葛飾署に緊急招集がかけられた。
内容は『麦わらの一味』が葛飾区に上陸したとのこと。
町は有名海賊の上陸でパニックになっている。
葛飾署は迅速な対応を取り、すぐさま署員をパトロールに向かわせた。
            
 
流石、日本の警察は優秀だ。
瞬く間に麦わらの一味の内、泥棒猫・ナミ以外を牢屋にブチ込んでしまった。
唯一、逃れたナミは仲間を救出するため奔走している。
一方、麦わらの一味を順調に捕獲している葛飾署にも気になる情報が飛び込んできた。
王下七武海のボアハンコックが寵愛するルフィを救出するため葛飾に向かってきたという話なのだが、果たして本当なのか?
 
 
秋本麗子VSナミ
仲間を次々と捕えられ動揺して只々逃げ回っていたナミだが、徐々に葛飾の地理がわかってきて見つかりにくくなってきた。
また、普段弱肉強食のグランドラインで生きているだけあって、平和ボケした貧弱な警官くらいは倒せる余裕もあった。
そうなるとナミの気持ちも逃げるだけではなくいよいよ仲間の救出へと向かっていった。
牢屋はどこかと探すナミ。
そこは流石一流の航海士の勘もあったのかすぐに見つかった。
だが、警察もバカではない。そんな重要な場所はしっかりとガードを固めていた。
 
麗子:捕まえたわよ。泥棒猫さん♪
ナミ:やっぱり固めてたわね。
麗子:当たり前でしょ。さあ、逮捕するわよ。こっちに来なさい。
ナミ:馬鹿ね、あんたたちに捕まえられるわけないでしょ。
麗子:私から逃げる気?面白いわやってみなさい。
 
ダッ、
ナミは駆け出すと麗子と他の警官たちの前から消えた。
 
ナミ:ちょろいもんよ。警察っていうのは海軍より貧弱ね。
麗子:ホントよね。簡単に追いついてしまったわ。
 
ナミは前をみると麗子がナミの行く手に立ちはだかっていた。
ナミは自分の脚力を上回る麗子のスピードに驚くが、
 
ナミ:どうやら、あんたを倒すしか道はなさそうね。
麗子:あら?私は最初からそのつもりよ。
 
向かい合う両者。ナミはへそ出しTシャツにショートジーンズ、麗子はいつものピンクのスーツだ。
路上でストリートファイトになると、互いに鋭いキックやパンチを見舞っていく。
鮮やかな闘いが繰り広げられるが、勝負はすぐについた。
ナミの打撃はほとんどヒットせず、明らかに麗子が押している。
ナミは体力には自信があったが、ここは葛飾署女子プロレス部エースの麗子が上手だ。
しかも麗子はスーツ姿で、レスリングコスチュームですらない。
ナミにとっては屈辱的だが、麗子の方が身体能力、技術の両面で上だと認めるしかなかった。
 
麗子:もうあきらめたらどうかしら?
ナミ:ハアハアハア、まだよ。
 
麗子が取り押さえようかという所だが、ナミは振り払うとまたしても走り出した。
 
麗子:もう〜、逃げるのだけは速いわね。流石泥棒猫だわ。
 
麗子はナミを追った。
 
ナミ:着いて来れるもんなら来てみなさい!
 
ナミはそういうと服を脱ぎ棄てて白のビキニになると海に飛び込んだ。
 
麗子:面倒くさいわね。でも犯人逮捕のためには仕方無いわ。
 
麗子はピンクのスーツを脱ぐと全裸になって海に入った。
海で戦うことを想定していたかどうかが服装に出た。
 
ナミは海が主戦場とあって地上とは打って変わり麗子をどんどん引き離す。
麗子は巨乳の抵抗をもろともせず、猛スピードで追いかけるが、ナミには一向に追いつかない。
するとナミは海底に潜っていった。麗子も懸命に追いかけるとナミが待ち構えていた。
ナミは水中で麗子を捕まえると海底でどっしりコブラツイストを仕掛けた。
 
麗子:(しまった!)
 
麗子は焦るがもう遅い。ナミがしっかり技をかけている。
ナミはホーグランドともいえる海で自由自在の身のこなしを見せている。
麗子は趣味でサーフィンや水泳などをしているが、その程度では主戦場としているナミには敵わない。
グイグイ締め上げるナミのコブラツイストで麗子は口を拡げてしまう。
息が出来ない上に口から海水が入ってきてしまって苦しい麗子。
麗子はもがき苦しむが、逃れられない。
 
麗子:(殺される・・・)
 
麗子は海水を大量に呑み込んでしまっている。
ナミもいつまでも締め上げては自分の呼吸が続かないので、海上に戻る事にした。
解放された麗子も懸命に酸素を求めて上へ上へ駆け上がる。
ナミが海上に顔を出すと少し遅れて麗子も顔を出して、ようやく酸素を吸えた。
 
麗子:ゲボッ、ゲボッ、
 
しばらくして目が合う両者。
しかし、海での優劣は明らかだった。
麗子は一目散に陸地に戻ろうと逃げ出そうとするが、ナミはすぐさま捕まえた。
 
ナミ:ふっふーん、ダメよ〜逃がさないんだから。
 
ナミは恐怖で涙目になる麗子を捕まえると仰向けにさせてバストを揉み解していく。
陸地からは双眼鏡でこの絶景を眺める葛飾区民の視線なんて気づくはずもなく麗子は犯されていく。
通常よりも海水で浸されてる分、感じやすくなってしまっている。
それでもナミがいくら揉み解しても麗子を一向に堕ちる気配が無い。
それどころか麗子の出すフェロモンにナミが感じて動きが鈍ってきてしまった。
 
麗子:私の方が女として上だったようね。
 
ナミも美女だが、そのナミに乳を揉ませて感じさせる麗子は相当なフェロモンを出してそうだ。
ズブリ、麗子は3本の指をナミの股間に挿入すると、ナミの穴から瞬く間に大量の蜜が噴き出してきた。
ナミは身体をよじらせながら感じているが、麗子も体力的にナミを弄ぶ余裕は無く、ナミを離して陸地へ向かった。
麗子は必死に陸地を目指して泳いでいる。
ナミも逃がしては逃がしてはなるものかと追いかける。
麗子は呼吸が苦しくなってくるが、捕まったら最後と体力を振り絞る。
やっとの思いで麗子は泳ぎ終えると湾岸のコンクリートをよじ登って行くと、陸地に上がろうと湾岸の縁に指をかけた。
するとそこでナミが追いついて麗子を捕まえた。
ナミは麗子の体に縋り付くと麗子の巨乳を掴んでしがみついている。
一刻も早く陸地に上がりたい麗子と海で勝負したいナミ。
譲れない攻防が続く。
湾岸の縁に指をかける麗子は腕がプルプル震えだすが、必死に踏ん張っている。
逆にナミは麗子の胸を揉みほぐして揺さぶりをかけていく。
ナミの男性ホルモンが麗子のフェロモンに反応してしまうのかナミは力が抜けてずり落ちてしまった。
女性としての妖艶さではまだまだ年齢、経験から差があるのか。
大人の麗子に対してナミはそういった点ではまだ子供だ。
とにもかくにも麗子は先にフラフラになりながらも陸地に上がってきた。
麗子は妖艶なオーラを出しながらも倒れこんで水を吐いている。
駆け付けた葛飾署の婦警達が声をかける。
 
リカ:麗子、大丈夫?麗子がこんなにやられるなんて
麗子:大丈夫よ。私一人にやらせて
 
婦警達はエースの麗子が疲労困憊になる姿を見て海賊の強さに震え上がる。
するとナミも地上に上がってきた。
 
ナミ:まあ、地上でもこれだけ弱ってればなんとかなるわよ。
麗子:言ってくれるわね。陸地ならこっちのもんよ。
 
再び地上で向かい合う両者。
様子を探り合う両者だが、地上でも疲労困憊の麗子ならすぐに仕留めれるとナミが飛び出してきた。
2人は相撲のように組み合っていく。
しばらく揉み合う両者だが、足元がふらついた麗子をナミは倒していった。
麗子の上に圧し掛かるナミだが、麗子はナミの顔を捕まえると自分のバストに押し付けた。
 
麗子:これが“爆乳プレス”よ。裸になるとこういうことも出来るのよ。
 
ナミは屈辱的な責めを受けて苦しんでいる。
今度はナミが呼吸が出来なくて苦しんでいる。
麗子はナミを弱らせると起き上がってファイティングポーズを取った。
ナミもファイティングポーズを取ると打撃戦になっていく。
ナミの目論見では麗子は弱ってるはずだが、実際の麗子の打撃は最初と同等のレベルで、ナミは押されている。
 
ナミ:なん、で
麗子:最初はスーツだったけど、今は裸だから動きやすいわ。さあ、しんどくなる前に一気に決めるわよ!
 
麗子はそう言うとナミは”しまった”という表情を浮かべるが、時すでに遅し。麗子の打撃が容赦無くナミに降りかかる。
バシ、麗子のミドルキックがヒットするとナミは思わず蹲る。
すると、麗子はナミを抱え込んで膝蹴りでナミのボディーを抉った。
 
ナミ:あうっ
 
気を失って倒れこむナミ。
麗子は貫録を見せつけるかのようにナミの顔面を踏みつけると、ナミの手に手錠をかけた。これで麗子の勝利が確定した。
 
勝者:秋本麗子(膝蹴り、KO)
 
麗子の下に駆け寄る婦警達。れいこは勝ったとはいえフラフラだ。
 
リカ:流石麗子ね。大丈夫肩化すわよ。
麗子:ありがとう。でも、ハンコックが来てるから私が行かないと。
リカ:ハンコックは他に任せて、麗子は休んで万全になってもらわないと。今、麗子がやられたら葛飾署は大変よ。
 
リカは麗子を押し切ると麗子の体に自分の服を着せて病院に向かった。
尚、ナミは他の婦警が刑務所に送還したようだ。
この一戦は麗子が強さを見せたが、ナミも力の差を見て、自分の強さを発揮できるフィールドで勝負するなどしてなんとか勝機を見出そうとして接戦となった。
年齢からもある程度完成した麗子に対してナミはこれからなので、将来が楽しみだ。
 
 
 
マリアVSハンコック
ルフィが逮捕されたという知らせを聞いたボアハンコックは九蛇海賊団を引き連れて葛飾に向かった。
 
ハンコック:わらわのルフィはどこじゃ?
マーガレット:我々がすぐに見つけますので御安心を。
 
狼狽するハンコックを励ます九蛇海賊団は上陸するとルフィ救出のため町を走り回った。
すると、マーガレットのグループが一人の警察官を捕えた。
 
マーガレット:とりあえずこいつを人質にして。
両津勘吉:おい、放せ。ワシは関係ないだろ。
ハンコック:黙れ。獣物!
 
なんと捕まったのは両津だ。
流石、七武海といった所かハンコックは両津を一瞬で黙らせた。
 
ハンコック:馬鹿者!誰がこんな薄汚い獣物を連れて来いというたのじゃ。
マーガレット:蛇姫様落ち着いてください。こいつを人質にしてルフィを取り戻しましょう。
ハンコック:おぉ、そうであったか。では、そなたに作戦を任せよう。わらわは頭が痛い。
マーガレット:お任せ下さい。蛇姫様。
 
一方、両津を奪われた葛飾署はパニックだ。ならず者とはいえ実力者の両津が捕まってしまうとは…。
”王下七武海の一角、ボアハンコック来襲”でパニックの葛飾にはさらなる打撃で、戦意も喪失しかかっている。
ドン、「何ビビってるのよ!」
署員は一斉に振り向いた。
 
マリア:私の両様が捕まってるのよ。すぐ行くわ。
 
するとマリアは単身駆け出した。
マリアは九蛇海賊団の前に着くと、女兵士は一斉に弓矢を構えた。
 
マリア:両様を返しなさい!
マーガレット:先にルフィを返しなさい。それからよ。
 
女兵士は弓矢を強く引いている。
しかし、マリアは鍵と地図を取り出した。
 
マリア:これはルフィの牢屋の鍵と牢屋までの隠し経路が書いてある地図よ。
マーガレット:ならばそれをよこしなさい。交換よ。
マリア:それはできませんわ。私は警察官!法に背くことになるわ。ハンコック、私と戦いなさい!私に勝てば、鍵も地図も渡すわ。
マーガレット:なんて野蛮な。蛇姫様は今はお休み。ここは我等で…
ハンコック:よい。わらはが行こう。愛しのルフィのためならば、この身を削ってでも惜しくは無い。
マーガレット:しかし、蛇姫様…
ハンコック:下がれと言うておるのじゃ!そなたらが来ても足手まといになるだけじゃ。わらわ一人で決めて見せる。
 
ハンコックが船から降りてきた。
マリアとハンコックは向かい合った。
 
ハンコック;わらわと勝負じゃ。
マリア:望む所ですわ。
 
(カーン)
2人の中でゴングが鳴った。
マリアは紫のスーツ、ハンコックは赤のチャイナドレスと両者いつも通りの服装だ。
ハンコックはいきなり必殺技「芳香脚」を使ってきた。やはりルフィを早く助けたいのか?いきなりの必殺技だ。
一方のマリアも元キックボクサーということもありキックで応戦する。
ドン、バキ、ボコ、激しく蹴り合う両者。
だが、王下七武海の看板は伊達では無かった。マリアも凄いのだが、ハンコックの強打の前に肉体サンドバックとなってしまっている。
 
マリア:あうぅぅ
 
そこに擬宝珠纏、磯鷲早矢ら葛飾署の婦警が現場に駆け付けた。
 
纏:大丈夫?助けに来たわよ。
 
すると、九蛇海賊団の女戦士VS葛飾署の美女警官となっていく。
 
マリーゴールド:姉様を援護するわよ。
 
戦場はハンコック率いる九蛇海賊団が押している。葛飾を王下七武海の脅威が襲っている。
特に、ハンコックと対峙するマリアは青息吐息だ。
マリアは意地だけで打ち合っているが勝ち目は無い。
次第にキックを返せなくなり、マリアはハンコックの前に横たわった。
 
纏:マリアちゃん!
ハンコック:わらわに逆らうからこうなるのじゃ。控えよ!
 
ハンコックはマリアを踏みつけていつもの見下すポーズを決めて見せた。
 
ハンコック:わらわとしたことが。こんなことをしてる場合ではない。早くルフィを助けに行かなければ。この場はそなたらに預ける。
マリーゴールド:了解しました。姉様。
 
ハンコックは駆け出した。苦戦を強いられる婦警に追撃する者は無い。
 
 
 
しばらくたっただろうかどうやらハンコックは刑務所の警官を難なく蹴っ飛ばしてルフィを初めとする麦わらの一味を救出し、九蛇海賊団に合流した。
しかし、状況が一変している。
婦警に病院から再び戦場に舞い戻った麗子とリカが加わり美女警官軍団が押している。
特に、エースの麗子の戦線復帰は婦警を勇気づけたようだ。
 
ハンコック:わらわが戻ったぞ。ここでの用は済んだ。船へ戻るのじゃ。
ルフィ:ありがとうハンコック。
ハンコック:礼はよいから早く行くのじゃ。ここはわらわらがガードしよう。
 
するとルフィら麦わらの一味は海へ出ていった。
しかし、まだ九蛇海賊団VS葛飾署の婦警の戦いは続いている。
サンダーソニアVS纏、マリーゴールドVS早矢、さらにハンコックにはマリアに代わって麗子が入っている。
 
マーガレット:蛇姫様。出航の準備が出来ました。
ハンコック:よし、船に戻るのじゃ。
 
九蛇海賊団はハンコックの合図で一斉に船に戻ろうとするが、婦警もそう簡単には逃がさない。
特にハンコックと麗子の戦いは熾烈を極めていく。“大将対決”は互角だ。
激しい戦いにハンコックは覇気が出てるのか周りの女戦士、婦警が敵味方関係なく気絶させられている。又、麗子も同様の覇気のようなオーラを纏って戦うので、他とはレベルの違う闘いになっている。
 
ハンコック:流石、これが噂に聞く葛飾署のエース秋本麗子か。あっぱれじゃ。
麗子:王下七武海とはいえ、海賊逮捕妨害の罪で刑務所に入ってもらうわよ。
 
麗子は打撃戦から一瞬の隙を突いてタックルを仕掛けるとハンコックを倒していった。
 
麗子:これがレスリングよ。犯人逮捕のためなら何でも使うわよ。
ハンコック:くっ、わらわが倒されるとは。
 
麗子が手錠を掛けようとすると、数に勝る九蛇海賊団の女戦士が10人余り麗子に掴みかかってきた。
 
女戦士:ハンコック様!ここはお逃げください。
 
ハンコックは麗子から離れると船に戻っていった。
 
ハンコック:麗子、決着を着けれないの残念じゃが、わらわは女ケ島に戻るとしよう。さらばじゃ。
麗子:待ちなさい、くっそ〜
 
ハンコックは去り際に婦警らを何人か蹴っ飛ばし船に戻った。
船員を何人か失ったものの目的を果たし、喜ぶ九蛇海賊団。
一方、何人かの逮捕には成功したものの九蛇海賊団の主要人物を取り逃がした婦警には悔しさが残る。しかし、葛飾の町を守るという最低限の責任は果たした。
 
麗子:悔しいわね。もうちょっとで全員逮捕だったのに
リカ:いえ、もう次の手は打ってあるわよ。
 
 
麗子:え!?
リカ:さあ、船で追いかけるわよ。
 
リカが合図すると麗子、纏、剣零、美咲舞、の5人が小型のジェットボートに乗って九蛇海賊団を追いかける。
 
 
その頃、喜びに湧く九蛇海賊団の船内では異変が起こっていた。
 
《九蛇海賊団船内:倉庫》
女戦士:きゃああ〜〜
 
倉庫のチェックに来た女戦士を襲ったのはなんとマリアだった。
しかもあろうことか男の姿に戻っている。
 
(回想)
マリアはハンコックに敗れ、ハンコックがルフィ救出に向かった時、いざという時のために持ち歩いていた”強化男性ホルモン”を自らの体に注入し、九蛇海賊団の倉庫に身を潜めていたのだ。そして発作が収まったので出てきた所だ。尚、このことをリカが知っていたので追ってきている。
 
マリアは船の中で暴れ始めた。
 
《九蛇海賊団船長室》
マーガレット:蛇姫様、お助け下さい。
ハンコック:なんじゃ、騒々しい!
 
そこにはマリアにハンコックの基へ案内させるように痛めつけられたマーガレットの姿があった。
 
マリア:ハアハア、見つけたわよハンコック。勝負しなさい。
ハンコック:わらわの船でそのような醜い姿になって暴れておったのか。無礼な!マーガレット下がるのじゃ。わらわが仕留めよう。
 
こうして船長室にハンコックとマリアの二人になった。
ハンコックは怒りのあまりいきなりハイキックを繰り出すが、マリアが受け止めた。
マリアは体つきも筋肉質になってきて腕力が強くなっている。
マリアはハンコックの腹にボディーブローを打つと、一瞬息が出来なくなって苦しむハンコックをベットに押し倒した。
マリアは男の体に戻って性欲に目覚めたのか、ハンコックの体の上に圧し掛かって犯し始めた。
 
ハンコック:やめるのじゃ。武々で勝負するのじゃ。
マリア:久しぶりの男の体。楽しまなくては
ハンコック:やめるのじゃ〜〜〜
 
ハンコックは悲鳴を上げるが、それを聞いた女戦士は誰も助けに来ない。いや、男になり野獣と化したマリアに恐れをなして助けれないと言った方が良いか。
ハンコックは必死に抵抗するが、穴に豪棒を突っ込まれてしまった。
 
ハンコック:あぁぁぁ〜
 
ハンコックは屈辱的にも全く抵抗できず、為すがままに弄ばれている。
マリアは両津を取り返すことも忘れて♂として快楽に浸っている。
心身共にボロボロにされていくハンコックは、恐らく天竜人の奴隷時代以来の屈辱を味わっている。
 
麗子:マリアちゃん助けに来たわよ。
 
麗子擁する婦警が九蛇海賊団に追いついた。
麗子ら婦警は麗子、リカ、纏、零、舞とわずか5人だが、葛飾署の中でもトップクラスの5人だ。
対して、九蛇海賊団はハンコック抜きで向かい合わなくてはならず、しかもマリアが暴れまわているのでモチベーションも落ち気味だ。
麗子らが船内を制圧するのに時間はかからなかった。
 
リカ:先輩命令よ。あんた達3人はここで見張ってなさい。
 
リカは纏、零、舞のソフトボール3人組にロープで縛りつけた九蛇海賊団の女戦士が抜けださないように命じると、麗子と共にマリアの基へ向かった。
 
麗子:あら、お楽しみ中かしら?
ハンコック:なぜそなたらがおるのじゃ?はぅ!
リカ:なんでもいいじゃない。そんなことよりも私たちも楽しませてよ。
 
ここからは3人でハンコックの体を犯していく。
ハンコックは体を捩らせて快楽に耐えようとするが、麗子、リカのテクニックも加わって理性を失っていく。
 
ハンコック:もうだめじゃ、ハア、アァ、ハア
 
ハンコックは体を震わせて快楽に堕ちていった。
 
リカ:王下七武海なら財宝いっぱい持ってるでしょ?ここは見逃してあげるからよこしなさいよ。
ハンコック:……
リカ:返事がないってことはOKってことね。いきましょう麗子。
麗子:いいわよ。私はもうちょと楽しんでるから用事済んだら呼んでね。
 
しかし、九蛇海賊団も黙っては無い。財宝を持っていこうとするリカに猛抗議する。
たまらずリカはハンコックの部屋に戻ってきた。
 
リカ:ちょっとぉー。あんた皇帝なんでしょ。騒がしいあいつらに言ってやってくんない。
麗子:ほんと勝手ね。まあそろそろ行こうかしら。
 
麗子がそう言うと4人は部屋から出てきた。
マリアがハンコックの首を絞めつけて捕まえている姿を見て九蛇海賊団は愕然とする。
 
リカ:さあ、わかったでしょ。財宝をよこしなさい。
マーガレット:そんなことできるわけないでしょ!
ハンコック:言われたとおりにするのじゃ。わらわにもう力は残ってはおらぬ。
 
抵抗しようとする九蛇海賊団だが、ハンコックの一言に静まり返る。
九蛇海賊団の何人かがロープを外され財宝をボートに積み込ん事になった。
そしてついでに両津も助けだすと麗子ら6人はボートに乗り込んで帰っていった。
 
マーガレット:大丈夫ですか?蛇姫様。
ハンコック:わらわは少し休むとする。よいな、わらわの船に二度と男を入れるでないぞ。
 
ハンコックはそう言うとふらふらになりながら部屋に戻った。
女戦士達はハンコックの初めて見る姿に衝撃を受けた。
ハンコックもこのような無様な姿を部下に晒してしまい、威厳が損なわれないように必死に取り繕っている。
今後、威厳が揺らいだハンコック九蛇海賊団は纏められるのか?
 
一方、麗子ら5人はすっかり勝った気分だ。
 
リカ:これで女子寮も改築できるわ。
麗子:その性で取り逃がしたのよ。あんたが握りつぶしときなさいよ。
リカ:わかったわよ〜
 
確かに取り逃がしたのは痛かったが、それ以上にマリアの性転換による副作用の方が気になるが?
今は時間が経ち”強化男性ホルモン”の効力が薄れ女性に戻っている。
しかし、今後マリアが戦線離脱すれば葛飾署は大きな痛手だ。
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