カーナ(サイヤ人)VS超一星龍
《サイヤクイーンの伝説》
これは何十年も前の宇宙の歴史です。
惑星ベジータには当時、宇宙最強と謳われた戦闘民族サイヤ人が住んでいるが、サイヤ人の主な仕事は専ら他の星の侵略、及び裕福な星を護衛する事だ。
よって、上下関係等はすべてにおいて戦闘力によって決まるので、惑星内外で喧嘩が起こっても罰せられる事は無く、寧ろ勝った方がより良い待遇を受けられるとあって、日々ストリートファイトが繰り広げられている。
サイヤ人にも男と女が存在するが、地球と同様に身体能力は男の方が上であり、男女がまともに戦えば女の方が分が悪く、当然身分も下位になる事が多い。
しかし、戦闘力が飛躍的に上昇するスーパーサイヤ人となると男女の力関係は一変する。つまり、一般的な戦闘能力を表すと、女スーパーサイヤ人>男スーパーサイヤ人>男サイヤ人>女サイヤ人となる。
また、女のスーパーサイヤ人はサイヤクイーンと呼ばれており、争いが絶えないサイヤ人の間でも特別な敬意が払われおり、憧れの存在だ。
ここからは、そのサイヤクイーンであるカーナという女サイヤ人を中心とした話である。
《惑星ベジータ:宮殿》
カーナの容姿は身長221p体重111sでかなり筋肉質な体つきをしているが、それでいてバストは大きく豊満なボディーになっている。やはりこの辺りはサイヤクイーンとして相当鍛えていると思われる。
髪の毛はスーパーサイヤ人で無い時でも金髪で、戦闘服はブルーのビキニだ。ブルーのビキニは歴代サイヤクイーンが身に着けてきたので、カーナも継承している。他のサイヤ人は戦闘服は防御性に優れた鎧のような服を着用する事が多いが、サイヤクイーンは己の肉体に絶対の自信を持っており、体を動かしやすいビキニで戦うようになった。
肌も手入れはしてるようで、色白で美しさを保っている。
メイクはあまりせず、スッピンで戦う事が多いが、ネイルはやはりサイヤクイーン伝統のブルーのネイルをしている。
戦績のついては負けが許されないサイヤクイーンとあって敗戦が一度もないのは面目躍如といった所だが…
カーナは宮殿の椅子に座りこんで物思いに耽っていた。
カーナは年齢が30歳となっており、戦士としてはピークを迎えているが、最近は強敵との戦いが少なく“ピークの時期に最高の力を発揮できないのではないか”と言う不安に駆られている。
すると3人の女サイヤ人が話しかけてきた。ロメン、ミホ、ユーナだ。
3人ともカーナを尊敬する若い女サイヤ人で、カーナの宮殿でお手伝いをしながら修行をしてもらっている。
ロメン:カーナ様、どうされましたか?
カーナ:何でもないわよ。ちょっと疲れたから3人ともマッサージして頂戴。
ミホ:わかりました。カーナ様。
すると、3人はそれぞれ肩、手、足に別れてマッサージを始めた。
チュパ、
悪戯好きのユーナがカーナのおっぱいに吸い付いた。
ロメンとミホはヒヤリとするが、カーナは笑いながらユーナを自分の胸に押し付けた。
カーナ:まだまだ、可愛いわね。お姉さんにもっと甘えてもいいのよ。
カーナも修行の時は厳しくしているが、3人が可愛いようで、優しく接している。
プルルルル
その時電話が鳴った。
「我が惑星が護衛を担当しているキンマン星で、ドラゴンボールを集めて願いを叶えようとした所、マイナスのエネルギーが貯まっていたようで、邪悪龍である超一星龍が出現!男の上級サイヤ人が退治に向かいましたが、全く敵わず、カーナ様に依頼しました」
カーナ:すぐに行くわ!
この報告を聞いたカーナは喜んだ。
カーナ:やっと、強い奴と戦えるわよ。
ロメン:私達も付いていきます。
ミホ:カーナ様が万全の状態で戦えるようにサポートします。
カーナ:へへ、普段偉そうにしてるから、ここでカッコいい所を見せて上げるわよ。
ユーナ:久しぶりにカーナ様の本気のファイトを見れるのが、楽しみです。
宇宙船に乗ると、ロメンが操縦、ミホ、ユーナがカーナのウォーミングアップの相手をしながらキンマン星に向かった。
《キンマン星》
男サイヤ人:は、カーナ様。お助け下さい。奴は化け物です。
カーナ:そう、それは素晴らしい報告ね。どきなさい邪魔よ、情けない。
カーナはそう言うと倒れている男サイヤ人を蹴り飛ばした。
ユーナ:ホントに男はだらしないわね。
男サイヤ人:(クソ、てめえらはカーナ様に可愛がられてるだけだろ)
カーナ:なかなか言うわね〜、ユーナ。
ユーナの頭を撫でるカーナ。今度は機嫌を良くしたようだ。
ロメン:カーナ様、あれはフリーザじゃないですか?
ロメンが指差した場所を見ると確かにフリーザが倒れている。
どうやら、フリーザ軍もここを縄張りとしていたようで、駆け付けたようだが、超一星龍の前に歯が立たなかったようだ。
カーナ:あら、奇遇ね。こんな所で会うなんて。この星は私達と契約してるんだけど、どういうことかしら?
フリーザ:すまない、助けてくれ…
カーナ:それからうちの星も侵略するって話も本当かしらね。
フリーザ:そんな事はありえません!カーナ様に私は全然敵わなかったじゃないですか。
カーナ:じゃあ、私がいなかったら攻めてくるのかしら?
フリーザ:絶対にしません。この通りです。
フリーザはカーナの足許に跪いた。
すると、カーナはフリーザの首を掴んで持ち上げた。
カーナ:ここで放っといたら、私の可愛いユーナ達に何されるかわからないしね。なんで、この星から出ていってもらうわ。
フリーザ:わかった。すぐに出ていく。だから離してくれ。
カーナ:いいわよ、私が連れて行ってあげるから。
カーナはどこか遠くにフリーザを投げ飛ばしてしまった。
超一星龍:おお、やっとまともそうなのが出てきたな。しかも極上の女じゃないか。
カーナ:お待たせしたかしら。ちょっとザコの知り合いの介護をしていて遅れたわ。
超一星龍:ほお、じゃあ、次は俺の相手をしてくれ。俺は…
カーナ:自己紹介はいいわよ。あなたの事は知ってるわ。相当強いらしいわね。でも、
前に出てきた時に私の先輩のサイヤクイーンのお姉さんにボコボコにされて封印されたんでしょ。その時の映像は見た事あるわ。
カーナの挑発に顔を真っ赤にする超一星龍。
超一星龍:おい、女。調子に乗るんじゃねえぞ。
カーナ:心配しないで、私も先輩のお姉さん程のパワーは無いわ。まあ、あなたよりは強いけど。
ここで堪忍袋の緒が切れた超一星龍が飛びかかってきて戦いの火蓋が切って落とされた。
組み合う両者。
体格を見てみると明らかに超一星龍の方が大きい。身長300p体重250s以上はありそうだ。
すると超一星龍がカーナを投げ飛ばした。
超一星龍:おいおい、全然大したこと無いじゃないか。
カーナ:流石にスーパーサイヤクイーンにならないと無理みたいね。映像で見たお姉さんはそのままでも勝てたんだけど、私もまだまだ修行が足りないわね。
超一星龍:いちいちムカつく女だ。
カーナ:ハアァァァァァァ
カーナはスーパーサイヤクイーンとなった。
超一星龍はカーナの明らかなパワーアップに驚く。
カーナ:さあ、面白くなってきたわよ。
すると再びぶつかり合って今度は打撃戦となった。
バキ、バシ、バキ、バシ、
ノーガードで打ち合う両者。
特にカーナは鍛えた肉体にガードは不要と言わんばかりだ。
互角に打ち合っているように見える両者だが、徐々に優劣が付き始めた。
超一星龍は本当に鋼鉄のような体をしており、カーナが打撃をいくら打ってもはじかれて全然効いて無いようだ。
一方のカーナはいくら鍛えたといっても生身の肉体まともに受けてダメージを負っている。
超一星龍:なんだ?こんなもんか?
カーナ:(こいつ、つ、つよい)ぐ、
超一星龍がカーナの顔面にパンチを打っていった。
バキ、
カーナ:あうぅぅ
大の字に倒れるカーナ。
戦い始めてすぐに形勢が逆転した。
超一星龍:なんだ、最強のサイヤクイーンもこんなもんか。
カーナ:待ちなさい、まだまだこれからよ。
カーナは起き上がると、果敢に超一星龍に向かっていった。
再び打撃戦になる両者。
バキ、ドカ、ボコ、バキ、バシ、
カーナは先程殴り飛ばされたにもかかわらず、真正面から向かい合って殴り合いを仕掛けていった。
バキ、
またしても超一星龍のパンチが顔面にヒットするとカーナは倒れ込んだ。
ロメン:カーナ様!!
心配そうに見つめるロメン、ミホ、ユーナ。
カーナ:大丈夫よ、ロメン。
超一星龍:俺にはそうは見えんがな。
カーナ:顔にパンチを一発二発当てたくらいで調子に乗るんじゃないわよ。これならどうかしら?
カーナは起き上がって構えると
カーナ:ブレイブクイーンビーム!
カーナは必殺のエネルギー砲を打ち出した。
もの凄い勢いで超一星龍に向かっていく。
超一星龍:デス・スマッシュ。
超一星龍もエネルギー砲を打ち返した。
カーナのよりも遥かに大きいエネルギーだ。
バーン、
カーナのブルーのエネルギーと超一星龍のブラックのエネルギーがぶつかり合うと勝負はすぐに着いた。
超一星龍のブラックのエネルギーがカーナのブルーのエネルギーを一瞬で撥ね退けた。
カーナ:何!!
超一星龍:ハハ、喰らえ!
カーナ:ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
悶絶するカーナ。
“戦闘服”のビキニも破れて全裸となり、鍛えた肉体で相手の攻撃を守るはずだが、超一星龍の強力なエネルギーの前に身体中を痛めつけられてしまった。
屈強な肉体を持つカーナもここはなかなか起き上がれない。
超一星龍:やるじゃないか、俺のデス・スマッシュを喰らってまだ生きてるとはな。
カーナ:ハアハアハアハアハア
超一星龍:でも、もうお寝んねの時間かな。
カーナ:ハアハア、ま、まちなさい、ハアハア、まだ勝負はついてないわよ。
超一星龍:ほう〜、それは楽しみだ。もっと楽しませてくれないと。
カーナ:(打撃とビームで負けてもパワーでは絶対負けないわ)
カーナは体を震え立たせると、ここまで劣勢にもかかわらず、勇猛果敢に超一星龍に力勝負を挑んでいった。
カーナも身長221p体重111sと相当大柄だが、超一星龍は身長300p体重250s以上はあるのではないかというサイズで、カーナよりもさらに大きいのは明らかだ。
カーナは超一星龍に近づくと力勝負を誘っている。
超一星龍:この俺に力勝負を挑んでくるとはなかなか面白い女だ。
カーナ:ふん、早く来なさいよ!私のパワーでねじ伏せてやるわ。
超一星龍は乗ったとばかりにカーナの手を握り締めた。
カーナは先程の超一星龍のビームで全裸になっているが、そんな事は構わず、肉体を超一星龍にぶつけていく。
互角に押し合う両者、緊張感のある白熱した勝負になる。
カーナ:面白くなってきたじゃないの。どんどんいくわよ。
カーナは戦闘民族サイヤ人とあってやはり戦闘が楽しいようだ。
超一星龍:フ、フ、フ、そろそろ本気でいくか。
超一星龍は今まで、フルパワーで無かったようだが、カーナが思った以上に頑張ったので、ここからはフルパワーでいくようだ。
超一星龍はカーナの手をグッと強く握り締めると、グイグイ押し込んでいく。
カーナ:ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ
カーナは懸命に力を込めるが、超一星龍の握力に負けて、痛がっている。
体勢も徐々に超一星龍が優位になってきており、超一星龍が上背を生かして上から押し込むとカーナは踏ん張れなくなり、仰向けに倒れた。
超一星龍はカーナの上に圧し掛かり、マウントポジションを取った。
ロメン、ミホ、ユーナは泣きそうな表情で戦況を見つめている。
超一星龍:おやおや、お姉ちゃん。自慢のパワーはどうしたんだ。
カーナ:(うぅ、パワー勝負で勝てないなんて…)
超一星龍:しかし、この時代に登場出来て良かったぜ。前に出てきた時の女には手も足も出なかったが、この女なら余裕だぜ。
カーナ:うるさいわよ。ここからサイヤクイーンの恐ろしさをわからせてあげるわ。
カーナは劣勢にもかかわらず、強気だ。
バキ、バキ、
超一星龍はカーナを黙らせようとカーナの顔面を上から殴っていった。
超一星龍:黙れ糞女、女のくせに調子に乗りやがって。
ミホ:カーナ様!!
カーナ:フン、男のパンチってこんなもんなの?力は強いけど全然効いて無いわ。それから私の前で『女のくせに』なんて言うのは認めてないわよ。
超一星龍:何言ってんだ?惑星ベジータでもお前みたいな一部の例外を除いて、女は男に勝てないだろ。俺様に対しても昔俺に勝てる女はいたが、それは例外で、お前を含めたクズ女は俺には到底勝てないんだよ!尤も、俺に勝てた男もいないけどな。そう考えるとさっきの雑魚共は一発で俺にやられたが、お前がまだ頑張ってる所を見ると俺の考えも間違っているかもな、ハハハハ。
カーナ:何勝手な事言ってんのよ!!戦いにすべてを賭けてきた女の強さを見せてやるわ!
カーナはそう言い放つとブリッヂで超一星龍を撥ね退けた。
距離を取る両者。カーナは怒りの形相だ。
ロメン:カーナ様が怒ったわよ。
ミホ:私達も危ないわ。
ユーナ:早く避難しないと。
カーナは超一星龍に飛びかかっていった。
空中で打撃戦になる両者。
激しくぶつかり合う両者。カーナは生身の肉体で鋼鉄の鎧を纏った超一星龍に立ち向かう。
先程は超一星龍が勝ったが、今回はカーナの怒りのパワーで互角の戦いだ。
バキ、ドカ、バキ、ドス、
超一星龍:やるじゃないか。
カーナ:ハアアアアアアアアアアア
ドス、
超一星龍の膝蹴りがカーナのボディーにヒットするが、カーナは腹筋で耐える。
ガン、
今度は超一星龍のパンチがカーナの顔面を襲うが、カーナが辛うじてガードする。
一方のカーナも打撃を超一星龍に打っていくが、超一星龍の鋼鉄の鎧に阻まれて有効打を打てない。
超一星龍:俺の鋼鉄の鎧は打ち破れ無いようだな。
カーナ:私の肉体も打ち破れないわよ!
超一星龍:ほぉう、これならどうだ?
すると超一星龍はカーナの豊満なバストにパンチを打っていった。
ムギュ、
カーナ:んああああああ
カーナもこれには悶絶するが、これで流れを掴んだ超一星龍は一方的にカーナを殴りつけていく。
カーナは空中で超一星龍にボコボコにされていく。
バキ、ドス、バシ、ドカ、バキ、
超一星龍はカーナを地上に叩きつけた。
ヒューーーーーーーン、ドォォン
カーナ:グハ、
ロメン、ミホ、ユーナはカーナに駆け寄る。
ロメン:カーナ様、カーナ様大丈夫ですか?
カーナ:ごめんね。お前たち、あんなに偉そうに言っておいてこの様なんだから。
超一星龍:デス・スマッシュ!
4人がいる所に超一星龍はエネルギー弾を撃ってきた。
黒いビームが4人に向かってくる
超一星龍:フハハハ、諸共に死ね!
ミホ:どこまで卑怯なのよ!早く避けましょう!
ロメン:ダメよ、あんなビームがこの星に当たったら星が爆発して私達もOUTよ。
カーナ:その通りよ、ロメン。冷静な分析だわ。
ユーナ:カーナ様、私達も応戦します。打ち返しましょう!4人なら出来ますよ!
カーナ:馬鹿言うんじゃないわよ!あなた達に当たったらただじゃ済まないわよ!逃げなさい。ここは私一人なんとかするわ。
カーナの指示に後ろ髪をひかれる思いをしながらも、ミホとロメンはその場から離れた。
しかし、ユーナだけはカーナから離れようとしない。
ユーナ:カーナ様となら一緒に死ねます。お願いします。
カーナ:ダメよ、どきなさい。
カーナはユーナを蹴り飛ばしてどかした。
ドカーーーーン
カーナ:グアアアアアアアアアア、、、、
ユーナ、ロメン、ミホ:カーナ様!!!
超一星龍のデス・スマッシュを正面から喰らって悲鳴を上げるカーナ。
さっきは自分のブレイブクイーンビームで超一星龍のエネルギーを弱める事が出来たが、今回はユーナを庇ったので、ガードする事すらも出来ず、ダメージは計り知れない。
カーナ:ああああああ、、、、ああああ
超一星龍:ハハハハ、馬鹿な女共だ。もうこれでこいつは戦えないぜ。
ユーナ:そ、そんなことないもん!カーナ様はまだ、まだ大丈夫だもん、、、
ロメン:(まずい、確かにカーナ様はもう…)
超一星龍:そうそうすべてはテメエのおかげだったな。
ユーナ:…う、う、わーーん
泣き出すユーナ。
カーナ:ハアハア、あんた達、何勝手に話進めてるのよ。私はまだ戦えるわよ。
超一星龍:馬鹿な子分のせいで随分と痛い思いをしたみたいじゃないか。
カーナ:黙りなさい。あの子は私の事が好きなだけよ。このくらいどうって事無いわ。
ユーナ:カーナ様、すいませんでした。
カーナ:いつまでも泣くんじゃないわよ。これからは私の言う事を聞きなさい。
3人:ハイ!
カーナ:とにかくこの戦いは私の戦いよ。あんた達は惑星ベジータに帰りなさい。私が超一星龍を食い止めるからその間に宇宙船に乗り込みなさい。良いわね。
3人:…ハイ
超一星龍:そんな事させるか、皆殺しだ!
ロメン、ミホ、ユーナはカーナの指示に従って走り出した。
ユーナ:グスン、カーナ様…
ロメン:モタモタするんじゃないわよ、これはカーナ様の命令よ!
そうはさせじと超一星龍も宇宙船に向かうが、カーナが立ちはだかった。
超一星龍:どけ、
カーナ:そうはいかないわよ。
何が何でも超一星龍を止めようとカーナは体を張って抱き着いて超一星龍を掴まえた。
超一星龍:くそくそ、女。
カーナ:早くしなさい。私の力はもう限界よ!
もう少しで3人は宇宙船だ。
ピーー、ドカーン
3人が宇宙船に辿り着く寸前の所で、超一星龍はカーナを振り払うと、ビームを放って宇宙船を破壊した。
カーナ:クッソー!
地面を叩いて悔しがるカーナ。
申し訳なさそうにカーナの許に戻る3人。
超一星龍:女共、小賢しい作戦を練りやがって!しかし、これでもうお前らは逃げられねえ。
超一星龍は鬼の形相でカーナに向かっていくと、カーナを蹴り飛ばした。
バキ、
吹っ飛ばされて倒れ込むカーナ。
超一星龍はまだイラついている。
ロメン、ミホ、ユーナは倒れ込んでいるカーナの許に駆け寄った。
ミホ:すいません、カーナ様。私達逃げる事も出来なくて、、、
カーナ:何言ってんのよ、私が弱いのが悪いのよ。ゴメンねこんな目に逢わせて。
ユーナ:でも、これでカーナ様と一緒にいられるよ。
カーナ:可愛い事言うわね、ユーナ。でも、絶対にあんた達は私が守るから安心しなさい!
3人:ハイ!
超一星龍:最後の別れの挨拶は終わったかい?
カーナ:待たせたわね。別れの挨拶?あなたには言うのを忘れてたわ。
超一星龍:フン、相変わらず生意気な女だ。じゃあ、いくぞ。
カーナは構えるが、超一星龍がカーナに向かって走り込んで行くとタックルを仕掛けた。
カーナは避けられずにいとも簡単に倒されてマウントポジションを取られてしまった。
超一星龍:へへ、殴り殺してやるぜ。
カーナ:そうはいかないわよ。私のボディーをあんたのヘナチョコパンチで破れるとは思えないわ。
超一星龍:どこまでも生意気だな。
バシ、バシ、
超一星龍はカーナの顔面にパンチを撃っていくが、カーナも顔はしっかりガードを固めて決定的なダメージを与えられそうにもない。
超一星龍:ここは流石に打たせないか、それなら柔らかいお腹はどうかな?
ドス、ドス、ドス、
超一星龍は切り替えてカーナのボディーに拳を落としていく。
カーナは顔のガードは外せないので、ボディーへの攻撃は腹筋を入れて耐える。
カーナ:うっ、うっ、うっ、うっ、
カーナは超一星龍に一発殴られる毎に呻き声を上げるが、それでも耐えている。
超一星龍:なかなかやるじゃないか。
カーナ:どうかしら?闘いにすべてを賭けた女の体は?強いでしょ。
超一星龍はそれでもボディーに絞ったようで、ひたすら打ち続ける。
ドス、ドス、ドス、ドス、ドス、ドス、ドス、ドス、ドス、ドス
カーナ:あああぁぁぁ
超一星龍が何十発とカーナのボディーにパンチを撃っていくと、流石にカーナも耐え切れず、ダメージを喰らってしまった。
一発ダメージを受けて自慢の腹筋が緩むカーナ。
超一星龍はその隙を逃さず、カーナのボディーを痛めつけていく。
ドス、ドス、ドス、ドス、ドス
カーナ:んああああぁぁぁぁぁ
超一星龍:ほぉ、やっぱり柔らかい女の体はいいのお。
カーナは思わず、痛めつけられたボディーをさすっている。
超一星龍:しかし、もっと柔らかい所があるな。
ボニュ、
超一星龍はカーナの豊満なバストにパンチを撃っていった。
通常の女性ならバストは鍛えられない所だが、サイヤクイーンのカーナは違うようで、鍛えたようだ。
カーナ:馬鹿ね。言ったでしょ。私は“戦いにすべてを賭けた女”よ。鍛えてないわけないでしょ。
超一星龍:弱点には変わりないだろ。
超一星龍の言う通り、いくら鍛えても弱点である事には変わりなく、それを超一星龍に見破られてしまった。
超一星龍はカーナのバストにパンチを撃っていく。
ボニュ、ボニュ、ボニュ
カーナ:ハアハアハア、(もう、もう、耐えられない…)
余りのダメージに失神寸前になるカーナ。
超一星龍は一旦、攻撃を止めると上からカーナを見下ろした。
超一星龍:よく見るといい女じゃねえか。筋肉はあるが、顔も良いし、乳もデカイ。
カーナ:言ったでしょ、私は“戦いにすべてを賭けた女”よ。男にどう思われてるかなんてどうでもいいわ。だから化粧なんかもしてないのよ。
超一星龍:その割に、乳は最高だな。
カーナ:おっぱいも戦闘に色々使い道があるのよ。男の性器は邪魔なだけだけど、女のは使えるのよ。
超一星龍:いちいちうるさいんだよ!
ガン、
カーナ:フンギャ、
カーナの挑発に怒った超一星龍がカーナの顔面に拳を落としていった。
油断してガードしてなかったカーナはまともに喰らってしまい、手で顔を抑えている。
超一星龍:殴られても顔は綺麗だな、ハッハッハッハ。…うーむ、化粧はしないとか言いながらネイルはするんだな。
超一星龍は殴られて顔を抑えているカーナの手を掴んで、挑発していった。
カーナ:ネイルは爪の保護になるから戦闘にも有用なのよ。それにブルーはサイヤクイーンの伝統カラーよ、覚えてないのかしら。
超一星龍は怒って、拳を振り上げるが、カーナは素早くガードして防いだ。
カーナ:そんな単調なパンチはもう効かないわよ。そろそろ別の事をしましょう。
カーナはそう言うと、超一星龍のパンツを引きちぎった。
露わになる超一星龍の豪棒に興奮するカーナ。
カーナ:体がデカイだけあって、アソコもデカイわね。いいじゃない。
超一星龍:面白い女だ。相手してもらおうか。
カーナ:いいわよ、楽しみだわ。あんたも私に相手してもらえる事を感謝しなさいよ。
カーナは超一星龍の豪棒をバストの谷間に挟み込んで、バストで超一星龍の豪棒を揺さぶると、瞬く間に固くなる超一星龍の豪棒。
超一星龍:ヌオーー、最高だ〜
カーナ:バストはこうやって使うのよ、わかったかしら。
カーナは手招きすると、超一星龍は豪棒をカーナの穴に突き刺した。
超一星龍は上から激しく体を揺さぶっていくが、カーナは下からであるにもかかわず、超一星龍を上回る腰の動きで揺さぶっていく。
感情が絶頂に至る超一星龍。
超一星龍:もうダメだ〜。
カーナ:さあ、出してもいいのよ〜。
超一星龍は我慢し切れず、男のすべてを出し切ってしまった。
カーナは余裕の表情で受け止める。
超一星龍:ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア
カーナ:もうイッちゃったの?これだから男はしょうがないわね。まあ、十分楽しんだことだし、戦いの続きを始めましょうか?
超一星龍:ハアハア、望むところだ。ハアハア、たっぷりお仕置きしてやるぜ。
カーナ:あ、言い忘れてたけど、サイヤクイーンはS〇Xすると戦闘力が飛躍的に上がるから気を付けてね。
超一星龍:そんなデタラメ信じられるかよ。
カーナに一直線に向かってくる超一星龍。
ドカ、
しかし、カーナは素早く後ろに回りこむと超一星龍の背中に肘打ちを入れた。
超一星龍:うげぇー
カーナ:ほ〜ら、言ったじゃないの。S〇Xしてやっと体が温まってきたわよ。
カーナは超一星龍を掴まえると投げ飛ばした。
ヒューーーーー、ドォーン、
岩山に叩きつけられる超一星龍。
超一星龍:おのれー、見ておれ!
カーナ:フフ、さっきよりも動きが鈍くなったわね。その卑しい棒が悪いのかしら。
ユーナ:ヤッター、カーナ様流石です。一気に決めちゃって下さい。
カーナ:オッケー。ハアアア
超一星龍が起き上がるとカーナは打撃戦を挑んでいった。
バキ、ドカ、バキ、バシ、バキ、ドス、バキ、
超一星龍:うがぁーー
今度はカーナのパワフルな打撃が悉く超一星龍の鋼鉄の鎧を打ち破っていく。
カーナは超一星龍を蹴り飛ばした。
カーナ:もう終わりかしら?つまんないからもう決めちゃおうかしら。
超一星龍:ま、まってくれ。俺はやっとこの世界に久しぶりに出て来れたんだ。見逃してくれ。
命乞いをする超一星龍。
カーナ:面白くないわ。もうどっかに消えなさい。
超一星龍:ホントか、ありがとな。
すると、嬉々として逃げ出す超一星龍。
カーナ:ハハハハハハ、無様な姿ね。まあいいわ。
ロメン:いいんですか?逃がして?
カーナ:逃がしてないわよ。
3人:???
パシ、
カーナは4人の背後から回り込んで奇襲をしかけた超一星龍を片手で捕まえた。
超一星龍:ぐぬぬ、何故わかった?
カーナ:馬鹿ね、プライドの高いあなたが負けを認めて逃げる訳ないでしょ。卑怯だけど、私と戦いに来たことだけは褒めてあげるわ。
カーナは超一星龍の両手を握りしめると、パワー勝負を仕掛けた。
すぐに押し倒される超一星龍。
カーナ:サービスよ。
カーナは自慢の豊満なバストを超一星龍の顔の上に押し付けた。
超一星龍は再び幸せの絶頂になるが、あまりに大きすぎて呼吸が苦しい。
カーナ:もうそろそろいいわね。
カーナは超一星龍の頭を掴んで起き上がらせると、岩山に据え付けた。
パワーを溜めるカーナ。
超一星龍:ヤメローーー
カーナ:ブレイブクイーンビーム!
カーナの巨大な青い光線が超一星龍にヒットすると、超一星龍はどこか遠くに吹き飛ばされた。
その方向を見つめるカーナ。
カーナ:ハア、やっと勝てたわね。
ユーナ:カーナ様。やりましたね。
カーナ:ありがとう、ユーナ。
ミホ:今度は大丈夫なんですか?姿は確認してませんけど。
カーナ:大丈夫よ、見なさい。ドラゴンボールに星が入ったでしょ。あれは超一星龍が封印されたって事なのよ。
ロメン:なるほど、流石カーナ様。それにしてもS〇Xしたらパワーアップするなんて知りませんでした。
カーナ:サイヤクイーン限定の技よ。そうそう思い出した。
ジャーーー
カーナはドラゴンボールの上に超一星龍から挿入された白液を吐き出した。
カーナ:汚いから出しときましょうね。
ユーナ:私もサイヤクイーンになったらその技使お。
カーナ:やめなさい、こんな恥ずかしい技。私は弱いから使ったけど、あんた達はちゃんと先輩の姉様方みたいに正当に勝てるようにしなさい。
カーナはユーナを抱きしめると頬にキスをした。
ロメン:少し休みますか?
カーナ:そうね、ダメージが大きすぎて体がもう動かないわ。
ミホ:すいませんが、さっき超一星龍に宇宙船を壊された時に、回復カプセルも破壊されてしまいました…
カーナ:いいわよ、時間はあるんだからゆっくり寝ながら回復させましょう。
ロメン:その後は、惑星ベジータに戻りますか?
カーナ:いえ、せっかく出れたんだし、他の惑星を回りながら旅行しましょう。
ユーナ:戻らなくていいんですか?
カーナ:いいわよ。いたら、あなた達が男共に狙われてゆっくり出来ないでしょ。他の惑星でじっくり修行するわよ。私ももっと強くならないといけないしね。それに外の世界を見るのも勉強よ。
ロメン:わかりました。
カーナ:じゃあ、寝ようかしら。
カーナ、ロメン、ミホ、ユーナの4人はカーナの体力が回復すると、カーナの“瞬間移動”を使って他の惑星を転々とする旅に出た。しばらく惑星ベジータには戻らないようだ。