プロレスと格闘技の試合展開について



プロレスの場合、相手の技を受ける事も重要であり、観客を魅せるショーマンシップも大事である。
その場合、アメリカのプロレスなどは試合時間よりも前置きが長く、ストーリーがある展開だが楽しめるものである。
日本のプロレスと違い、ストロングスタイル的ではなく、いかにもプロレス的である。

逆に、格闘技の場合は観客受けよりも、相手をいかに効率よく倒すかが重要であり、相手の技を受けなくても良い訳で、関節技も同じ技でも、プロレスと違い一瞬で極まる場合もある。
特に、腕拉ぎ逆十字固めなど、プロレスの場合は伸ばすだけに見えるが、格闘技だと仕掛けた側が自らの腰を浮かして更に関節を極めていくのがわかる。
以前、タレントの桜庭あつこが格闘技に挑戦した時に、腕を極められて試合が止められたが、あの判断は賢明だったと思われる。
タレントとして崖っぷちに立った桜庭あつこが耐えるのはいいが、腕が壊されては選手?生命にも危険を及ぼす事になるし。

試合の流れでも、プロレスは相手の技を受けて、耐えるような仕草なども見せ場としているが、格闘技など打撃技で距離を取りつつ、組み技系ならばタックルでテイクダウン(倒すこと)して関節などで仕留めていく展開が見る事が出来る。
また、プロレスの場合、秒殺の試合は殆ど見られないが、格闘技の試合の場合、時に数十秒で終わる時もある。
簡単にプロレスが八百と言えばそれまでだが、それは見る者の判断だろう。

だが、以前に新日とUWFインターの対抗戦の時、格闘路線を走っていたUWFインター側(以後Uとする)の選手と、新日を見ると、蹴りなどでも体重差からか新日側が以外と受けていた展開も見れるので難しい。
以前、パンクラスがハイブリットレスリングと称して贅肉を排除する感じであったが、果たしてプロレスラーと闘った場合は・・・。
と言う感じでもある。

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