最近、様々なグラビアアイドルが出てるが、その流れを快く思ってない者もいる。
 
加納恭子:こういう若い子がはしゃいでるのはほんとに気分が悪いわね。
加納美香:早めに芽を摘んでおきましょうか?
恭子:そうしましょう、美香さん。
美香:地下リングの成績も悪いことでしょうし、今度の番組でけしかけてやりましょう。
 
加納姉妹がここまでグラドルを格下扱いするのは地下リングの成績が悪い事に尽きる。
 
・保田美沙子×瀧澤沙織(クイーンカップ)●
・熊多曜子×田中麗菜(クイーンカップ)●
・岩左真悠子×石河亜沙美●
・保田美沙子×上都彩(K−1ビューティーマックス)○
・保田美沙子×香理奈(K−1ビューティーマックス)●
・保田美沙子、熊多曜子×香理奈、藤原紀華●
 
とグラドル勢の1勝5敗となっている。
地下リングの成績は女優・アイドルの現場での待遇にも反映されるので、グラビアアイドルはリングで負け続けてるにもかかわらずテレビの露出度が高いのでこういった不満も出ると予想される。
 
 
《とあるバラエティ番組》
司会:いやあ、グラビアの○○ちゃん可愛いですね〜。恭子さんはどう思いますか?
恭子:たいした実力も無いのにテレビに出るんじゃないわよ!
司会:……
美香:姉さんは意地悪で言ってるんじゃないわよ。ただ、そんな貧相なおっぱいでテレビに出ても見栄えが悪いだけよ。
 
このシーンは現場が凍りつきもちろんカットとなったわけだが、芸能界には瞬く間にこのニュースは広まった。
当然、憤慨するグラビアアイドル達は事務所の垣根を取り払ってミーティングを開いた。
結論としては加納姉妹とグラドル代表二名のタッグマッチで決着を着けると言うものだった。
早速、グラドル軍団は加納姉妹の事務所に挑戦状を送りつけると加納姉妹側はあっさり了承した。
舐められたも同然のグラドル軍団は再度ミーティングを決行。
代表二名を選出するにあたって時には怒鳴り合いの喧嘩をする場面もあったが、最後は保田美沙子、熊多曜子のペアに決まった。
選出理由としては
・この2人がグラビア界を引っ張ってきた
・2人自身の成績が良くないので奮起に期待したい
・長くコンビを組んでるので?タッグには最適
といった所か。
 
満場一致ではないものの多数決の結果、美沙子&曜子が最も多くの票を集めた。
そして、美沙子&曜子ペアは最初の勝負となる記者会見に臨む事となった。
 
《記者会見》
テーブルに美沙子&曜子が先に席に着いた。
もちろんグラドル軍団(山先真実、杉元有美、星野あき、市河由衣、岩左真悠子、守下悠里など多数)も駆け付けて、本来は華やかな場になるはずだが、重苦しい空気が漂っている。
しかも、加納姉妹は予定の時間が来てもまだ来ない。イライラするグラドル軍団。
結局、加納姉妹が現れたのは約束の時間から30分経ってからだった。
 
曜子:時間も守れないのかよ!
 
曜子が開口一番も先制攻撃だ。
 
美香:ごめんなさいね〜。衣装が合わなくって。
美沙子:ビビッて試合は遅刻しないでね。
恭子:馬鹿なこと言うんじゃないわよ。あなた方のような小娘に私たちセレブがビビるわけないでしょ。格が違いますわ。
 
この一言にグラドル軍団がブチ切れて暴れ出したので会見は強制終了となった。
騒然となる会場だが、終始余裕を漂わせた加納姉妹は悠然と去って行った。
 
 
《試合会場》
会見が大荒れとなった性で、早くも会場は盛り上がっている。
先に姿を見せたのは記者会見と同様に美沙子&曜子がグラドル軍団を引き連れて登場した。
美沙子はピンク、曜子は黒のビキニを身に纏っている。
「絶対勝つぞー!!」グラドル軍団は円陣を組むと声をかけ合った。
程なくして加納姉妹が現れた。今度は定刻通りの入場だ。
恭子はゴールド、美香はシルバーのコスチュームでガウンにはダイヤが散りばめられている。流石はゴージャス姉妹といった所か。
 
恭子:あらあらまた貧相な格好で、人前に出るんだったらもうちょっと気を使って欲しいものですわ。
曜子:うるさいわよ偉そうなことを言うのは試合に勝ってからにしなさい。
 
いきなり火花を散らす両陣営。
そして、選手コールを行った。
『赤コーナー、162cm、82−62−90、保田美沙子〜  164cm、94−56−84、熊多曜子〜』
『青コーナー、168cm、96−56−90、加納恭子〜  170cm、98−58−91、加納美香〜』
コールに手を挙げて応える4選手。
おそらくこの正方形のリングに日本最高のおっぱい4つが揃っている。
両陣営、先発をどちらで行くか話し合っているようだ。
『カーン』
先発は曜子と美香で始まった。
美沙子&曜子は序盤はパワーのある曜子で凌ぎ、中盤からはスタミナのある美沙子でカバーする作戦だ。
恭子&美香は権力的に恭子が美香に先発を押し付けたようだ。
いきなり取っ組み合う両者。
バスト94と98がプルンプルンさせながらぶつかる。
息を荒げながら体をぶつけ合うと、体格で勝る美香が曜子を押し倒していく。
グラビア界屈指のボディーを持つ曜子が押し倒されて動揺するグラドル軍団。
美香の98cmのバストが曜子の94cmのバストを覆い隠すように被さっていく。
体重をかけられて苦しそうな曜子。曜子の巨乳も美香の爆乳に比べれれば小さく見えてしまう。
ここで美沙子がカットに入ると、曜子は助けれられたものの恭子に場外に出されてしまった。
リング内では曜子が素早く美香の腕を取ると腕ひしぎをかけていった。
美香は痛がって振り払おうとすると曜子はバックを取ってジャーマンスープレックスで放り投げた。
バターン、後頭部を打ち付けられて痛がる美香。
曜子は場外での恭子との小競り合いから抜け出した美沙子とタッチした。
美沙子はリングに入ると倒れている美香にキャメルクラッチを仕掛けた。
ここまでは動きの鈍い美香をグラドルコンビがスピードで試合を支配している。
美沙子は美香の鼻に指を突っ込んで観客にアピールする。
恭子はふざけた真似は許さないともの凄い勢いでカットに入った。
一瞬睨み合う美沙子と恭子。
美沙子は美香を起き上がらせてロープに振っていくとラリアットを打とうとするも美香がボディーアタックで切り返した。ここは美香の豊満なボディーが生きた。
美香は転がりながら恭子とタッチした。
颯爽とリングに入る恭子。
 
恭子:非力なグラドルじゃ私と正面からぶつかれないでしょ?
 
恭子はそう言うと力勝負を誘っている。
 
美沙子:ふざけんじゃないわよ!
 
力勝負を受けて立つ美沙子。
しかし、美沙子は恭子の爆乳に顔を埋めるようになって押されていく。
美沙子はロープ際まで押されていく。
 
恭子:この体勢でもさっきと同じことが言えるかしら。
 
美沙子は恭子に屈服させられている。
恭子はパワーを見せつけると今度は美沙子を自分の体に引き付けると倒してグランドに持って行った。
美沙子の顔の上にバストをかぶせて挑発する恭子。
 
恭子:これが本当のおっぱいよ。楽しみなさい。
 
美沙子の顔が恭子のおっぱいに押しつぶされて苦しそうだ。
しかし、美沙子もこんなふざけた体勢は許さないとバランスを崩して抜け出した。
両者起き上がると美沙子が張り手を打って行った。
パァーン、強烈な張り手に思わず顔を背ける恭子。
すぐさま恭子も反撃に出る。恭子も美沙子の顔面に張り手を打った。
パァーン、美沙子は頬を抑えて痛がっている。
すると美沙子は恭子のおっぱいに掴みかかっていった。
そのまま押し倒そうとする美沙子だが、恭子も美沙子のおっぱいに掴みかかる。
 
恭子:卑猥ですわ。グラビアアイドルってこんなことするのね。
美沙子:私たちはおっぱいで稼いでるのよ!あんたみたいな飾りじゃないわ。
 
お互いにビキニの中に手を入れて揉んでいくが、美沙子の言うように鍛え方が違うのか恭子を自陣のコーナーまで押していった。
すると曜子が恭子を羽交い絞めにしてサポートすると、美沙子は恭子のビキニを剥ぎ取った。
大衆の前で露わになる恭子の巨乳。
恭子は屈辱に塗れている。
観客は歓喜の声を上げている。
ここで美沙子は曜子とタッチした。
 
恭子:よくもやってくれたわね
 
怒りを抑えきれない恭子は強引に曜子に組みついていく。
恭子は押し倒そうとするが、曜子も踏ん張ると、もつれあったまま2人とも倒れてしまった。
主導権を奪い合う両者だが、互角の争いで互いに中々主導権を取れない。
ここは曜子が経験を生かして恭子の腕を取っていった。
曜子は恭子の腕を極めていくもロープが近くにあったのでブレイクとなる。
試合を支配できないので、恭子の表情に焦りの色が見える。
曜子は露わになった恭子の胸に組みついていくが、恭子は逆に引き付けて曜子の顔を自分のバストに擦りつけていった。
曜子が暴れるが、今度は恭子が強引に自陣のコーナーに曜子を持ってきた。
 
恭子:美香さんお願いね
 
恭子は美香に曜子を手渡すと、美香は曜子を羽交い絞めにした。
今度は、恭子は当然と言わんばかりに曜子のビキニを剥ぎ取った。
 
曜子:きゃあー
 
曜子は恥ずかしがるが、そんなことは関係ないと言わんばかりに恭子は曜子のバストを掴むと強引に引っ張っていく。
 
曜子:ぎゃあぁぁー、いたい〜
恭子:さあ、みなさんショーの始まりですよ。美香さん、このメス豚はどこまで耐えれるかしら?
美香:さあ?わかりませんわ。お姉さま
 
曜子を弄ぶ姉妹。
美沙子は曜子を助けるために飛び出した。
 
美香:お姉さま!
 
しかし、美香が恭子に知らせると恭子は素早く対応した。
恭子は曜子のバストを離すと、飛び出してきた美沙子と組みついた。
体格差から組みつくと分が悪い美沙子は場外に押し出されてしまった。
コンビネーションを邪魔された恭子は怒って美沙子を追いかけて場外に出ていった。
恭子は美沙子を捕まえると鉄柵に振っていった。
ガシャーン、背中を打ち付け崩れ落ちる美沙子。
リング上では美香を振り払った曜子が美沙子の救出に向かった。
美沙子に畳み掛けようとする恭子に曜子は掴みかかるが、美香が曜子を追いかけてきた。
これで4人全員が場外に出てリング内には誰もいない。
美香が曜子を捕まえると恭子と2人がかりで曜子を痛めつけようとするが、美沙子も加勢に入って4人でもつれ合っていく。
収拾がつかなくなってきたので場外カウントが数えられた。
これはマズイと試合の権利がある恭子と曜子がリングに戻った。
美香と美沙子も取りあえず自陣のコーナーに戻って戦況を見守る。
再びリング上で向かい合う両者。両者共に巨乳を露出させ、呼吸も少し荒くなっている。
曜子がラリアットで恭子を狙っていくが、恭子は伏せて躱すとコブラツイストを仕掛けていった。
 
曜子:あうぅ
 
リング中央で極められて苦しい曜子。
またしても美沙子が助けに行こうとするが、今度は美香が前に出て遮った。
 
美香:お姉さまの邪魔はさせませんわ
 
恭子は曜子の腰に体重をかけていくと曜子は苦悶の表情を浮かべる。
 
恭子:ギブアップしなさいよ。ほら、苦しいんでしょ。
曜子:いやよ、みんなのためにも負けられ…
 
恭子がさらに強く締め上げると曜子は悲鳴を上げて涙目になっている。
 
曜子:ぎゃあぁぁー
 
ここで、美香の妨害を撥ね退けた美沙子がようやくカットに入った。
曜子は解放されるも腰を抑えて悶絶している。
 
美沙子:曜子〜、頑張って!
 
尚も恭子は曜子を捕まえるとジャーマンスープレックッスの体勢に入った。しかし曜子は肘打ちでなんとか恭子を撥ね退けると美沙子とタッチした。
勢いよくリングに入ってきた美沙子はいきなり恭子にタックルを入れて倒していった
勢いに押されて大の字に倒れる恭子。
さらに美沙子はコーナーに登ってボディープレスを放った。
ボシュ、しかし、そこには恭子に膝が待ち構えていた。柔らかい美沙子のお腹が恭子の膝に串刺しにされ美沙子は涎を垂らして悶絶する。
 
市河由衣:美沙子ちゃん!
 
グラドル軍団は悶絶して倒れこむ美沙子を見て思わず叫んだ。
恭子は美香とタッチすると、リングに入った美香は早くも美沙子の腹に狙いを絞った。
美香は蹲っている美沙子の上に被さりサイドポジションを取ると美沙子の脇腹に容赦無く膝をぶつけていく。
ボシュ、ボシュ、
 
美沙子:はっ、うぅぅ
 
呻き声を上げる美沙子を助けようと曜子がカットに入った。
逃れた美沙子だが、まだ、リングに横たわって苦しそうだ。
恭子は曜子をリング外に降り落とすとリング内を妹の美香に託して自らは場外に出ていった。
リング内では美沙子VS美香、場外では曜子VS恭子となっていく。
特に、トップレスとなった恭子と曜子の場外での攻防が激しくなってきた。
 
《場外》
曜子と恭子は相対すると張り手の応酬となった。
バシィーン、バシィーン、強烈な張り手を打ち合うと曜子はは頬を紅潮させている。
ドス、このままではと曜子は恭子の脇腹にミドルキックを入れた。
 
恭子:あう
 
恭子は呻き声を上げるが、がっちりと曜子の右足を掴んだ。
 
恭子:やってくれたわね。
 
恭子は曜子の右足を掴んだまま押し倒していった。
上に被さった恭子は張り手で曜子の顔面を痛めつけていくが、曜子も下から恭子の胸を鷲掴みにしてやり返す。
 
恭子:何よ!
 
激昂した恭子は思わず曜子の顔面に拳を降り落とした。
バキ、鼻血を流して動けなくなる曜子。
 
杉元有美:反則よ!
岩左真悠子:レフリー!ちゃんと見なさいよ。
 
必死にアピールするグラドル軍団だが、レフリーはリング内を見ていて場外を見ていない。
それを見た恭子は曜子の顔面を殴りつけていく。曜子は懸命にガードするが、意識が遠のく。
 
真悠子:止めなさいよ。
 
グラドル軍団が強引に恭子を止めにかかった。
曜子を助ける事に成功したグラドル軍団だが、騒ぎを聞きつけた黒服が引き離した。
 
恭子:乱入なんて本当に野蛮ね。
真悠子:どっちがよ!
 
恭子はグラドル軍団に止められるが、先に起き上がると曜子の髪の毛を引っ張って花道へ連れて行くとブレーンバスターの体勢に入った。
しかし、ここで曜子の意識が戻ったのか踏ん張る。恭子は展開が上手くいかない事に苛立ち始めている。
すると、もつれるようにして観客席に落ちてしまった。トップレスの二人が、観客席に落ちてきて観客はフィーバーしている。
殴り合って泥仕合になっていく両者だが、体を観客に触られるなどして流石に恥ずかしさを感じたのかもう一度花道に登ってきた。
両者登ってくると、向かい合うが、恭子はいつの間にか観客席からパイプ椅子を持ってきたようで、そのパイプ椅子を曜子に投げつけた。恭子はまさに“ただでは落ちない”
曜子が一瞬怯むと恭子は組みついてDDTを打った。
ドン、固い花道に頭を打ち付けて曜子はまたしても意識が遠のく。さらに恭子はバックドロップの体勢に入った。
事のまずさに曜子は気付くが、体が動かない。曜子は再び観客席に投げられてしまった。
ガシャーン、曜子は頭や背中を打ち付けられてピクリとも動かない。
恭子ももろともに落ちてダメージを受けるが、しばらくすると体を触ってくる観客の手を払いのけてリングへ向かった。
 
杉元有美:曜子!大丈夫なの?
 
グラドル軍団が駆け寄るが、曜子はぐったりしたままだ。
 
真悠子:どきなさい。触るんじゃないわよ。
 
必死に観客の手から曜子の体を守るが、自分達も胸や尻などを触られている。それでも曜子を守れるならと耐えている。
 
《リング内》
話はリング内に戻る。
美沙子と美香。どちらかと言うと大人し目の両者だが、共にトップレスになっており激しい戦いが繰り広げられていたようだ。
そこに恭子が場外から戻ってきた。
恭子は美香と組み合う美沙子のバックを取るとバックドロップを放った。
バターン、いきなりのバックドロップに驚く美沙子。
 
美沙子:曜子はどうしたの?
恭子:外でくたばってるわよ。
美沙子:嘘よ、そんなはずは…
由衣:本当よ。美沙子。すぐに帰ってくるからここは踏ん張って。
 
美沙子は起き上がると気合を入れてぶつかっていくが、なんせ相手は自分より体格で勝る2人。ダブルの体当たりで簡単に倒されてしまった。さらに美香は美沙子を起き上がらせるとコーナーに据え付けた。
加納姉妹は反対側のコーナーにスタンバイすると美香が走って行ってボディープレスを放った。
ムギュ、美香のバストが美沙子の顔に命中する。
そして美香は美沙子を掴んで走らせると恭子が体当たりで迎撃した。
バターン、大の字に倒れる美沙子を踏みつけてガッツポーズでフォールする美香。
『ワン、ツー、ス、』
なんとか返す美沙子だが、かなりきつそうだ。その光景を見てるグラドル軍団はかなり険しい顔つきになっている。
 
恭子:まだ返す元気があったとはね。もう少し痛めつけようかしら。美香さん、用意しなさい。
 
すると美香は美沙子をコーナーにもたれさせてロープを持って美沙子の腹に両脚を乗せた。美沙子は腹筋を入れて耐えるが、恭子はさらに美香の上に圧し掛かって美沙子の腹には2人合わせて100`近くが乗っている。これには耐えられない。
 
美沙子:ぐぅぅぅぅ
由衣:耐えて美沙子ちゃん。
 
声援虚しく涙目になる美沙子。
曜子はまだ場外で倒れている。
美沙子を十分弱らせたと見て加納姉妹は美沙子から降りると美香はフォールに入った。
『ワン、ツー、スリ』
ギリギリで返す美沙子。マラソンで鍛えたスタミナは伊達では無かった。
驚く加納姉妹。美香はフラフラの美沙子を起き上がらせる。しかし、突然美沙子が美香の股間を蹴り上げた。
バキ、蹲って悶絶する美香。
さらに美沙子はタックルで恭子を倒すとコーナーへ曜子とタッチしに行くが、懸命に手を伸ばす美沙子の先に曜子はいない。
 
有美:早く戻って曜子。
 
曜子は必死に戻るが、虚しくも美沙子は恭子にリング内に引き戻されてしまった。
疲労困憊で泣きそうになる美沙子。
美香はキャメルクラッチで美沙子を締め上げる。
曜子はカットに入ろうとするが、恭子が抑える。
美沙子は悲鳴を上げてもう限界が近づいている。
美香は美沙子の顎では無くバストを掴んで遊び始めた。この責めには涙を見せる美沙子。
 
美沙子:いや、やめてー
 
ここで、曜子が恭子を振り切ってカットに入ると曜子は美香の後頭部を拳で殴りつけた。
バキ、いきなりの殴打に前に倒れこむ美香。
 
曜子:美沙子フォールよ。
 
曜子は美沙子に指示すると今度は恭子を抑えた。
美沙子は美香をフォールする。
しかし、レフリーは曜子の打撃を認めておらず、カウントは入らない。
これにはグラドル軍団が抗議してリングに乱入してきた。
『カンカンカン』
ゴングが打ち鳴らされるが収まらない。
『ただ今の試合、グラビアアイドルの乱入により無効試合とします』
騒然となるリング。
黒服が収束に向けて両者を引き離すと恭子は美香を抱えてマイクを握った。
 
恭子:ほんと野蛮ね。こんなやり方で試合を終わらすなんて
有美:黙りなさい。今日は押されてたけど、グラビアはこんなもんじゃないわよ。今度証明して上げるから見てなさい。
 
睨み合う両陣営。しかし、黒服がいるので最早暴力で訴えかける事は許されないので、互いに引くしかない。
グラドル軍団としては今日の消化不良を今後のリングで晴らすしかない。
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