クイーンカップ準決勝の抽選が行われた。4人がくじを引くと第一試合は藤原紀華VS香理奈、第二試合は瀧沢沙織VS田中麗菜に決定した。このくじで優位にたったのは沙織だ。麗菜一番疲労している上に158cmと最も小柄で174cmの沙織にとっては体力面でも体格面でも有利だ。一方の紀華VS香理奈は好カードとなった。実績面では紀華が有利も若い香理奈が勢いで切り崩す可能性も十分ありうるとあって、世代交代マッチになるかもしれない。
 
 
 
第六試合
いよいよ準決勝の第一試合が始まる。紀華は控え室で入念にストレッチをして試合開始を待っている。ベテラン紀華としてはなんとしてもこの大会で優勝したい所。意気込みも半端なものではない。付き人の若手女優達にもその緊張がひしひしと伝わる。紀華の対戦相手の香理奈は音楽を聴きながらリラックスしようとしているが、内心は大物紀華との対戦と言う事で、不安がいっぱいだろう。両者は様々な思惑を抱きながらも試合開始の時がきた。赤コーナーには紀華、青コーナーには香理奈が、相手を睨みつけながらゴングを待っている。『カーン』今、待ちわびたゴングが鳴った。紀華、香理奈ともに格闘技スタイルのようにガードを固めながら、軽くステップを踏みながらチャンスを窺っている。紀華はミドルキックを打つが、香理奈はかわしていった。逆に、香理奈がミドルキックを打つと紀華が香理奈の足を掴んで、そのまま押し倒した。紀華は上にのしかかろうとするが、香理奈はそうはさせない。しかし、紀華が体重をかけていくと、香理奈は紀華にマウントポジションを許した。とはいってもプロレスルールなので上から殴る事はできない。紀華は香理奈の両腕を掴んで押さえつけると、小刻みにヒップを香理奈の腹に落としてスタミナを奪っていく。香理奈は呼吸がしにくくなって苦しくなるが、それ以上に紀華の圧力、オーラに圧倒されて、精神的にもきつい状態だ。このままではやられてしまうと、香理奈は下から紀華のバストを鷲づかみにした。紀華は驚くが、すぐさま対応する。「これならどうよ」紀華は両手で香理奈の胸を掴むと全体重をかけて圧力をかけていった。「ぐうぅぅぅぅ」香理奈が険しい表情を浮かべると、紀華はしてやったりといった感じだ。紀華は素早く香理奈の肩を抑えてフォールに入った。『ワン、ツー、ス』急にフォールに入ったので、香理奈は素早く反応できなかったが、なんとか返した。紀華はバックを取ってジャーマンスープレックスに入ろうとするが、香理奈がロープを掴んで踏ん張った。紀華は仕方なく香理奈をロープに押し込むと膝蹴りを打とうとするが、イマイチ有効打を打てない。レフリーがブレイクを取った。両者離れてスタンディングから試合再開となった。またしても格闘技スタイルの素早い動きで攻撃の機会を探っている。香理奈はローキックを打つと、紀華の動きが一瞬止まるが、紀華は負けじと前蹴りを香理奈のバストに命中させた。だが、打撃に自信がある両者が互いにキックを中心に打ち合うが、なかなか決定打が出ない。それでも、2人とも格闘技番組などに多数出演し見慣れているのか動きがいいので、観客は盛り上がっている。紀華としてはキャリアでは香理奈を圧倒してるはずなので、互角の戦いでは歯がゆい所だ。香理奈の鋭いミドルキックが紀華のボディーに命中した。「うっ、やるわね。本物のミドルを見せて上げるわ」紀華の重たいミドルキックが香理奈の脇腹に突き刺さった。「おえ〜、うっ、ううぅぅ」香理奈は脇腹を抑えて倒れこんだ。「高だか、2,3年格闘技を見たからって私に敵うと思わないでよ」紀華はそう言うと、香理奈を無理矢理起こしてリフトアップしてリング中央に叩きつけた。腹を打ち付けて痛がる香理奈に紀華はエビ固めをかけた。紀華はエグイ角度で固めている。香理奈のスタイルの良さも手伝って、香理奈の身体が綺麗にCの字に反り返っている。香理奈はほふく前進でロープを目指すが、紀華が体重をかけると香理奈は全く動けない。「お、おもたい」香理奈は紀華の体重に苦しんでいる。「ちょっと、女優に向かって体重が重たいとか言わないでくれる?」紀華は少し憤慨したようだ。紀華は力を入れて引っ張ると、紀華のヒップが香理奈の後頭部を踏みつけている状態になった。香理奈は悶絶するが、紀香はバランスを保ちにくくなり、崩れてしまった。紀華は悔しがるが、次の攻撃に行こうとコーナーによじ登った。しかし、香理奈は腰を抑えながらも起き上がると紀華を追っていった。香理奈は紀華を捕まえるが、紀華も激しく抵抗する。香理奈はここで流れを変えようと一発行きたいところだが、紀華もそうはさせないと、抵抗している。2人が不安定な所で暴れるので2人ともバランスを崩してリング下に転落した。両者無防備な体勢で落ちたので受け身が取れない。香理奈は腰をエプロンサイドに打ち付けたようだが、程なくしてリングに帰ってきた。一方の紀華は頭を打ち付けたようで足をじたばたさせながらもがいている。いくらマットが敷いてあるとはいえまともに頭をぶつければ大ダメージ必至だ。紀華はフラフラになっているが、なんとか起き上がると、ロープに手をかけて戻ってきた。香理奈は紀華が戻ってきた所をスライディングキックで顔面を蹴っていった。紀華はばたりと倒れこむと香理奈がフォールに入った。『ワン、ツー』紀華はカウント2で返した。香理奈は紀華を仰向けに寝かせるとコーナーに登ってボディープレスを打っていった。香理奈は今度はフォールに入らず、腕を極めていった。紀華は腕をロックできずに伸ばされていく。紀華は痛がりながらも逃れようと必死になる。香理奈は極めていこうとするもキャリアの浅さからか関節技には慣れてなく離してしまった。紀華は起き上がると香理奈に掴みかかった。香理奈も紀華を掴み返すが、紀華の方が優勢で、紀華は香理奈の上にのしかかった。紀華は上から香理奈の顔に張り手を打っていく。バシィーン、強烈な一撃が決まると香理奈は目が虚ろになっている。紀華はこのチャンスを生かして大技に持っていって勝負をかけようと、香理奈を起き上がらせてコーナーに座らせた。紀華も登ると雪崩式の大技にいこうとするが、香理奈が押し返して紀華を突き落とした。紀華は素早く起き上がってもう一度コーナーに向かうが、香理奈のミサイルキックが飛んできた。香理奈のキックが綺麗に紀華の胸にクリーンヒットすると紀華は倒れた。香理奈は紀華が起き上がるのを待っている。紀華が起き上がると香理奈のハイキックが紀華の側頭部を捉えた。バタリと倒れこむ紀華。カウントが取られる。紀華はかなり厳しい表情をしているが、なんとか起き上がろうと必死にロープを掴んでいるが、なかなか起き上がれない。香理奈のKO勝ちかと思われたが、紀華は執念を見せて起き上がった。香理奈は一気に攻め立てたいが、これまでのダメージですぐには動けない。それでも香理奈が紀華にミドルキックを浴びせると、紀華は顔をしかめるが、紀華もミドルキックを打ち返した。香理奈は紀華の足を掴むと、そのまま押し倒していくと、頭にサッカーボールキックを打っていった。頭を抱えてのたうちまわる紀華だが、香理奈はさらに紀華の頭を踏みつけていく。紀華は痛そうにしているが、徐々に起き上がってきた。紀華はよくもやってくれたわねという表情で香理奈を睨みつけると、香理奈も負けじと睨み返す。紀華が力比べを誘うと、香理奈も誘いに乗った。互いの手をつかみ合うと、力いっぱい押していく。2人とも表情を歪めて全力で押していく。香理奈が上背で勝る紀華をグイグイ押していく。香理奈は紀華をコーナーに押し込むと、紀華のボディーに膝蹴りを叩き込んだ。一瞬、呻き声を上げて、苦しそうな表情を見せたが、紀華は持ち直すと香理奈のボディーにパンチを打っていった。先程蹴られたボディーを殴られ、悶絶する香理奈。紀華は身体を入れ替えると、香理奈をコーナーに据え付けて、香理奈のボディーに喧嘩キックを打っていった。ドス、「ぐえぇぇぇぇぇ」香理奈は黄色い液体を口から吐きながら苦しんでいる。尚も紀華は容赦無く香理奈の腹に足を置くと、コーナーと香理奈の腹を挟んで押し付けていく。香理奈は反撃の術無く、コーナーに崩れ落ちた。紀華は香理奈をリフトアップするとブレーンバスターを放った。叩きつけられて力無く倒れる香理奈をフォールする紀華。『ワン、ツー、スリィ』香理奈には運良くロープが近かったため、足を伸ばしてロープブレイクで逃れた。勝利を確信していた紀華は明らかに苛立っている。香理奈が立ち上がると、紀華は格闘技スタイルの構えからパンチを香理奈のボディーに連打していく。レフリーは反則を取るが構う事無く紀華は香理奈のボディーに強烈なパンチを打っていく。ここで香理奈がダウンするもレフリーは認めない。反則で受けたダメージなので香理奈の回復を待って開始されるようだ。これには紀華がキレた「なんでなのよ。ちょっとくらい大目に見なさいよ」しかし、紀華の主張は通らず、香理奈の回復を待ってから試合が再開された。紀華は同じくパンチで攻めていく。香理奈もパンチを返していくが、紀華がロープ際に押し込んでいった。逃げ場がなくなる香理奈はなんとか反撃しようと、紀華の股間を蹴り上げた。「ふぐっ、反則よぉ」香理奈は間髪を入れずに紀華の顔面を殴っていく。紀華はガードできずに殴られるとそのまま大の字に倒れてしまった。「香理奈反則だ」レフリーが叫ぶも香理奈は勢いに乗って馬乗りになると上から顔面を殴りつけていく。『カーンカーンカーン』ゴングが鳴った。「ただ今の試合、藤原紀華の反則勝ちとします」香理奈は我に返ると紀華から離れた。紀華は未だにグッタリしている。ダメージが大きいようだ。香理奈はリングを去ろうとすると、紀華に善戦した賞賛の声と反則負けのブーイングが半々に会場を響かせる。香理奈にとってはもったいない敗戦となった。一方の紀華は決勝進出が決まったもののかなりのダメージを負ってしまった。
 
 
 
 
第七試合
先程の試合の嘔吐物や汗などが拭き取られ、着々と準々決勝2試合目の用意が進められている。対戦カードは一回戦で保田美沙子を破った瀧沢沙織と、熊多曜子を破った田中麗菜だ。沙織が休養十分なのに対して麗菜は中二戦しか空いてなくコンディションも厳しい上に身長差も沙織174cmに比べて麗菜は158cmと麗菜にはキツイ条件だ。リングにはすでに沙織がウォーミングアップをして試合開始を待っている。少し遅れて麗菜もリングに姿を現した。両者がレフリーにチェックを受けると試合開始のゴングが鳴った。『カーン』沙織は開始早々タックルに行った。麗菜は踏ん張るもコーナーに押し付けられた。麗菜は上から沙織の背中に肘うちを打つと、沙織は呻き声を上げて痛がるが、沙織は力任せに麗菜を持ち上げるとコーナーの上に座らせた。沙織は自分もコーナーに登ろうとするが、麗菜が蹴り飛ばすとボディープレスを打っていった。しかし、沙織は麗菜の身体をキャッチするとそのまま叩きつけた。バターン、麗菜は体全体を打ち付けてぐったりして動けない。沙織がバックを取るとジャーマンスープレックスホイールドを放った。股を開いてフォールされる麗菜。『ワン、ツー、ス』間一髪の所で返した麗菜だが、顔に生気が見られない。麗菜は体力回復を願ってリング下にエスケープした。沙織はすぐさま追いかける。沙織は麗菜を捕まえると鉄柱にぶつけていった。なんとかガードする麗菜だが、ダメージが蓄積されていく。沙織は麗菜の後頭部にハイキックを打った。麗菜は後ろから蹴りをもらい、顔面鉄柱に打ち付けて衝撃の逃げ場が無い。麗菜は額から血を流しながら倒れた。沙織は余裕の表情でリングに戻る。麗菜はリング下で動かない。ドクターが麗菜の様子を見に行くと、麗菜は少し動き始めた。見かねた沙織が麗菜の髪の毛を引っ張って無理矢理リングに戻して、フォールに入る。『ワン、ツー、ス』これもなんとか返した麗菜。沙織は体格差を見せ付けるかのようにベアバックを仕掛けた。麗菜の体が、くの字に曲がり痛めつけられていく。沙織はギブアップを誘おうと揺さぶるが、麗奈は意地でも堕ちない。「あうあぅ、ぅ、ぅ、、、」麗菜は腰を抑えて苦しむが逃れようが無い。沙織は麗菜がなかなかギブアップしないので、とりあえず下ろすとフォールに入った。『ワン、ツー、』麗菜は返すが、腰を痛めているようでフォールを返すのにも顔をしかめている。沙織は麗菜を起き上がらせると、コーナーに振っていくが、麗菜は途中で倒れてしまった。心配そうにレフリーとドクターが駆け寄って声をかける。麗菜は返事ができずに、倒れたままだ。「はいはい、さっさと勝負を決めるわよ」沙織はそう言うとレフリーとドクターを払いのけると麗菜を捕まえに行くが、麗菜が素早く起き上がってタックルに行った。麗菜は見事な演技で沙織をはめて見せた。麗菜は沙織の足を取ると、足を極めにかかった。沙織の長い足が麗菜によって反り返らされていく。「騙したわね」悔しそうに痛がる沙織。「騙される方が悪いのよ。女優が女優の演技を見抜けないなんて女優失格ね」麗菜は反り返らせていくが、沙織は長い身体を生かして暴れると麗菜はバランスを崩してしまい、沙織はロープブレイクを取った。沙織は素早く立ち上がると麗菜の側頭部を蹴り飛ばした。麗菜がバタリと倒れこむと沙織は麗奈を持ち上げるとブレーンバスターを放った。沙織は麗奈の右足を取って押さえ込む『ワン、ツー、スリー』麗奈に返す気力は残ってなかった、意識はあるものの倒れたまま動かない。一方の沙織は勝利の瞬間、飛び上がると自分の力を誇示するかのようにコーナーに登るとガッツポーズをしてアピールしている。準決勝の疲労など無いような動きで、まるでこれまでの2戦は決勝へのウォーミングアップだとでも言うかのようだ。
 
 
 
第八試合
エキシビジョンマッチのカードだが、出場予定の岩左真悠子は対戦相手を知らされてない。若干不安だが、真悠子は流石元ヤンとあって強気だ。「誰が来てもぶちのめしてやるわよ。相手は誰だか知らないけど可哀想ね、私が相手じゃ、3秒でリングにへばりつくわよ」真悠子は黒のビキニを纏って意気揚々としてリングへ向かった。真悠子が登場すると、観客からはどよめきが起こる。不自然などよめきに不安がよぎるが、自分人気だろうと真悠子は気を良くする。いよいよお待ちかねの対戦相手の登場だ。花道に現れた彼女はスレンダーで長身、真悠子と同じく黒のビキニで登場してきたのは身長178cmの石河亜沙美だ。観客は対戦カードの一人が亜沙美と知らせれていたので、相手は長身女優だと推測してたので155cmの真悠子は意外だった。真悠子は会場の自分への哀れみの目線が気に入らない。「ちょっとぉー、対戦相手が誰でも私の勝ちは変わんないわよ。何なら判りやすく、殴り合いOKでも全然いいわよ」「私も構わないわよ、口の利き方を教えてあげるわ」『カーン』ルール説明の前にゴングが鳴ってしまった。ルールは基本的にはプロレスルールだが、真悠子の宣言通り素手でのパンチを認める。真悠子が宣言通りパンチを浴びせていく。「おらおらおら、速攻で決めてやるわよ」いきなりの真悠子の猛攻に面食らう亜沙美だが、落ち着いてガードしてダメージを食い止める。真悠子がどんどん突っ込んでいくが、亜沙美が真悠子の手を捕まえた。「調子に乗るのもそのくらいにしときなさい」亜沙美はそう言うと一本背負いで投げていった。バターン「うっ、うぅぅぅ」一瞬息ができなくて苦しむ真悠子。亜沙美はすかさず真悠子の背中に蹴りを入れた。呼吸ができずにパニックになる真悠子に亜沙美は落ち着いてスリーパーで攻めていく。真悠子は必死に抵抗するが、亜沙美はスリーパーのまま立ち上がると、真悠子の身体を浮かして絞首刑のように締め上げる。真悠子はぐったりとして意識を失いかけているようだが、これは反則とレフリーに止められて、亜沙美は荒っぽく真悠子を放した。反則で受けたダメージなので、真悠子の回復を待って再開された。「よくもやってくれたわね」真悠子はかなり怒っているようだ。「あなたが倒れている姿はなかなか似合ってたわよ」「てめえ、いい加減にしろよ」亜沙美が挑発すると真悠子の怒りは頂点に達した。真悠子は亜沙美の股間を蹴り上げると、亜沙美が怯んだ隙に亜沙美の顔面を殴りつけていった。「ぐえっ」亜沙美は真悠子の鋭い打撃に亜沙美は押されている。真悠子は亜沙美の顔に連打を浴びせかけると、亜沙美は口唇を切って血を流している。ドカ、防戦に思われた亜沙美だが、カウンターで真悠子の顔面にパンチを入れていった。真悠子の鼻っ柱をへし折るかのように当たると、たった一撃で真悠子は鼻血が出始めたが、真悠子も鼻血が出たくらいでは怯まず、亜沙美に向かっていくが、身長178cmの長身亜沙美が待ち構えていた。ゴキッ、亜沙美のパンチが真悠子の顔面にクリーンヒットすると真悠子の顔が血の海になっている。真悠子はふらつきながらも意地でも倒れまいとファイティングポーズを取るが、亜沙美がコーナーに真悠子を追い詰めて顔面をサンドバックのようにして殴っていく。バキ、ドカ、バキ、「もう止めて〜」真悠子は涙を流しながら許しを請うが、亜沙美は容赦なく殴っていく。真悠子が失神して白目を剥くと、亜沙美は真悠子を持ち上げるとパワーボムを豪快に放った。バターン、亜沙美はそのままフォールに入った。白目を剥いて失神している真悠子に返す気力は当然残ってない。『ワン、ツー、スリー、カーンカーンカーン』試合前の盛り上がりを考えるとあっけなく終わってしまった。勝った亜沙美は真悠子の顔面を踏みつけてアピールしていく。これだけでは亜沙美は飽き足らず真悠子のパンツを脱がすと、亜沙美はセコンドに要求して男性の突起物が付いたベルトを受け取った。亜沙美はベルトを腰に巻きつけると仰向けに倒れている真悠子の股間に突き刺した。「はふ、」真悠子は意識を取り戻したようだ。亜沙美は構わず腰を振って真悠子を責め立てる。「はあはあはあ、誰があんたなんかに」真悠子は必死に抵抗しようとするが、亜沙美は一発真悠子の顔面を殴った。バキ、「フンギャー、」真悠子は上から拳を叩きつけられてもろにダメージを吸収してしまった。亜沙美が腰を振っていくと真悠子は身体をビクつかせて敏感に反応してしまっている。「あう、ひっ、やめてー」亜沙美は要所で真悠子の顔面にパンチを入れて、快楽と地獄を交互に味わあせていく。真悠子は顔から激しく流血し、痛がっている。どうやら地獄の方が勝ってるらしい。真悠子は顔を抑えてガードするが、亜沙美のパンチが容赦なく降りかかってくる。真悠子は顔面を血の海にして崩壊させられながら失神してしまった。下半身の方も真悠子の穴から液体が吹き出ている。亜沙美は満足そうに立ち上がると、リングを去った。真悠子は担架で運ばれて控え室に戻った。
 
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