ここは某県立の体育会系の男女共学の高校。
この学校では、特に武道系と言うか、格闘系に力が入れられていて、それは男女とも同じ条件のような中で強い選手を育成しようとされていた。
特に、この学校で有名な種目としては、男子は柔道が有名であり、女子はレスリング部が有名であった。
他にも、空手や剣道もあったが、水泳部なども活躍していた。
その中でも、女子レスリング部のキャプテンの2年生の鈴木涼子は、実力もさることながら、その可愛さは雑誌などでも取り上げられる程であった。
涼子はスポーツとして、練習の時は競泳水着に身を包んでいたが、男子学生からすれば、薄い布地の水着姿で、身長が160pに上から85・53・84と言う素晴らしい肉体が、女子高生同士でマットの上で絡み合う姿に、どうしてもイヤらしく見ているのも事実で、そういう所も人気の秘密なのかも知れなかった。
そのレスリング部はいつもは体育館で練習していたが、時に柔道部などとも一緒の時間帯にもなったが、事件はその時に起こったのだった。
レスリング部は女子だけだったが、柔道部は男女混合で練習をしていた。
「せ、先輩・・・それ以上続けたら・・・・」
「お願いです・・・その辺で・・・」
柔道部の女子たちが騒いでいるのも無理はない。男子学生との乱取り稽古で、気合いが足らないと何度も何度も畳に女子部員を投げ飛ばしているからだった。
その投げ飛ばしているのは、柔道部のエースと言われている、松村と言う太った男だった。
身長は180はあろうかと言う体格に、体重は超高校級とも言える130sはあって、45〜50sの女子学生などイジメとしか思えないものであった。
「ほらほらっ・・・少しは耐えてみろよ・・・」
その松村が叫ぶと、その可愛らしい女子柔道部員が送り襟締めで締められていった。
畳に座った状態で、苦しくて藻掻く女子部員。
周りからは他の女子部員が叫んでいた。しかし松村が絞め続けていくと、次第に抵抗していた身体の動きが無くなってきたのだった・・・。
そう、あまりの絞めに女子部員は失神してしまったのだった。
しかし松村が締め上げると、女子部員は無惨にも道着の股間を濡らしていった。そう、失禁してしまったのだった。
その光景を見ていたのが、先程の涼子だった。
「何してるのよ、やりすぎなんじゃないの!」
あまりの仕打ちに、松村に叫んで近づいていくと、松村は涼子を見て言い返した。
「何だ、レスリング部に関係ないだろ!・・・これが俺等のやり方なんだよ・・・」
そう言っている途中、他の女子部員が失神した部員の意識を戻していった。
「やり方って・・・誰が見てもイジメにしか見えないわ!」
しかし涼子は怒り出していた。更にその周りには競泳水着姿のレスリング部員も集まりだしていた。
「ふん、コイツが遊びまくっているから、制裁の意味もあるんだよ・・・部員の指導なんだよ・・・」
その松村の言葉に、意識を戻した女子部員が泣き出していた。
「最低な男ねっ・・・」
軽蔑するような視線を松村に投げる涼子。
これには、内心は松村もショックだった・・・。何故なら、体育館などで練習する汗だくの涼子を見ていて、いつも気になる存在だったからだった。
しかし、もうこうなっては仕方ないと開き直ると、涼子にとんでも無い事を言いだしていった。
「そこまで言うのなら、お前が俺と勝負するか?・・・だったらいいぞっ!」
その言葉に、涼子が言い返す。
「なに言ってるの?・・・私と貴方じゃあ体重も違えば種目も違うでしょ!」
当然、涼子の言う事はその通りだった。
「はははっ・・・お前も格闘技のひとつのレスリング部なら、異種格闘技戦って解るか?・・・柔道とレスリングの異種格闘技戦だっ!」
その言葉に、涼子が驚きの表情を浮かべた。
「ル、ルールだって違うでしょ・・・・」
しかし涼子の口が開くと、松村はニヤリとして言い出した。
「ふふふっ・・・相手からギブアップさせるか、試合続行不能に追い込めばいいと言うのはどうだ?・・・それに、リングもボクシング部のリングを使えば済む事だっ・・・」
その言葉に、当然の事ながらレスリングにギブアップなどある筈もなく、聞き流してその場を去っていく涼子たち。
「何だよ、偉そうな事を言ったって、所詮は女って事なんだよ!」
その場を去っていく涼子たちに言い放つ松村。
しかし、当然の事だが、こうなれば涼子と対戦したいと言う気持ちが増していった。
そして・・・。
ある日の下校風景。その日のレスリング部は練習のない日だった為に、レスリング部の1年生の葉子が校門に向かって歩いていた。
「よし、あの女でいいだろう・・・」
そう、松村や数名の柔道部員が葉子の下校時間を待ち伏せていたのだった。
この葉子、レスリング部とは言え、小柄であり練習熱心だったが、力が無いのが悩みの新人と言う感じだった。
それに、涼子の綺麗であり強いと言う所に魅力を感じ、ファンになってレスリング部に入ったとも言われるくらいだったので、格闘技なんて縁のある感じではなかった。
しかし、松村を始め柔道部員の男子が葉子に近づいた。
「な、何なんですか・・・貴方たちは・・・」
柔道部員たちの出現に驚きの表情を浮かべる葉子。
「ふふふっ・・・お前に恨みはないが、レスリング部だって事が悪いんだぜっ・・・」
その言葉に、柔道部員の登場といい悪い予感のした葉子はその場を逃げようとする。
「そ、そんな事・・・私、知りません・・・・」
足早にその場を去ろうとする葉子。
「おっと、まだ話は終わっちゃいないぜっ・・・おらっ!」
「いやっ、放してよ・・・やめてっ・・・放してっ・・・」
強引に葉子の腕を掴む柔道部員。嫌がる葉子。
しかし、力の差は歴然で無理矢理に校舎に連れて行かれてしまった・・・。
そして葉子の連れてこられたのは、松村が涼子に言っていたボクシング部のリングだった。
「イヤッ・・・何でこんな所へ・・・私を・・・」
無理矢理にリングにセーラー服のまま上げられて怯えている葉子。
「へへへっ・・・色っぽいねぇ・・リングにセーラー服で・・・」
「松村さん・・・ぶん殴っていいですか?」
他の柔道部員たちが興奮気味に言い出すと、葉子は足をガクガクと震わせていた。
「これで解っただろう・・・お前がここに連れてこられた理由がっ・・・」
松村が腕組みして葉子に言い放つと、合図した。
バチッ・・・
指を鳴らすと、部員たちが葉子のセーラー服を脱がし始めた。
「いやあぁぁぁぁ・・・・やめてぇぇぇぇ・・・・人を呼びますよぉぉぉ・・・」
涙目で叫ぶ葉子。しかし部室の周りは人が居るはずもなく、葉子の悲鳴がただ響くだけだった。
そして葉子は、セーラー服を脱がされて純白の綺麗なブラジャーとパンティだけにされてしまった。
更に、今度は柔道の道着を着せられていくと、葉子がコーナーに逃げていった。
「や、やめてください・・・・・」
怯えきる葉子。
「これで柔道の練習って言うか、格闘技戦って事だっ・・・」
松村が不気味に笑みを浮かべる。
「そ、そんなのイヤですっ・・・帰ります・・・」
葉子は逃げようとするが、リング上には松村や部員。
更に、リングの周りにも数名の部員たちが葉子を逃げられないように囲んでいた。
「よし、お前が稽古をつけてやれっ・・・」
松村が部員に指示をすると、松村ほどではないデブ男が出てきた。
「はいっ・・楽しませてもらいますよ!」
喜ぶように葉子の道着を掴むと、いきなり投げていくデブ男。
バシィィィ・・・「いやあぁぁぁぁぁ・・・・痛いぃぃぃ・・・」
背中から思いっきり叩き付けられて、悲鳴をあげる葉子。
「いやあぁぁぁ・・・じゃないんだよ・・・ほらっ!」
更にデブ男の巨体が葉子の小柄な身体を押しつぶすと、横四方固めの体制になっていった。
「く・・苦しい・・・・ああんっ・・・・」
デブ男の圧力に悶える葉子。しかし容赦なくデブ男が股間と肩に手を回して極めていくと、更に自らの顔面で葉子のお腹から胸へと感触を楽しむかのように擦り付けていった。
「へへへっ・・・思ったより胸がないなぁ・・・お前っ!」
デブ男がニヤリとすると、葉子の胸の感触を道着の上から楽しんでいるようだった。
更に、今度は起きあがると無理矢理に葉子を捕まえて、道着を結んでいる帯を緩めていった。
帯が緩んでくると、部員たちの表情もイヤらしい笑みが浮かんでいた。
そして、一気に一本背負いで葉子を投げ飛ばしていくデブ男。
バシィィィ・・・「ふぎぃぃぃぃぃ・・・・」
受けたこともなく、当然の事ながら受け身も知らない葉子が変な悲鳴をあげるが、デブ男は道着の袖を掴むと、倒れた葉子の上半身の道着をスルッと脱がしていった。
「いやあぁぁぁぁぁ・・・・・」
堪らず両手で胸を隠そうとする葉子。下着姿とはいえ、変態っぽい部員たちの視線に耐えられないようであった。
「へへへっ・・・まだなんだよ・・・・」
更に今度は、デブ男の手は葉子の道着の下を掴んでいった。
「やっ・・やめて・・・それだけは・・・・」
下まで脱がされそうになって嫌がる葉子。
「ほらほらっ・・・必死になってる表情がいいねぇ・・・」
リング上で見ている松村が言い出す。
ズルズルとリング上を引きずられて、葉子は必死になって道着を掴んでいった。
「これはどうだっ!」
いきなりデブ男が叫ぶと、いきなり柔道技ではないはずの逆エビ固めに極めていった。
グイッ・・・「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
またもリングに響く葉子の悲鳴。
上半身はブラジャーに、下は今にも脱がされそうになっている葉子の姿に部員が笑い出すが、葉子は全身に走る激痛に必死に逃げようとしていた。
「ギ・・ギブアップ・・・プロレス・・技なら・・・これで・・・終わり・・でしょ・・」
葉子がプロレス技ならギブアップすればと言い出すが、当然の事ながら終わるはずもなかった・・・。
「終わる訳ねぇ〜じゃねぇ〜か!・・・バカッ!」
しかし葉子の耳に響く無情なデブ男の言葉。
しかし、デブ男が放していくと、葉子はグッタリとリングに倒れ込んでいった。
「ハァ・・ハァ・・・苦しい・・・もう・・・許して・・・ください・・・」
涙目になって哀願する葉子。
「へへへっ・・・今度は気持ちいい事してやるぜっ・・・」
すると、デブ男が葉子から取り上げた帯を葉子の首に巻き始めていった。
俯せ状態の葉子の首に巻かれていく帯。更にその帯を引っ張っていくと、まるで葉子はキャメルクラッチを掛けられたように上半身を浮かしていった。
声も出せずに藻掻く葉子。
「おらおらっ・・・落としてやるぜっ・・・」
デブ男がニヤニヤしていくと、揺さぶりかけていった。
ガクンッ・・・
頸動脈を絞められたのか、葉子は次第に意識を失って失神状態で揺さぶられると、松村が合図を送ってデブ男に放させた。
無惨にリングで俯せ状態で失神している葉子。
その様子に、松村が他の部員に指示を出していった。
「おい、鈴木の携帯に連絡してやれ・・・これくらい痛めつければいいだろう・・・」
そう、葉子をエサに涼子を1人誘き出そうと考えていたのだった。
・・・・「はい・・・鈴木です・・・・」・・・・
・・・・「ふふふっ・・・お前のカワイイ後輩が面白い事になっているぞっ・・・」・・・
・・・・「えっ・・どういう事?・・・アンタ誰よっ!」・・・・
・・・・「知りたかったら、ボクシング部のリングに水着に着替えて来ることだっ・・・」・・・・
・・・・「えっ・・ちょっと・・・何よ・・・」・・・・
その電話を聞いて、涼子が急いで水着を用意すると、着替えてからジャージを着込んで学校に急いだ。
そしてリングでは・・・。
「おい、少ししたら鈴木が来るぞ。それまでもう少し痛めつけてやれ・・・」
松村の指示に、デブ男がニヤリとすると、失神している葉子の意識を戻していった。
「うっ・・・ううっ・・・」
意識を戻していく葉子。
「へへっ・・・今度はこうだぜっ・・・」
その葉子のブラジャーのホックを外していくデブ男。
「ああっ・・・いやあぁぁぁ・・見ないで・・・・」
泣き出す葉子。しかし無惨にも松村たちに露わにされる葉子の発育途中の乳房。
「よ〜し、そろそろ仕上げの準備をしようぜっ・・・」
その松村の言葉に部員たちがコーナーに行くと、フラフラ状態の葉子をコーナーに磔のようにしていった。
そして、コーナーの葉子が動けないからといって、道着の下まで脱がしていくと、そこには白いパンティ一枚にされた葉子の姿があった。
ガシャアァァァァァ・・・・
「な、何してるのよぉぉぉ・・・アンタたちぃぃぃ・・・・」
そう、やっとボクシング部の部屋に涼子が着いたのだった。
「へへへっ・・・丁度いいところだぜっ・・・コイツのトドメを刺される所でも見てろ・・・」
その松村の言葉に、葉子が口を開く・・・。
「せ・・・先輩っ・・・す、すいません・・・」
涙目で涼子に謝る葉子。しかし、デブ男が反対コーナーからいきなり走り出すと、涼子が見ている前で葉子のお腹へ喧嘩キックを叩き込んでいった。
グシャアァァァ・・・
「オエェェェェェェェェ・・・・」
その瞬間、葉子はお腹に強烈な圧力を掛けられて、胃袋の中身を押し上げられるように口から反吐をリング上に吐き散らしていった。
「葉子ぉぉぉぉぉぉ・・・・・・」
涼子が絶叫するが、葉子はガクリッと意識を失うと、部員たちが放すと、葉子はそのまま前のめりに自分の吐き散らした反吐の上に倒れていった。
「今度はお前の番だぜっ・・・ほらっ!」
その言葉に、涼子は拳を握りしめて怒るのであった・・・。
「あ・・あなたたち・・・最低ねっ・・・」
その言葉を聞いて、デブ男が松村に聞いていった。
「せ、先輩。この生意気な女・・・ぶち殺してやっていいっすか?」
その言葉に、黙ってデブ男に合図する松村。
「いいわよ・・・葉子の仇は取るわ・・・」
そして、ジャージを脱いで競泳水着姿になった涼子がリングに上がるのであった・・・。

「へへへっ・・・柔道とレスリングかぁ・・・見物だぜっ・・・」
松村がニヤリとすると、リング上では早くもデブ男と涼子が距離を取って睨み合っていた。
デブ男は両腕を上げて威嚇するように近づくと、涼子は低い構えからタックルを狙うような感じで距離を測っていた。
「おらあぁぁぁぁ・・・・・」
デブ男が素早いパンチのような攻撃を仕掛けると、涼子が避けるが顔をかすめた。
「惜しい、惜しいっ!」
その光景にリングの周りの部員たちから声が飛ぶ。
しかし、今の攻めは涼子に取ってタックルの構えを考えなくてはいけないものだった。
(くっ・・あまり顔を出しすぎると、打撃がくる・・・)
涼子が考えると、デブ男が腕を伸ばしてきた。
「させるかっ!」
しかし涼子が素早く身を低くしたタックルでデブ男に組み付いていくと、次の瞬間に背中に凄まじい衝撃を感じた。
バキィィィ・・・「ぐふうっ・・・・」
そう、組み合って動きの止まった涼子の背中を、上からハンマーパンチのように殴りつけたのだった。
その激しい打撃に苦悶の表情を浮かべる涼子。
しかし、組み付いているとお互いに汗を流していたので、その汗が滑って離れることが出来た涼子。
デブ男が更に追いかけると、涼子はローキック気味に蹴りを出すと、逃げていた。
「ガハハッ・・・そんな素人みたいな蹴り、痛くも痒くもないんだよ!」
デブ男の笑い声が響くが、涼子は距離を測っているようだった。
「おらおらっ・・・今度は何がいいかな?」
更にデブ男が近づくと、いきなり涼子が動いていった。
バシィィィィ・・・・
「ぐおおぉぉぉ・・・・・・何だよぉぉぉ・・・」
そう、デブ男が叫んだのは、いきなり涼子にタックルから倒されてしまったのだった。
ロー気味の蹴りで誘って、追いかけてくるデブ男の足を狙ってタックルを仕掛けると、デブ男が堪らず倒れていった。
倒すと素早くポジションを変えていく涼子。ここからはレスリングの技術が光って見えていた。
しかし、デブ男も柔道部だけあって、寝技を考えて腕を取ろうとしていた。
「させるかっ!」
しかし涼子も腕を取られてはと必死に動くと、何と横四方の体制になっていった。
「ふんっ、そんなことしたって、軽いお前に何が出来る!」
しかしデブ男が体重に物を言わして跳ね返そうとすると、今度は上手く動いてバランスをとって、そのままの姿勢を維持していく涼子。
「たしかにねっ・・レスリングじゃあ打撃はないけど、ここは違うんでしょ!」
その一言を言うと、いきなり下半身を上げて、一気にデブ男の脇腹にヒザ蹴りを入れていく涼子。
グシャ・・「ぐふっ・・・なっ、何しやがるんだ!」
強烈な涼子のヒザ蹴りに、デブ男が苦しむが、更に続けてヒザが入れられていった。
更に、以外だったが素早い動きからデブ男からマウントポジションを取っていく涼子。
まさに総合格闘技と言う感じだったが、レスリングベースの選手が総合でも活躍するのを見ると、涼子も素質はあるように見えた。
「これは葉子の仇よっ・・・ほらっ!」
馬乗りになって、デブ男の身体を両太股で挟みながら顔面へパンチを落としていく涼子。
バキッ・・バキッ・・「ぐふっ・・くっ・・・このクソ女っ!」
痛がるデブ男。さすがに女と言えど、拳で殴られるのだから堪ったものではなかった。
しかし、人を殴る事などない涼子も殴り方に慣れていないためか、自らの拳を痛めてしまったようだった。
(イタッ・・・まるで骨と骨が当たったみたい・・・)
更に密着していくと、以外だが涼子がギロチンチョークを仕掛けていった。
グイッ・・・「ぐふっ・・・ううっ・・・・くっ・・・」
デブ男の喉元に涼子の細い腕が当てられると、デブ男が藻掻いていった。
「どう、これで参ったって言えば許してあげるわよ!」
顔を近づけて涼子が問いかける。
「くうぅぅ・・・だぁ、だぁれが・・・そんな・・・こと・・・」
しかしデブ男にも、リングを囲む部員たちの視線もあってギブアップはしなかった。
「仕方ないわ!」
いきなりギロチンチョークを解いて立ち上がる涼子。
「くっ・・・覚悟しやがれっ!」
デブ男も立ち上がろうとすると、いきなり涼子が素早く動いていった。
バシィィィィィ・・・・
意外な光景だったが、涼子の綺麗なフォームから繰り出されるハイキックがデブ男の側頭部を襲っていった。
ガクッ・・「ううっ・・何だよ、お前っ・・・レスリングなんだろ・・・」
フラフラしながらロープを掴んでいくデブ男。
「レスリングって言っても、プロレスとかテレビで見てるんだから!」
更にエルボースマッシュまで繰り出す涼子。
もしこんな女子プロレスラーがいたら直ぐに売れっ子になる事だろうが、このリングでは見ているのは憎き柔道部員たちだけだった。
そして向かい合うと、いきなりデブ男が涼子に突進していった。
「うおおぉぉぉぉぉ・・・・・」
まるで雄叫びのような声をあげて組み付いていくと、そのままコーナーまで押していった。
「ぐっ・・・」
さすがに体重差もあって苦悶の表情を浮かべる涼子。
モミッ・・
しかし、その涼子にとんでも無い事をしだしたデブ男。
そう、水着に包まれた涼子の乳房を揉み出したのだった。
85センチと言うサイズに、Dカップと言う大きな胸を揉み出したデブ男。
「なっ・・何するのよ、変態っ!」
しかし、この胸揉み攻撃に顔を赤らめて怒り出す涼子。
グニュ・・・「!!」
そう、苦し紛れ?に涼子が鋭いヒザ蹴りで、デブ男の股間を蹴り上げたのだった。
これには悶絶して倒れ込むデブ男。
「女の子の大事な所を触るからいけないのよ!」
更にストンピングを股間へ容赦なく叩き込むと、デブ男は堪らず白目を剥いて失神してしまった。
男にとって、まさに死活問題とも言える急所攻撃。いつもは冷静な涼子も胸を揉まれたら変貌していった。
失神したデブ男を見て、松村が困った顔をした。
「どうなのよ、これでいいでしょ!・・・私と葉子は帰るわよ・・・」
そう言ってリングを降りようとする涼子。
しかし、その涼子の行く手を松村が阻んだ。
「甘いぜ・・・そいつだけじゃないんだよ・・・」
そう言うと、他の部員に合図をすると、小柄だがニヤニヤして薄気味悪い男が出てきた。
柔道部にしては痩せているこの男。
いつもニヤニヤしながら試合をする所から、幽霊と鬼を合わせて幽鬼と呼ばれていた。
(ふふふっ、この幽鬼ならプロレス好きだから、鈴木の野郎をブチ殺すだろう・・・)
松村は幽鬼に期待するように腕組みして見ていると、幽鬼がニヤニヤしながら涼子に迫った。
「今度は俺様が相手だぜっ・・・」
その言葉に、涼子も言い返す。
「何よ、そんなの聞いてないわ・・・」
幽鬼の登場に焦る涼子。しかし幽鬼が挑発するように足払いを仕掛けていった。
バシィィィ・・・「イタァァァァ・・・・」
油断していた涼子が悲鳴をあげると、幽鬼が一気に近づいて道着を着ていない涼子の水着の肩紐と胸元を掴むと、一気に体落としでマットに涼子を叩き付けていった。
バシィィィィ・・・・「ぐはあっ・・・・」
背中から固いマットに落とされ、一瞬息を詰まらせる涼子。
「コホッ・・コホッ・・・ちょ、ちょっと・・・女相手に男が続けてなんて・・・恥ずかしくないの?」
その涼子の言葉に、幽鬼がニヤリとして言いだした。
「リングの上に来たら、男も女もないんだよ・・・・」
その言葉に額から流れ落ちる汗を拭う涼子。
たしかに、ただでさえ体重差のあったデブ男との一戦で相当なスタミナを使っていた筈だったが、体力には自信のある涼子だった・・・。しかし、全身は汗が流れ出ていて、まるで光る汗はオイルレスリングでもしているかのようだった。
当然、その流れ出る汗は涼子の着ている薄い競泳水着をも湿らせていた。
ピッタリと涼子の身体に張り付いている水着の布地。更にその密着度が増しているように見えると、松村たちの目つきも変わっていった。
(ふん、どうせなら犯してやりてぇけど、そしたら退学もんだしなっ・・・)
変な妄想をしていく松村。しかしリングの上では幽鬼がその涼子に迫っていた。
立ち上がる涼子。しかし幽鬼がまたも組み付くと、今度は一本背負いでマットに叩き付けると、続けて腕を取りにいった。
「まずは腕からだぁぁ・・・」
幽鬼がニヤリとしながら涼子の腕を取りにいくが、ここは涼子は素早く腕を引いて逃げると、素早く立ち上がっていった。
「はぁ・・はぁ・・・」
荒い息づかいで構える涼子。
「へへへっ・・・」
逆にニヤニヤしながら道着を直して涼子に向かっていく幽鬼。
しかし、今度は涼子がタックルを仕掛けていった。
グシュ・・「甘いんだよ!」
「うっ・・ううっ・・・」
そう、幽鬼が涼子のタックルに合わせて柔道ではないヒザ蹴りをカウンターで入れたのだった。
しかし、涼子もヒザを肩口に入れられたが執念で幽鬼を倒していくと、上から殴りかかろうとした。
「へへへっ・・・上からが有利と思うなよ!」
だが、ここからも幽鬼が腕を取りにいったと思うと、涼子に下から三角絞めを仕掛けていった。
「なっ、何よぉ・・・こ、このおっ!」
しかし涼子も危険と感じて腕を引いていくと、これまた運良く汗で滑って抜けていった。
「惜しいっ・・・ちっ・・・」
これには悔しがる幽鬼。
逆に、涼子は強引に力で返したりしているので、スタミナが切れかかっているように見えた。
「以外とやりやがるぜっ・・・うちの女子部員とデスマッチでもさせてみたいぜっ・・・」
変な事を口走ると、幽鬼がまた仕掛けた。
「ああっ・・・」
涼子の悲鳴がリングに響くと、幽鬼が素早くスライディングタックル気味に低空から滑り込むと、涼子の足に自らの足を絡めていく足絡みでバランスを崩させていった。
そして倒れた涼子の足を一気に掴むと、アキレス腱固めを仕掛けていった。
ガシッ・・・「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
これには強気だった涼子も思いっきり悲鳴をあげてジタバタしていった。
「はははっ・・・泣けよ、おらっ!」
「素直に泣いちゃえ、泣いちゃえ!」
その涼子の悲鳴をあげる場面を見て、部員たちが叫び出す。
しかし、その声を聞いて涼子が耐えようとするが、意地悪く幽鬼が捻っていった。
グイッ・・・「うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・足がぁぁぁぁ・・・・・」
その涼子の悲鳴をあげるのを見ては、部員たちは喜びの声をあげていった。
しかし、涼子も頑張ってはいるが、アキレス腱固めの逃げ方など知らないが、苦し紛れと言うか、人間の本能だろうか、極められていない足を振り出すと、それが幽鬼に当たって技から解放されていった。
だが、幽鬼は素早く立ち上がるが、受けたこともない関節技のダメージで涼子が座っていると、今度はその足を掴みに行く幽鬼。
バシィィィ・・・バシィィィ・・・・
そう、涼子のレスリングシューズを掴むと、無防備な白い太股に蹴りを入れていく幽鬼。
その度に涼子のカワイイ顔が苦痛に歪んでいった。
(こいつの動きは止めないと・・・)
幽鬼は涼子の素早い動きは脅威と感じ、まずは足殺しと考えていた。
逆に、涼子も足を狙われたら勝ち目はないと、何とか逃げようと必死に考えていた。
しかし、幽鬼は苦悶に歪む涼子の表情に、勝負を忘れて変な気を起こしていった。
「へへへっ・・・リングの上って言っても、俺様はいいぜっ・・・」
いきなり涼子に馬乗りになっていく幽鬼。
「な、何よ・・・何するのよ・・・」
そう、涼子が怯え出すのも無理はない。涼子の細い腰を両股で挟んでから、両手で腕を押さえて動きを止められたからだった。
更に、涼子の胸を揉み出す幽鬼。
モミッ・・モミッ・・・
「ああっ・・・何よ、やめなさいよ・・・変態っ!」
しかし、涼子の胸への変態攻撃は続けられていった。
「へへっ・・・乳首が立ってるんじゃないの?」
言葉でまで責めていく幽鬼。
「な、何よ・・・恥ずかしくないの・・・アンタっ!」
涼子も胸を揉まれながらも口で言い返す。
すると、幽鬼が身体を少しずつ浮かせてから、涼子の唇を奪おうと迫っていった。
(ううっ・・・こ、このままじゃ・・・・)
言葉には出さずとも、涼子は内心は体力も無くなってきていて焦っていた。
しかし、視線を移すと幽鬼が四つん這いみたいな格好で自分の上にいることに気が付いた。
「へへっ・・いい胸してやがるぜっ・・・」
幽鬼は既に涼子の胸などに意識を集中していた。
その隙に、涼子が反撃に出ていった。
バキッ・・「これでも喰らいなっ!」
険しい表情を浮かべて、涼子が完全に油断していた幽鬼の股間へヒザ蹴りを入れると、幽鬼は一瞬声を漏らすが、デブ男に続いて白目を剥いて失神していく幽鬼。
涼子の上に覆い被さるが、涼子が退かして立ち上がっていった。
「どう、これで私たちの勝ちねっ・・・自分たちのしたことを反省しなさいよね・・・」
リングの上から松村や部員たちに言い出す涼子。
その涼子に、悔しそうにして睨み付ける松村たちの姿があった・・・。
レスリング部でありながら、以外なスタミナと強さを見せた涼子だった・・・。

しかし、これで涼子の闘いが終わったわけではなかった・・・。
「葉子っ、帰るよ・・・」
リングを降りようとする涼子だったが、その目の前に部員たちが行く手を阻んでいった。
「何よ、どういう事?」
汗だくの涼子が言い出す。すると、松村がエプロンサイドに上がって涼子に言い放った。
「誰がこれで終わりって言ったんだよ?・・・お前はまだまだ勝負するんだよ!」
その言葉に、涼子は内心は怯えていたが、気丈に振る舞っていった。
「何でよ、帰るわよ・・・」
無理に帰ろうとする涼子。しかし・・・。
「まぁ、それならコイツがどうなって知らないけどなっ・・・」
松村がニヤリとして合図すると、ボクシング部だけあってサンドバックが吊られていたが、そのサンドバックの代わりに葉子が両手を縛られて吊り上げられていった。
ボシュ・・「うごっ・・・・うぐぐっ・・・」
いきなり部員たちが葉子のお腹を殴り出すと、葉子は苦悶の表情で口から涎などを垂れ流していった。
「や、やめてよ・・・・酷い事はやめて・・・何するのよ・・・」
必死に葉子への仕打ちを止めるように言い出す涼子。
「ふふふっ・・・だったらお前が戦うことだっ・・・」
その松村の言葉に続き、リング上に部員数人が上がっていった。
「バトルロイヤルもいいなぁ・・もちろんお前がやられ役なっ!」
部員のひとりがニヤリとしながら涼子に言う。
次の瞬間、涼子の両腕を部員2人が押さえつけると、1人の部員が雄叫びをあげて走り出した。
「よっしゃあぁぁぁ・・・これはどうだぁぁぁ・・・」
その声と共に、涼子のお腹を抉るようにトラースキックが決まると、涼子は内蔵を押しつぶされるような衝撃に藻掻きながら倒れ込んだ。
「ぐふうぅぅぅぅぅぅ・・・・・ううっ・・・」
お腹を押さえて苦しむ涼子。しかし部員たちは容赦しなかった。
「おらおら、休ませるなよ・・・おらっ!」
更に周りを大勢で取り囲むと、涼子の顔からお腹、そして背中など全身にストンピングのように蹴り続けていった。
「あうっ・・・ああんっ・・・いやっ・・・ひっ・・卑怯よ・・・あぐっ・・・」
時折言い返す涼子。しかし部員たちの蹴りの威力は凄まじく、その苦しさに喘ぐだけだった。
「よし、こいつでプロレスの練習でもしてやるか?」
誰かが言い出す。その言葉に他の者まで笑顔で涼子を痛めつけるのに賛成していった・・・。
四つん這いで立ち上がろうと必死な涼子。しかし背後から股間へ爪先蹴りが入れられていくのであった。
グシュ・・「ふぎぃぃぃぃぃ・・・・・・」
変な悲鳴をあげて股間を押さえて藻掻き苦しむ涼子。
「ハハハッ・・・コイツ凄い悲鳴あげてらぁ・・・面白いぜっ・・・」
涼子の苦しむ姿に喜んでいく部員たち。
「おい、だったら誰が一番悲鳴をあげさせられるかやらないか?」
その提案に盛り上がりを見せるリング上。
「ううっ・・・最低ねっ・・・貴方達・・・・ぐふっ!」
必死の思いで言い返す涼子。しかしスグに部員の1人がお腹へ爪先で蹴り上げていった。
普通の女の子だったら反吐を吐きまくる所だろうが、レスリングに真面目に取り組んでいた涼子は、腹筋も鍛えていてまだ吐くまではいかなかった。
しかし、他の部員が素早く涼子の両足を掴んでいった。
「よし、今度は俺様だぜっ・・・」
いきなり涼子をリング中央に連れて行くと、仰向けで怯える涼子に言い放つ。
「よ〜し、今度はお前にプロレス技で痛めつけてやる・・・背骨が折れるかもなぁ?」
その言葉に続いて、素早く逆エビ固めを極めていく部員。
グイッ・・「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ああああぁぁぁぁぁぁ・・・・」
突然リング上に響き渡る涼子の悲鳴。
リング下で腕組みして見ている松村も、その涼子の背中の反り具合には驚く程であったが、その拷問とも言える攻めは続いていた。
バキッ・・「んぐぐっ・・・・」
更に涼子の表情に変化が起きると、そう股間へ誰かがパンチを打ち付けたのだった。
水着の薄い布地だけに守られていた股間へのナックルは、まさに女の子にとって残酷以外の何物でもなかった。
「おい、拳でやったら可哀相だろう・・・コレを使えよ!」
松村は、その光景を見ていて近くにあったボクシンググローブを投げ渡していった。
「おっ・・先輩、これいいっすねっ!」
早速ボクシンググローブを着ける部員たち。
「ああっ・・・や、やめて・・・」
もうフラフラして立ち上がれない涼子。しかし部員たちが立たせると、プロレスに比べて張りが強いボクシング用のリングのロープに、涼子の両腕を絡めて立たせていった。
「よし、お前等も格闘技戦の練習って事で、このカワイイ特別製のサンドバックで技術を磨けっ!」
その松村の言葉に、部員たちが動けない涼子の周りに集まっていった。
ボコッ・・・「ぶべぇぇぇ・・・・」
いきなり強烈なボディアッパーが涼子を襲う。と、一瞬間を置いて涼子の口から反吐のような物がマットに吐き出されていった。
ベチャベチャ・・・
「汚いなぁ・・・カワイイ顔してても、吐くときは吐くんだなっ・・・」
「当たり前だろ、まぁ一発でゲロらせたのは凄いなぁ、お前っ!」
涼子が吐いている事に、褒めていく部員と照れる部員。もうこの男たちは狂っているとしか言えない行為だったが、当人たちは自覚していなかった。
逆に、涼子を痛めつけていく事に快感を覚えているかのようだった。
「よし、だったら・・・・おいっ、これを入れるんだよ!」
「うぐぐっ・・ううっ・・・」
今度は無理矢理に涼子の口の中にマウスピースを入れていくと、いきなり下から顎目掛けてアッパーを炸裂させていく部員の男。
グシュ・・「ぶへぇぇぇぇぇぇ・・・・・・」
今度は上を向いて宙高くマウスピースを吐き出していく涼子。
その口から吐き出されたマウスピースが弧を描くように宙を飛んでいた。
「はははっ、どうだっ!・・・俺だって飛ばしてやったぜっ・・・」
自慢するように叫ぶ部員の1人。
しかし、以外だったが松村が言い出していった。
「おい、それ以上やるとバレると事だから・・・カメラ持ってこい!」
いきなりカメラを持ってくるように指示すると、他の部員にも指示していった。
「お前たち、まずは鈴木をリング中央に連れて行け!」
すると、部員たちが涼子をリング中央に連れて行った。
「な、何するのよ・・・・」
怯え出す涼子。
「いいか、これから面倒だからコイツを真っ裸にして辱めてやれっ!」
その松村の言葉に、部員たちは喜ぶが、涼子は全身に震えが走った。
(そ、そんな・・・こ、この獣たちが初めての人・・・そんなのイヤっ・・)
「い、いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
いきなり叫んで逃げようとする涼子。
しかし、部員たちが強引に捕まえていくと、力づくで涼子の水着に手を掛けていった。
「おらおら、脱がそうぜっ・・・」
「いい胸してやがるなぁ・・・感触だけでイキそうだぜっ・・・」
部員たちが必死に涼子の水着を脱がそうとするが、涼子も必死で抵抗していた。
「やめて・・・やめてよぉぉぉぉ・・・こんな事して恥ずかしくないの・・・貴方たち!」
その涼子の言葉に、部員たちが答えた。
「恥ずかしいのはお前の方。俺たちは楽しませてもらうんだよ!」
ビリッ・・
そして遂に、涼子の水着が剥ぎ取られていくと、お腹の所まで水着を脱がされてしまった。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
泣き叫ぶ涼子。
「おおおっ・・・いいオッパイしてるじゃん!」
「堪らないぜっ、おいっ!」
トップレス状態の涼子。その形のいい発育途中の乳房に、部員たちの汚れた手が迫っていった。
モミモミッ・・・
「ああんっ・・・やだあぁぁ・・・触らないでぇぇぇ・・・・」
泣きながら抵抗する涼子。
「おらおらっ・・・この弾力、揉み応えがあるぜっ!」
数人の部員たちが荒々しく涼子の乳房を揉み出していくと、他の部員たちは涼子の水着を完全に剥ぎ取ろうと脱がしていった。
そして遂に、レスリングシューズだけの姿にされてしまった涼子。
部員たちが一旦離すと、リング中央で泣きながら胸と股間を必死に手で隠して座り込む涼子。
もう最初の強気な涼子の姿は何処にもなかった・・・。
「おらっ、立つんだよ!」
「いやああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
無理矢理に両手を掴まれて、ヒザを付いたまま全裸状態で、その綺麗な乳房も股間の生え揃っていないような下の毛まで露わにされていく涼子。
抵抗を試みるが、もう逃げる事も恥ずかしい部分を隠すことも許してもらえなかった。
その動けもしない涼子の両乳房を、狂気を帯びた視線の部員たちが揉んでいった。
モミッ・・モミッ・・「いやっ、放してぇぇ・・」
その行為に狂ったように叫ぶ涼子。
しかし部員たちの揉む手の動きは止まらなかった。
カシャ・・カシャ・・・
胸を揉まれて藻掻く涼子の耳に、変な音が聞こえていた。
「えっ・・・」
涼子が驚くのも無理はない。部員の1人が松村に指示されてカメラで全裸状態の涼子を撮影していたのだった。
「これで学校や警察にいいやがったら、お前の恥ずかしい写真をバラまいてやるからなっ・・・」
松村が腕組みしながら、薄ら笑いを浮かべて言い放つと、涼子は絶望感に襲われていった・・・・。
更に続く涼子の胸などへの変態行為。
しかし、股間だけは弄られなかったのが涼子にとっての救いだった・・・。
そして・・・・。
「今日はこれくらいで許してやるぜっ・・・。所詮はレスリングは柔道に勝てないって事なんだよ・・・ペッ!」
そして松村がリングに上がると、全裸で倒れている涼子に言い放ってから唾までかけて、部員たちと共にボクシング部を後にしていった。
そして、ボクシング部の中には、リングに全裸姿で倒れている涼子と、サンドバックの代わりに吊り下げられている葉子の姿があったのだった・・・。

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