何人もの少女たちの血を吸い続けてきたマット、今日もまた一人、生け贄が送り込まれ
ていく・・・・・・

     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
     ◇ 【今日の生け贄】          ◇
     ◇  大石 敦子   17才      ◇
     ◇  H152 B80 W57 H81      ◇
     ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 『残酷ファイト「金網」 第3戦』

 薄暗い地下室は今日も異様な熱気に包まれていた。仮面の男女が見守る中、スポットラ
イトに金網に囲まれたリングが浮かび上がる。例によって仰々しい音楽の中を両脇を抱え
られるようにして敦子が入場してきた。金網の扉をくぐるときに幾らか抵抗の様子もうか
がえたが、敦子の小柄な身体は簡単に持ち上げられ、リングの中に放り込まれた。

「い、いやっ!」

 今日のリングはいつもと様子が違っていた。四方を囲む金網の全面に有刺鉄線が張り巡
らされていた。さらに人間の大きさほどもある、有刺鉄線を丸めた固まりが4つのコーナ
ーに置かれていた。

「い、いやだぁ・・・」

 小柄な身体に小ぶりな胸、小さな黄緑色のビキニで乳房と股間をわずかに隠している以
外は若く瑞々しい白い肌を観客に晒しながら、敦子はリングに座り込んだ。そこへ派手な
音楽と観客のどよめきの中、対戦相手が入場してきた。ゆっくりと近づいてくる姿に敦子
は凍りついてしまっていた。その対戦相手は身長が2m近く、体重が100kgは越えていそ
うな、岩のように筋骨隆々とした超巨漢女だった。

「そ、そんな・・・」

 敦子がとりあえずこの場をどうするかさえ考える間もないまま、超巨漢女がリングに上
がってくると扉が閉められ、ゴングが鳴り響いた。

 リング中央でにらみ合いながら、敦子は少しずつ後ずさりしていた。数歩下がったとき、
敦子は背後の金網に有刺鉄線が張り巡らされていることを思い出し足を止めた瞬間、敦子
の太股くらいはありそうな太い腕が敦子の喉元を衝撃した。敦子は軽々と後ろの金網まで
飛ばされ、背中が金網にぶちあたった瞬間今度は有刺鉄線の無数の刺が敦子の身体に突き
刺さった。

「いやあああっ!」

 いきなり有刺鉄線の洗礼を受けた敦子はよろめきながら立っていた。そこへ今度は回し
蹴りが敦子を襲った。超巨漢女の体重を十分に載せたつま先が敦子の裸の腹にめり込んだ。

「ああ、うううっ・・・」

 その場で崩れ落ち、四つん這いになる敦子。超巨漢女は再び敦子の腹を下から勢い良く
蹴り上げた。

「うぐう」

 敦子の小柄な身体は簡単に浮き上がり、一回転して仰向けにマットに落ちる。超巨漢女
は無防備になった敦子の腹に向かってジャンプした。

「ぐほっ」

 100kgの重さが一点に集中し、しかも勢いをつけて敦子の臍のあたりに突き刺さった。
敦子の口からは胃液まじりの血反吐が勢い良く噴き出した。
 超巨漢女はまったくかまわず何度もたたきつけるかのように勢い良く敦子の腹や胸を踏
みつける。そしてもう一度ジャンプ。敦子はなんとか力を振り絞り、わずかに転がること
で腹へのダメージを回避した。

 しかし命中しなかったのは超巨漢女の怒りに火を付けただけのようだった。超巨漢女は
大きな叫び声をあげると、敦子の髪と太股をつかんで軽々と頭上に持ち上げ、マットに激
しくたたきつけた。そして今度は敦子を天井に向けて再び頭上に持ち上げると、自分の頭
の上に敦子の背中を降ろし、掴んでいた髪の毛と足を思いきり下に引き下げた。

「いやああああああ!」

 敦子は超巨漢女の頭上で海老反り状態にさせられた。超巨漢女は敦子の頭と足をさらに
下へと引き落とす。頭上で敦子の背骨がきしみはじめる。超巨漢女は限界まで敦子の身体
をそらしたままリングを一周し、そして敦子の身体を金網に向かって投げつけた。敦子の
小さな身体は金網に激しくぶつかり、有刺鉄線の無数の刺が敦子の柔肌にくい込んだ。

「うああああああ」

 敦子ははじかれるようにマットに落下した。しかし超巨漢女は止めない。再び敦子を軽々
と持ち上げると、金網に向かって投げつけた。超巨漢女にとっては、小さな敦子の身体な
ど、まるでぬいぐるみでも投げるかのようなものであった。

「ああああああ」

 激しい衝撃と柔肌を傷つける無数の刺に、マットに落下しのたうちまわる敦子。超巨漢
女は容赦せず、何度も敦子を持ち上げては金網に向かって投げつけた。そして10連発! 
ほぼ裸に近く露出した敦子の白い身体には薄赤色の筋が数知れず刻まれ、いくつかの傷口
からは血が滴り落ちていた。

 そして12回目に金網に放り投げられたとき、有刺鉄線に胸のビキニを引っかけたまま敦
子は落下した。ビキニは引きちぎられ、小振りながらも弾力性のありそうな丸いふくらみ
と輝くようなピンク色の突起が大勢の目に晒された。

「いやああ」

 恥ずかしさに必死の力を振り絞って胸を隠そうとする敦子。超巨漢女は胸を覆う敦子の
腕を捻り上げると、わずかに残された布の切れ端を取り去った。

「今だ〜! 全部脱がしちまえ〜!」

 興奮した観客が騒ぎ立てる。超巨漢女は応えるかのように軽く右手を挙げると、敦子の
股間を覆うビキニの布を掴み、持ち上げた。

「きゃああああ」

 身体の重みで簡単に脚が抜け、全裸にされ最も恥ずかしいところも露にされた敦子がマ
ットにうずくまる。超巨漢女は敦子の腕を掴んで引っ張り上げると、金網に向けて振った。
そして敦子が金網に激突し無防備になったところへ、低いジャンプからのドロップキック
を敦子の腹に決めた。

「ぐううう、うああ・・・」

 腹に突き刺さる100kg(以上!)の衝撃と背中や尻に突き刺さる有刺鉄線に再び血反吐
を吐きながら可愛い顔をゆがめて崩れ落ちる敦子。超巨漢女はもう一度反対側の金網に敦
子を振ると、今度は敦子の胸をめがけてキックを浴びせた。

「あああ、あん・・」

 ものすごい衝撃に敦子の乳房が無惨に押しつぶされる。そのままぐったりと金網を背に
動けなくなった敦子を後目に、超巨漢女はコーナーにある有刺鉄線の固まりをリングの中
央に広げた。そして敦子を頭上に持ち上げると、儀式のようにリング中央の有刺鉄線の周
りを回った。
 期待に息をのんで見守る観客。超巨漢女は一周すると、大声で叫びながら敦子の身体を
頭上高く持ち上げ、そして有刺鉄線の固まりをめがけてたたきつけた。

「いやああああああ!」

 身体中に突き刺さる刺の痛みに激しく悶える敦子。超巨漢女はもう一方のコーナーにあ
る有刺鉄線の固まりも持ってくると、それを今度は敦子の身体の上に覆いかぶせ、有刺鉄
線と全裸少女のサンドイッチを作り上げた。鈍く光る銀色に挟まれた汗と血にまみれた裸
体が醸し出す何とも言えない色気?に、観客も静まり返る。しかしそれもつかの間だった。
超巨漢女がいつのまにか持ち込んだベニヤ板をサンドイッチの上に置いたのをきっかけに
これまで以上に湧き返った。

 超巨漢女は張り巡らされた有刺鉄線などものともせず、金網をよじ登る。そして1.5m
くらいのところまで登ると、雄叫びを上げながらサンドイッチ上のベニヤ板をめがけて飛
び込んだ。

「い、いやああああああああ、あん・・」

 100kg以上の力によるサンドイッチのプレス。敦子の裸体は有刺鉄線の中で完全に押し
つぶされていた。 苦しみと痛みに悶える度、有刺鉄線は容赦なく敦子の柔肌を傷つける。

「うおおおおお!」

 再び金網によじ登った超巨漢女が全身の体重を載せて有刺鉄線に挟まれた全裸の少女を
押しつぶす。そしてもう一度、今度は2mは越そうかという金網のてっぺんからボディー
プレス。超巨漢女はベニヤ板に片足を載せ拳を突き上げて吠えると、ベニヤ板と敦子の上
に被っている有刺鉄線を放り投げ、ぐったりした敦子の髪の毛を掴んで引っ張り上げた。
サンドイッチ攻撃で敦子の乳房も、腹も、太股も、背中も、尻も傷だらけ、まさに血だる
ま状態になっていた。
 しかしまだ薄らと意識があるのかゴングは鳴らない。超巨漢女はとどめを刺すべく敦子
を金網を背に押しつけると、先の攻撃でちぎれた有刺鉄線の小さな固まりを手にして、そ
れを敦子の左の乳房に押しつけ、たわしで擦るかのように乳房をすり付けた。

「いやああああああああああっっっ!!」

 悲鳴が響きわたる。そしてもう片方の乳房も有刺鉄線でえぐるかのごとく擦り付ける。
小さなふくらみから真っ赤な血が溢れ、傷だらけの腹を伝わって流れ落ちていく。敦子の
可憐な乳房は原型をとどめないくらい傷つき、真っ赤に染まっていた。

 そしていよいよ止めにはいる。観客が息をのんで見守る。超巨漢女は血にまみれた有刺
鉄線の固まりを高くかざすと、敦子の脚を開き、ぱっくり開いた敦子の大事な部分に有刺
鉄線を押しつけると、まるで鉋を扱うかのごとく激しく擦り付けた。敦子の花びらは無惨
にもボロボロにされ、真っ赤な血がマットを染めていった。

「いやあああああああああああああっっっ!!!! あああっ! あん・・・」

 断末魔の悲鳴が響きわたり、そしてガクンとくずれるように敦子は失神した。ゴングが
鳴り響き、超巨漢女は有刺鉄線を放り投げると、興奮した観客の中を雄叫びを上げながら
退場していった・・・・・・。

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