可憐なる大和撫子、壮絶に散る……

『脱出』(第4話)

 

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「お前はここから出たいか?  いよいよお前にもここから出るチャンスが巡ってきた。どうだ、出たいか?」

 

  虚ろな表情でうなずく少女。

 

「今度の試合で勝つこと。それだけがお前がここを出られる条件だ。いいか、次の試合で勝つこと。負けることは許されない。もし負けたら次のチャンスは当分先、いつになるかはわからない。それまでは再び地獄の日々が続くことになるだろう。いいか、勝つことだ。絶対に負けるな。勝つ以外に道はない。」

 

  少女はすがりつくように、きっと目を見張って何度もうなずいた。

 

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白井沙耶香  13歳  H150  B76  W54 H78

                   VS

  エミリア・スミス   29歳  H193  B100  W94  H126

 

  会場の中、スポットライトに明るく照らされるリング、しかし今日のリングはいつものリングとは異なっていた。コーナーに立つ4本の柱には、コーナーバックルの代わりに埋め尽くされた剣山の針、銀色に鈍く輝く針がリング中央にその鋭い先端を向けていた。そしてその4本の“剣山”コーナーポストの間を結ぶロープはといえば、2本の鉄製ワイヤーの上にびっしりと敷き詰められた剣山の針、その約10cm巾の剣山の帯が、やはりその銀色に輝く鋭い針の先端をリング中央に向け、各コーナーポスト間に3本ずつ、びっしりと張り巡らされていた。観客達はそのあまりにも残酷なリングと、各々が手にしたあまりにも残酷な対戦表に、あまりにも残酷な期待に胸を膨らませながら、選手の入場を今や遅しと待ち構えていた。

 

そして会場に響き渡る大音響のロックンロール、テンポの速いリズムに合わせて勢い良く入場してきたのはエミリアであった。ポリス風の帽子に真っ黒な皮ジャンにその巨体を包んだ巨漢黒人女性は、入場用に剣山ロープを解かれた一角から勢い良くリングに上がると、褐色に輝く太い腕を振り回しながら、雄叫びを上げリングを一周する。

 

そのエミリアがリングを一周すると、コーナーの前に仁王立ちになり、会場の一点を凝視する。一転して会場に流れる古風な琴の音色、その音色と共に、薄ピンク色の生地に、赤や紫や黄色、艶やかな花柄の浴衣姿の小柄な日本人の少女が現れ、ゆっくりとリングに近づいてくる。ショートカットの黒髪に大きな二重の瞳、まだあどけなさの残る可愛い顔を引き締め、おしとやかに、静々とリングに向かう。まだ幼い小柄な美少女が醸し出す色っぽさと、荒々しいエミリアの巨体とのギャップに、観客の歓声が大きく響き渡る。

 

  浴衣姿のままリングに上がる沙耶香、そのままコーナーを背にリング中央に向かって立ち、何かを決意したような表情でエミリアを睨み付ける。

 

「青コーナー!!!エ・ミ・リ・ア〜・ス〜・ミ〜・ス〜!!!」

 

  大歓声と共に帽子を観客席に投げ、皮ジャンを脱ぎ放り投げる。黒地に銀色のラインの入った、ハイネックに膝まで覆った競泳用水着風のコスチュームにその筋骨隆々とした巨体を包んでいる。

 

「赤コーナー!!!し・ら・い〜・さ〜・や〜・か〜!!!!」

 

  大歓声の中、沙耶香の横に来た黒服の男が、沙耶香の身につけたローズピンクの帯の端をぎゅっと引っ張る。駒のようにくるくると回転する沙耶香の身体、帯が解けると共に、沙耶香の浴衣がハラリとマットに落ち、中から浴衣と同じ薄ピンク色の極小の紐ビキニのみを身につけた小柄な少女が現れた。幻想的な、あまりに美しい風景に観客も息をのむ。そしてまだまだ発育途上の13歳の幼い身体と、これまでに輪をかけて面積の小さくなったセクシーな極小紐ビキニとのギャップ、しかしそのギャップを忘れさせてしまうような裸同然とも言って良い美少女の醸し出す色気に大歓声が湧き起こる。

 

「ファッキン・ジャパニーズ・キッド!!ガキのくせに舐めた格好しやがって!!血の雨を降らしてやるよ!!」

 

  起こったように吠えるエミリア、睨み合う両者、そしてゴングが鳴り響く。

 

カーーーーン!!!!

 

「やれるもんならかかってきなよ!!お嬢ちゃん!!」

 

  何かが吹っ切れたかのように、果敢にも睨み付けながら構える沙耶香に対して、まるで舐めきった様子でにやつきながら腕を広げるエミリア。じりじりと隙を窺いながら間合いを計る沙耶香。

 

「さあああああっっ!!!」

 

  動いたのは沙耶香だった。完全に舐めきった無防備な体勢のエミリアのサイドに捨て身のジャンピングキック、思いもよらない攻撃にバランスを崩したエミリアに対し、小さい頃からのバレエと体操で鍛えた運動神経を活かした抜群のボディコントロールで体勢を整えた沙耶香は、エミリアの巨体に対して果敢にも体当たりをくらわしていった。完全にバランスを失い、後ろに仰け反りかえるエミリア、そこに待っていたのは、3本のベルト状のロープに縫い込まれた、幾千もの鋭い剣山の針であった。

 

「ぐあああああっっっ!!!」

 

  エミリアの鋼鉄のような身体に食い込む剣山針、血飛沫が飛び散る。小柄な半裸美少女の想像もしなかった攻撃に観客もどよめく。しかし驚くのはまだ早かった。エミリアがよろよろと体勢を立て直すより早く、再び沙耶香のハイキックがエミリアの胸元に命中、再び剣山の餌食になったのはエミリアであった。

 

「はあ・・はあ・・はあ・・」

 

「こ・・このガキ・・ぶっ殺してやる!!!」

 

  怒涛の先制攻撃に息を切らしながらも、可愛い顔を引き締めて睨み付けながら構える沙耶香に対し、明らかに表情を変えて構え直すエミリア、しばらくにらみ合いが続く。

 

「ガキのくせに舐めた真似しやがって!!!二度とまともに暮らせないような姿にしてやるよ!!!」

 

  またしても先制したのは沙耶香だった。エミリアの左肘を目掛けてのキック。しかし今度はさっきとはエミリアの気の入れ方が違っていた。完全に動きを読んだエミリアは沙耶香の右足をガシッと捕まえ、そのまま引きずり倒した。

 

「ああああん!!」

 

  あっけなく倒される小柄な沙耶香。エミリアは沙耶香の足を掴んでおいて、その右足の内股に強烈なフットスタンプを数発打ち込み、まずは足を封じにかかる。

 

「ああっ!!ああん!!!いやっ!!痛い!!」

 

  沙耶香の健康的な太股がダメージで赤く染まっていく。足を押さえてマットを転がりまわる沙耶香。エミリアは沙耶香の身体を仰向けに開かせると、無防備な裸のお腹に強烈なパンチを何発も叩き込んだ。

 

「あああううっ!!!うぐうううっっ!!!ううっ!!あああううっ!!!!」

 

「ビキニなんていうのはなっ!!おめえみてえな色気も何にもないガキが着るには早すぎるんだよ!!!!」

 

  細く簡単に折れてしまいそうな沙耶香の無防備なボディに何発も何発も激しいパンチを叩き込むエミリア、そして立ち上がるとさらに100kgを超える体重を乗せたフットスタンプを沙耶香のお腹に叩き込んだ。

「ああえぐうううっっっっ!!!!」

  沙耶香の口から噴き出す血反吐がマットを染める。

「何で私がこんな汚らしい日本人の子供のゲロを始末しなければならないのよっ!!」

  エミリアは沙耶香の小柄な身体を簡単にうつ伏せにひっくり返し、沙耶香の艶やかな黒髪を掴むと、マットを染めた沙耶香の血反吐に顔を押し付け、まるで雑巾で拭くように沙耶香の顔を擦りつけた。

「あう・・うぐ・・うぷう・・ぐう・・」

「お子様に化粧を教えてあげるからね。少しは奇麗になったかい!!」

  エミリアは沙耶香の背中に馬乗りになり、掴んだ髪の毛をぐいっと引き上げる。血反吐まみれに汚れた沙耶香の可愛い顔が苦痛に歪む。エミリアはさらにもう一度、沙耶香の顔をマットに叩きつけるように押し付け、擦り付ける。そして自ら吐いた血反吐に塗れた顔を見せびらかすかのように引き上げる。

「さあ、次はこの色気の無いお子様の身体も奇麗にしてあげましょうね。」

  エミリアは沙耶香の髪を掴んでそのまま引っ張り上げるように立たすと、沙耶香の左手首を両手で掴み、そのまま大きく沙耶香の身体をロープ目掛けて放り投げる。

「あんたみたいなガキでもこれで少しは色っぽくなるといいね!!!」

  沙耶香の小さな身体は無数の剣山の針が輝くロープに向かって一直線に放り飛ばされる。

「いやああああああああっっっっ!!!!!」

  必死に身体を回転させて止めようとするも及ばず、半回転した背中から剣山ロープに激突する。勢いでロープに押し付けられると同時に、無数の鋭い剣山の針が沙耶香のビキニブラの紐以外完全にむき出し裸状態の背中に突き刺さる。そしてロープの反動と共にメリメリという音と共に剣山針が沙耶香の背中からはがれ、フラフラとリング中央に押し出されてくる。と同時に沙耶香の白いむき出しの背中から一斉に鮮血が噴き出した。

「いやあああああああああああっっっっっ!!!!痛いいいっっっっ!!!!」

「お望みどおりせいぜい色っぽく化粧させて死なせてあげるわよっ!!!あんたみたいな生意気なマセガキには格好の死に場所だね!!!」

  エミリアはふらふらとリング中央に跳ね返された沙耶香の手首をもう一度掴み、今度は反対側の剣山ロープを目掛けて放り投げる。

「いやあああああああっっっ!!!」

  悲鳴と共に再び一直線に投げられる沙耶香、今度は前を向いたまま剣山ロープに激突する。

「いやあああああああああああああっっっっっ!!!!!」

  今度は沙耶香のボディの前の部分に3本の太い剣山ロープ、いや、剣山ベルトが容赦なく突き刺さる。一番上のベルトはビキニブラの薄い布に覆われた幼い胸の膨らみに、2本目はむき出し裸状態の白く細いお腹部分へ、一番下のベルトは沙耶香のおへその下、ビキニパンティがあまりに極小のため、かなり広くむき出しになっている、軟らかな膨らみの曲線を描く下腹部へ、それぞれ鋭く残酷な剣山針を突き刺していった。

「おらおら!!死にな!!!」

  勢いでロープが撓んだ瞬間、エミリアの巨体が沙耶香の身体に突っ込んでくる。ロープの反動と体当たりの衝撃で、さらに激しくロープの剣山は沙耶香の身体に突き刺さり、また衝撃で前後左右に動いた剣山針が沙耶香の幼い柔肌を簡単に傷つける。リング外に沙耶香の鮮血が舞い散る。

「いやああああああああああああああっっっ!!!」

  響き渡る沙耶香の悲鳴、3本の剣山ベルトが身体の前面に突き刺さったまま、ぐったりと寄りかかった状態の沙耶香を引き剥がすようにリング中央に戻したエミリア。沙耶香の美しい身体はすでに鮮血で全身真っ赤に染まっている。そしてエミリアは今度は付け根から全体にわたって鋭い剣山針が牙を剥いたコーナーポストを目掛けて沙耶香の小柄な身体を投げつけた。

「いやあああああああああああああああああっっっっっ!!!!!」

  響き渡る悲鳴と共に一直線に剣山コーナーポストに飛び込む沙耶香。何の抵抗もできないまま身体の前面からコーナーポストに激突し、待ち構えるようにそそり立った剣山針が沙耶香の薄いビキニブラに包まれた小さな膨らみに、柔らかい曲線を描いたむき出しのお腹に、小さく膨らんだ下腹部から薄いビキニパンティに覆われた股間に、そして健康的な白い太股に、容赦なく突き刺さった。一面に血飛沫が舞い上がる。

「あ・・ああ・・ああああ・・あ・ああ・・」

  しばらく激突した格好のまま停止した後、重力には逆らえないとばかりに、マットに崩れ落ちていく沙耶香。沙耶香の柔肌に突き刺さった剣山針は容赦なくその素肌を切り裂いていく。沙耶香の胸のビキニブラの薄い布だけが、剣山針に引っ掛かったまま沙耶香の身体を離れめくり上がり、そこでエミリアが背中と首の結び目を引っ張り解くと、ずるりとマットに崩れ落ちる沙耶香の身体から完全に切り離され、コーナーポストに鮮血に染まったもはやボロボロの布切れでしかないビキニブラだけが取り残された。

「ほーら!お子様のブラジャーでも持って行きな!!!」

  エミリアはコーナーに引っ掛かった血まみれのビキニブラを毟り取ると丸めて観客席に投げ込む。にわか争奪戦で騒然となる観客席。

「おらおら!こんな色気の無いお子様の胸でも拝めるのは今のうちだよっ!!!」

  エミリアはぐったりと横たわる沙耶香の髪を掴んで引き上げると、沙耶香の発育途上の小ぶりなサイズながらも形良く膨らんだ乳房を観客席に見せびらかすかのように胸を突き出した格好で引きずりまわし、そしてそのまま沙耶香の乳房を剣山ベルトに押し付けた。柔らかい膨らみに剣山の針が再び吸い込まれる。

「い・・いや・・やめて・・や・・やめ・・お・・おっぱいが・・いや・・」

  弱々しく声を上げただ涙を流すだけの沙耶香。エミリアは咆哮とともに沙耶香の胸を押しつけたまま一気に左方向へ移動させる。

「いやあああああああっっっ!!!痛い!!痛い!!!!いやああ!!!お・・おっぱいがあっ!!!!」

  数え切れないほどの剣山針が容赦なく沙耶香の幼い乳房に吸い込まれ、繊細な柔肌を、そしてその小さな膨らみそのものを残酷に切り裂いていく。鮮血が飛沫となり舞い上がる。もはや薄ピンク色の乳首がどこにあるのかもわからないほどボロボロに傷つけられ、真っ赤な鮮血でべっとりと染め上がった沙耶香の乳房。

「お次はお子様のくせに丸出しで見せびらかしていた罰だよ!!!」

  エミリアは叫ぶと今度は沙耶香のお腹を突き出すように身体を反らせ、鮮血が滴り落ちる傷だらけのお腹、ちょうどおへそのあたりを剣山ベルトに押しつける。そして今度は逆方向へお腹をベルトに押しつけながら引きずるように移動させた。

「いやあああああああああっっっっっ!!!!痛いよう!!痛い!!!いやああ!!!死んじゃうようっ!!!」

  再び鮮血が飛沫となり飛び散り、沙耶香の美しく引き締まったお腹も剣山針でボロボロに引き裂かれていく。そしてとなりのコーナーまでたどり着くと、もはや完全に無抵抗状態の沙耶香を今度は後ろ向きにに返し、唯一まだ沙耶香の身体を守っているビキニパンティの腰紐をさっと解いてしまう。はらりと落ちるビキニパンティ。

「ほらほら!!!日本人のガキの小便の匂いが染み付いた汚ねえパンティだ!!持ってけ!!」

ビキニパンティを丸めて観客席に投げ込むエミリア。先ほどにも増して大騒ぎとなる観客席。一方リング上では沙耶香の、まだ比較的攻撃されず、白い部分が目立つ可愛らしいお尻を観客席に露にすると、沙耶香の上半身をぐいっと曲げてお尻を観客席に突き出した格好にする。

「へん!!しょせんお子様のケツだね!!こんなとこに生意気に出てこなけりゃ、せいぜいペンペンされるくらいで済んだのにね!!!」

  エミリアは沙耶香のお尻を剣山ベルトに突き刺す。白い双丘に突き刺さる剣山針。そして再び隣のコーナーへの横移動。13歳の幼いお尻に突き刺さった剣山針が容赦なく美しい双丘を引き裂き傷つけていく。飛び散る血飛沫。

「あああああん・・ああ・・い・・いやあああああっっ!!!!」

  反対側のコーナーにたどり着く頃には、沙耶香のお尻はくっきりと数え切れないほどの赤いラインが刻まれ、真っ赤な鮮血が幾筋ものラインとなって滴り落ちていた。そしてエミリアは再び沙耶香を観客席に対して前に向ける。

「さあ最後だよ。この日本人のガキのあそこを一生使えないようにしてやるよ!!!」

  エミリアは沙耶香の両足を抱え上げるようにして、ちょうど幼い子供におしっこをさせるような格好で持ち上げる。沙耶香にとってはM字開脚の格好で、薄く生え始めたばかりの陰毛と、その下でぱっくりと開いている大事な割れ目が観客席に完全に露にされる。

「おらおら、お子様にはお似合いの格好だね!!!」

  エミリアは沙耶香の小さな身体を、剣山ベルトにまたがせるような格好で座らせる。剣山の鋭い針は沙耶香の最も大事な部分を容赦なく襲う。

「い・・いや・・いやです・・お・・お願いです・・やめて・・そこは・・そこだけは・・やめてください・・こ・・子供が・・生めなくなる・・いや・・」

「うるせえんだよっ!!!ガキがぐちゃぐちゃぬかすなっ!!!!」

  エミリアはまたがせた沙耶香を一気に隣のコーナーまで移動させる。

「いやあああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!」

  悲鳴が響き渡る。血飛沫を上げながら進む沙耶香。剣山が沙耶香の大事な部分、割れ目の周りの花びらから、最も敏感な部分までを容赦なく傷つけ、鮮血で真っ赤に染め上げていく。

「あああ・・」

  コーナーに到達した瞬間、マットに転がり落ちる血まみれの全裸美少女中学生。必死に乳房と股間を手で押さえながら、マットの上でぐったりと身体を丸める。しかしエミリアはリングの外から渡された恐ろしいものを高々と振り上げた。それは剣山同様の鋭い針でびっしりと覆われた棍棒であった。

「このクソガキの記念すべき初体験をみなに見せてやるよ!!!!!」

  エミリアは叫びながら何度も棍棒を突き上げる。その度に観客席からはものすごい歓声が沸き上がる。

「おーーーら!!!処女喪失おめでとう!!!!」

  棍棒の先端が沙耶香の幼い割れ目に触れるや否や、荒々しくその割れ目の中に突き刺し押し込んでいく。

「いやああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっ!!!!!!」

  断末魔の悲鳴が響き渡る。無理矢理ねじり込むように奥へと突き入れられていく棍棒。剣山針が沙耶香の幼い性器の割れ目から膣の内部まで、何の容赦も無く引き裂き、ボロボロに傷つけていく。沙耶香の性器から鮮血が溢れ出し、マットの上へ流れ出していく。

「ああん・・」

  ガクンと完全に力を失い崩れ落ちる沙耶香。エミリアはねじり込むようにして何度か棍棒を上下にひねり回すと、荒々しく抜き去り、改めてその棍棒を大きく振りまわす。処女の鮮血に塗れた棍棒。振り回すたび棍棒を流れ落ちる沙耶香の鮮血があたり一面に飛び散っていく。エミリアは棍棒を振り回したまま、リングを降り、花道を去っていく。血飛沫を浴びながら熱狂する観客。そしてリング上にはただ一人、全身真っ赤な鮮血に塗れた全裸の13歳美少女中学生が横たわるのみであった。

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