とうとうこの残酷なトーナメントの始まる日がきた。
都内某所の会場はどこから聞きつけたかは知らないが早くも超満員。熱気に満ち溢れている。
第一試合は、黄色いタクシー軍団のデンジャラス娘の一人、左藤江梨子とまだ弱冠17歳のコギャルアイドル、三津屋葉子との試合だ。
この試合の勝者は次の二回戦で、大池栄子との対戦が待っている。最有力優勝候補といわれる彼女は一回戦をシード選手という扱いで免除されるのである。
観客の大方の予想では、江梨子の一方的な勝利が予想されていた。
なお、この試合の試合形式はくじびきにより有刺鉄線電流爆破デスマッチの形式で行われることとなった。
リング四方はロープの代わりに、人形が一撃で黒焦げになるほどの激しい電流が流されている。
また、リングの周りには至る所にドラム缶に設置された時限爆弾が設置されており、試合開始後10分後に爆発する設定となっていた。
 
アイドル・ハードコアプロレス選手権第一回戦第一試合
有刺鉄線電流爆破デスマッチ時間無制限一本勝負
三津屋葉子VS左藤江梨子
やがて、場内が暗くなる。静まりかえる場内に高々にアナウンスの声が響き渡る
「お待たせいたしました!!ただいまより、アイドルハードコアプロレス選手権大会第一試合を行います!!」
おーっ!!と沸きあがる場内。
「まずは、青コーナー!!闘う17歳爆乳娘、三津屋葉子の入場です!!」
青コーナーの方角に、スポットライトがあたると、その中からピンクのガウンを身にまとった葉子が入場してくる。大歓声の観客と握手を交わしながら爽やかに入場し、その爽やかさには似つかわしくない有刺鉄線の地獄の戦場の中に、ゆっくりと足を踏み入れる。
「続きまして、赤コーナーから、黄色いタクシー軍団の残虐女、左藤江梨子の入場です!!」
今度は赤コーナーにスポットライトがあたる。しかし、さっきの葉子の入場とは裏腹にエナメルの黒いガウンをまとった江梨子は口に得意凶器の五寸釘をくわえ、竹刀を振り回し、観客を威嚇しながら入場してくる。逃げまどい、混乱する場内。早くも荒れそうな雰囲気が漂うなかトップロープを飛び越えてかっこよくリングイン。
両コーナーに構えた二人、早くも睨み合いを展開している。
「選手を紹介いたします。まずは、青コーナー!!バスト87、ウエスト59、ヒップ88、三津屋ー葉ー子ー!!」
わー!!と上がる場内の歓声にこたえて、ピンクのガウンを脱ぎ捨て、青と黄色の花柄のビキニ姿となり、程よく焼けた肌をあらわにする。
「続きまして、赤コーナー、黄色いタクシー軍団の刺客、恐怖のデンジャラスアイドル、左藤ー江梨子ー!!」
先ほどの乱闘の影響か、あまり歓声があがらない。しかし、そんなことはおかまいなしにエナメルのガウンを意脱ぎ捨て場外に放り投げるとエナメルの黒いビキニ姿に白い肌を包んだ姿をあらわにする
いまかいまかとゴングを待つ観客達。そのうちの誰かが「葉子ちゃーん」と大声で叫ぶ。アイドルの性か、葉子はその観客の方を振り向いてしまう。しかし、それは地獄へといざなう叫びであった。葉子が振り向いた、一瞬の隙を、江梨子は見逃さなかった。まだゴング前にもかかわらず、背後から葉子に早くも襲い掛かる。
「え、きゃ、何?卑怯よ!!」
不意打ちに驚きながらも早くもリングにひざをついてしまう葉子
「甘いんだよ!!この試合はルールなんてないのよ・・
あんた生意気だから徹底的にいたぶってあげるわ!」
すぐさま葉子の髪を掴むと、走り出していきなり葉子を電流の流れる有刺鉄線に叩きつける
「へ、あ!きゃーっ!!バチバチン!!」
すごい音がして、火花が飛び散り硫黄の臭いが辺りに充満する。その煙のなか、マットに倒れこんでいる葉子の姿がある。カーン!!とここでようやくゴングが鳴る
「ほらほら、これからが試合開始よ!おら!」
ゆっくりと近づいていき江梨子は葉子の髪をがっしりと掴むと、走り出し今度は反対側の有刺鉄線に葉子を叩きつける。
「バチチチ―ン!!きゃーっ!!!」
またも激しい火花が上がり、その場にへなへなと被爆して倒れる葉子。
「ふふふ・・えらそうにこんな大会に実力もないのに出てくるんじゃないわよ!!」
江梨子は倒れこんでいる葉子の髪を掴むと葉子の前髪をまくしあげて額を有刺鉄線にこすりつける。
「ぎゃー!!!あー!!!」
場内に響き渡る葉子の激しい悲鳴、試合開始してまだ3分と立っていないのに、早くも葉子の額から鮮血が溢れ出て、葉子の顔を真っ赤に染めていく。
「おら、葉子!痛いか?え?」
さらに力をこめて激しく葉子の額をこすりつける江梨子
「ぐぎゃー!!!!あー!!!」
ますます大きくなる葉子の悲鳴。さっきまで沸いていた場内も段々と静まりだしてくる。
「ほら、立てよ!」
ようやく有刺鉄線での攻撃を止めると、葉子の髪を掴んで立たせて葉子の額に強烈なパンチ。
「ぎゃっ!はう!」
よろけるようにマットに背中から倒れる葉子。
「ほらほら、その真っ赤な顔をお客さんに見せてあげなよ」
江梨子は葉子をうつぶせにすると、葉子の背中にまたがり葉子に強烈なキャメルクラッチ。
「はう・・あが・・」
血だらけの顔面を持ち上げられて、情け容赦なく観客にさらされる葉子。
「おらおら・・いい顔してんじゃん・・もっといい顔にしたあげるわ・」
さらに江梨子は葉子に豚鼻キャメルクラッチ。
「はご、ふが・・」
屈辱的に精神的にも痛めつけられる葉子。
「ははは!いい顔ね!でも本番はこれからよ!」
江梨子はそう言い放つと、ふところから自分の得意凶器である五寸釘を取り出してアピールする。
「へっ?な、何?」
背中の上に江梨子がいるので、状況が把握できない。
「それ!江梨子の愛の呪いを受け取りなさい!!」
ガス!ガス!五寸釘を葉子の額の流血箇所に容赦なく打ち込んでいく。
「ぎゃあああー!!!がー!!!!」
初めて味わう五寸釘の痛み、流血がますます激しくなり葉子のあごのあたりから鮮血がマットに滴り落ち始める。
「おらおら!気持ちいいはずよ。ふふふふ・・」
悪魔のような笑いを浮かべると、さらに激しく葉子の額を五寸釘でえぐる。
「がああー!!ひぎゃあああああー!!!!」
アイドルとは思えないほど、すさまじい絶叫をあげて五寸釘攻撃に耐える葉子。すでに額の傷の深さは頭蓋骨付近まで達しており、大声をあげて叫んでいるので口の中に流れ落ちた鮮血が大量に流れ込み、口の中が真っ赤になる。
「その悲鳴素敵だわ・・じゃあ次はこれね」
ケロッと江梨子は言い放つと、セコンドからカナヅチを受け取る。そしてそのカナヅチを使い、葉子の鮮血がついている五寸釘を葉子の脳天に打ち始める。
「ぎゃああああああああー!!!!!いやあああー!!!」
脳天をぶち抜かれて、あまりの痛みにとうとうふっと気を失ってしまう葉子。
「まだ、おねんねは早いわよ!」
江梨子はセコンドから辛子を受け取ると、葉子の額や脳天の流血箇所にゴシゴシこすりつける。
「はっ!ぎゃっ!ひぎゃああああ!」
あまりの辛子の痛みにすぐに気を取り戻し、絶叫する葉子。
「ほらほら、立てよ!」
休む暇もなく葉子を髪を掴んで立たせて、またも有刺鉄線めがけて葉子を投げつける。
「バッチーン!!あー!!!!」
三度目の被爆をして、その場に倒れこむ葉子。すでに葉子の顔面は目以外すべて鮮血で染められており、自慢のナイスバディも血だるまだ。さっきキャメルクラッチをかけられていた場所の葉子の顔があった場所の下には尋常じゃない量の血の池ができている。
「おら!葉子!立てよ!」
そんなことはおかまいなしに江梨子は血と汗で濡れる葉子の髪を掴んで、またも有刺鉄線に投げつける。
「バチバチバチーン!!ぎゃあああー!!」
4度目の被爆、またも場内にこだまする葉子の悲鳴、
場内はもうあまりの残酷な展開に凍りついたようになっている。
「さてと、そろそろ今日のメイン拷問ショーにいくかな」
まるで簡単に江梨子は言うと場外から何かを取ってきてリング上に置く。なんとそれは時限爆弾が仕掛けてあるドラム缶だった。ドラム缶をリング中央に設置すると、血だるまの葉子を引き起こして抱えあげる。
「は・・あ・・・」
すでにグロッキー状態の葉子は、抵抗する力がない。
「ほらほら!あんたはここで爆死するのよ!こんな派手なことされて光栄に思いなさい!!」
なんとグロッキーの葉子を時限爆弾つきドラム缶に縛り付ける。
「あ・・きゃ・・くそ・・離せ!」
葉子もさすがに気づいて抵抗するが、麻縄でしっかり縛られていてどうにもできない。
「ふふふ・・・いい景色さわ!今、9分30秒だからあと30秒で爆発するわ!せいぜい抵抗しなさい!」
江梨子は高笑いして言い放つと、自分はリングを降りて避難する。
「え・・くそ・・か・・」
葉子は必死に抵抗するが、残りあと10秒になってくる。
「さあ、みんなカウントダウンよ10、9、8、7・・」
場内をはやしたててカウントダウンをはじめる。観客もそれにあわせる。後5秒。
「あ、だめ、あ・・」
必死の抵抗もむなしく、縄がほどけない。
2・・1・・
もう爆発だ!
0・・ドッカーン!!!!
この世のものとは思えない轟音が場内に響き渡り、煙が充満する。
やがて、煙がややおさまってくるとリング上に何かが見えてくる。
葉子の体だ、あまりにもすごい爆発であったために麻縄は引きちぎれて、葉子の自慢のビキニも紐がちぎれてしまっている。
それ以上に葉子はまるで明太子か紅しょうがみたいに全身血だるまだ。
「さてと、少し見に行くか。」
江梨子はゆっくりリングに近づいていく。
そして、リング上に上がると
「おら、起きろ!」
葉子のちぎれたビキニをひきちぎり、全裸にすると自慢の巨乳や股間にストンピングを連発した。
「う・・あ・・」
葉子はようやく動き出す。
「目がさめたかしら、でもあんたは私の奴隷なのよ」
ようやくおきたと思ったら、葉子の顔面をシューズでグリグリ踏みにじる。
「あ・・あう・あ・・」
なおも情け容赦なく責められる葉子。試合開始からすでに15分が経過しているが、葉子は徹底的に肉体的にも精神的にも極限まで痛めつけられている。
「さてと、立て!まだまだ拷問は続くわよ」
血に真っ赤に染まった葉子の髪を掴み立たせる」
しかし・・
「えい」
なんと葉子は一瞬の隙をついて江梨子に目潰し。
「きゃっ!」
不意の攻撃に目をおさえて倒れる」
「よくもやってくれたな、このやろー!!」
葉子は渾身の力を振り絞ると、場外から受け取ったパイプイスで江梨子をメッタ打ち。
「ぎゃっ!ぎゃっ」
イス攻撃に耐える江梨子、しかし、そのうちの一発が後頭部にヒットし大きなダメージを受けて頭を抱え倒れこむ。
「しめた、くそ、私の意地をみさらせ!」
頭を抱える江梨子を強引に立たせると意地のヘッドバッド連発。葉子は自分の鮮血を飛び散らせながら渾身の攻撃をする。
「はう、あ!」
度重なる頭部へのダメージにとうとう倒れこむ江梨子。
「よし、この一撃にすべてをかけるわ!!」
セコンドに指示して場内に有刺鉄線をグルグル巻きにした机を配置する。そして、江梨子をさかさまに抱えあげてコーナー最上段に上る。
「いっけー!!死ねー!!」
絶叫とともに葉子は机上パイルドライバーを江梨子に浴びせる。ゴン!という大きな音ともに有刺鉄線を巻いた机が真っ二つにわれて、そのまま江梨子の脳天がマットに突き刺さる。
「はあ・・は・・」
まだパイルドライバーの体勢で江梨子を抱えたままの葉子。しかし、江梨子はぐったりしている・
「・・・?」
変に思う葉子、あわててセコンドが入ってくる。
そして、江梨子の失神を確認する。
カンカンカン!!!
ゴングが打ち鳴らされ、セコンドは葉子の手を掴み、高々と右手を上げる。
ただいまの試合、24分17秒、机上パイルドライバーによる失神KOで三津屋葉子選手の勝ちです!!
思わぬ大逆転に場内は最初静まり返っていたが、やがてだんだんと歓声があがり葉子コールへと変わる。
葉子は血だるまにも全裸にもかかわらず、手を振って大歓声にこたえる。
こうして、第一試合は大波乱、番狂わせがおきたのである。
〇三津屋葉子VS左藤江梨子・・(24分17秒、机上パイルドライバーでの失神KO)


第2試合

壮絶な第一試合が終わると、場内はまだ興奮冷めやらぬ間もなく、第2試合の準備に取り掛かっていた。第2試合は飯鳥愛VS酒丼若菜の対決である。愛はAV界を代表して今回のトーナメントに参戦。今年で30近くになるが往年の美しい体とテクは未だ健在である。一方の若菜はかつてはロリ爆乳で人気を博したが最近は他の若いグラビアアイドル達に押され気味ですっかり影が薄くなってしまっている。
そんな二人の意地のぶつかり合いがこれから始まろうとしている。
くじびきの結果、二人の試合は当初空中デスマッチで行われる予定であったが急に影のコミッショナーが
「愛はAV界を代表してくるのだから次の試合は少し観客サービスもこめていやらしい感じにしよう」
と、言い出したので急遽試合形式が変わった。
新しい試合形式は「オイルプロレス」という至極単純な名前ではあり、場内およびレスラー達は試合前からオイルまみれにされて、オイルまみれで闘いあういわばオイルレスリングであるが、実はからくりがあり、リング四方にオイルが大量に入れられた池が設置され、そこに10秒落ちていると導火線に火がつく仕組みになっており、オイルと相まって大炎上するようになっているのである。
こうしたいかにもハードコアらしいオイルレスリングが今にも始まろうとしている。
アイドル・ハードコアプロレス選手権第一回戦第二試合
ハードコアオイルプロレス時間無制限一本勝負
飯鳥愛VS酒丼若菜
場内のリング上は、早くもホースで大量のオイルが撒かれている。オイル池のスタンバイも出来上がった。
徐々に場内のテンションが盛り上がる中、リングアナの声が響き渡る。
「お待たせしました!ただいまより、アイドルハードコアプロレス選手権第一回戦第二試合、ハードコアオイルプロレス時間無制限一本勝負を行いたいと思います!!」
わーっと沸きあがる場内。
「それでは参りましょう!まずは青コーナーより、AV界を代表しての参戦、飯鳥愛選手の入場です!!」
場内が暗くなると、やがて青コーナーの方から黒いエナメルのTバックで女王様スタイルと化した愛が、トゲだらけの鞭をバシバシ振るいながら入場してくる。30近くなっても往年のTバックスタイルは健在で、よく日焼けしたヒップがセクシーだ。
ところが、花道を途中あたりまできたとき、突然後ろから何者かが愛に襲い掛かる。
「きゃっ!へっ?ガン」
大きな金属音とともに花道に倒れこむ愛。愛を襲ったのはなんと対戦相手の若菜であった。愛も実のところ、ゴング前奇襲を考えていたのだが、若菜がまさか奇襲してくるとは、まったくの予想外であったのである。
まだ若菜は青いガウンを着ている。それにもかかわらず、倒れこんだ愛をパイプイスでガンガン叩きまくる。
「ぐっ!ぐっ!」
必死にこらえる愛。場内はまだ状況が把握できていないものが多く、騒然としてくる。
「ふっ!私がこんなロリ顔だから正々堂々と来ると思った?」
普段のほんわかとした雰囲気とは明らかに違う闘志をむきだしにして、愛に言い放つ。そして、背中に一撃蹴りを入れると愛をカナディアンバックブリーカーに抱え上げて、花道を降りてくる。
「せーの、いくわよ!」
大きな声でアピールすると、そのまま場外のオイル池に愛を放り投げる。
ばっしゃーんー!!と大きな油しぶきとともにオイル池に投げられて早くもオイルまみれになる愛。
「さ、次々いくわよ!」
勢いづいた若菜は、自分のガウンをようやく脱ぎ、緑の下地に黄色い花柄がプリントされたビキニ姿をあらわにする。
そして、すぐさま着ていたガウンをオイル池に横たわる愛の首に巻きつけて締め上げる。
「ふぐ・・ううう・・」
苦痛に顔をゆがめて、両手を首のガウンに当ててなんとか外そうとする愛。オイルがライトに照らされて光りあがり、なんともいやらしい雰囲気である。
「どう、苦しい」
まるで女王のように問い掛ける若菜。さらにグイグイと締め上げる。
やがて、ガウンをはずすと無造作に放り捨ててオイルまみれの愛を髪を掴んで立たせる。
「それー脳天からオイルを浴びなさい!!」
愛を逆さに抱え上げて、脳天からオイル池の中にパイルドライバー!!
「はう!」
脳天をオイル池に突き刺されて、そのまま倒れこむ愛。
「どう、オイルシャワー気に入った?」
またも残酷に問い掛けると、愛をうつぶせにして背中にまたがる。まだ脳天にダメージがあり抵抗できない。
「さ、次はオイルをたっぷり肌で味わいなさい!」
愛の後頭部の髪をわしづかみにすると、そのまま力任せに愛の顔をオイルの池に突っ込む。
「ぶくぶくぶく・・ぶ・・やめ・・ぶ」
顔をオイルに突っ込まれ、段々と息苦しくなってくる愛。
「どう、お味はいかが?」
ようやくオイル池から愛の顔をひきずりあげる。苦しい表情の愛。しかし若菜は残酷に再び愛の顔面をオイル池に突っ込ます。
まるで水の拷問みたいだ。これを何回か繰り返す。
やがて、カウントが7、8と聞こえてくる、10カウントオイル池に落ちたままだと大爆発が起こるので若菜は愛の髪を掴み、ようやくこの試合はじめてのリングに上がる。
「さ、次はリング上で思う存分痛めつけてあげるわ。」
すっかり調子づいてきた若菜は、リングに上がるとすぐに愛をロープに振り、帰ってきたところに強烈なラリアート!
「がはっ!」
まともにラリアートを浴びて、倒れこむ愛。
「さーて、そろそろ私の本当の怖さを知ってもらおうかしら」
連続攻撃でかなりグロッキーになっている愛をグリグリ踏みつけると、愛のビキニとTバックを引き剥がして、全裸にしてしまう。
そして、セコンドから何かを受け取る。なんとそれは若菜の得意凶器、画鋲であった。
若菜はすばやく大量の画鋲をオイルまみれのマットに撒き散らす。そして・・
「ほら、立てよ愛!」
強引に愛の髪をつかみ立たせると愛を抱え上げる。そして全裸のオイルまみれの愛をしばらく抱え上げたままリング内を歩き回りアピールすると。
「そーれ、地獄へ落ちなさい!!」
大量に撒かれた画鋲めがけて、愛の体を叩きつける。
「ぎゃあー!!」
さすがの愛もこれにはたまらず、普段ビデオで出すようないやらしい声ではなく。大きな悲鳴をあげる。
しかし若菜はそんな悲鳴をむしろ楽しむかのようなそぶりを見せると、次は愛の小麦色に焼けた両足をつかんで、そしてそのまま画鋲の上で裏返すと画鋲の海の上で逆エビ固めを仕掛ける。
「ぎゃあー!!あああー!!」
大きな愛の悲鳴が場内にこだまする。関節の痛みだけでなく、体の下に無数に撒かれている画鋲が愛の胸や体に容赦なく刺さりこむのでWの苦痛を味わされている。
「どう、愛?苦しい?」
愛の体の上に乗り振り向きざまに呼びかける若菜、しかも愛は全裸なので、プロテクトするものがないので痛みがまともに体に響く。
「ああー!!ぎゃあー!」
たまらずもがいて逃げようとする愛。しかしもがけばもがくほど愛の体に画鋲が深く食い込んで体の芯まで痛みが響く。
「私の怖さわかってきたかしら・・・」
まさに女王のような若菜。場内の観客も若菜の予想外の残虐な戦い方に騒然としている。
「さ、一度楽にしてあげるわ」
ようやく逆エビをといた若菜。愛はダメージが大きくぐったりとしている。愛の体には無数の画鋲が突き刺さったままで、いたるところから流血した幾筋の赤い線が体を流れ落ちている。
「さあて、次はあんたの大事なところを痛めつけてあげるわ!!」
若菜はそう言い放つと。ぐったりしている愛の足をおさえて、動けなくする。手には何かが持たれている。
「ふふふ・・今日のメインデイッシュよ」
若菜の手にもたれていたのは、新しい大量の画鋲であった。若菜はそれを観客にアピールしてみせると、なんと愛の尻の穴の中に、ざらざらと流し込むように放り込む。
「あああーやめなさいよー!!」
異物が尻穴から肛門に入っていき、激痛が愛の体にはしる。
しかし、若菜は攻撃の手を緩めずに、ついに今度は愛の膣内に大量の画鋲を流し込んだ。
ざらざらざら・・・
「ぎゃあー!!」
普段男性のどんな太いモノをいれられても、ひたすら感じることに恍惚感を感じていた愛も、今日の挿入物に対しては、悲鳴をあげずにいられなかった。
「まだ、こんなの痛がってもらっちゃ困るのよ・・」
若菜はすばやく、愛をさかさまに抱えあげる。そしてジャンプしたりして膣内や肛門の奥のほうへと画鋲の毒が回るようにと責め立てる。
「ああ・・あー!!」
愛は両足をばたばたさせて抵抗する。しかし、いたずらに体を動かすことは逆に画鋲を体の奥へといざなってしまうのだ。
「さ、もういいかしら。いくわよ!」
一声声をあげた若菜は、愛をそのままカナディアンバックブリーカーの体勢に抱え直したかと思うと、今度はその体勢からアトミックドロップへと体勢を変えて、トップロープめがけて、愛の股間を叩き落す。
「ぎゃあああー!!」
これまでに無い愛の悲鳴が場内に響き渡る、そして、愛は木が倒れるようにそのままマットに倒れこんでいく、ロープに叩きつけられたときに、大量の画鋲が愛の膣内や肛門からバラバラと愛の血と一緒に落ちてきて、辺りに散乱している。同時に、愛も股間からふとももにかけてを真っ赤に染めている。
「どうかしら?さ、最後のデザートをあなたにあげる!」
若菜はまたも大量の画鋲をマットに撒き散らすと、ほぼグロッキーの愛の髪を掴み、またも画鋲の上にボディスラムで叩きつける。
そして。
「いくわよー!!」
大きく右手をあげてアピールすると、トップロープにのぼってそして、画鋲の上に寝転がっている愛めがけてムーンサルトプレス!!
どーん!!
完璧に愛の体全体に大ダメージを与える。
「は・・あ・・・・・」
ついに愛は完全に失神してしまう。
カンカンカン!!
ゴングが高らかに響き渡る。レフリーが若菜の右手を上げようとするが、若菜はそれにかまわず失神している愛になおもストンピングなどを
加え続ける。
レフリーが若菜を静止しようとするが、若菜はレフリーを払いのけ、そしてとうとう愛を場外のオイル池に放り捨てる。
しばらくロープ際に立って、池の中で失神している愛を眺めていたが、もうゴングが鳴ったあとで爆発しないことに気づくと。
「なーんだ、爆発しないんだ。おもしろくないわね」
そう言い放つが。
「じゃ、代わりにこれでも味わいなさいよ!」
若菜が持っていたのはバケツいっぱいの画鋲だった。それを愛めがけて大量に降り注がせる。
「ふん。所詮30オバンには何もできないのよ」
吐き捨てるようにいうと。ようやくレフリーの求めに応じ右手を上げてアピールする。
○酒丼若菜(15分13秒、画鋲下敷きムーンサルトプレスによる失神KO)飯鳥愛●

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