『赤コーナー、元RQ〜タレント〜、大池〜栄子〜』
『青コーナー、現役RQ〜女優志願〜、本日がデビュー戦〜、政宗〜美貴〜』
元RQと現役RQの対決に観客から大声援が飛ぶ。
「少しくらい人気が出てきたからって、ノコノコとここに来るとはね〜」勝ち誇ったような栄子。
「まだRQなんて肩書き使ってるんですか?はっきり言って迷惑です」一歩も引かない美貴。
「まあ、胸がでかいだけでタレントだって威張れるんだからそんなことも気になんかしませんよね」続ける美貴。
「RQでだって、胸がでかいだけ人気があっただけでのことですからね」美貴の口撃は止まらなかった。
「いいたいことはそれだけっ?」栄子はいきなり美貴のほほを平手で打った。
パッシーン!「きゃっ。・・いきなり顔を殴ることないでしょうっ!」美貴も殴り返すがあっさりとかわされてしまう。
「ずいぶんとろいわね」美貴の平手を屈んで避けた栄子はそのままタックルで美貴を倒した。
「ちょっとぐらい騒がれただけでいい気になってるんじゃいよっ!」栄子はマウントポジションを取ろうとする。
「RQで他の人に人気を奪われそうになったからタレントだって逃げた人に言われたくないっ」美貴も有利なポジションを取ろうとしていた。
元と現役と違いはあるものの、RQ同士がグラウンドで絡み合う展開に興奮する観客。
美貴はデビュー戦であったが、プロレスに興味を持っていたため栄子と互角に戦っていた。
「ちっ・・」栄子はグラウンドでは埒があかないとみると美貴から離れようとした。
「逃がしはしないよっ」栄子が離れようとした一瞬の隙を突いて美貴の平手が飛んだ。
パッシーン!「きゃっ」ほほを張られた栄子の口から小さな悲鳴が上がる。
「さっきのお返しっ!」
「よくもっ」
「ひらめのような栄子先輩なら顔を殴られたってなんてことはないでしょ」
「ひらめですってぇ〜っ!」美貴の髪を鷲掴みにする栄子。
「いたっ・・髪の毛なんてずるい」髪を引かれないように栄子の手を掴む美貴。
「ずるい?甘いんだよっ!」美貴の髪を両手で掴んで振り回す栄子。
「痛い・・髪の毛が取れちゃう・・」引きずられるように振りまわされる美貴。
「そらっ!」髪を強く引いて美貴を投げる栄子。
ズガッ・・「ぎゃう・・」美貴を投げた後、すぐに美貴の背中に前蹴りを叩きこむ栄子。
「とことん付き合ってもらうから覚悟しな」後ろから再び美貴の髪を掴むと、美貴の顎が上がるように髪を引く栄子。
グシャ・・「きゃっ・・」栄子の肘が美貴の額に落とされる。
「あんたみたいなナルシスは大っ嫌いなの」美貴の額に肘を落としていく栄子。
グシャ・・グシャ・・「きゃんっ・・がうっ・・」美貴の額が割れて鮮血が流れ出す。
「あなた、美人だからお化粧も映えるわね」鮮血が美貴の顔を染めていくと、嫌味を言う栄子。
グリグリ・・「きゃあああ・・」傷口を肘でぐりぐりとえぐる栄子。美貴の悲鳴は大きくなり、出血も増していく。
「そらあっ!」留目とばかりに傷口に目掛けて肘を振り落とす栄子。
グッシャー・・「ぎゃあっ!」美貴は頭をがっくりと落とす。美貴の目の前でポタポタと額からリングに鮮血が滴り落ちる。
「きゃああああっ!血いっ!?」リングに落ちる血を見て絶叫する美貴。
「血ぐらいでぎゃあぎゃあ騒ぐんじゃないよっ」
美貴の背中に膝を当て、肩越しに美貴の乳房を掴むとチキンアームロックのような態勢で美貴を締め上げる栄子。
「痛いっ・・おっぱいが取れちゃうでしょっ!」
「お望みなら取ってやるよっ!」爪を立てて美貴の乳房を掴んで、横に広げるようにしながら持ち上げていく栄子。
「やめて・・ほんとに取れちゃうかも・・」
ブシ・・「あうっ」栄子の手が美貴の張りのある乳房で滑ると美貴のブラだけを掴んでそのまま剥ぎ取った。
「きゃああああっ!」グラビアでも見せたことのない乳房を露わにされた美貴はとっさに抱きしめるようにして胸を隠した。
美貴の流血とトップレスになったことで観客のボルテージは一気に上がっていく。
「さっきからきょあきゃあうるさいんだよっ!」美貴のビキニブラを捨てる栄子。
バッシーン!「ぎゃう・・」美貴の背中に栄子のサッカーボールキックが炸裂する。
背中を蹴られた美貴は胸を突き出すようにして背中への衝撃に耐えた。
「さっきの続きをしてらるよ」
再びチキンバストロックで美貴の乳房を痛めつける栄子。
「いやああ・・」乳房を無理矢理伸ばされていく痛みに耐える美貴。
プツ・・プツ・・「あぅ・・」栄子の爪が美貴の乳房に突き刺さった。
「やだあ・・爪が刺さってる・・」無理矢理伸ばされる痛みと栄子の爪が突き刺さる痛みが美貴の乳房を襲う。
「ブチって取れたら笑ってやるよっ!」栄子は一度、引く力を弱めると美貴の乳房を握る力を強めて一気に引っ張り上げた。
ガリイイイ・・「ぎゃあああう・・」美貴の乳房は取れなかったものの、片方の乳房に5本づつ深い傷跡がついた。胸を押さえてうずくまる美貴。
「残念。取れなかったか・・」栄子は自分の爪にこびりついた美貴の乳房の皮を振り払った。
栄子によって深く引掻かれた美貴の乳房からの出血が美貴の白いお腹を赤く染めていく。
「酷い・・大事なおっぱいを・・」呟く美貴。
「そんな貧相な胸、どうってことないでしょっ」髪を鷲掴みされ、コーナーまで引きずられる美貴。
「あんたはコーナーと抱き合ってなっ」栄子は美貴の身体をコーナーに叩きつける。
「ぎゃう・・」栄子の言った通り、コーナーに抱きつくようにしながら膝から崩れる美貴。
ドガッ!「みゅぎゅ・・」美貴の後頭部に前蹴りを食らわす栄子。
「コーナーとのキスの味はどう?」コーナーのトップロープを掴み、笑いながら美貴の顔を足でコーナーに押し付ける栄子。
「私に楯突いた償いはしなっ」美貴の後頭部から足を退けると、そのまま美貴のくびれた腰にストンピングを叩き込みはじめる栄子。
ドガ・・ガシュ・・「あうっ・・うが・・」腰にダメージを受ける度に身体を仰け反らせる美貴。美貴のウエストラインが赤く染まっていく。
「ううう・・」栄子のストンピングで美貴はコーナーに顎を乗せてぐったりする。
「そらそら、休んでいる暇はないんだよっ」膝を折りぺたんと座り込む美貴のビキニショーツを栄子は掴んで引き上げる。
美貴のビキニショーツがTバック状になりながら、栄子に引かれると腰に手を回され抱え上げられた。
ガツンっ!「ぎゃふ・・」栄子のアトミックドロップで股間を砕かれた美貴はそのままうつ伏せに倒れ身体を痙攣させた。
「ふん・・本番はこれからよ」栄子は美貴がすぐに置き上がれないことを確認するとリングを降りて、リングの下に隠していた竹刀を取り出した。
「(これじゃあ、つまらないわね・・)」栄子はリングの下でなにかを見つけるとリングの下に潜り込み取り出した。
「ふふ・・楽しみだわ」栄子が取り出してきたのは有刺鉄線であった。有刺鉄線を竹刀に巻きはじめる栄子。
「ちょっと太い?・・まあ、どうせRQでヤリマンなんだろうから構わないね・・」栄子は竹刀が見えなくなるほど有刺鉄線が巻かれた竹刀を見てニヤリと笑う。
「く・・」栄子が夢中になって有刺鉄線竹刀を作っている頃、美貴が気が付いた。
「(あのクソ女は・・?)」リング上にいない栄子を探す美貴。栄子をリングの下に見付けた。
有刺鉄線竹刀を作り終えた栄子はリング上に視線を向ける。
「大池えええっ!」栄子とは反対のロープの反動を使った美貴が捨て身のブランチャーを敢行した。
バッシーン!「うぎゃっ!」栄子と美貴が縺れ合ったまま倒れる。勢いを付けた美貴の全体重をもろに受けた栄子は大きなダメージを受けた。
「ぐぅぅぅ・・」歯を食いしばり立ち上る美貴。横たわる栄子を起き上げた。
ガゴーン!美貴が栄子の額を鉄柱に叩きつけると、鈍い音を立てから崩れ落ちるようにして倒れる栄子。
「大池えっ!寝てるんじゃねえよっ」自力では立てなくなった栄子を再び鉄柱に叩きつける美貴。
栄子の額が割れると鮮血が吹き出した。
「もう一回だよっ!」栄子を三度鉄柱に叩き付けようとする美貴。
「ふっざけんなっ!」栄子は咄嗟に体制を入れ返ると逆に美貴を鉄柱に叩きつけた。
ガゴーン!「ぎゃふ・・」鉄柱に叩きつけられた美貴の額から思い出したように鮮血が流れはじめる。
なんとか3回目の鉄柱攻撃を防いだ栄子であったが、受けたダメージのため膝を付いて四つん這いなり身体を休める。
美貴はリング下で仰向けに横たわり天井を見上げ、身体全体で息をしている。
二人は僅かながらもダメージが回復するとよろめきながら立ち上がる。
「こんな奴になめられてたまるか・・」額の鮮血で顔を真っ赤に染めた栄子はすぐ近くに転がっていた有刺鉄線竹刀に手を伸ばした。
「はぁ・・はぁ・・」リングに身体を預けるようにして立ち上がった美貴も額からの鮮血で顔を染めている。
「(あんなもんを・・)」栄子が手にした有刺鉄線竹刀も確認した美貴。
「政宗えっ!」有刺鉄線竹刀を振り上げ、美貴に迫る栄子。
バシーン!「ぎゃっ」有刺鉄線竹刀を振り上げてがら空きになったボディにタックルを仕掛けた美貴。有刺鉄線竹刀が美貴の身体に振り落とされる前にタックルが決まり、栄子は美貴に抱きつかれた状態で仰向けに倒れる。
「そんなもんを持って・・殺らなきゃ、殺られるってわけね・・」栄子の髪を掴みながら起き上がる美貴。栄子も連られて起き上がる。
美貴は栄子を髪で引きずりながらリング脇のスタッフ用テーブルに連れて行った。
栄子をテーブルの上に乗せてから美貴も乗り上がると、栄子の頭を足で挟み腰に腕を回して持ち上げた。
ガッシャーン!パイルドライバーでテーブルに栄子の頭が突き刺さった。テーブルは真っ二つに折れた。
「勝負はリングの上だろっ」グロッキー状態の栄子の髪を引き、リングに上げる美貴。
美貴は栄子の作った有刺鉄線竹刀を拾ってからリングに上がった。
「血祭りはあんただったねっ、大池っ」リングに上がると仰向けに倒れる栄子の胸とお腹を有刺鉄線竹刀で滅多打ちにする美貴。
バッシン!バッシン!「ぎゃう・・ぎゃあっ・・」打たれる度に断末魔を上げる栄子。
竹刀というより、有刺鉄線の固い塊で叩かれていく栄子。栄子の胸とお腹を容赦なく有刺鉄線の棘が傷を付けていく。
全身血だるまになった栄子は虫の息になった。
「さっき、私の胸が貧相だとか言ってくれたよねっ」血が染み込んだ栄子のビキニブラに手を掛け、大根を引きぬくようにして引き千切る美貴。
全身が真っ赤に染まる中、ビキニブラに守られていた栄子の乳房が白く浮き上がるようにして露わになった。
「自慢の胸なんだよねっ」美貴は栄子の乳首に有刺鉄線竹刀を付き立てた。
「ぎゃあああっ!」乳房が有刺鉄線竹刀を飲み込むと栄子は悲鳴をあげた。
「ぶっこわしてやるよ」ぐりぐりと有刺鉄線竹刀を動かす美貴。
「壊れるっ!私のおっぱいがこわれるうううっ」乳房を守るため素手で有刺鉄線を掴む栄子。栄子の手も有刺鉄線の棘が容赦なく切り裂いていく。
「その手は邪魔なんだよっ!」美貴が有刺鉄線竹刀を引き抜くと栄子の手の平の皮が剥ぎ取られた。
「当分、グラビアは出れないねっ!RQの恥さらしっ」有刺鉄線竹刀をのこぎりのように使って栄子の両方の乳房をボロボロに切り裂く美貴。
「ぐぎゃあああああああっ!」栄子は最後の断末魔を上げて白目を剥いた。
カンカンカンカン!試合終了のゴングがなった。
「ふん、試合が終わっただけでしょ」美貴は有刺鉄線竹刀を栄子の乳房から放すと、栄子の股間に向かって有刺鉄線竹刀を付き立てた。
ビキニショーツに守られた形で膣内まで及ばなかったが、ビキニショーツといっしょに栄子の花びらとクリトリスが切り裂かれた。
リングの上は栄子を中心にして血の海が出来上がっていた。
黒服がリングに飛び上がり急いで栄子を医務室に連れて行く中、美貴もまた出血のため気を失ったのであった。

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