アメリカに向かう飛行機の中・・・。
今回は仕事で海外に行くことになったが、いつもながらの事だが長時間このシートに座っていくと言うの苦痛だった。
客室乗務員、少し前ならスッチーと呼ばれる女達。
こんな女たちが日本の女子プロレスにでもデビューしてくれれば何て、違う趣味の事を頭の中で妄想している自分に驚いていたが、知らない間に俺は眠りに就いていた・・・。
何時間寝たのであろう、ついにアメリカの地に到着するのであった・・・。
待ち合わせの時間までには時間があったので、空港の入国審査を終えると本屋に立ち寄った。
それにしてもアメリカのプロレス、それも興味のあったのは女子プロレスだが日本と明らかに違うように思えた。
金髪にあまり興味はないが、明らかに美形が揃っているアメリカの女子マット事情。
だが、そんな事も仕事で来ている為に忘れようとしていた・・・。
数日間仕事に熱中していたある日、仕事相手の白人からある誘いを受けた。
その誘いとは、アメリカでは色々なジャンルの見せ物があると言うが、その中でも残酷さがある地下プロレスがあると言う。
男同士の殺伐としたものなら断ろうと思っていたが、それが女子限定と聞いて興味を出した。
その仕事相手が連れて行ってくれると言う場所は、アンダーグランドのイベントらしく他言は無用との事で、見知らぬ場所から会場に入ると言うものと、そこでのショーは法律にも引っかかるからその辺はうるさいと説明してくれた。
無論、カメラやカメラ付き携帯カメラも持っていくことは出来ず、あらゆるその場所での事を持ち帰らないように念を押された。

薄暗いナイトクラブと言った感じであろうか。広いフロアの中の中央には金網に囲まれたリングがあった。
アメリカだとナイトクラブやショーパブでは泥レスやオイルレスリング、所謂キャットファイトと呼ばれるショーがあると聞いたが、この金網リングはしっかりと作られているものだし、泥レスなどと同様に考えてはいけなと思うと、説明があった・・・。
その白人が言うには、普通のキャットファイトよりも更に過激な試合を見たい者が集まって出来た所で、金網マッチにしたのは試合が始まって逃げだそうとする者を逃がさないためと言う事だった。

(まさか・・・・そこまでは・・・・)

所詮はショーだろうと思ってリングを見ていると、私達のテーブルにもバニーガール風のコスチュームの金髪女性がお国柄だけあってバドワイザーのビールを置いてくれた。
まずは乾いた喉をバドワイザーで潤すが、日本のビールと違いあまり美味くない・・・。
だが、そんな事は構わずその試合が始まるのを待った・・・。

すると、金網リングに入る金髪の少女が見えた。
身長は160pより低いように見える少女で、年齢も15〜17くらいでないかと思った。
白人の少女の年齢は分かりづらかったが、白いワンピース水着に包まれた美少女だから何でもいいと思っていたが、対戦相手が姿を現さなかった。
早くも会場内が異様な雰囲気に包み込まれていくが、その中を金網リングに向かっていったのが100s以上は一目見てあると思える巨漢レスラーだった。
覆面をした巨漢レスラーは、女子選手ではないようであったが、肌の色から黒人のようだった。
早くも恐怖心からか、コーナーで怯える様子の金髪の少女。

カァーン

いきなりゴングが鳴らされると、もう会場内からは大歓声がおきて何が何だか分からなくなってしまったが、せっかくだからと必死に金網のリングの中に注目した。
リングの中では、金髪少女がコーナーに追いつめられていると、その少女目掛けて巨漢レスラーが突進していくと、早くもコーナーに押しつけるように圧殺刑にしていった。
完全に押しつぶされてしまった少女。早くも表情は泣き顔に近かった。
悲鳴をあげているように見えるが、大きな歓声に掻き消されてしまって聞こえてこない。しかし少女の痛々しさは見ているだけで十分伝ってきた。
コーナーに押し込められた美少女だったが、必死に逃れようとしていると、偶然に蹴りが相手の黒人選手に当たったように見えた。
黒人選手は股間を押さえて座り込むと、美少女は金網に近づくと助けを求めるように叫んでいたが、誰も止める者は居ないし、逆に座り込む黒人選手に期待して歓声が上がっていた。
すると、遂に立ち上がった黒人選手が美少女の金髪を鷲掴みにすると、一気に金網に顔面から叩き付けていった。

ガシャーン・・・

金網に叩き付けられるのと同時に美少女が泣き叫んでいった。
マットに四つん這いになって顔を押さえていると、今度は下から蹴り上げるようにお腹を責めていく。

グシャ・・・

その一撃に口から勢い良く反吐を吐き散らす金髪の美少女。
正直、こんなシーンは初めてだったので驚きを隠せなかったが、会場内の観客たちは止めろと言う訳でもなく、異常な興奮状態になっていった。
もう抵抗も出来ない美少女の両足首を掴むと、その黒人選手は逆さ吊り状態にしていった。
両手をダラリとする美少女は目は虚ろな感じになって、口から涎を垂れ流していた。
これは試合も止められるだろうと思って見ていたが、美少女は無惨にも金網に何度も叩き付けられると、半失神状態になってから水着を剥ぎ取られて全裸にされていった。
これには観客たちが興奮して大歓声がおきていくと、黒人選手も興奮したのか剥ぎ取った水着を投げてから、美少女をコーナーに投げ飛ばしてから、力なく前のめりに倒れ込んだ所を、股間への強烈な爪先蹴りを美少女の大事な部分に叩き込むと、その残忍な一撃に白目を剥いて失神してしまった金髪の美少女をヒップを踏み付けてポーズを取るのであった。

カンカンカンカン・・・

ここでゴングが打ち鳴らされて試合は終了となっていった。
リング上では美少女が身体を小刻みに痙攣させていたが、蹴りこまれた股間からは黄色い異臭を放つ液体を流していた。

こんなショーがアメリカにあるとは・・・正直驚きであったが、また滞在している間に足を運ぼうと、内心は思う自分がいた・・・。

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