を伝ってマットに滴り落ちていった。
「あああああっ…!!」
悲鳴を上げると、美礼はグッタリとしていく。その光景に観客からは大歓声が上がり、里深はガッツポーズでアピールしていく。しかし里深の手には美礼が溢れさせた液が多量に絡み付いていた。
「汚ったねぇなっ…!!こんなに出しやがって…ほらっ、自分の汁の味を確かめさせてやるよっ!!」
血まみれの美礼の顔に液を塗りつけていく里深。液まみれの無残な美礼の姿に会場からも大爆笑が起きる。
「ううっ…くそっ…」
あまりの屈辱に涙を浮かべる美礼。しかしその時、美礼の顔を踏みつける足があった。
「さっきはやってくれたわね…いい気味よっ!」
そう、それは意識を取り戻したまりやであった。
「無様な姿ね…こんだけのお客さんの前で感じてるんじゃないわよっ!」
バキッ…
「ふぎいぃぃぃぃっ…!!」
まりやの強烈な爪先蹴りに、美礼は悶絶していった。そしてまりやは里深に止めを刺す様に目配せしていく。それを受けて里深は、美礼を立たせるとロープで美礼の腕を封じて動けなくしていった。
「覚悟しなよ!約束通りアンタのデカ乳をパンチングボールにしてやるよ!」
ぐったりする美礼のバスト目掛けて、里深の拳が放たれる。
グニュ…グニュ…
「ぎゃあぁぁぁぁっ…いやあぁぁぁぁっ…やめてぇ…」
「おらおらっ…デカ乳のサンドバッグだっ!殴り甲斐があるわよっ!」
「いやぁぁぁぁっ…」
次第に里深の殴りつけるスピードが速くなっていくのと反対に、泣き叫ぶ美礼の声が小さくなっていく。グッタリとしていく美礼の姿に、里深はバストだけでなく、そのお腹をも殴りつけていった。
「ぐふっ…げふっ…げぼぉぉぉっ…」
必死に耐える美礼だが、お腹への圧力に耐え切れず次第に口から唾や嘔吐物を吐き散らしていった。
「止めだあぁぁぁぁっ…!!」
里深がそう叫ぶと、渾身のストレートが美礼の顔面に放たれていく。その一撃が美礼の顔面を捉えた瞬間、美礼は唾と血反吐を吐き散らしながらその身をマットに沈めていった。
「これはオマケだよっ!」
グシュッ…
「ひぎぃぃぃぃっ…」
マットに大の字になった美礼の股間目掛けて里深は爪先蹴りを放つと、美礼はその体を跳ね上がらせ、程無くして白目を剥いて失神してしまった。そして美礼の股間からは黄色い液体が溢れ、既に自らの液で汚れているビキニショーツを更に汚して、マットに黄色い水溜りを作っていった。
ジョワ〜ッ…
「うわっ…こいつお漏らしまでしやがったよ!」
「ふん…汚いわねっ!どうせならこんな汚いビキニ脱がしちゃえばいいのよっ!敗者への罰の意味も込めてね!」
「そうね…よ〜し!最後にこのデカ乳のヘアヌードを見せてあげるわよっ!」
そう言うと、里深はまりやと協力して美礼のビキニを脱がせて全裸状態にしていく。
「里深っ!こいつをコーナーに吊るすのよ!」
そして二人の手で、全裸状態の美礼がコーナーに逆さ吊りにされて晒し者状態にされていく。そしてまりやはここでゴングの要請をしていった。
「カンカンカンカン…」
ゴングが打ち鳴らされると、里深の勝利が確定し、まりやは里深の腕を掲げてそれをアピールしていった。
「勝者、吉口里深っ!」
その姿に観客達からは里深コールが起きていく。
「只今の試合、吉口里深選手の勝利となりました!これにより、Aブロックの決勝戦は吉口里深選手VS坂木夕子選手の試合と決定致しました!尚、決勝戦は次の特別試合を挟んで行います!」
そのアナウンスを背に、里深とまりやはリングを去ろうとするが、ここで里深がコーナーに吊るされている美礼の方に近づいていく。
「ちょっと…どうする気?」
「ふん…折角だからもっと屈辱を与えてやろうと思ってさ…」
そう言うと、里深は美礼の顔面に自らのヒップを押し付けた。
「ちょっと里深…まさか!」
「そっ!そのま・さ・か。ふんっ!」
(ブヘ〜っ!)
大きな音と共に里深の強烈な毒ガスが美礼の顔面に浴びせられと、失神状態の美礼は一瞬顔を歪ませ、その体を小さく痙攣させた。
「ちょっと里深〜!少しやり過ぎじゃない?」
「いいのよ…どうせならとことん屈辱を与えた方がね…それにまあ、なつの仇をとったって意味も含めてね!まりやもさ、折角だから何かしたやったら?」
「そうね…だったら私も…」
そして更に、まりやまでもが美礼の顔面にヒップを定めた。
(ブべべべべ〜っ!)
まりやの毒ガスは音も威力も里深以上だった様で、逆さ吊りながら先程以上にもんどり返る美礼を尻目に、里深が大ウケする。
「ちょっと何その音〜!!」
「良いでしょ別に!!…さっきから出そうでずっと我慢してたのよ!」
美礼をいたぶった事に満足したのか、二人はリングを後にするその時…逆さ吊りの美礼から変な音が聞こえてきた。
(プスウゥゥゥゥ…)
「え!?」
驚いて振り向く二人。美礼から放たれたその情け無い音は二人に対する抵抗の様でもあった。
「何よコイツ!?もしかして私達に釣られたのかしら!?」
「まさか…でもこんな状態でスカすなんてどこまで惨めなのかしらねっ!」
そう言う里深は美礼の股間を覗くと、その臭いに顔を歪めた。
「うわっ!こいつスカした割には物凄い臭うわよ!ホント臭いわこの乳デカっ!」
「里深っ!早いトコ戻るわよ!」
まりやに急かされ、里深もリングを後にする。そしてその去り行く中でまりやは里深に言った。
「ふう…でも結構楽しめたわね!次の決勝もこの調子で暴れてやりなっ!どうせ相手は三十路近いオバサンだし…」
「そうね…ここで勝てば思いっきりアピールできるものね!坂木のやつも望月や黒多と同じ目にあわせてやるわ…」
こうしてAブロック決勝は里深と夕子の戦いに決定した。果たしてAブロックの優勝者はどちらなのか?
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