未央とノワールの試合から約1ヶ月がたっていた。身体へのダメージとショックで寝込
んだままだった未央もやや回復し、少しづつトレーニングにも復帰していた。

 とはいえ4人の少女達の気持ちはまったく変わっていた。試合後の未央の無惨な姿を目
にして、これまでの希望は全て砕け散り、行ってみれば一種の奴隷のような状態になって
いた。事実、彼女たちの行動に対しての監視もこれまで以上に厳しくなっていた。

 ある日サングラスの男の一人がやってきた。男達の中では彼女たちに対して比較的優し
い男である。

「次の試合が決まった。3日後。紀子、お前の出番だ。」

「わ、私・・・。」

「そうだ。いいか、お前らもよく聞け。この団体のプロレスは普通のプロレスじゃない。
ケンカだ。普通のプロレスなんかやっていたら痛い目にあうだけだ。未央、お前が一番わ
かるだろう。いいか、どんな手を使ってもいいから相手を痛めつけ、ぶちのめす。それし
かお前らの生きる道はないぞ。わかったな。まず拳で相手を殴れ。それからだ。」

 男はそういうと出ていった。


   ☆第2戦「関川紀子vsかんざしのお京」

 超満員の会場。あふれる熱気。音楽の流れる中、口を真一文字に結んで緊張気味の紀子
が入場してきた。小さなピンク色のビキニを身につけただけ、小さな布きれからはみ出し
そうな豊かな乳房に観客が沸き上がる。

 紀子がリングに上がると、会場の明かりが消え、あの名曲、「必殺」のトランペットのメ
ロディーが会場に響きわたった。そしてスモークを照らす一筋の光の中、リズミカルな「必
殺」のテーマ曲にのせて小走りに近づいてくるのは飾り職人の秀こと三田村邦彦・・では
なく、今日の相手である「かんざしのお京」であった。赤い忍者装束に包まれたスリムな
身体、赤みがかった長い髪。お京の紀子に負けない美少女ぶりに会場が更に盛り上がる。

 ロープを軽々と飛び越えてお京がリングに上がると、ゴングが勢いよく鳴り響いた。先
ず手を出したのは紀子だった。「これはケンカだ」の言葉を胸に勢いよく繰り出したグーパ
ンチ。しかし軽いフットワークでよけるお京にはかすりもせず、むしろその勢いでよろめ
いた時に揺れた乳房に観客は沸いた。
 体勢を立て直し、お京の方を向いた瞬間、今度はお京のグーパンチが紀子の顔面に命中
した。

「いやん!」

 勢いでロープへ飛ばされた紀子。間髪を入れず紀子の顔、胸、腹をめがけてパンチとキ
ックを浴びせかける。

「ううう。」

 早速口を切り、血を流す紀子。ふらつきながらロープへ寄り掛かったところへ、反対側
のロープから反動をつけたお京のドロップキックが紀子の乳房に直撃する。

「いやあ!痛ーい!」

 紀子の豊かな乳房が大きくひしゃげ、潰れる。この勢いで小さな布きれがずれて、早く
もピンク色の突起がはみ出した。お京はもう一度反対側のロープで反動をつけると、今度
は紀子の腹をめがけてドロップキックを打ち込んだ。そして両膝をついたところで紀子の
髪を掴んで引き寄せると、つま先で紀子の股間を何度も蹴り上げた。

「うっ、ううう、い、いやあああっ」

 大事な部分を何度も蹴り上げられ、全身に痺れるような痛みが襲う。お京は紀子の髪を
掴んだままロープに押しつけると、もはや意味をなしていないビキニの小さな布きれを掴
んで引きちぎった。

「いやああああん・・」

 紀子のEカップの豊かな胸が露にされ、観客が大きく湧いた。それに対してお京の表情
が険しくなっていくと、猛烈な勢いで紀子の乳房をめがけて張り手、チョップ、パンチと
あらゆる打撃技を繰り出した。衝撃する度に上下左右に揺れながらだんだん赤く染まって
いく乳房に、観衆はますます興奮していった。

 お京は紀子の髪を掴むと後ろ向きに回し、紀子の腕を背中にねじ上げると、紀子の乳房
をトップロープに押しつけた。そして髪と腕を掴んだまま、右から左へと紀子の乳房をロ
ープに擦り付けた。

「いやああああああああっっ!」

 摩擦で紀子の白い皮膚が擦り切れ、乳房のちょうど乳首の上のあたりに横一文字に赤い
ラインが刻まれる。そしてさらにロープに乳房を押しつけると、もう一度反対方向に擦り
付けた。

「ぐあああああああっっ!」

 今度はちょうど左の乳首が押しつけられ、ピンク色の乳首が半分ちぎれた状態になり、
割れた部分から真っ赤な血が流れ落ちた。お京はその乳房を鷲掴みにして、紀子をマット
の上に叩き伏せた。そしてお京は身軽にロープの上に飛び上がり、そしてぐったりと横た
わる紀子の乳房をめがけて飛び降りた。

「うううううっ・・・」

 紀子の柔らかい乳房がひしゃげ、つぶされる。お京は何度も何度も紀子の乳房を踏みつ
け、ブーツの踵で踏みにじる。先の攻撃で半分ちぎれかけた左の乳首は特に集中して踏み
にじりる。

「うあああああああああああっ!」

 紀子の悲鳴が響きわたり、血で赤く染まった突起部分がちぎれ飛んだ。お京はその物体
をつまみ上げると観客席を放り投げ、それをめがけて観客が殺到する。

 お京は紀子の髪を掴んで引き上げると、更に紀子の腹をめがけて膝蹴りの3連発をぶち
込む。そして仰向けに倒れた紀子の腹の上に、ニードロップをたたき込む。

「うううう・・」

 口から血を流しながらぐったりと横たわる紀子。お京は紀子を無理矢理引きずり上げ、
ロープに寄り掛からすと、再度反対側から勢いをつけたドロップキックを紀子の乳房にた
たき込んだ。そして軽快に反対側のロープへかけ込むと、反動をのせたキックを紀子の臍
の上に命中させた。

「ううううう・・・」

 膝をつきぐったりとうずくまる紀子。お京は紀子の後ろにまわり、首に腕をまわして自
分の身体に引き寄せると、高々と右腕を突き上げた。その途端会場の明かりが消え、スポ
ットライトだけが二人の美少女を照らし出す中、入場の時と同じ「必殺」のテーマが高ら
かに鳴り響いた。

 お京はいつのまにか口にくわえていたかんざしを指に挟み、ゆっくりと自分の顔の右側
に持ってくる、そして会場が静まり返る中、金属の擦れあう心地よい音を響かせながらか
んざしを指でクルクルと回転させると、紀子の首筋ならぬ乳房を目指して勢いよく突き降
ろした。

「いやあああああああっっ!」

 紀子の悲鳴が響きわたる。かんざしの鋭い先端が紀子の柔らかく豊かな部分に吸い込ま
れていく。少しの間をおいてかんざしが引き抜かれる。しろい肌に刻まれた一点から真っ
赤な血が流れ落ちていく。

 お京は再度かんざしを握りしめると、さらに紀子の乳房をめがけて勢いよく突き降ろす。
何度も何度も、紀子の豊かな乳房を滅多差しにする。引き抜く度に白い乳房を染める赤い
ラインが増えてくる。

「うううああ、ああ、い、いやっ、お、おっぱいが・・・」

 泣き叫ぶ紀子には構わず、お京は容赦なく右の乳房を攻撃する。そして白い部分がほと
んど見えなくなるくらい赤く染まると、とどめとばかり大きく振りかぶると、見事なほど
のコントロールで膨らみの先端の突起を突き刺した。

「いやあああああああああああああっっっ!!!」

 紀子の右側の乳首を鋭い金属の棒が貫通する。お京は突き刺したままのかんざしをゆっ
くりと回転させる。あわせて紀子の乳首は捻られ、引っ張られる。

「や、やめて、お願い、い、いやあ、おっぱいが壊れる・・・・。」

 泣きながら哀願する紀子に構わず、お京はかんざしを回転させ続ける。そして紀子の乳
首が捻られて伸びきったところで、勢いをつけてかんざしを引き上げた。

「うああああああああああっっっ!!!!」

 紀子の乳首がまっぷたつに引き裂かれ、鮮血が激しく噴き出す。紀子は口を震わせなが
ら、胸を押さえてうずくまる。お京はそれでも容赦せず、紀子の髪の毛を掴んで引き上げ
ると、コーナーへ押し込み、コーナーのバックルの上に紀子の乳房を載せるような形で寄
り掛からせ、さらに動けないように紀子の腕をトップロープに巻き付けた。

 観客がざわめく。お京は身軽にコーナーポストの上に飛び乗ると、右足をコーナーバッ
クルの上に載せられている紀子の乳首のちぎれた左の乳房にのせた。そしてもう一方の足
も、同じように血まみれになった紀子の右の乳房にのせ、全体重をかけて紀子の胸の膨ら
みを踏みにじった。紀子の美しく豊かな乳房は醜く潰され、滴り落ちる血がマットのコー
ナー部分を赤く染めていった。

「うううううう・・・」

 もうほとんど意識のないままコーナーに寄り掛かっている紀子。お京は紀子の後ろへ回
ると紀子の股間と尻を覆っているビキニに手を掛け、引きちぎった。そして紀子の右足を
引き上げてロープに絡ませると、全裸の紀子はちょうど犬のおしっこのような形で、最も
恥ずかしい部分を観衆に晒していた。

 再び会場が暗くなり、一筋のスポットライトが無惨な姿の全裸少女を照らし出す。そし
て演歌風の音楽、というよりあの「中○主水」のテーマ曲が流れると、もう一筋のスポッ
トライトが一面に鋲のついた太い棍棒を握りしめたお京を照らし出した。

「やれえ! やっちまえ!」

 音楽に合わせてお京はゆっくりと紀子へ近づいてくる。そして棍棒を突き出してゆっく
りと狙いを定めると、紀子の性器へねじ込んだ。

「い、いやあああああああああああああああっっっっっ!!!!」

 ものすごい悲鳴が響きわたる。お京はゆっくりと回転させながら棍棒を奥へとねじ入れ
ていく。性器内から流れ出た血が紀子の左足を伝いマットへと流れ落ちていく。

 やがて紀子の裸体がぐったり崩れ落ちた瞬間、ゴングが鳴り響いた。

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