第三試合
対戦カードは現在好調の香理奈とデビュー時は注目されてたものの現在はスキャンダル等ですっかり干されてしまっている澤尻エリカとなった。実はこの二人は2002年藤テレビビジュアルクイーンに共に選ばれている。香理奈は試練の五番勝負の成果を出したいところ。エリカはなんとかリングで活躍して表の舞台に返り咲きたいところ。両者とも負けられない一戦に気合をいれている。「青コーナー165cm80−57−88、香理奈〜」香理奈は白のスポーツビキニで登場してきた。「赤コーナー160cm80−58−86、澤尻エリカ〜」エリカは赤のリングコスチュームを身に纏っている。両者がリング中央へ歩み寄るとレフリーが凶器などを持っていないかボディーチェックをしようとすると、エリカがゴングが鳴る前にいきなり香理奈の顔面に拳でパンチを打っていった。香理奈は不意を突かれてまともに喰らってしまった。「勝負勝てばいいのよ、卑怯も糞も無いわ」エリカはそう吐き捨てると香理奈を場外に出していった。『カーン』ここでようやくゴングが鳴った。エリカは香理奈を鉄柵に振るとなにやらリング下から凶器を取り出しているようだ。エリカはチェーンを腕に巻きつけると、香理奈の顔面を強打した。早くも香理奈の額がパックリ割れて流血しているが、香理奈はエリカの側頭部にハイキックを打っていった。「いいかげんにしなさいよ。そんなセコイことばかっししてるから表で捨てられるのよ」「黙れよ。目立つためにはこれくらいしないとダメなのよ」エリカは頭を蹴られてもすぐに体勢を立て直してチェーンで香理奈の顔を殴りつけた。ゴン、香理奈の顔から血飛沫が上がって、真っ赤になっている。しかし、香理奈も負けじとエリカの股間を蹴り上げた。股間を押さえながら悶絶するエリカを尻目に香理奈はリングに戻った。エリカがリングに戻ってくると、香理奈は捕まえてエリカをロープに振った。香理奈はドロップキックを打つと、続けて顔面にサッカーボールキックを打った。ゴギ、鈍い音がするとエリカは頭を抱え込んでじたばたしている。香理奈はコーナーにエリカを振ると、反対側から助走をつけてエリカのボディーをキックで串刺しにした。エリカは顔を狙われると思っていたので、想定しておらずもろに腹にキックを受けてしまった。「ぐうぅぅぅぅ」エリカは苦しい表情を浮かべるが、表舞台に復帰するためにはこんなところでは負けてられない。香理奈はさらに馬鹿にするかのようにエリカの顔にビンタを打つ。「しばらく見ないうちに随分元気が無くなったわね。醜い反則技ばっかし使っちゃって」エリカは激怒してやり返す。「うるさい。這い上がるためにはきれい事なんて言ってられないわよ」エリカはなにやらセコンドに指示を出すと、またしてもチェーンが出てきた。エリカはチェーンを振り回すと香理奈の顔に当たって、香理奈が仰け反った。「おい、チェーンは反則だぞ」レフリーが注意しに行くが、「うっせー、お前は黙って見てろ」エリカはチェーンでレフリーも殴り飛ばすと、香理奈に襲い掛かった。香理奈をチェーンで叩いて動けなくすると、エリカは香理奈に頭をチェーンでぐるぐる巻きにした。エリカがグイグイ締め上げると香理奈の流血が酷くなってきた。「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ、いたぁ〜い」香理奈はチェーンを解こうと必死になるが、全く外れない。「ざまーみろ、最近調子がいいらしいけど、ここで潰してあげるわ」エリカは香理奈を調子に乗って痛めつけるが、レフリーが戻ってきて反則カウントをコールすると解かざるをえない。反則負けになればさらにイメージダウンになってしまう。香理奈はチェーンが解かれてもグッタリしている。エリカはスリーパーをかけていった。意識が遠のく香理奈だが、エルボーで応戦する。エリカは締め上げようとするが、香理奈が激しく抵抗するので上手く攻めれない。香理奈はエリカのスリーパーを解くと、逆に香理奈はエリカの右腕を掴んで腕ひしぎを仕掛けた。しかし、ここはエリカが暴れるとすぐに解けてしまった。両者起き上がると、エリカがタックルですかさず倒しに行くが、香理奈が反応してエリカの顔面を蹴った。ガツーン、エリカは顔面を血の海にして倒れこんだ。一瞬でエリカの顔面が真っ赤に染まると、エリカは激しく動揺してるようだ。香理奈はさらにエリカの顔面を目掛けてスライディンキックを打って、フォールに入った。『ワン、ツー、』エリカはなんとか返す。しかし、ここで、香理奈よりエリカの出血が酷いので、一度レフリーが試合を止めて、ドクターのチェックを受けるように指示した。「冗談じゃないわよ。こんな事で試合を止めないでよ、こっちは女優生命をかけてやってるのよ」エリカの必死のアピールにドクターも試合続行を了承した。エリカは試合に戻るも香理奈がすぐさま捕まえた。香理奈はエリカの髪の毛を掴むと2発膝蹴りを入れて、エリカの動きを止めると持ち上げてブレーンバスターを放った。エリカはスタモナ切れでノックアウト状態だが、香理奈はまだフォールに入らない。香理奈はエリカのビキニを脱がすと観客にアピールしていった。「この女はこの程度なのよ。見てなさい」香理奈はエリカを再び持ち上げると、コーナーに逆さ吊りにした。エリカは頭から流血してるので、頭に血が昇ってさらにきつくなった。香理奈はエリカの頭、胸、腹などを好きなように痛めつけていく。エリカは白目を剥いて失神している。『カーンカーンカーン。勝者:香理奈』レフリーストップで試合終了を告げるゴングが鳴った。エリカは顔面流血から執念を見せたが、及ばず表舞台から遠のいてスタミナ不足を露呈してしまった。エリカとしては精一杯のアピールをしたので、後はこの試合を見て起用してくれるスポンサーが出てきてくれる事を祈るのみだ。一方の香理奈は順風満帆の勝利となった。この一戦だけならもっとエリカを痛めつけても良かったが、準決勝もあるからとさっさと離してリングを後にした。
 
 
 
 
第四試合
グラビアアイドル・熊多曜子は期するものがあった。同じグラドルとして今大会に出場した保田美沙子が善戦するも初戦敗退となり、ここで曜子が負けてしまうとグラドル勢が揃って初戦敗退となり、芸能界でのグラドルの位置づけが低くなってしまう。そのような事態は絶対に避けたいので曜子は決意を固めてリングへ向かった。そして、対戦相手の田中麗菜は小柄ながらも何年も一流女優として地位を保ってきたプライドがある。「赤コーナー164cm、92−56−84、熊多曜子〜」コールされると黒のビキニで曜子がボクシングのようにウォーミングアップをしながら待っている。「青コーナー158cm、77−56−82、田中麗菜〜」麗菜は曜子をじっと睨みつけている。『カーン』ゴングが鳴った。互いに低く構えながらお互いの様子を見ているが、ゆっくりと組み合った。豊満な曜子が小柄な麗菜を押し込んでいく。曜子はさらに麗菜の顔を自慢の巨乳で圧迫していく。麗菜はもがき苦しむが曜子に体重をかけられて崩れ落ちてしまった。曜子は麗菜の顔面を踏みつけてアピールして観客を煽っている。しかし、麗菜も黙ってはいない、曜子の足を抱えるとそのままドラゴンスクリューに持っていった。麗菜はさらにロープに走って反動を付けると倒れている曜子の顔面にスライディングキックでお返しをした。麗菜はコーナーに登るとドロップキックを狙うが、曜子は避けると仰向けに倒れる麗菜の上にのしかかる曜子。麗菜も激しく抵抗すると、互いに相手の上にのしかかろうと転げまわりながらやり合っている。麗菜が曜子の自慢のバストを揉むと、反対に曜子は麗菜の顔の上に胸を乗せて圧力をかけていく。次第に曜子が麗菜の上にのしかかっていった。曜子が巨乳を生かして麗菜の顔を圧迫していく。「私のおっぱいで窒息させちゃうわよ」曜子が体重をかけて圧迫させていくと、麗菜は喘ぎながらもがき苦しんでいる。「んー、ゴホッ、ゴホッ」麗菜は苦しそうにしている。曜子は麗菜の肩を押さえつけるとフォールに入った。『ワン、ツー、』麗菜が慌てて返すも、曜子はすばやく麗菜をスリーパーで締め上げていった。麗菜はなかなか呼吸ができずに苦しむが、汗で滑って逃れると、反対に麗菜は曜子の腕を掴んで腕ひしぎをかけていった。曜子は逃れようとロープに手を伸ばすが届かない。「ギブアップしなさいよ」「絶対にいやよ。勝つのは私よ」曜子はそう言うと、体捩じらせてロープに手をかけた。両者立ち上がると、リング中央でにらみ合う。麗菜はロープに走って反動をつけると、曜子にラリアットをを打つが、曜子はガードした。今度は曜子がロープに走って反動をつけると、巨乳を生かしたボディープレスならぬ”爆乳プレス”を打っていった。圧力に負けて麗菜は倒されてしまった。曜子は仰向けに倒れている麗菜の腹にヒップを落としていった。「ふぐっ」曜子は麗菜が苦しそうな表情を浮かべるのを見て、ニヤリとする。曜子は麗菜の上にのしかかりながら曜子の顔に挑発するかのように数発ビンタを打っていった。波に乗る曜子はコーナーに登ると、「いくわよ〜」手を叩きながら観客にアピールすると、曜子はボディープレスを打つが、そこには麗菜の膝が待っていた。曜子は自慢のバストを麗菜の膝にまともに打ちつけ、バストを両手で抑えながら悶絶している。麗菜は後ろからスリーパーを仕掛けると、曜子は苦しそうにするが、暴れてすぐに抜け落ちてしまった。麗菜は曜子の背中に蹴りを一発入れるとコーナーに走ってスライディングキックを曜子のバストに打った。「いたぁ〜い」涙目になりながら痛がる曜子を麗菜はフォールした。『ワン、ツー、ス』曜子は何とか返すもかなり厳しそうだ。麗菜は曜子のビキニを剥がすと曜子の巨乳が露になった。沸き返る観客に満足そうな麗菜はフットスタンプで曜子の胸を踏みつけた。「ぐえっ、グラドルの」胸を踏むなんて」曜子は麗菜の足を掴むと力の限り引っ張った。麗菜はバランスを崩して倒れると、曜子は麗菜の顔の上に巨乳を落として圧力をかけている。「グラビアの胸であんたの息の根を止めてやるわよ」曜子は露出したバストで麗菜の顔を圧迫している。麗菜は呼吸ができなくて苦しそうな表情になるが、女として相手のバストで締め付けられて負ける訳にはいかないと耐えている。曜子の爆乳プレスはさっきよりも胸が露出してる分強力になっている。麗菜としては曜子のビキニを脱がしたのが裏目に出てしまっている。曜子は露出したバストを恥ずかしがる事無く”武器”として使っている。「これがグラビアアイドルのオッパイよ、じっくり落ちなさい」曜子はむしろバストを誇示するかのように麗菜を締め付けていく。「痛い」ここで、麗奈が曜子の乳首に噛み付いた。麗菜は曜子の乳首に噛み付いてなかなか離さない。「痛い、痛い、止めて、はなして〜」泣き叫ぶ曜子を尻目に麗菜は体勢を入れ替えてキャメルクラッチに入るが、麗菜の手は首ではなく麗奈の乳”首”をクラッチしている。「ごめんなさいね〜、これから気持ちよくさせてあげるわよ」そう言うと麗菜は曜子の乳を揉み始めた。「あうあぁ〜ん」思わずヤラシイ声を漏らす曜子。麗菜は大胆に曜子のバストを揉み解していく。ユサユサユサユサ、「はうっ、はあはあはあ」曜子は体が汗ばんできて、いやらしい身体つきになっている。「曜子ちゃんもっと気持ちよくさせてあげるよ〜」「いや〜、いらないわよ」曜子は必死に自制心を保とうとするが、身体は正直だ。百選練磨の麗菜が曜子のバストを責めていくと、曜子の身体がついに屈服した。曜子の身体からどんどん汗が吹き出し、いやらしい香りが立ち始めた。これ以上グラビアアイドルがいやらしい身体を見せるわけにはいかないと、セコンドがタオルを投げた。『カーンカーンカーン』麗菜は曜子を責め続けようとするが、周囲に止められようやく曜子から離れた。曜子のセコンドはすぐさま曜子の身体にタオルを被せて、曜子の身体が観客に見えないようにした。勝った麗菜は曜子を見下ろしながらリングを去った。
 
 
第五試合
このカードはエキシビジョンマッチとなった。対戦カードは左藤江梨子(173cm90−56−91)対彩瀬はるか(165cm88−61−91)となった。エキシビジョンとは言え豪華なカードに観客もトイレに行けないと、やや迷惑そうだ。エキシビジョンということで選手紹介もそこそこに試合が始まった。『カーン』江梨子、はるか共に試合を早く展開させようと素早く組み付いた。より低く組み付いて江梨子の腰を抑えたはるかがロープに押し込んでいった。しかし、江梨子が肘うちではるかの背中を叩くと、はるかは呻き声を上げて体勢を崩した。江梨子ははるかをヘッドロックで締め上げるが、はるかも江梨子のボディーを殴りつけて反撃する。一旦離れる両者だが、江梨子がすぐさま低いタックルではるかを倒しにかかった。はるかは踏ん張って倒れなかったもののコーナーに押し付けられた。江梨子はそのまま持ち上げてコーナーに乗せようとするが、さすがに無理があった。はるかが落ち着いて江梨子を上から潰した。はるかはコーナーに飛び乗るとしゃがみこんでいる江梨子の背中にフットスタンプを打った。「ぎゃふ」踏みつけられて背中と自らの膝で腹を突き痛がる江梨子。はるかは江梨子の髪の毛を掴んで起き上がらせるとコーナーに据え付けて反対側のコーナーに向かった。はるかは助走をつけると江梨子に向かって行くが、江梨子が足を上げて迎撃した。江梨子は後ろに仰け反るはるかを強引に倒すと丸め込んでいった。『ワン、ツー、』ここは返すはるか。江梨子は上から張り手を叩き込もうとするも、はるかがスリーパーで締め上げる。しかし、江梨子が抵抗するとすぐに解けてしまった。一進一退の攻防に観客も目が離せない。両者立ち上がってリング中央で向かい合う。江梨子がはるかの脇腹にローキックを叩き込む。「うっ」不意を突かれたからなのかはるかは蹴られた脇腹を抱え込んでうずくまった。明らかに様子がおかしいのでレフリーがチェックに行くが、起き上がる気配は無い。それどころか、はるかは呼吸をするのにも苦しそうだ。エキシビジョンマッチという事で無理はさせられないと判断してレフリーがゴングを要請した。『カーンカーンカーン。勝者:左藤江梨子』江梨子は不満顔で、はるかを睨みつけるが、どうしようもない。はるかはトレーナーに担架で運ばれていった。序盤が盛り上がっただけにエキシビジョンマッチとはいえ、残念な結果になってしまった。
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