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本格ボクシングトレーニングで
貴女も美しくなりませんか!

本物のボクシングトレーニングを取り入れて
楽しくシェイプアップ!

用意するものは水着だけ
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 美菜は17歳の高校3年生。人並みにプロポーションも気にしている美菜は受験勉強の気分転換にでも行
ってみようと思い立った。

「すみません。」

 そのジムの中にはトレーナーの若い男が一人、あとは自分と同じくシェイプアップトレーニングと思われ
るTシャツ姿の女性が黙々とサンドバッグを打っていた。

「どうぞどうぞ。シェイプアップトレーニングですか。まずは・・・」

 ということで男から一通りの説明があった後、美菜はロッカールームに入った。

「うそ・・・・」

 着替えようと袋から出したものはピンク色のビキニだった。それも美菜が持っているうちで一番布地の小
さい、首の後ろと背中、両腰で紐を結ぶだけのかなりセクシーな三角ビキニだった。

「やべ・・・間違えた・・・」

 タンクトップ型の水着が入っていると思い込んで中身も見ずに袋を持ってきてしまった。どうすることも
できず美菜はしかたなくその小さなビキニを身に付けた。

「いやん、もう」

 尻の半分しか覆っていない布は歩くたびに喰いこんでくる。美菜は恥ずかしそうにちょっと内股加減にロ
ッカールームを出た。

「おや・・・・・まずは体勢から・・・・」

 心なしかトレーナーの視線がまとわりつく。美菜の胸はそれほど大きくは無いがふくよかで形がよい。そ
んな胸が細い紐だけに支えられて動くたびに上下左右に揺れる。ウエストも引き締まってくびれている。そ
の中央に形の良いへそ。大事な部分が辛うじて隠されているだけで質感のある尻は半分以上が布からはみ出
している。美菜は恥ずかしくて仕方なかったが、忘れる為にトレーニングに集中することにした。

 トレーニング自体は思ったよりしっかりとしたものだった。結局参加したのは一人黙々とサンドバッグを
打ち込んでいる常連らしい女を除くと美菜だけであったが、トレーナーも専属状態でしっかりと基本を教え
てくれ、美菜自身運動神経には自信があり、ボクシングにも多少興味があったため飲み込みも早く、美菜自
身恥ずかしいことも忘れてのめり込み、1時間半のコースが終わる頃には一端の形になっていた。

「せっかくだから、試合でもしてみようか。」

 トレーナーが美菜に言った。

「何大丈夫。試合って言っても特別ルールの遊びみたいなもんだし、顔はパンチ禁止だから全然危なくない
よ。それに君はなかなか筋がいいから、楽しめると思うよ。」

「本当ですか、大丈夫かな・・・。」

「大丈夫。この小さくで軽いグローブをつけるし、パンチできるのはボディだけ。顔にはあたることはない
し、もしちょっとでも危ないと思ったら中断するから。」

「なんか面白そうだし、やってみます。」

「よし。ちょっと相手してやってくれないか!」

 トレーナーは一人で練習していた女を呼んだ。20代半ばくらいのその女はパーマのあたった髪にちょっと
きつそうな目で、身長は170cm近くあるだろうか、美菜が思っていたよりも大柄でグラマーだった。一瞬
恐そうに感じたが、先のトレーナーの言葉を信じることにした。

「大丈夫。彼女も試合は初心者だ。じゃあ早速始めよう。二人ともリングに上がって。それから今後の研究
に使う為にビデオを取らしてもらうが構わないだろうか。」

「構わないです。」

「あ、ど、どうぞ。」

 女が言った。美菜は「えっ」と思ったが、相手の女の勢いに押されて承諾してしまった。

「ではルールだが、3分1ラウンドで、攻撃はボディーのみ。それ以外は反則だ。いいね。」

 女はTシャツを脱いだ。小股の切れ上がったセクシーな水着。90cm以上はありそうな見事な胸に美菜は
思わず見とれてしまった。がトレーナーにグラブをつけてもらうと、頭を試合に切り替えた。

 紐ビキニ姿の女子高生とハイレグ水着のグラマー女がリング上で向き合う。そしてゴングがなった。

 美菜は教えてもらったとおりに構え、女のボディーめがけてパンチを繰り出してみる。以外に簡単に女の
胸にヒットし、豊満な胸が小刻みに揺れる。

「私っていけるかも・・・」

 美菜はさらにパンチを繰り出してみる。多くはガードされたが、何発かは女のボディーにヒットした。

 もちろん女も美菜のボディーめがけてパンチを打ってくる。が想像したほどスピードがあるわけでもなく、
以外に簡単にガードできた。それでも何発かを胸などに喰らい、美菜もだんだんヒートアップしてきた。

「思ったより簡単。面白いじゃない!」

 パンチを喰らっても思ったよりダメージは少ない。それ以上に思った以上に自分のパンチが相手にヒット
する。美菜はのめり込んでいった。

パン! バシッ!

「あん!」「ああん!」

 身体にパンチがヒットする音と、互いの嬌声だけが響き渡る。二人とも汗だくになりながらパンチを繰り
出す。特に露出度の高い美菜は健康的な色気を醸し出していた。

バシッ! パン! バシバシッ!

「ああ!」「あん!」「あうっ!」

カーン!

 1ラウンド終了のゴングがなる。2人はそれぞれのコーナーで一息入れる。

「なかなかやるじゃないか。本物のボクサーになれるぞ。」

 トレーナーが美菜に声をかける。美菜も一瞬その気になりながら気持ちを高ぶらせていた。

カーン!

 2ラウンドが始まる。今度は1・2でも決めてみようか、と美菜は欲を出しながら構えた瞬間、相手の女
の目が今までと違うことに気付いた。

「えっ!な、なんで・・・?」

 考える間もないまま、これまでとは打って変わって目にも止まらぬようなスピードのパンチが美菜の生腹、
へその少し上くらいのところに打ち込まれた。

「うぐっ!」

 息が詰まって動きの止まったところへ、さらに激しい拳が美菜のへその下、そして間髪いれずに右胸を襲
う。さらに続けて両脇腹、左胸、へその上、美菜の俄仕込みのガードでは全く役に立たず、全てのパンチが
美菜の身体にクリーンヒットする。

「あん! ああ! ああん! ああ! うぐっ! あう! あん! ああ・・・」

 美菜の動きは完全に止まり、コーナーへとどんどん追いやられていく。拳が美菜の身体に喰い込むたびに
苦しげな声をあげる。

バシッ! バスッ! バスバス! ドスッ!

ほとんど裸に近い美菜の身体に容赦なくパンチが打ち込まれる。特に剥き出しの腹には集中的にパンチが
浴びせ掛けられ、白い肌の一部分は紫色に変わっていく。

「ああん! ああ! ぐえっ! あああん! いやっ! あん!」

 コーナーに寄りかかったまま何も出来ない状態の美菜。女はサンドバッグを打つかのように美菜のボディ
ーを打ちつづける。拳が柔らかい腹に突き刺さる。鳩尾にめり込む。胸のふくらみをヒットすると、細い紐
だけに支えられた美菜の乳房が上下左右に揺れる。軽いから大丈夫のはずの小さなグローブは、実は拳によ
り近く、一点へ集中してダメージを与える。

「ああん!」

 アッパーパンチが美菜の股間を直撃する。さらに5連発、薄い布だけに覆われた美菜の大事な部分を拳が
襲う。

「あああ・・・」

 激しい横からのパンチが美菜の左胸をヒットした瞬間、美菜のふくらみを辛うじて覆っている薄い布が勢
いでずれ上がり、美菜のピンク色のきれいな乳首が露になる。

「ストップ」

 唐突にレフリーのトレーナーが女を美菜から引き離す。美菜はぼんやりとした意識のままこれで終わって
くれるのかと期待したのもつかの間、トレーナーはおもむろに美菜のビキニのブラをとめている首と背中の
結び目を解いてしまった。ひらりとビキニブラが落ち、美菜の両乳房が完全に露になった。

「ついでだ!」

 トレーナーはさらにビキニパンティの腰紐も解き、引き剥がすとブラとあわせてリングの外に投げてしま
った。全裸にされてしまった美菜は、しかし抵抗する力も残っていなかった。

「や、やめ・・・・」

 美菜は涙を流しながら哀願する。しかし無情なトレーナーの声が響き渡る。

「ファイト!」

 女は全裸になった美菜にさらに襲い掛かる。美菜の形の良い乳房にパンチが浴びせ掛けられる。

バスッ! ドスッ! パシッ! 

「ああ、あん、ああ・・・あふっ・・・あん!」

 美菜の柔らかい胸のふくらみに拳がめり込み、上下左右に揺れながら醜く変形する。白い胸がピンク色に
染まっていく。

バスッッ!! ボコッ!

「あああああ・・・・」

 強烈なアッパーパンチがやや薄めの毛も露な美菜の股間にヒットする。女性の大事な部分を左右のアッパ
ーパンチが間髪をいれずに襲いつづける。

「あああ・・・・」

 もはや力なくコーナーによりかかったまま動けない美菜。女はにやりと笑うと右腕を回し始める。そして
大きく振りかぶると渾身の力を込めた右ストレートを美菜のへその上あたりめがけて打ち込んだ。美菜の柔
らかい腹を突き通すかのように拳がめり込んでいく。

バシイッッッッッ!!!!

「うぐえええっっ・・・・!!!」

 美菜の口から血反吐が吐き出される。そして自分の吐き出したものの上に、美菜は気を失ったままうつぶ
せに倒れ込んだ。

「このビデオはいけるぞ。高く売れる。」

 トレーナーが女に言う。

「可哀想に。また言わなかったでしょ。このボクシングがKO勝負だってこと。」

女が息を弾ませながら行った。

「どっちにしたって一緒だよ。そうそうお前には勝てまい。まあ彼女には気の毒だが・・・」

 トレーナーの笑い声が響き渡った。

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