ブッチーとの試合から3日。紗綾は地下プロレスのリングで今日も戦い続けていた。今日の相手は残酷アイドルとしても知られる、恵美である。「うふふ。いらっしゃい、可愛いお嬢さん。今日はたっぷり痛めつけてあげるわ」恵美がいうと、紗綾は、「ふ〜ん。ま、せいぜい頑張って頂戴」と無関心を装って、恵美を挑発した。「このガキ・・・」恵美は不意打ちを掛けようとしたが、レフェリーに止められた。「今に見てろ」恵美はしぶしぶコーナーに戻った。
カァァーン!
ゴングが鳴った。恵美が先制攻撃を仕掛けてきた。「うらっ」恵美は紗綾の首にチョップを叩き込んだ。ビシッ!バシッ!「痛っ!痛い!」思わず悲鳴を上げる紗綾。首を押さえて座り込んでしまった。「まだまだこれからだ」恵美はチョップを止めると、紗綾の髪を掴んで立たせ、紗綾の股間に膝蹴りを見舞った。「ふぎぃ・・・」股間を押さえ、蹲る紗綾。最早、恵美の勝利目前と思われた。しかし、「はぎゃぁ!」突然、恵美が悲鳴をあげた。紗綾が、どさくさ紛れに、恵美の股間にローブローを叩き込んでいたのである。「うぅ・・・」悶絶する恵美。「よくもやったな」言ったのは紗綾だった。恵美が顔を上げると、紗綾が両手を腰に当て、股を開いて目の前に立っていた。「オリャ」紗綾は、恵美の髪を掴むと、ニーリフトを顔に見舞った。「ぎゃぁ!」顔を押さえて転げまわる恵美。紗綾は勝ち誇ったような表情を浮かべていた。しかし、それが逆に恵美の心に火を付けた。「この、ガキ!」恵美は突進すると、紗綾の腹部にドロップキックを命中させた。「ふぐっ・・・」腹部への攻撃に悶絶する紗綾。小学生にしては、随分と腹筋が鍛えられている。「よ・く・もやった・・な」腹痛を堪えながら、紗綾が言う。「ふん、生意気なのが悪いんじゃないの」恵美は最早、残虐アイドルへと変貌していた。そして、止めをさそうと、紗綾に近寄った瞬間、「きゃ!」突然悲鳴をあげる恵美。紗綾のハイキックが炸裂したのである。「げほ、き、さま」如何に小学生の蹴りとはいえ、当たれば相当なダメージがある。「さっきのお返しだ!」そう叫ぶと、紗綾は仰向けに倒れた恵美の両足を掴むと、股を開いて電気アンマを極めていった。「ひぃぃぃ〜!!お願い、やめて〜!」恵美の叫びを無視して、紗綾は電気アンマを続けた。そればかりか「うるさい。もっと痛めつけてやる」そう言うと、紗綾は恵美の股間を一層強く踏んづけた。「ひぃぃぃ!」恵美は長時間の電気アンマに耐え切れなくなり、遂に失神した。失禁もしていた。「思い知ったか。このオバハン!」紗綾は暴言を吐き捨てて控え室に戻ったが、恵美の方は、失神していた為、自分が失禁した事も、暴言を浴びせられたことも、分からず仕舞いであった

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