「今日は相手にゲストファイターが来ている。だから予定を変えてタッグ戦でいくぞ!」

 黒サングラスの男の声が響く。

「紀子と恵! お前らがペアだ!」

「た、タッグマッチなんてやったことないのに・・・・・」



      ☆第6戦「関川紀子 深田恵vsノワール松川 ミーシャ・グラニコフ」
 
「本日はスペシャルイベントとしてタッグマッチ戦を行います! また、極東ロシア地下プロレス協会から
素晴らしいゲストを招いております!」

 会場に響き渡る放送に、すでにリング上に上がっている二人の美少女は不安な表情を隠せない。一人はは
ちきれんばかりの豊かな胸とまだあどけない表情のギャップが魅力的な美少女、もうひとりは対照的に小柄
なロリータ風の身体に大きな瞳とはっきりとした目鼻立ちの美少女、共に身に付けているのは極限まで小さ
くしたビキニのみ、健康的な身体を惜しげもなく晒した姿でまだ見たことのない対戦相手を待っていた。

 音楽が鳴り響き、スポットライトが一点に集中する。まずは2回目の登場となるノワールが黒づくめのコ
スチュームで扇を手に登場する。そしてその後ろ、ゆっくりとリングに近づいてくる姿に二人の美少女は訳
もなく震撼した。
 あの巨漢怪力女に引けをとらない大きな身体、いや、むしろ怪力女の巨体から無駄をなくし、必要な筋肉
のみで固めた身体をシンプルな青いワンピース水着で包み、全くの無表情の中で射抜くように輝いている冷
徹そのものの青い瞳、短く刈った金髪、まさに格闘のためのサイボーグといっても過言ではなかった。

「ほ、ほんとに・・・・」

「う、うそ・・・し、死んじゃうよ・・・・」

 動揺を隠せない二人の美少女。対戦相手は軽々とリングに上がると、全く二人には構わず、表情を変えず
に宙を見つめていた。

「・・・いいか、リングに上がっていない方が居られるのは自分のコーナーのみ。自分のコーナーでのタッ
チ以外でのリング入場は反則だ。・・・・」

 反則も何も今までの試合にルールなんてないじゃない・・・なんて事を思う余裕もなく、気もそぞろに俄
かルール説明が終わると、唐突にゴングが鳴り響いた。

 スターターは紀子とノワール。まずは中央で組み合った。

「殺してやる!」

 ノワールは紀子の右腕を掴んで引き寄せると、ものすごい形相で紀子の腹に強烈なパンチを食らわせた。

「ううっ!」

 一瞬ひるむ紀子。ノワールはさらに紀子の胸をめがけて強烈なパンチの連打を繰り出した。紀子の豊かな
胸が上下左右に飛び跳ね、会場もそのたびに盛り上がる。

「うぉりゃああああああああ!」

 タッグ相手へのライバル心もあるのだろうか、今日のノワールは最初から気合が入っていた。激しい勢い
で拳が、膝頭が、ビキニ姿の少女の身体に衝撃し、その柔肌に吸い込まれていく。紀子の身体はその度右へ
左へ跳ね回る。

「そりゃあ!いくぞ!」

 大きな掛け声と共にノワールは四つんばいになった紀子の腕を掴んで引き起こし、ロープへ振る。跳ね返
ってきた紀子の胸に飛び蹴りを食らわせると、後ろにひっくり返った紀子を再び引き起こし、コーナーへ振
る。その瞬間リングサイドから手を伸ばしてきたミーシャにタッチすると、コーナーバックルに背中からぶ
ち当たりぐったりよりかかる紀子の胸にキック。素早い体裁きで横へ転がると絶妙のタイミングでミーシャ
の巨体が紀子をめがけて突っ込んできた。

「ぐうう・・・・」

 ミーシャの体重の良く乗った重く激しいキックが紀子の腹を襲う。間髪をいれずにノワールがエルボー、
そしてミーシャのパンチ、二人掛りで紀子を痛めつける。

「ひ、卑怯よ! 反則じゃないの!」

リングサイドで恵が叫ぶ。紀子を助けようとリングに入ろうとすると、サングラスの男に腕を掴まれた。

「タッチ以外のリング入場は反則だ!」

「そ、そんな・・だってあれ・・・」

「どこが反則だ?」

 リングではいつのまにかノワールがリングサイドに引き上げ、ミーシャがそのまま崩れ落ちた紀子の髪と
太股を掴み、その頭上に紀子の身体を軽々と持ち上げた。

「いやあああああ!」

 2m以上の高さからマットに背中から叩きつけられる紀子。ミーシャは仰向けになった紀子の腹を叩きつ
けるかのように全体重を乗せて踏みつける。そしてもう一度頭上に抱え上げ、そしてマットに叩きつける。

「紀子ちゃん!タッチ!タッチ!」

 リングサイドから恵が目一杯手を伸ばして叫ぶ。紀子も必死に手を伸ばす。

「おや、交代かい・・・(もちろんロシア語)」

 ミーシャは余裕の表情で楽しむかのように、逆に恵の方へ向けて押しやるかのように紀子の身体を蹴りつ
ける。

「タッチ・・・・」

 辛うじて指先が触れると、恵が勢いよくリングに入ってくる。恵は素早い動きでミーシャの周りを回りな
がら隙を伺うと、ロープに飛び込み反動を利用してミーシャの身体めがけて飛び蹴りを試みた。しかしミー
シャの岩のような巨体はびくともせず、簡単に跳ね返された。

「ああん!」

「おや、今度はガキが相手かい。」

 ミーシャは自分の胸ほどしか身長のない恵としばらく睨みあうと、恵の頭上から髪を掴み引き上げる。恵
の足がマットを離れ、軽々と浮き上がる。

「いやああ!離して!」

「ほう、元気なこと・・・その元気がいつまでもつかな。」

 ミーシャは冷徹な目で恵の身体を見回すと、恵を吊るし上げたまま腹をめがけて強烈なパンチをおみまい
した。

「あああああ!」

 腹をめがけて3連発。そして最後に恵の股間にアッパーパンチを食らわせながら髪を離した。

「いやあああ!」

 恵の小柄な身体はコーナー近くまで飛ばされ、大事な部分への一撃に身体をよじらせながらのたうちまわ
る。ミーシャは押さえている手を引き剥がすと、ビキニの上から恵の大事な部分を踏みつけ、激しく踏みに
じった。

「きゃああああああ!」

 泣き叫びながらのたうちまわる恵。ミーシャは恵を引き起こしコーナーに寄りかからせると、下腹部ばか
りめがけてパンチ、膝蹴り、エルボーと連続攻撃を行う。

「ほれ、こんなガキはお前がとどめをさしてやんな!」

 ぐったりした恵を横目にしながらミーシャは自分のコーナーに戻ると、ノワールにタッチする。かわりに
ノワールが不気味な笑みを浮かべながらゆっくりと近づいてくる。

「こんなガキでもお約束はしてやらないとね。」

 ノワールはぐったりとよりかかったままの恵の手首を掴み取り出した手錠をかける。そしてコーナーのロ
ープを巻くようにしてもう片方の手首に手錠をかける。

「い、いや、こ、こんなのプロレスじゃない・・・は、反則よ!」

「さあ、お約束よ。まったくこんなガキのどこがいいんだか。」

 ノワールは手錠で拘束された恵の胸のビキニにゆっくり手をかけると、大きな掛け声と共に引きちぎった。
恵の小ぶりながら丸く形よく膨らんだ乳房が会場の目に晒される。

「いやあ!いやっ!やめて!」

 身体をよじって抵抗する恵。ノワールは恵の腹に膝蹴りをいれておとなしくさせると、下のビキニのサイ
ドの紐の結び目をゆっくり引っ張った。

「いやああああ!」

 そしてもう一方の結び目をほどくと、ビキニのパンティーははらりとマットに落ち、恵の薄めの毛と大事
な部分も露になった。ノワールは落ちたビキニを会場に投げ入れ、一瞬取り合う観客で会場が騒然となる。

「さあ、そろそろ行こうかね。」

 ノワールは全裸の恵の前で見せびらかすかのように例の鉄爪を右手に装着する。そしてゆっくりと振りか
ぶった。

「い、いや・・・・ああ・・・」

 スポットライトに照らされて不気味な輝きを放つ鉄爪。ノワールは大きく振りかぶった鉄爪を恵の乳房め
がけて振り下ろした。

「いやあああああああああああああ!」

 会場に悲鳴が響き渡る。血飛沫が飛びちり、恵の左の乳房からへその右側にかけて三本の赤い線が刻まれ、
鮮血が流れ落ちてくる。

「そうら綺麗に染まっていくよ!」

 さらに今度は右の乳房からへその左側にかけて恵の身体を切り裂く。ノワールは勝ち誇ったかのように右
手を挙げ観客にアピールすると、ぐったりとコーナーにもたれかかった恵の腹に強烈なトゥキックを何発も
加える。硬くとがったつま先が恵の血まみれのやわらかい腹に何度もめり込み、やがて恵は意識を失った。

「め、恵ちゃん!」

「さあ、お次はあんたよ!」

 再びリングに入場した紀子に対し、ノワールが不気味な笑みをみせる。

「さあ、いよいよショータイムね。ミーシャ!カモン!」

 ノワールの合図を待つまでもなく、ミーシャの巨体がゆっくりとリングに入場してくる。そして二人でじ
りじりと後ずさりする紀子を囲い込むかのようにロープへ追い詰める。

「な、何・・・反則よ!」

 紀子は必死で訴えるが全く反応はない。逃れようとする背中がロープに触れた瞬間、ものすごい力で手首
をつかまれ引き寄せられたかと思うと、腹にノワールの回し蹴りが突き刺さる。そして間髪を入れずに反対
側のロープへ強烈な力で振られ、跳ね返ったところにミーシャの強烈なラリアートを食らった。

「ううう・・・」

 そのまま仰向けに倒れて動けない紀子。そんな紀子の胸をめがけてロープに上ったノワールがスタンピン
グ!間髪をいれず同じくロープへ上がったミーシャが紀子の下腹部をめがけて100kgの体重を載せたスタ
ンピング! 紀子の口から血反吐が吹き出る。
 さらに紀子は引き起こされ、両腕をトップロープで巻きつけられると、ノワールとミーシャの強烈なパン
チ、キック、張り手の連打を交互に浴びせ掛けられた。まさに嵐と言うにふさわしい連続の打撃が、小さな
ビキニのみ、ほとんど裸の少女の身体に数限りなく打ち込まれていった。紀子の白い身体が赤く、やがて紫
に染まっていく。

「ああ、うう! ああん!・・・」

 抵抗する力もなく、ただなすがままに打たれつづける紀子。やがて嵐の打撃が収まったところで、ノワー
ルが観客席へ叫ぶ。

「さあお待ちかね!」

 言うや否や、ミーシャが紀子の胸のビキニを掴むと勢い良く引きちぎり、紀子のDカップの乳房が露にさ
れた。もっとも本来は白く美しいはずの乳房も、これまでの激しい攻撃ですっかり赤紫に腫れ上がっていた。

「いいぞ! もっとやっちまえ!」
「下も早く取っちまえ!」

 情け容赦ない観客席の声。ミーシャは紀子の下のビキニも引きちぎり、ただの布切れと化した上下のビキ
ニを観客席へ投げ込んだ。

「さあどんどん行くよ!」

 ノワールの叫び声と共に、再び全裸の少女に対して嵐の攻撃がはじまった。完全にサンドバッグ状態の全
裸少女。打たれる度に豊かな乳房が上下左右に揺れまわる。
 そしてミーシャが紀子の両乳房を鷲掴みにすると、そのまま上へゆっくりと引き上げる。乳房が伸びきっ
たところで紀子の足が宙に浮いた。

「ああああ・・・・」

 胸の脂肪だけに支えられ宙に浮いた紀子の身体。ミーシャは紀子を乳房吊りしたままリングを一周すると、
コーナーに向かって投げつけた。ミーシャは再度、投げられたまま力なく横たわる紀子の乳房を掴み挙げ、
宙吊りにすると、今度は激しく振り回した。紀子の体重+遠心力が、左右の乳房に集中的にかかり、紀子の
乳房はすっかり充血しどす黒く腫れ上がっていった。

「うう・・・・・」

 もはや声も出ず、瞳から涙がこぼれるのみの紀子をマットに叩きつける。仰向けに横たわった紀子の、も
はや無残な姿になった乳房をノワールが踏みつけ、何度も足踏みを行った。
 一方ミーシャは紀子の片足首を掴んで脚を広げると、何度も何度も紀子の性器を蹴りつけた。性器を踏み
つけ、踏みにじり、そして割れ目にこじ入れるかのように重く激しい蹴りを食らわせた。紀子の花びらが赤
く大きく腫れ上がっていく。

「紀子ちゃーん!」

 意識が戻った恵が叫ぶ。しかし手錠で固定されてどうすることもできない。必死の力を振り絞り暴れる恵
を横目に見ながら、ミーシャは紀子の性器を蹴りつづけ、ノワールも乳房や腹、下腹部を踏みつけ、蹴りつ
づけた。

「やめて〜! 死んじゃうよ!」

 恵の悲鳴が響き渡る。もはやピクリとも動かない紀子。紀子の身体はもはや見る影もなく全身腫れ上がっ
ている。そしてフィニッシュ! もはや別物のように無残に腫れ上がった紀子の性器に棍棒が突き刺される
と、観客の歓声とゴングの乱打が会場に響き渡った。

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